北見市民ホール管理業務仕様書
北見市民ホール(以下「市民ホール」という。)の指定管理者が行う業務の内容及びその範囲等 は、この仕様書による。 1.趣 旨 本仕様書は、市民ホールの指定管理者が行う業務の内容及び履行方法について定めることを目 的とする。 2.施設の管理に関する基本的な考え方 市民ホールを管理運営するにあたり、次に掲げる項目に沿って行うこと。 (1)指定管理者は、公の施設の管理に関する期限を市から委託され、これを執行する者である という指定管理者制度の本質を踏まえた責任感と主体性をもった管理運営を行うこと。 (2)市民の生活、文化の向上と福祉の増進を図るという市民ホールの設置趣旨に基づき、管理 運営を行うこと。 (3)地域住民や利用者の立場に立った管理運営を行うこと。 (4)個人情報の保護を徹底すること。 (5)効率的な管理運営を行うこと。 (6)管理運営費の削減に努めること。 3.施設の概要 (1)北見市民会館 施設の名称 北見市民会館 施設の所在地 北見市常盤町2丁目1番10号 施設の設置目的 市民の生活、文化の向上と福祉の増進を図ることを目的として設置する。 建物の概要 (構造等) 建物構造 : 鉄筋コンクリート一部4階建 敷地面積 : 14,972.67㎡ 延床面積 : 6,002.06㎡ 1階 大ホール(1,323 席)、小ホール(250 席)、ホワイエ、 会議室(1~6号室)、実習室、事務室、応接室、給湯室、 授乳室、機械室、シャワー室、楽屋、警備員室 2階 会議室(7号室)、楽屋 共用 部分 玄関、ロビー、廊下、階段、トイレ(2)北見芸術文化ホール 施設の名称 北見芸術文化ホール 施設の所在地 北見市泉町1丁目3番22号 施設の設置目的 市民の生活、文化の向上と福祉の増進を図ることを目的として設置する。 建物の概要 (構造等) 建物構造 : 鉄筋コンクリート造一部5階建 敷地面積 : 7,256.62㎡ 延床面積 : 7,619.01㎡ 1階 会議室、リハーサル室、楽屋、事務室、談話室、 ミーティングルーム、ラウンジ、生涯学習コーナー、 視聴覚室、託児室、警備員室、清掃員室、倉庫 2階 中ホール(420 席)、音楽ホール(576 席)、 ホワイエ、ビュッフェ、大練習室、中練習室、 小練習室、和室、茶室、給湯室、ラウンジ 3階 機械室 4階 スタジオ 5階 多目的室 共用 部分 玄関、ロビー、廊下、階段、トイレ、エレベーター 4.開館時間 午前9時から午後10時まで 5.休館日 北見市民会館 ・火曜日 ・12月28日から翌年の1月5日まで 北見芸術文化ホール ・月曜日 ・12月28日から翌年の1月5日まで 6.指定期間 平成28年4月1日から平成33年3月31日まで
7.法令等の遵守 市民ホールの管理にあたっては、本仕様書のほか次の各号に掲げる法令に基づかなければなら ない。 (1)地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項 (2)北見市民ホール条例(平成18年北見市条例第208号。以下「条例」という。) (3)北見市民ホール管理規則(平成18年北見市教育委員会規則第59号。以下「規則」とい う。) ※ 本指定期間中に前記法令に改正があった場合は、改正された内容を仕様とする。 8.業務内容 (1)職員の配置等に関すること。 ア.職員の配置は、午前8時45分から午後10時30分までとする。 イ.施設ごとに管理運営責任者及び副責任者各1人を配置すること。 ウ.午前9時から午後5時までは管理運営責任者又は副責任者を必ず配置すること。 (2)市民ホールの利用に関すること。 ア.利用許可に関すること。(条例第8条) ※ 利用申請の受付、利用許可等の業務は、開館時間内において常時行うものとする。 イ.利用の制限に関すること。(条例第9条) ウ.利用許可の取り消し等に関すること。