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就職活動生における情報探索行動と首尾一貫感覚の関連 : 成長感に着目して

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(1)

平成

26年

学位 論 文

就 職 活 動 生 にお ける情 報 探 索行 動 と首 尾 一 貫感 覚 の 関連

∼ 成 長 感 に着 日 して ∼

兵 庫 教 育 大 学 大 学 院 学 校 教 育 研 究 科 修 士 課 程 人 間 発 達 教 育 専 攻 臨 床 心 理 学 コ ー ス

M12082C

真 田有 希

(2)

目 次 第

1章

序 論

1.就

職 活 動 生 の 抱 え る 問 題

2.情

報 探 索 行 動 と就 職 活 動 生

3.就

職 活 動 生 へ の 成 長 感 に 関 す る研 究

4.首

尾 一 貫 感 覚 。成 長 感 と就 職 活 動 生

5.健

康 生 成 論 と首 尾 一 貫 感 覚

6.汎

抵 抗 資 源 (GRRs)と は

7.SOC

と は

8.成

長 感 (心的 外 傷 後 の 成 長)

9.本

研 究 で の 着 眼 点 と 目的

10.本

研 究 に お け る 仮 説 第

2章

方 法

1.調

査 対 象 者

2.調

査 時 期

3.使

用 尺 度

4.手

続 き

5.解

析 方 法 第

3章

結 果

1.因

子 分 析 と記述 統 計 と各 因子 間相 関 … ・ 1 ・… 1 ・ ・ ・ 1 …2 …34 …4 ・…5 ・…6 ・…6 ….8 …・8 ・…8 …・8 … 9 ・…9

(3)

2.情

報 探 索 行 動 。SOC o PTGI・

GHQ-12の

関 連 に つ い て

3.藤

里 ・ 小 玉 も研 究 と の 比 較 第

4章

考 察

l SOCと

成 長 感 の 関係 につ い て

2.SOCと

精 神 健康 度 の 関 係 につ いて ….12 -・ 13 …・14 …・14 …・15 …・15 ・…16 3. 4. 5. 引 用 文 献

appendix

謝 辞 成 長 感 と 精 神 健 康 度 の 関 係 に つ い て 汎 抵 抗 資 源(企業)と

SOCの

関 係 に つ い て 藤 里 ・ 小 玉 と の 相 違 点 に つ い て

(4)

序 論 就 職 活 動 生 の 抱 え る 問 題 就 職 活 動 生 は 採 用 を 獲 得 す る ま で の 数 ヶ 月 間 、 高 い ス ト レス 状 態 を 保 つ た ま ま 選 考 に 臨 み 続 け て い る と い う報 告 が 存 在 す る 。 た と え ば 北 見 ら(2009)で は 、 就 職 活 動 中 の 大 学 生 が 就 職 活 動 を 経 験 し て い な い 学 生 よ り もス トレス を感 じて お り、 精 神 的 。身体 的 な 健 康 の 悪 化 と い う症 状 を 呈 して い る と い う報 告 を 行 っ た 。ま た 、平 成

25年

版 自殺 対 策 白書 に よ れ ば 、 就 職 活 動 に 限 定 は して い な い が 、

20歳

代 の 自殺 原 因 の う ち 、「経 済 。生 活 問 題 」 の う ち 「就 職 失 敗 」 が 、「学 校 問 題 」 の う ち 「そ の他 進 路 に 関 す る 悩 み 」 が 増 加 し て い た 。就 職 不 安 に は 、 ス トレス や 抑 うつ と正 の 相 関 を 持 つ こ と(藤井 ,1999)が 調 査 さ れ て き た 。 情 報 探 索 行 動 と 就 職 活 動 生 就 職 活 動 と い う進 路 選 択 に 関 して の 研 究 ア プ ロ ー チ の ひ と つ に 情 報 探 索 行 動 に 焦 点 を 当 て た 研 究 が 存 在 す る 。 下 村 。堀 (2004)の 研 究 は 、 就 職 活 動 生 が ど の よ う な 情 報 源 か ら ど の よ う な 情 報 を 収 集 して い る か とい う 点 に着 目 した も の で あ る 。 結 果 と して 特 定 の 情 報 源 か ら特 定 の 内 容 を入 手 す る 傾 向 が あ る こ とが 示 唆 され た 。こ の研 究 で 抽 出 さ れ た 情 報 源 で は 、 主 に 以 下 の よ う な 情 報 が 提 供 され る 。「就 活 ガ イ ダ ンス 」で は 、働 く と は 何 か と い っ た 意 義 や や りが い に 関 す る 情 報 や 、 業 界 分 析 な ど の 講 義 を通 して 自己 が 価 値 を置 く要 素 の 明確 化 を 促 進 す る 情 報 が 、「企 業 」か らは 就 職 後 の 自己 の 生 活 の 見 通 し を 立 て させ る 情 報 が 、「OB・ OG」 か らは 、と も に働 く人 た ち の性 格 的 特 長 や 集 団 と して の志 向 性 、つ らか っ た 仕 事 な ど、 所 属 す る か ら こそ 知 り う る 情 報 が 、「友 人 」か らは適 性 や 互 い の 状 況 。励 ま し に つ い て の 情 報 が 、 提 供 さ れ て い る 。 そ の 後 、 矢 崎 ら(2007)に よ っ て 上 記 の 情 報 源 と情 報 内 容 の 結 び つ い た 情 報 探 索 行 動 の頻 度 を測 定 可 能 とす る 尺 度 化 の 試 み が な され た 。 そ の 数 年 後 、 就 職 活 動 生 が 情 報 探 索 行 動 に よ り ど の よ う な 影 響 を 受 け る か に 関 して の検 討 も行 わ れ た 。 矢 崎 。斎 藤 (2014)は 、 情 報 探 索 行 動 お よ び 入 社 前研 修 が 内 定 獲 得 後 の 就 職 不 安 に 与 え る 影 響 に つ い て 検 証 した 。 結 果 は 内 定 前 に就 活 方 法 に つ い て の 情 報 収 集 を積 極 的 に行 つ た 者 が 行 わ な か っ た 者 よ り、 就 職 不 安 が 低 い こ とが 示 され た 。 ま た 、OB・

OGか

ら積 極 的 に就 業 経 験 ・ 体 験 を 聴 取 し て い た 者 た ち の 中 で 、 内 定 者 懇 親 会 や 入 社 前 研 修 に 参 加 し た 者 と参 加 し な か っ た も の に対 して 就 職 活 動 不 安 を 低 減 させ る と い う効 果 が 確 認 さ れ た 。 就 職 活 動 生 へ の 成 長 感 に 関 す る 研 究 文 部 科 学 省 (2011)や 浦 上 (1996)に て 述 べ られ て い る よ う に キ ャ リア 開 発 。発 達 と い う観 点 か ら、 内 定 を 獲 得 す る た め の 指 導 だ け で は な く、 働 く こ と を通 して 人 や 社 会 に か か わ る こ

(5)

とで 、 自分 ら し い 生 き 方 を 自己 決 定 で き る よ う支 援 して い く こ とが 重 要 と さ れ て い る 。 キ ャ リ ア 形 成 。開 発 と い う観 点 か らの 新 し い着 眼 点 と して 、 就 職 活 動 生 た ち の 語 りか ら 「成 長 感 」 と い う キ ー ワ ー ドに 注 目が 集 ま っ た 。 浦 上 (1996)で は 、 当 時 の 就 職 活 動 支 援 で 重 視 され て い た 内 定 を 取 る た め だ け の 就 職 指 導 の 限 界 に つ い て 論 じ、そ れ ま で 用 い られ て い た 進 路 選 択 に 対 す る 自己 効 力 感 と い う概 念 は 、 職 業 決 定 ま で の 過 程 に 注 目 して い る も の で 、 キ ャ リア の 開 発・ 発 達 と い う観 点 に は 適 して い な い と考 え た 。 内 定 獲 得 後 に も個 の 資 源 と な りう る新 た な視 点 と して 「成 長 感 」 を提 示 し、 従 来 の研 究 で 使 用 され て い た 自己 効 力 感 が 成 長 感 に影 響 を 与 え る か 検 討 を行 つ た 。 結 果 は 、「自 己 効 力 感 」 は 直 接 的 に 「成 長 感 」 へ 正 の影 響 を 、「自己 と職 業 の 理 解 ・ 統 合 行 動 」 お よ び 「計 画 と実 行 行 動 」 と 「行 動 の 振 り返 り」 を介 し 「成 長 感 」 へ 正 の 影 響 を 与 え る こ とが 示 唆 さ れ た(図 1)。 図

