給食管
理
実習
に
お
け
る
地
場産
野
菜
の利
用 状 況
に
つ いて
An
Application
ofLocal
Produced
Vegetables
onthe
Practice
for
Food
Service
Management中
島
君
恵
,田 中
景 子
,橋
本
ま
さ子
, 工藤
貴
子
,関崎
悦
子
,瀬
野尾
章
要 約
近年
,
多くの地 域で 「地 産 地 消」の 取り組みが 盛ん になっ て きてい る.
これ らの 多 くは安 心で新 鮮 な食 品の 入手,
地 域農 業の活 性 化 等を 目 的 とするもの であるが,
同 時に輸 送に伴う環境負荷 を 低 減 させ る とい う面で も有 意 義とい える.
そこで今回学内 実 習にお ける地 場 産食材の利 用 状 況と学 生の地 産 地 消に対 する意識 と行 動 変 容を調 査し た,
その結 果,
学 内 実 習にお け る 野菜の 総使用 量に対す る群馬 県産 野菜の利用率は30
%であ るこ とが 判 明 し,
その 中で 使 用 量が多い 野 菜は,
ほ うれ ん草,
きゅ う り,
キャベ ッの順で あっ た.
また,
給食献立の 中で 地 場 産食材が使 用 さ れてい る献立の 割 合は約30% であっ た.
さ らに地 産地消に対 する学生の意 識につ い ては,
言 葉 も内 容も理 解 して い る との回答が半 数を占めた.
ま た地場 産農 作 物の購 入 経 験 者は約6
割を占めてい た,
しか し,
購入経験がない と回 答した約4 割の学生の な かには,
産 地につ い て特に意識せずに農 産 物を購人 し た り,
実 際には 地 場 産 物 を 購 入 し な が ら も認 識が十 分でない ため に購 入経 験が ない と回 答した例も含ま れてい ると考え ら れ た,
キー
ワー
ド 学 内 実 習,
給 食 献立,
地 場 産野 菜,
活用 状 況調 査 はじ
め に 近 年,
さ らに 日本 人の食 生 活 が 豊 かになる中で,
消 費者は食 品の 品 質の み な らず, 安全 性に対 して も強い 関心を寄せ てい る.
同時に個々人の 食生活を含め た 生 活全般と地球温暖化な どの環境問 題 との 関係につ い て も考 える ように なっ て きた.
つ まり温 暖 化をは じ めと する環 境問 題が顕在 化 しつ つ ある中で, 食の安 全 性と い う観 点の みならず 食の流 通が環境に与える影響につ い ても検 討が必 要と考 えら れてきてい る.
ま た, 比 較 的 狭 小な国土 に多くの 人 口を擁 する わ が 国が豊か な食生活を実現 し た背景に は, 経 済 成 長の中 で農水 産 物 供給の 海外へ の 依 存 度を高め た ことが あ り, 世 界 最大の食 料 輸 入 国と なっ てい る
.
言い換える と,
わ が国の 食料 自給 率は低下傾 向で推 移し て きて お り,
現 在の供 給 熱量ベー
ス の 自給 率は39% と主要 先 進 国中 最も低い水 準と なっ てい るi’
1.
この ような状 況か ら最近で は 「地 産地 消」 「フー
ド マ イレー
ジ」とい う言 葉が広 ま り,
スー
パー
マー
ケ ッ ト に地 元 産 野 菜 コー
ナー
が設 置さ れ た り, 地元の 農 協 主催の料理コ ンテス トが開催さ せ る ようになっ てきた.
本研究で は学 内 実習 (給 食管理実 習, 以後 学 内実 習 と表記 する)で使 用 し た食材 料の野菜の産地 調査を行 い
,
食の流 通が環境に与える影響につ い て考察する手 始め に群 馬 県 産の食材の利 用状況につ い て検 討を行っ た.
さ ら に栄 養士養成課 程の学生に対 して 「地 産 地 消 」に対し ての意 識調査及び行 動 変 容の状況につ い て 調査 を行っ たの で報 告す る.
研
究方 法
1.
