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国 土 交 通 省 東 京 航 空 局 新 千 歳 空 港 事 務 所 新 千 歳 空 港 事 務 所 業 務 継 続 計 画 の 策 定 地 震 災 害 時 の 首 都 中 枢 機 関 の 機 能 継 続 を 確 保 するため 平 成 19 年 6 月 に 国 土 交 通 省 において 国 土 交

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防災対策強化の新たな取組について

○ 北海道開発局

津波対策の推進 学識経験者等から構成される「津波対策検討委員会」を設置し、技術的・専門的な見地から助言を受け ながら、今後の津波対策について検討を行い、津波対策ビジョンを取りまとめた。 特に、ビジョンの一つである「災害に強い地域づくり」の検討を行うに当たり、地域の意見を反映させ るため、震災後に全道の市町村に対して東日本大震災をうけた防災上の課題認識等について聞き取り調査 を実施。さらに釧路・十勝・根室の太平洋沿岸地域の首長と意見交換を行うトップセミナーを実施し、地 域の視点を反映させた。 道央圏港湾連携による防災機能強化 災害発生時において道央圏港湾(室蘭港、苫小牧港、小樽港、石狩湾新港、白老港)が総体として継続 的な物流機能を確保・発揮することができるよう、道央圏港湾と関係機関が参加する「道央圏港湾連携に よる防災機能強化方策検討会」を設置し、本年4月に道央圏港湾BCPの策定及び災害時における相互応 援協定の締結を行った。

○ 北海道農政事務所

防災体制の拡充・強化 東日本大震災を踏まえた防災体制の拡充、強化を目的に、平成 24 年 4 月に防災専任ポストを新設(2 名) するとともに、道内 6 か所の地域センターにおいても体制を見直し、北海道農政事務所全体の防災体制を 再構築。 震災対応マニュアルの見直し 東日本大震災を踏まえ、地域の実情に即した形で震災対応マニュアルを全面的に見直し、震災応急業務 ごとに責任者の一層の明確化を図るとともに、発災時における時系列での手順とそのための平常時の準備 内容を再整理。特に、応急用食料・物資の支援については、農林水産省の重要な施策の一つであることか ら、その円滑な供給を進めるため、被災自治体への職員派遣を行う体制を整備することとしている。

○ 北海道森林管理局

災害対策マニュアルの見直し 災害対策マニュアルの震災対応部分について、平常時における事前準備及び震災時の時系列対応を定め るとともに、震災時における食糧・物資の支援について、その円滑な供給を進めるため、被災自治体への 職員派遣を行う体制を整備するための見直しを行っている。 庁舎の耐震工事 北海道森林管理局は災害対策基本法第2条第4項に定める指定地方行政機関であり、災害発生時の応急 対策等に備えるため、庁舎の耐震工事を実施しており、平成27年2月竣工予定である。 耐震工事は、免震・耐震構造による改築をはじめ、非常用電源の確保や衛星携帯電話の室内アンテナな ど、震災発生時の応急業務が可能となるよう工事を進めている。 緊急通行車両の事前届出 北海道森林管理局で使用している車両を緊急通行車両として事前に登録し、北海道公安委員会の確認を 受けることで、災害発生時、迅速に応急業務を行えるよう体制整備した。 参考資料

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○ 国土交通省東京航空局 新千歳空港事務所

新千歳空港事務所業務継続計画の策定 地震災害時の首都中枢機関の機能継続を確保するため、平成 19 年 6 月に国土交通省において「 国土交 通省業務継続計画」が策定されたが、東日本大震災以降、国が管理する空港事務所の業務継続に関して執 るべき措置を定めることとなり、平成 24 年 3 月、新千歳空港周辺での大規模地震発生後の業務継続性の確 保を図るための「新千歳空港事務所業務継続計画」を策定した。 なお、地震発生時の具体の対応については、本計画に基づくほか、「新千歳空港事務所危機管理処理要領」 によることとしている。