1浦

上(1996)に て示 された就職活動生の 自己効力感が成長感 に与える影響 首 尾 一 貫 感 覚 ・ 成 長 感 と就 職 活 動 生 藤 里 ・ 小 玉 (2011)で は 、 成 長 感 に対 して 影 響 を あ た え る 要 因 と し首 尾 一 従 来 と異 な る 就 職 活 動 の 過 程 を検 証 した 。 内 定 獲 得 の た め だ け の就 職 活 動 視 点 で な く、 内 定 獲 得 後 に も成 長 や 発 達 に寄 与 す る 要 因 と して 「首 尾 一 貫 感 」 を 採 用 し研 究 を行 つ た 。 就 職 活 動 へ の影 響 と して 無 視 で き な い セ ミナ の 有 無 な ど の 変 数 をふ ま え 、 図

2の

よ う な 結 果 を得 た 。 首 尾 一 貫 感 覚 の 「把 握 可 能 感 」 か ら成 長 感 に対 して 直 接 的 に負 の 影 響 が た 、 首 尾 一 貫 感 覚 の 「処 理 可 能 感 」。「有 意 味 感 」 か らは 成 長 感 に直 接 的 に さ れ た 。「把 握 可 能 感 」 は 「内 定 の 有 無 」 を 介 して 、成 長 感 の 「自己 の 能 力 き 」 に対 して 正 の影 響 が あ る こ と も 示 唆 され た 。 貫 感 覚 を 用 い 、 と い う 一 時 的 な 感 覚 」 と 「成 長 ― 参 加 数 。内 定 示 唆 さ れ た 。 ま 正 の 影 響 が 示 唆 ・ 価 値 へ の 気 づ

(6)

進 路 選 択 負 担 感 就 職 活 動 負 担 感 就 職 活 動 焦 燥 感 面 接 。試 験 図

2藤

里・ 小 玉 12011)に て 示 され た 首 尾 一 貫 感 覚 が 成 長 感 に与 え る影 響 。 実 線 は 正 の 影 響 を 、 点 線 は 負 の 影 響 を 示 して い る 。 以 降 で は 、 藤 里 。小 玉 (2011)が 着 目 し た 「首 尾 一 貫 感 覚 」 と 「成 長 感 」 の概 念 に 焦 点 を あ て る 。 健 康 生 成 論 と 首 尾 一 貫 感 覚 ポ ジ テ ィ ブ 心 理 学 で は 、 従 来 の 心 理 学 が 人 間 の ネ ガ テ ィ ブ な 側 面 に 焦 点 を あ て す ぎ た こ と に 問題 提 起 を行 い 、 人 間 の もつ ポ ジ テ ィ ブ で 健 康 的 な 面 を発 展 させ る こ と に 重 点 を置 い て い る 。 こ の ポ ジ テ ィ ブ 心 理 学 と 関 連 し注 目 さ れ て い る キ ー ワ ー ドに「首 尾 一 貫 感 覚(穴井 ら,2006)」 や「成 長 感(尾崎,2013)」 な ど が あ る 。 山 崎 ら(2008)に よ る と首 尾 一 貫 感 覚(SensC Of COhcrcnce,SOCと 略 す)は、以 下 の よ う に詳 細 が 述 べ られ て い た 。

1987年

に ア ン トノ フ ス キ ー に よ っ て 提 唱 さ れ た 健 康 生 成 論 の 中核 を な す 概 念 で あ る 。 健 康 生 成 論 で は 、 健 康 の 回 復 ・ 保 持 ・ 向 上 の た め の 要 因 と は 何 か を探 求 す る 必 要 性 が 述 べ られ た 。 健 康 を 阻 害 す る リス ク フ ァ ク タ ー の 軽 減 。除 去 を行 う と い う従 来 の 疾 病 生 成 論 的 な 思 考 の 重 要 性 を 考 慮 し な が ら も 、 相 互 補 完 的 な 発 展 こそ が 重 要 で あ る と述 べ た 。 健 康 自体 の 捉 え 方 も 、 疾 患 を持 つ か 持 た な い か と い う二 元 論 的 な 観 点 で は な く 両 極 に 健 康 と疾 病(健康 破 綻)を 据 え た 連 続 体 と して 捉 え る と い う新 た な 視 点 を 導 入 し た 。 把 握 可 能 感

_主

:、

1】

28 `、 ヽ、 処 理 可 能 感 内 定 の 有 無 自 己 の 能 力 ・ 価 値 へ の 気 づ き セ ミ ナ ー 参 加 エ ン ト リー 数 自他 の 絆 の 再 発 見 成 長 感

(7)

健 康 を 導 く要 因 を サ リ ュ タ リー フ ァ ク タ ー 、 疾 病 を導 く要 因 に リス ク フ ァ ク タ ー が 存 在 す る と し て い る 。 こ の サ リ ュ タ リー フ ァ ク タ ー こそ が 、 汎 抵 抗 資 源 (Generallzed reslstance

resourccs,GRRsと

略 す)と

SOCで

あ る 。 汎 抵 抗 資 源 (GRRs)と は 山 崎 ら(2008)に よ る と、以 下 の よ う に述 べ られ て い る 。

GRRsと

は 身 体 的 、生 化 学 的 、物 質 的 、 認 知 ・ 感 情 的 、 評 価 ・ 態 度 的 、 関 係 的 、 社 会 文 化 的 な個 人 や 集 団 に お け る 特 徴 の こ と で 、 あ ま ね く ス ト レ ッサ ー の 回 避,あ る い は 処 理 に 有 用 で あ る も の と定 義 さ れ て い る 。

GRRsは

ス トレ ッサ ー と直 面 し た 時 に 動 員 さ れ 、 問 題 へ の 対 処 を 促 進 す る 役 割 を担 つ て い る 。 ま た 、

GRRsを

適 切 に 組 み 合 わ せ る 能 力 と して

SOCが

存 在 す る と さ れ て い る 。

GRRsに

よ って 対 処 され る 問題 は 、私 た ち に

3つ

の パ ター ン(経験)を提 示 す る こ とが述 べ られ て い る。 山崎 ら(2008,p40)に よ る と、

3つ

のパ ター ン とは 、① ル ー ル や 規 範 が 明確 に 理解 で き る経 験 を「一貫 性 の経 験 」、② 活 用 で き る能 力・ 手 段 を十 分 に使 う必 要 の な い く ら い弱 い要 求 と、 対 処 で き な い く らい に困難 な 要 求 のバ ラ ンス の経 験 を 「過 少 負 荷 と過 大 負 荷 のバ ラ ンス の経 験 」、③ 課 題 を行 う こ とに責任 を持 ち、実 行 に係 る意 思 決 定 を行 う経 験 を 「結 果 形 成 へ の参 加 の経 験 」 と、述 べ て い る。

SOCと

は 健 康 生 成 論 の 中核 を担 う概 念 で 、「

SOCと

は 、そ の人 に浸 み わ た る 、 動 的 で は あ るが 持 続 可 能 な

3つ

の確 信 の感 覚 の程 度 に よ っ て表 現 され る志 向性(山崎,2008,P9)」 と述 べ られ 、 把 握 可 能 感・処 理 可 能 感 。有 意 味 感 とい う要 素 か らな る。「自分 の置 か れ て い る状 況 につ い て 見 通 しを持 って 理 解 で き る とい う"把 握 可 能 感"、 ス トレ ッサ ー に対 して さ ま ざ ま な資 源 を活 用 しな が ら何 とか や って い け る 。何 とか な る とい う"処 理 可 能 感"、 日々 の営 み や 生 き て い く こ と にや りが いや ポ ジ テ ィ ブ な 意 味 を見 出せ る とい う"有 意 味感"」 と邦 訳 され て い る(山崎 ら,2008,p9)。 これ ら

3つ

の志 向性 は 、"人 生経 験"に よ り発 達・ 形 成 す る。 この人 生 経 験 は

3つ

のパ ター ン に分 け られ る 。そ の

3つ

のパ ター ン とは先 に述 べ た「一 貫 性 の経 験 」・ 「過 少負荷 と過 大 負荷 のバ ラ ンス の経 験 」。「結 果形 成 へ の参 加 の経 験 」 で あ り、 そ れぞ れ 一貫 性 の経 験 は 「把 握 可 能 感 」を、過 少 負 荷 と過 大 負 荷 のバ ラ ンス の経 験 は 「処 理 可 能 感 」 を、 結 果 形 成 へ の参 加 の経 験 は 「有 意 味 感 」 を形 成 。発達 させ る。 以 上 の 内容 が