学 内 実習に おける群馬県野菜の活 用 状 況’
1
∠成 18 年 度の 学 内 実 習にお ける野菜の 産 地 を 調査 し,
群 馬県 産野 菜の活用 状況を各野菜の総使用 量,
群 馬 県 産野菜の使用 量,
総 使 用 量に対 す る群馬 県産野菜 の使 用量 か ら群馬 県産 野菜の利用率を算
出 し た.
2 .
学内 実 習の 野 菜 料 理の 献 立平成
18
年度の7
回の給食の うち,35
の給食 献立の 中 か ら地場 産 食材が使用 さ れて い る野菜料 理を選び, 地 場 産食 材の利用 状 況 を 調 査 した.
3 .
学生の地 産 地消に対す る 意 識 調 査学内 実 習 を体験 した 本 学 生 活 科 学 科 健康 栄 養コ
ー
ス62
名に対し実 習後,
地 産 地 消に対 す る意識と行 動 変 容一 t ユ
.
地 産地 消に対す る 認 識に つV「
C 地 昭 地 消亅とい
う言 葉 も 内 容 も理解し て いる 「地 産 地 消」とい
う言 乗 は理 解 して いる が、
内容な 理 解 して い ない 知 ら ない
2.
地 産 池 消の情 報 源につ
いて 授 業で学んだ スー
パー
.
な ど の店 頭で 知っ
た 友人等から 聞 いた 新聞 雑 諸 テ レ ビ・
ラジ オ 3.
地 産 地 消 に 対 す る 考 え 方 良い こと だ と 忠 う あ まり意 味のないこと だ と思 う よ く わ からない 4.
1) 地 域 産 農 作 物 の 購 入 にっい て 講入の経験がある 購入の経験が ない と答え た 人 は お答え く ださい。
2)今 後の地域産 農作 物の購入 につ いて 現 状維 持 複数回 答可 〕 〕 表1.
地 産 地消に関する ア ンケー
ト 6.
地揚 産野菜に 対 す る イ メー
ジ 1 ) 鮮度に つ いて 皇い や や 艮 2〕 品質につ い て 良い や や 艮 3} 品 揃 え につ いて 艮い や や良 4}値設につ
いて の 高い や.
や 高 7.
地 揚 産 農僅物の消費拡 大のた 料 理 講 習 会 等の開 催 地 域 産 農 年 物 の 住 産・
販売に関する情 報 提供 販 売者等一
一
の販 売 戦 略 支 援 農 作物 直売所 等の増 設 生 産 者 団体等へ
の支援 生 産者と消費者の交流 拡大 学 校 給食へ
の導入 新 しい
地 域「
9農作物の開 発 その他 8.
地場産農産 物 を 学 校 給食に 利 用する二と について 〔複数 回 答 可 ) 食育や 農 業 教 育 に 有 効 ふるさ と教 育 に 有 渤 地揚産農産物の消 費 に 拡 大 に 有 効 地域 店 性 化 低 価 罹 女 心 新 鮮 そ の也.
: ご協 力 あ ワが と う ご ざいました.
表2.
使 用 農 産 物一
覧 k k 北 海 道 こぼ一
0.
5 人参 玉 ねぎ 1.
74.
4 長ネ ギ ほうれん草 剛 1.
9 群馬 平 成19年 1 月 18 日 里 芋 かぶ 椎 茸 ほ うれ ん 草 1.
122 個 0.
4 5.
4 群 馬 平成18 年 11 月 3D 日 もや し 4 栃 木 人 0.
5 干 さや え ん どう ピー
マン 0.
48 1 四 国 大 1 容 川 フルー
ツ 048ニ
ユー
ジー
ラン ド しめ じ 18 に ん にく ご ぼう 0.
1 1 青森 玉ね ぎ メイクイー
ン 3.
4T 北海 道 きゃべつ 3.
8 馬 平 成19年 に ん にく 0.
1 長 ネ ギ 1.
4 茨 城 きゅうり 】.
7 馬 干 葉 人参 2、
1 干 さつまいも 人 20.
9 1 月 25 日 大 艮 6 三浦 平成 18 年 12 月 7 日 りん ご 1 長 セロリー
0.
7 ミニ トマ ト 150 粒 岡 ミー
トマト 100粒 静 岡 れ んこん 2 愛 知 ピー
マ ン 05 四 玉 ピー
マ ン 0.
ア 四国 やいんげん o.
35 つ 0.