○ 第一管区海上保安本部

巡視船・航空機の対応能力強化 平成 24 年 3 月、従来型巡視船の代替として、ヘリコプターの離発着及び庁舎被災時においても代替の業 務拠点として使用できる高速・高機能大型巡視船を1隻配備するとともに、基本性能及び夜間捜索能力が 大幅に向上した新型ヘリコプター3機を新たに配置転換し、災害発生時の救難対応能力を強化した。 庁舎被災時における業務継続能力の向上 平成 24 年 2 月に、庁舎が津波災害等で機能喪失した場合に備え、高台にある市の施設を代替使用できる 協定を紋別海上保安部と紋別市で締結し、災害発生・被災時における救難活動の中心となる代替庁舎の確 保を行ったほか、被災した広尾海上保安署庁舎を高台に設け、救難活動拠点の防災対策を行った。 災害対応訓練及び検証の実施 東日本大震災対応時の問題点等の抽出・検証作業を行うとともに巡視船艇、航空機の緊急出港・離陸訓 練を実施し、災害発生時における救難即応態勢の向上を行った。

○ 札幌管区気象台

津波警報改善に向けた取組 平成 23 年(2011 年)東北地方太平洋沖地震による被害の甚大さに鑑み、有識者、防災関係機関からな る「東北地方太平洋沖地震による津波被害を踏まえた津波警報改善に向けた勉強会」、「津波警報の発表基 準等と情報文のあり方に関する検討会」を開催し、平成 24 年 2 月 7 日に「津波警報の発表基準等と情報文 のあり方に関する提言」をとりまとめた。この提言を踏まえた津波警報等の情報文の新しい形式・内容を 平成 24 年 5 月 16 日に確定し、平成 25 年 3 月の運用開始に向けて準備中である。 住民に対する安全知識の普及啓発・気象情報の利活用推進に係る取組 東日本大震災後、改めて住民に対する普及啓発や防災教育の重要性が指摘されていることに鑑み、気象 庁としても、関係機関と連携しながら、気象現象や気象情報に関する知識、防災・減災等に対する意識の 向上に全庁を挙げて戦略的に取り組んでいる。 その一例として、津波から自ら判断して避難することの大切さが子供にも分かりやすく理解できるよう “津波啓発ビデオ「津波からにげる」”を平成 24 年 4 月に制作した。今後、このビデオを小中学校や防災 関係機関等に提供し、津波に関する防災教育の支援や普及啓発活動を行うこととしている。 災害に対する高い耐障害性を有する観測網の構築に向けた取組 気象庁が発表する様々な情報を作成するための基盤となる観測網について、災害への耐障害性を高める ため、平成 23 年度第一次補正予算・第三次補正予算により、地震・津波・火山観測施設の予備電源強化と バックアップ回線整備、巨大地震でも振り切れない地震計の整備等を行っている

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○ 北海道総合通信局

非常用小型移動電源車の貸与 本年 4 月に非常用小型移動電源車が配備され、非常・災害時に地方自治体等へ貸与することが可能とな った。一般家庭一軒分程度の交流の電気(100V)を供給することが可能である。 【電気的仕様】 最大定格出力 100V 5.5KVA 周波数 50/60Hz 出力端子:15A コンセント 4 式装備 連続稼働:3KWで 2 日間連続稼働が可能 各種無線機器の貸与 総務省では非常災害時に地方自治体等において連絡手段を確保するため、各種無線機器の貸与を行って いる。貸与する無線機器として、衛星用移動電話、簡易無線機等を貸与する。 なお、貸与については無償での貸与となる。

○ 北海道地方環境事務所

防災時の業務継続計画の見直し 釧路自然環境事務所を含め北海道地方環境事務所業務継続計画を見直した。 防災緊急連絡網の見直し 防災連絡員等の任命及び連絡網の見直しを行った。 緊急防災訓練実施 防災週間における北海道地方環境事務所の緊急防災訓練実施い、緊急連絡網の確認と最低限の確認事項 について実施した。(H23.9.5)

