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「事業継続マネジメントによる高信頼性組織の構築」

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(1)

事業継続マネジメントによる

高信頼性組織の構築

~危機の時代を乗り越える組織能力強化手法~

事業継続マネジメントによる

高信頼性組織の構築

~危機の時代を乗り越える組織能力強化手法~

2009年11月24日

株式会社富士通総研

BCM事業部長 伊藤 毅

富士通総研フォーラム2009

(2)

Copyright 2009 FUJITSU LIMITED & FUJITSU RESERCH INSTITUTE

1. 事業継続マネジメントの重要性

2. 事業継続マネジメントの課題

3. 新型インフルエンザ対応に見る企業危機管理

4. 危機管理能力のさらなる向上にむけて

5. 成長の原動力としての事業継続マネジメント

1

1

目 次

(3)

1.

(4)

Copyright 2009 FUJITSU LIMITED & FUJITSU RESERCH INSTITUTE

企業における危機対応の全体像

企業における危機対応の全体像

時間経過

売上・

▼暫定復旧 ▼完全復旧

リスクの顕在化

を未然に防ぐ

リスクの顕在化

を未然に防ぐ

重要業務を早期

に復旧させる

重要業務を早期

に復旧させる

危機

発生

事業継続マネジメントの対象領域

事業継続マネジメントの対象領域

リスク管理の対象領域

リスク管理の対象領域

3

(5)

„事業継続計画(Business Continuity Plan)

„

事業継続を実現するための計画

不測の事態発生時

にも、組織の重要な事業を

必要

な時間内に

再開・継続する為に必要とされる、発生

時の行動や必要な事前対策の内容を定めた計画

(あるいは計画文書)

„事業継続マネジメント

(Business Continuity Management)

„

事業継続計画を実行管理する為の経営管理手法

• 事業継続計画(BCP)において定められた対策や教

育・訓練を確実に実行及び評価し、

BCPを継続的に

改善し維持管理

する為の経営管理プロセス

BCP・BCMとは

BCP・BCMとは

(6)

Copyright 2009 FUJITSU LIMITED & FUJITSU RESERCH INSTITUTE

5

行動

計画書

作成

対策

実施

評価

改善

教育

訓練

最適化

ビジネス

影響度分析

リスク分析

事業継続戦略の

事業継続戦略の策定

対策の実施と訓練による改善

BCMの実施プロセス

BCMの実施プロセス

事業継続マネジメントシステム(BCMS)

5

(7)

市場からの要請(富士通の例)

市場からの要請(富士通の例)

12件

„

主要事業所や設備が完全に無くなっ

た場合、どの様に事業を継続するか

の戦略を明確化してください。

„

以下の項目について列挙してください。

①代替事業所の有無

②主要事業所からの距離

③代替事業所での資源調達方法

④指揮系統及び通信方法

„

災害発生から重要業務の復旧までど

れくらいの時間を想定していますか?

„

直近の訓練日時と訓練結果

„

最新のテスト結果の写しを見積もりに

添付してください。

アンケート調査項目(例)

32件

82件

232件

2006年

2007年

2008年

2009年

顧客アンケートの

調査件数は、

毎年倍増している。

顧客から富士通

に寄せられる調査

件数は毎年倍増

(8)

Copyright 2009 FUJITSU LIMITED & FUJITSU RESERCH INSTITUTE

標準規格の状況

英国規格:BS25999

„

2007年11月にBSIが認証規格をリリース

„

日本国内では2008年初頭より認証審査開始

富士通保守サービス事業が2008年4月に

国内初認証取得

„

IT継続性規格BS25777も2008年12月に発行

ISO化の動向(2011年以降)

„

要求事項ISO22301を開発中であり、第三者

認証も開始の見込み

7

(9)

2.

