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村上市スポーツ施設整備計画 ( 本編 ) < 目次 > 本編 第 1 章計画の策定にあたって 1. 計画の目的 1 2. 計画の位置付け 2 3. 計画の期間 3 4. 計画の対象 3 第 2 章本市のスポーツ環境の現状と課題 1. スポーツを取り巻く現状 4 2. スポーツ施設の現状 5 3. ス

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(1)

平成 25 年3月

村上市教育委員会

村上体育館 朝日総合体育館 山北総合体育館 神林多目的グラウンド 荒川テニスコート 朝日多目的グラウンド 荒川総合体育館 神林総合体育館

(2)

【村上市スポーツ施設整備計画】(本編)

<目 次>

【本 編】

第1章 計画の策定にあたって

1.計画の目的 ……… 1

2.計画の位置付け ……… 2

3.計画の期間 ……… 3

4.計画の対象 ……… 3

第2章 本市のスポーツ環境の現状と課題

1.スポーツを取り巻く現状 ……… 4

2.スポーツ施設の現状 ……… 5

3.スポーツ施設の課題 ……… 8

第3章 スポーツ施設整備の基本方針

1.施設整備の基本方針 ……… 9

2.施設整備の視点 ……… 10

3.スポーツ振興くじ(toto)助成金の活用 ……… 11

第4章 今後のスポーツ施設の整備計画について

1.施設整備の進め方 ……… 12

2.施設整備後の施策展開 ……… 12

3.施設区分ごとの整備計画 ……… 13

4.今後の長期的な計画について ……… 24

【資料編】

1.スポーツ施設状況

(1)市スポーツ施設建設状況 ……… 27

(2)市内スポーツ施設等位置図 ……… 28

(3)市内類似スポーツ施設地区別一覧 ……… 29

2.スポーツ施設利用状況 ……… 30

3.学校開放施設利用状況 ……… 31

4.スポーツに関する市民アンケート調査について

(1)市民アンケート調査結果 ……… 32

(2)スポーツ関係団体調査結果 ……… 40

5.スポーツ関係団体

(1)村上市体育協会加盟団体登録者数 ……… 41

(2)スポーツ尐年団登録者数 ……… 42

(3)社会体育団体登録数 ……… 43

6.委員名簿

(1)村上市スポーツ推進審議会 ……… 44

(2)村上市スポーツ施設整備計画策定会議 ……… 44

(3)

【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) - 1 -

第1

1章

計画

画の

の策

策定

定に

にあ

あた

たっ

って

1.計画の目的

近年、社会環境や経済状況の変化により、私たちの暮らしは便利な生活になった一方で、 運動不足や精神的なストレスの増大による生活習慣病の増加、対面でのコミュニケーション 能力の低下等から、心身の健康の保持増進が大きな課題となっています。 我が国のスポーツ施策の根幹となる「スポーツ基本法」が、平成23年8月に施行されま した。この法律は、50年前に制定された「スポーツ振興法」を全面的に改正したものであ り、スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことを人々の「権利」として定め、地方公共 団体にはその地域の特性に応じた施策を実施する責務を規定しています。 また、「スポーツ基本法」に基づき国が策定した「スポーツ基本計画」においては、年齢や 性別、障害等を問わず、広く人々が、関心、適性等に応じてスポーツに参画することができ る環境を整備することを、基本的な政策課題としています。 こうした中、本市のスポーツ振興を、総合的かつ効果的に進める上での考え方と、今後の 方向性を示す「スポーツ振興基本計画(むらかみスポーツ元気プラン)」を平成22年3月に 策定しました。 この計画では、ソフト面の環境整備もさることながら、劣化や老朽化が進んでいるスポー ツ施設の整備計画の立案など、良好なスポーツ施設の整備・充実を図るための具体的方策が 示されています。 現在、市内には、53のスポーツ施設(生涯学習課所管)がありますが、一部建築物の劣 化などの老朽化が進んでいるため、安全・安心で快適に利用することができる施設整備を、 限られた負政の中で、効率的に図ることが喫緊の課題です。 こうした中、既存スポーツ施設の現状、課題などを把握し、利用者の要望を取り入れなが ら、施設の廃止も含めて、修繕やリニューアル、用途変更、多目的化など、有効利用できる 効果的な施設の環境整備を具現化するため、今後の施設整備の指針となる「村上市スポーツ 施設整備計画」を策定するものです。

(4)

【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) - 2 -

2.計画の位置付け

本計画は、平成21 年度に策定された村上市スポーツ振興基本計画(むらかみスポーツ元気プラン) の計画推進のための具体的方策としての「市民ニーズに対応した施設整備」を図るため、第1 次村上市 総合計画(H21~H28 年度)及び村上市教育基本計画(H22~H28 年度)の後期実施計画(H25~H28 年度)、第2次村上市総合計画・村上市教育基本計画(H29~期間未定)の前期実施計画を見据えた計 画と位置付けます。 (1)第1次村上市総合計画(平成21~28年度) 基本目標5 豊かな心と文化を育むふれあいのまちづくり 5-4 スポーツの振興 5-4-3 良好なスポーツ環境の整備・充実 ○スポーツ愛好者や市民アンケートでの意見をもとに、効果的かつ利便性の高い施設整備を 検討します。 施策の成果指標 体育施設利用者数 433,000人(H23)→488,000人(H28) スポーツ基本法(国)(H23.6.24 法律第 78 号) スポーツ基本計画(国)(平成 24~33 年度) 新潟県県民スポーツ振興プラン(平成 18~28 年度) 第 1 次村上市総合計画(平成 21~28 年度) 村上市スポーツ振興基本計画(平成 22~28 年度) "むらかみスポーツ元気プラン" 村上市教育基本計画(平成 22~28 年度)

村上市スポーツ施設整備計画

(平成 25~32 年度) スポーツ推進審議会 教育委員会 スポーツ施設整備検討会議 現状の把握・分析(現状と課題、利用状況) 市 民 要望書、アンケートボックス 市民アンケート調査 平成 24 年 11 月実施 関係団体意見聴取 市体育協・スポ尐・利用者等 平成 24 年 11 月実施 ・村上市耐震改修促進計画 ・村上市施設見直し計画

(5)

【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) - 3 - (2)村上市教育基本計画(平成22~28年度) 基本施策12 地域と共につくる生涯スポーツの推進 (抜粋)12-1 スポーツ施設の整備と有効利用 ○各体育施設の適正な維持管理と利用者の安全を確保するため、施設の改修等を行うととも に、各種スポーツ教室を行うなど、施設の有効利用を図り、市民が真に望む施設整備計画を 検討します。 (3)村上市スポーツ振興基本計画(平成22~28年度) 第4章 計画推進のための具体的方策 (抜粋)3.良好なスポーツ環境の整備・充実 市民ニーズに対応した施設整備と有効利用 (具体的な事業) ■長期的な施設整備計画の策定 ○市民(利用者)の要望を取り入れながら、施設の廃止も含めて、修繕やリニューアル、用 途変更、多目的化などにより、有効利用できる効果的なスポーツ施設整備計画を策定します。

3.計画の期間

平成25年度~平成32年度(8年間)

計画期間は、第1次村上市総合計画及び村上市教育基本計画の後期実施計画(H25~H28年度)、第2次 村上市総合計画・村上市教育基本計画(H29~期間未定)の前期実施計画との整合性を図るため、平成 25年度~平成32年度までの8年間とします。 ただし、この期間中、進捗状況や社会情勢の変化等により、計画の見直しの必要が生じた場合は適切 に対応します。 平成 21~28 年度 平成 29 年度~ 第 1 次 村上市総合計画(平成 21~28 年度) 〃 村上市教育基本計画(平成 22~28 年度) 第 2 次 村上市総合計画(平成 29 年度~期間未定) 〃 村上市教育基本計画(平成 29~期間未定)