○ 陸上自衛隊北部方面総監部

北海道及び防災関係機関との連携強化 1 大規模災害に際し、北海道及び北部方面隊が連携して、迅速かつ円滑な応急対策活動を 行うための相互連携に関して協定を締結(予定) 2 知事と方面総監との意志疎通を容易にするため、ホットラインを開設し、両者が直接連 絡できる態勢を確立 3 平成 25 年 1 月下旬に実施予定の方面隊大規模災害指揮所演習において、防災関係機関との連携要領 を演練するとともに、大規模地震対処計画の実効性について検証 4 NEXCO東日本と災害発生時の連携体制の強化、相互協力等について調整中 道内で発生する可能性のある大規模地震対処計画の修正 1 道央地域直下型地震対処計画の修正 (1) 札幌市近郊に存在する3つの断層(月寒、西札幌、野幌丘陵断層)に起因する直下型地震に対応で きるよう計画を修正 2 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震対処計画の修正(予定) (1) 北海道が発表予定の新たな津波浸水予測図に合わせ、被害規模拡大に対応できるよう計画を修正中 (2) 北海道防災総合訓練の場を活用し、防災関係機関との連携等について具体化

○ 北海道警察本部

北海道警察災害対策検討委員会の設置 東日本大震災への対応で得られた警察運営上の反省・教訓を踏まえて、今後の災害への備えに万全を期 すため、「北海道警察災害対策検討委員会」を設置し、引継ぎ警察庁の方針、道が策定する地域防災計画 等を踏まえ、北海道警察における災害対策について幅広く検討を行っている。

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○ 東日本電信電話株式会社 北海道支店

大津波シュミレーションとビル津波対策 1 災害シミュレーションの実施・見直し (1) 津波の高さを 6~10mで被災シミュレーションを実施 (2) 活断層や液状化による被害を想定したルートの信頼性評価の実施 2 災害に強い設備づくり (1) 津波被害が想定される重要通信ビルへの津波対策(窓ふさぎ、エンジン高上げ等)の実施 移動電源車の増車配備 1 速やかな復旧に向けた備え 東日本大震災における大規模・長時間停電の経験を踏まえ高圧移動電源車を 3 台増車(札幌に 2000 KVA タイプ、北見・帯広に 1000KVA タイプを 3 月に増車)。今回の導入により道内全支店、概ね 2 時間 以内の駆け付け、電源救済を可能とした。 大規模災害を想定した防災演習の実施 1 各種防災訓練への参画・充実化 平成 23 年 10 月 6 日北見支店管内にて NTT 東日本北海道グループとして大規模災害を想定した災害対 策危機の実動をメインとした防災演習を実施(NTT-ME、NTT ファシリティーズ、NTT ドコモ、つうけん、 NTT 東日本が参加)<H24 年度:H24.6.7 函館開催予定>。

○ 日本銀行 札幌支店

防災訓練の拡充を通じた意識向上策 例年の防災訓練に加え、①防災関連 DVD 放映、②札幌市危機管理対策室講師を招聘した講話(大規模災 害発生時の想定被害、対応等)、③煙道体験訓練を行うことを通じ、職員の震災に対する意識向上に注力。

○ 日本放送協会 札幌放送局

非常災害対策総合訓練の実施 北海道のNHKでは、毎年1回、道内7つの放送局が参加して、地震や火山災害、原子力発電所事故などの 想定を基に、災害対策本部の運営をはじめ各対策部にわたる訓練を「事前検討方式」で総合的に実施し、本 部との連携や日常業務での取り組みなど検証・点検を行っている。訓練会場は、札幌局・函館局・釧路局・ 旭川局の持ち回りで実施しており、平成23年度は12月2日に釧路放送局で「巨大地震と大津波」をテーマに開 催し、24年度は旭川局で開催を予定している。 大規模災害に備える放送機能の強化 NHKでは、平成 24~26 年度経営計画の重点目標に、安全・安心を守るなど公共放送の機能強化を掲げ ている。北海道のNHKにおいても、大規模災害が発生した場合の放送機能の強化について、組織内にプ ロジェクトを設置して現状の把握や課題を検討し、放送機能強化に必要な設備・物品・体制の整備など、 北海道民の安全・安心に資する取り組みをすすめている。

