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再エネクレジットの算定方法

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(1)

資料4

(2)
(3)

1-1 再エネクレジットとは

(再エネクレジット算定ガイドライン P.1-2)

再エネクレジットには次の2種類ある

環境価値換算量

(条例第5条の11第1項第2号エ)

再生可能エネルギーによる電気の環境価値を、本制度で定める方法により

その他削減量

(条例第5条の11第1項第2号カ)

他制度で認められた電気等の環境価値を再エネクレジットに変換するもの (他制度:グリーン電力証書、グリーン熱証書、RPS法の新エネルギー等電気相当量) ⇒登録検証機関の検証不要 ※再生可能エネルギーの熱利用について 当面は認証方法が確立しているグリーン熱証書についてのみ再エネクレジットの対 象とする

(4)

(1)

「太陽光発電等」

:太陽光、風力、地熱による発電

※ 熱利用については当面、

太陽熱によるグリーン熱証書

のみ

対象とする。

(2)

「特定小水力発電」

:水力発電(1,000kW以下)

ダム式若しくはダム水路式(発電以外の水利使用に従属する

ものに限る)又は水路式

(3)

「特定バイオマス発電」

バイオマス燃料の発熱量(木材パルプ製造の際に生じる廃液

を除く)の比率が投入燃料全発熱量の95%以上であるもの

(4)

「特定水力発電」

水力発電(1,000kW超~10,000kW以下で、後述の要件を満

1-2 再エネクレジットの対象となる再生可能エネルギー①

(再エネクレジット算定ガイドラインP.3-5)

(5)

「生グリーン電力供給」について

本制度においては、再生可能エネルギーにより発電した

電力を、託送等の方法を用いて本制度対象事業所に供

給することをいう

「託送」

とは

特定規模電気事業者(PPS)が一般電気事業者

との契約に基づき、一般電気事業者の所有する

送配電網を利用して供給先に電力を送ることをいう

1-3 再エネクレジットの対象となる再生可能エネルギー②

(再エネクレジット算定ガイドラインP.3-5)

(6)

種類に関する条件無

種類に関する条件有

申請者

(原則)

供給に

関する

条件無

・太陽光

・風力

・地熱

・バイオマス95%以上

・1,000kW以下

認定設備

の所有者

供給に

関する

条件有

・1,000超~10,000kW以下

生グリーン電力供給に限る

供給者

(PPS)

1-4 再エネクレジットの対象となる再生可能エネルギー③

(再エネクレジット算定ガイドラインP.3-5)

太陽光発電等

特定バイオマス発電

特定小水力発電

特定水力発電

(7)

2.その他削減量の算定等について

※ 「その他削減量」は、再生可能エネルギーによる発電施設等を保有しない

対象事業所も取得できる。このため、多くの対象事業所様にとって、「環境

価値換算量」よりもグリーン電力証書などの「その他削減量」を利用される

機会が多いと想定されることから、ここでは「その他削減量」について説明

する。

(8)

2-1 その他削減量の申請に係る全体の流れ

(再エネクレジット算定ガイドライン P.33)

その

電力等の

認証申請

電力量又は

量の

認証

再エ

発行申請

再エ

発行

詳細は取引運用 ガイドラインに記載予定

その他削減量の再エネクレジット発行フロー

検証

不要

他制度の基準に基づき認定された設備の 認定は、他制度において認定設備の廃止 等が確定されていない限り、特に期限の定 めなく有効 平成22年度から平成26年度までの発電量 第一計画期間(平成22年度から平成26年 度)及び第二計画期間(平成27年度から平 成31年度)で利用可能 平成27年度から平成31年度までの発電量 第二計画期間(平成27年度から平成31年 度)及び第三計画期間(平成32年度から平 成36年度)で利用可能 ※ ただし、その他削減量の種類により 有効期限のとらえ方が異なる。

有効期間

【設備認定の有効期間】

【再エネクレジットの有効期間】

(9)

再エネクレジットの発行対象となるグリーン電力証書

再エネクレジットに変換して

当該削減計画期間に義務充当できる

グリーン電力

証書は次のいずれかに該当するもの

z 直前の削減計画期間から当該削減計画期間までの間の日が

発行日

となっ

ているグリーン電力証書(直前の削減計画期間の開始以前に発電したもの

を含む)

z 直前の削減計画期間から当該削減計画期間までの間に

発電された電力に

由来する

グリーン電力証書

⇒平成22年度から始まる第一計画期間に義務充当できるものは、次のいずれかとなる ① 平成20年4月から第一計画期間の終了年度までに発行(平成20年3月末日以前に発 電したものを含む) ② 平成20年4月から第一計画期間の終了年度までに発電

2-2 その他削減量(グリーン電力証書① )

(再エネクレジット算定ガイドライン P.34-37)

(10)

2-3 その他削減量(グリーン電力証書②)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.34-37)