3 九 りんご 1 青森 じゃがいも 玉ね ぎ 625 北 海 道 み つ葉 ほ『
れん草 0.
26.
3 群 馬 みつ O.
4 馬 平 成19年 2 月 1 日 いち ご 0.
9栃 木 平 成18年 12 月 14 日 しめ じ 18 長 やいん げ ん 1、
3 沖 青じそ 90 枚 愛知 バ 工.
4 フ [ビ ン ゆ ず゜
16個 四国 や 0、
09・
平 成19年 玉ねぎ じやが い も 0.
92.
8 北 海 道 ね み つ葉 絹さや きゅうり し ようが 2.
10.
3Q.
094.
20.
4 群 馬 りん ご に ん に く 青森 2 月 5 日 1.
90.
3 大 艮 4 奈川 な めこ !.
2 きや べ つ きゅうり 2.
92.
1 群 馬 キ イフ ルー
ツ 1.
5ニ ユー
ジー一
ンド 平 成19年 1 月 11 日 パ セ リ 人 0.
129 干葉 大艮 2.
3 奈川 赤 パ ブ リ力 黄パブリカ イフルー
ツ 0.
90.
51.
9一
ユー
ジー
ラン バ ナ ナ 2.
ア フ 1ピン 表3.
産 地 別 農 産 物 使 用 状 況 k 1ほ『
れ ん 13.
6、
ト
.
2大 13.
3慰
川 3玉 ぎ 11.
2 北「’
4じ がいも 9.
8北驢
5人 8.
1・
北’
6き噛
り 8,
、
,
7きゃ べつ 6.
7、
.
8 4.
5、
,
・
茨城 9バナ ナ 4、
1プ リピン 1D や し 4 1Tりん ご 39生
・
12キ ウ イフ ルー
ツ 3.
88ニュー
ジー一
ンド τ3しめ じ 3.
6 14 や え ん ど,
0.
66、
、
、
・
九 州・
四 15ピー
マ ン 2、
2四 16さつまいも 2干 】7 んこん 2 知 18 さや い ん げ ん 1.
6沖 19こぼ一
1.
5 20かめこ 12 2特
1.
1、
、
幽
一
22二つ o.
9、
、
,
23.
、
パ プ リカ 0.
9ニ ュー
ジー一
ン ド 24いち ご 0.
9 25セロリー
0.
7 岡 26に ん にく 0.
5主 27 パブ1 力 0.
5ニュ
ー
ジー一
ンド 28 0.
4,
.
,
29し一
が 0.
4,
30 さつ 0.
3九 桐生短期 大 学 紀 要.
第18号.
2007 L〔Ptの状 況を明ら かにするた め
,
無 記名に よ る ア ンケー
ト 方 式に よ る調査を実 施し た (表 1).
結 果
1.
学 内 実 習に おける群 馬 県 野 菜の活 用 状 況 平 成18
年 度の学 内 実 習 に おい て群 馬県産 野 菜で使用 量 が多い野菜は,
ほう才しん草13.
6kg,
キャベ ッ6.
7kg,
きゅ う り3,
8kg
であ り,
学 内 実 習にお ける野 菜の 総 使 用 量 に対 す る 群 馬県産 野菜の利用率は30
%であっ た(
表2,
表3
),
2.
学内 実 習 の 野 菜 料 理の献 立 平成18
年 度の35
の給 食献立の 中か ら地 場 産食 材が使 用 さ れてい る献立 は10で献立の約30% で地場産野 菜が 使 用さ れてい た.
国レベ ル の食料 自給 率が約40% であ る こと を考 慮 すると,
最低でも給 食 献立に もこの値を 目標とし て地 場野菜を取 り入れ て い くべ きであろう.
3.
学生の地産地消に対する意識調 査D
地産 消 費に対 する意 識図1に示し た通 り, 言葉も内 容も理解 し てい る と回 答が
50
%と最も多かっ た,
次い で,
言葉は理解 してい るが内容は理解してい ない , 知 ら ないがほ ぼ同 数の 回 答 を示して い た.
2
)
地産消費
とい う言 葉の情 報 源図2に示 した通 り
,
授 業で 学ん だ とい う回答が 最も 多かっ た.