○ 東日本高速道路株式会社 北海道支社

防災関係機関との連携強化 1 大地震における国道及び高速道路の道路ネットワークの安全確保を図るため、開発局と河川・道路等 の公共施設管理用光ファイバ網を活用し相互情報交換を図る連携強化を実施(H24.3.23) 2 陸上自衛隊北部方面隊と災害発生時の連携体制の強化、相互協力等について調整中

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○ 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 北海道支社

重要エリアにおける通信の確保 1 広域災害・停電時に人口密集地の通信を確保のため、通常携帯電話基地局とは別に大ゾーン方式携帯 電話基地局設置⇒北海道 3 ヶ所(札幌、旭川、釧路)に設置済み(参考:全国 104 箇所) 2 全国の都道府県庁、市区町村役場等の重要エリアの通信を確保するため、携帯電話基地局の無停電化、 バッテリーの 24 時間化を実施⇒北海道約 200 施設カバー済み(参考:全国約 1,900 施設) 被災エリアへの迅速な対応 1 衛星システムを活用したエリア早期構築のため、衛星エントランス携帯電話基地局を増設⇒北海道 車載型1台増設(計 3 台)、可搬型 1 台新設(計 1 台)(参考:全国 車載型 9 台増設、可搬型 24 台増設) 2 マイクロエントランス回線を活用した機動的なエリア構築のため、非常用マイクロ設備を配備⇒北海 道 10 区間配備済み(計 13 区間)(参考:全国 100 区間) 3 発災後速やかに衛星携帯電話を避難所等に提供し、通信を即時確保するため全国で 3,000 台を配備予 定(現在約 1,000 台配備済み 北海道:45 台配備済み) 災害時におけるお客様の更なる利便性向上 1 災害時の音声が繋がりにくい時に、データ化した音声を届けることができる「災害時音声お届けサー ビス」を提供 2 復旧エリアマップの機能充実による「ホームページ公開時間短縮」と「視認性向上」を実施 3 災害用伝言板の「安否登録・確認」が容易にできるよう音声ガイダンス対応を実施 4 エリアメールのシステム利用料の無料化を実施 5 エリアメールによる津波警報の配信開始 6 避難所等で使用する携帯電話充電サービス用「マルチチャージャー」を道内配備(30 台)

○ KDDI株式会社 北海道総支社

設備対策の強化(全社レベル) 1 移動電源車と非常用発電機の配備を合わせて、現在保有する 55 台から 130 台に増強し、被災エリアの 携帯電話基地局等の自社通信設備やお客さまへ迅速に電源を供給できるようにする。 2 非常用無線エントランス設備を、現在保有する 40 区間分から 20 区間分追加配備し(計 60 区間)、災 害時に固定回線が被災しても、携帯電話基地局と交換局間の通信を確保できるようにする。 3 衛星エントランスを搭載した車載型基地局を、現在保有する 15 台から 20 台に増強することに加えて、 衛星・無線エントランスの双方を搭載可能なキット型可搬基地局を新規に 27 台配備し、早期に被災エリ アにおけるお客さまのご利用を復旧できるようにする。 4 2012 年度末までに、約 2,000 の携帯電話基地局で 24 時間以上稼働可能なバッテリーを備えていく。 ※ 無線/衛星エントランス設備:災害などで携帯電話基地局と交換局との回線が切断した場合に無線 回線や衛星回線を利用して接続する設備。

○ 北海道テレビ株式会社

緊急放送訓練の強化と緊急対応基準の改定 東日本大震災後、緊急時の放送対応をスムーズに行うための日々の訓練の強化を行っている。また、緊 急時の放送対応基準、原子力マニュアル等も改定した。 設備の充実 緊急時の放送に関する設備の充実を図っている他、社員に対する備蓄等の充実も図っている。

