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第3学年1組 技術・家庭科(技術分野) 学習指導案

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Academic year: 2021

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第3学年1組 技術・家庭科(技術分野) 学習指導案

著者 草野 正義

雑誌名 平成30年度 希望の未来を拓く資質・能力の育成(

三年次)指導案集 

巻 平成30年度

ページ 29‑32

発行年 2018‑10‑04

出版者 静岡大学教育学部附属浜松中学校 

URL http://hdl.handle.net/10297/00025746

(2)

第 3学 年 1絶 技 術 鎗 家 庭 科 ( 技 術 分 野 ) 学習指導案

指 導 者 草 野 正 義

学翠のくくり「情報システムから未来を描く

J (12

時間)

共通テーマを軸とした教科カリキュラムの構想図 技術分野

3

年間でめざす姿

。生活や社会で利用されている技術の基礎的な知識と技能を身につけ,技術と生活や社会,環境との関係 について理解できる生徒

0 よりよい生活や持続可能な社会の構築という視点で問題を見いだし,告ら課題を設定して解決策を構想、

したり,実際に見直しゃ改善を図ったりして課題を解決できる生徒 技術分野

3

年間の共通テーマ

よりよい生活や持続可能な社会を築いていくための技術の生かし方と自分のあり方とは

学習のくくり名 共通テーマ

霊童璽

よりよい生活や持続可能な社会を築いていくための技術の生かし方と自分のあり方とは

いのちをいただく (6) 生活や社会と生物育成の技術との つながりとは

。生活や社会を支える生物育成

。生物育成の技術による問題解決

。生物蕎成の授舗のあり方

エネルギーを生かす (22) 

エネルギー変換の技術がもたらす将来の展望とは

0 生活や社会を支えるエネルギー変換

O

エネルギー蛮換の技術による問題解決

。エネルギー斐換の技術のあり方

i 材料に学ぶ (30)  ものづくりの技術が社会や環境 に果たす役割や影響とは

0 生活や社会を支える材料と加工

。材料と加工の技術による問題解決

O

材料と加工の技術のあり万 高度情報社会を生きる ( 1 5)  情報通信ネットワークがもたら すものとは

。生活や社会を支える情報

C

ネットワークとコンテンツ

01

害報セキュリティと憶報モラル

1

未来の社会を生きる私たち

(2) 

技術は私たちの生き方をどのように変えていくのだろうか

0

技術・家庭科(技術分野)を学

15¥意 義 O

生活や社会における技術の役割

O

今ち生きる先人の知恵

(3)

学 習 の く く り 「 情 報 シ ス テ ム か ら 未 来 を え が く J について ) 学 習 の 構 想 表

育 成 す る 資 質 @ 能 力 の 要 素 と

学 習 活 動 階 層 レ ベ ル

(下線部は本時の学習場面)

境 生

《 共 通 テ ー マ と 共 通 課 題 の 理 解 》

(イ

の や と 活

0情 報 の 技 術 の 進 展 が 社 会 を 変 化 さ せ て い る 現 状 を 知 り , 1

夕 、

か 社

132L  自 分 の 生 活 と 計 測 ・ 制 御 シ ス テ ム の つ な が り に つ い て 考

、同// 、 カ =

え る 。 ま た , 共 通 テ ー マ や 共 通 課 題 に つ い て 理 解 す る 。

り 環

設 シ 計 ス

0計 測 ・ 制 御 シ ス テ ム を 構 成 し て い る 要 素 の し く み を も と

〈 ア l

に , 生 活 の 中 に あ る 家 庭 電 気 製 品 の 自 動 制 御 の 方 法 を ま

) の

とめる。(本時 1/1)

( グ

。 状 態 遷 移 図 や フ ロ ー チ ャ ー ト を 用 い て , プ ロ グ ラ ム を 処

l ラ

理 す る た め の 手I}撲を考え 説 明 す る 。 (

) ム

必L,.