電力量認証申請・再エネクレジット発行申請のための要件

1. 当該グリーン電力証書の

最終所有者

(グリーンエネルギー認証機関に届け

出た最終所有者)であり、かつ

本制度対象事業所の削減義務者

であるもの

2. 当該グリーン電力証書の

使用目的(用途)が本制度へ利用することが明確

になっていること

(例:グリーンエネルギー認証機関へ報告した用途(詳細)が、「東京都環境

確保条例に基づく総量削減義務と排出量取引制度への利用」であるもの又

はグリーン電力証書の券面に同様の記載があるもの)

※ ただし、平成20年度及び21年度に発行したグリーン電力証書については、使用 目的が2番に該当するか明確に判断できない場合であっても、本制度対象事業所へ の利用としてCSRレポート等に報告を行ったグリーン電力証書であれば利用可能

(11)

電力量認証の申請方法

申請書様式:「その他削減量に係る電力等の認証申請書」(E号様式)

<添付書類> z グリーン電力証書(現物) z グリーンエネルギー認証機関が発行した設備認定証明書の写し z グリーンエネルギー認証機関が発行した電力量認証証明書の写し ⇒特定バイオマスについては、バイオマス比率の確認ができるもの(必要に応じて更新) 又は、認証機関がバイオマス比率を証明する書類を別添とすることも可能 z 再エネクレジットの申請者がグリーン電力証書の最終所有者であることの根拠資料 z 国土交通省における水利利用規則の許可書等(特定小水力発電のみ) z CSRレポート等の写し(平成20年度及び平成21年度に発行したグリーン電力証書において、 使用目的(用途)が、本制度への利用であるか明確に判断できない場合 )

2-4 その他削減量(グリーン電力証書③)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.34-37)

(12)

2-5 その他削減量(グリーン電力証書④)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.34-37)

発行される再エネクレジットの量

再エネクレジット(tCO2) =グリーン電力証書の認証発電電力量(千kWh)×電力量の換算係数(tCO2/千kWh) ※ 電力量の換算係数は0.382 tCO2/千kWh

再エネクレジットの換算

1.5倍換算: 太陽光発電等及び特定小水力発電による再エネクレジット

1.0倍換算: 特定バイオマス発電による再エネクレジット

(13)

2-6 その他削減量(グリーン熱証書①)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.38-39)

対象となる再生可能エネルギーの種類

当面は「太陽熱」によるグリーン熱証書に限る

熱量認証申請・再エネクレジット発行申請のための要件

グリーン電力証書と同様

再エネクレジットの発行対象となるグリーン熱証書

グリーン電力証書と同様

(14)

熱量認証の申請方法

申請書様式:「その他削減量に係る電力等の認証申請書」(E号様式)

<添付書類> z グリーン熱証書(現物) z グリーンエネルギー認証機関が発行した設備認定証明書の写し z グリーンエネルギー認証機関が発行した熱量認証証明書の写し z 再エネクレジットの申請者がグリーン熱証書の最終所有者であることの根拠資料 z CSRレポート等の写し(平成20年度及び平成21年度に発行したグリーン電力証書にお いて、使用目的(用途)が、本制度への利用であるか明確に判断できない場合 )

2-7 その他削減量(グリーン熱証書②)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.38-39)

(15)

発行されるクレジットの量

再エネクレジット(tCO

2

=グリーン熱証書の認証熱量(MJ)÷1,000×熱量の換算係数(tCO

2

/GJ)

※ 熱の換算係数は0.052 tCO

2

/GJ

再エネクレジットの換算

1.5倍換算: 太陽熱による再エネクレジット

2-8 その他削減量(グリーン熱証書③)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.38-39)

(16)

2-9 その他削減量(新エネルギー等電気相当量①)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.40-43)

電力量認証申請・再エネクレジット発行のための要件

当該新エネルギー等電気相当量の

保有者

※ 申請者が保有者であることの確認は、新エネルギー等電気相当量の減量届出書をもっ て行う

再エネクレジットの発行対象となる新エネルギー等電気相当量

直前の削減計画期間から当該削減計画期間までの間に、発電又は発行されたもの ※ 発行とは、RPS室に提出した新エネルギー等電気相当量の記録届出書が受理され ることを指す。 ※ 平成22年度から始まる削減計画期間に義務充当できるものは、平成20年4月から当 該削減計画期間の終了年度までに発電又は発行されたもののどちらかとする。

(17)

電力量認証の申請方法

申請書様式:「その他削減量に係る電力等の認証申請書」(E号様式)

<添付書類> z 新エネルギー等電気相当量の減量届出書の写し ※ 届出書1枚目備考欄に「東京都環境確保条例に基づく総量削減義務と排出量取引制 度への利用」と記載してRPS室に提出する ⇒本制度における「RPSキャンセル」 z 新エネルギー等電気相当量記録届出書の写し ※ バイオマス発電のときはバイオマス比率の計算根拠の写しも必要 ※ 黒液を含むバイオマスの場合は、黒液を除外したバイオマス比率及び認証電力量を 算定し、根拠資料を含めて添付する