SOCの

理 論 で あ り、健 康 に対 して の予測 力 や ス トレ ッサ ー ヘ の緩 衝 効 果 の 検 証 が 、度 重 な り行 わ れ て き た 。 しか し、 これ まで に行 わ れ て き た研 究 の多 くが 、

SOCを

独 立 変 数 と し、客 観 的 健 康(死亡 。罹 患)や 主 観 的 健 康 度 と の相 関 関 係 を調 査 す る も のが ほ

(8)

とん どで あ り、 以 下 の

2点

が これ か らの 日本 に お け る 課 題 と して 指 摘 さ れ て い た 。 ま ず 一 つ 目は 、

SOCの

形 成 や 発 達 を促 す 要 因 は 何 か を探 る研 究 で あ る 。 二 つ 目 の 課 題 は

SOCと

抑 う つ・ ス トレス・ 精 神 的 健 康 度 と の 因 果 関 係 の検 証 で あ る 。 二 つ 目の 課 題 は 、

SOCの

概 念 を 用 い た 臨 床 心 理 学 的 な 介 入 プ ロ グ ラ ム の 開 発 に先 駆 け て 行 わ れ る べ き で あ る と述 べ ら れ た(山 崎 ら,2008)。 研 究 の 数 は ま だ ま だ 僅 少 で あ る が 、 今 林 (2014)で は 、 一 つ 目 の 課 題 に 関 して の検 証 が 行 わ れ た 。大 学 生 対 象 に

SOCを

規 定 す る 要 因 と して 、 ソ ー シ ャ ル サ ポ ー ト・ 充 実 感 お よ び 自 己 実 現 態 度 を独 立 変 数 とす る研 究 が 行 わ れ た 。 結 果 、

SOCに

対 して 、 友 人・ 知 人 か らの サ ポ ー トに よ っ て 影 響 を 受 け る こ とが 示 唆 され た 。 ま た 浅 野 (2011)で は 、 先 に述 べ た 二 つ の 課 題 の両 方 に取 り組 む 検 証 が な さ れ た 。 恋 愛 関 係 に あ る カ ッ プ ル を対 象 とす る 調 査 研 究 で あ つ た 。男 女 そ れ ぞ れ の

SOCが

精 神 的 健 康 度 に 与 え る 影 響 と 、

SOCを

規 定 す る 要 因(知覚 さ れ る サ ポ ー トと親 密 度)の検 討 を行 つ た 。 結 果 と して は 知 覚 さ れ た サ ポ ー トと親 密 度 は 共 に

SOCに

正 の 影 響 を 与 え る こ とが 示 唆 さ れ た 。 ま た

SOCは

精 神 健 康 度 に対 して 、 負 の 影 響 を 与 え る こ と が 示 唆 され た 。 丸 山・ 衛 藤 (2010)で は 身体 障 が い 者 に対 して の

SOCと

精 神 的 健 康 調 査 票 日本 語 版

28項

目(The Gencral Hcalth QueSt10nnalre;以 下 、GHQ…

28と

省 略 した)、 自己 効 力 感 、主 観 的 健 康

度 の研 究 を行 っ た 。 結 果 、

SOCか

らGHQ…

28の

下 位 因 子 で あ る う つ 傾 向 へ の 負 の 影 響 が 示 さ れ た 。 こ の よ う に徐 々 に研 究 の 数 や レパ ー ト リー は 増 加 して い る も の の 、 い ま だ 因 果 関 係 へ 研 究 を 発 展 さ せ て い る も の は わ ず か で あ る 。 成 長 感 (心的 外 傷 後 の 成 長) ネ ガ テ ィ ブ な ス トレ ス イ ベ ン トを体 験 した に も 関 わ らず 、 ポ ジ テ ィ ブ な 自己 変 容 が 生 じ る こ と に 着 目 し、自己 変 容 を も た らす 要 因 と して 、「ス トレ ス に起 因 す る 成 長(StreSS Relatcd Growth)」 や 「心 的 外 傷 後 の 成 長(Posttraumatlc Glowth)」 を 指 摘 して い る(奥野,20H)。 こ れ

らの研 究 領 域 と して は 、 い ま だ に多 くが 死 別 ・ 災 害 。虐 待 な ど極 度 に強 い ス トレ ス が 生 じ る と さ れ て い る イ ベ ン トを対 象 と して い る も の が 多 い 。 菅 野 。大 和 田 (2007)で は 、 死 別 体 験 に着 目 し 、 遺 族 の 人 間 的 成 長 と精 神 的 健 康 の 関 連 を 調 査 し た 。結 果 は 成 長 感 の総 得 点 と精 神 的 健 康 度 (GHQ‐ 28)の 総 得 点 に は 強 い 負 の 相 関 が 確 認 さ れ て い た 。GHQ…

28の

下 位 因 子 で あ る 「 う つ 傾 向 」 と成 長 感 に強 い 負 の 相 関 関 係 が 確 認 さ れ て い た 。

(9)

研 究 の フ ィ ー ル ドは 、 そ の 後 拡 大 さ れ て お り、 看 護 職 ・ 対 人 援 助 職 に 関 し て の 報 告 も 増 加 傾 向 に あ る 。 奥 野 (2013)は 看 護 職 に従 事 して い る 労 働 者 を対 象 に 、 ス トレス と成 長 感 の 関 連 を検 討 す る

1年

間 の 縦 断 研 究 を 行 っ た 。 結 果 は 、 仕 事 上 の ス ト レ ス 増 加 量 と 自己 成 長 感 に 因 果 関 係 は 確 認 さ れ な か っ た 。 ど の よ う な 流 れ で ネ ガ テ ィ ブ な ス トレ ス イ ベ ン トか ら 成 長 感 が 規 定 さ れ て い る の か 、 ま た 成 長 感 の 向 上 に よ っ て 、 抑 うつ や 精 神 的 健 康 度 な ど の ス コ ア に よ い 変 化 が 現 れ る の か と い っ た 研 究 は 、 ま だ ま だ 少 な い現 状 に あ る 。 本 研 究 で の 着 眼 点 と 目 的 就 職 活 動 生 た ち が 抱 え る ス トレス ・ 不 安 ・ 精 神 的 健 康 度 に 関 して の検 討 は 少 な い な が ら 存 在 して お り、 キ ャ リ ア の 形 成 。発 達 と い う観 点 か ら研 究 さ れ て い る こ と が 先 行 研 究 か ら も 明 らか で あ る 。 しか し、 ど の よ う な 要 因 に よ って 就 職 活 動 時 の ス トレス や 不 安 の 低 減 。 精 神 的 健 康 の 向 上 が も た ら さ れ る か の 要 因 の 検 討 は ほ とん ど確 認 さ れ な い 状 況 に あ っ た 。 就 職 活 動 生 た ち へ の サ ポ ー トを考 え る た め に も 、 ス トレス ・ 不 安 や 精 神 的 健 康 に ど の よ う な 要 因 が 影 響 を及 ば して い る の か に つ い て 検 討 す る こ とが 重 要 で あ る と考 え た 。 本 研 究 で は 、 就 職 活 動 生 が 抱 え る 問 題 に対 し 、 成 長 後 の キ ャ リア 発 達 ・ 形 成 に 影 響 し う る 要 因 と して 、SOC・ 成 長 感 に着 日 し、 与 え る 影 響 に つ い て 検 討 す る こ と を 目的 と し た 。 ま た 新 規 学 卒 の就 職 活 動 と い う特 定 の 場 面 に お い て 、

SOCを

規 定 す る 要 因 と は 何 か を検 討 す る こ と も 目的 と し た 。

SOCの

形 成 。発 達 に お い て は

GRRsの

存 在 が 指 摘 さ れ て い る 。 下 村 。堀 (2004)に よ っ て 示 唆 され た 特 定 の 情 報 源 か ら提 供 され る 情 報 的 サ ポ ー トが

