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万葉集を歌う : 『万葉の歌音楽祭』参加の集約

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〈創作〉

万葉集を歌う

─『万葉の歌音楽祭』参加の集約─

浅 見 吏 郎

1.はじめに 新元号が『令和』と定められ、出典が万葉集巻五の「梅花の歌三十二首并せて序」にある一節、 「時に、初春の令月にして、気淑く風和らぐ。」より引用されたことにより、令和元年はい わゆる万葉ブームとなった。書店には万葉集に関わる書物が並べられ、各地で様々な催し 物が行われた。 万葉集がブームになる以前より、奈良県高取郡明日香村では万葉集をテーマにした音楽 祭が開催されている。「南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館」(以下万葉記念館 と表す)が主催し、明日香村、明日香村教育委員会、国営飛鳥歴史公園が共催する『万葉 の歌音楽祭』である。この音楽祭では、万葉集に収められている歌に、自由に曲を付けて 歌やパフォーマンスを競う。2019 年9月 16 日の第 17 回で最終回を迎えたが、様々なジャ ンルの楽曲を、あすか風舞台で万葉衣装に身を包みながら参加者が歌い上げる情景は、参 加する方としても、また見ている方としても、とても興味深いものであった *1 第 13 回より毎年音楽祭に応募をしてきたが、今年度 2019 年で最終回を迎えるというこ とで、制作した楽曲をまとめる意味を込め、また万葉ブームでもあるということで、この 稿を起こした。楽曲を発表することがこの稿の趣旨となる。本文の後には紙面の関係上メ ロディー譜のみを掲載することとする。また、各楽曲はインターネット上の Youtube に アップロードしてあるので、URL を記しておく。以下、掲載する万葉歌は、『小学館古典 文学全集』によるもので、万葉仮名は省略することとする。 * 1 「あすか風舞台」は、国営飛鳥歴史公園石舞台地区にあり、屋外劇など様々なイベントが開催される場所である。

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2. 万葉集と歌謡 日本書紀によると、推古天皇 20 年(西暦 612 年)に百済人味摩之が 飛鳥の地に伎楽を伝えたとある *2 現在の明日香村豊浦にある向原寺 に、伎楽伝来を顕す石碑があり、 厩戸皇子が桜井の土舞台にて伝承 活動を行った*3(写真1)。この頃よ り日本と朝鮮半島、または中国大 陸の音楽が融合し、万葉の時代が 始まったと考えられる。 この時代の音階は、中国大陸から伝わった「呂音階」であり、万葉集に収められている 歌もこの音階で歌われていたと考えられる。奈良県立万葉文化館(以下万葉文化館と示す) には、大津皇子の和歌「あしひきの 山のしづくに 妹待つと わが立ち濡れし 山のし づくに」(巻第二 -107)を、日本古来風、雅楽風、ラップ風、フォークソング風にアレン ジを行い、聞き比べを体験できるコーナーが設けられている。また、館内常設展ではわら べ歌など生活に密着した歌を取り上げ、万葉時代から現代まで、さらにはアジア諸国で歌 い継がれてきた様々な歌を紹介している。歌謡は古来より生活に密着しており、祝いの歌 や仕事歌など多岐にわたって庶民にも語り継がれている。万葉文化館内には当時の情景を 再現した展示物があり、歌と生活がどの様に繰り広げられてきたのかが分かる。 万葉記念館では、岡本三千代館長による万葉講座や万葉朗唱をはじめ、万葉かるたやイ ラスト・絵画の展示など、万葉集の普及に数多くの活動を行っている。その中の一つとし て、「万葉歌の音楽祭」が開催されていた。 3.参加・応募楽曲 楽曲に使用した万葉歌を記し、それぞれの曲調、制作上のポイントなどを述べる。なお、 和歌の解釈等はここでは行わないものとする。参加曲とは一次審査を通過し、本選会へ進 * 2 向原寺を中心として、明日香村と韓国の扶余市は姉妹都市の関係にあり、現在でも伎楽を通じての交流を 行っているそうである(向原寺住職の話より)。 * 3 厩戸皇子、または聖徳太子と呼ばれる。日本書紀に従い、厩戸皇子と表す。 写真 1 伎楽伝来の碑(明日香村向原寺にて撮影)