2-10 その他削減量(新エネルギー等電気相当量②)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.40-43)

(18)

再エネクレジットの換算

1.5倍換算: 太陽光発電等及び特定小水力発電による再エネクレジット

1.0倍換算: 特定バイオマス発電による再エネクレジット

2-11 その他削減量(新エネルギー等電気相当量③)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.40-43)

発行されるクレジットの量

再エネクレジット(tCO2) =新エネルギー等電気相当量(千kWh)×電力量の換算係数(tCO2/千kWh) ※ 電力量の換算係数は0.382 tCO2/千kWh

(19)
(20)

3-1 環境価値換算量の申請に係る全体の流れ

(再エネクレジット算定ガイドライン P.18-20)

設備認定申請

設備

認定

電力量の

電力量認証申請

電力量認証

再エ

発行申請

再エ

発行

検証 必要 検証 必要

初回のみ

(変更無ければ1回のみ)

毎年度

環境価値換算量の再エネクレジット発行フロー

詳細は排出量取引運用ガ イドラインに記載予定

随時

(有効期間に注意)

(21)

3-2 認証可能電力量の確認方法

(再エネクレジット算定ガイドライン P.10-14)

項目

定義

全発電電力量

東京都の設備認定を受けた設備から発電された

すべての電力量

認証可能電力量

東京都の電力量認証を受けることのできる電力量

認証電力量

東京都の電力量認証を受けた電力量

電力量の計測に必要な要件

電力量に関する用語の定義

z 取引又は証明に使用可能な「計量法に定める検定付の計量器(

特定計量

)により、「定期的に(1ヶ月ごとを原則)」計測が行われていること

(22)

3-3 認証可能電力量(自家消費)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.10)

自家消費における認証可能電力量

(kWh)

=全発電電力量

(kWh)

-補機使用電力量

(kWh)

-電気事業者への送電量

(kWh)

補機使用電力量

(kWh)

= 送電補機使用電力量

(kWh)

+発電補機使用電力量

(kWh) z 各電力量の値は、所内に設置される特定計量器による計測を原則とする z 発電補機とは風力発電における蓄電池、特定バイオマス発電における発電機まわり のポンプやファン類などがこれに当たる。なお、使用電力量は「発電補機の定格容量 ×設備稼働時間」で算定することもできる(定格容量は製品カタログ等により確認) z 送電補機とは発電した電力の電圧を可変するための変圧器等を指す。なお、使用電 力量は製品カタログ等で損失率を確認することとするが、電気事業者への送電量の3 %とみなすこともできる z 特定バイオマス発電の場合は、認証可能電力量に後述のバイオマス比率を乗じる

《ポイント》

算定式

(23)

3-4 認証可能電力量(電気事業者への送電)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.11)

電気事業者への送電における認証可能電力量

(kWh)

=電気事業者への送電量

(kWh) z 電気事業者への送電に、再エネクレジットの対象とならない電力が含まれる場合は、 当該電力の量は除外する z 特定バイオマス発電の場合は、認証可能電力量に後述のバイオマス比率を乗じる

《ポイント》

算定式

(24)

3-5 環境価値換算量の算定方法

(再エネクレジット算定ガイドライン P.14-15)

再エネクレジット(環境価値換算量)への算定方法

再エネクレジット(tCO

2

)=認証電力量(千kWh)×電力量の排出係数(tCO

2

/千kWh)

※ 電力量の排出係数は0.382tCO2/千kWh

1.5倍換算: 太陽光発電等及び特定小水力発電による再エネクレジット

1.0倍換算: 特定バイオマス発電及び特定水力発電による再エネクレジット

再エネクレジットの換算

(25)

3-6 環境価値の重複利用の回避①

(再エネクレジット算定ガイドライン P.15-17)

他制度との重複回避

他制度において再生可能エネルギーの環境価値が認証されている

設備は環境価値換算量の設備認定の対象とならない

⇒ただし、既に他制度で設備認定を受けていても、

当該制度において設

<環境価値換算量の設備認定の対象とならない場合> • RPS法における設備認定を受けている設備 • 東京都が再エネクレジットへの変換を認めたグリーンエネルギー証書の 認証機関(以下「グリーンエネルギー認証機関」)における設備認定を受 けている設備 • その他、環境価値の重複にあたるものとして東京都が判断したもの

(26)

3-7 環境価値の重複利用の回避②

(再エネクレジット算定ガイドライン P.15-17)

本制度での重複回避

「本制度対象事業所が再生可能エネルギーにより自家発電、自家消費した電力」

<特定温室効果ガス算定ガイドラインに定められている前提> 本制度対象事業所が再生可能エネルギーにより発電した電力量の自家消費については 特定温室効果ガス排出量の算定から除外され、更に発電した電力量の0.5倍分を削減量 として控除することもできる。

