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第Ⅱ部 2006年度の 政府開発 援助実績 三井昌志 第1章 実績から見た日本の政府開発援助 第2章 日本の政府開発援助の具体的取組 第1節 政府開発援助大綱の基本方針に関連した取組状況 第2節 課題別の取組状況 第3節 地域別の取組状況 第4節 援助に関する国際的な動き 第5節 援助実施の原則の運

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第Ⅱ部

第2章 日本の政府開発援助の具体的取組 第1章 実績から見た日本の政府開発援助 第1節 政府開発援助大綱の基本方針に関連した取組状況 第2節 課題別の取組状況 第3節 地域別の取組状況

2006年度の

政府開発

援助実績

第4節 援助に関する国際的な動き 第5節 援助実施の原則の運用状況 第6節 援助政策の立案および実施における取組状況 ⓒ三井昌志

(2)

実績から見た

日本の

政府開発援助

 2006年の日本の政府開発援助(ODA

(注1)

)実績は、

支出純額(ネットベース)で、二国間政府開発援助が約

73億1,309万ドル(約8,512億円、前年約104億621万ドル

(約1兆1,457億円))

(注2)

、国際機関に対する出資・拠

出等が約38億7,398万ドル(約4,509億円、前年約27億

4,037万ドル(約3,017億円))、政府開発援助全体では

対前年比14.9%減の約111億8,707万ドル(円ベースで

は対前年比10.0%減の約1兆3,022億円)となりました。

 また、政府貸付等の回収額を算定に入れない支出

総額(グロスベース)では、二国間政府開発援助が約

132億4,130万ドル(約1兆5,413億円、前年約159億4万

ドル(約1兆7,506億円))で、政府開発援助全体では

対前年比8.2%減の約171億1,528万ドル(円ベースでは

対前年比2.9%減の約1兆9,922億円)です。

注1 : ODA:Official Development Assistance 注2 : 集計方法の変更(68ページを参照)に伴って、単純に前年比較を行うことを避けている。なお、従来の集計方法に従った値としては、二国間ODAが対前年比33.3%減の 約69億3,658万ドル(約8,074億円)、国際機関に対する出資・拠出等が対前年比55.1%増の約42億5,049万ドル(約4,948億円)。 注3 : OECD-DAC:Organisation for Economic Co-operation and Development-Development Assistance Committee 注4 : ODA実績支出総額(グロス)では第2位を維持。 注5 : 1982年は第4位。

< 実績の分析 >

 現在日本の政府開発援助予算はピークであった

1997年度に比べ38%減となっています。こうした中、

日本の2006年の政府開発援助実績(支出純額(ネッ

トベース))は、経済協力開発機構開発援助委員会

(OECD-DAC)

(注3)

加盟国では米国、英国に続く第

3位となりました

(注4)

。日本が第3位以下

(注5)

になるのは、

1982年以来24年ぶりのことです。2005年に比べ全体と

して約14.9%減少した要因は、2005年に比べ、2006年

度の政府開発援助一般会計予算が減額となったこと

に加え、スマトラ沖大地震等への支援の一環としてイ

ンドネシアに対して行われた債務支払猶予が終了し、

政府貸付等の回収額が増えたこと等から、

「二国間政

府貸付等」の支出純額

(注6)

が前年比92.0%減となった

こと、また、イラクやインド洋津波災害の緊急援助およ

び、主にイラクに対する債務救済の実績が減少したこ

(注7)

が主な要因です。

 2006年政府開発援助実績(ネットベース)の内訳とし

ては、二国間政府開発援助が全体の約65.4%、国際機

関を通じた政府開発援助が約34.6%となっています。二

国間政府開発援助については、開発途上国との協議

を経て援助を実施するため、日本と被援助国との関係

強化に貢献することが期待されています。また、国際機

関を通じた政府開発援助は国際機関の専門的知見の

活用、政治的中立性の確保、政府ベースの援助が届き

にくい国・地域への支援が可能であるなどのメリットがあ

ります。そのため日本は、二国間援助および国際機関を

通じた支援を柔軟に使い分けるとともに相互の連携を

図り、適切に援助が供与されるよう努力しています。

日本の協力で建てられたブルキナファソの スミヤガ村小学校の子どもたち (写真提供:今村健志朗/JICA)

