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農業技術情報のシステム化: 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

農業技術情報のシステム化

Author(s)

喜久山, 守良

Citation

沖縄農業, 31(1): 41-47

Issue Date

1996-08

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/1351

Rights

沖縄農業研究会

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農業技術情報のシステム化

喜久山守良 (沖縄県農林水産部営農推進課専門技術員蕊) MoriyoshiKIKuYAMA:Systematizingthetechnologicalinformationofagriculture. はじめに 沖縄県は離島県で四方を海に囲まれ,南北に細長く, 地理的に複雑な条件にある.このため,気象の地域間 較差が大きく自然条件の把握が難しい.農業生産にお いては,本島北部と石垣市の作型が異なり,その栽培 方法も違いが生ずる.また,生産物の評価として得ら れる市況も距離により情報の到達時間が異なる.農業 生産現場においては今後とも農業経営の多様化,高度 化の進展等に伴い,タイムリーな地域営農支援が重要 となってきている. このような背景を踏まえて,本県農業の振興には, 農業に関する情報を県段階で一元的に管理。整理。加 工・蓄積し,必要に応じて普及組織等の指導機関から, 迅速かつ正確・細密に農業者及び指導者へ提供する必 要がある. 沖縄県農業技術情報センターでは,農業情報をシス テム化し,提供するためのコンピュータネットワーク の整備及びシステムの構築に平成元年度から取り組ん できた.以下,県農業技術情報センターにおける農業 情報システムの経緯,概要とその利用等について述べ る. (鹿児島県,熊本県,石川県,茨城県,秋田県) 「沖縄県農業技術情報センター整備計画書」策定 全国普及情報VANへ加入 (営農指導課及び普及所7端末) 平成4年度 情報機器導入 (ワークステーション,電子ファイル,漢字OCR 等) 農業技術文献検索システム,新聞・雑誌検索シス テム農家。集団台帳等 平成5年度 気象・市況情報システム稼働 全国生鮮食料品流通情報 県中央卸売市況情報 県内アメダス等 平成6年度 雨雲レーダー情報端末配信 図書・資料管理システム 平成7年度 土壌診断.施肥設計システム 農産物販売管理システム システム整備への取り組み経緯 平成元年度 農業情報センター調査(茨城県) 「沖縄県農業技術情報センター整備概要」策定 平成2年度 農業情報センター調査(栃木県) 平成3年度 農業情報センター調査 機器構成 県農業技術情報センターの機器構成は,図1のよう に①ホストコンピュータをメインとして②電子ファイ リングシステム,③OCR装置ワークステーション,④ 市況・気象ゲートウェイパソコン(1台),⑤管理用パ ソコン(4台)の5ブロックで構成されている.①に はスキャナと印刷文字認識装置が接続されている. ネットワークは受信用がISDN回線,送信用がISDN ※現在:沖縄県中部農業改良普及センター勤務

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害久山:農業技術情報のシステム化 42 回線と一般公衆回線の両者で実施している. 2.電子ファイルシステムの導入 電子ファイルシステムとは,テキストデータを管理 するホストコンピュータと,画像情報を電子ファイル (H社製電子ファイル)により蓄積,提供するシステム である. このシステムは,農業技術文献等の情報提供サービ スに用いているが,その利用方法は,端末のパソコン でホストコンピュータと接続後,任意の情報を検索し た後,手元のファックスから原本情報を入手する方法 となっている. 電子ファイルへのイメージ情報入力は,イメージス キャナから文献を丸ごとCOPY感覚で入力し,5イン チ光磁気ディスクに登録しておくもので,光磁気ディ スクはライブラリー装置に最大48枚セット可能である. 3.ISDN回線の活用 ISDN回線は大容量のデータを高速で送信できる回線 で,ISDNl回線には公衆2回線分の機能を備えている. 前項で述べた電子ファイルシステムから,ファックス で情報を得る時の画像が一層鮮明になる特徴を有する. このISDN回線は北部,中部,南部の農業改良普及セン ターと農業大学校とのネットワークに用いられている. ファックスへのISDN回線利用の場合は,その回線の機 システムの基本的な特徴 1.ネットワークの形成 沖縄県農業技術情報センターのネットワークシステ ムは,四つのネットワークで構成されている.①全国 農業改良普及協会(東京都在)に加入している「EI-NET」で,農林水産省はじめ全国の農業改良普及セン ターが加入し,普及業務の推進に役立っている.②通 信メーカM社が運用するネットで気象。市況情報の提 供を受けるとともに,気象・市況のホスト管理ソフト や,端末パソコンの表示・解析ソフトを利用している. ③日本気象協会が運用する気象情報ネット「マイコス」 で,アメダスの定時データや雲画像情報,台風情報等 の提供を受け,各端末へ配信している.④農業技術情 報センター独自のネットワークで「ゆいネット」と称 し,パソコン通信(ポードメニュー名→県内BBS),農 業技術文献,農家・集団台帳等のシステムが稼働して いる. 平成8年5月現在の端末数は19端末で稼働しており, 情報は現在のところ非公開なのでゲストIDは設けてい ない.