「太陽光発電等又は特定小水力発電」以外の発電形態

⇒事業者は対象事業所で自家消費した電力の算定方法を次の2つから選択する

ア 自家消費した電力量について

特定温室効果ガスの排出量の算定か

ら除外

する。更に

自家消費した電力量を0.5倍した量

に排出係数

(0.382tCO2/千kWh)を乗じた量を

削減量として排出量から控除

する

イ 自家消費した電力量についても

特定温室効果ガス排出量を算定

し、

その

自家消費した電力量について再エネクレジットの発行を受ける

(27)

3-8 環境価値の重複利用の回避③

(再エネクレジット算定ガイドライン P.15-17)

ウ 自家消費した電力量について

特定温室効果ガス排出量の算定から

除外し

、更に

自家消費した電力量を0.5倍した量について再エネクレ

ジットの発行を受ける

エ 自家消費した電力量について

特定温室効果ガスの排出量の算定か

ら除外

する。更に

自家消費した電力量を0.5倍した量

に排出係数

(0.382tCO

2

/千kWh)を乗じた量を

削減量として排出量から控除

する

オ 自家消費した電力量について

特定温室効果ガス排出量を算定し

、自

<特定温室効果ガス算定ガイドラインに定められている前提> 本制度対象事業所が再生可能エネルギーにより発電した電力量の自家消費については 特定温室効果ガス排出量の算定から除外され、更に発電した電力量の0.5倍分を削減量 として控除することもできる。

「太陽光発電等、特定小水力発電」の発電形態

⇒事業者は対象事業所で自家消費した電力の算定方法を次の3つから選択する

(28)

3-9 電力量認証の対象期間

(再エネクレジット算定ガイドライン P.18)

設備認定を受けた日以降

(生グリーン電力供給の場合は該当する

すべての発電設備の認定を受け、供給を開始した日以降)

※ 平成22年度においては、年度中に設備認定を受ける(設備認定の提出は平成22年1 2月末日まで)ことを前提に、設備認定を受ける前の期間の電力量を認証する期間に 含めることも可能 ※ 平成21年度以前は電力量認証の対象外

環境価値換算量の電力認証の開始となる期間

環境価値換算量の電力認証の対象となる期間

1年度単位

(4月1日~3月31日)

※ ただし、発電又は生グリーン電力供給の開始が年度の途中の場合や、年度の途中で 認証を終了する場合等は、それぞれ当該開始の日から3月31日まで、4月1日から当該

(29)

3-10 設備認定申請対象者

(再エネクレジット算定ガイドライン P.19)

設備認定申請ができる者:

設備の所有者

再エネクレジットの対象となる発電設備による単独供給

託送による供給 認定対象設備所有者 供給者:PPS (特定規模電気事業者) 需要家 (例)太陽光発電等による電力を単独で託送して需要家に供給している場合 ※ 権利移転確認書等 ※ 権利移転確認書等 原則

(30)

▼再生可能エネルギー設備認定(変更)申請書(A号様式)

3-11 設備認定申請書①

(31)

3-12 設備認定申請書②

(再エネクレジット算定ガイドライン P.20)

<添付書類> z 検証結果報告書(詳細報告書、チェックリスト) z 設備構造図、フロー図、単線結線図 等 z 生グリーン電力供給を行う他の発電設備の概要(※RPS法における認定設備に限る。) <主な記載内容> z 申請者の概要(氏名、住所、連絡先) z 認定対象設備の概要(名称、所在地、構造図、フロー図等) z 再生可能エネルギーの種類、発電型式、発電設備容量、発電開始(予定)年月日 z 電力量のモニタリングポイント z 認証可能電力の確認方法(認証可能電力の算定方法、補機使用電力量の算定方法等) z 生グリーン電力供給を行うすべての発電設備のリスト(特定水力発電のみ) z 法令順守の確認(建築基準法、水質汚濁法等関係法令の遵守状況の確認) z 重複回避の確認

(32)

3-13 設備認定時のポイント

(再エネクレジット算定ガイドライン P.21)

認証可能電力量の確認方法として、次のものを示すことが必要。

モニタリングポイントの箇所

モニタリングポイントで把握する項目

認証対象となる電力量を特定計量器で計測していること

測定結果を用いた計算方法

設備認定の申請時において、モニタリングポイント(電力量や燃料等使用量 を把握する箇所(基本的には計量器の設置場所と一致する。)に特定計量器 が設置されていない場合は、設備認定を受ける日から電力量モニタリングを 開始する日までに設置することを条件に、設置計画のみで設備認定を受ける こともできる。ただし、特定計量器を設置することについての誓約書(書式任 意)を申請時に添付すること。

《設備認定の特例措置》

(33)

3-14 認証可能電力量の確認方法

(再エネクレジット算定ガイドライン P.21)