SOCに

影 響 を 与 え る か と い う 点 も検 討 の 内 容 と して 加 え る こ と と した 。

SOCの

各 因 子 と情 報 探 索 行 動 の 各 因 子 に お い て 、以 下 の よ う な 関 連 を 仮 定 し た 。 有 意 味 感 は 意 思 決 定 に か か る 要 因 に よ り規 定 さ れ る た め 、 情 報 探 索 行 動 の 各 因 子 の す べ て と関 連 す る 。 把 握 可 能 感 は 一 貫 し た 価 値 観 に か か る 要 因 に規 定 さ れ る た め 、 就 活 ガ イ ダ ン ス ・ 企 業 か ら得 られ る 世 間 一 般 的 な 業 界 の イ メ ー ジ や 歴 史 、 給 与 情 報 な ど と 関 連 が あ る 。 処 理 可 能 感 は 資 源 が 制 限 さ れ て い な い と感 じ る 要 因 に よ り規 定 さ れ る た め 、 内 部 情 報 を提 供 す る OB・

OGの

存 在 や 自己 の 適 性 に つ い て 助 言 を 得 た り、励 ま し た り を行 う友 人 が 関 連 す る 。 本 研 究 に お け る 仮 説 1仮説 を 図

3に

示 し た) 仮 説

1

藤 里 。小 玉 (2011)を 参 考 に

SOCか

GHQに

対 して 、処 理 可 能 感 。有 意 味 感 は 直 接 的 な 正 の 影 響 を 与 え る 。把 握 可 能 感 か らは 直 接 的 に は 負 の 影 響 を 、内 定 の 結 果 を 介 して は 、 正 の 影 響 を 与 え る 。

(10)

仮 説

2恋

愛 場 面(浅野

,20H)や

身 体 障 が い 者 へ の 調 査(丸 山 。衛 藤 ,2010)で の 結 果 か ら、 首 尾 一 貫 感 覚 を 強 く持 つ ほ ど、

GHQの

ス コ ア が 低 下 す る 。 仮 説

3成

長 感 と

GHQの

研 究 か ら、成 長 感 を 感 じ る こ と が

GHQの

ス コ ア を 低 下 さ せ る 要 因 で あ る 。 仮 説

4有

意 味 感 へ は 、 す べ て の 情 報 源 か らの 正 の 影 響 が あ る 。 把 握 可 能 感 は 、 就 活 ガ イ ダ ン ス ・ 企 業 に よ って 正 の 影 響 を 受 け る 。 処 理 可 能 感 は 、 OB・ OG、 友 人 に よ り、 正 の 影 響 を 受 け る 。 ヽ 、 ` ヽ土 +` ヽ 、

′」

L′

+` ` / +/′ / ` 手`ヽフ / 1■// ン 隼 ′ ′ / / / / / 図

3情

報 探 索 行 動 ・SOC・ 成 長 感 の 精 神 的 健 康 度 へ の 低 減 効 果 の 検 討 モ デ ル 実 線 は 藤 里 。小 玉 (2011)で 示 さ れ た部 分 で あ る。 点 線 が 本 研 究 で の検 討 点 。

(11)

方 法 調 査 対 象 者 就 職 活 動 中 の 大 学 生 。大 学 院 生

314名

を対 象 と した 。 男 性

166名

(529%)。 女 性

148名

(471%)が

協 力 し た 。 調 査 時 期

2014年

7月

下 旬 ∼9月 上 旬 に実 施 した 。 使 用 尺 度

1情

報 探 索 行 動 尺 度 矢 崎 ら(2007)に よ って 作 成 さ れ た

4因

子 の 全

77項

目 の 尺 度 を使 用 し た 。 回 答 方 式 は 「

5と

て も お こ な っ た 」 か ら 「

1ま

っ た く行 わ な か っ た 」 ま で の

5件

法 で あ っ た 。因 子 は「企 業(企業)」 、「就 活 方 法(就活 ガ イ ダ ン ス)」 、「経 験 。体 験(OB・ OG)」 、 「 自己 関 連(友 人)」 と命 名 さ れ た 。 今 回 は 回 答 の コ ス トを抑 え る た め に 因 子 負 荷 量 の 上 位

5項

目 を使 用 し、 合 計

20項

目 を 使 用 し た 。

2首

尾 一 貫 感 覚

13項

目尺 度 日本 語 版(以下 、 SOC‐

13と

省 略 し た

)Antonovsky(1987,山

崎 。吉 井 訳 ,2001)に 作 成 さ れ た 首 尾 一 貫 感 覚 を測 定 す る た め の 尺 度 を使 用 した 。

3因

子 全

13項

目 の 尺 度 で あ っ た 。 回 答 方 法 は 、質 問 項 目 に よ って 異 な る が

7件

法 の 回 答 方 式 で あ つ た 。 因 子 は 、「把 握 可 能 感 」、「処 理 可 能 感 」、「有 意 味 感 」 で あ っ た 。

3日

本 語 版 外 傷 体 験 後 成 長 尺 度 (Posttraumatlc Growth lnventory,以 下 、

PTGIと

省 略 し た)

Taku,C alhoun,Tedeschl,Gll‐ 1lvans,Kllmer,&Cann(2007)に よ っ て 日本 版 が 開 発 さ れ た 尺 度 を

使 用 し た 。

4因

子 全

21項

目 の 尺 度 で あ っ た 。就 職 活 動 の 成 長 感 と して は そ ぐわ な い と考 え られ る 宗 教 性 の 強 い

2項

目 を 削 除 し合 計

19項

目 を使 用 した 。

4因

子 は「他 者 と の 関 係 」、 「新 た な 可 能 性 」、「人 間 と して の 強 さ」、「精 神 性 的 変 容 お よ び 人 生 に対 す る感 謝 」 で あ つ た 。 藤 里・ 小 玉 (2011)で は 、 田 回 ら(2005)に よ り作 成 さ れ た

PTGIが

使 用 さ れ て い た 。 しか し、 田 回版

PTGIは

原 著 者 か ら同 意 を得 ず に邦 訳 して い た た め 、 そ の後 、 原 著 者 か ら邦 訳 許 可 を 受 諾 した 宅 版

PTGIを

使 用 す る こ と と し た 。

4精

神 健 康 度 尺 度(精神 的 健 康 調 査 票 日本 語 版

12項

目,以下 、GHQ…

12と

省 略 し た

)中

川 。大 坊 (1985)に よ っ て 邦 訳 さ れ た 質 問紙 の 短 縮 版 を使 用 した 。 回 答 方 法 は,「

0で

き た 」 か ら「

3全

くで き な か っ た 」の

4件

法 で あ っ た 。 精 神 的 健 康 が 不 健 康 で あ る ほ ど、 高 得 点 と な る よ う 開 発 され て い た 。 採 点 で は 、

GHQ採

点 法 0-0‐

1-1点

を 用 い た 。 総 得 点 は 0∼

12点

で の 推 移 とな る 。 中川 。大 杉 に よ れ ば精 神 的 健 康 と不 健 康 に 関 す る 区 分 点 は 3∼4 点 間 で あ っ た 。

5フ

ェ ー ス シ ー ト ① 就 職 活 動 の 開 始 時 期 、 ② 内 定 の 有 無 、 ③ 性 別 を 聴 取 した 。 手 続 き 就 職 活 動 イ ベ ン トヘ 参 加 した 学 生 ヘ イ ベ ン ト会 場 入 口 に て 質 問紙(無記 名・個 別 自

(12)

記 入 式)の配 布 を 行 い 、終 了後 に 回 答 の有 無 に か か わ らず 質 問紙 の 回 収 を行 つ た 。関 西 圏 お よ び 名 古 屋 。東 京 で 実 施 した 。 回 収 率 は

783%で

あ っ た 。 解 析 方 法 情 報 探 索 行 動 尺 度・SOC-13・

PTGl

構 造 方 程 式 モ デ リ ン グ に て モ デ ル の検 討 を行 う前 に 、 質 問 紙 の 因 子 構 造 が 再 現 さ れ る か の検 証 を行 つ た 。 使 用 し た ソ フ トは 、

SPSS Ver 21で

あ つ た 。分 析 方 法 は 、各 質 問紙 で 報 告 さ れ て い る 因 子 数 に 固 定 し、因子 分 析 (最尤 法 ・ プ ロ マ ッ ク ス 回 転 )を 行 っ た 。 質 問 項 目 の 削 除 に 関 して は 、 因子 負 荷 量 が

