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阪神高速道路技術センターの仕事

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Academic year: 2021

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西船場 JCT 改良 (工事中) 平成 30 年 8 月現在 営業区間 建設区間 建設区間(合併施工区間) 他高速道路等 計画路線(都市計画済) 計画路線 神 戸 京 都 大 阪 湾岸線 守口線 東大阪線 大和川線 (工事中) 堺線 松原線 池田線 北神戸線 湾岸(垂水)線 神戸山手線 西大阪線 新神戸トンネル 神戸線 湾岸線 大阪港線 環状線 淀川左岸線 京都線 第二阪奈有料道路 近畿自動車道 第二京阪道路 西名阪自動車道 南阪奈道路 名神高速道路 名神高速道路 神戸淡路鳴門 自動車道 明石海峡大橋 第二神明道路 第二神明道路北線 山陽自動車道 山陽自動車道 中国自動車道 中国自動車道 舞鶴若狭自動車道 六甲北有料道路 山麓バイパス ハーバーハイウェイ 六甲有料道路 京滋バイパス 新名神高速道路 新名神高速道路 箕面グリーンロード 京都縦貫自動車道 阪和自動車道 堺泉北道路 関西空港 自動車道 空港連絡橋 京奈和自動車道 一般財団法人

阪神高速道路技術センター

一般財団法人

阪神高速道路技術センター

〒 541-0054 大阪市中央区南本町 4 丁目 5 番 7 号・東亜ビル内 Tel: 06-6244-6060 URL: https://www.tech-center.or.jp/

工学博士/技術士(建設部門・総合技術監理部門)/ RCCM/測量士/土木学会認定特別上級技術者/ 1級土木施工管理技士/ 1 級建築施工管理技士/ コンクリート診断士/コンクリート主任技士/ コンクリート構造診断士/ 社会保険労務士/労働安全コンサルタント [建設コンサルタント登録番号:建 30-9156] 有 資 格 者 この印刷物は環境に優しい「植林木使用紙」 H A N S H I N E X P R E S S W A Y T E C H N O L O G Y C E N T E R C O M P A N Y P R O F I L E

阪神高速道路技術センターの仕事

(2)

組 織

理 事 長

理  事

総務企画部

調査研究部

共 済 部

共 済 課

総 務 課

企 画 課

調査研究第一課

評 議 員 会

理 事 会

技術委員会

共済運営委員会

調査研究第二課

ご あ い さ つ

一般財団法人 阪神高速道路技術センター 理事長

南荘 淳

阪神高速道路技術センターは昭和53年に設立されて以来、40年 間一貫して阪神高速道路の建設・管理にかかる調査・研究を行って まいりました。 高速道路の建設・管理には高度な技術と経験の蓄積が必要です。技 術センターはその要請に応えるべく、建設・管理の現場情報を蓄積し、 培った豊富な経験と学識経験者や専門技術者の博識・技術力を結集 して課題解決を図る、シンクタンクの役割を果たしてまいりました。 特に、近年大きな社会問題となっている道路構造物の老朽化問題に 関しましては、単に老朽化した構造物の修繕対策に止まらず、構造物 の耐久性や健全度評価、さらにはアセットマネジメントの分野にまで 調査・研究の域を広げ、深刻化する道路構造物の老朽化対策を総合 的見地から取り組んできました。 これらの研究成果は、開業から50年を超え、老朽化が進んでいる 阪神高速道路の大規模更新・修繕事業に生かされ、事業推進の一翼 を担っています。 また、新たに阪神高速道路ネットワークの一部として事業化された、 大阪湾岸道路西伸部や淀川左岸線延伸部などの建設路線に対して も、21世紀の新しい都市高速道路にふさわしい、最先端の新技術 や新工法について調査・研究を開始しています。 一般財団法人としての当センターの使命は、従来の調査・研究事業 を継続しつつ積極的に公益事業を展開することにより、人や環境に 優しい高速道路を実現させ、関西都市圏の発展に寄与していくこと だと考えております。 その一環として、これまでも自治体の道路・橋梁管理者支援事業な ど進めて参りました。また、2018年度から道路・交通分野におけ る若手研究者の研究に対する助成事業を開始しました。 私たち阪神高速道路技術センターは日々弛まぬ創造と革新を続け、 阪神高速道路および地域社会のご期待に応えることができるよう今 後とも更なる努力を重ねてまいりますので、皆様のご支援、ご協力 の程、よろしくお願い申し上げます。