4.計画の対象

市所有のスポーツ施設(生涯学習課所管社会体育施設)及び新たに整備が求められる施設を対象とし ます。(他課所管のスポーツ施設、学校体育施設、民間団体等が所有する施設を除く) 前期(H21~24 年度) 後期(H25~28 年度) 前期(H29~期間未定) 後期(期間未定) 村上市スポーツ施設整備計画(平成 25~32 年度) 村上市スポーツ振興基本計画(平成 22~28 年度)

(6)

【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) - 4 -

第2

2章

本市

市の

のス

スポ

ポー

ーツ

ツ環

環境

境の

の現

現状

状と

と課

課題

本市におけるスポーツ施設は、平成20年4月1日に旧村上市、荒川町、神林村、朝日村、山北町の5 市町村が合併したことにより、旧市町村が所有していたスポーツ施設が複数存在するようになったこと で、市民の横断的な利用が可能となり、日常のスポーツ活動の場として有効に利用されています。 しかしながら、建設後30年以上経過している施設が約6割を占める状況となっていることから、今後は、 老朽化への対応とともに、市民ニーズや競技種目の多様化、競技規則の改正への対応、施設機能と安全 性の向上のための整備が求められています。 本計画では、平成24年度実施の市民アンケート調査などを参考にしながら、市民ニーズを把握し、そ れらを基に計画を検討するものとします。

1.スポーツを取り巻く現状

市民ニーズが、健康づくりや身近なスポーツから本格的なスポーツまで、ますます多様化する中で、 体育館をはじめ、スポーツを行うことができる施設の需要は高まっています。 (1)運動習慣の定着 近年の健康志向の高まりはもとより、総合型地域スポーツクラブやスポーツ推進委員などの積極的 な活動により、各種スポーツ事業の参加者及び施設の利用者は増加傾向にあり、年々、運動習慣が定 着してきています。 (2)競技スポーツに加え、誰もが楽しめる生涯スポーツの充実 近年、急速に進む高齢化社会の中で、中高年の健康への意識が高まり、スポーツを取り巻く状況も、 競技スポーツから、健康増進や生きがい、仲間づくりなどを目的とした生涯スポーツを中心とした考 え方にシフトしています。 スポーツに関する市民アンケート調査では、個人で気軽に楽しめるウォーキングやジョギング、軽 い球技など、高度な技術やハードな練習を必要としない比較的簡卖に取り組めるスポーツをする人が 増えてきている傾向がうかがえます。 また、今後の整備を望むスポーツ施設の上位は、屋内温水プール、トレーニング施設、ジョギング コースなどとなっており、個人で気軽にスポーツができる環境の整備が望まれています。 村上市スポーツに関する市民アンケート調査(平成24 年 11 月実施) 平成20 年度に実施した「村上市スポーツ実態調査」から 4 年が経過し、その後の現状を把握し、 今回の「施設整備計画」を作成するための基礎資料として、施設面での調査項目を加え実施。 対象者数 1900人 有効回答数 630人 回収率33.2% ※結果は資料編に記載

(7)

【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) - 5 -

2.スポーツ施設の現状

(1)地区ごとのスポーツ施設の現状 ◇村上地区 各スポーツ施設は点在しており、中小規模な施設がほとんどで、大きな競技会を開催するにはやや 不十分ですが、市の中心地ということで、定期利用者など多くの市民がスポーツ活動で利用していま す。村上体育館は、地区の中核となる施設ですが、建設当時、敷地面積が限られギャラリーや走路を 備えていなかったことから、利用者から代替設備の整備を望む声も出ています。 また、城下町として栄えた歴史を有し武道が盛んで、武道関係者からは武道館の建設要望があり、 将来的な建設に向けた検討が必要です。 ◇荒川地区 荒川総合運動公園は、北信越国体や県レベルの大会が開催できるテニスコートやプロ野球のBCリー グが毎年開催される荒川球場を有しており、日本海東北自動車道荒川胎内インターからのアクセスも 良く、市内外のスポーツ交流の場となっています。 また、荒川総合体育館、荒川温水プールについては、老朽化が著しく、維持費も高くなっているこ とから、今後の施設の方針を早急に検討する必要があります。 ◇神林地区 トキめき新潟国体で銃剣道競技会場となった神林総合体育館があり、bjリーグプロバスケットボー ルの公式戦など開催されています。平成5年度に建築され、市内では一番新しく走路やトレーニング ルームなども整備され、多くの市民に利用されています。 また、神林球場やナイター照明を完備した神林多目的グラウンドもあり、屋外スポーツの各種大会 会場として活用されています。 さらに、いずれの施設も日本海東北自動車道神林岩船港インターからのアクセスも良く、市内外の スポーツ交流の場となっています。 北新保ゲートボール場はコート数10面を有し、市内最大規模のゲートボール場で、市のメイン大会 会場として活用されています。 ◇朝日地区 朝日多目的グラウンドや朝日球場・朝日山村広場など天然芝の屋外施設が充実し、サッカーの大会 やグラウンドゴルフ大会などに活用されています。 また、朝日みどりの里屋根付き多目的広場は、主にゲートボールなどの屋外スポーツ種目で使用さ れていますが、人工芝の整備を行うことにより、グラウンドゴルフ、フットサルなど多種目利用が可 能となります。 朝日連峰や三面川など大自然に囲まれた本地区の特性を活かし、隣接のみどりの里宿泊施設など観 光施設を併用したスポーツ合宿など利用拡大が図れます。 廃校体育施設を利用した長津・茎太・高根体育館については、老朽化が著しい施設もあり、今後の 維持管理について検討する必要があります。 ◇山北地区 トキめき新潟国体で相撲競技会場となった山北総合体育館があり山北多目的グラウンド・山北球場 などが隣接して整備されています。 また、廃校となった学校体育施設を有効利用した身近な社会体育施設が整備されていますが、老朽 化が著しい施設もあり、今後の維持管理について検討する必要があります。 地区内の海岸部には民宿も多数あり、日本海沿岸東北道も今後、早期の整備が期待できることから、 合宿や各種競技会によるスポーツ・ツーリズム*1の適地としての整備に向けた取り組みが求められま す。 *1スポーツ・ツーリズム: プロスポーツなどの観戦や、マラソン、ウォーキングなどのスポーツイベントへの参加を目的とし、 開催地周辺の観光とを組み合せた旅行スタイル

(8)

【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) - 6 - (2)村上市内スポーツ施設の設置状況 (他課所管施設も含む) (3)合併後の主なスポーツ施設整備工事等の状況 ・H20年度 [荒川球場路面整備工事] 9,660千円 [荒川球場芝生張替工事] 3,937千円 [荒川温水プール循環濾過装置改修工事] 4,589千円 [神林球場入場口門扉等改修工事] 5,752千円 ・H21年度 [神林球場内野グラウンド改修工事] 8,516千円 体育館 柔剣道場 弓道場 トレーニン グルーム ゲート ボール場 等 プール 野球場 グラウンド テニス コート ゲート ボール場 等 プール 公園その 他 ナイター 村上体育館 1 1 山辺里体育館 1 山辺里第二体育館・山辺里グラウンド 1 1 1 門前谷体育館・グラウンド 1 1 上海府体育館 1 村上勤労者体育センター(商工観光課所管) 1 村上市弓道場 1 岩船運動広場 1 1 村上運動公園 1 1 1 三面川東河川公園 1 三面川中州公園(市民生活課所管) 1 瀬波テニスコート 1 1 二之町テニスコート 1 学校開放施設 12 11 1 地区計 18 1 1 0 0 0 1 16 2 2 0 2 2 グリーンパークあらかわ総合運動公園 1 1 1 1 1 1 荒川総合体育館 1 1 1 1 荒川温水プール 1 市営ゴルフ場(商工観光課所管) 1 学校開放施設 3 4 地区計 4 1 1 1 0 1 1 5 1 1 0 2 1 パルパーク神林総合運動公園 1 1 1 1 1 1 1 1 1 西神納体育館 1 神納体育館 1 神納東運動広場 1 北新保ゲートボール場 1 神林ゲートボール場 1 神林農村環境改善センター(神林支所産業建設課所管) 1 荒川河川広場(神林支所地域振興課所管) 1 学校開放施設 7 7 地区計 8 1 0 1 2 0 1 10 1 3 1 1 1 朝日総合体育館他 1 1 1 1 1 1 1 長津体育館・グラウンド 1 1 茎太体育館・グラウンド 1 1 高根体育館・グラウンド 1 1 朝日みどりの里 1 1 1 市営ぶどうスキー場 1 学校開放施設 6 6 地区計 10 0 0 1 1 1 1 10 1 1 0 2 1 山北総合体育館他 1 1 1 1 1 4 1 山北コミュニティーセンター 1 府屋ふれあいセンター 1 小俣ふれあいセンター 1 雷ふれあいセンター 1 中継ふれあいセンター 1 山熊田ふれあいセンター 1 黒川俣ふれあいセンター 1 寒川ふれあいセンター 1 桑川ふれあいセンター 1 学校開放施設 3 3 地区計 13 1 0 0 0 0 1 4 1 0 0 4 1 全地区 合計 53 4 2 3 3 2 5 45 6 7 1 11 6 施設名 地区名 屋内施設 屋外施設 平成25年1月1日現在 村上 荒川 神林 朝日 山北