自家消費・電気事業者への送電(特定水力発電を除く)の場合

生グリーン電力供給における特定水力発電による電力の供給の場合

z 設備認定時においては、生グリーン電力供給を行う予定の発電設備をあらかじめ計 画し、リスト化することが必要。 z 「生グリーン電力供給を行うすべての発電設備における電気事業者への送電量」及 び「生グリーン電力供給を受けているすべての供給先の受電量」の、「30分同時同 量」による不足電力量の把握を行うことが必要。 z 再エネクレジットの対象とならない発電設備による送電量や生グリーンの電力供給 z 設備認定時においては、認証可能電力量の算定方法を、あらかじめ計画すること (自家消費の場合は、補機使用電力量のリスト等の情報を添付する)

(34)

3-15 バイオマス比率①

(再エネクレジット算定ガイドライン P.22-25)

特定バイオマス発電の定期的なバイオマス比率の確認

本制度におけるバイオマス燃料

薪材、木屑、わら、家畜排泄物、食品残渣、バガス等の生物資源及びこれを利用すること により生成した、生物由来のガス・液体燃料等

本制度における非バイオマス燃料

z 特定バイオマス発電はバイオマス比率が95%以上であるものに限定 z 基準を満たしているか定期的に確認が必要。 ※ 例外として、木材パルプの製造の際に生じる廃液(黒液)は本制度におけるバイオ マス燃料に含まない 化石燃料、生物資源に由来しない化学的な燃料及び廃棄物(化石燃料起源の廃プラス チック等)

(35)

3-16 バイオマス比率②

(再エネクレジット算定ガイドライン P.22-25)

特定バイオマス発電における認証可能電力量の算定式

特定バイオマス発電における認証可能電力量(kWh) =自家消費又は電気事業者への送電における認証可能電力量(kWh) バイオマス又は非バイオマス燃料の発熱量(GJ) =燃料使用量(t, 千m3, kL)×単位発熱量(GJ/t, GJ/千m3, GJ/kL) ※ 非バイオマス燃料の使用が皆無であることが明らかに認められるような状況(助燃剤 100 (%) バイオマス比率 × 100 GJ GJ GJ (%) × ) 発熱量( )+非バイオマス燃料 ( バイオマス燃料発熱量 ) ( バイオマス燃料発熱量 = バイオマス比率

(36)

3-17 バイオマス比率③

(再エネクレジット算定ガイドライン P.22-25)

バイオマス燃料及び非バイオマス燃料使用量の把握

購買伝票等による把握を基本とする。 ※ 購買伝票等による把握が不可能な場合及び在庫変動を含めて使用量を把握する場 合は、特定計量器による実測も可能。

単位発熱量

化石燃料等:ガイドラインに記載の「燃料の単位発熱量」を使用(都市ガスは都市ガス 供給会社ごとの単位発熱量を使用できる) 項目 計測頻度 燃料等使用量の把握又は実測 原則、毎月1回以上。 単位発熱量及び水分率の分析 原則、毎年度1回以上。 組成分析(※混合燃料を使用する場合のみ) 原則、毎年度1回以上。 ※ ガイドラインに記載の無い燃料の単位発熱量は燃料供給会社の提供値又は自らの実測 値を使用する ※ 自らの実測値を用いる場合にあっては、実測方法はJISに従うこと。

(37)

3-18 設備認定時における主な検証事項

(再エネクレジット算定ガイドライン P.26)

項目 検証事項 確認する書類の例 共通 申請書の記載内容が、実際の状態と相違ないか。 ・ (設備認定申請書) 認定を受ける設備は、本ガイドラインの要件を満足 しているか。 ・ 電気事業法等の届出 ・ 設備構造図、フロー図、単線結線図 特定計量器が使用されているか。 ※未設置の場合は、設置計画でも可能。 ・ 計量器検査成績表 ・ 検定証印 認証可能電力量の算定方法が、本ガイドラインに 沿って適切に計画されているか。 ・ (設備認定申請書) 補機使用電力量の算定方法が、ガイドラインに沿っ て適切に計画されているか。 ・ (設備認定申請書) 認定を受ける設備は、ガイドライン第1章6 環境価 値の重複利用の回避の項の要件を満足しているか。 ・ グリーンエネルギー認証機関、RPS法等による認定設備リスト ・ 特定温室効果ガス排出量算定報告書 ※水力 発電全般 発電型式がダム式又はダム水路式の場合、従属利 用のものであるか。 ・ 水利利用規則の許可書(国土交通省) ※特定 バイオマス 燃料等使用量の把握、バイオマス比率の算定方法 が適切に計画されているか。 ・ (設備認定申請書) ※特定 他の再生可能エネルギーとの生グリーン電力供給 において、第1章3 (1) の条件を満足するため、適 ・ 東京都の設備認定を受ける場合は、他の再生可能エネルギーの設備 認定申請書

(38)

3-19 認定設備の変更・廃止

(再エネクレジット算定ガイドライン P.27)

設備認定の変更

あらかじめ「再生可能エネルギー設備認定(変更)申請書」(A号様式)に変更内容を 記載して、登録検証機関による検証を受けた上で、東京都に提出する。 ※ 電力量認証に直接影響を与えない軽微な変更は再検証不要。