4未

満 の 値 を 示 す 項 目、 複 数 の 因子 に

4以

上 の 値 を持 つ 項 目 は 削 除 す る こ と と し処 理 を行 つ た 。 前 述 の 方 法 で 最 終 的 に得 られ た 結 果 と、 先 行 研 究 の 質 問 項 目の ま と ま りを 比 較 す る と い う方 法 を と っ た 。 結 果 因 子 分 析 と 記 述 統 計 と 各 因 子 間 相 関 本 調 査 に て 使 用 した 尺 度 の 因子 分 析 、 お よ び 各 因子 間 の 相 関 分 析 の 結 果 を 示 し た(表 1)。 情 報 探 索 行 動 尺 度 の「企 業 」と SOC‐

13の

間 に 有 意 な 相 関 関 係 が 示 唆 さ れ た 。

SOC-13の

「有 意 味 感 」。「把 握 可 能 感 」 と の 間 に も有 意 な 相 関 が 確 認 さ れ た 。 ま た 、 情 報 探 索 行 動 尺 度 の 「企 業 」 は 「内 定 の数 」 と有 意 な 相 関 関 係 に あ る こ と も確 認 で き た 。 情 報 探 索 行 動 尺 度 解 析 方 法 に 従 い 、

13項

4因

子 で お お む ね 因 子 構 造 が 再 現 さ れ た(表 2)。 そ れ ぞ れ の 因子 に つ い て 、 得 られ る 情 報 源 の観 点 か ら、 因子 1・ 就 活 ガ イ ダ ン ス 、 因 子

2.企

業 、 因 子

3 0B・

OG、 因 子

4

友 人 と して 因 子 名 を 付 け る こ と と した 。 本 研 究 で は 、 ど の 情 報 源 か ら提 供 さ れ た 内 容 に影 響 を受 け る か と い う情 報 源 を 重 視 し て い た こ と も あ り、 上 記 で の 命 名 を採 用 し た 。

SOC-13

解 析 方 法 に従 い 、

11項

3因

子 で お お む ね 因 子 構 造 が 再 現 さ れ た(表 3)。 因 子 名 は 、 因 子 1・ 有 意 味 感 、 因子

2.把

握 可 能 感 、 因 子 3・ 処 理 可 能 感 を 採 用 した 。

PTGl

解 析 方 法 に従 い 、

12項

2因

子 で お お む ね 因 子 構 造 が 再 現 さ れ た(表 4)。 田 口 版

PTGIを

参 考 に 、 因 子 名 は 、 因 子

1

自 己 の 能 力価 値 へ の 気 づ き 、 因 子

2.自

他 の 絆 の 再 発 見 を 採 用 す る こ と と した 。 就 職 活 動 時 期

2014年

5月

か らは じめ た も の が 最 多 で あ っ た 。 内 定 の 有 無 内 定 を 得 て い る も の が

81名

、全 体 の

258%存

在 して い る こ と が 分 か っ た 。

(13)

1,使

用 した尺度の平均 0標準偏差・各尺度および因子の相関関係

太字は異な る尺度 間、あ るいは異な る尺度の因子 間で有意差の確認 された ものを示 して いる。

Mean SD

情報

企業

就活 OB・

友人

SOC―

有意

把握

処理

PTGI

探索

OG 13

味感

可能

可能

自己の能 力 価値 への気づ き 尻讐奥貰 G‖ ,―

体]J起 探索行 動 企 業 就 活 力゛イダ ス OB・

OG

友 人

SOC-13

有 意 味 感 把握可能感 処理可能感 PTGI 自己の能力・価値 への気づき 自他の絆の再発見

GHQ-12

内定

462

956

1386

1098

118

4246

1968

1632

647

3042

773

773

03

645

1 659**

1

595

018

264**

1

749

423**

393**

369**

1

092

.125*

032

037

079

799**

1

076

.130*

074

-028

040

759**

241**

1

-053

-061

-022

-006

-069

421**

334**

112* 1

-003

-061

033

021

-025

-067

004

-092

-095

980**

1

-005

0029

025

-051

-022

-050

-033

-024

-104

717**

566**

1

-029

-.031*

054

058

025

-063

-026

-053

-069

027

-055

-035

-081

1

829

272

352

301

256

1037

627

617

158

944

226

223

06

198

791

454

1

093

.144*

060

005

061 1

-028

-004

-022

006

-026

-007

-005

-084

-105

1

050

0002

-081

-010

061

-094

-066

-022

-067

-102

042

-054

1

(14)

2情

報 探 索行 動 尺 度 の 因子 分 析 と相 関係 数 ヵ磁ニス 企業 OB・

OG

友 人

8就

職活動 に必要なマナーや礼儀 について就職活動ガイダンスを聞いた

9履

歴書 の書き方 について、就職ガイダンスで聞 いた 10企業への電話 の掛 け方 について、就職ガイダンスで聞 いた

4企

業 の労働条件 につ いて、企業 から送付 された資料でみた

3企

業 の福利厚 生 につ いて、企業 から送付 された資料でみた

2企

業の労働条件 について、企業 のHPで調 べた

1企

業の給 与 につ いて、企業 のHPで調 べた

180Bや

OGに

職場 の雰 囲気 について聞 いた

200Bや

OGに実 際 に働 いている人 の印象 について聞いた

160Bや

OGに

仕 事 の厳 しさについて聞 いた 13自分が仕事でやりた いことについて、友人と話 した 15自分 に適 した職 業 について、友人と話 した 11自分 の職 業の興 味や 関心 について、友人と話 した 788 123 788 -016 772 -109 487 017

-111 1018

001 729 255 718 -064 074 052 -085 048 -056 -137 232 -069 -070 380 -124 -015 026 -026 -054 -039 -032 154 -034 048 053 -075 -030

019 010

1057 -137 675 053 529 329 -173 849 164 796 -038 555 就 '舌 力°イタ゛ンス 企 業 OB・

OG

281 435 -020 0422 350 表

3.SOC-13の

因 子分 析 と相 関係 数 有意味感 把握可能感 処理可能感 1察傷ケ雪

F「

?まわ りで起こつ0ヽることがどうでも叫 ヽ という気持ちになること

123錯

寮 ら日々の生活で行つていることにほとんど意味がない、と感じることがあ 7あなたが毎 日していることは、 4今まで、あなたの人生 は 5あなたは不 当な扱 いを受 けているという気持ちになることがありますか? 8あなた は、気持ちや考えが非常 に混乱 することはありますか? 9あなたは、本 当なら感 じたくないような感情をいだいてしまうことが ありますか? 13あなたは、自制心を保つ 自信がなくなることがありますか つ

623卿

犬況 の 中は ヽると感 じ、どうすれ ば嵐 ヽのかわから晨 ヽと感 じる 10ガ

雉蟄ピ

Σ

[歩

胤 ⊆

r3曇

,ま

3あなたは、あてにしていた人 にが つかりさせられたことがありますか つ 971 806 786 710 536 292 278 398 -129 330 349 134 114 000 277 213 394 183 293 938 -221 909 -283 815 -044 422 -053 378 011 606 -079 155 487 有意味感 把握 可能感 228 -188

(15)

4 PTGIの

因子 分 析 と相 関係 数 自己の能 力・ 価値 へ の気 づき 再 発 昇 9 10 4 16 19 6 1 5 2 14 17 15 困難 に対 して 自分が対処 して いける ことが、よ りは っき りと感 じられ るよ うにな った。 自分の人生で、 よ り良 い事がで きるよ うにな った。 自らを信頼 する気持 ちが強ま つた。 変化す る ことが 必要な事柄 を、 自ら変えていこうと試みる可能性が、 よ り高 くな った。 他 人を必要とする ことを、よ り受け入れ るよ うにな った。 自分の人生に、新たな道筋を築 いた。 人生 にお いて、何が重要かにつ いての優 先順位 を変えた。 トラブル の際、人を頼 りに出来る ことが、よ りはっき りと分か った。 自分の命 の大切 さを痛感 した。 他者 に対 して、よ り思 いや りの心が強 くな った。 思 って いた以上 に、 自分 は強 い人 間で あるということを発見 した。 人 との 関係 に、 さ らな る努力をするよ うにな った。 947 843 688 659 538 507 425 419 414

-038

178 266

-063

013 -187 -121 073 150 281

-024

144 987 -.566 509 自他 の絆 の再発見 情 報 探 索 行 動 ・ 首 尾 一 貫 感 覚 ・成 長 感 ・

GHQ-12の

関 連 につ いて 本 研 究 の 目的 に あ た る仮 説 モ デ ル の検 証 を行 った 。 分 析 に際 して は 、構 造 方 程 式 モ デ リ ング を用 い た 。