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んだ楽曲を指し、応募曲とは一次審査を通過しなかった楽曲を指す。万葉歌はフレーズご とに区切ってある。また冒頭の「 」内は、応募するに当たって付けた曲目である。使用 音源等は、応募段階、または音楽祭参加で実際に使用したものを揚げる。 3.1.第 13 回参加曲(2015 年)  「明日香 ~美しき都へ~」(3分 12 秒)    みもろの 神奈備山に 五百枝さし      しじに生ひたる つがの木の いや継ぎ継ぎに 玉葛      絶ゆることなく ありつつも やまず通はむ 明日香の 古き都は    山高み 川とほしろし 春の日は 山し見がほし 秋の夜は 川しさやけし    朝雲に 鶴は乱れ 夕霧に かはづはさわく      見るごとに 音のみし泣かゆ 古思へば (巻第三 -324  雑歌 山部赤人) 初めて参加するにあたり、舞台となる明日香の 情景が描かれた山部赤人の雑歌を用いた。この歌 は、飛鳥寺境内にある石碑にも刻まれている(写 真2)。 イントロから始まる部分は雅楽をモチーフと してゆったりと、「しじに生ひたる~古き都は」 まではストリングス系の音色を重めで使用した。 「山高み~かはづはさわく」の中間部分はゆった りと、煌びやかなイメージとした。「見るごとに ~」は再びストリングス系で重みを付けた。 本選会ではボコーダーを使用して、やや幻想 的な音色を醸し、バックコーラスでは初音ミク、 KAITO、Rana を使用した。初出場ということも あり、他の参加者がどの様な曲を歌うのかも不明 であったため、無難な楽曲を作ったという形になった。 [使用 DAW、音源など]

Songer Song Writer 10(Internet)、K11(KAWAI)、 JD-Xi(Roland)、 初音ミク V 3(クリ プトンフューチャーメディア)、KAITO(同)、Rana(ウィーブ)

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3.2.第 14 回参加曲(2016 年)  「まそ鏡 清き月夜に」(3分 34 秒)    いかといかと ある我がやどに 百枝さし 生ふる橘    玉に貫く 五月を近み あえぬがに 花咲きにけり      朝に日に 出で見るごとに 息の緒に 我が思ふ妹に      まそ鏡 清き月夜に ただ一目 見するまでには      散りこすな ゆめと言ひつつ ここだくも 我が守るものを    うれたきや 醜ほととぎす 暁のうら悲しきに     追えど追えど なほし来鳴きて いたづらに 地に散らせば      すべをなみ 攀ぢて手折りつ 見ませ我妹子 (巻第八 - 1507 夏の相聞 大伴家持) 2回目の参加は、大伴家持が坂上大嬢へ贈った相聞歌を選んだ。音色は明るめのキーボー ドやスチールギターなどを中心に用い、M 7のコードを積極的に使うなど、明るく現代 風のアレンジを行った。テンポは中くらいで大きな速度の変化は付けなかった。冒頭「い かといかと~我が守るものを」とコーダ部の「すべをなみ~見ませ我妹子」はメジャー調 で、中間部の「うれたきや~地に散らせば」はマイナー調とした。 コーラスには初音ミクとギャラ子を用い、深めのリバーブで広がり感を出した。全体の 曲調としては、明るく軽やかなイメージで収めた。 [使用 DAW、音源など]

ABILITY Pro(Internet)、初音ミク V 3(クリプトンフューチャーメディア)、Galaco NEO (YAMAHA) 3.3.第 15 回応募曲(2017 年)  「五百重の下に ~亡き友への挽歌~」(5分 36 秒)   やすみしし 我が大君 高光る 日の皇子     ひさかたの 天つ宮に 神ながら 神といませば     そこをしも あやに恐こに   昼はも 日のことごと 夜はも 夜のことごと   臥し居嘆けど 飽き足らぬかも      大君は 神にしませば 天雲の 五百重の下に 隠りたまひぬ (巻第二 - 204, 205 挽歌 置始東人)