(3)

67

略語一覧

用語集

索引

図表Ⅱ-1 2006年の日本の政府開発援助実績

    援 助 実 績(2006年(暦年)) 援 助 形 態    無償資金協力     債務救済     国際機関を通じた贈与     上記項目を除く無償資金協力    無償資金協力    (東欧および卒業国向け実績を除く)     債務救済     国際機関を通じた贈与     上記項目を除く無償資金協力    技術協力    技術協力(東欧および卒業国向け実績を除く)   贈与計   贈与計(東欧および卒業国向け実績を除く)   政府貸付等     (債務救済を除く政府貸付等)    (貸付実行額)    (回収額)     (債務救済を除く回収額)   政府貸付等(東欧および卒業国向け実績を除く)     (債務救済を除く政府貸付等)    (貸付実行額)    (回収額)     (債務救済を除く回収額)  二国間ODA計  二国間ODA計(東欧および卒業国向け実績を除く)  国際機関向け拠出・出資等  国際機関向け拠出・出資等  (EBRD向け拠出金を除く) ODA計(支出純額) ODA計(支出純額) (東欧、卒業国およびEBRD向け実績を除く) ODA計(支出総額) ODA計(支出総額) (東欧、卒業国およびEBRD向け実績を除く) 名目GNI速報値 (10億ドル、10億円) 対GNI比(%) 対GNI比(%) :(東欧、卒業国およびEBRD向け実績を除く) ドル・ベース(百万ドル) 円ベース(億円)  実 績 5,050.26 3,544.08 376.82 1,129.36 5,047.10 3,544.08 376.50 1,126.52 2,684.02 2,613.22 7,734.28 7,660.32 −251.50 290.04 5,747.93 5,999.43 5,457.89 −347.23 194.31 5,580.98 5,928.21 5,386.67 7,482.78 7,313.09 3,877.89 3,873.98 11,360.67 11,187.07 17,360.10 17,115.28 4,486.03 0.25 0.25  実 績 5,878.51 4,125.31 438.62 1,314.58 5,874.83 4,125.31 438.25 1,311.27 3,124.19 3,041.78 9,002.70 8,916.61 −292.74 337.61 6,690.59 6,983.33 6,352.98 −404.17 226.18 6,496.26 6,900.44 6,270.09 8,709.96 8,512.44 4,513.87 4,509.32 13,223.82 13,021.75 20,207.16 19,922.19 522,174.00 0.25 0.25  前年実績 6,525.45 4,775.69 ̶   1,749.76 6,523.62 4,775.69 ̶   1,747.93 2,749.49 2,671.06 9,274.94 9,194.68 1,209.68 2,431.91 6,823.24 5,613.57 4,391.33 1,211.53 2,433.77 6,705.37 5,493.83 4,271.60 10,484.61 10,406.21 2,798.87 2,740.37 13,283.48 13,146.58 18,897.04 18,640.42 4,661.15 0.28 0.28  前年実績 7,184.52 5,258.03 ̶   1,926.48 7,182.50 5,258.03 ̶   1,924.47 3,027.19 2,940.84 10,211.71 10,123.34 1,331.85 2,677.54 7,512.39 6,180.54 4,834.85 1,333.90 2,679.58 7,382.61 6,048.71 4,703.03 11,543.56 11,457.24 3,081.55 3,017.15 14,625.11 14,474.39 20,805.65 20,523.10 513,192.20 0.28 0.28 対前年比(%) ̶ −25.8 ̶ −35.5 ̶ −25.8 ̶ −35.6 −2.4 −2.2 ̶ ̶ ̶ −88.07 −15.76 6.87 24.29 ̶ −92.02 −16.8 7.9 26.1 ̶ ̶ ̶ ̶ −14.5 −14.9 −8.1 −8.2 −3.8 対前年比(%) ̶ −21.5 ̶ −31.8 ̶ −21.5 ̶ −31.9 3.2 3.4 ̶ ̶ ̶ −87.39 −10.94 12.99 31.40 ̶ −91.56 −12.0 14.1 33.3 ̶ ̶ ̶ ̶ −9.6 −10.0 −2.9 −2.9 1.8 構成比(%) ODA計 44.5 31.2 3.3 9.9 45.1 31.7 3.4 10.1 23.6 23.4 68.1 68.5 −2.2 −3.1 65.9 65.4 34.1 34.6 100.0 100.0 * 1 卒業国で実績を有するのは次の13か国・地域。 (ブルネイ、クウェート、シンガポール、アラブ首長国連邦、イスラエル、香港、キプロス、韓国、マカオ、マルタ、スロベニア、バーレーン、ニューカレドニア)。 * 2 2006年DAC指定レート : 1ドル=116.4円(2005年比、6.3円の円安)。 * 3 四捨五入の関係上、各形態の計が一致しないことがある。 * 4 EBRD:欧州復興開発銀行 * 5 債務救済には、円借款の債務免除および付保商業債権の債務削減を含み、債務繰延を含まない。 * 6 従来、国際機関を通じた贈与は「国際機関向け拠出・出資等」として計上してきたが、2006年から拠出時に供与先の国が明確であるものについては各被援助国への援助 として「無償資金協力」へ計上することに改めた。 援助形態別政府開発援助実績(確定値) (支出純額ベース) 第1章 実績から見た日本の政府開発援助