SOCの

発 達 に関 して ア ン トノ フス キ ー が提 唱 した モ デ ル で は 、

SOCの

発 達 や 汎 抵 抗 資 源 の拡 充 に は成 功 体 験 が 重 要 な要 因で あ る と考 え られ て い る(山 崎 ら,2008)。 ま た就 職 活 動 に関 して の研 究 で 無視 で き な い 変 数 と して 、 内定 の 有 無(数)が上 げ られ る。 上 記

2点

の理 由か ら、 本 実 験 で は 内定 を統 制 変 数 と して 交 え 、分 析 を行 った 。 使 用 した ソ フ トは

AMOS Ver21で

あ った 。 有 意 で な いパ ス のす べ て を削 除 し、 最 終 的 に 図

4を

得 た 。

こ の モ デ ル の 適 合 度 は 、x2=33061(df=101)、 GFI=892、

AGFI=854、

RMSEA=08で

あ り、 あ て は ま りが 良 い と は 言 い が た い 結 果 とな っ た 。 各 因 子 の 就 活 ガ イ ダ ンス 、OB・ OG、 友 人 、 処 理 可 能 感 、 自己 の 能 力価 値 へ の 気 づ き 、 に 関 して は 有 意 な 差 の あ る パ ス が 確 認 さ れ な か っ た が 、 仮 説 と の 相 違 点 を 明 確 にす る た め 、 図

4で

は そ れ ぞ れ の 使 用 尺 度 の 全 因子 を 表 記 した 。 ま た そ れ ぞ れ の パ ス の 有 意 確 率 は 表

5に

て 示 した 。 表 5。 各 パ ス の 有 意 確 率 とパ ス 係 数 一 覧 有 意 確 率 パ ス 係 数 50 企 業 → 把 握 可 能 感

011(p<05)

16 企 業 → 有 意 味 感

006(p<01)

17 把握可能感→ 自他の絆の再発見

008(p<01)

-17

自他 の 絆 の 再 発 見 →

GHQ12

12

049(p<05)

- 06

(16)

PTG117 PTG115 自他 の絆の 再発見 GHQ‐12 lnfo l 図

4本

研 究 で得 られ た 就 職 活 動 生 の 精 神 的健 康 度 の低 減 過 程 藤 里 ・ 小 玉 の 研 究 との 比 較 藤 里・ 小 玉 (2011)に よ っ て 得 られ た 結 果 が 再 現 され る か に つ い て の 追 加 の検 証 を行 っ た 。 しか し、 使 用 した 尺 度 と 同 一 の 尺 度 。質 問 項 目が 本 研 究 で は 再 現 で き て い な い 。 フ ェ ー ス シ ー ト内 で の 質 問 項 目 は 、「セ ミナ ー 参 加 数 」 お よ び 「面 接 。試 験 数 」 に 関 して 、 ま た使 用 尺 度 は 、 進 路 選 択 。就 職 活 動 負 担 感 、 就 職 活 動 焦 燥 感 を ア ウ トカ ム 変 数 と して 使 用 して い た が 、 こ ち ら も本 研 究 で は使 用 して い な い 。 代 わ り と して 精 神 的 健 康 度 の 尺 度 を 用 い た た め 、 成 長 感 と 同 じ次 元 に て ア ウ トカ ム 変 数 と して 用 い る こ と と した 。

1度

目 の 処 理 で 自他 の 絆 の 再 発 見 に仮 定 して い た 誤 差 が 負 の 値 と な る現 象 が 生 じた 。 そ の た め 、 誤 差 の分 散 を

1で

固 定 し、再 度 分 析 を 行 っ た 。結 果 と して 、適 合 度 は G FI=772、

AGFI=725、

RMSEA=109

で あ り、 パ ス の 有 意 も確 認 さ れ な か っ た 。

(17)

考 察

SOCと

成 長 感 の 関 係 に つ い て (仮説 1) 本 研 究 に お い て 、

SOCの

因 子 で あ る 「把 握 可 能 感 」 か ら成 長 感 の 因 子 で あ る 「自他 の 絆 の 再 発 見 」 へ の 影 響 が 支 持 さ れ た 。 藤 里 。小 玉 (2011)と 唯 一 、 一 致 し た パ ス で あ っ た が パ ス 係 数 (-17)は 低 か つ た 。これ は 首 尾 一 貫 感 覚 の 把 握 可 能 感 が 、成 長 感 の 自他 の 絆 の 再 発 見 に 関 して 抑 制 機 能 を持 つ 可 能 性 の 示 唆 で あ っ た 。 抑 制 機 能 と して 現 れ た 要 因 と し て 、 自己 分 析 を行 う 過 程 が 抑 制 的 に 機 能 し た の で は な い か と考 え られ る 。 就 職 活 動 中 に は

HPや

業 界 研 究 会 ・ 情 報 交 換 サ イ トな どで 、 各 企 業 や 業 界 が 必 要 とす る 人 物 像 や 技 術 ・ 性 格 な ど の 情 報 収 集 を頻 回 に行 う 。 同 時 に 自己 に対 して 適 性 や 価 値 観 な ど を企 業 側 とす り合 わ せ る と い う過 程 が 発 生 す る 。 こ の 過 程 は 自己 の 将 来 の働 く像 を想 像 しや す く し、 職 業 リ ア リテ ィ を 高 め る 一 方 、 そ こで 出 会 う友 人 や 見 知 らぬ 就 職 活 動 生 た ち と の 能 力 や 性 格 ・ 情 報 量 の 差 に 焦 りを感 じる こ とが あ る 。 ま た 、 同 じよ う に就 職 活 動 を 経 験 して い る 者 で も 内 定 を得 て い る 、 最 終 面 接 に進 ん で い る な ど、 自分 と比 較 し、 先 に進 ん で い る も の に対 して の 劣 等 感 や 競 争 心(友人 ・ 知 人 よ りい い 企 業 に 採 用 さ れ た い な ど)を持 つ こ と も あ る 。 こ の よ う な 理 由 に よ っ て 、 抑 制 され て い く の で は な い か と考 え られ た 。 藤 里 。小 玉 (2011)で も 、「同 じ就 職 先 を希 望 し 、 内 定 を 奪 い 合 う ラ イ バ ル た ち の 存 在 を把 握 す る こ と に よ っ て 、 他 者 を 自分 の マ イ ナ ス の 要 素 で あ る と捉 え る 可 能 性 も あ る 」 と、 就 職 活 動 生 が 抱 え る 複 雑 な 心 性 を 評 して い た 。

SOCと

精 神 健 康 度 の 関 係 に つ い て (仮説 2) 首 尾 一 貫 感 覚 と精 神 健 康 度

(GHQ-12)に

お け る 因果 関 係 は 確 認 さ れ な か っ た 。本 邦 に お い て は 、 看 護 職 を 中心 と した 対 人 援 助 職 で の 調 査 が な さ れ 、 首 尾 一 貫 感 覚 と

GHQに

正 の 相 関 関 係 が 認 め られ る(小林 。乗 越 ,2005)と 示 唆 され て い る も の の 、 因 果 関 係 へ と研 究 を発 展 させ た 報 告 は い ま だ 数 が 少 な い 状 況 に あ る 。 自石 ら(2011)で は 、 大 学 生 に対 して

SOCと

精 神 健 康 度 に 関 して の 調 査 を行 っ た 。結 果 は 、

SOCの

各 因 子 を 独 立 変 数 と し て 、

GHQに

対 す る 負 の影 響 が 確 認 さ れ て い た 。 しか し、 焦 点 を 当 て た 就 職 活 動 生 は 北 見 ら(2009)で 示 され た よ う に 、 就 活 を経 験 した 者 と進 学 な ど の理 由 で 就 活 を経 験 して い な い 者 た ち の 間 に は 精 神 的 健 康 度 に お い て 有 意 な 差 が あ る こ と が 報 告 され て い る 。 そ の た め 大 学 生 の 恋 愛 関 係 を 対 象 に

SOCと

GHQの

関 係 を検 討 し た 浅 野 (2011)や 白石 (2011)の よ う に 、

SOCか

GHQヘ

の 負 の影 響 の確 認 に は 至 らな か っ た 可 能 性 が 考 え られ た 。 大 学 生 に お け る

SOCと

GHQの

関 係 に つ い て 、 就 職 活 動 生 と い う 特 定 の 場 面 に お か れ て い る 学 生 た ち に も適 応 が 可 能 で あ 14

(18)

る か 検 討 す る こ と も必 要 で あ る と考 え られ た 。 成 長 感 と 精 神 健 康 度 の 関 係 に つ い て (仮説 3) 成 長 感 尺 度 に お け る 「 自他 の 絆 の 再 発 見 」 か ら