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過去の2回とは趣を変え、挽歌を取り入れた。アレンジは重々しく、ゆったりとした曲 調とした。また、今回は反歌も組み入れた。そのため、演奏時間が5分を超える長めのも のとなった 冒頭部分は、低音のストリングス系サウンドにリバーブを効かせた鋸波で重々しさを表 現した。重厚なストリングスを中心とし、挽歌に相応しく哀しげなイメージで表現した。 [使用 DAW、音源など] ABILITY 2.0 Pro(Internet)、SH-01(Roland)、KARMA(KORG) 3.4.第 16 回参加曲(2018 年)  「乞食者の歌 ~鹿のなげき~」(4分 27 秒)    いとこ 汝背の君 居り居りて 物にい行くとは      韓国の 虎といふ神を 生け捕りに 八つ捕り持ち来      その皮を 畳に刺し 八重畳    平群の山に 四月と 五月との間に 薬狩 仕ふる時に    あしひきの この片山に 二つ立つ 櫟が本に      梓弓 八つ手挟み ひめ鏑 八つ手挟み 鹿待つと 我が居る時に      さ雄鹿の 来立ち嘆かく    たちまちに 我は死ぬべし 大君に 我は仕へむ    我が角は み笠のはやし 我が耳は み墨坩      我が目らは ますみの鏡 我が爪は み弓の弓弭       我が毛らは み筆はやし 我が皮は み箱の皮に      我が肉は み膾はやし 我が肝も み膾はやし 我がみげは み塩のはやし    老いはてぬ *4 我が身一つに 七重花咲く 八重花咲くと    申しはやさね 申しはやさね (巻第十六 - 3885 雑歌 乞食者) 「乞食者」という言葉が、万葉歌を選ぶ際に目にとまった。これは「コジキモノ」では なく「ホカイビト」と読む。「乞食(ほかひ)」とは芸を売りにして生計を立てる大道芸人 のような人々のことを指す。どこか滑稽なイメージを醸し出す歌である。 この曲では初音ミクをコーラスではなく、デュエットの相手と見立てて編曲してある。 * 4 古典文学全集では「老いはてぬ」とあるが、曲の中では「老いたる奴(やつこ)」と歌っている。万葉仮名で は「耆矣奴」である。

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そのため、本番では VOCALOID Keyboard を使用することになった *5。「いとこ~物にい 行くとは」の部分では、中位の速度で、一部初音ミクとの輪唱の形を取った。「韓国の~ 来立ち嘆かく」は軽快なリズムで東洋の民族楽器の音色を使い、エキゾチックな雰囲気を 作った。また、初音ミクも単なるバックコーラスとしてではなく、デュエットで組み込ん である。「たちまちに~み墨坩」は鹿が嘆く感じを出すために速度を落とし、ゆったりと した曲調とした。「我が目らは~み塩のはやし」は同じフレーズの繰り返しとなるので、 軽めのアレンジで回りくどさを回避した。「老いはてぬ(老いたる奴)」からは再びゆっく りした速度で、鹿の最期を重々しく表した。最後の部分では再び初音ミクとのデュエット 調とした。 全体の曲調として、アジア系の曲調を基にアレンジを行った。不思議感を出すために、 add 9や susu 4コードを多用している。 [使用 DAW、音源など] ABILITY 2.0 Pro(Internet)、KARMA(KORG)、JD-Xi(Roland)、VKB-100(YAMAHA) 3.5.第 17 回応募曲(2019 年)  「乞食者の歌 ~哀しき蟹のチャルダッシュ~」(3分 55 秒)    おしてるや 難波の小江に 廬作り 隠りて居る    葦蟹を 大君召すと 何せむに 我を召すらめや      明けく 我が知ることを 歌人と 我を召すらめや      笛吹きと 我を召すらめや 琴弾きと 我を召すらめや     かもかくも 命受けむと 今日今日と 明日香に至り    置くとも 置勿に至り つかねども 都久怒に至り      東の 中の御門ゆ 参り来て 命受くれば 馬にこそ ふもだしかくもの      牛にこそ 鼻縄著くれ     あしひきの この片山の もむにれを 五百枝剥ぎ垂れ    天照るや 日の異に干し さひづるや から韓臼に搗き    庭に立つ 手臼に搗き      おしてるや 難波の小江に 初垂を 辛く垂れ来て       陶人の 作れる瓶を 今日行きて 明日取り持ち来     我が目らに 塩塗りたまひ 腊はやすも 腊はやすも (巻第十六 - 3886 雑歌 乞食者) * 5 YAMAHA の製品で、キーボード内に歌詞を記憶させ、鍵盤を弾くことで歌詞を歌わせることができるものである。