(9)

【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) - 7 - [神林球場バックネット、門扉改修工事] 891千円 [山北総合体育館单面外壁改修工事] 6,860千円 [村上球場バックネット改修工事] 7,581千円 [山北総合体育館正面外壁改修工事] 17,850千円 [村上球場スコアボード他改修工事] 13,304千円 ・H22年度 [神林プールウォータースライダー改修] 5,040千円 [旧天神岡テニスコート駐車場化工事] 1,427千円 [荒川温水プール屋上防水シート改修工事] 520千円 [荒川テニスコート増設工事] 36,782千円 ・H23年度 [体育館バスケットコートライン工事] 5,906千円 [村上市弓道場増築工事] 6,016千円 ・H24年度 [山辺里グラウンド整備工事] 8,493千円 (4)スポーツ施設の管理運営状況 現在、村上、神林地区のスポーツ施設は、NPO法人による指定管理を行っていますが、今後は、 朝日・荒川・山北地区においても、総合型地域スポーツクラブ等による指定管理者制度を導入し、市 民サービスの向上と効率的な管理運営を図っていくこととします。 (市内体育施設の指定管理導入状況) 地 区 指定管理事業者 導入(予定)年月日 村上地区 NPO法人 総合型スポーツクラブ ウェルネス むらかみ 平成21年4月1日~ 神林地区 NPO法人 希き 楽々ら ら 平成23年4月1日~ 朝日地区 未導入…準備中 平成26年4月1日(予定) 荒川地区 未導入…準備中 平成28年4月1日(予定) 山北地区 未導入…準備中 平成28年4月1日(予定) <平成22年度に増設整備された荒川テニスコート(6面→8面に増設)> 荒川テニスコート8面が整備されたことにより、県内外のトップレベルのスポーツ大会の実施が可能とな り、「みる」スポーツの振興にもつながっています。 また、平成25年8月に第34回北信越国体ソフトテニス競技会が開催されることから、さらに競技力の 向上や市民スポーツの推進につながることが期待されています。 なお、同大会に向け、平成25年度に老朽化した部分の人工芝の張り替え工事を予定しています。

(10)

【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) - 8 - 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 16.0% 屋内温水プール トレーニング施設 必要なし ジョギングコース 大規模体育館 多目的グランド 小規模体育館 サッカー場 キャンプ場 屋外プール グラウンドゴルフ場 弓道場 陸上競技場 野球場 武道場 テニスコート スケートボード場 ゲートボール場 ソフトボール場

3 スポーツ施設の課題

(1)老朽化した施設への対応 各施設については、安全にスポーツができるよう適切な維持管理を行っていますが、建設後30年 を超えた施設が全体の約6割を占めています。 また、過去の学校統廃合により、学校体育施設から社会体育施設へ移管された施設が多く、老朽化 が著しい施設が多くなっています。 安全で快適なスポーツ活動の場を確保することと同時に、長期的な施設の有効利用を図るためにも、 施設・設備の老朽化に対応した計画的な整備が必要です。 (2)身近なスポーツ施設の確保・充実 市民アンケート調査では、市民は気軽に参加できるスポーツ・レクリエーション活動や既存施設の 機能充実を望んでいます。また、高齢者を中心にウォーキングなど、健康づくりのための手軽な運動 を実施する人が多いことから、地域スポーツクラブの育成支援やスポーツ活動の場の確保など、ソフ ト、ハード両面から、身近な生活圏におけるスポーツ環境の充実を図る必要があります。 (3)市民ニーズに応えられる施設・機能の充実 市民アンケート調査では、託児施設や体育館の冷暖房施設、更衣室やシャワー室などの利便施設の 他、スポーツを通した交流を楽しむ休憩室・談話室といったホスピタリー的機能*2、さらにはスポー ツ情報の発信や収集機能の導入など、生活の質的向上を図ることができる施設機能の充実が求められ ています。 平成24年度 市民アンケート調査結果より抜粋 ※詳細は資料編に掲載 村上市の今後の公共スポーツ施設(種別)の整備希望 <アンケートでの施設整備要望の具体例> ・流水屋内プール ・大規模なスポーツ施設 ・手軽にスポーツや運動ができる施設 ・送迎(特に子ども)をしてほしい ・更衣室、シャワー室などをきれいに充実してほしい ・室内でできるスポーツの開発や施設の充実 *2ホスピタリー的機能: 来客に対して、受け入れ側の人々が気持ちよく接し、快適で強い印象と深い満足感を与え、再び訪れ たくなるようにさせる心のこもったもてなし。 平成 20 年の 3 大要望は「1 位:トレーニング施設」「2位:屋内温 水プール」「3 位:ジョギングコース」であったが、平成 24 年は「1 位:屋内温水プール」「2位:トレーニング施設」「3位:必要なし」 となり、順位が変動している。

(11)

【村上市スポーツ施設整備計画】(本編)

第3

3章

スポ

ポー

ーツ

ツ施

施設

設整

整備

備の

の基

基本

本方

方針

本市には、多くの公共スポーツ施設が整備されていますが、建設後30年以上経過した老朽化施設等への対 応とともに、市民ニーズを満たすための機能拡充が求められています。 今後、「いつでも、どこでも、だれもが、いつまでもスポーツに親しめる生涯スポーツ社会の実現」に向け、 スポーツ活動を支える「場」として、既存スポーツ施設の改修・修繕などの整備を図っていきますが、その 前提として、それぞれの施設の利用状況や役割などを基に、施設のあり方を再検証し、合併のスケールメリ ット*3を活かした施設の統廃合や集約化を行いながら、良好な施設環境を整備します。