次い で,
テ レ ビやラジ オ,
スー
パー
などの 店 頭,
新 聞 雑 誌のJrl
頁に回 答が多
かっ た.
3)地 産 消 費に対 する考 え 方図3に示 し た通 り, 良い こ と だ と思 うとい う回答が 68c/。 と最も多かっ た
.
次い で,
よくわ か らない とい う が 回答が 示 してい た.
4 ) 地 場 産 農作 物の購入に対 する経 験図4
−
1に 示 した通 り, 購入経験 が ある とい う同答が 62%を示し た が,
購人経 験が ない とい う回答の なか に は,
産地につ い て特に意 識せずに購入 し た者 も含まれ てい る こ と が推測さ れ る.
また, 今 後の 地 場 産 農作物 の購人につ い て は,
図 4−
2に示し た通 り,
現 状 維持 と い う回答が89% と最 も多か っ た.
次い で,
もっ と購入 を増やす予 定とい う回答であ り,
今まで よ り減ら した い とい う回答は0
% だ っ た.
5
)野菜購入時に最 も重視 する事項図5に示 した通 り, 鮮 度とい う回答が 最 も多かっ た
.
次い で,
値段,
産 地の順に回答が多かっ た.
6> 地 場 産野菜の鮮 度に対 するイメー
一
ジ図6
−
1に示 し た 通 り, 「良い 」 「や や良い 」とい う回 答が合わせ る と約70% を示し てい た,
地 場 産野菜の品 1⊃
… 鱒 r,
eゐ
。
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,
o 捷 粟「
掌
ん
だ\
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’
ノ
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」
i蝦 乙尽い 図1.
地産地 消 に対す る意 識_
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覧
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図・.
地 産地消の騰 原 丶.
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三
と
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地産 地 消に対 する考え方 \ \\
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図4−
1.
地 域 産 農 作 物の購 入につ い て リハ1
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一
図4−
2.
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図6−
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地 場 産野菜のイメー
ジ〜
鮮 度〜
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図6−
2.
地場産 野 菜のイメー
ジ〜
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図6−
3.
地 場 産野菜の イメー
ジ〜
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図6−
4,
地場 産 野 菜のイメー
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不
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卩
良
1匯
や
場
爵
い
ロ
首 堙露
や
ハ
石
良茹
】
不
a 桐生短期 大 学 紀 要.
第18号.
2007 106 質に対するイメー
ジつ い て は, 図6−
2に示 した通 り, 「良い 」 「や や良い 」とい う回答の合 計が約 60% を示し てい た.
地 場 産野菜の 品揃 えに対 するイメー
ジつ い て は,
図6−
3に示した通 り,
「普 通 」とい う同答が最 も多 く約60%を示 してい た.
地 場産野菜の値段 に対 するイ メー
ジつ い ては,
図6−
4に示した通 り,
「普 通」とい う 回答が最 も多 く約 60%を 示 し てい た.
考
察
近
年
, わ が国ほ ど,
食生活の 内容を大き く変 化 させ た国は他 にはない.
経 済の高 度 成 長 と所 得 水 準のL
昇 に伴っ て急 速に欧米 化し,
畜産物や油脂 類の消 費が大 きく増 加 する一
方で米の消費量は減 少 した.
ま た,
外 食や 中 食 が 増 加 す る な ど 「外部化」 「簡便化 」が 進行 し,
同時に食品 流 通は広域 化した.
その 結 果,
現在の わが 国の食 生 活 は,
飽 食 と形 容 さ れ る ほ ど表面 的には 豊 かで あ る が,
私 達の生活には 「健 康 面」 「食 糧 供 給 や 地 域 農業 」 「食と 地球 環 境の 関わ り」とい っ た様々 な深 刻な問題 を起こ し てい る.
特に地球温暖化 問題につ い ては,
京 都 議定 書でわ が 国は2012
年まで に温室 効 果ガス の 排 出 量を6%削 減 と 唱 え たが,
現在 8%以 上増 加し てい る現状にある.
71 その原 因の ひ とつ と して,
わ が国は大 量の食 料を輸 入 し,
その輸 送 過 程で 大 量の 二酸化 炭 素 を排出 し地球 環 境に負
荷 を与えてい ること が挙げ られ る.