(4)

*1 四捨五入の関係上、合計が一致しないことがある。 *2 東欧および卒業国向け援助を除く。 *1 四捨五入の関係上、合計が一致しないことがある。 *2 債務救済、東欧および卒業国向け援助を除く。 無償資金協力 38% 無償資金協力 35% 技術協力 20% 技術協力 60% 政府貸付等 42% 政府貸付等 5% 2006年

< 二国間政府開発援助の実績 >

 二国間政府開発援助の内訳を見ると、無償資金協

力として計上された実績は約50億4,710万ドル、政府

開発援助実績(ネットベース)全体の45.1%となってい

ます。このうち債務救済は約35億4,408万ドル、約31.7%

を占め、今回新たに項目を設けた「国際機関を通じた

贈与」が約3億7,650万ドル、約3.4%、上記項目を除い

た無償資金協力として日本が供与した金額は約11億

2,652万ドル、10.1%となっています。新規に項目を設け

た「国際機関を通じた贈与」は、従来「国際機関に対

する出資・拠出等」の項目に計上していたものの一部

で、受取国を特定して資金を拠出するものに対しては、

2006年実績から二国間政府開発援助として計上する

こととしたものです

(注8)

。これは、日本の援助により各被

援助国に資する額をより正確に把握すること、DACの

統計規則では従来そのような計上方法が推奨されて

おり、他の援助国はそれに従っていることから、日本と他

国との実績比較を適正に行うことを目的としています。

また、技術協力は約26億1,322万ドル、23.4%、政府貸

付等は約▲3億4,723万ドル

(注9)

、債務救済を除いた政

府貸付等は約1億9,431万ドルとなっています。

 二国間政府開発援助(東欧および卒業国を含む)

を地域別

(注10)

に見ると、アジアは全体の26.8%、約20億

195万ドル(約2,330億円)、うち債務救済分は約2,302

万ドル(約27億円)、中東は全体の14.0%、約10億4,900

万ドル(約1,221億円)、うち債務救済分は約7億5,845

万ドル(約883億円)です。アフリカは全体の34.2%、約

25億5,819万ドル(約2,978億円)となっており、うち債務救

済分は約20億4,063万ドル(約2,375億円)で、ナイジェ

リアへの約19億3,271万ドル(約2,250億円)の債務救

済が大きな割合を占めています。中南米は5.8%、約4

億3,152万ドル(約502億円)、うち債務救済分は約1億

8,044万ドル(約210億円)、大洋州は1.0%、約7,619万ド

ル(約89億円)、欧州は2.9%、約2億2,005万ドル(約256

億円)となっています。

 また、債務救済を除くと、アジアは全体の44.2%、アフ

リカは全体の11.6%、中東は6.5%、中南米は5.6%、欧州

は4.9%、大洋州は1.7%となります。

(5)