1.施設整備の基本方針

施設整備を進めるにあたっては、市民アンケート調査結果や現状調査などにより、状況を的確にと らえるとともに、負政状況を考慮し、計画的に進めていくため、下記のとおり、次の3つの基本方針 を定め、今後の整備を進めていくものとします。 (1)廃止・統合 市の施設は、新耐震基準(昭和56年6月以降)が適応されない老朽化した施設が多い中で、今後改 修を行っても施設の安全性が確保できない施設や利用頻度が低い施設、同じ種類のものなどについて は、必要最低限の維持管理を行いながら、集約化を視野に入れた廃止・統合を検討していくほか、用 途変更や移管も検討します。 (2)継続・機能充実 施設の目的や利用状況、利用者の意見・要望に応じて、適切な修繕や改修、設備の更新などを行い ながら、機能維持を図っていきます。 (3)大規模改修・新規整備 老朽化などによる施設機能の低下を補うため、必要性と安全性などを十分に考慮するとともに、負 政状況を見極めた中で、優先順位をつけながら、計画的に大規模改修・新規整備を進めます。 とくに、新規施設整備については、アンケート調査結果や関係団体等からの要望がありますが、必 要性は十分理解できるものの、限られた負政の中で既存施設の安全性確保のための修繕・改修が喫緊 の課題です。 したがって、本計画へは登載しませんが、今後の長期構想の中で引き続き検討していくものと位置 付けます。 なお、将来の社会情勢の変化や国・県・民間組織による施設整備等の新たな支援施策があった場合 には、本計画(総合計画含む)未登載事業実施の可能性もあります。 ○関係団体から新設要望のあるスポーツ施設 内 容 ①武道館(卖独または村上地区に新たな総合体育館を建設し併設⇒市武道協会・村上商工会議所より) ②岩船体育館(岩船地区区長会等) ③サッカー場(市サッカー協会) *3 スケールメリット:スケールメリットとは、同一のものが集まり、規模が大きくなることにより得られる利点(メリット)で あり、小規模よりも大規模の方が優位となり、「規模の経済」や「規模の利益」などとも表現されます。

(12)

【村上市スポーツ施設整備計画】(本編)

2.施設整備の視点

施設の種別ごと、また、個別施設ごとにそれぞれの課題を抱えており、これらの課題を解決するた めには、原因や背景を検証し、安全・安心な施設に整備していく必要があります。 このため、施設の利用実態と建物の状態を検証すると同時に、以下の視点により今後の施設整備の あり方を検討します。 (1)施設の老朽化への計画的整備 施設は、安全で快適に利用できることが何より大切なことから、各施設の現状を十分に把握し、計 画的な整備・補修を行う必要があります。 また、利用者数が多い施設で、老朽化の著しいものについては、大規模な改修・建て替えを検討し ます。 ・安全上問題はないか ・耐震補強施工済か ・今後、大規模改修が必要か ・新耐震基準(S56年6月以降)に適合するかどうか ・設備が充実しているか (2)市の規模、バランスに見合った配置 人口の多い地区にあっては必然的に利用者のニーズが高く、施設数も不足傾向にあります。 一方で、周辺地域では利用度が低くなっているところも見受けられることから、需要と供給のバラ ンスに配慮した施設配置の見直しを行います。 ・施設数(合併のスケールメリット、地域ごとの配置数) ・利用の状況及びニーズ ・種目別スポーツ人口の将来予測 (3)施設の役割に対応した整備 各施設が適正な機能分担のもと市民の効率的利用を促進するため、各施設の位置付け・役割分担を 明確にしたうえで整備を図ります。 このため、施設の位置付けを、全市対象の拠点施設と地域施設の2つに分け整備を進めます。特に 体育館については、各地区の総合体育館を拠点施設とし、地区の主な大会会場となる施設として位置 付け、他の体育館を地域体育館として、地域の生涯スポーツの場として位置付け整備・維持を行いま す。 また、災害時の避難所となりうる防災拠点施設については、安全性を確保できるよう重点的に整備 を行います。 ・今後の主な施設の位置付け 体育館 多目的グラウンド 野球場 テニスコート ゲートボール場 拠点施設 村上 荒川総合 神林総合 朝日総合 山北総合 荒川多目的 神林多目的 朝日多目的 山北多目的 荒川 神林 荒川 瀬波 北新保 山辺里 朝日 地域施設 小規模体育館 学校施設 村上多目的 他運動広場 学校施設 村上 朝日 山北 山北 荒川 神林 (4)指定管理者制度の導入(効率的な管理形態への見直し) 現在、施設管理の手法として、指定管理者制度を導入(村上、神林地区)していますが、現在も、 直営方式で行っている地区については、公平なサービスの提供や低コスト・高サービスを確保するた

(13)

【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) め、順次導入していきます。 また、利用者の利便性を考えると、施設利用手続きの簡便化や一元化を図っていく必要があると同 時に、確実な使用料徴収を行う必要もあることから、指定管理者制度導入を進めながら、効率的な管 理運営に努めます。 (5)利便施設の整備 スポーツを快適な環境で行えるよう、シャワーや冷暖房設備などの整備を検討するとともに、施設 の改修の際には、だれでもスポーツに参加できるユニバーサルデザイン*4を取り入れていきます。 (内容) ・トイレの洋式化、更衣室、シャワー室、冷暖房設備の整備 ・トレーニング施設、駐車場の整備 (6)市民ニーズの調査・反映 スポーツ関係団体からの要望や、平成24年度実施の市民アンケート調査結果などをもとに検討し、 市民ニーズを取り入れながら、計画に反映していきます。 (施設整備要望の多いもの…市民アンケート調査結果より) ・流水屋内プール ・大規模なスポーツ施設 ・手軽にスポーツや運動ができる施設 ・送迎(特に子ども)をしてほしい ・更衣室、シャワー室などをきれいに充実してほしい ・室内でできるスポーツの開発や施設の充実

要望や市民アンケート調査結果より本計画に登載した主な計画

・トレーニング設備が未設置体育館(朝日・山北)への整備

・総合体育館への洋式トイレの設置

・更衣室、シャワー室など設備改修 等

3.スポーツ振興くじ(toto)助成金の活用

施設整備を計画的に進めるためには負源の確保が最も重要なことから、独立行政法人日本スポーツ 振興センターの「スポーツ振興くじ助成金」の積極的な活用を図ります。 主に本市で活用が期待できる助成制度には、次のようなものがあります。 (1)地域スポーツ施設整備助成 ・クラブハウスの整備、グラウンドの芝生化、スポーツ施設等の整備 (2)地方公共団体スポーツ活動助成 ・地域スポーツ活動の推進、支援 *4 :ユニバーサルデザイン:年齢や性別の違い、障害の有無などを問わずに利用することができる施設・製品などの設計のこと

(14)

【村上市スポーツ施設整備計画】(本編)

第4

4章

今後

後の

のス

スポ

ポー

ーツ

ツ施

施設

設の

の整

整備

備計

計画

画に

につ

つい

いて

「スポーツで元気いいまち村上」の実現に向け、スポーツを健康づくりや仲間づくり、地域づくりといっ た視点で捉え、スポーツに親しみ習慣化することは、大変有意義なことです。 スポーツは、「する人」には爽快感や充実感を、「みる人」には感動や夢を、「ささえる人」には達成感を与 え、すべての人を引きつける魅力を持っています。 このことから、いつでも誰もが、スポーツに親しめる機会や環境が必要であり、市総合計画やスポーツ元 気プラン(スポーツ振興基本計画)では、だれもが楽しめる生涯スポーツの推進、市民スポーツの充実、公 共スポーツ施設の充実を掲げています。 市では、既存施設の現状と課題、利用状況、スポーツに関する市民アンケート調査(平成24年11月実施 対 象:1900人)、関係団体への調査結果などを踏まえ、市の負政面を考慮した中で、施設区分ごとに検証を行い、 今後のスポーツ施設等の整備計画期間・内容について、以下にまとめます。 計 画 期 間 平成25年度~32年度 (8年間) 前 期 後 期 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 緊急度の高いスポーツ施設の修繕 屋内、屋外スポーツ施設の改修・整備 平成25~28年度を「前期計画」に位置付け、緊急度の高いスポーツ施設の修繕を中心に行い、平成2 9~32年度を「後期計画」に位置付け、屋内、屋外スポーツ施設の拡充・改修・整備を行います。 ただし、整備年次は施設の状況及び社会的状況の変化を踏まえ必要に応じて見直しを行います。

1.施設整備の進め方

施設の整備にあたっては、市民がいきいきと、はつらつとした毎日を過ごせるように、子どもからお年寄 りまでの多くの市民が気軽に利用ができる施策の充実を、限りある負源の中から、ハード・ソフト両面で図 るとともに、スポーツ施設の効率的な整備を進めることします。 また、利用者や関係者への説明責任を十分に果たしていく必要があり、体育協会、スポーツ尐年団、総合 型地域スポーツクラブに対しては、ハード面の提供以外にソフト面における支援や協力関係にあることから、 施設の廃止に伴う代替策などについては意見を聞きながら、理解と協力を求めていくこととします。

