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Human Resources Development Fund HRDF 2020 (a) (b) (c) (d) (e) (f) (g) HRDF Human Resource Development Cooperation PSMB Pembangunan Sumbe

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人材資源開発ファンド(Human Resources Development Fund:HRDF)の創設は 2020 年までにマレーシアを発展国として形作るため及び国の開発のためになされた。 (1) 目標 (a) 労働者の知識と技能の向上 (b) 労働者に最新の技能を身につけさせる (c) 科学技術の移転促進 (d) 生産性と付加価値増大を伴う工場運営の強化 (e) 労働者のもつ技能が時代遅れになることの防止と急速な技術変化への対応 (f) 生産工程の多様化に伴う多能工の育成 (g) 雇用者への職業訓練の必要性の認識強化

HRDF の運営に当たっては、Human Resource Development Cooperation(PSMB:人材 資源開発審議会)がPembangunan Sumber Manusia Act 2001 の規定に基づいて下記の 目的が実行されるように監視している。 (2) 目的 (a) 従業員訓練の範囲とタイプの決定と評価と、産業界のニーズに応じた人材の再訓 練 (b) 人材訓練の促進 (c) 財政支援、そのほか給付のもとでの条件設定 PSMB の見通しは優秀な人材開発機関になることで、民間部門労働者の技能向上の促進と、 国の発展に沿った方向に生産性と価格競争力を導くことにある。PSMB は、見通しの実現 のために、世界経済の中で国の競争力を高める知識・技能労働力の育成を目的として HRDF を運営している。PSMB はまた、ゴールに到達するために産業界の必要性と国の工 業化政策とに沿って、民間部門の労働者の再訓練と技能向上を強く奨励している。 また、雇用者と訓練機関の必要性と満足を満たしながら、取決めた法的手順によって雇用 者と訓練機関と協調して最善のサービスを提供するように委任されている。HRDF 維持の ために登録した製造業者、サービス業者に課された徴収金が、従業員の訓練コストのため に使われている。2004 年は 828 人の雇用者が新規登録し、511 人の雇用者が登録を取り 消した。登録雇用者総数は、2003 年の 8,516 人から 2004 年の末には 8,833 人になった。

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表 10-1 州別新規登録雇用者合計者数(2004 年)(単位:人) 州 名 製造業 サービス業 Selangor 160 122 Johor 94 23 Perak 44 9 Penang 39 13 Kuala Lumpur 28 104 Sarawak 26 16 Kedah 24 6 Negeri Sembilan 21 3 Melaka 18 10 Pahang 14 8 Sabah 13 7 Terengganu 8 6 Kelantan 5 2 Labuan 2 2 Perlis 0 1 合 計 496 332

*出典:Human Resource Development Cooperation (PSMB:人材資源開発審議会) Website, http://www.hrdnet.com.my/ 製造業では新たに登録した経営者の数はセランゴール州が最高で32.3%で、次にジョホー ル州が18.9%で続いている。サービス業ではセランゴール州が同様に最高で 38.6%、次は クアラルンプールの31.3%である。 製造業の新規登録経営者数は6,094 人で、そのうち電気関係の部品、電気機器、器機及び 納入業者は最高で 928 人(15.2%)であった。金属加工、機械部品業は 2 番目で 658 人 (10.8%)プラスチック製造業は 614 人(10.1%)であった(詳細は表 10-2 を参照)。 *出典:PSMB Website, http://www.hrdnet.com.my/