(10)

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9

事業継続マネジメントの運用フェーズ

事業継続マネジメントの運用フェーズ

気づき

体制

整備

戦略

策定

行動計画

の策定

訓練

による

検証

見直し

改善

現場

定着化

管理

統合化

(ERM)

1年目

2~3年目

3~5年目

ほとんどの日本

企業はこの段階

事業継続計画策定

事業継続マネジメントの運用

BCMにおいては、策定より運用にかかる負荷の方がはるかに大きい。

9

(11)

BCM文書の構成例

BCM文書の構成例

教育

訓練

行動

計画書

作成

対策

実施

評価

改善

ギャップ

分析

BIA

リスク分析

事業

継続戦略の決定

事業継続戦略要件書

事業継続マネジメント計画書

内容

BIA結果・リスク分析

結果・事業継続戦略

作成

更新

BCM責任者

BCM事務局

管理

内容

発災時における役割毎

の具体的な行動手順

作成

更新

現場担当者が作成及び

更新を行い、BCM責任

者が承認

管理

現場担当者が保有

内容

対策計画・教育訓練

計画・更新改善計画

作成

更新

BCM責任者

BCM事務局

管理

緊急時対応

手順書

業務継続

手順書

情報システム

復旧手順書

(12)

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11

11

BCPの実効性と運用性の関係

BCPの実効性と運用性の関係

BCPの運用負荷

„具体的かつポイントの

絞られた行動(5W1H)の

記述がある。

„文書が構造化されており、

メンテナンスが容易

„具体的かつポイントの

絞られた行動(5W1H)の

記述がある。

„文書が構造化されており、

メンテナンスが容易

„具体的かつ極めて詳細な

行動の記述(5W1H)がある。

„文書量が多く、文書構造が

複雑で、メンテナンス負荷

が大きい。

„具体的かつ極めて詳細な

行動の記述(5W1H)がある。

„文書量が多く、文書構造が

複雑で、メンテナンス負荷

が大きい。

„ 具体的な行動(5W1H)の

記述が無い。

„ 極めて簡易な形式のみを

意識した文書構造

„ 具体的な行動(5W1H)の

記述が無い。

„ 極めて簡易な形式のみを

意識した文書構造

„情報量は多いが、具体的な

行動に関する記述に欠ける。

„既存文書の継ぎはぎで構

成され、メンテナンス負荷大

„情報量は多いが、具体的な

行動に関する記述に欠ける。

„既存文書の継ぎはぎで構

成され、メンテナンス負荷大

理想的

なBCP

有りがち

なBCP

使えない

BCP

使えない

BCP

11

(13)

計画書作成の目的化

計画書作成の目的化

計画書の詳細化は、柔軟性の低下と運用

負荷の増大を招く

計画書の詳細化は、柔軟性の低下と運用

負荷の増大を招く

„運用管理の体制と役割の明確化

„メンテナンス性を意識した構造化された文書

„教育訓練による組織の対応能力の向上

„運用管理の体制と役割の明確化

„メンテナンス性を意識した構造化された文書

„教育訓練による組織の対応能力の向上

運用性

詳細化

トレードオフ

柔軟性

(14)

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13

13

3.

3.

新型インフルエンザ対応に

新型インフルエンザ対応に

見る企業危機管理

見る企業危機管理

13

(15)

パンデミック(H1N1)2009の特徴

パンデミック(H1N1)2009の特徴

„

弱毒型(ウイルスが主に呼吸器細胞で増殖)

„

致死率0.045%(ハーバード大学の報告)

„

季節性インフルエンザと同等の危険性

„

患者年齢 中央値12~20歳

„

潜伏期 1~7日(中央値3~4日)

„

感染率 日本 2.0~2.6

„

感染経路は飛沫・接触(空気感染は不明)

(16)

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パンデミック(H1N1)2009の今後

パンデミック(H1N1)2009の今後

„

すでに世界規模での蔓延状態であり、日本国内

でも600万人規模の感染が発生している。

今後さらに感染者は拡大する見込み。

„

今後強毒型に変異する具体的な根拠は無い。

ただし、H5N1型鳥インフルエンザウイルス等

との遺伝子再集合等による強毒型への変異の

可能性はある。

„

WHOの新型インフル対策担当医務官の6月11日

コメント 「3年程度は続く」⇒長期戦に備える。

15

(17)