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○ 北海道文化放送株式会社

新たな防災対策マニュアルの作成 技術局、報道制作局を中心に東日本大震災並みの地震によって本社が被災し、社屋建物や、放送に必要 な施設が損壊した場合を想定した、新たなマニュアルを作成した。 非常食等の防災関連品や通信機器の追加購入 総務局を中心に非常食など防災関連品の備蓄を見直し、足りない物品は追加購入した他、衛星携帯電話 など通信機器を補充した。

○ 株式会社テレビ北海道

本社電源の災害対応の見直し 大震災や水害などに備えて電源の設置場所を見直し中。 災害マニュアルの見直し 常備しているマニュアルをよりきめ細かく、即応性を高める方向で見直し中。 災害時の社内業務用食料の拡充 震災前に想定していた非常用食料の量を、震災後は大幅に増やした。

○ 一般社団法人北海道LPガス協会

災害用機材・資材の使い方訓練 災害時に、LPガスを使用する発電機、LED証明、炊き出し用の三重コンロ、大型調理釜、バルク貯 槽からフレキシブルホースを繋いで「ガス取り出しユニット」2台を設置。アルファ米、ミネラルウォータ ーを使って実際に炊き出しを行った。カセットコンロやカセットボンベも相当数準備している。 これらの機材・資材を実際に設置して、発電や証明、炊き出しを訓練した(白石町内会にも見学をいた だき 19 名が参加)。また、「AED」、灯油式調理器、Siセンサーコンロ等々を提示した。当協会関係者 50 名の出席によって実施した。<実施日 平成 24 年 4 月 21 日(土)>

○ 社団法人北海道医師会

災害時における医師会の果たすべき役割の検討 東日本大震災では、日本医師会が構想段階にあった医師会主体で構成するJMAT(日本医師会災害医療チ ーム)を急遽始動することとなり、医師1名、看護師2名、事務職員1名を基本(薬剤師も参画)とするチー ムを被災県へ派遣した。 JMATには、災害急性期医療を担うDMATを引き継ぐ災害拠点病院や日赤の救護班とともに、長期化する医 療救護活動を継続的に支援することが求められている。しかし、DMATや災害拠点病院、日赤などとは異な り常時チーム構成されていないため、その都度チームを編成する必要があり、日頃の訓練や災害医療教育 体制が課題となっている。 当会では、3月に日本医師会で開催されたJMATに関する災害医療研修会や救急災害医療対策委員会がまと めた報告書の内容をもとに、災害時における医師会が果たすべき役割と関係機関との連携・情報共有など について、DMATおよび日赤関係者から意見を伺いながら体制を整備していきたいと考えている。

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○ 社団法人 北海道歯科医師会

郡市区歯科医師会との連携と体制強化 東日本大震災以降の新たな取り組みは行っていないが、発災時には当会で発刊した「災害時歯科医療救 護活動の指針」に基づき、北海道歯科医師会防災・災害対策について、有事に備えた郡市区歯科医師会と の連携と体制強化を図った。

○ 社団法人北海道看護協会

北海道看護協会防災マニュアル 北海道看護協会独自の防災マニュアル作成中である。 災害支援ナースマニュアル、災害時支援体制実施要綱は平成 18 年 12 月に作成し、平成 20 年と 22 年に 改定、平成 24 年度に再改定を予定している。 災害支援ナース交流会の開催 東日本大震災発生後、40 名の災害支援ナースを「日本看護協会災害時支援ネットワークシステム」に基 づき、宮城県・岩手県の医療施設・避難所、および福島県の避難所に派遣した。北海道看護協会には約 200 名の災害支援ナースが登録しており、活動した災害支援ナースの報告を聞き、実際に活動に参加できなか った者に、災害支援について改めて考える機会とした。また、北海道看護協会としての支援のあり方を検 討する機会とした。 防災訓練、広域・収容避難場所の確認 職員全員参加の防災訓練を実施し、白石消防署東白石出張所の署員から講義を受け、その後、役員と職 員が、札幌市白石区の広域・収容避難場所(平和通小学校:本通り 15 丁目北)までの避難経路の確認をし た。