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臣 公,鳴回R名 くう■P糸2回り甲匙■二コ健椚■宰摂一ヒニーラ万一> 図1沖縄県農業技術情報システムの機器

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沖縄農業第31巻第1号(1996) 43 表1砂いネット」加入端末一覧 県関係機関名 農林水産部営農推進課 〃園芸振興課 Ⅲ’12 農業試験場経営研究室 県中央卸売市場 県立農業大学校 北部普及センター 北部普及センター伊平屋村駐在 〃 伊是名村駐在 〃 伊江村駐在 中部普及センター 南部普及センター 南部普及センター北大東村駐在 〃 南大東村駐在 〃 久米島I中里村駐在 〃 久米島具志Ⅱ|村駐在 宮古普及センター 宮古普及センター多良間村駐在 八重山普及センター 八重山普及センター与那国町駐在 (1996年5月現在) 3456789mu旧田皿旧岨Ⅳ旧旧 図2ネットワークの構成 題として位置づけ検討してきた.その結果,文字入力 を手軽にするため,「文字認識装置」の導入を行った. その装置は書籍やタイプ文字等をスキャナで読み込み, そのデータをテキストデータに変換するもので,文字 の精度にもよるが,解析率約90~95%程度でかなり利 用価値が高い. 手書き文字の人力としては,普及組織での指導対象 を把握するための農家カード,集団カードの入力を省 力化するものとして,「漢字OCR」の導入がある.漢字 OCRは決められた帳票に手書きし,テキストデータに 能を生かすため04タイプのファックスをあてている. 4.入力のスピーディ化 情報の管理には,入力作業に多大の労力を要するこ とから,導入当初から入力のスピーディ化を重要な課

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 ̄・県中央卸売市場市況

’・全国花き市況 L---_=≧=ユーニニーニニ--------==」 ①市況情報システム 『 ̄~ ̄ ̄ ̄ ̄--- ̄~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄-- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄1

1.気象衛生ひまわり画像

|・全国の天気 一---1.天気図 |・県内アメダス |・台風情報 |・レーダー情報 L---ニーニー_亜ZL堅一一一一一一一一」 ②気象情報システム ゆいネット’ 農業技術情報システム 「-- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄---------------1 ③農業技術文献検索システム---|・技術文献検索 |・新聞・雑誌検 L---二二二コ圭一ユ皀三ニムニL----←--雫=i F----------------------- ̄-1

④農家・集団台帳システム---|・農家台帳

’・集団台帳 L--_=ニニーニニニニニーーーー------------j 「 ̄--------------- ̄---------1

⑤パソコン通信システムーーーーーー|・県内BBS

’・EI-NET L---_=二一一==二二一一一一一一一一一一一一=_j ⑥図書。資料管理システム ⑦土壌診断・施肥設計システム ⑧農産物販売管理システム ⑨病害虫診断システム(平成8年度開発予定) スタンドアロン 型システム 図3県農業技術情報センターのシステム橿要

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喜久山:農業技術情報のシステム化 44 変換するもので,清書すればこの装置も90%程度の解 析率を有する. 購入を打ち切った. このシステムは,各市場の取引実績値ではなく,調 査員がその日の傾向値として報告したものを蓄積して いる.また,沖縄県で生産される少量生産品目は調査 対象でないことから,利用頻度は低かった. (3)全国花き市況 全国花き市況は,M社が日本農業新聞の花き市況よ りデータを入力し,「ひまわりネット」で情報提供して いるもので,農業技術情報センターでは「ゆいネット」 のホストにデータベースとして再構築し,端末検索活 用に応えている. 2気象情報システム 気象情報は,農業生産を左右する環境条件として重 要であり,その活用は地球的・全国的に把握するとと もに,地域の詳細情報も把握しなければ活用の効果が 薄い.気象情報の活用はその日のデータ(現在の気象) として直接・単発的に活用する場合もあるが,長期・ 継続的にデータを解析して,今年の開花時期予測や収 穫時期,作柄等の生育予測に活用できることが知られ ている.この生産予測システムは農家の直接利用によ り他産地,他農家との経営格差につながる.単発デー タの活用のみでは,要因解析には活用できても,その 対策としては時に手遅れとなる場合が多い.気象情報 は長期の総合的解析でそのデータが生きてくる. (1)ひまわり画像 気象衛星ひまわりから送信される気象画像で,太平 洋を中心に,地球全体の天気のようすや,日本の天気 に大きな影響を及ぼす南太平洋沖の台風,中国大陸の 雲など広いスケールで天気の移り変わりを把握するこ とが出来る.そのことは週間,lか月の天気予測につ ながる.この画像情報は,M社を経由し,ISDNで定時 送信され,送信時間も1~3時間と変更が可能となっ ている.ひまわり画像には①日本付近雲情報と,②全 球画像の2画像が選択できる. (2)全国の天気 全国の天気情報は,全国53地点の定点観測地点の気 象情報を活用するもので,画面表示としては日本地図 システムの種類 沖縄県農業技術情報センターのシステムを大別する と①市況情報システム,②気象情報システム,③農業 技術文献検索システム,④農家・集団台帳システム, ⑤パソコン通信システムの5システムがネットワーク 上で稼働している.その他,スタンドアロン形式で活 用しているシステムに図書・資料管理システム,②土 壌診断・施肥設計システム(WINDOWS版),③農産 物販売システム(WINDOWS版)の3システムがある. システムの内容 1.市況情報システム (1)沖縄県中央卸売市況(野菜。果実) このシステムは,中央卸売市場の早朝セリ結果が当 日の午後2時以降には各端末から引き出せるようになっ ている.システムの仕組みは,協同青果(株)より午 前中に産地,品目別データを加工して県中央卸売市場 管理事務所へ持参し,そこから公衆回線を用いてその 日のデータが転送され,データベースとしてホストコ ンピュータへ格納される. 同システムは,気象情報とともに利用頻度の高いシ ステムで,生産物の出荷時期別にその品目のデータが 活用されている.これまでの利用形態は,中央卸売市 場の価格形成を解析してその日の収穫量を決定したり, 荷さばきの分配等に活用している.特に離島や先島の 改良普及員から喜ばれている.データの蓄積期間は稼 働時から解析が行えるよう市場開設当初からのデータ が蓄積されている. (2)全国主要野菜市場の市況 全国生鮮食料品流通情報センターの市況は,本県が 主に取引している全国34市場,53品目の市況データを M社経由でデータを入手するもので,利用が少なかっ たことと,「BI-NET」(全国農業改良普及協会運用) でも提供していることから平成8年3月末でデータの

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沖縄農業第31巻第1号(1996) 45 上にポイント表示される. 全国の天気情報は①地上実況,②全国天気,③変化 傾向,④平年との比較,⑤作物気象等が表示される. (3)天気図 天気図は気象庁から定期的に送信されるもので,気 圧配置や週間の予測天気図が掲載されているため,農 業気象の活用として大いに期待できる. 天気図には①地上天気図,②24時間予想図,③週間 天気図,④高層天気図等が提供されている. (4)県内アメダス 県内アメダスは,県内18地点の気温,降水量,風向 風速,日照時間の4要素と,7地点の降水量データ, 計25地点から気象庁に集められ,気象業務支援センター 及び気象協会を経由して当情報センターへ配信され, 各端末からの利用が可能となる.平成5年までは東京 在の日本気象協会からの直接送信であったが,平成6 表2沖縄県内アメダス地点一覧 年から気象協会沖縄支部からの配信となった. 県内アメダスの各端末パソコンの表示は①現在の天 気②平均値比較,③サイン・カーブ,④天候のくせ, ⑤積算グラフ等が可能である. (5)台風情報 台風情報は1個の台風につき数回速度が遅い場合 は十数回の「台風X号に関する台風情報第Y号」とし て不定期に提供されるが,これらの台風情報がパソコ ンから台風進路図として提供される.この台風情報は 気象情報の中でも入手頻度の高いもので,提供回線の 2回線では常にパンク状態にある. 台風情報の機能には①最新台風表示,②過去台風履 歴③台風号数を指定しての検索等が可能である. (6)レーダ情報 レーダ情報は雨雲の強弱及び範囲をレーダでとらえ, 気象台から県情報センターのホストコンピュータに蓄 積され,それを端末から利用するシステムである.提 供間隔は雨雲の接近状況によって異なるが,最接近時 は2~3分間隔で提供される.端末での利用は,現状 の雨雲状態と1時間以前の状態を入手することにより 移動方向と移動距離がわかり,今後の降水時間予測が 可能である. このシステムの農業面への利用は,牧草の乾燥時に おける降雨予測や,農薬散布の可否判断,潅水の実施 時期など農作業実施に当っての細かい情報源として活 用できる.

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NOL 波照間 大原 石垣島 西表島 川平 与那国島 伊原間 多良間 城辺 宮古島 伊良部 南大東 糸数 那覇 渡嘉敷島 胡屋 久米島 金武 読谷 名護 東 本部 世那覇岳 奥 伊是名島 ○○○○○○○○○○○○○○○○ 口 ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○.○○○.○○○○○○.○○.○。◎◎○○ 1234567890123456789012345 0000000001111111111222222 94116 94101 94081 94061 94036 94017 94001 93061 93051 93041 93011 92011 91241 91197 91181 91161 91146 91126 91121 91107 91081 91066 91051 91021 91011 皮貼

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○○ 図4沖縄県東部レーダー情報 *◎印は雨量のみ計測地点 3.農業技術文献検索システム

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喜久山:農業技術情報のシステム化 46 トワークにそれぞれ形成され,「ゆいネット」と「BI-NET」の名称で稼動している.「ゆいネット」は県情報 センター独自のネットワークで,県農業関係機関との 資料交換,業務連絡用として,ファイル転送やテキス ト送信に活用している.「EI-NET」は先に述べたよう に全国農業改良普及協会が運用するもので,普及セン ター及び農業大学校が加入し,全国の普及センターと の情報交換や農水省等との業務推進に活用している. 6.図書・資料管理システム 図書・資料管理システムは,学校等の図書館で活用 しているシステムを県情報センター用に改造したもの で,ネットワーク上での活用ではなく,スタンドアロ ン形式での活用である.このシステムは県情報センター における農業関係文献や技術資料,月刊誌などの整理。 分類及び貸し出し,検索等の業務として稼動している. 7.土壌診断・施肥設計システム 当システムは,土壌検診システム,施肥設計システ ム,施肥実態調査システムの3システムからなり,平 成7年度の土壌検診週間時から本格活用となる.土壌 検診システムは,これまで1985年にBASIC版で赤地ら が開発したシステムを用いていたが,今回の開発では WINDOWS版に改訂し,高速処理と検索及び解析シス テムを追加開発した. 施肥設計システムは今回新規開発したもので,本県 で栽培される作物について施肥設計が作成できる.施 肥基準は県の栽培指針(要綱)を基準に独自で変更で このシステムは,農業に関する部門を22部門に分け, 平成4年度から入力を開始し,現在4,000件近くのデー タを蓄積している.蓄積情報の内容は試験研究機関な ど公的機関で開発された技術情報をテキストデータと 原本に分け,ホストと電子ファイルの両方に蓄積し 端末からの利用に応えている.検索はコード検索と文 字一致検索及び絞り込み検索機能を備え,品目別検索 とフリーキーワード検索が可能である. 表3技術情報の分類と蓄積件数 部門名蓄積件数 NC 稲作 麦雑穀 茶業工芸作 畜産 草地飼料 果樹 野菜 花植木 蚕業・昆虫 林業・水産 病害虫防除 農業気象 土壌肥料 農業土木 農業機械・施設 流通・加工 農業経営 農村生活 普及教育 (総合農業) 統計情報 行政情報 0021966200740025497030 11174 84281 32 432 1 2 0123456789012345678012 1111111111222222222333 計 3,837 (平成8年5月現在) 4.農家・集団台帳システム 農家・集団台帳検索システムは,個人のプライバシー 保護の観点からクローズシステムとしている.このシ ステムは蓄積及び利用とも同一者で,農業改良普及セ ンターの改良普及員が利活用している.情報の内容は 普及センター管内の指導対象農家の基本台帳及び生産 組織等の集団台帳で,普及指導活動の推進に活用して いる. 5.パソコン通信システム パソコン通信システムは加入ネットワーク中,2ネッ

3つのシステ・ムを準朧 土壊分鋳娠の処方婆作戯 休戦”$鍼晶翻の兜2211口 睦亜の室鍾をデー・クバース化 ピ錆;r息・;、三八Fく い。 Rn:pで堀QOシヅーズ r卒⑨S:VwdDOW急V⑥ごY るぶムス÷ノー鴬Jw;CESsV訂尿0 リリ聾・ざ

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パソコンを編、した駄算・蓄偶・枡漆システム Ⅳ〕レハい榔噸嚇露辮壕雌蕊あいlL4r 図5土壌診断・施肥設計システムのパンフレット

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沖縄農業第31巻第1号(1996) 47 き,好みの肥料を指定するだけで施肥設計表が出力さ れる. 施肥実態調査は,施肥設計の逆計算方式で,肥料の 種類と施用量を入力して施肥の実態を明らかにしよう とするシステムである. 8農産物販売システム 農産物販売システムは,生産農産物の生産状況と在 庫管理を行いつつ,販売システムの自動化を図ったも ので,メインはパイン,マンゴ,パパイヤ等の熱帯果 実を販売,配送するシステムである. 農産物の出荷最盛期には1農家で2,000件前後の発送 業務が発生するという.その業務を収穫,荷造りとの 並行作業では無理が生じ,過塾や腐敗を招き,生産拡 大の阻害,過重労働等の要因となっていた.このため, パソコンを用いての宅配システムの開発により省力化 を促進した. 同様のシステムは市販のソフトもあるが,多くは商 工業関係者用のもので,パソコンを熟知していない農 家にとっては難題である.同システムは農家一般に広 く使用できるよう操作性を簡略化し,画面構成も可能 な限り少なくしたシステムで,農家個々の対応が可能 となっている. 情報に対する認識 農業情報は一元化するとその利用価値は低くなる. その理由は,情報を一元化すると管理する側と利用す る側に分かれ,相互の連携がうまくいかなくなる.情 報は利用者と管理・蓄積者が同業種であって初めて常 に生きた情報として生まれ変わる.もちろん前者の場 合でも同一認識でスタートするが,情報は常に変化し 生きているとすれば,次第にその情報は管理を怠ると 腐敗してしまう.また,情報の一元化におけるもう一 つのマイナス要因は,情報の量が拡大することによる ハード機材に資金を必要とし,情報の管理においても 人件費等のコストが高くつくことにある. 従って,農業情報のシステム化は,各機関が独自に 情報を蓄積。管理し,それをネットワークによって相 互接続することにより,常に生きた情報が瞬時に活用 できる.ハード機材にしても近年はワークステーショ ンの低価格化も進み,ランニングコストも安価で済む ようになってきた. 今後の課題 これらのシステムは,沖縄県の農業関係機関のみの ネットワークで,平成8年5月現在他機関への提供を 実施していない.それは,情報提供者(気象協会等) やソフト開発者との使用契約で県機関のみとして契約 しているためで,情報センターに接続するためには別 途契約を必要とするからである. システムを解放する前提としては,農業者が農業生 産の為の必要経費として認識し,取得した情報を農業 経営に活かせる事が可能となった時点で解放すべきと 考える.経営に活かせなければ,情報入手に要した経 費は即生産費の高騰に直結するからである. 情報センターとしては,外部開放のための利用規程 を作成し,多くの農業者がシステム化された情報を活 用しての農業経営が展開できるよう検討したい. データベースの利用実績 データベースの利用実績を図6に示す。 単位千6543210 〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃 〃グクク〃〃〃〃〃〃 図6ゆし、ネット接続時間(月平均、分) 平成7年9月~8年5月

参照

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