国名

2005

2006

2007

2008

2009

Total

発症

死亡

発症

死亡

発症

死亡

発症

死亡

発症 死亡

発症

死亡

カンボジア

4

4

2

2

1

1

1

0

0

0

8

7

中国

8

5

13

8

5

3

4

4

7

4

38

25

エジプト

0

0

18

10

25

9

8

4

36

4

78

27

インドネシア

20

13

55

45

42

37

24

20

0

0

141

115

タイ

5

2

3

3

0

0

0

0

0

0

25

17

トルコ

0

0

12

4

0

0

0

0

0

0

12

4

ベトナム

61

19

0

0

8

5

6

5

4

4

111

56

その他

l

0

0

12

7

7

4

1

0

0

0

20

11

98

43

115

79

88

59

44

33

47

12

442

262

鳥インフルエンザ(H5N1)の現状

(9月24日現在)

鳥インフルエンザ(H5N1)の現状

(9月24日現在)

(18)

Copyright 2009 FUJITSU LIMITED & FUJITSU RESERCH INSTITUTE

想定外の新型インフルエンザ

想定外の新型インフルエンザ

想 定

実 際

ウイルス

由来

鳥インフルエンザ

ウイルス由来の

H5N1ウイルス

ブタインフルエンザ

ウイルス由来の

A(H1N1)ウイルス

社会へ

の影響

非常に深刻な影響

致死率2%~

スペイン風邪相当

(全世界で2000~

5000万人が死亡)

さまざまな影響

致死率は0.05%以下

感染者はハイティーン

に偏りあり

発生

地域

東南アジア

メキシコ

~米国

17

17

(19)

各企業の対応

各企業の対応

企業の実状

企業の実状

„

使えない行動計画

„

正確な情報収集と分析に混乱

„

柔軟な対応力の有無で大きな差

„

想定はH5N1

(高リスク)

„

ただし、発生時点では企業の

約70%

には行動計画さえなかった。

既存の

行動計画

既存の

行動計画

今回の新型インフルエンザ

今回の新型インフルエンザ

„

H1N1(

低リスク)

が発生

„

抗ウイルス剤は有効

„

ハイティーンに感染が集中

(20)

Copyright 2009 FUJITSU LIMITED & FUJITSU RESERCH INSTITUTE

企業の対応の特長(富士通の例)

企業の対応の特長(富士通の例)

„

事業継続に影響する大きな被害は発生して

いない(弱毒性のため)

„

若年層社員における感染の拡大が顕著

(新人研修や教育における集団感染例など)

„

企業間の情報交換により、レベル感を合わせた

対策行動を実施している

„

長期化による対策本部の疲弊、組織全体の

モチベーション低下への対応が課題

„

ウイルスの危険性等の状況に応じた計画が必要

との認識が高まっている

19

19

(21)

状況に合わせた対応力(臨機応変)

状況に合わせた対応力(臨機応変)

発生時期

繁忙or閑散期

行政指導

命令or勧告

毒性

高or低

感染力

高or低

発生地域

海外or国内

【常に変化する状況】

【危機対策本部】

予知予測

情報収集

分析

計画

見直し

戦略

決定

社内各部門

社内各部門

状況把握

状況把握

統制

統制

(22)

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4.

4.