2.施設整備後の施策展開

本市では、今後のスポーツ施策及びスポーツ振興を「むらかみスポーツ元気プラン」(村上市スポーツ振興 基本計画)に基づき推進することとしています。 現在、スポーツ振興事業の実施については、行負政改革により、市正規職員による直営から総合型地域ス ポーツクラブ、体育協会等に委ねてきており、行政が担う範囲が限定されつつありますが、社会体育行政の 意義を再確認しながら企画・立案機能を強化し、余暇活動の充実と健康の増進に向けた各種スポーツ事業の 展開を図ることとします。 今後も、尐子高齢化や人口減尐の進行に伴いスポーツ人口の減尐も避けられないことから、施設の整備だ けに限らず、ソフト面からも、効率かつ効果的に整備をすすめ、行政サービスの低下にならないように施策 推進を図ることとします。

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【村上市スポーツ施設整備計画】(本編)

3.施設区分ごとの整備計画

【屋内施設】

■総合体育館 今日における総合体育館は、多様化する市民ニーズに対応した施設とすることが求められています。 また、地区の拠点施設として、様々な用途で利用でき、市民が利用しやすい体育館として整備することが望ましい ことから、アリーナだけでなく、走路、武道場、トレーニング設備、会議室なども組み合わせた施設として整備が必 要です。 特に、老朽化の著しい荒川総合体育館については、以前より改修・建替要望が強く、今後も多額な修繕費用も見込 まれることから、検討した結果、改修ではなく建替えを検討し、計画的に整備を進めることとします。 なお、整備あたっては、負政状況を十分考慮するとともに、建設規模、位置、整備時期について、地域住民と十分 に協議して計画的に進めます。 村上、朝日、山北総合体育館は、引き続き拠点施設としての整備を継続します。また、地区の拠点避難所ともなっていることから、旧耐震基準(S56年以前 の設計)の朝日、山北総合体育館は、耐震診断を実施し、年次的に雤漏り改修工事を行います。神林総合体育館は、拠点体育館の中でも、さらなる拠点とし て位置付け、トップレベルの大会等が実施できるよう整備していきます。 施設の整備計画 1…廃止・統合 2…継続し、機能充実 部分補修 3…大規模改修、新規整備 ○…計画計上 △…予算状況により先送りあり 施設名(◎拠点) (整備年月日) 大きさ H23 年度 利用者数 (人) 現状と課題 整備計画(計画年度、主な内容) 基本方針 計画期間(100 万以上) 1 2 3 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 廃止 継続 改修 ◎村上体育館 (H2.9.7) アリーナ 1,320 ㎡(バスケ 2 面、バ レー3 面)、柔道場(71 畳) 54,485 村上地区拠点の総合体育館。市街地中心部にあり、 日中、夜間とも利用が多い。屋上の防水シートが劣 化している。ギャラリー、走路の整備要望が多い。 現状維持 H25 放送器具、ガス給湯器修繕 H28 トイレ洋式化 H29 屋根防水補修工事 ★ △ ○ ○ ◎荒川総合体育館 (S49.4.1) アリーナ 1,313 ㎡(バスケ 2 面、バ レー2 面)、柔道場(85 畳)、剣道 場(223 ㎡)、弓道場 75 ㎡(近的 3 人立ち 26×8m)、トレーニングル ーム(294 ㎡)、走路(1 周 203m) 63,520 荒川地区拠点の総合体育館。雤漏りや外壁のいた み、電気設備関係、内装内外共に老朽化(S49 建築・ 38 年経過)があり、利用者からの修繕の要望が非常 に多い。災害時の避難場所に指定されている。 建設後 37 年経過しており老朽化が著しいため、耐 震診断、補強工事等は行わず、建て替えを検討する。 建設場所、規模も、市民の利用しやすい総合体育館 としての整備を進めていく。 H29 基本・実施設計 H30~31 本体工事 ★ 検 討 ○ ○ ○ ◎神林総合体育館 (H5.3.25) アリーナ 1,600 ㎡(バスケ 2 面、バ レー2 面)、柔道場(98 畳)、剣道 場(156 ㎡)、トレーニングルーム (1 室)、走路(1 周 200m) 59,317 神林地区拠点の総合体育館。建設後約 20 年となり、 電気設備関係を中心に、修理や交換が必要になって きている。数年毎に強風で屋根の一部が破損するな ど被害が多いため屋根部分の補強も必要。 応急的な設備機器・雤漏り対策の修繕を行い、現状 維持が可能な範囲で必要箇所を修繕する。 H25 单面外壁シーリング工事 H26 空調設備関係修繕 H29 屋根雤漏り修繕、トイレ洋式化 H30 冷温水器発生気電気修繕工事 H32 エアコン室外機修繕、 給湯室設置工事 ★ △ ○ ○ ○ ○ ◎朝日総合体育館 (S56.3.31) アリーナ 1,295 ㎡(バスケ 2 面、バ レー3 面)、走路(1 周 170m) 32,819 朝日地区拠点の総合体育館。老朽化によるアリーナ 床塗装工事が必要である。建設後 30 年以上(S56 建 築・31 年経過)が経過し老朽化してきている。耐震 診断、雤漏り補修が必要。 耐震診断を行い、現状維持が可能な範囲での改修工 事が必要である。床塗装、屋上防水シートの改修工 事を行う。 H25 床塗装工事 H26 耐震診断、トレーニング設備設置 外壁等改修工事 H27 トイレ洋式化、網戸取付工事 H28 玄関自動ドア化工事 H31 屋根漏水改修設計 H32 屋根漏水改修工事、 耐震化補強工事 ★ ○ ○ △ ○ ○ ○ 荒川総合体育館

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【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) 施設の整備計画 1…廃止・統合 2…継続し、機能充実 部分補修 3…大規模改修、新規整備 ○…計画計上 △…予算状況により先送りあり 施設名(◎拠点) (整備年月日) 大きさ H23 年度 利用者数 (人) 現状と課題 整備計画(計画年度、主な内容) 基本方針 計画期間(100 万以上) 1 2 3 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 廃止 継続 改修 ◎山北総合体育館 (S56.3.31) アリーナ 1,485 ㎡(バスケ 2 面、バ レー2 面)、柔剣道場 309 ㎡(内柔 道畳 98 畳)、トレーニングルーム (309 ㎡)、走路(1 周 152m) 18,763 山北地区拠点の総合体育館。建設後30年以上 (S56 建築・31 年)が経過し老朽化による雤漏り が多数あり、特に利用者が激増した走路に集中。 耐震診断が必要。 耐震診断を行い、現状維持が可能な範囲での改修工事 が必要である。また、それに合わせて屋上屋根雤漏り 改修工事を行う。 H25 非常用発電機改修工事、屋根雤漏応急修繕工事 H26 耐震診断 H27 改修(屋根、耐震、外壁)工事設計委託、トイレ 洋式化 シャワー室改修、トレーニング設備設置 H28 屋根防水改修工事、耐震化補強工事 外壁等補修工事 ★ △ ○ ○ ○ ■地域体育館(小規模体育館) 地域体育館は、地区ごとにある総合体育館の補完的体育館として位置付け整備を行っていますが、学校の統廃合により廃校 になった学校体育館をそのまま社会体育施設に移譲したものがほとんどです。 また、小・中学校体育館は、学校教育に支障がない範囲で一般開放されています。体育館の稼働率は、総合体育館をはじめ、 小規模体育館及び学校開放体育館は、年間を通して70%を超える稼働率となっています。 スポーツに関する市民アンケート調査では、小規模体育館は、今後、整備・充実が必要だと思う施設の中で、第7位(4.3%) にあげられています。 新設要望もありますが、既存施設の安全性を確保するための維持・修繕費用も莫大にかかることから、負政面、地域バラン ス、既存施設の有効活用を考慮したうえで、緊急性・必要性を重視して計画するものとします。なお、廃校施設を活用し設置 している体育館については、老朽化したものが多く、利用状況を見ながら、可能な限り維持修繕を行うが、多額な費用がかさ む場合は廃止も検討していくものとします。 施設の整備計画 1…廃止・統合 2…継続し、機能充実 部分補修 3…大規模改修、新規整備 ○…計画計上 △…予算状況により先送りあり 施設名(◎拠点) (整備年月日) 大きさ H23 年度 利用者数 (人) 現状と課題 整備計画(計画年度、主な内容) 基本方針 計画期間(100 万以上) 1 2 3 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 廃止 継続 改修 山辺里体育館 (S54.7.1) アリーナ(バレー1 面、テニス 1 面) 8,483 スレート屋根の老朽化のため、雤漏り発生する恐れがあ る。また外壁及び柱には、内部の鉄骨の錆に伴い、多数の クラックがあり、建築物定期検査を実施した際には、業者 より改善が指摘されている。 現状維持 ★ 村上体育館 神林総合体育館 朝日総合体育館 山北総合体育館 山辺里体育館

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【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) 施設の整備計画 1…廃止・統合 2…継続し、機能充実 部分補修 3…大規模改修、新規整備 ○…計画計上 △…予算状況により先送りあり 施設名(◎拠点) (整備年月日) 大きさ H23 年度 利用者数 (人) 現状と課題 整備計画(計画年度、主な内容) 基本方針 計画期間(100 万以上) 1 2 3 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 廃止 継続 改修 山辺里第二体育館 (S45.3.1) アリーナ(バレー1 面) - 旧山辺里小学校体育館 平成 24 年~体育施設に転用 現状維持 ★ 門前谷体育館 (S49.6.1) アリーナ(バレー1 面) - 旧門前谷小学校体育館 平成 24 年~体育施設に転用 漏水箇所があるため、水道管の布設換えが必要。 H29 水道管布設換え工事 ★ ○ 上海府体育館 (S53.8.21) アリーナ(バレー1 面) 2,095 旧吉浦小学校体育館 海側の外壁については、塩害の影響 でモルタル製の外壁が部分的に剥がれ落ちている状態に なっている。 現状維持 ★ 西神納体育館 (S50.3.31) ゲートボール場(2 面) 5,016 旧西神納小学校体育館 人工芝設置のゲートボール専用 施設。老朽化が進み、雤漏りや外壁のいたみがある。 H32 サッシ修繕工事 ★ ○ 神納体育館 (S43.3.1) ゲートボール場(2 面) 3,138 旧神納中学校体育館 人工芝設置のゲートボール専用施 設。老朽化が進み、外壁のいたみも見られる。 現状維持 ★ 長津体育館 (H5.7.1) アリーナ(バレー1 面)、グラウンド (2,645 ㎡) 726 旧長津小学校体育館 老朽化による雤漏りがあったが H24年 6 月に修繕 現状維持 ★ 茎太体育館 (S51.11.1) アリーナ(バレー1 面)、グラウンド (1,100 ㎡) 258 旧茎太小学校体育館 老朽化による雤漏りがある。部分補 修を行ってきているが全体的に老朽化している。 老朽化した板金屋根の雤漏り修繕工事を 行う。H30 屋根漏水改修工事 ★ ○ 高根体育館 (S46.2.1) アリーナ(バレー1 面)、グラウンド (1,230 ㎡) 560 旧高根小中学校体育館 老朽化(S46 建築・40 年)による 雤漏りがある。H19 年に大規模な屋根改修工事を行ってい る。 現状維持 ★ 府屋ふれあいセンター (S44.3.1) アリーナ(バレー1 面) - 旧大川谷中学校体育館 建物全体が老朽化。建物内部、雤 漏りによる床の隆起が著しい。また水道が凍結しやすく、 雪解時に漏水等のトラブルがしばしばある。 現状維持 ★ 小俣ふれあいセンター (S50.12.1) アリーナ (バスケハーフ 2 面) 450 旧小俣小学校体育館 敷地内にプールあり。本年度排水溝 が詰まり、水抜き処理とサブ排水溝を設置。体育館の屋根 の塗装が今後必要。利用のない木造旧特別教室部分、プー ルは今後解体を行う。 現状維持 ★ 雷ふれあいセンター (S38.11.1) ゲートボール場(1 面) 757 旧雷小学校体育館 木造で老朽箇所が多く、旧特別教室棟 は雤漏り箇所も出てきている。多積雪地にあり、雪下ろし 作業も苦慮点。冬場はゲートボールが利用している。 平成22年度体育館屋根部分瓦葺替済・管 理の軽減のため、体育館関係を残して解体 する。 H29 木造校舎解体工事 ★ ○ 中継ふれあいセンター (S30.11.1) アリーナ (バスケハーフ 2 面) 797 旧中継小学校体育館 排水設備が悪く、本年度水抜き処理 とサブ排水溝を設置。地元集落からはプールの撤去要望も ある。校舎の一部は内職作業での利用あるが、雤漏り箇所 も報告されている。 現状維持 ★ 山熊田ふれあいセンター (S45.9.1) アリーナ (バスケハーフ 1 面) 0 旧山熊田小学校体育館 木造2階建旧特別教室棟は特に 老朽が著しく、雪下ろし作業などにも危険な状態。多積雪 地にあり、雪下ろし作業にも苦慮。 鉄筋コンクリートの校舎棟を残し、老朽化 している木造の旧特別教室棟と体育館は 解体する。地元からは解体要望あり。H25 木造校舎、体育館解体工事 ★ ○ 廃止 黒川俣ふれあいセンター (S32.11.1) アリーナ (バスケハーフ 2 面) 298 旧黒川俣小学校校舎(一部)、体育館は木造で、建具(窓 枠など)も木製なので、一部空きっぱなしで冬は雪の入る ところがある。また、体育館渡り廊下部分の雤漏れがある。 多積雪地にあり、雪下ろし作業にも苦慮。 H25 木造校舎解体工事 ★ ○ 寒川ふれあいセンター (S34.2.1) アリーナ (バスケハーフ 2 面) 381 旧寒川小学校体育館 校舎部分に一部雤漏りがみられる。 海岸部のため体育館屋根が老朽化し錆びてきている。 H30 体育館屋根塗装工事 ★ ○ 桑川ふれあいセンター (S59.3.1) アリーナ(バレー1 面) 340 旧寒川小学校体育館 グラウンドは笹川流れマラソンの メイン会場でもあるが、水はけが非常に悪く整備が必要で ある。 H30 グラウンド路盤改修工事 ★ ○

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【村上市スポーツ施設整備計画】(本編)

上海府体育館 山辺里第二体育館 門前谷体育館 西神納体育館

神納体育館 長津体育館 茎太体育館 高根体育館

府屋ふれあいセンター 小俣ふれあいセンター 雷ふれあいセンター 中継ふれあいセンター

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【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) ■柔剣道場、弓道場等 柔道場及び剣道場は、現在、朝日地区を除く各総合体育館内及び、市内6中学校にも柔剣道場(格技場)が整備されていま す。 荒川総合体育館内の柔剣道場、弓道場については、建物全体、老朽化が進んでいることから、体育館建て替えと併せて整備 を検討していきます。 また、弓道場については、卖独施設では、村上市弓道場があり、平成23年度に増築を行い、定期利用団体、高校の部活動が 利用している。 施設の整備計画 1…廃止・統合 2…継続し、機能充実 部分補修 3…大規模改修、新規整備 ○…計画計上 △…予算状況により先送りあり 施設名(◎拠点) (整備年月日) 種 別 H23 年度 利用者数 (人) 現状と課題 整備計画 (計画年度、主な内容) 基本方針 計画期間(100 万以上) 1 2 3 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 廃止 継続 改修 ◎村上市弓道場 (H10.8.6) 弓道場 (近的 6 人立ち) 3,337 平成 23 年に増築を行い、定期的な管理修繕を行っている。弓道団体、高校生の部 活動など定期利用が主である。 現状維持 ★ 村上体育館 荒川総合体育館 神林総合体育館 山北総合体育館 柔道場 柔剣道場、弓道場 柔剣道場 柔剣道場 - 綜合体育館に併設された施設であるが、主に、体育協会、スポーツ尐年団が定期 的に利用している。体育館同様に維持管理を行っていくが、老朽化の著しい荒川 総合体育館内の柔道場、剣道場、弓道場は今後建替えを検討していく必要がある。 現状維持 ※荒川総合体育館の建替えと 併せて整備を検討する。 ★ ■プール プールは、荒川温水プール(昭和50年整備)、神林プール(平成5年整備)の2施設が 整備されています。また、市営の朝日みどりの里にきれい館(温水プール)、プールを 備えた民間スポーツクラブなどもあり、多くの市民に利用されています。 スポーツに関する市民アンケート調査では、屋内(温水)プールは、今後、整備・充 実が必要だと思う施設の中で、第1位(14.7%)にあげられていますが、いずれのプー ル施設も老朽化に伴う維持管理費用の貟担も多くなっているのが実情です。荒川温水プ ールについては、荒川地区に立地する身近なプールとして、幼児や仕事帰りの社会人を 含む地域のスポーツ・健康づくりの場として活用されていますが、建設から37年経過し、 ボイラー、天井等施設の老朽化が著しく、設備等のメンテナンスにも多額な費用がかか っており、今後大規模な改修が予想されますので、本計画では、利用可能時期までの現状維持とします。 施設の整備計画 1…廃止・統合 2…継続し、機能充実 部分補修 3…大規模改修、新規整備 ○…計画計上 △…予算状況により先送りあり 施設名(◎拠点) (整備年月日) 大きさ H23 年度 利用者数 (人) 現状と課題 整備計画(計画年度、主な内容) 基本方針 計画期間(100 万以上) 1 2 3 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 廃止 継続 改修 荒川温水プール (S50.4.1) 屋内プール(25m×8 コース)、 児童プール(11m×10m)、幼 児プール(11m×7m) 6,141 学校プールの開放がないため夏休み期間の小学生の利用 が多いが、夜間の社会人の利用も多くなっている。雤漏りや 外壁のいたみ、配管・機械関係、内装内外共に老朽化があり (目に付く)状況である。水槽の塗装の劣化も著しい。開設 期間 6/1~9/20 必要最小限に修繕し、配管等重要なところが故 障するまで使用する。施設の老朽化もあること から、将来的に廃止を検討する。 ★ 神林プール (H5.3.25) 屋外プール(25m×5 コース) ウォータースライダー 5,892 建設後約 20 年が経過し、ゴムライニング塗装、機械設備の 修理や交換が必要になってきている。夏休み期間のみ開設 し、小学生の利用が主である。開設期間 7 下旬~8/31 ロッカー設備、ゴムライニング塗装工事 H27 ロッカー修繕工事 H32 ゴムライニング塗装工事 ★ △ ○ 村上市弓道場 荒川温水プール 神林プール

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【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) ■トレーニングルーム トレーニングルームは、荒川総合体育館、神林総合体育館の2施設に整備されており、体育施設以外では、市営の朝日きれい館にも整備されています。 また、村上体育館や神林総合体育館には、マシンを設置し設備の貸し出しを行っています。 スポーツに関する市民アンケート調査では、トレーニング施設は、今後、整備・充実が必要だと思う施設の中で、第2位(12.7%)にあげられていることから、 「手軽に」「簡卖に」できるスポーツ環境を整備するため、整備されていない総合体育館を優先的に整備をすすめ、今後が、老朽化した設備の更新が必要です。 今後は、施設の整備だけでなく、安全性の向上を図るため、講習会の実施やトレーナーの配置を図ります。 施設の整備計画 1…廃止・統合 2…継続し、機能充実 部分補修 3…大規模改修、新規整備 ○…計画計上 △…予算状況により先送りあり 施設名(◎拠点) (整備年月日) 現状と課題 整備計画(計画年度、主な内容) 基本方針 計画期間(100 万以上) 1 2 3 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 廃止 継続 改修 荒川総合体育館 神林総合体育館 利用者は多いが、トレーニング機器の老朽化が目立つ 故障している機器の修繕も必要 現状維持 ★ 朝日総合体育館 山北総合体育館 トレーニング機器の設置要望が多く、機器を活用した 事業開発も必要である トレーニングルームの整備、トレーニング機器等の 設置を行う。 H26 朝日総合体育館 H27 山北総合体育館 ★ ○ ○ ※村上体育館は、2階ホールにトレーニングマシンを設置 神林総合体育館 トレーニングルーム 荒川総合体育館 トレーニングルーム 神林総合体育館 トレーニングルーム

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【村上市スポーツ施設整備計画】(本編)

【屋外施設】

■多目的グラウンド 市内には、公認の陸上競技場は整備されてないので、下越、県レベルの主要な陸上大会は、公認陸上競技場のある他市で開催されているのが現状です。地 区ごとに多目的グラウンド(荒川、神林、朝日、山北)が整備されています。施設の利用状況等からも、新たな公認陸上競技場は、現段階では計画はしない ものとします。 本市には三面川沿いに東河川公園をはじめ、地域コミュニティ広場などが多数整備されており、健康づくりや地域スポーツ活動、市民レベルの大会などに 広く利用されています。 スポーツ人口の増加や生涯スポーツ意識の高まりを受けて、公園や広場など、気軽に身近な場所でスポーツを楽しみたいという人も増えているため、今後 においては、地域バランスにも十分考慮する中で、整備を進めることとします。多目的運動広場等は、各地域のコミュニティ広場として整備されていますが、 土日の利用は、スポーツ大会やイベントなどで利用率は高くなっています。 スポーツに関する市民アンケート調査では、多目的グラウンドは、今後、整備・充実が必要だと思う施設中ので、第6位(6.1%)にあげられています。 また、冬期間は12月から3月まで積雪のため、屋外施設は使用できなくなることから、屋外競技用の屋根付きの屋内運動場が必要です。現状では、神林、 山北地区には、廃校施設の体育館に人工芝を設置し屋内でゲートボールのできる体育館と、朝日地区の朝日みどりの里屋根付き多目的広場(クレーコート) がありますが、ゲートボールだけでなく、グラウンドゴルフ、フットサルなど多目的の種目で利用できる人工芝を設置した施設整備を検討します。 施設の整備計画 1…廃止・統合 2…継続し、機能充実 部分補修 3…大規模改修、新規整備 ○…計画計上 △…予算状況により先送りあり 施設名(◎拠点) (整備年月日) 大きさ H23 年度 利用者数 (人) 現状と課題 整備計画 (計画年度、主な内容) 基本方針 計画期間(100 万以上) 1 2 3 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 廃止 継続 改修 ◎荒川多目的グラウンド (H8.4.1) 野球(2 面)、サッカー (1 面)、陸上トラック (1 周 400m) 多目的 広場 5,526 野球ではスポ尐野球、サッカーの利用が大半を占めている。電気設備の改修、遊具の老朽化に伴う改修が必要 H25 高圧真空遮断器交換 H29 アスレチック遊具補修工事 ★ △ ○ ◎神林多目的グラウンド (H5.3.1) 野球(2 面)、サッカー (1 面)、陸上トラック (1 周 400m) 9,911 建設後約 20 年が経過し、夜間照明や放送設備などの修 理や交換が必要。グラウンド土壌改良が必要。 H32 グラウンド路面改修工事 ★ ○ ◎朝日多目的グラウンド (S53.10.23) 野球(2 面)、サッカー (1 面)、陸上トラック (1 周 400m) 9,976 建設後 30 年以上が経過し、夜間照明や放送設備、トイ レなどの修理や交換が必要になってきている。漏水箇所 あり H26 水道管修繕工事 ★ △ ◎山北多目的グラウンド(S56.8.1) 野球(2 面)、サッカー (1 面)、陸上トラック (1 周 400m) 1,186 海岸からの風も強く、グラウンド路面の補修が必要。今 後、芝生の整備等も検討が必要。また、照明等の改修が 必要。 H29 グラウンド路面改修工事 ★ ○ 村上多目的グラウンド (H5.12.1) 野球(1 面)、ゲートボール(1 面) 2,417 野球(スポ尐、一般)の利用が多い。 定期的な管理修繕を行っている。 現状維持 ★ 神納東運動広場 (H3.11.1) 野球(1 面)、グラウンド 10,088 ㎡ 11,485 桜ヶ丘高校野球部が清掃や維持管理を行っているが、ほぼ専用している形となっている。 現状維持 ★ 岩船運動広場 (S63.10.1) 野球(1 面)、ゲートボール(2 面) 5,100 定期的な管理修繕を行っている。グラウンド路面改良工事が必要である。 H29 グラウンド路面改修工事 ★ ○ 三面川東河川公園 (S50.10.1) サッカー(1 面) 6,597 定期的な管理修繕を行っている。県管理河川を借用 現状維持 ★ 朝日みどりの里屋根付き多目的広 場 (H6.8.1) ゲートボール 2 面 テニス、サッカー(1 面) 8,214 商工観光課所管施設。クレーコートのためゲートボール 以外の他種目(フットサル、グランドゴルフ等)がやり にくい状況で人工芝の設置要望も多い。イベントは年 3 回程度で定期的なスポーツ利用がほとんどである。 観光施設のとなっているがスポ ーツ施設として所管換えし、人工 芝の設置を行なう。 H26 人工芝設置工事 ★ ○

