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-保健体育科学習指導案
広島県立神辺旭高等学校 指導教諭 赤木 京 1 学年 高等学校第1学年 2 単元名 (1) 現代社会と健康 ア 健康の考え方 (イ) 健康の考え方と成り立ち 3 単元について 〇 単元観 健康水準向上,疾病構造の変化は,個人や集団の健康についての考え方や対策にも 変化をもたらしている。このことを,生活の質や生きがいを重視する考え方,健康の ための個人の実践力の育成と,それを支える環境づくりを重視するヘルスプロモーシ ョンの考え方などを例として,理解できるようにする。さらに,それらを踏まえて健 康の成立要因や条件について,理解できるようにする。 ○ 指導観 高校生にとって,「健康」は当たり前のことであり,意識されることは少ない。し かし,高校生期の心身のアンバランスが,それ以後の健康問題にさまざまな影響を与 える。「健康とは何か?」を考えさせるきっかけとして,「健康のイラスト」を描か せることにした。 4 本時の目標 ・ 健康に対する考え方について仲間の考えや意見を聞き,自分自身の健康について 深く見つめることができる。 (関心・意欲・態度) ・ 健康に関する考え方について仲間の考えや意見を聞き,健康を構成する要因につい て分類整理することができる。 (思考・判断) ・ 健康の成り立ちを身体的・精神的・社会的な視点から説明することができる。 (知識・理解) 5 具体的な評価規準 関心・意欲・態度 思考・判断 知識・理解 十分満足で きる状態 健康をイメージするイ ラストを書く課題に自 ら進んで取り組もうと している。 健康に対する考え方につ いて,仲間の意見や考え を聞き,多角的に分類・ 整理している。 健康の成り立ちについて, 身体的・精神的・社会的な 幅広い視点から自分の生 活に当てはめて,健康に ついて説明している。 おおむね満 足できる状 態 健康をイメージするイ ラストを書く課題に取 り組もうとしている。 健康に対する考え方につ いて,仲間の意見や考え を聞き分類・整理してい る。 健康の成り立ちについて, 身体的・精神的・社会的な 幅広い視点から説明して いる。 努力を要す る状態 健康をイメージするイ ラストを書く課題に取 り組むことができない。 健康に対する考え方につ いて仲間の意見や考えを 聞くが分類・整理するこ とができない。 健康の成り立ちについて 身体的・精神的・社会的の 一つの視点から健康につ いて説明している。2 -6 本時の展開例 学習活動 指導上の留意点 評価規準 (評価方法) 導 入 ○ 健康について考える。 T:この時間は「健康」について考え ていきましょう。 ◎ ねらい 健康を捉える軸として人生という 時間軸を意識させる。高校生にとっ て「死」は遠いものである。死を考 えることで「生」を意識させ健康を 考えさせる。 T:永遠に生きる人はいませんね。人 生は必ず「死」をもって終わります。 人生は一度きりです。だから人生に とって「健康」は価値があるもの です。「健康とは何でしょうか?」 考えて見ましょう。 発問1 あなたは何歳まで生きられ ると思いますか? 展 開 ○ 健康をイメージしイラスト を描く。 ◎ ねらい 健康を捉えるもう一つの軸として 生活(スペース)という空間軸を意 識させる発問である。ここでのねら いは「健康とは何か?」という問い に対して,日常生活の出来事や体験 から感じる自分自身にとっての健康 (主観的健康観)について考察させ る。言葉ではできないことを今回は イラストで表現させた。 ◎ ねらい イラストをもとに健康を構成する 要因について分類・整理し「健康」 を科学的に捉える。 T:同じようなイラストはありますか ?その同じようなイラストに共通し ている意味をグループで話し合って みましょう。 関心・意欲・ 態度(観察) 思考・判断 (ワークシ ート) 知識・理解 ( 授 業 後 の テスト) 発問2 あなたがイメージする「健康」 とはどんなものですか?イラ ストに描いてみましょう。 ○ イラストを分析する。 発問3 それぞれ描かれたイラスト について「健康」を構成して いる要因について考えてみま しょう。 ◇努力を要する生徒への手だて 日常生活を振りかえさせる中 でイラストを考えさせる。
3 -○ グループごとに発表する。 S:「身体の健康」が多くあっ たが,「笑顔」があった。心 が安らぐことや毎日笑顔で 楽しくがある。・・・これら は心の健康 S:みんなと同じですが,友達 と遊んでいるイラストがあ ります。友達と仲良くとか家 族みんなで仲良く暮らして いることなどです。 ○ 今までの先輩の描いたイラ ストを見る。 ☆ Φ 調和 安定 バランス 軸 ○ 「病気や障害があっても健康」 と言うことについて考える。 発問4 では,次に「病気や障害が あっても健康」と言うことは ありますか?話し合ってみ ましょう。 ○ 班で話し合いを行う。 ※ 発表の中から例えば「力こぶ」「走 る」「運動をしている」・・・健康は 体が健康である(身体の健康)。 T:人との関わりがありますね。好き な人といるとうきうきしたりします ね。これらの人間関係も健康を考え る上で大切ですね。このようなこと を「社会的健康観」といったりしま す。 T:健康に関するイメージや考え方は 人によって違いが見られます。自分 なりの健康観には正解も不正解もあ りません。健康を「身体的健康」と して捉えるのも健康の一つの側面で す。 ※ 身体的健康に偏りがちな考えに対 して,仲間の意見を聞いたり,幅広い 視点で健康の多様性に気付かせる。 「五体不満足」の本や「星野富弘作 品」を見せる。 ま と め ○ 自分の考えを学習プリント に書く。 T:「健康」について考えてきました。 健康観はその人の人生におけるいろ いろな体験を通して実感していくも のです。特にみんなは今身体的健康 観に偏りがちですね。先ほどの話し 合いの中でもあったように乙武さん や星野さんのように健康や幸福は身 体的な側面だけではないことが理解 できたと思います。最近ではQOL (生活の質),自己実現,生き甲斐 と言ったことがよく言われます。そ のことは健康を幅広い視点から捉え
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-直すことで人生をよく生きるといっ た生き方にもつながります。
言い換えれば健康観=人生観とも 言えます。