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前回に引き続き乞食者の歌を採用した。 歌の内容から、速度に差を付けて表現するのが良いと考え、チャルダッシュの型式が頭 に思い浮かんだ。冒頭では速めので、「おしてるや~我を召すらめや」はゆったりとした フレーズで、と速度差を付けた。「かもかくも~都久怒に至り」では、主人公である蟹が 急いで移動するのを表すのに合わせて軽快なリズムで、「東の~手臼に搗き」は蟹の絶望 感を表すのに緩い速度にした。途中フーガの手法も取りいれた。「おしてるや~明日取り 持ち来」は再び速い速度で、「我が目らに~腊はやすも」は緩い速度で、コーダ部分は冒 頭と同じ型式にした。楽曲の中で速度変化を多く取りいれることを試みた。 チャルダッシュ風とするために、アレンジ全体はクラシック調としてある。前回と同じ く、不思議感を出すために add 9コードを多用している。 [使用 DAW、音源など]

ABILITY 2.0 Pro(Internet)、KARMA(KORG)、VT- 3(Roland)

4.まとめ 5年間のうちに受賞をすることはなかったが、3回も本選会に出られたことは、万葉集 を研究する上でも、音楽創作の活動をする上でも大きな収穫となった。 初めて万葉文化館を訪れたとき、歌という文化が脈々と継承されていることに改めて気 付かされた。また万葉記念館でも、「万葉集は決して敷居の高いものではない」という言 葉をいただいた。本来は日本語の言語接触を研究している中で、その一環として万葉集に 触れることとなったのであるが、その流れの中で音楽祭に参加することとなった。万葉集 は難しいもの、と勝手に決めていたのであるが、結果としてこの音楽祭に参加することに より、別の角度から万葉集を眺めることができたのは良かったと考えている。 「令和」という年号になったにもかかわらず、音楽祭が今年度で最終回を迎えたというこ とは残念に思う。しかし引き続き、万葉集を様々な方面から見てゆくことは続けてみたい と考えている。 調査等では、向原寺の住職さんをはじめ、飛鳥寺、万葉文化館の職員の方々にお話を伺 うことができ、感謝いたします。また明日香中央公民館図書室では資料の閲覧にご協力を いただきました。なによりも万葉記念館の岡本館長には公私ともにいろいろとお世話にな り、感謝申し上げます。

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参照文献 小島憲之他校注・訳(1972) 『万葉集』一~四、小学館古典文学全集 参照サイト 『国営飛鳥歴史公園』石舞台地区  <https://www.asuka-park.go.jp/area/ishibutai/> 『南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館』 <https://inukai.nara.jp/> 『奈良県立万葉文化館』 <http://www.manyo.jp/> Youtube URL 「明日香 ~美しき都へ~」 <https://youtu.be/-XT31p2ShRY> 「まそ鏡 清き月夜に」 <https://youtu.be/GobuBJyCP3c> 「五百重の下に ~亡き友への挽歌~」 <https://youtu.be/vtHe-k3KLyc> 「乞食者の歌 ~鹿のなげき~」 <https://youtu.be/By4iuEtR9tg> 「乞食者の歌 ~哀しき蟹のチャルダッシュ~」 <https://youtu.be/xFcYjoN0Ntk>

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1

明日香

~美しき都へ~

萬 葉 歌:山部赤人 =83 =83 Intro. Am Dm E7sus4 E7 み も ろ の か み な び や ー ま に A Am Dm い ほ へ さ し E7sus4 E7 =146 B Am G6 FM7 E7 Am G6/B FM7/C E7/B し じ に お い た る つ が の き の C Am G6 FM7 E7 い や つ ぎ つ ぎ に た ま か づ ら Dm Bm7b5 E7sus4 E7 accel.