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技術センターの目的と事業

設立目的 技術センターは、阪神高速道路及びその他の道路の建設・ 管理に関する総合的な調査研究及び技術開発を行うとともに 技術者の養成を行うことにより、道路事業の発展と都市機 能の維持及び増進に寄与することを目的とし設立されていま す。また、阪神高速道路事業に従事する関連法人共済会員(以 下「会員」という)などへの福利厚生事業も行っています。 事  業 技術センターは、道路等の建設・管理に関して下記の事業を 実施しています。 経営理念 [創造的先進技術への挑戦] 創造的先進技術に挑戦し、阪神高速道路を含む関西を中心 とした道路ネットワークの発展、良好な維持に貢献します。 1. 調査研究及び技術開発 2. 調査研究等に関する業務の受託 3. 研究発表会、講演会の開催 4. 技術図書の刊行 5. 道路等事業の推進のための啓蒙、宣伝、協力等 6. 土木構造物点検診断技術者資格の認定 7. 会員に対する福利厚生に関する事業 大和川線 大和川第一トンネルと南島換気所

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技術委員会 技術センターでは、常設の技術委員会を設置しています。技 術委員会には、鋼構造、コンクリート構造、基礎構造、アセッ トマネジメントなどの分野に精通した6名の学識経験者が在 籍しており、技術的な課題解決のための相談、継続的な勉強 会などを実施し貴重なアドバイスを受けることができる体制 を整えています。 個別の研究課題に対しては、学識経験者と経験豊富な実務 者からなる鋼構造、PC構造、RC構造、基礎・地下構造、耐震、 舗装の6分野の専門委員会を設置し、技術委員会の統括の もとに検討を実施しています。 大学などとの共同研究 大学や企業との共同研究では道路構造物の維持管理に関す る新技術開発に取り組んでいます。長大橋梁の耐風安定性に 関する研究、鋼製橋脚隅角部や鋼床版の疲労損傷に関する 調査研究、排水性舗装や高耐久性舗装の開発研究など広範 囲な開発研究を行っています。 阪神高速道路の大規模更新事業に係る技術的検討 阪神高速道路は、昭和39年に供用を開始して以来既に50 年以上が経過し、老朽化が進行しており、重大な損傷が顕在 化しています。そのような箇所は、繰り返し補修を実施して も構造物の健全性を引き上げることが難しく、致命的な損傷 に発展する恐れがあることから、大規模更新、大規模修繕が 必要となっています。 一方、阪神高速道路は、1 日約 76 万台(平成 29 年度)が 利用する京阪神の大動脈で、その機能を一刻たりとも止める ことができません。供用中の路線の大規模更新や大規模修 繕の実施にあたっては、最新技術や新工法の導入など多くの 技術的課題を解決し、損傷の発生を抑制する対策や構造物 の一部または全体を更新するといった抜本的な対策を検討し ていく必要があります。

調査研究及び技術開発

技術委員会 鋳鉄床版の輪荷重走向疲労試験

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Plan Check Check Action Do Plan 維持修繕 計画 機能の回復 管理・サービス 水準の把握 アセット マネジメント の見直し 中期的な維持 管理費と 健全度 健全度の把握 総合防災システム保全情報 管理システム 予 測 投資判断 補修工事 アウトカム指標 評価検証 H-BMS 点 検 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030 2031 2032 2033 2034 2035 2036 2037 2038 2039 2040 2041 2042 2043 2044 2045 2046 2047 2048 2049 2050 30.0 27.0 24.0 21.0 18.0 15.0 12.0 9.0 6.0 3.0 0 1.00 0.90 0.80 0.70 0.60 0.50 0.40 0.30 0.20 0.10 0.00 費用(円) 維持費 打替(計画管理費) 打替(修繕費) 平均 H21年管理水準 MCI≧5.6 の割合 × 100,000,000 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 (%) Co 床版上の舗装 健全度割合 経過年数 (年) 5 0 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0  MCI 0.0 - 3.0 3.0 - 4.0 4.0 - 5.0 5.0 - 6.0 6.0 - 7.0 7.0 - 8.0 8.0 - 9.0 9.0 - 10.0 経過年数 (年) 5 0 10 15 20 25 30 35 40 45 50 健全度分布 の推移 劣化曲線 20年 MCI=5.6 鋼 管 継 手 [解析検討事例 -2] 立体骨組解析を使用した鋼管矢板基礎の設計法の合理化検討