地球 環境に 負 荷を かけない食生活を送る た めには,
なるべ く近 く でと れ た 食料を消費す るこ とが 重要であ る.
近年,
多 くの地 域で 「地 産 地消 」の取 り組みが 盛ん と なっ てい る.
これ らの多
く は 安 心で新鮮な 食 品の入手,
地 域農 業の活 性 化 等 を 目 的 と するもの であるが,
同時に輸 送 に伴 う環 境負荷 を 低 減 させ る とい う面で も有意義とい える.
地 産 地 消 はス ロー
ライフ の 考え も あい まっ て全 国的に広がっ て い る.
農 林 水産省 「平 成
16
年度 農 作 物 地 産 地 消等実 態調査 結 果の概 要」に よ る と,
平成15
年 度に地 域内で採れ た 農 産 物 を提 供 す る 産 地直売所の数は2,
982
ケ所,
その 販 売額の総額は全農 業産 出額の1.
7%の 1,
772 億 冂に上 っ て い る.
この販 売 額 を も とに,
環 境省が作成 した資 料4: を 用いて,
フー
ド・
マ イレー
ジの試算2 !を すると,
産 地 直 売 所で販 売 さ れる農 作 物 を 仮に海 外 か ら 輸 入に 頼っ た場 合 , 二酸化 炭 素 排 出 量 は 約10
倍の増 加 と な り, この ことからも地 産 地 消の 環 境 上の効 果 が 大 きい こ とが わ か る.
ま た,参
考と して 日本の野菜の輸入相 手 国と輸 入野 菜の 流通エ ネルギー
を表4
と表5
に示 す3},
表4
,
日本の野 菜 輸 入 相 手 国 品 目 1 位 2 位 3 位一
]『
き胆
う9 大 韓 民 国1
キャ ベツ 中華 人 民 共 和 国 大 韓 民 国 台 湾 トマ
ト 大韓 民 国 ア メリカ カ ブダ
ー
一
ほ う れ ん そ う 中華 人 民 共 和 国 なす 大韓民国 ねぎ 中華人 民 共 和 国 大韓 民 国 アメリカ スイー
トコー
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ストラ リア 台 湾 i」
ば れ いしょ 中 華 人 民 共 和 国 結 球ンタス ア メ リカ
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一
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中華人 民共和国 1 オー
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ア メリカ た ま ね ぎ 中 華 人 民 共 和 国.
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一
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.
、
.
一
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メ キシコ
C農 林 水 産 輸 出入 概 況 (2004 };農 林 水 産 省 よ ワ作成 } 表5.
輸 入 野 菜の流 通エネルギー
船 積 港羸
1
。
♪.
所 要 日数 (鋤
.
.
流 通エ
ネルギー
〔k亅〆k匕〕 愉入 相 } 國 輸 送 保 冷.
合 討 大 韓 民 国 釜山 1.
3〕
29 η 2699B I 中華 入民 共 和 国.
一
3 z,
585 四一
一
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.
台湾 上 海.
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.
内
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垂 隆 2.
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カ ナダ バー
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581104・
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ユ
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オ リ ンズ 17、
0ぴ015102 δ21 り5LO.
477 E メ キ シコ
ア カ プルコ
11,
3ゆD 田 5、
13呂 1305.
268−
1 ヌ ク アロ
ファ
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.
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ジー
ラ ンド オー
ク ラ ンド 呂.
8ひ084.
呂45
{ .
104 ま た,
食 育基本 法や国の食育 推 進基本 計 画にも,
地 球 環 境との 関 わ り までは 明示的に は含ま れてい ない.
食 育基本 法では,
食 育と は,
食に関 する知識 と食を 選 択 する力を習得 し,
「健全 な食生活 」を実 践 するこ と ができる人聞を育み育て るこ と と さ れてい る.
今 後さ らに求め ら れる食 育と は私た ち個人の 食生活が,
自 分 自身の健 康や食料 自給 率だけでなく,
地球全体や未 来に繋が る こと とし て捉え,
私た ち一
人ひ とりが で き る ことか ら見 直し てい くこと も 「健全な食生活 」の 実 践に含まれ ると考えら れ る4,.
ま た,
学 校給食に おける地場産物の 活用 状 況は,
平 成16
年 度におい て,
食 材 数ベー
ス での 全国 平 均が約21
% となっ てお り,
地場産物の活 用のた めの取 り組み が 進 め ら れてい る.