危機管理能力のさらなる

危機管理能力のさらなる

向上にむけて

向上にむけて

21

21

(23)

危機に敏感な組織文化

危機管理に必要な要素

危機管理に必要な要素

危機対応体制(役割分担・権限委譲の明確化)

危機対応体制(役割分担・権限委譲の明確化)

危機対応方法(行動手順)

危機対応方法(行動手順)

予兆感知時のエスカレーションルール

予兆感知時のエスカレーションルール

情報の収集方法と分析共有ルール

情報の収集方法と分析共有ルール

ルール

構成員の役割の理解と実行能力

構成員の役割の理解と実行能力

リーダシップ(判断能力とコミュニケーション能力)

リーダシップ(判断能力とコミュニケーション能力)

状況に応じた対応最適化のインテリジェンス

状況に応じた対応最適化のインテリジェンス

予兆感知能力(ヒヤリハット・危機発展の想像力)

予兆感知能力(ヒヤリハット・危機発展の想像力)

スキル

(24)

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訓練による経験知への変換

訓練による経験知への変換

既存ルール

過去の事例

既存ルール

過去の事例

経験として

の習得

経験として

の習得

訓練による

知識の物語化

訓練による

知識の物語化

知識・ルールは物語(状況の進行プロセス)に

より経験として習得され、応用可能なものとなる。

知識・ルールは物語(状況の進行プロセス)に

より経験として習得され、応用可能なものとなる。

23

(25)

シナリオ例

シナリオ例

„

2009年○月○日

東京都内にあるデータセンタのインフラ運用

担当者より、昨日より発熱し、新型インフル

エンザ感染の疑いが濃厚であるとの連絡が

入った。当該担当者は昨日までデータセンタ

にて勤務していた。

(26)

Copyright 2009 FUJITSU LIMITED & FUJITSU RESERCH INSTITUTE

シナリオ例

シナリオ例

„

2009年○月○日

東京都内の本社経営企画部員が昨日より

発熱し、新型インフルエンザ感染の疑いが

濃厚であるとの連絡が自宅より入った。

当該担当者は昨日まで本社に勤務しており、

役員会議に事務局として出席していた。

25

25

(27)

公衆衛生上必要な対応

公衆衛生上必要な対応

„

本人に対しては、医療機関の受診及び症状

が消えてから10日間の自宅待機を指示

„

濃厚接触者(同一フロアでの近隣在籍者及

び会議などによる同席者)を特定し、体調確

認及び帰宅・自宅待機7日間を指示

業務停止の深刻な危機が発生

業務停止の深刻な危機が発生

(28)

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業務継続上必要な対応

業務継続上必要な対応

„

事前に重要な業務及び業務に携わる要

を特定

„

重要な要員に対して発生早期の段階から、

感染予防策(テレビ会議・在宅勤務導入

など)を実施

„

発生した場合のシフト交替要員を事前にト

レーニングし、発生早期の段階からシフト勤

務を開始

„

事業所内での行動制限を設けることにより、

濃厚接触者の影響範囲を最小化

27

27

(29)

モックディザスター(災害模擬演習)

モックディザスター(災害模擬演習)

地震発生

z社内は停電に見舞われました。

z固定電話はかからない。

z携帯電話も輻輳しかかりにくい。

z停電の為、テレビは見られない。

(30)

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シミュレーションゲーム

~クライシスルーレット~

シミュレーションゲーム

~クライシスルーレット~

脅威

1 地震 2 新型インフルエンザ(強毒性) 3 噴火 4 主力製品に不具合発生 5 優秀な社員の流出 6 市民による暴動・不買運動 7 Winnyで顧客情報が流出 8 サイバー攻撃 9 為替変動(急激な円高が発生) 10 爆発テロ

いつ?

どこで?

何が?

場所

※脅威に合わせる

1 関東全域 2 関西全域 3 サンフランシスコ 4 国内製造工場A 5 国内製造工場B 6 海外製造工場C 7 海外製造工場D 8 国内物流センターE 9 海外物流センターF 10 国内コールセンターG

時間

1

営業時間

2 夜間(営業時間外) 3 祝日(営業時間外)

■ビジネスへの影響は?

■影響が発生した原因(脆弱性)は?

■どうすれば影響を最小限に抑えられたか?

29

(31)

5.

5.