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表 10-2 製造業登録雇用者数及び累計登録雇用者数(単位:人) 産業別 2004 年 1992∼2004 年 電子・電気・機械製品・供給装置製造業 64 928 プラスチック製造業 61 614 金属製品(機械製品を除く)製造業 57 658 食品製造業 54 420 非金属・鉱物生産業 28 270 家具製造・修理業 27 231 木材・コルク製造(家具を除く)業 22 429 鉄鋼産業 21 173 輸送機器製造業 20 247 そのほかの化学製品製造業 16 259 印刷・出版産業 16 200 ゴム及びプラスチック製造業 15 315 機械(電気を除く)製造業 14 181 紙及び紙製品製造業 13 206 服飾・アパレル(履物業を除く)製造業 11 179 そのほか食品製造業 10 118 繊維製品製造業 8 191 そのほか製造産業 7 68 専門科学測定・操作機器製造業 7 41 産業化学薬品製造業 5 124 非鉄合金金属産業 4 52 石油精製業 4 33 種種雑多の石油・石炭製品製造業 3 11 鋳造ゴム・プラスチック履物製造業 2 15 皮革・皮革製品・皮革代替品及び毛皮製造業 2 24 ガラス及びガラス製品製造業 2 37 陶磁器・中国陶器製造業 2 19 飲料産業 1 42 タバコ製造業 0 9 合 計 496 6,094 *出典:PSMB Website, http://www.hrdnet.com.my/

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サービス業については2004 年度の新規登録経営者総数 332 人のうち、コンピュータ関連 が95 人(28.6%)で最も多い。 表 10-3 サービス業登録雇用者数及び累計登録雇用者数(単位:人) 産業別 2004 年 1992∼2004 年 コンピュータ 95 481 ホテル業 51 731 積荷運送業 50 570 広告業 34 157 訓練業 29 183 テレコミュニケーション 20 86 旅行業 18 100 輸送業 16 94 民間高等教育機関 9 244 郵便・宅配サービス 8 41 エネルギー 2 31 航空輸送 0 21 合 計 332 2,739 *出典:PSMB Website, http://www.hrdnet.com.my/ 表10-2 と 10-3 は雇用者の増加数を産業別に示している。PSMB が徴収した HRDF の支 払いは2003 年度の 2 億 1,000 万リンギットから 2004 年度は 2 億 3,100 万リンギットに 増加している。融資は雇用者によって従業員の訓練費用を支えるために使われている。 PSMB から雇用者に、2004 年度は 1 億 7,400 万リンギットが払い戻された。2003 年度は 1 億 6,000 万リンギットで 8.63%の増加であり、これは経営者が人材能力開発により積極 的であること、そして割り当てられた訓練助成金の権利を行使していることを示している。 *出典:PSMB Website, http://www.hrdnet.com.my/

10.1 実施状況

(1) 現地企業 人材開発はHRDF を活用して行われてきた。PSMB は雇用者に従業員の技 能向上を仕向けるために、資金面の支援が受けられる会議への参加をしてき た。経営技法及びそのほかの技能の再訓練には 100%の資金支援があり、こ の有効期限を2006 年 10 月 31 日に延期をしたが、通常は 75%あるいは 90% である。訓練交付金の徴収額に対しての払い戻しは、2003 年度は 75.22%、 2004 年度は 76.18%であった。表 10-4 は徴収額、訓練助成金の払戻し額及

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び訓練機関の数をまとめたものである。 表 10-4 PSMB の取り組み(単位:リンギット) 内 訳 2003 年 2004 年 課税徴収 210,020,000 231,000,000 訓練返済 159,990,000 173,790,000 認可済み訓練所 440,881 460,651 金融支援 209,990,000 217,070,000 *出典:PSMB Website, http://www.hrdnet.com.my/ ・ 訓練期間 2004 年度の一人当たりの訓練時間は 17.48 時間であった。一人当たりの 訓練時間が最も多かったのは、民間の技術者や製造部オペレーター訓練 の21.66 時間であった。最多は受講者数では管理職部門の 130,462 人、 次が監督者部門の47,739 人、そして事務及び保管部門の 36,294 人であ った。 *出典:PSMB Website, http://www.hrdnet.com.my/ 表 10-5 職業別合計訓練時間数(2004 年) 職 業 訓練所数 訓練合計時間 (時間) 訓練平均時間 (時間) 幹部 130,462 2,145,898 16.45 監督者 47,739 712,659 14.93 管理・支援職 36,294 605,854 16.69 技術専門職 35,572 769,215 21.62 エンジニア 33,782 594,259 17.59 生産部門 32,558 693,883 21.29 セールス・サービス部門 21,119 693,883 17.47 技能労働力 17,906 350,248 19.56 そのほか 11,558 170,070 14.71 専門職 11,530 201,179 17.45 一般職 6,856 112,653 16.43 講師 2,896 62,723 21.66 *出典:PSMB Website, http://www.hrdnet.com.my/