学 校 給 食で使わ れ た食材 を も と に,
フー
ドマ イレー
ジの試 算を行っ た場 合,
市場に流 通 してい る 野菜や米を仕入 れ た場 合に比べ,
地場 産 物 を利 用 する ことで抑 制で きる 二酸 化 炭 素排 出量に関し て は約93% の削 減効 果があるとさ れ てい る.
現 在,
地 産地消や食 育の取 り組み は各地で盛ん と なっ てい る が,
今 後は,
環 境との関連 を 重視 する食 育の定 義 案51 に も あるように,
地球環 境面 までを意識し た食 育が期 待さ れると考え ら れ る.
岐 阜 市の 学 校 給 食で は,
児 童・
生徒に月毎に配布さ れてい る献立表に地場 産 食 材 が使 用さ れて い る献立に印がつ けら れ たり,
校 内放 送 で地場産物につ い て紹 介さ れるな どの試みが さ れ た り,
農 業体 験や見 学を総 合 学 習の中に積 極 的に取 り入 れ る など子 供たちが地場産物につ い て興味を持つ こ と がで きるような取 り組みも実施さ れてい る6〕こと か ら,
栄 養士養成課 程における学内実 習におい ても積 極的 に 地 場 産の野菜を取 り人れた給食 献立 を実 践し,
食と農 業, さ ら に は環境を含め た上で の食 教 育を指 導し てい き たい と考える.
引用 文 献
1)平成 18年 度 食 料需給 表 2) 中田哲 也 : 「フー
ドマ イレー
ジ」の 試 算につ いて
.
農 林水産 政策研究 所レビ ュー
, 2 :44−
50, 2001,
3)
西 園 大 実,
茂 木裕 美:野菜の生産・
流 通 に お ける環 境 負 荷のLCA 的考察
.
群 馬 大 学 教育学 部 紀 要, 42 :145−
157,
2007.
4)
中 田 哲 也 :求め ら れ る食 育一
「フー
ドマ イ レー
ジ」か ら見 えて くる もの
一.
わ た しは消 費 者,
107
:5−8,
2007.
5)
奥 平 大利 :食と農の つ な が りに学ぶ.
ル ッ ク,
122−140,
2006.
6
)大 塚 陽子 :岐阜市にお け る 学 校 給食で の地 場 産 野 菜の活用.
岐 甲女 子大学紀要32
:145−149,2003.
An
Application
ofLocal
Produced
Vegetables
onthe
Intramural
Practice
for
Food
Service ManagementKimie
Nakajima,
Keiko
rfanaka,
Masako
Hashimoto,
[Ilakako
Kudo,
Etsuko
Sekizald,
Akira
Senoo
Abstract
Recently,an action of "local
supply and localconsumption''
is
gradually
increased.
The main aims of the action are an acqui-sition of satety and freshfoodand activation of regional agriculture, and simulttmeouslyit
is
significantthat
the
cnvironmentalimpact
accompanying transportation isreduced. Then we examined an application of]oca]
produced
vegetables on theintramllral
practice,and the consciousness and
behavior
tolocal
supply andlocal
consumption. As aresult,it
bectune
clear thatthepercentage of thevegetables from Gunma Prefecturetothe amount of thetotalused ofthevegetablesin
intramura]
practicewas 30%, and thevegetables with much amount used were theorder of the spinach, the cucumber, and thecabbage
in
it.
Moreover,thepercentageol'themenu that
the
foods
from
theregion areused inthemeal menu was about 30%. Furtliemmore,about a student's conscieusnesstolocalsupply and localconsumption. thereply that
he
understandsIanguage
and the contents hadthe half.Mereover,theperson
experienced
in
purchase
oftheagricu]turalproductsfrom
the
regionhad
aecountedfor
about 60percent.However, especially amongabout
40
percent
ofthestudents who answered wereinexperienced
in
purchase,thoughagriculturalproducts
werepurchased,
with-out
being
conscious about aplaceof productionor theprofessionalpreductwas purchasedinfact,since recognitien was notenough,itwas thought
that
theexampleit
was answered thatwasinexperienced
in
purchasewas also included.Keywords: