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自動車自動運転装置の計算機制御

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Academic year: 2021

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U.D.C.る29.113.51-58-52:る81.323

自動車自動運転装置の計算機制御

Computer

Controlof

Automatic

Vehicle

Operation

Test

SYStem

Thesafetv∂=d∂irpollutio=PrOblem c∂me=PtOSOCjalco=Cer=j=PrOgreSSOf

the moto「jzation.For these demands.manv kinds of Vehjcle Test svstems are inst∂lledin r¶anu†acturingprocess.

Amo=gthesesvstems′the「eexiststhe∂=tOmaticvehicleoperatio=lestsvstemto

Simulate the「e∂loperalion mode・Comp=ter CO=trOlmethod was叩Plied to this

SVStem.uSlng H旧1ClOO process corltrOIcomputer′andilc∂n be ca】led Direct Comp=ter Co=trO,・Comp=ter OしJtP=tS the slg=∂】ofope==■ngr∂tjoofaccelerator

Ped∂l′ braki=g S■gn∂la=d gets the feedback s■g=alof vehicle speed.Tha=s. COmPute「issetup to「ealizethec10Sed-loopcontro】svstemcont∂jneditselfれ0n

thepoi=tOfcont「oIsvstemstheorv′thelr∂=Sferfu=Ctionofvehiclee=glneelement is exami=ed bv the stepbvstepweisemput∂=disfo=nd10have仙e∂rreSPO=Se

W川h ce「t∂i= dead time・Co=trO】softvvareim山des仙s experimentaldat∂∂nd

P「im∂「Vt「end-eStim∂tioncontrollnglC, u 緒 言 l一二1動中の一汗/女が進むにつれ,自動車の安全,公害問題が大 きな社会1三月岸壁として取I)卜げられるようになり,椛々の保安 ノ.k畔,検イモ一鵜準が完三められている。このような社会的背景の 1、て、,排気ガス対策をはじめとする安全,公子子に対する諸対 策の努プJが着実に似み上げられてきている。また同時に,こ

三:三}

H旧IClOO M/D CPU16k語 128k語

1

PI/0 試験章 油 圧 アクセル膿作器 車速,回転数 注こ*は,アナログ信号による 踏込み指示 図l 自動運転・j非気ガス測定システムブロック図 と見た場合のブロック匡1を示す。 自動制御系

Fig.1System B10Ck Diagram of Automatic Test-Run

&Exh-aust Gas Measu「ement System

プ限本邦雄* 石+11真佐男** 山中邦夫** 八田イ要一*** 尺〟mJoJVemo′0 〟α5αOJざんg丘α紺α ぷ祉氾ざり y(Imα71αんα 5ん加れJcム/〃α7ざ〟Jd れら諸対策の検束システムをいかに完備するかも重要なテー マとなっており,走イ シミュレータとして,ある走行 パターーンに沿って自動車を走らせるための自動運転装置が必 要となる-):車遠別御の ̄方法は∃沌々あるが,自動逆転装吊自_体 で閉ループを作り,ローカルな制御によって走行パターンに 治った中速;別御を行なうことが一般に考えられる。別の観点 に立てば,排気ガス測定用として制御用;汁算機を導入するの であれば,計算機を中速制御に柿極的に利用する考え ̄万があ る。すなわち,閉ループのフイ】ドバックループを大きく し て,計算機に皐速を哺還し,計算機の中で,目標卓速と実車 過の比較を行ない,j身空誤差に応じたイ言号を日動運転装置の アクセル操作器に与えるという方法である。本報告では後者 の計算機を含む閉ル【プ制御によって卓速制御を行なうとい う自動運転実験システムに関する内容を扱っている。 l可 システム構成と自動運転 全体システムの梢成は図1に示すように,中央処理装置と してHIDIClOO制御用計算機(コア16k言吾)を用い,補肋メモリ として128k語の磁気ドラム(M/D),外部の自動運転・排気ガ ス測定システムとの人出ソJに,プロセス入出力装置(PI/0) およぴコンソール入出プJ装置としてコンソール タイプライタ (ASR)と;紙テープ読取装置(PTR)とを備えた計算機システ ムにより,自動運転装置,シャシダイナモ装置,排気ガス分 析計をr別j卸している。おのおのの制御対象との入出力内訳は 表1および表2に示されている。イ言号としてはディジタル入 山力,アナログ人出力と割込入力がある。以 ̄卜,自動運転装置 の車速制御に焦点を7絞って説明する。 8 自動運転システム 自動運転システムは図2の上図に示すように,自動車の目 標率速に応じたアクセル開度を与えるようなアナログ信号が 自動運転装置のアクセル操作器に与えられ,アクセル操作器 *L-_川主小休株J(会什 **F ̄トニ仁尊望作巾人Lみか丁場 ***R上エンジニアリング株J・℃全件 33

(2)

表l プロセス入出力点数一覧表(り 自動運転装置と計算壊とのイ

ンタフェース上のPト/0点数

Tablel List of P「00eSS仙PUt/0utput Si9nals(り

入出力区分 信 号 名 相 手 機 器 仕 様 ディジタル 出 力 ブレーキ A 自動運転装置 ブレーキきき強さ最大 // B ブレーキ強さ中程度 // C 中程度 B>C D ブレーキ強さ最小 クラッチ踏込み クラッチもどしA 0%位置までのもどし // B ステップ状のもどし T/M/ヾルプ クラッチ Nl,N2,し2,3,4 の切換え 〝 計算機準備完了 自動運転エンド キャンセル ブザーA // B アナログ出力 アクセル制御 0∼5V/0∼100% アナログ入力 車 速 シャシダイナモ 0∼5V/0-20(Ikm/h 回転 数 0∼5V/0∼18.000rpm CO 排1気ガス 分析計 4-20mA/0∼12% CO2 4∼20mA/0-16% 4-20mA/0∼l′000ppm HC(L) HC(H) 〝 4-20mA/0-4′000ppm 4-20mA/0-200ppm NO NO2 で,自動車のアクセノレに対して指定されたアクセル開度とな るよう油圧機構によりアクセルを操作する。アクセルが踏み 込まれたことにより,車のエンジン回転数が上が ̄r)車通がス ピードアップする。車速はアウトプットとなるが,後輪がシャ シダイナモ上にあるので,シャシダイナモによって車速,回 白襟奉遷-⊥ 月(ざ) アクセル操作 注:*印 unknown 車速 (ぶ) 図2 自動運転システムのブロック線図と伝達関数 自動制御系 として見た場合のブロック緑園を示す。

Fig・2 B10Ck Diag「am of A=tOmatic

Test-R==System&Tra-nsfe「Function

34

自動車自動運転装置の計算枚制御 日立評論 VOL.56 No.2 136

表2 プロセス入出力点数一覧表(2) 自動運転装置と計算機とのイ

ンタフェース上のPけ0点数

Table2 List of Prooesslnput/Output Si9nals(2)

入出力区分 イ言 号 名 相手機暑芳 仕 様 ディジタル 入 力 T/M位置 (Nl) 自動運転 装 置 トランスミッションニュートラルl (N2) // 2 〝 (I) トランスミッション l段 (2) 2段 ′′ (3) /′3段 4t設 アクセルOFF位置 アクセルいっぱい位置 クラッチ50%踏込み クラッチ川0%′/ ′′ (4) アクセル位置 0% ′′ 100% クラッチ位置 0% /′ 50% // I80% ブレーキ位置 0% 自動運転スタート 自動運転キャンセル 異 常 準備完了 トルクコン/ヾ一夕 トルクコンバータ車  ̄マニュアノレ マニュアルクラッチ幸 モード l 4モード 〝 2 7 // // 3 10 // 〝 4 18山モード 23山// 5 車 系 l 幸 系 Z 転数は計算機にフィードバックされる。フィードバックされ た草速と,目標車速との速度誤差が,次のアクセル操作に反 映される。これを自動制御系としてブロック繰回に書き直し たものが図2の下図である。自動運転システムは一重の閉ル ープを持つ最もシンプルな形をしたフィードバックシステム としてモデル化されることになる。ここでアクセル操作は, 時定数Tlの一次遅れ要素,シャシダイナモはタイヤと回転軸の 間のすべりを無視すれば,増幅器の比例要素と考えてよいで あろう。しかし,エンジンおよび車両の伝達関数は未知であ る。 次に,自動運転システムに与える走行モードとしては,次 の3種類を考える必要がある。

(1)4モード……テストサイクル

70秒

(2)7モード……

′′ 140秒

(3)10モード……

〝 200秒 各モードにおけるテスト時間一車速の関係は図3に示すと おりである。10モードは4モード+7モードを基本としたモ ードである。これらの走行パターンに一致した車速を得るよ うに車速制御する必要がある。 【】

自動車の速度特性

図2で,自動制御系として自動運転システムをとらえたと き,アクセル操作器,シャシダイナモの伝達関数をおのおの 一次遅れ要素,比例要素と合理的に仮定することができたが, 系全体の伝達関数を知るためには,エンジンの伝達関数を調 べる必要がある。そのために,アクセル操作を程々のパター

(3)

自動車自動運転装置の計算機制御 日立評論 VOL.56 No.2 137 ンで行なった結果、中速がどのような応答を示すかを実験し てみる必要がある。。エンジンの伝達関数を調べる有力な手段 として,次のことおりの入力に対する応答を調べた。 (1) レベル形状のアクセル操作→ ゆるい曲線立上I) (2)階段二状にアクセル開度をふやす操作→ きれいな線形の 立上り 図4に示すように,25%のアクセル開度ステップ人力に対す

る_Lli適応答は,ゆるい曲線立上りである。それに対して(2)の

隅段人力では,ん仁答は時間遅れを除けばきれいな線形の立上

.00 苅 甜 10 (モ∈王 将 柵 4モード \ ヽ l l 10 20 30 40 50 60 70 80 時 間(s) 0 0 〈U O O O 丘U 5 4 3 2 1 (ミ∈王 将 ㈱ 7モード 10 20 30 40 50 60 70 80 90100110120130140 時 間(s) 図3 走行モード図 度パターンを示す。 4モード,7モード,10モード,うちの代表的速

Fig・3 0pe「ation Run Mode Patterns

車 速 50 40 30 20 (訳)雌匪ミやヘト 25%開度(一定) アクセル開度 インパルス状の入力 50 祁 ∝ ∝ 10 (モ∈三 槻 椒 10 15 20 25 30 図4 車速のアクセル ステップ応答特性 アクセル開度を25%,30 秒間ステップ状に入力Lたときの喜連応答を示す。

Fjg・4 Characteristic Respo=Se Carve of Vehicle Speed

A9aihstlmpulsive Accelerator Pedallnput

りを見せている。これによリアクセル間度の階段状増加率を 種々変化させても,傾斜角は変わるが,同じ線形特性を示す ことが明らかとなった(図5参照)。 このことから,エンジンおよび車両の持つ伝達関数を條空 間g〈Lで求めることができる。図2に示すように,目標卓速

を月(ざ),実速を即(ざ),エンジンおよび車両の伝達関数をG(ざ)

とすれば,び(β)と月(g)との間には次の関係がある。

γ(∫)

方1G(ざ)

R(β) ̄1+TIS+∬1∬2G(ざ)

‥……(1)

80 75 70 65 60 55 50 45 40 35 30 25 20 15 柑 5 0 (訳)世匪上「ヤヘト 0 5 0 0 4 3 (訳)世鑑ミヤへト 0 2 10 2s アクセル開度 5%毎秒で に増加 一章 速 むだ時間(Dead Time) 5 10 15 時 間(s) (a) 車 速 むだ時間.(D8ad Time) 11s \ アクセル開度 20

(モ∈三 槻 船 脚 70 餌 50 00 如 20 柑 0 6 0 5 (モ∈王 噸 淋 0 0 4 3 0 2 0 ′ 5 10 15 20 25 30 35 40 時 間(s) (b) 図5 車速のアクセル ステップアップ応答特性 アクセル開度を 5%毎秒で上げていくときの車速の応答を示す。

Figt5 Cha「acte「jsti()Speed-Response Curve vs.Stepweise lnput

(4)

次に,階段状入力に対する兄(s)は,時間の単位ステップ幅

を丁2,車速増加の単位幅をαとすると,

恥)=芸(1+cotけT2S)‥…‥…………‥‥…(2)

実車速即(ぶ)は,むだ時間の時間ずれを除き完全に線形である とすると,むだ時間を入とし,直線の傾きをαとすると,

ぴ(ざ)=F(入+α才)=e一入∫

ヱ52

・・(3)

(2),(3)式を(1)式に代人すれば,G(ざ)を求めることができる。

1

G(ざ)=

2α(1+Tlβ)e ̄人吉l+cothす丁2ざ

α凡占-2ロ凡品e ̄Åざ 1

………(4)

1+cothすT25 ここで,入,αはT2,αによって変化するパラメータである。

G(ざ)はかなり複雑な式となるので,像空間上での近似を用い

なければならない。(4)式をよくながめて,きわめてあらい近

似を行なったとすれば,G(ざ)はむだ時間のある一次遅れ要素

と見なすことができる。これはトルクコンバータ車に対する 速度特性であり,マニュアル,クラッチ方式の車ではなし、。 ブレーキ制御に関しては,アクセル操作がアナログ信号で連 続的に変化できるのに対し,ディジタル出力であるため,自 動運転装置側のブレーキのききを調整した後は,一定のブレ ーキ動作のみが可能であり,ディジタル出力の出力時間帽で 中速の減速をコントロールするのみであり,あらかじめ,ロ ーカル状態で皐を走らせたときのプレ】キ操作および操作時 間をデータとして記憶しておき,データに基づいて計算機で 制御する方式である。 B

車速の計算機制御

速度特性が明らかとなったので,この階段パターンによる アクセル開度出力によって速度の線形応答が得られることを 積極的に利用する制御ロジックを計算機の中のソフトウェア で持つようにし.た。車速の計算機制御の概念的フローは図6 に示すとおりである。早速制御は,減速区間,定速区間,加 速区間によって制御の仕方が全く異なってくる。減速区間は,

ブレーキ制御でありブレーキB,C,D(おもにB,Cを使う。

表1参照)の組み合わせおよびブレーキ出力時間のみの制御 となr),ローカル運転時に測定した実験結果をテーブルの形 で記憶しておく。定速区間は,アクセル開度一定で,ブレー キ制御と同じく実験データのテーブルより出力し,時間監視 のみ行なう。減速区間,定速区間の境界部分は,境界時間よ り前に予測して制御を打ち切るロジックを持つようにする。 最も重要で困難な制御が加速区間である。準備段階として, 速度増加率の種々の傾きに対するアクセル開度のド皆段パター ンの時間幅,高さを実験データとして取り,対応テーブルを 作成する。次に走行パターンが直線,曲線いずれであっても, 対応テーブル中にある傾斜の直線によって,折れ線近似し, 対応するアクセル開度を階段的に出力して行く。走行パター

ンの車過誤差の許容値は,±1秒間に±2mile/b(約3.6km/h)

であるから,近似直線による実車速との差を常時比較してお き,許容範囲を越えないよう,トレンドが明らかに範囲オー バとなっているときには,予測制御により事前に近似直線を 変えて範囲内に収まるようコントロールする。 許容範囲に対しては,上限をきびしくし,上限を絶対に越 えないような予測制御を行なっている。エンジンにはむだ時 間があるため,予測制御は不可欠であり,変化率が不連続に 変わる点ではオーバシュート,アンダシュートとなる可能性 36 自動車自動運転装置の計算機制御 日立評論 VOL.56 No.2 138

甲_

貴行モード選択′′ 時簡』ア区間の 走行パターン選択 ブレーキ種類,時間 テーブルより選択

l

ブレーキ出力

、1速度増厳重

l.

アクセル開度 階段′ギターンの決定 階段パターンで アクセル線度出力 定遂に対する′′ アク恕ル顧度決定

I、

ア′クセル閑度蛾カ 図6 速度制御の概略フロー チャート 加速区戸乳定速区間,減速区 間のおのおのでのロジックの大きな流れ図を示す。(NはNO,YはYESを表わす)

Fig,6 Gene「alFlow Cha「t of Speed Cont「oILogic

がある。それゆえ,折れ点の手前で,アクセル開度を落とす よう子j則制御している。 今回の車速制御では,ローカルな実験データを積み重ね, 実験データに基づくテーブルによる制御を主体とし,車速を 許容範囲に収めるためのトレンド算出,卓速の折れ点での制 御出力の切替えに予測制御の簡単なロジックを使用している。 したがって,自動制御系の数式モデルによる制御は行なわれ ていない。 【司

言 自動運転装置の計算機制御において,計算機に車速をフィ ードバックし,計算機を含めた閉ループで自動運転システム の車速制御を行なうことによF),与えられた走行パターンを 実現することは新しい試みである。特に系全体の特性に未知 のファクターが多く,いかにして種々の走行パターンに共通 した制御アルゴリズムを見いだし,プログラム化して計算機 の中にストアするかに苦心した。実験データをくり返し取る ことによr),少しずつ改良を加え,大すじとして走行パター ンに入るようになり,自動運転が可能であるという見通しを 得た。本システムでは,ブレーキ制御がデイジタノレ出力であ ・るため,i域速区間での制御があらくなりやすく,エンジン ブ レーキでの減速では追いつかない程度に短い減速区間,ある いは減速後の急な立上r)などで,走行パターンへの追随遅れ が多少発生する点改善の余地がある。

参照

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