設備認定の廃止

廃止前に「再生可能エネルギー設備認定廃止届出書」(C号様式)に廃止の理由及び廃止の 日を明記のうえ、東京都に提出する。 ※ 検証不要。電力量認証の対象となる期間は、ここで記載した廃止日をもって終了する。

発電設備の所有者名義や設備名称の変更

「再生可能エネルギー設備所有者名義等変更届出書」(B号様式)に変更内容を記載のう え、東京都に提出する ※ 検証不要。必要に応じて所有権の移転が証明できる資料を添付する。

(39)

3-20 電力量認証申請対象者

(再エネクレジット算定ガイドライン P.27)

申請対象者

原則:設備認定の申請者と同じ者(考え方は設備認定と同様)

※ 設備認定申請者と異なる場合は、権利移転確認書等を申請の際に添付

申請方法

発電電力量の認証を受けるためには、認証の対象となる

モニタリング期間

の終了後

(通常は認証対象年度の翌年度)に、「再生可能エネルギー電力

量認証申請書」(D号様式)を作成し、

登録検証機関による検証を受けた上

で東京都に提出

すること。

(40)

3-21 電力量認証申請書①

(再エネクレジット算定ガイドライン P.28)

(41)

3-22 電力量認証申請書②

(再エネクレジット算定ガイドライン P.28)

<添付書類> z 検証結果報告書(詳細報告書、チェックリスト) z 生グリーン電力供給を行う発電設備における、新エネルギー等電気相当量の記録 届出書及び減量届出書(生グリーン電力供給においてRPS法の新エネルギー等電 気相当量を利用する場合のみ) <主な記載内容> z 申請者の概要(氏名、住所、連絡先) z 認定対象設備の概要(名称、所在地、設備認定番号等) z 再生可能エネルギーの種類 z 認証可能電力量の合計値(kWh)、電力量認証の対象期間 z 認証可能電力量の算定

(42)

3-23 電力量認証時における主な検証事項

(再エネクレジット算定ガイドライン P.30-31)

項目 検証事項 確認する書類の例 共通 申請書の記載内容が、実際の状態と相違ないか。 ・(電力量認証証明書) 電力量認証の対象となる設備に、設備認定時からの変更は生 じてないか。 ・最新の設備認定申請書 設備認定の申請時に、特定計量器を設置していない場合は、 電力量認証の対象期間開始までに設置してあるか。 ・計量器検査成績表 ・検定証印 認証可能電力量は、設備認定時の計画とおりに適切に把握・ 算定されているか。 ・販売伝票、実測結果 ・一般電気事業者が発行した託送供給約款(認証対象年度において有効のもの) ・「30分同時同量」による計測データ(不足電力量等) 補機使用電力量は、設備認定時の計画とおりに適切に把握・ 算定されているか。 ・実測結果 ・管理月報、製品カタログ ※特定バイ オマスの場 合 燃料等使用量及びバイオマス比率は、設備認定時の計画によ り、適切に把握されているか。 ・購買伝票等、実測結果 ・バイオマス比率の計算書 燃料の単位発熱量、水分率及び組成分析等は、適切に算定さ れているか。 ・単位発熱量及び水分率分析結果 ・組成分析結果 ・都市ガス供給約款 ※特定水力 発電の場合 供給先は本制度対象事業所のみで構成されているか。 ・供給先事業所との供給契約 ・供給先事業所への販売伝票等 生グリーン電力供給契約において、代替電力量は含まれてい ないか。(特例措置の適用を受けない場合) ・「30分同時同量」による計測データ(不足電力量等) 生グリーン電力供給契約において、代替電力量が含まれる場 合、特例措置の適用を受けているか。 ・東京都への特例措置の適用申請の事実確認 供給先のすべての電気供給契約において、再エネクレジット の対象にならない電力が含まれる場合は、当該電力を供給す る電気事業者の排出係数の平均値は表2に掲げる値 (0.382tCO2/千kWh)以下であるか。 ・他の電気事業者との電気需給契約 ・東京都に提出した「エネルギー環境計画書制度」におけるエネルギー状況報告書 ・電気事業者の排出係数の算定及び算定根拠資料 生グリーン電力供給において、RPS法の新エネルギー等電気 相当量を利用する場合には、生グリーン電力供給及び当該新 ・RPS法における減量届出書、新エネルギー等電気相当量記録届出書、バイオマス比率の算定根 拠

(43)

3-24 環境価値換算量の有効期間

(再エネクレジット算定ガイドライン P.32)

設備認定の有効期間

都から認定を受けた後の認定は、特に期限の定めなく有効

再エネクレジットの有効期間

平成22年度から平成26年度までの発電量

第一計画期間(平成22年度から平成26年度)及び第二計画期間

(平成27年度から平成31年度)で利用可能

平成27年度から平成31年度までの発電量

第二計画期間(平成27年度から平成31年度)及び第三計画期間

発行された再エネクレジットを利用できる期間は、特定温室効果ガスの削減に 寄与した年度(電力量認証を受けた電力の発電時期)に応じて異なる

(44)