成長の原動力としての

成長の原動力としての

事業継続マネジメント

(32)

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経営者の意識 =いままで=

経営者の意識 =いままで=

リスク抽出と重み付け(可視化)が中心

低いモチベーション(やらされてる感)

説明責任を果たすレベル(世間並み・ガ

イドライン準拠)の必要最小限の取組み

リスク情報開示要求・規制(J-SOX対応)

などコンプライアンス面からの取組要求

31

(33)

危機対応は成功と失敗の分かれ道

危機対応は成功と失敗の分かれ道

危機

地震

火災

新型

インフル

IT障害

M&A

法令

違反

市場

変化

情報

漏洩

品質

不良

規制

強化

国際

紛争

取引先

倒産

オペ

ミス

テロ

風評

被害

(34)

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イノベーションの種類と必要とされる危機管理

イノベーションの種類と必要とされる危機管理

イノベーション

特 徴

危機管理

持続的

【従来】

„

既存製品の改良を

連続的かつ累積的

に推進

„

対象市場や活動領

域が明確

„

想定された事象に対す

る事前の備えが中心

„

リスク管理による予防的

な対応が効果的

破壊的

【今後】

„

従来価値を破壊し

た新しい価値への

パラダイムシフト

„

対象市場や事業領

域に不確定要素が

多く予測困難

„

リスク管理による予防的

対応のみでは限界

„

危機に立ち向かう勇気

と、組織的・人的な危機

対応能力の強化が重要

33

(35)

継続的改善活動

戦略・対策・対応能力の見直しと継続的改善

危機対応能力強化は成長への投資

危機対応能力強化は成長への投資

事業継続戦略

何を(重要業務)/いつまでに(目標復旧時間)

/どのようにして(復旧継続方法)

事前リスク対策

経営資源への予防対策

と継続対策の実施

危機対応能力

体制・役割分担の明確化

訓練実施による能力向上

人間

技術

コストから投資へ

コストから投資へ

(36)

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これからの事業継続マネジメント

これからの事業継続マネジメント

時間の経過

リスクの顕在化

を未然に防ぐ

リスクの顕在化

を未然に防ぐ

重要業務を早期

に復旧させる

重要業務を早期

に復旧させる

【現状】

売上・

機会をとらえ

成長を実現する

機会をとらえ

成長を実現する

危機

(機会)

発生

35

(37)

富士通総研の提供価値

(38)

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富士通の取り組みの基本方針

富士通の取り組みの基本方針

お客様

パブリック活動(標準化活動・普及啓発活動)

専門家

人材

実践的

技法

富士通総研

富士通

策定支援

実践経験

製品サービスの安定的な供給

実践的なコンサルサービス

実践経験に基づく普及啓発・標準化活動への貢献

富士通総研では富士通グループのBCM構築ならびに運用支援をリファレンスモデルに、様々な

業種のお客様に向け、実践的なコンサルティングサービスを提供しています。

主要なプロダクト・サービス

における事業継続能力強化

37

37

(39)

コンサルティング実績

(2006年4月以降:70社以上)

コンサルティング実績

(2006年4月以降:70社以上)

業種

件数

内容(一部)

製造

27社

大手電機メーカBCP策定コンサルティング

大手産業用ガス会社IT部門BCP策定コンサルティング

中堅電子部品メーカBCP策定コンサルティング

大手生活機器メーカBCP策定コンサルティング

中堅家電製造メーカBCP策定コンサルティング

自動車部品メーカBCP策定コンサルティング他

流通

7社

大手飲料メーカIT部門BCP策定コンサルティング

大手飲料メーカ新型インフルエンザ対応計画策定コンサルティング

大手飲料メーカBCP策定コンサルティング他

化学

6社

大手化学系メーカBCP策定コンサルティング

大手化学系メーカ訓練計画策定コンサルティング

大手化学系メーカ新型インフルエンザ対応計画策定コンサルティング

大手化学系メーカ業務BCP策定コンサルティング他

電力・ガス

10社

A電力会社IT部門BCP策定コンサルティング

B電力会社IT部門BCP策定コンサルティング他

金融

11社

大手証券業IT部門BCP策定コンサルティング

大手証券会社訓練計画策定コンサルティング

大手生命保険会社IT部門BCP策定コンサルティング

大手地方銀行BCP策定コンサルティング他

商社

9社

鉄鋼商社BCP策定コンサルティング

(40)