GHQに

対 して の パ ス 係 数 (-06)が 伸 び 、 低 い な が ら も 負 の 影 響 が 確 認 さ れ た 。 こ れ は 、 成 長 感 を得 る こ と に よ っ て

GHQの

ス コ ア が 下 が る こ と を意 味 し 、 よ り健 康 的 に変 容 す る とい う こ とで あ る 。 こ の よ う な 影 響 が あ る 理 由 と して は 、 他 者 へ 配 慮 で き て い る と い う 意 識 と実 際 の 円 滑 な 対 人 関 係 が 要 因 で は な い か と考 え た 。就 職 活 動 とい う不 安 や ス トレス を 抱 え た 状 況 で あ つ て も、就 職 活 動 生 た ち は 、 新 し い 人 間 関 係 を構 築 した り、 そ れ ま で の 生 活 で 得 る こ と の で き た 人 間 関 係 を 大 切 に し た り、 試 行 錯 誤 しな が ら 目標 に 向 か つ て 頑 張 っ て い る 。 就 職 活 動 の た め に他 人 を な い が し ろ に し て い な い と い う意 識 と、 そ の 意 識 か ら も た らさ れ る マ ナ ー や 礼 儀 の あ る 行 動 に よ り円 滑 な 関 係 が 構 築 ・ 維 持 さ れ る 。 と りわ け 初 対 面 の 相 手 と一 時 的 な も の とは 言 え 、 人 間 関 係 を構 築 し、 協 力 しな け れ ば な らな い 場 面 に多 く直 面 す る 。 ま た 、 そ こで の 評 価 は 最 悪 の 場 合 、 不 採 用 と い う フ ィ ー ドバ ッ ク と して 明 確 に現 れ る こ と も あ る 。 こ う し た 失 敗 や 成 功 の 繰 り返 し を 経 験 す る こ とで 、 人 間 関 係 を 構 築 す る ポ イ ン トを つ か ん で い く 。 こ の よ う な 他 者 に 配 慮 す る 姿 勢 と う ま くで き て い る と い う 意 識 、そ して 実 際 の 円 滑 な 人 間 関 係 に よ っ て 、 精 神 的 な 健 康 が 影 響 さ れ る の で は な い か と考 え た 。 汎 抵 抗 資 源 1企業)と

SOCの

関 係 に つ い て (仮説 4) 本 調 査 に お い て 、就 職 活 動 生 は 企 業 が 提 示 す る 福 利 厚 生・休 日・給 与 な ど の 情 報 を 元 に 、 有 意 味 感 ・ 把 握 可 能 感 の 志 向 性 を 形 成 。発 達 さ せ る こ とが 示 唆 さ れ た 。 近 年 の 企 業 の 採 用 活 動 に お い て 、入 社 後 の ミ ス マ ッチ に よ る 離 職 を 防 ぐた め 、

HPや

会 社 説 明 会 で 配 布 さ れ る 書 類 の 内 容 は 、 各 企 業 が 自社 で 働 く と は ど う い う こ とか と い う理 念 的 な 内 容 か ら、 よ り現 実 的 に 1日 の タ イ ム ス ケ ジ ュ ー ル や 会 社 内 の 風 景 な ど工 夫 が こ らさ れ て い る 。 社 員 イ ン タ ビ ュ ー の 掲 載 ・ 先 輩 た ち の 趣 味 、 休 日 の 過 ご し方 な ど プ ライ ベ ー トな 内 容 を 、

HPに

掲 載 す る 場 合 も 少 な く な い 。こ の よ う に 多 岐 に わ た る 情 報 を 入 手 で き る よ う に な っ た こ とで 、 そ の 会 社 で 働 き な が ら生 活 して い く見 通 し を た て る こ とが で き 、 把 握 可 能 感 の 向 上 に つ な が る と考 え られ る 。一 方 、有 意 味 感 に つ い て 、企 業 が 影 響 す る 要 因 に は 、 キ ャ リア に 関 す る 取 組 が あ る と考 え た 。 企 業 側 が

HPで

視 覚 化 し工 夫 を 凝 ら して い る 内 容 の ひ とつ に は 、 キ ャ リ ア 教 育(キ ャ リア 形 成)に 関 して の 内 容 が あ り、 多 く の 企 業 が 得 られ る 経 験 や 資 格 、 何 年 後 に は ど の よ う な ス テ ッ プ で 部 下 を持 ち 、 役 職 に就 くか につ い て の 情 報 を 可 能 な 限 り発 信 し て い る 。 こ う し た キ ャ リ ア に 関 して の 情 報 を 汲 み 取 る こ と と、 先 の

(19)

職 業 的 リ ア リテ ィ の 形 成 に よ っ て 、 自己 が 大 事 にす る価 値 観 と の す りあ わ せ や 、 自己 実 現 へ の欲 求 が 刺 激 さ れ 、 有 意 味 感 が 向 上 す る と考 え た 。 藤 里 ・ 小 玉 と の 相 違 点 に つ い て 比 較 と して 行 つ た 解 析 に お い て 、 先 行 研 究 と の 方 法 的 な 相 違 点 は 数 点 あ っ た が 、 再 現 結 果 で は 有 意 な パ ス が 確 認 さ れ な か っ た 。 ま た 適 合 度 も不 適 な 値 で あ っ た 。 再 現 さ れ な か っ た 理 由 と して は 、 使 用 して い た

SOC尺

度 が 藤 里 ・ 小 玉 (2011)で 使 用 して い た

29項

目 の 短 縮 版 で は な く、

13項

目 の 短 縮 版 で あ っ た こ とが 考 え られ た 。 こ の た め 、就 職 活 動 生 た ち の

SOCに

関 す る 潜 在 的 な 関 係 を 、詳 細 に は 測 りき る こ とが で き な か っ た 可 能 性 が 指 摘 で き る 。 ま た 、 時 代 的 な 影 響 も 少 な か らず 受 け て い る と考 え た 。藤 里 。小 玉 (2011)で は

2009年

4月

か ら

2010年

2月

に か け 、 調 査 を 行 つ て い た 。 こ の

2010年

度 卒 は 、 ア メ リカ の リー マ ン シ ョ ッ ク か ら派 生 した 経 済 不 振 に よ り、 採 用 数 の激 減 。内 定 切 りな どが 社 会 問 題 と して 発 生 し た 時 期 で あ つ た 。 こ う した 、 方 法 的 側 面 と時 代 的 な 背 景 の 不 一 致 に よ っ て 、 藤 里 ・ 小 玉 (2011)の 再 現 に い た らな か っ た と考 え られ た 。 16

(20)

引用 文 献

穴 井 千 鶴 。園 田直子 ・ 津 田彰

2006

健 康 性 正 論 とポ ジテ ィ ブ心 理 学 ― 育 児 支 援 によ る コ ミュ ニ テ ィ介 入 ― 島 井 哲 志(編

)ポ

ジテ ィ ブ心 理 学

-21世

紀 の心 理 学 の可 能 性 一 ナ カ ニ シヤ 出版 Pp 223… 240

Antonovsky,A 1987 Unravellng thc Mystery of Hcalth How Peoplc Manage Stress and Stay Well San Franclsco Jossey‐ B ass(ア ン トノ フス キ ー

,A

山 崎 喜 比 古 。吉 井 清 子(監訳)

2001健

康 の 謎 を解 く一 ス ト レス 対 処 と健 康 保 持 の メ カ ニ ズ ム 有 信 堂 高 文 社) 浅 野 良 輔

20H

恋 愛 関 係 に お け る 健 康 生 成 モ デ ル の個 人 内 。個 人 間 過 程 一 カ ッ プ ル デ ー タ を 用 い た検 討 ― 実 験 社 会 心 理 学 研 究