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10.1.1 企業内訓練の目的 PSBM は訓練助成金が活用できる訓練プログラムへの参加を望んでいる訓練 機関をすべて登録しているばかりでなく、自社のプログラムにより訓練をして いる訓練機関も登録している。企業内訓練を実施している会社の情報はない。 企業内訓練の主目的は従業員に必要な技能・知識を植え付けるため、そして特 に新入社員に教育を施すことである。企業内訓練における技能強化は大企業で 自社の、あるいは訓練機関の訓練指導者により実施されている。 10.1.2 教育訓練の仕組み

(1) Training Aid Scheme(SBL:訓練補助金制度)

SBL 制度のもと設定されたプログラム及びコースは、評議会事務局の事 前承認を得る必要がある。この制度では、雇用者は自社の必要性のもとに 働く者が自社の事業に必要な技能の習得や工場のための訓練プログラム の作成を自由に行うことができる。訓練形態はその企業の必要性に応じて on-the-job training(OJT)でも off-the-job training(Off-JT)、又はそ れらの混合形態でもかまわない。訓練プログラムは自社の訓練指導者で、 若しくは社外公私により行われる。国内で適任の講師が見つからない場合 は海外から呼び寄せることができる。訓練助成金を得るには下記の条件を 満たす必要がある。 (a) 一般的な内容の訓練でないこと (b) 上に準じた訓練行動と指導プランであること (c) 資格を備えた指導者により実行されること (d) 訓練達成度を測る評価制度が整っていること (2) Annual Training Plan(PLT:年間訓練計画)

PLT 制度のもとでは、雇用者は訓練の必要性を分析し明確にし、訓練期 間12 カ月以上のプログラムを提出する。年間訓練計画は、訓練の必要性 を詳細に分析し、ほかの訓練プログラムと比較の上で作成しなければなら ない。この計画は少なくとも全従業員の 10%、あるいはマレーシア認定 の教育資格の低いレベルに属する従業員の少なくとも 15%が参加する必 要がある。雇用者は訓練が十分効果をあげているかモニターするシステム 作りが必要である。雇用者を援助するために、PSBM は雇用者が訓練の 必要性を明確にするコンサルタントを雇い、訓練プログラム及び年間計画 を立てるJuruplan 制度を承認した。中小企業では、これに加えて資金援 助も申請することができる。 (3) Approved Program(PROLUS:承認訓練プログラム制度)

Approved Training Programme(ATP:承認訓練プログラム制度)は登 録訓練機関が雇用者へ公の訓練プログラムを提供することを許可してい る。ATP の申込書は訓練機関によって、登録の申請書と一緒にあるいは 登録証明を得た後に提出できる。公に提供されている訓練プログラムは、 経営管理、工芸、コンピュータ関係の技法及び生産関係の技法である。

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(4) PERLA

この制度は、雇用者が従業員の技能の取得や向上のために、PROLUS 制 度のもと小額の費用によって活用できる。雇用者が支払うのは訓練費用の 0∼15%であって、残額は訓練機関によって PSBM に請求される。 (5) Joint Training Scheme(共同訓練制度)

この制度ものとでは、何人かの雇用者が従業員にふさわしい訓練プログラ ムの実行のために訓練機関の指定ができる。雇用者の 1 人がまとめ役と なり、訓練プログラムの決定の責任、訓練機関の選択、訓練コスト及び場 所の取決めをする。訓練コストは参加した雇用者によって平等に分担・負 担する。参加人員数は、まとめ役の会社からはその 50%以下でなければ ならない。まとめ役の雇用者は訓練コストを100%請求する権利を得られ るが、そのほかの雇用者は決められた資金支援レートにて払戻しされる。 (6) Juruplan この制度により、雇用者が訓練の主旨を決め、訓練計画を策定し、年間訓 練計画を準備するのを支援するためにPSBM 登録の訓練コンサルタント の紹介を受けることができる。 これは 1 回限りなので、コンサルタントから雇用者に訓練の必要性の分 析技術と知識を転移されるものと思われる。資金支援はPSMB により認 可されているコストの80%である。