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【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) 村上多目的グラウンド 荒川多目的グラウンド 神林多目的グラウンド 朝日多目的グラウンド 山北多目的グラウンド 神納東運動広場 岩船運動広場 三面川東河川公園 朝日みどりの里屋根付き多目的広場

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【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) ■野球場 野球場は、荒川球場(平成10年整備)、神林球場(平成5年整備)、村上球場(昭和58年整備)、朝日球場(昭和52年整 備)、山北球場(昭和55年整備)の5施設が整備されていますが、硬式野球対応で公式試合のできる球場は、荒川、神林 球場の2球場です。 関係団体からは、硬式野球の公式試合もできる規模、規格の野球場の拡充・整備を望む声もありますが、既存の球場 の土壌改良の要望の方が強いため、本計画では、土壌改良を計上します。 市民ニーズとしてはそれほど高くないものの、今後は、硬式野球ができる球場の拡充・整備は必要と考えます。荒川 球場は、建設後14年経過しており、スタンドのコンクリートのひび割れによる雤漏りが著しく修繕が必要です。また、 硬式野球の防球フェンスが不足していることから、早急に安全対策を講ずる必要があります。 野球場については、荒川、神林球場を拠点球場をとして整備を行い、全体的には、主に土壌改良を中心に行っていき ます。 施設の整備計画 1…廃止・統合 2…継続し、機能充実 部分補修 3…大規模改修、新規整備 ○…計画計上 △…予算状況により先送りあり 施設名(◎拠点) (整備年月日) 大きさ H23 年度 利用者数 (人) 現状と課題 整備計画(計画年度、主な内容) 基本方針 計画期間(100 万以上) 1 2 3 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 廃止 継続 改修 ◎荒川球場 (H10.4.1) 野球場(両翼 98m、中堅 122m)、 スタンド(約 4,100 人収容) 3,332 市拠点球場。市の公式試合のできるメイン球場とし て、現状を改善し、現状維持できるよう、こまめな維 持管理計画が必要である。土壌改良、防球フェンス、 スタンド部分の防水工事が必要である。 H26 防球ネット設置工事 H29 スタンド防水工事 H30 内野路面整備工事 ★ ○ ○ ○ ◎神林球場 (H5.3.25) 野球場(両翼 92m、中堅 120m)、 スタンド(約 2,140 人収容) 5,666 市拠点球場。建設後約 20 年が経過し、防球ネットな どの修理や交換が必要になってきている。 現状維持 ★ 村上球場 (S58.4.1) 野球場(両翼 92m、中堅 120m)、 スタンド(約 1,800 人収容) 2,811 内野グラウンドについては、土が痩せてきているため 外野より低くなっている。土壌の悪化が激しく、水は けが悪くなっているため土壌改良が必要。 H29 内野路面改修工事 ★ ○ 朝日球場 (S52.10.18) 野球場(両翼 92m、中堅 120m)、 スタンド(約 1,500 人収容) 1,773 建設後 30 年以上が経過し、漏水修繕、バックネット、 ベンチボックスなどの修繕が必要になってきている。 H30 バックネット、ベンチボックス修繕工事 内野路面改修工事 ★ ○ 山北球場 (S55.3.1) 野球場(両翼 91.5m中堅 120 m)、スタンド(約 3,000 人収 容) 2,387 内野の土の流出がひどく、土入れ管理を、利用団体と協力して行っているが管理が追い付かない。 H29 内野路面整備工事 ★ ○ 神林球場 村上球場 朝日球場 山北球場 荒川球場

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【村上市スポーツ施設整備計画】(本編) ■テニスコート 荒川テニスコートは8面(平成22年に2面増設)、瀬波テニスコートは4面(平成19年人工芝化)、その他、地区 ごとにテニスコートがあり、計5施設が整備されています。 荒川、瀬波テニスコートは、市拠点のテニスコートとして位置付け、平成25年に北信越国体ソフトテニス競技会 場にもなることから、現在、老朽化した砂入り人工芝(平成10年整備)の改修を予定しています。 また、老朽化したテニスコートについては、利用状況を考慮しながら、統合・廃止していきます。 施設の整備計画 1…廃止・統合 2…継続し、機能充実 部分補修 3…大規模改修、新規整備 ○…計画計上 △…予算状況により先送りあり 施設名(◎拠点) (整備年月日) 大きさ H23 年度 利用者数 (人) 現状と課題 整備計画(計画年度、主な内容) 整備方針 計画期間(100 万以上) 1 2 3 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 廃止 継続 改修 ◎荒川テニスコート (H10.10.1) テニスコート 8 面(砂入り 人工芝、内ナイター照明 3 面) 6,520 市最大の拠点テニスコート。H25 の北信越国体ソフトテニス競技会の開催に備え、老朽化した人工芝張替が必要。 H25 人工芝改修工事 ★ ○ ◎瀬波テニスコート (S54.10.1) テニスコート 4 面(砂入り 人工芝、ナイター照明) 8,619 村上地区拠点テニスコート。H19 人工芝設置工事を行い、ナ イターを設置。日中のソフトテニスの練習利用が多い。 現状維持 ★ 二之町テニスコート (S54.9.1) テニスコート 1 面(クレー コート) 0 現在は、利用者がない。隣接の児童館の屋外運動広場として転 用予定。 廃止 福祉課に所管換え ★ 廃止 朝日テニスコート (S54.3.31) テニスコート 4 面(全天候 ハードコート) 125 コートやフェンス、夜間照明の老朽化が著しい。現状維持が可 能な範囲での維持補修を行い、利用状況を見ながら廃止し、駐 車場等に転用する。 H29 コート設備撤去、駐車場化工事 ★ 廃止 ○ 山北テニスコート (S60.8.1) テニスコート 2 面(全天候 ウレタン系透水型舗装) 14 コートの老朽化は目立たないが、管理棟内の設備が機能してい ない。周辺の草刈り等の最低限の環境整備を行っている。利用 者増加のための積極的PRが必要。 現状維持 ★ 瀬波テニスコート 二之町テニスコート 朝日テニスコート 山北テニスコート 荒川テニスコート

参照

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