(10)

2 た ゆ る こ と な く あ り つ つ も Dm7 C や ま ず か よ わ ぬ あ す か の Dm7 E7 ふ る き み や こ は Dm G7/D E7/B =95 E7 や ま た か み か わ と ほ し ろ し D A D A E7/B E7/D E7 は る の ひ は や ま し み が ほ し D C# B7 E あ き の よ は か わ し さ や け し A E C#m/E E7 rit.

(11)

3 =100 Am E7 Dm7 E7 あ さ ぐ も に た づ は み だ れ =110 E Dm C ゆ ぎ り に か は づ は さ わ ぐ Dm E7 =146 F Am G6 FM7 E7 み る ご と に ね の み し な か ゆ G Am G6 FM7 E7 い に し へ お も え ば Dm E7sus4 E7 Coda Am G6/B FM7/C E7/B Amadd9 accel.

(12)

1

まそ鏡 清き月夜に

万葉歌:大伴家持 =80 GM7 CM7 GM7 CM7 GM7D7/F# EmaddB79 CM7 D7 Intro. い か と い か と あ る わ が や ど に も も え さ し A GM7 CM7 B7 Em お ふ る た ち ば な た ま に ぬ く さ つ き を ち か み C B7 Em Dadd9 あ え ぬ が に は な さ き に け り あ Em CM7 D7 さ に き に い で み る ご と に い B G D/F# き の を に あ が お も ふ い も に D D7 G ま そ か が み き よ き つ く よ に Am D7sus4/G D7/F# D G Bm7/F# Em Em/B Emadd9 B7

(13)

2 た だ ひ と め み す る ま で に は ち り ー こ す な C Bm C B7 GM7 ゆ め と い ひ つ つ こ こ だ く も わ が も る も CM7 B7 Em C D7 の を う れ た き や し こ ほ と と ぎ す G B7/F# C Em B7/D# あか と きの う ら かな し き に お へ ど お へ ど な お し き C B7 Em F#m7b5 G Amadd9 Bsus4(b9) な き て い た づ ら に つ ち に ち ら せ ば B7 C B A#sus4 B7 す べ ー を な み よ じ て た お り つ み ま せ D GM7 CM7 D7 G わ ぎ も こ Am D7 G Coda GM7 CM7 GM7 CM7 GM7 D7/F# EmaddB97 CM7 D7 Gadd9 rit. a tempo Emadd9 B7

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1

五百重の下に

~亡き友への挽歌~

万葉歌:置始東人 =53 Am G F E7 Am G F E7 Am G F E7 Intro. (かみ と い ま せ ば) =53 Am やすみ し し わが お ほ きみ た かひ か る ひ の み こ A Amadd9 G/B C/E Am G F E ひ さ か た の あ ま つ み や に か む な が ら か み B Dm E7 C Dm/F C/E Dm/F と い ま せ ば そ こ を し も あ や に か し こ E7 Am Dmadd9 み E7sus4 E7 D Am G Dm E7

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2

ひ る は も ひ の こ と ご と よ る は も よ の こ と ご と E

Dmadd9/F E7sus4 Dmadd9/F E7sus4 E7

ふ し ゐ な げ け ど あ き だ ら ぬ か も Amadd9 Dmadd9 E7 Amadd9

F

Dm Amadd9/E E7sus4/D E7

お ほ き み は か み に し ま せ ば あ ま く も の G

Dmadd9 Cadd9 Dmadd9 E7/B

い ほ へ の し た に か く り た ま ひ ぬ Amadd9 Dmadd9 E7 Amadd9

Coda H

Dmadd9 Cadd9 Dmadd9 E7/B E7

I

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1

乞食者の歌

~鹿のなげき~

万葉歌:乞食者 =85 =85 Intro. Amadd9 Bm7b5 E7sus4 い と こ な せ の き み を り を り て も の に A Amadd9 Bm7b5 い ゆ く と は C6 Dm6 E7sus4 E7 =105 B Am G/B Am G/B か ら く に の とら と い ふ か み を い け ど り に やつ と り も ち き C Am G Am G E7/B そ の か わ を た た み に さ し や へ た た み Dm6/A Dm6/F Dm Em Dm6 Esus4 E7 E Am G/B Am Dm E7

(17)