(7) Special Training Programme(特別訓練プログラム)

このプログラムはPSMB により、PROLUS 制度の下で海外の訓練機関と 国内訓練機関との共同で行われる。訓練コースは下記のとおりである。 (a) 現場での OJT (b) 現場で訓練を受けた訓練指導者による訓練 (c) 現場で更に厳しく訓練を受けた指導者による踏み込んだ訓練 (d) 個人への先端技能訓練 資金支援は100%である。 (8) Apprenticeship Scheme(見習工訓練制度) 労働市場で技能工を増やすため、また中等教育の途中に退学した者のため に、工業部門向けの見習工訓練制度が続けられている。制度はNVTC の 承認に基づいている。現在行われているコースは表10-6 のとおりである。

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表 10-6 分野別見習い訓練計画における受講者数(単位:人) 見習い制度計画 1996∼2003 年 2004 年 メカトロニクス 1,208 137 ホテル産業 3,236 400 プレス金型 24 - 産業機器 123 - IT(準備コース) 151 - IT(プログラミング) 196 276 材木産業(家具) 28 14 プラスチック射出成形 175 168 プレス金型 29 71 小 計 5,170 1,066 合 計 6,236 *出典:PSMB Website, http://www.hrdnet.com.my/ 10.1.3 実施方法 PSMB は自前の訓練センターは持っていないが、公私の登録訓練機関がその代 りをしている。訓練機関は毎年契約を更新しなければならない。また、訓練機 関が PSMB は意に添っていないと思われる場合はキャンセルをすることも可 能である。 ・ 機能 訓練機関の登録は訓練機関の受け入れ能力によりクラスA、B 及び C と 分けられている。訓練機関としての最低要求用件は下記のとおりである。 (a) マレーシアの会社であること (b) 最低 15 名を収容できる教室と必要な設備を備えていること (c) 各訓練プログラムに最低 2 名の訓練指導者がいること (d) 少なくとも 2 年間の訓練経験があること

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表 10-7 登録分野別訓練供給元数 供給元・登録分野 A B C 合 計 民間訓練機関 371 19 67 457 設備・ソフトウェアパッケージ. 33 - 6 39 多国籍企業 36 - 7 43 民間訓練機関 64 - 27 91 コンサルティング会社 39 2 70 111 政府・準政府機関 31 - - 31 産業機関・訓練センター 16 1 7 24 非営利機関(NGOs) 24 - 2 26 そのほか 3 - - 3 合 計 617 22 186 825 *出典:PSMB Website, http://www.hrdnet.com.my/ 大きな多国籍企業である松下、Sime Darby 及びオムロン電子等は、自前 の訓練施設を備えているが、同時にPSMB に登録して外部の訓練の要請 も受け入れる。 10.1.5 訓練コース 雇用者に提出された訓練プログラムは、適正な価格で企業の基準を満たしてい るということを確証付けるために、訓練機関はATP で評価・承認されたプログ ラムの提出が求められている。2004 年末現在で、ATP により承認されたプロ グラムは2,971 ある。

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表 10-8 認可済みの技能分野別訓練プログラム 技能分野 プログラム数 コンピュータ 1,865 技術・船舶及び航空機 346 ディプロマ 98 言語 86 安全・衛生 51 金融・会計 48 経営・マネージメント 46 品質・生産性 41 販売・マーケティング 28 人材管理 22 コミュニケーション・広報 18 監督 14 動機づけ及びチーム育成 11 数学 5 運営管理 4 購買・小売・倉庫業 3 産業関係 2 そのほか(経営・法律等) 275 合 計 2,971 *出典:PSMB Website, http://www.hrdnet.com.my/