○ 社団法人北海道トラック協会

道との防災協力協定の締結 災害発生時に全道を網羅する輸送網を持つ北海道トラック協会が救援物資の輸送を道の要請があった 際、迅速に対応する。昨年 10 月に協定を締結し、協力関係が一層強固なものになった。

○ 社団法人北海道バス協会

トンネル火災対応訓練・トンネル火災マニュアルの作成 平成 23 年 10 月 6 日(木)13 時から、供用開始前の道東道「新大夕張トンネル」内において、道警察、道、 胆振東部・夕張市、富良野広域連合の 3 消防・NEXCO 東日本が実施機関となり、車両火災の対処訓練を実 施し、当協会も協力を行った。訓練項目は、非常通報・バス乗客の避難誘導・負傷者の救護など、総合的 な訓練を行った。 トンネル火災マニュアルを作成し、会員事業者に配布した。

○ 一般社団法人北海道警備業協会

災害支援隊函館ブロック隊公開訓練の実施 平成 9 年 7 月発足した当協会の災害支援隊は、災害発生時に迅速的確に支援活動を実施し、安全産業と しての市民の信頼と期待に応えるべく、平成 21 年度から定期的に訓練を実施している。 平成 23 年度は 10 月 19 日函館ブロック隊(31 名)が交通誘導、負傷者の救護等の公開訓練を実施した。 なお、平成 24 年度は、9 月 7 日に帯広、釧路、北見各支部の災害支援隊合同による公開訓練を釧路で実 施予定である。

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○ 北海道

地震・津波対策の抜本的強化 ・「地震・津波等災害対策推進本部」の設置(H23.7)及び防災対策全般の点検・見直しの実施 ・津波避難計画策定研修会の開催(H23.10~H24.3 道内 6 カ所において各 5 回開催) ・「津波避難計画策定モデル事業事例報告書」の作成(H24.5) ・フリーソフトを活用した「津波ハザードマップ作成マニュアル」の作成(H24.5) ・「津波避難計画策定指針」の策定(H24.6) 多様な地域住民に配慮した避難対策 ・「災害時用援護者支援対策の手引き」の策定(H23.8)及び説明会の開催 ・「災害時心のケア活動ハンドブック」の作成(H23.3) 防災関係機関との連携強化 ・「北海道ヘリコプター運用調整会議の設置」(H24.3) ・民間企業等との協定締結(H23 トラック協会、日糧パン、トヨタレンタリース、フェリー協会、賃貸住宅協会) ・自衛隊との連携強化(危機管理指導員・防災対策指導員の設置、知事と北部方面総監とのホットライン の設置、連携協定の締結 H24.6.7) ・札幌管区気象台との連携強化(H24.4 交流人事開始) ・被災市町村の行政機能の確保に向けた検討会議(H24.3 設置) 道庁(災害対策本部)の連携強化 ・指揮室の設置(本庁知事会議室の電源整備、H24.3 設置訓練の実施) ・災害対策本部の代替施設の確保(本庁別館地下会議室の電源・J-ALERT 整備) ・本庁、振興局間の情報通信機能の強化(衛星携帯電話の整備、テレビ会議システムの更新) ・「北海道職員物資備蓄要綱」の策定(H24.3) ・振興局の体制強化(H24.4 各振興局に主査(地域防災)増員) 災害教訓の伝承 ・奥尻島の被災経験者による「奥尻島津波語りべ隊」を編成(H24.4)し修学旅行生等に対応(H24.5~) ・「奥尻島津波語りべ隊」を迎えて職員研修会を実施(H24.5)

○ 北海道教育委員会

防災教育の推進 ・児童生徒向け啓発資料の作成・配布(H23.11) ・教師用指導資料の作成(H24.3)

参照

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