第6学年1組
算数科学習指導案
1 単元 「かさを調べよう」(本校教育課程算数科単元10月中旬 総時数11時間) 2 単元観 ○教材観 「かさ」について子どもたちは、これまで第3学年において、水のかさを取り扱い、ℓ
dℓ mℓ の単位について学習している。本単元では、もののかさも面積と同じように、単位の大きさを決める とその幾つ分として数値化してとらえることができるなど、体積の意味について理解し、その単位 ㎤ ㎥ を知り、直方体や立方体等の体積を求めることができるようにすることがねらいである。身の回 りにある立方体や直方体の体積を実際に求める体験的な活動により、体積についての量感を育てたり、 学習したことを生活の中に活用する力を育てたりすることが大切だと思われる。 ○児童観 実態調査の結果から本学級の子どもたちは、「工夫して面積(L字型・U字型)を求める」ことにつ いては30 人中 10 人(33%)、「面積の単位の換算」は30 人中 24 人(80%)、「直方体を展開図に表す」 については30 人中 12 人(40%)の児童が理解できていないということがわかった。また、20年度の NRT学力検査の結果では「量と測定」領域が一番低かった。そこで、「量と測定」の意味を理解した り、量についての感覚を豊かにするための工夫が必要だと考える。 自己評価活動については、ほとんどの児童が「全体のめあて」から、解決方法の見通しのための「自 分のめあて」を設定できている。自己評価(ふりかえり)については、自分の学習プロセスをふりか えりくわしく記述できるようになってきた。しかし、「自分のめあて」に対するふりかえりができなか ったり、「よくわかった」という表現のみの児童もいる。 ○指導観 本単元の指導にあたっては、導入段階では、直方体の大きさ比べについて、直接比較をした後、面 積の学習を想起させ、かさも単位量の幾つ分であらわすと便利だということに気づかせる。そして、 1辺が1㎝の立方体がいくつ分あるかを調べることで、体積が数値化できることを理解させたい。 ㎤ 展開段階では、既習事項を想起させながら、体積は1 のいくつ分で表すということをもとに公式 ㎤ に至るまでの手順を十分に理解させたい。そのため、縦3㎝・横5㎝・高さ4㎝の直方体では、1 の立方体を1段分子どもたちに敷き詰めさせて考えさせたい。また、大きな体積の学習では、量感を つかませるため1㎥の模型を用意し、実物を通して理解させたい。複合図形の学習においても、既習 事項(L字型の面積の求め方・立方体や直方体の体積の公式)の活用をさせながら自分の力で考えさ せたい。 終末段階では、たしかめ道場の問題を練習し、習熟を図る。その中で、自分のつまづきに気づかせ、 体積の単位やその求め方についての理解を確かなものにさせたい。 3 単元の目標 ◇単位となる大きさのいくつ分としてのものの大きさを数値化することのよさがわかり、進んでこれ を活用しようとする。 (関心・意欲・態度) ◇直方体や立方体等の体積の公式を考え出したり、これを活用して簡単な複合図形の体積の求め方を 工夫したりすることができる。 (数学的な考え方) ◇直方体や立方体の体積を求めることができる。 (表現・処理) ㎤ ㎥ ◇体積の意味がわかり、単位 、 を知る。 (知識・理解)4 単元指導計画・評価計画 (総時間数11時間) 段階 時数 学習活動 教師の支援 評価規準 直方体と立方体の大きさを数値 立体の大きさを比べる活動を 大きさ比べを面積の学習
導
1 化する方法を考え、体積の概念 通して面積と同じように数値 と結びつけて考えようと を理解して、単位㎤を知る。 化できることに気づかせ単元 する。 (関) の見通しを持たせる。入
1 の立方体を積み重ねた図形 実際に1 の積み木を用意し 体積は、1 のいくつ分㎤ ㎤ ㎤ 2 の体積を求めたり、決められた た立体に入れていく活動を大 あ る か 表 す こ と が わ か 体積の直方体を作ったりする。 切にする。 る。 (知) ㎤ 直方体や立方体の体積を求める 1 の立方体を1段分敷き詰 直方体や立方体等の体積 3 方法を考え、公式を導き出す。 めさせる活動を通して1段分 を公式を用いて求めるこ の数を手がかりに公式を考え とができる。 (表) させる。 1000 ㎤ になる直方体の入れ物 直方体の公式と結びつけてね 1000 ㎤ になる直方体の 4 の形をいろいろと考え、実際に 縦×横×高さが 1000 になる 入れ物の形をいろいろと展
工作用紙を使って作る。 ようにそれぞれの長さを決め 考えようとする。 (関) て考えさせる。 ㎥の単位を知り、直方体や立方 大きな面積には大きな単位を m単位の直方体や立方体 5 体の体積を求める。 用いたことを想起させて㎤の の体積を求めることがで 学習と同様な考え方で、大き きる。 (表) な体積を考えさせる。 ㎥と との関係を理解し、1㎤ ㎥ 1 の空間をつくることで、 1 は㎥ ㎥ 1 辺が 100 ㎝の立 ㎥ 6 の量感をとらえる。 量感をもたせる。 方体であることから1開
を を使って表すことが㎤ できる。 (考) 7 体積の公式を使って、辺の長さ mを㎝に直す考えの方から取 辺の長さが小数の場合で が小数値の場合の直方体や立方 り組ませ、単位換算を正確に も、公式を使って求めら 体の体積を求める。 できるようにする。 れることがわかる。(知) 8 練習問題をする。 体積の公式の理解やL字型な 直方体や立方体の体積や どの面積の求め方の理解を確 L字型などの面積を求め かなものにさせる。 ることができる。 (表) 9 L字型の立体の体積を工夫して L字型の面積を工夫して求め L字型の立体の体積を求 本時 考える。 たことを想起させたり、実際 める方法を、工夫して考 ㎤ に1 の積み木を使って考え えることができる。(考) させたりする。 10 工夫した立体の体積の求め方を L字型などの立体の体積は、 L字型やU字型の立体の 交流して、求め方についてまと いくつかの直方体に分けたり 体積を工夫して求めるこ める。 大きな直方体の体積から欠け とができる。 (表) ているところをひいたりして 求めることができることを理 解させる。終
11 たしかめ道場をして、体積の単 問題を解く中で、つまづきに 直方体や立方体の体積を末
位や体積の求め方の理解を深め 気づかせ、体積についての理 求めることができる。 る。 解を確かなものにさせる。 (表) 体積が決まった直方体を つくろうとする。 (関) 5 本 時 (1)主眼 L字型の面積の求め方をもとに考え、直方体や立方体の体積の公式を活用して、L字型 の立体の体積の求め方を考えることができる。 (2)主眼達成のための手だて ・自己目標を持つ場面では、L字型の立体の見取り図の提示、直方体や立方体の体積やL字型の面積 の求め方想起させること解決の見通しとなる自己目標を持たせる。 ・自己活動の場面では、一人学びの中で、自己目標に沿って自分なりに課題解決をさせる。自力解決 が難しい子については個別に支援しながら、立体の体積を求める公式やL字型の立体の見取り図を ヒントカードとして渡し助言して、自力解決ができるようにする。 ・自己評価・自己強化の場面では、自己目標・自己活動がどうだったのかという学習プロセスをふり かえらせる。ふりかえりの観点を提示して意識させると共に、授業後に朱書きをいれ、肯定的に評 価し、次時の交流につなぐ。(3)本時の展開と評価規準 過程 学習活動 自己評価活動の支援・援助 評価・評価方法 1 L字型の立体の見取り図を ○L字型の立体の見取り図を提示し、