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表 10-9 産業別登録訓練所数及び金融援助額(2004 年) 産 業 訓練所 金額 (リンギット) 電気機材・機械・供給機器 128,407 55,355,170.76 金属製品製造 23,837 9,617,811.17 輸送設備 21,743 9,020,103.86 テレコミュニケーション 21,420 13,751,628.19 プラスチック製造 20,799 8,922,352.15 ホテル 20,384 6,205,832.09 郵便・宅配 16,390 6,861,548.49 エネルギー 16,167 6,060,999.15 食品製造 16,117 6,798,195.84 ゴム製品 14,653 6,396,379.49 機械(電気を除く) 13,723 5,944,675.93 金属・Raw Metal 13,548 5,197,062.14 そのほかの化学製品 12,887 6,748,666.78 非金属・鉱物 10,950 5,258,018.03 木材製造及びコルク製造 10,506 3,691,010.30 貨物輸送 10,283 4,446,782.80 印刷・広告 9,525 5,120,083.39 民間の高等教育機関 8,946 3,693,207.82 紙及び紙製品 8,026 3,350,137.45 繊維 7,943 3,225,799.42 コンピュータ 7,469 8,927,531.13 原油生産 6,905 5,084,429.72 化学 5,229 3,293,668.65 服飾 4,683 1,795,472.83 食品製造 4,238 1,993,602.41 家具 4,185 1,923,123.28 広告 3,293 2,485,527.48 ガラス製造 2,803 1,319,236.90 航空輸送 2,687 6,389,645.48 船積み 2,063 2,090,499.02 訓練 2,040 1,583,103.96

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産 業 訓練所 金額 (リンギット) 飲料 1,836 1,115,643.47 そのほかの製造 1,615 694,246.62 専門・科学測定・操作設備製造 1,417 858,631.87 機器製造 1,180 435,253.39 たばこ 876 462,671.00 旅行 421 169,500.75 陶磁器・陶器製造 403 173,772.25 皮革 386 267,768.49 石油・石炭 346 140,740.98 履物製造 331 196,250.00 合 計 460,651 217,065,784.93*

:見習い訓練計画、SLPD 及び Graduate Training Scheme を除く。

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表 10-10 技能別登録訓練所及び金融援助額(2004 年) 技能分野 訓練場所 金額 (リンギット) コンピュータ及びIT 113,082 35,799,928.71 衛生及び安全 60,355 15,313,690.38 マネージメント 44,613 22,488,040.76 品質及び生産性 44,157 30,674,023.39 技術 43,545 31,664,716.65 動機づけ及びチーム育成 31,578 9,282,183.80 監督管理 20,557 7,885,905.74 コミュニケーション及び広報 19,750 7,518,315.83 人材管理 15,212 7,773,450.59 事業管理 9,915 5,856,299.94 財務会計 8,319 5,452,275.53 言語 8,306 3,256,494.51 管理職開発プログラム 7,462 4,527,460.48 販売及びマーケティング 7,092 4,209,791.10 そのほか 5,101 2,826,766.76 マネージメント 4,536 1,853,413.30 法律 3,866 1,480,965.09 事務開発プログラム 3,412 1,161,450.96 購買、小売、倉庫 2,096 1,595,796.71 事務 2,030 1,079,636.25 産業関連 1,571 694,613.87 海外訓練 1,482 9,952,539.00 教授法 1,300 398,606.38 特別プログラム 449 96,403.58 数学 378 158,164.40 PSMB 特別プログラム 261 75,750.11 ディプロマ・プログラム 182 234,980.31 エンジニア 22 5,950.00 測定・設備品質 14 8,200.00 修士プログラム 6 20,050.00 Ph.D.プログラム 2 1,440.00

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技能分野 訓練場所 金額 (リンギット) 合 計 460,651 213,347,304.13*

:見習い訓練計画、SLPD、Graduate Training Scheme、訓練設備、ICT 及び CBT コースを除く。

*出典:PSMB Website, http://www.hrdnet.com.my/ コンピュータと情報技術に関する技能訓練は従業員の技能の再訓練と向上のた め雇用者が最も関心を持っているところである。 2004 年、承認を受けている 113,082 の職業訓練所(全体の 24.55%)が「通信 情報技術」関連の訓練及び再訓練のために承認された。2003 年の 52,584 カ所 と比べると2 倍強の伸びである。2 番目は、「健康と安全」の技能の 60,355 カ 所で前年比12%の伸びである。 備考:訓練所とは、相応の訓練受講者を収容できるスペースがある場所のことである。 10.1.6 カリキュラム・教材と開発方法