(条例第10条) エ.利用料金に関すること。(条例第11条・第12条) ※ 利用料金の収受等の業務は、開館時間内において常時行うものとする。 オ.販売行為等の禁止に関すること。(条例第15条) カ.原状回復に関すること。(条例第16条) キ.利用者の苦情・意見等への対応に関すること。 ※ 利用者の立場に配慮して、誠実かつ速やかに対応すること。また、適宜北見市(以下 「市」という。)と協議のうえ対応すること。 ク.利用者の統計記録に関すること。 ※ 施設管理統合システムを適切に使用し、利用者の統計記録を適切に管理すること。 ケ.ホームページの作成に関すること。 ※ 施設概要、利用料金、行事予定、アクセス方法その他利用者に有用な情報を正確に提 供すること。常に最新の情報を提供すること。 コ.前各号の付随的業務に関すること。 (3)自主事業に関すること。 ア.指定管理者は、施設の利用拡大を効果的に達成するため、本施設を活用しイベントなど の自主事業を実施することができる。なお、実施に当たっては市の承認が必要となる。 イ.自主事業を実施する際には、利用者のニーズ、各年齢層や世代間交流を考慮すること。 ウ.自主事業の実施により得た収入は指定管理者に帰属する。なお、実施に要する経費は基 準管理費には含まれない。 エ.市が適当でないと判断する場合は、事業の実施を承認しないことがある。 オ.自主事業が、本来業務(指定管理業務)に支障を与えていると判断される場合は、自主 事業の改善、中止等を命じる場合がある。
(4)市民ホールの施設及び設備の維持管理に関すること。(条例第4条) ア.施設利用者が安全かつ快適に利用できる施設の秩序維持管理、入館の制限等、衛生的環 境の確保、火災・盗難など事故・事件の未然予防等施設の維持及び管理。 また、災害等事故・事件の際は、開閉館時(夜間を含め)を通じ、指定管理者において 必要な初動措置を行うとともに、市・警察・消防等の関係機関に通報すること。 イ.施設の適正な運営のため、指定管理者は以下の設備等に関する保守管理を行うこと。 ① 清掃、各設備(消防設備、電気設備、空調設備、舞台設備(吊物・調光・音響)、 機械設備等)の巡視点検等の保守管理、小破修繕。 ② 駐車場(市民会館第1・第2駐車場及び芸術文化ホール東側駐車場)の管理に関する こと。 ③ 冬期間に適切な除雪を行うこと。 ウ.管理保守点検等業務に係る詳細は別表1のとおりとし、電気設備の保安に関する市と指 定管理者の業務区分は別表2とする。 (5)職員の管理に関すること。 職員管理については、就業・給与等など労働基準法等の関係法令を遵守すること。 (6)緊急時対策、防犯・防災対策に関すること。 ① 緊急時対策、防犯・防災対策について、マニュアルを作成し、職員に指導を行うこと。 ② 個人情報保護体制をとり、職員に周知、徹底を図ること。 ③ 緊急連絡体制について、協定を締結する際に提出するとともに、変更が生じた場合 には速やかに報告すること。 ※緊急連絡体制については、夜間・休日等の緊急連絡先、緊急時の対応体制・責任者等 を規定すること。 (7)前各号に付随する業務 9.経費等について (1)予算の執行 ア.年間の運営は、申請団体からの予算提案額に基づき協定書で定めた各施設の予算の各費 目の金額以内で執行すること。ただし、市と協議のうえ流用することができる。 イ.小破修繕料は、1件200千円未満を対象とする。 (2)経理規程 指定管理者は経理規程を策定し、これに基づき経理事務を行うこと。 (3)立入検査について 市は必要に応じて、施設、物品、各種帳簿等の現地検査を行うこととする。 (4)翌年度の利用にかかる利用料金徴収について 翌年度の施設利用等にかかる施設利用料金を現年度中に納付受領した場合、現年度では 預かり金として扱い、翌年度の会計に引継ぐこととする。 また、預かり金の引継ぎにおいて、納付受領した当年度の指定管理者と翌年度の指定管 理者が異なる場合は、新旧指定管理者間で引継書を取り交わし、市が引継ぎ内容について 確認した後、新旧指定管理者間で預かり金の受け渡しを行うこととする。