69

略語一覧

用語集

索引

第1章 実績から見た日本の政府開発援助

図表Ⅱ-3 日本の政府開発援助予算の推移・他の主要経費の推移

120 110 100 90 80 70 60 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 (%) (単位:億円) (年度) *( )内の数字は予算額。 一般歳出 政府開発援助一般会計 防衛関係費 公共事業関係費 (10,473) 90 (11,687) 100 100 104 102107 109 110 100 100 99 98 97 109 110 111 109 109 109 108 106 97 107 100 100 100 98 94 91 87 84 81 (10,489) 90 (10,466)90 (10,152) 87 (9,106) 78 (8,578) 73 (8,169) 70 (7,862) 67 (7,597) 65 (7,293) 62

図表Ⅱ-4 日本の二国間政府開発援助の地域別配分の推移(支出純額ベース)

(暦年) *1 1990年以降の欧州地域に対する実績には東欧向け援助を含む。 *2 供与額を回収額が上回ると、マイナスとなる場合がある。 *3 複数地域にまたがる援助等には、各地域にまたがる調査団の派遣や行政経費、開発啓発費等を含む。 *4 従来、外務省地域分類ではスーダンを中東地域としてきたが、今後の地域分類の見直しにおいて、スーダンをアフリカ地域とする予   定であることから、2006年についてはスーダンをアフリカ地域に含めている。 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%) 42.7 17.3 10.9 5.2 20.8 0.72.4 2004 36.6 33.2 10.8 4.00.93.1 11.4 26.8 14.0 34.2 5.8 2.9 15.3 2005 2006 53.6 6.9 8.8 7.7 0.9 3.6 18.5 2003 60.7 3.1 8.7 8.8 1.4 1.8 15.5 2002 54.8 7.5 10.1 8.3 1.6 1.2 16.5 2000 59.3 10.2 11.4 8.1 1.6 2.3 7.1 1990 70.5 10.4 11.4 6.00.61.2 1980 1970 98.2 3.6 2.2 0.30.0 アジア 中東 アフリカ 中南米 大洋州 欧州 複数地域 にまたがる 援助等 −4.0 1.0

図表Ⅱ-5 DAC主要国の政府開発援助実績の推移(支出純額ベース)

30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97‘98 99 00 01 02 03 04 05 06 (百万ドル) (支出純額ベース) (暦年) 出典 : 2007年DACプレスリリース、2006年DAC議長報告 *1 東欧および卒業国向け援助を除く。 *2 1990年、1991年および1992年の米国の実績値は、軍事債務救済を除く。 *3 2006年については、日本以外は暫定値を使用。 米国 日本 英国 ドイツ フランス イタリア カナダ 7,342 8,965 9,069 11,151 11,259 9,439 9,358 10,640 9,283 8,880 9,134 10,952 13,239 14,489 12,163 13,508 9,847 8,922 13,147 11,187

(6)

ドイツ 英国 イタリア カナダ 20,000 15,000 10,000 5,000 0 ’87 ’88 ’89 ’90 ’91 ’92 ’93 ’94 ’95 ’96 ’97 ’98 ’99 ’00 ’01 ’02 ’03 ’04 ’05 ’06(暦年) 出典:2007年DACプレスリリース(暫定値)、2006年DAC議長報告 *1 東欧および卒業国向け援助を除く。 *2 1990年、1991年および1992年の米国の実績値は、軍事債務救済を除く。 *3 2006年については、日本以外は暫定値を使用。 *4 2006年カナダは報告なし。 8,262 10,350 10,077 10,46212,391 13,13715,301 15,69417,485 12,903 12,565 13,176 15,141 16,300 12,625 12,230 12,971 16,176 18,640 17,115