見習工訓練制度の技術とNational Occupational Skill Standards(NOSS:情 報通信技術訓練は国家職業訓練標準)の科目に基づいている。このプログラム は産業界と訓練機関とで行っているが、NVTC を用いて評価される。そのほか のプログラムは訓練機関によって開発・承認を受けたものを用いている。 10.1.7 技能評価方法 技能評価システムは政府が承認したもののみで、NVTC’s Malaysia Skill Certificate と呼ばれている。3 日間あるいはその程度の短いプログラムは上記 の評価を受ける必要はない。ほとんどのプログラムは受講者に証明書を渡すだ けである。 NOSS 適用の長期間のプログラムを活用しない企業内訓練プログラムでは、そ の企業自身の評価と証明書が与えられている。

10.1 実施状況

(2) 日系企業 民間企業の活動の情報は公表されていないために限界がある。

10.2 公共の支援

10.2.1 促進及び支援政策 HDDF や PSMB の存在は公共の資金を用いて従業員の能力を高めようとして いる産業界にとって大変有意義である。10 年前にとられたこの政府の戦略的な 動きは、製品の品質改良をもたらし国の外貨保有ポジションを高める結果とな

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った。PSMB によって採られたそのほか訓練システムには、PSMB、Small and Medium Industry Development Corporation (SMIDEC)及び Malaysia Industry Development Authority(MIDA)を含めて政府の各組織、特に中小 企業庁が企業支援を行っている。 10.2.2 支援内容 PSMB は、新しい職場に求められている技能を身に付ける必要のある人員削減 にあった労働者に訓練制度を提供している。失業中の学卒者には、情報処理技 術、販売・経営及び会計等の高い需要と高い経済価値が期待される分野の技能 と知識とを身に付けさせる目的で、学卒者訓練制度のもとで再訓練を実施して いる。 PSMB は人材開発分野での貢献あるいは適切なコメントをした経営者と訓練 機関を認め人材開発賞を設けた。賞はHuman Resources Minister Award と PSMB Award の 2 つがあり、それらは更に、製造業とサービス業の大企業経営 者及び中小企業経営者のためとに分けられている。 中小企業の知識、技術強化及び経営技法の向上のために SMIDEC のもと機能 向上プログラムが強化された。訓練経費の支援は50%から 80%に引き上げられ た。また HRDF の意向に沿った中小企業には更にファンドから 20%の支援が 受けられる。 (1) 日本企業の実施方法 ナショナル・Panasonic・松下はマレーシアの最大日系企業であり、約 30,000 人を雇用している。生産品目は多様であり、その生産品目の 75% は輸出され、これはマレーシアの総輸出量の2%を占める。マレーシア製 の松下製品が世界的に受け入れられている背景は、日本の松下製品と品質 が同一と認められているからである。 マレーシアにおける松下グループ企業は次のとおりである。 (a) 人材開発のモットー 「物を作る前にまず人間である。松下グループは人材開発、技術と経 営手法の移転を誓う。これはマレーシアでも日本でもどこの国でも OJT 及び Off-JT を通じて行われる。すべての働く者は自分自身の能 力を高め、そして会社と共に成長する機会を持つことができる。」 松下グループの23 の子会社はそれぞれ訓練施設を持ち、それぞれ訓 練を行っている。 Panasonic Air-condition 社の例をとると、人材開発制度が中心に置 かれ、OJT が行われている。Technical skills and Quality Control Circle(QCC)の競争が問題解決力向上、品質改良を従業員に植え付 けるためにマレーシアを含めて世界中で毎年行われている。

松 下 は マ レ ー シ ア に も 独 立 し た Panasonic Human Resource Development Centre(MHRDC:パナソニック人材開発センター) という訓練センターを持っている。16 人収容の 4 つの教室と 4 つの

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技術ラボで構成されており、各コースの訓練期間は最大 5 日間であ る。同時にHDDF にも貢献しており積極的に活用も行っている。

【参考文献】

1. Human Resource Development Cooperation (PSMB:人材資源開発審議会) Website, http://www.hrdnet.com.my/

参照

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