2 へ ぐ り の や ま に う づ き と さ つ き と の ま に く す り が り F Am E7 Amadd9 E7 Dm E7sus4/B E7 つ か ふ る と き に あ し ひ き の こ の か た や ま に ふ た Dm E7 F C つ た つ い ち ひ が も と に Dm E7 G Dm E7 あ づ さ ゆ み や つ た ば さ み ひ め か ぶ ら や つ た ば さ み H Dm Em F E7 し し ま つ と わ が を る と き に さ を し か の き た ち な げ か く F C Dm E7 た ち ま ち に I Dm E7 =83 J Dmadd9/F わ れ は し ぬ べ し お ほ き み に わ れ Amadd9/E Dmadd9/F rit.

(18)

3 は つ か へ む わ が つ の は み か E7sus4 E7 F さ の は や し わ が み み は み す C/E Dm み の つ ぼ E7 K Dm E7 わ が め ら は ま す み の か が み =100 L E7sus4 M Am Em わ が つ め は み ゆ み の ゆ は ず わ が け ら は み ふ て は や し Dm E7 Dm/F Dm C/E C わ が か わ は み は こ の か わ に わ が し し は み な ま す は や し Dm E7 Am Em accel.

(19)

4 わ が き も も み な ま す は や し わ が み げ は み し お の は や し Dm E7 Dm/F Dm C/E C お い た る や つ こ わ が み ひ と つ に Dm E7 =78 N Dmadd9 Cadd9 な な へ は な さ く や へ は な さ く と まを し は や さ ね ま を Dmadd9 E7 Dmadd9 E7sus4

し は や さ ね Dmadd9 E7 =105 Coda Am G/B Am G/B Am G/B Am Dm E7 Am

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乞食者の歌

~哀れな蟹のチャルダッシュ~

万葉歌:乞食者 =130 =130 Intro. Em D F#7/C# Bm Em D F#7/C# Bm =95 F7 お し て る や なに は の を え に い ほ つ く り な ま り て を る =80 A Bm F#sus4 F#7/C# Bm Em6 F#7 あ し が に を お ほ き み め す と Em Em6 Em6/G D/F# C#7/F F#/C# な に せ む に わ を め す ら め や Emadd9/G Emadd9 D/F# E#7 あ き ら け く わ が し る こ と を う た び と と わ を め す ら め や =100 B B F#/A# E#/G# B/F# E B/D# F#/C# F# rit.

(21)

ふ え ふ き と わ を め す ら め や E B/D# B#/C# F# BM7 F#7/A# EM7/G# BM7 こ と ひ き と わ を め す ら め や B F#7/A# E7/G# B/F# E B/D# F#/C# F# か も か く も み こ と う け む と E B/D# F#/C# F# =130 Bm Em Bm/F# C け ふ け ふ と あ す か に い た り お く と も お く な に い た り Em D C#7 F#7 G D/F# つ か ね ど も つ く の に い た り Em F#7 Em/G F#7 accel. rit.

(22)

ひ む が し の な か の み か ど ゆ ま ゐ り き て み こ と う く れ ば =90

D

Bmadd9 Dadd9 Emadd9 F#7sus4 F#7

う ま に こ そ ふ も だ し か く も の う し に こ そ は な な は は く れ Emadd9 Dadd9 Emadd9 F#7

あ し ひ き の こ の か た や ま に も む に れ を い ほ え は ぎ た れ =80 E Bm F#7/C# Bm/D F#m7 あ ま て る や ひ の け に ほ し さ ひ づ る や か ら う す に つ き Em D Em F#7 に わ に た つ て う す に つ き Em F#7/C#

(23)

=90 F Bm F#7/C# Bm/D F#m Em D Em F#7 お し て る や なに は の を え の は つ た り を から く た れ き て =120 G Bm F#sus4 F#7/C# Em7 F#sus4 F#7 す ゑ ひ と の つ く れ る か め を け ふ い き て あ す と り も ち き G D/F# D G F#7 わ が め ら に し ほ ぬ り た ま ひ き た ひ は や す も =75 H Bmadd9 F#m Em/G F#7 き た ひ は や す も Emadd9 F#7/C# =130 Coda Em D F#7/C# Bm Em D F#7/C# Bm =90 =150 BmF#7Bm

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