図表Ⅱ-8 DAC諸国における政府開発援助実績の対国民総所得(GNI)比

図表Ⅱ-7 DAC諸国における政府開発援助実績の国民一人当たりの負担額

700.0 600.0 500.0 400.0 300.0 200.0 100.0 0.0 ニ ー ジ ー ラ ン ド ル ク セ ン ブ ル ク ノ ル ウ ェ ー ス ウ ェ ー デ ン デ ン マ ー ク オ ラ ン ダ ア イ ル ラ ン ド ス イ ス 英国 ベ ル ギ ー オ ー ス ト リ ア フ ラ ン ス フ ィ ン ラ ン ド ド イ ツ カ ナ ダ オ ー ス ト ラ リ ア 日 本 ス ペ イ ン 米国 イ タ リ ア ポ ル ト ガ ル ギ リ シ ャ (ドル) 2006年(暦年) 出典: 実績は2007年DACプレスリリース(2006年実績)、人口は2006年DAC議長報告(2005年の値) *1 東欧および卒業国向け援助を除く。 *2 日本以外は暫定値を使用。 646.7 634.9 438.3 411.4 333.6 249.3 221.1 210.1 188.6 183.7 172.0 157.0 125.5 114.7 104.6 88.0 87.7 76.7 62.8 62.7 37.7 34.6 22か国中17位 1.20 1.00 0.80 0.60 0.40 0.20 0 ポ ル ト ガ ル ス ウ ェ ー デ ン ル ク セ ン ブ ル ク ノ ル ウ ェ ー オ ラ ン ダ デ ン マ ー ク ア イ ル ラ ン ド 英国 ベ ル ギ ー オ ー ス ト リ ア フ ラ ン ス フ ィ ン ラ ン ド ス イ ス ド イ ツ ス ペ イ ン カ ナ ダ オ ー ス ト ラ リ ア ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド 日 本 イタ リ ア 米国 ギ リ シ ャ (%) 出典: 2007年DACプレスリリース(2006年実績) *1 日本以外は暫定値を使用。 1.03 0.89 0.89 0.81 0.80 0.53 0.52 0.50 0.48 0.47 0.39 0.39 0.36 0.32 0.30 0.30 0.27 0.25 0.21 0.20 0.17 0.16 22か国中18位 2006年(暦年)

(7)

71

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用語集

索引

第1章 実績から見た日本の政府開発援助

図表Ⅱ-9 日本の政府開発援助実績と対国民総所得(GNI)比率の推移

0.90 0.80 0.70 0.60 0.50 0.40 0.30 0.20 0.10 0.00 (%) 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 (百万ドル) (暦年) *1 1998年までは対GNP比、1999年以降は対GNI比として標記(GNP:国民総生産、GNI:国民総所得)。 *2 ODAの実績については支出純額ベース、東欧および卒業国向け援助を除く。 GNI比 ODA実績 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 9,358 0.22 0.28 0.28 0.23 0.23 0.20 0.28 0.19 0.27 10,640 12,162 13,508 9,847 9,283 8,880 8,922 13,147 2006 0.25 11,187 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 (百万ドル) LDC諸国向け 二国間援助計 6,552 8,553 10,476 9,768 7,458 6,692 5,917 10,406 (暦年) 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2004 6,334 987 (15.1%) (13.2%)1,130 (10.5%)1,100 1,290 (13.2%) (15.8%)1,180 (15.4%)1,031 (15.5%)915 1,311 (12.6%) 1,078 (17.0%) 2003 2005 7,313 1,139 (15.6%) 2006

図表Ⅱ-10 日本の二国間援助に占める後発開発途上国(LDC)向け援助額

120.0 100.0 80.0 60.0 40.0 20.0 0.0 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 (%) (暦年) LDC諸国向け その他諸国向け 109.2 108.8 108.0 104.1 109.4 110.1 104.7 102.6 75.7 74.6 49.5 45.7 51.1 55.0 57.2 63.1 78.5 2006 99.6 96.9 73.5 *1 贈与比率の計算式は       ×100(%)。政府賃付等の供与額を回収額が上回る場合に贈与額は100%を超える。 *2 債務免除を含まない実績。 贈与計 二国間ODA計

図表Ⅱ-11 日本の二国間援助に占める後発開発途上国(LDC)向け贈与の割合

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二九四 経済体制構想と密接な関係を持つものとして構想されていたといえる( Leon Martel, Lend-Lease, Loans, and the Coming of the Cold War : A Study of the

第1章 総論 第1節 目的 第2節 計画の位置付け.. 第1章

第1款 手続開始前債権と手続開始後債権の区別 第2款 債権の移転と倒産手続との関係 第3款 第2節の小括(以上、本誌89巻1号)..

※ 米政府支援機関(GSE): 「Government Sponsored Enterprise」の略で、政府支援機関などと訳され る。ファニーメイ(連邦住宅抵当公社)は

緒 言  第圏節 第二節 第四章 第一節 第二節 第五章 第口節 第二節第六章第七章

第2章 検査材料及方法 第3童 橡査成績及考按  第1節 出現年齢  第2節 出現頻度  第3節 年齢及性別頻度