※わだちがA ランク以上、あるいはひび割れ率がA ランク以上となる時の路面性状をMCI に変換した時の値 [MCI とは]道路面の状態を定量的に表す指数で、わだち掘れ量、ひび割れ率により算出する [MCI=5.6]路面のわだち掘れやひび割れによる振動や騒音が少なく、お客さまが不快に感じない舗装の状態 舗装の維持管理費用と MCI ≧ 5.6※の割合推移 地震加速度の伝搬状況 阪神高速道路湾岸線における地震時の最大加速度分布 舗装の劣化モデル 道路構造物の地震時挙動のシミュレーションや耐荷性能評価の ための解析技術を有しており、新構造・システムの提案や設計 法の合理化検討等に積極的に取り組んでいます。 阪神高速道路のような広域道路ネットワークの防災・減災 対策を検討するにあたっては、設計実務で用いられている 橋梁単位の地震応答解析ではなく、広域の地震応答シミュ レーションを行い、路線単位やランプ間の区間単位の損傷 程度を評価することが有効と考えられます。また、橋梁の 被害は、橋梁振動単位の境界部や単柱式・ラーメン形式な どの橋脚形式の変化点等で生じる場合があり、連続する橋 梁の弱点部を明確にするためには、橋梁単位ではなく、路 線単位のモデルを用いた評価が求められます。 このため、本検討では、広域道路ネットワークの地震被害 シミュレーションの実現に向けた検討として、国立研究開 発法人理化学研究所のスーパーコンピュータ「京」を使用し、 阪神高速道路の路線・区間単位の損傷程度の評価、地震 時の耐荷性や地震直後の走行性を評価する研究に取り組 んでいます。 阪神高速道路は総延長約 260km に及ぶネットワークを有しており、その維持管理に関する膨大なデータは保全情報管理 システムに納められています。そのシステムとデータを活用して、ライフサイクルコスト(LCC)が最小になるような 補修計画の提案や大規模修繕・更新計画を策定するアセットマネジメントシステムの検討を行っています。 解析を用いた新構造・設計法に関する検討 大規模解析による耐震性評価に関する検討 アセットマネジメント

技術センターが保有する道路構造物に関する専門的な

技術力を生かし、阪神高速グループや国、地方公共団

体などから維持管 理の諸課題 解決の検 討 業務を受 注

し、効率的な維持管理に貢献しています。

調査研究等に関する業務の受注

H

-BMS とは? 阪神高速道路の維持管理計画を策定するために開 発されたブリッジマネジメントシステムです。阪神高速道路の資産 情報、点検情報、補修情報を管理する保全情報管理システムを活用し て構造物の劣化予測を行い、長期の維持管理費用の推計と、補修箇所 抽出のための短期劣化予測を行う機能を備えています。 保有汎用FEMプログラム-DIANA-により ASR 劣化に伴う、鉄筋とコンクリートの付着特性やひび割れたコンクリートの力学 特性・部材内応力状態を把握し、実橋脚の耐荷力特性を評価。 鋼管矢板基礎とは 鋼管矢板を継手により閉合し、頂版により杭頭部を剛結する井筒形状の基礎構造を 指します。 設計法の合理化検討 3 次元立体骨組解析では、従来から使用されている 2 次元解析では評価できない 井筒断面形状の変化や継手の 3 次元的な挙動を評価することにより、鋼管矢板基 礎の基礎構造・設計法の合理化検討を行っています。 ASR 橋脚のひび割れひずみ図(実橋梁 1/2 モデル) 鋼管矢板基礎打設状況(阪神高速大和川橋梁) 鋼管矢板基礎の構造 [解析検討事例 -1] ASR 劣化構造物の耐荷力評価 解析事例 解析事例 頂 版 鋼 管 継 手