50-2 Pp 158…

167 藤 井 義 久

1999

女 子 学 生 にお け る 就 職 不 安 に 関 す る研 究 心 理 学 研 究

70-5

Pp 417-420 藤 里 紘 子 ・ 小 玉 正 博

2011首

尾 一 貫 感 覚 が 就 職 活 動 に伴 うス トレス お よ び 成 長 感 に及 ぼ す 影 響 教 育 心 理 学 研 究

59 Pp 295…

305 平 成

25年

度 版 自殺 対 策 白 書

2013

特 集 ― 自殺 統 計 の 分 析 ―

Pp 53

今 林 俊 一 ・ 那 須 野 美 咲

2014

大 学 生 の 首 尾 一 貫 感 覚 に 関 す る研 究 鹿 児 島 大 学 教 育 学 部 教 育 実 践 研 究 紀 要

23 Pp 143…

149 菅 野 絵 理 子 。大 和 田 掃 子

2007

死 別 経 験 に 夜 人 間 的 成 長 ― 肯 定 的 側 面 と否 定 的 側 面 と の 関 連 性 一 日本 心 理 学 会

71

ポ ス タ ー 発 表 北 見 由 奈 。茂 木 俊 彦・ 森 和 代

2009大

学 生 の 就 職 活 動 ス トレス に 関 す る研 究 ‐評 価 尺 度 の 作 成 と精 神 的 健 康 に 及 ぼ す 影 響 中学 校 メ ン タ ル ヘ ル ス 12 Pp 43-50 小 林 裕 美 。乗 越 千 枝

2005

訪 問 看 護 師 の ス トレス に 関 す る研 究 ― 訪 問 看 護 に伴 う負 担 と栄 進 健 康 状 態

(GHQ)お

よ び 首 尾 一 貫 感 覚

(SOC)と

の 関 連 に つ い て ― 日本 赤 十 字 九 州 国 際 看 護 大 学 lntramural rescarch report 4 Pp 128‐ 140

丸 山 東 人・衛 藤 隆

2010

過 疎 地 に 暮 らす 身 体 障 が い者 実 態 調 査 に お け る,首尾 一 貫 感 覚

(SOCに

関 す る 因 子,お よ び 自己 効 力 感(GSES),精 神 健 康 度

(GHQ),主

観 的 健 康 度 と の 相 互 関 連 性 につ い て の検 討 民 族 衛 生

76-2 Pp 69-85

文 部 科 学 省

20H

キ ャ リ ア 教 育 の 手 引 き 中 川 泰 彬 。大 坊 郁 夫

1985日

本 語 版

GHQ精

神 健 康 調 査 票<手 引

>日

本 文 化 科 学 社 Pp 19-33 奥 野 洋 子

20H

対 人 援 助 職 に お け る ポ ジ テ ィ ブ な 変 化 につ い て ― 看 護 士 の 自己 成 長 の 17

(21)

特 徴 に つ い て ― 近 畿 大 学 臨 床 心 理 セ ン タ ー 紀 要

4 Pp 19-30

奥 野 洋 子

2013

対 人 援 助 職 の ス ト レ ス 体 験 が

1年

後 の 自 己 成 長 感 に 与 え る 影 響 に 関 す る 縦 断 的 研 究 近 畿 大 学 医 学 雑 誌 38… 3 Pp l15… 124 尾 崎 真 奈 美

2013「

与 え る 喜 び の 心 理 学 」 。ポ ジ テ ィ ブ 心 理 学 第 二 世 代 (研 究 発 表 論 文) 国 際 生 命 情 報 科 学 会 31… l Pp 61… 66 下 村 英 雄 ・ 堀 洋 元

2004

大 学 生 の 就 職 活 動 に お け る 情 報 探 索 行 動 ・ 情 報 源 の 影 響 に 関 す る 検 討 社 会 心 理 学 研 究 20‐

2 Pp 93-105

白 石 実 加 。田 中 芳 幸 。関 口 智 美 ・ 外 川 あ ゆ み

20H

首 尾 一 貫 感 覚 と精 神 的 健 康 の 関 連 性 ― 精 神 的 健 康 の 二 次 元 論 に 基 づ く検 討 一 日本 心 理 学 会

75 Pp 445

田 口 香 代 子・古 川 真 人

2005外

傷 体 験 後 の ポ ジ テ ィ ブ レ ガ シ ー に 関 す る 研 究 昭 和 女 子 大 学 生 活 心 理 研 究 所 8 Pp 45‐ 50

Taku Kanako o Lawrencc G Calhoun,Rlchard G Tcdcschl,Vlrginla Gll― Rlvans,Ryan

P Kllmcr,&ArnleCann 2007 Examlnlng posttraumatlc growth among Japanese unlverslty students Anxlcty,Stress,`tCoplng 20-4 Pp 353… 367 浦 上 昌 則

1996

就 職 活 動 を 通 し て の 自 己 成 長 一 女 子 短 大 生 の 場 合 ― 教 育 心 理 学 研 究 44‐4 Pp 400-409 山 崎 喜 比 古 ・ 坂 野 純 子 ・ 戸 ケ 里 泰 典

2008

ス ト レ ス 対 処 能 力

SOC

有 信 堂 高 文 社 矢 崎 裕 美 子・斎 藤 和 志 。高 井 次 郎

2007就

職 に 関 す る 情 報 探 索 行 動 尺 度 の 作 成 名 古 屋 大 学 大 学 院 教 育 発 達 科 学 研 究 科 紀 要

54 pp 127-134

矢 崎 裕 美 子・斉 藤 和 志

2014

就 職 活 動 中 の 情 報 探 索 行 動 お よ び 入 社 前 研 修 が 内 定 獲 得 後 の 就 職 不 安 低 減 に 及 ぼ す 効 果 実 験 社 会 心 理 学 研 究

53-2 Pp 131-140

(22)

appendix

調査協 力のお願 い

本調査は、就職活動生が①就職活動を通 しどのような成長を獲得するか、②就職活動の情報 の収集過程が、どのようにス トレス対処能カヘ影響を及ぼすかについて検討することを目的と した調査です。 【回答いただいた情報の取 り扱い】

1無

記名での回答により個人が特定されることはございません。

2ご

回答いただきました情報に関 しては、厳重に保管 し、然るべき保管期限ののち、裁断 処理を実施いたします。 【回答の際の注意点 。お願い】

1本

調査は、回答者様の性格や適性を判断するものではあ りません。今のみなさんの状況 を教えていただく調査です。深 く考えず、直感でお答えください。

2回

答の際は、すべての質問項 目に回答いただくようにお願いいたします。

3回

答は任意です。答えたくない質問を見つけた場合は、その場で回答を中止 していただ けます。 性別

(

)

★就職 活 動 につ いて ① 開始 時期 ×就職活動についての情報を調べ始めた時期を記入 してください

(

月) ② 現在 選考 中の企 業数 ×ES(履歴書)提出・面接・グループワークなどの採用にかかわる選考に進んでいる企業数

(

社)

③現在までの選考に参加した企業数

(

)

④内定の数

(

) 19

(23)

謝 辞 調 査 の 実 施 に あ た り、

K協

議 会 主 催 ・ 共 催 イ ベ ン び 大 学 院 生 様 方 に ご協 力 を い た だ き ま した 。 ま た 、 を賜 りま し た

K協

議 会 代 表 者 様 、本 研 究 にお い て 、 し た 大 野 裕 史 先 生 、 更 に は 貴 重 な検 討 点 ・ 修 正 点 を 生 各 位 に心 よ り御 礼 申 し上 げ ま す 。 卜に 参 加 した 就 職 活 動 中 の 大 学 生 お よ ア ン ケ ー ト実 施 に 関 して の 貴 重 な 時 間 研 究 計 画 の 段 階 か ら厚 く ご指 導 賜 りま ご指 摘 くだ さ りま した ゼ ミ生 ・ コ ー ス 20

表 2情 報 探 索行 動 尺 度 の 因子 分 析 と相 関係 数 ヵ 磁ニス   企業  OB・ OG  友 人 8就 職活動 に必要なマナーや礼儀 について就職活動ガイダンスを聞いた 9履 歴書 の書き方 について、就職ガイダンスで聞 いた 10企 業への電話 の掛 け方 について、就職ガイダンスで聞 いた 4企 業 の労働条件 につ いて、企業 から送付 された資料でみた 3企 業 の福利厚 生 につ いて、企業 から送付 された資料でみた 2企 業の労働条件 について、企業 の HPで 調 べた
表 4 PTGIの 因子 分 析 と相 関係 数 自己の能 力・   価値 へ の気 づき 再 発 昇 9 10 4 16 19 6 1 5 2 14 17 15 困難 に対 して 自分が対処 して いける ことが、よ りは っき りと感 じられるよ うにな った。自分の人生で、 よ り良 い事がで きるよ うにな った。自らを信頼 する気持 ちが強ま つた。変化す る ことが 必要な事柄 を、 自ら変えていこうと試みる可能性が、よ り高 くな った。他 人を必要とする ことを、よ り受け入れ るよ うにな

参照

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