10.事業報告・業務の調査 (1)事業報告 指定管理者は、毎月及び毎年度終了後、管理業務等に係る事業報告書を作成し、市に提出 しなければならない。 ア.事業報告書の提出期限 月次報告 翌月10日まで 年次報告 翌年度5月30日まで イ.事業報告書の内容 月次報告 ① 当該月の各室の利用状況 ② 当該月の各室の利用料金の収入状況(調定日・利用日ベース) ③ 当該月の各種事業の実施状況 ④ 修繕状況 ⑤ 苦情・意見とその対応 ⑥ その他 年次報告 ① 当該年度の管理業務等の実施状況報告(各種事業の実施状況、各室の利用状況、 利用料金の収入状況等) ② 当該年度の管理等に係る収支決算書 ③ 当該年度の団体の経営状況を説明する書類(収支(損益)計算書、貸借対照表、 財産目録等) (2)業務に係る調査・指示 市は、施設管理の適正を期するため、指定管理者に対して管理業務等について必要に応じ、 業務内容又は経理の状況に関する報告を求め、実地に調査し又は必要な指示をすることがで きる。 11.物品の帰属等 (1)市が指定管理者に対して委託代金により物品を購入させるときは、購入後の物品は市に帰 属するものとする。 (2)指定管理者は、北見市財務規則(平成18年北見市規則第66号)に定められた備品整理 簿を備えてその保管に係る物品を整理し、購入及び廃棄等の異動について定期的に市に報告 しなければならない。 12.備品物品等 備え付けの備品物品等は別途提示する。 13.業務を実施するにあたっての注意事項 業務を実施するにあたっては、次の各項目に留意して円滑に実施すること。 (1)公の施設であることを常に念頭において、公平な運営を行うこととし、特定の団体等に有 利あるいは不利になる運営をしないこと。 (2)市内にある他の施設との連携を図った運営を行うこと。 (3)指定管理者が、施設の管理運営に係る各種規程・要綱等を作成する場合は、市と協議を行 うこと。
(4)各種規程等がない場合は、市の諸規程に準じて、あるいはその精神に基づき業務を実施す ること。 (5)別に定める予算については、財政の状況により金額が変更となる場合があること。 (6)その他、仕様書に記載のない事項については市と協議を行うこと。 別表1 北見市民ホール管理保守点検等業務 項 目 必要管理項目 頻 度 特記事項 日常清掃 日常的に 整理・整頓等 毎日 市 民 会 館 授 乳 室 は 特 に 清 潔 に 保 つ こ と。 市民会館特別清掃 定期的な清掃 ボイラー・エアコン・蛍光灯等:年1回 絨毯クリーニング・排水設備等:年3回 ガラス清掃等:年2回 芸術文化ホール 特別清掃 定期的な清掃 床清掃(ワックス):年9回以上 カーペット清掃:年3回以上 消防設備 日常保守管理 毎日 定期点検 年2回以上 害虫駆除 日常保守管理 毎日 定期点検 年3回以上 植栽管理 日常保守管理 必要に応じて随時 除草・剪定 必要に応じて随時 機械警備 日常保守管理 毎日 定期点検 必要に応じて 設備総合巡視点検 日常保守管理 毎日 定期点検 必要に応じて 小破損修繕 照明装置の 維持・交換 必要に応じて随時 その他設備の 修繕 必要に応じて随時
別表2 電気設備の保安に関する業務区分 指 定 管 理 者 (みなし設置者) ・保安規定の届出 ・電気主任技術者の専任及び外部委託関係 ・報告徴収の対応 ・立入検査の対応 ・事故報告 北 見 市 ( 設 置 者 ) ・保安規定の策定 ・工事計画届出、使用前安全管理検査対応 ・報告徴収の対応 ・立入検査の対応 ・事故報告 ・公害防止に関する届出 ・発電所出力変更、廃止の報告 ・上記の他ここに記載されていない電気工作物に係る業務