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道路・橋梁管理者のための

メンテナンス実務者コミュニティ

主催:一般財団法人 阪神高速道路技術センター

Maintenance Engineer Community

平成◉ 18年 10月 第 1 回 通行止め 現場見学、意見交換(13 団体) ◉ 19年 1月 第 2 回 座 学 道路・橋梁維持管理に関する動き、阪神高速道路点検業務概要、他(10 団体) 5月 第 3 回 点検実習 現場視察・実習、MEC 会員の維持管理取組状況紹介、他(12 団体) 9月 第 4 回 座 学 被災構造物見学、ミネアポリス橋梁落橋報告、MEC 会員の維持管理取組状況紹介、他(10 団体) ◉ 20年 1月 第 5 回 座 学 道路・橋梁維持管理に関する動き、MEC 会員の維持管理取組状況紹介(10 団体) 6月 第 6 回 通行止め 阪神高速道路通行止め現場見学、他(15 団体) 10月 第 7 回 座 学 MEC 会員の維持管理取組状況紹介、他(13 団体) ◉ 21年 6月 第 8 回 座 学 青森県維持管理取組状況紹介、他(20 団体) ◉ 22年 1月 第 9 回 座 学 特別講演 - 橋梁の長寿命化について - ( 近畿地方整備局道路保全企画官 ) (13 団体) ◉ 23年 6月 第 10 回 座 学 特別講演 - 橋梁維持管理と地域連携 -(( 株 )BMC)、パネルディスカッション、他(37 団体) 10月 第 11 回 点検実習 疲労き裂現場見学、疲労き裂概要説明、他(17 団体) ◉ 24年 4月 第 12 回 点検実習 橋梁点検実習、MEC 会員の維持管理取組状況紹介、他(16 団体) 10月 第 13 回 点検実習 橋梁点検実習、他(12 団体) 11月 第 14 回 通行止め 阪神高速フレッシュアップ工事現場見学、他(10 団体) ◉ 25年 8月 第 15 回 座  学 アンケート調査報告、阪神高速の損傷・補修事例紹介、意見交換、他(11 団体) 11月 第 16 回 通行止め 阪神高速フレッシュアップ工事現場見学、意見交換、他(17 団体) ◉ 26年 6月 第 17 回 座 学  MEC 会員の維持管理取組状況紹介、意見交換、他(17 団体) 11月 第 18 回 通行止め 阪神高速フレッシュアップ工事現場見学、意見交換、他(17 団体) ◉ 27年 5月 第 19 回 通行止め 阪神高速フレッシュアップ工事現場見学、意見交換、他(19 団体) ◉ 28年 6月 第 20 回 座 学 アンケート調査報告、意見交換会、熊本地震被災状況調査報告 (12 団体) ◉ 29年 2月 第 21 回 点検実習 非破壊点検実習、意見交換会 (9 団体) 9月 第 22 回 点検実習 損傷構造物見学、意見交換会(8団体) ◉ 30年 2月 第 23 回 点検実習 ドローン飛行デモ、意見交換会(11 団体) 通行止め工事を利用した補修現場の見学会、阪神高速道路 を活用した点検の実習を行うとともに、意見交換を行い、 管理者としての悩みや疑問の解決と維持管理に関する情報 共有を行っています。 一部の自治体では、橋梁点検をMECで実施し、点検調書 を作成するなど自治体の維持管理業務を支援しました。 MEC 活動/自治体支援活動の概要 第 20 回 MEC 会議

技術センターでは、道路・橋梁管理者のためのメンテ

ナンス実務者コミュニティ(MEC)を立ち上げ、阪神

高速 道 路 の維持管 理で培った先 進的な技 術を阪神高

速グループと協同して関西地区を中心とした自治体の

維持管理担当者に講習会などを通じて技術支援を行っ

ています。

道路管理者支援

MEC

(Maintenance Engineer Community) 問い合わせ:mec@tech-center.or.jp [設立主旨] ▶ 管理実務者同士で気軽に話し合う機会の提供 ▶ 管理実務者の皆が主役となって課題を共有 ▶ 予算・人材制約下の維持管理手法・技術の模索 [テーマ] ▶ 損傷事例及び点検・診断方法・補修・補強方法 ▶ データベース及びアセットマネジメント ▶ 長寿命化計画・予算・沿道対策など フレッシュアップ工事の現場見学 目視点検実習 橋梁点検の実習 床版下面の目視点検 現場見学/点検・調査実習などの実施 [MECの活動記録] 会員自治体への業務支援 取り組み 

1

取り組み 

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9

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平成7年に発生した阪神淡路大震災は、阪神高速道路3号神 戸線及び 5 号湾岸線に多大の被害をもたらしました。 その被災状況を保管した震災資料保管庫では、実際に被災 した損傷構造物を見学していただけるだけではなく、地震発 生から阪神高速道路の全線復旧までの 623 日間の緊迫した 時間と復旧の状況を広く一般市民にお伝えしています。 さらには、この震災を教訓にした新しい耐震技術ならびに防 災支援や防災教育の取り組みも紹介しています。 技術センターは、阪神高速道路株式会社と協力して震災資 料保管庫の運営を実施しています。 阪神淡路大震災で被害を受けた構造物の一部を、そのまま の状態で多数保存・展示し、DVD の上映やパネル展示を交 えた館内の見学(予約制)を実施しています。 施設に関する詳しい情報は下記のホームページでご覧いただけます ▶https://www.tech-center.or.jp/hokanko