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富士通総研のBCMコンサルティング

富士通総研のBCMコンサルティング

全社

個別部門(IT部門など)

大企業

中堅~中小

規模企業

大企業~

中堅企業

<IT部門>

IT-BCPコンサルティング

情報システムの事業継続性現状分析

から訓練計画策定、復旧手順策定まで

含むコンサルティングサービス

教育訓練サービス

富士通総研の教育訓練企画運営手法ABCEMに基づき、お客様の組織におけるBCMの推進状況(成熟度)に応じた

最適な教育訓練を提案し、BCMへの気付きから運用の評価改善までを支援するサービス

※BCM入門講座、BCP策定講座、モックディザスターエクササイズ(災害模擬演習)、e-ラーニング、ウォークスルー、総合実働演習、 テーブルトップエクササイズ、ファンクショナルエクササイズ等

BS25999認証取得支援サービス

英国規格BS25999の認証取得に向けた事業継続マネジメントの導入・

構築を支援するコンサルティングサービス

BCMコンサルティング

全社ガイドラインの策定からドキュメント策定、教育訓練、評価改善に

いたるまでの 個別コンサルティングサービス

新型インフルエンザ対応計画策定コンサルティング

新型インフルエンザ対応におけるお客様の課題に合わせ、事前の

行動計画やBCPの策定、教育訓練等により、対策を支援

<購買部門>

サプライチェーン

継続性評価サービス

購買部門を対象とした、サプライチェーン

の継続性可視化と、継続性強化の対策

立案コンサルティングサービス

39

新型インフルエンザ対応トータルパック

「新型インフルエンザ行動計画書」の作成から、訓練による計画書の確認・検証までを最短1ヶ月で実施

さらに計画作成後3ヶ月間、経験豊富なコンサルタントがサポート(メールによるQA対応)を実施するサービス

NEW

39

(41)

新型インフルエンザ対応トータルパックの特徴

新型インフルエンザ対応トータルパックの特徴

„

豊富な実績に基づくテンプレートを利用した行動計画の策定

„

作成した行動計画の有効性を訓練で確認

„

経験豊富なコンサルタントによるアドバイス及びQ/A対応

新型インフルエンザ対応に向けた、会社の基本方針、行動手順、事業継続手順の作成から、

訓練による検証までのトータルな対策を、短期間(最短1ヶ月)で実施頂けます。

新型インフルエンザ対応に向けた、会社の基本方針、行動手順、事業継続手順の作成から、

訓練による検証までのトータルな対策を、短期間(最短1ヶ月)で実施頂けます。

„

行動手順書

„

行動計画テンプレート

„

帳票群

„

訓練

„

質問サポート

„

ガイドライン

„

シミュレーション形式の

演習による対応手順の

検証

„

メールによる

質問サポート

(3ヶ月間)

(42)

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CRMate/インフルエンザ罹患情報管理

(富士通提供)

CRMate/インフルエンザ罹患情報管理

(富士通提供)

新型インフルエンザの対策本部では、罹患情報収集や問い合わせ対応に追われ

作業効率化、負荷軽減が急務です。当サービスにて解決が可能です。

お客様のメリット

サービス概要

1)対策本部に罹患情報を管理する

仕組みを早期に構築できる

2)罹患情報の分析、相談履歴管理

等が容易にできる様になる。

特長

1)1週間程度で構築できる

2)罹患状況や相談履歴をDB管理

できる

3)Saas型で提供するため、お客様

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