4.特定水力発電による生グリーン電力

供給について

(45)

4-1 特定水力発電の要件①

(再エネクレジット算定ガイドライン P.4-9)

特定水力発電が認められるためには原則次の5つの条件を

すべて

満たす

ことが必要

ア 本制度対象事業所に対する生グリーン電力供給であること イ 生グリーン電力供給において、特定水力発電のほかに、再エネクレジットの 対象になる1以上の発電所からも同時に電気を供給していること ウ 生グリーン電力供給を行う一の契約において、その年間電気供給量の半分以上が 太陽光発電等又は特定小水力発電により供給されていること エ 生グリーン電力供給を行う一の契約において、再エネクレジットの対象とならない 電力が含まれていないこと オ アからエまで該当する生グリーン電力供給のほかに、供給先における電気供給

(46)

4-2 特定水力発電の要件②

(再エネクレジット算定ガイドライン P.4-9)

条件ウ算定式 ) 50( ≧ 100 ) 供給量( ルギーによる年間電気 すべての再生可能エネ ) 電気供給量( 小水力発電による年間 太陽光発電等及び特定 % × kWh kWh

(47)

4-3 特定水力発電の要件③

(再エネクレジット算定ガイドライン P.4-9)

やむを得ない状況(落雷、地震等が原因による予測不可能な災害によるものなど、発電 者の過失がないものとして東京都が認めたもの) が生じた場合は、生グリーン電力供給の 不足分を再エネクレジットの対象とならない電力又は特定バイオマス発電、特定水力発電 による電力で代替することができる。 ⇒「特定水力発電における特例措置の適用申請書」(F号様式)を遅滞なく東京都に提出 ※ ただし、再エネクレジットの対象とならない電力については、一般電気事業者又は 排出係数が0.382tCO2/千kWh以下の電気事業者から供給される電力に限る。 《やむを得ない状況における特定水力発電による電力環境価値として認められる量》 ア 代替電力の割合が生グリーン電力供給の契約による電気供給量の10%以下のとき ⇒

年間電気供給量の50%を上限とする

イ 代替電力の割合が生グリーン電力供給の契約による電気供給量の10%を超過するとき ⇒

太陽光発電等及び特定小水力発電による電力量と同量を上限とする

やむを得ない状況による特定水力発電の特例措置

(48)

4-4 特定水力発電の要件④

(再エネクレジット算定ガイドライン P.4-9)

※ 特例措置は、やむを得ない

状況が継続している間は原

則として適用される。

ただし、

長期に渡る場合は、

東京都が生グリーン電力供

給計画そのものの変更を求

める

やむを得ない状況による特定水力発電の特例措置

(49)

4-5 特定水力発電の要件⑤

(再エネクレジット算定ガイドライン P.4-9)

《やむを得ない状況が風況や日照などの天候等の影響によるものであるときに 特定水力発電よる電力の環境価値として認められる量》 z 代替電力の割合が生グリーン電力供給の契約による年間電気供給量の3%以下のとき

年間電気供給量の50%を上限とする

z 代替電力の割合が生グリーン電力供給の契約による年間電気供給量の3%を超過するとき

⇒特定水力発電による電力の環境価値は

すべて認められない

※ やむを得ない状況が天候等の影響によるものであるときは、他の理由に比べて条件が厳しい

やむを得ない状況による特定水力発電の特例措置

(50)

4-6 特定水力発電の要件⑥

(再エネクレジット算定ガイドライン P.4-9)

ア 電気事業者が複数の発電設備を有している場合は、その複数の

発電設備ご

との排出係数の平均値

イ 認証対象年度において、東京都「エネルギー環境計画書制度」のエネルギー

状況報告書を提出する電気事業者の場合は、

認証対象年度に報告されたエ

ネルギー状況報告書の排出係数

ウ 認証対象年度において、電気事業者に新規参入したため、エネルギー状況

報告書の提出を行っていない場合は、供給を行った発電所における

当該年

度の排出係数

一般電気事業者

については、 0.382tCO

2

/千kWhとみなす

再エネクレジットの対象とならない電力の排出係数の判断について

(51)

4-7 認証可能電力量(特定水力発電①)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.11-14)

z 他制度(グリーンエネルギー証書など)との均衡を保つため、特定水力発電

による

生グリーン電力供給の場合においては、受電量を送電損失で割り戻

して算定される量(送電量)

を特定水力発電による電力の環境価値の対象と

する。

z 算定年度を通じて

不足電力量( 供給先の受電量に対して発電所の送電量

が不足している状態)が皆無のとき

、「生グリーン電力供給を行う一の契約

において、再エネクレジットの対象とならない電力が含まれていないこと」の

条件を満たすものとみなす 。

z 余剰電力量( 供給先の受電量に対して発電所の送電量が余っている状態)