歴史を後生に伝える仕事

震災資料保管庫(神戸市東灘区深江浜) 壁面パネル RC 橋脚のせん断損傷 鋼連続箱桁橋の中間支点部の変型 鋼製橋脚の損傷 RC 橋脚主鉄筋段落とし位置での曲げせん断破壊 エントランス

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● 建設・維持管理技術の PR 展示会などにおいて、阪神高速グループと共に技術センター が保有している最新技術を、パネルなどで一般の方に紹介し ています。

阪神高速道路技術センターは

おかげさまで創立 40 周年を迎えました

当センターは、昭和 53 年(1978 年)5 月 18 日 に建設大臣の許可を得て「財団法人 阪神高速道路 管理技術センター」として設立いたしました。 そ の 後、 平 成 25 年(2013 年)4 月 1 日、 一 般 財団法人への移行に合わせて社名を「一般財団法人 阪神高速道路技術センター」とし、新たに歩み始め ました。 そして平成 30 年(2018 年)4 月に、おかげさま で会社創立 40 周年を迎えることができました。こ れからも創造的先進技術に挑戦し、阪神高速道路 を含む関西を中心とした道路ネットワークの発展、 良好な維持に貢献いたします。 ● 講演会・講習会の開催 道路の建設、維持管理、防災等に関して造詣の深い学識経験 者や技術者を招いて講演会や講習会を実施しています。 ◉建 設 挑戦する建設技術 ~世界における日本の建設技術の挑戦~(平成 29 年 11 月) ~建設技術の新たなステージに向かって~(平成 29 年 11 月) ◉維持管理 道路保全に関する技術講習会 ~異分野技術が融合する最新建設技術~(平成 27 年 12 月) ◉交通・計画 交通シミュレーション活用セミナー ~最新事例を踏まえた技術動向の解説~(平成 24 年 10 月) ~次世代インフラと高速道路の未来~(平成 28 年 8 月) ◉地震・防災 地震との戦い ~なぜ橋は地震に弱かったのか~(平成 27 年4月) ◉設計不具合事例 道路インフラの設計品質向上に 関する講習会  各年度ごと不定期に開催 (平成25 年2月、平成26 年3月、平成27 年6月、平成29 年2 月) [講演会・講習会の開催事例] [資格認定試験] 点検・診断に関する筆記試験や、実際の構造物にて行う実地試験など、取得する資格に応じた認定試験を定期的に実施しています。 [点検診断講習会] 土木構造物の点検ならびに診断技術の向上を図るため、技術 者を対象とした点検・診断の手法及び法令等の講習会を実施 しています。 技術センターでは、土木構造物の点検及び診断業務の技術水 準と信頼性の向上を図り、阪神高速道路などにおける土木構 造物の保全に寄与するため、技術者資格認定制度を設けてい ます。 資格認定試験は「筆記試験」と「実地試験」を行い、点検の 実施、損傷程度の評価、健全性の診断などに必要な知識及び 技術が認められた技術者対し、点検診断技術者資格を認定し ています。 [国土交通省の技術者資格として登録] 技術センターが資格認定している「主任点検診断士」及び「点 検診断士」は「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保 に資する技術者登録規程(平成 26 年国土交通省告示 1107 号)」に基づく技術者資格登録簿に平成 28 年 2 月に登録さ れました。このため、国や地方公共団体などが行う点検・診 断業務などへの当資格の活用が見込まれます。 土木構造物点検診断技術者資格認定制度

技術者の認定/講演会・講習会開催

● 土木構造物点検診断技術者の認定 ● 点検診断技術者資格認定制度 建設・維持管理技術の PR /出前講座/講演会・講習会の開催 [認定部門] 資格名称 技 術 者 資 格 登 録 簿 に お け る 区 分施設分野 業 務 「主任点検診断士」 及び 「点検診断士」 橋梁(鋼橋) 点検・診断 橋梁(コンクリート橋) 点検・診断 トンネル 点検・診断 舗 装 点検・診断 小規模附属物 点検・診断 [認定実績] 資格名称(平成) 27 年 28 年 29 年 30 年 主任点検診断士 12 人 36 人 29 人 17人 点検診断士 31 人 33 人 33 人 36 人 技術講演会 平成 29 年 11 月 「挑戦する建設技術」 実地試験 創立 40 周年記念講演会 筆記試験

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参照

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