については、供給先に供給した電気に該当しないため、

特定水力発電によ

る電力において環境価値の対象にならない

留意点

(52)

4-8 認証可能電力量(特定水力発電②)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.11-14)

合計:100 合計:100 30分間 30分間 託送 <発電量> <需要量> ■「30分同時同量」の達成イメージ

特定規模電気事業者は時々刻々の需要量と発電量が一致していなくとも、3

0分間での合計値が一致していれば、同時同量を達成し、電力会社との電

力のやりとりは生じていないものとみなされる。

<出典:東京電力株式会社「東京電力の電力自由化についての考え方」より抜粋>

30分同時同量について

(53)

4-9 認証可能電力量(特定水力発電③)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.11-14)

通常の場合の算定式(

「不足電力量(kWh)=0」が前提

特定水力発電による電力を含む生グリーン電力供給の認証可能電力量(kWh) = 供給先の全受電電力量(kWh)× × …① 特定水力発電の供給比率(%)= …②

___1___

1-

損失率(%) 100 特定水力発電の供給比率(%) 100 _特定水力発電の供給電力量(kWh) すべての供給電力量(kWh) z 生グリーン電力供給の契約先に供給した電力量及び他に供給した電力量が、判別可 能な電力供給体制を構築する必要がある z 損失率(送電損失)は、認証対象年度における一般電気事業者の発行する託送供給 約款の数値を用いる(値が変動するため)

《ポイント》

(54)

4-10 認証可能電力量(特定水力発電④)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.11-14)

やむを得ない状況が当該年度内で生じた場合の算定式

特定水力発電による電力を含む生グリーン電力供給の認証可能電力量(kWh) = 供給先の全受電電力量(kWh)× × …① 特定水力発電の供給比率(%)= …②

___1___

1-

損失率(%) 100 特定水力発電の供給比率(%) 100 ____特定水力発電の供給電力量(kWh)___ すべての供給電力量(kWh)+不足電力量(kWh) z 「特定水力発電における特例措置の適用申請書」(F号様式)を東京都に提出し、特例 措置の適用について東京都に認められた場合に限る。 z 代替電力を不足電力量に充てた場合が該当する。

《ポイント》

(55)

特定水力発電と他の再エネ発電による託送の場合

設備認定申請ができる者:

供給者(特定規模電気事業者(PPS)など)

※ 特定水力は必ず他の再エネ発電と併せて託送されるものに限るため 託送による供給 認定対象設備所有者 供給者:PPS (特定規模電気事業者) 需要家 ※ 権利移転確認書等 ※供給先は本制度 対象事業所に限る (例)特定水力と太陽光発電による電力を託送して本制度対象事業所に供給している場合

4-11 設備認定申請対象者(特定水力発電)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.19)

※ 権利移転確認書等 ※ 権利移転確認書等 原則

(56)

4-12 認証可能電力量の確認方法

(再エネクレジット算定ガイドライン P.21)

生グリーン電力供給における特定水力発電による電力の供給の場合

z 設備認定時においては、生グリーン電力供給を行う予定の発電設備をあら

かじめ計画し、リスト化することが必要。

z 「生グリーン電力供給を行うすべての発電設備における電気事業者への送

電量」及び「生グリーン電力供給を受けているすべての供給先の受電量」の、

「30分同時同量」による不足電力量の把握を行うことが必要

z 再エネクレジットの対象とならない発電設備による送電量や生グリーンの電

力供給契約を受けていない供給先の受電量を、「30分同時同量」の対象に

含めることはできない。

(57)

4-13 電力量認証申請(特定水力発電①)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.29)

生グリーン電力供給の発電所がRPS法の電力量認証を受けている場合

z 特定水力発電以外の発電設備は、RPS法に基づく設備認定及び電力量認証(新エネル ギー等電気相当量)をもって東京都の設備認定・電力量認証に代えることができる。 z 但し、電力量認証の申請の際は、RPS法の義務履行に使用していないことの証明(減量 届出書の写し)が必要。 ⇒本制度における「RPSキャンセル」 ※ 減量の届出にあたっては、本制度への利用を届出書に記載することが必要。 z 当該生グリーン電力供給に由来しない新エネルギー等電気相当量又はグリーン電力証 書を使用することはできない。

(58)

4-14 電力量認証申請(特定水力発電②)

(再エネクレジット算定ガイドライン P.29)

生グリーン電力供給に新エネルギー等電気相当量を利用した場合

<算定式> 100 (%) 100 (%) 1 1 認定設備の供給比率 損失率 ) 電力量( すべての供給先の受電 kWh × RPS − × 100 ) ( ) ( % × kWh kWh RPS RPS すべての供給電力量 力量 認定設備による供給電 )= 認定設備の供給比率( 電力量認証に必要な新エネルギー等電気相当量(kWh) =

(59)

Tokyo Climate Change Strategy

首都東京の企業と行政、NGO・都民が

連携して取組む先駆的な温暖化対策

参照

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