制 シ 〆 , 、 、 作 ス

0プ ロ グ ラ ミ ン グ 言 語 を 用 い て 生 活 や 社 会 で 活 用 さ れ て

( ア

、 、 . /

2

い る 簡 単 な 計 測 ・ 制 御 シ ス テ ム を 制 作 す る 。 (

) の

改 善 ス シ

。 制 作 し た 計 測 ・ 制 御 シ ス テ ム を , 目 的 に 応 じ て よ り 効 果

( ア

2

的 な シ ス テ ム に 改 善 や 調 整 を す る 。 (

) の

《 追 究 課 題 の 設 定 》

。 共 通 課 題 を 受 け た 追 究 課 題 の 設 定 (

qプ~

計 測 ・ 制 御 シ ス テ ム で 生 活 や 社 会 に あ る 問 題 を 解 決 す る ( す

三 る 方法を班で設定し,追究方法を検討する。

《追究活動~~交流活動》

0目 的 に 合 わ せ て 班 内 で 計 誤

J I

. 制 御 シ ス テ ム を 接 続 ・ 連 携 し , 新 た な シ ス テ ム を 構 築 す る 。 (

《交流活動~~振り返りの記述~~振り返りの記述の交流》

0こ れ ま で の 学 習 を 振 り 返 り , 共 通 テ ー マ に 対 す る 自 己 の 最 適 解 を ま と め た り 仲 間 と の 交 流 を 通 し て 考 え を 深 め た り す る 。 (

{期待する生徒の表れ}

‑ 生 活 や 社 会 で 生 じ る 問 題 を , 情 報 の 技 術 に 関 わ る 多 様

Af 14 

な 視 点 で と ら え , よ り よ い シ ス テ ム や 処 理 の 方 法 を 自 分なりの考えでまとめている。

. . ‑ ‑ ‑ ‑ . .  

‑よりよい生活や持続可能な社会の構築という視点で,

、 、

. /

未来への新たな改良や応用について伝え合っている。

‑ 情 報 の 技 術 に か か わ る 課 題 を 見 い だ し , 解 決 策 を 提 案 し た り , 制 作 や 改 善 を 通 し て 解 決 し た り で き る 。 な ど

知 識 ス キ ル 情 意

'

ζD 

ι

そ歩 法 知 体

4

1 .  

2  3  2 

2  2  2  2  2 2 

2  2  2  2  2 2 

2  2  2  2  2 2 

3  3  3  3  3 

3  3  3  3  3 

3  3  3  3  3 

4  4  2 4  4 

(4)

)本学習のくくりでめざす生徒の姿とその姿に迫るための具体的な手だて

私たちは,古来より生活や社会を便利にするために,様々なものやシステムを生み出してきた。

その過程で,様々なエネルギーを生産活動に利用したり,デジタル化や処理の自動化を推進した りして,技術を統合的に活用して産業構造やライフスタイルまで変えてきた。とくに情報の技術 による革新はめさましく,コンビュータによって計測・制御されている機器は,私たちの生活に とって欠かすことのできないはたらきをしていると言える。しかし,多くの人々が情報の技術の 恩恵を享受することにのみ意識が向き,ブラックボックスに包まれた高度な技術に何の疑いをも つこともない。また 情報システムに障害が発生した際の 社会や産業への影響,環境に対する 負荷,経済的な負担にまで注意が及んでいる状況は稀である。そのため技術と社会や環境とのか かわりや,持続可能な社会を築いていくという視点で、技術の生かし方を考え,既存の情報の技術 を批判的にとらえて問題を見いだして,解決策を構想していく必要がある。さらに,新たな技術 に対しでも適切に評価して利用したり,改長したりしていく態度が求められる。

本学習のくくりは 社会からの要求,安全性,システム,経済性,情報倫理やセキュリティ等 に着目し,情報の技術を最適化する自を養うことをねらいとしている。情報の技術とは,人々の 願いを実現することが目的ではあるが,光と影があること,技術開発と社会や環境とは相互に影 響しあっているということなどに気づかせたい。また,人々の価値観・社会的な制約や条件の下 で,最も適した技術を生み出していくことも考えさせたい。急速に開発や改良が進む情報の技術 の可能性について 利用者と開発者の両方の立場からとらえ,優れた点や問題点を見いだし,未 来に向けての一歩を考案する方法を生み出すことで,情報の技術の可能性を模索してほしいと考 える。

そこで,本学習のくくりでめさす生徒の姿を次のように設定する。

・生活や社会で発見した問題を計測・制御のプログラミングによって解決する活動を通して,

システムの動作の確認及び調整をし 目的や条件に応じて情報処理の手順を工夫する生徒

・計測・制御システムの構成やプログラムによる情報の処理について理解し,簡単なプログラ ムを作成できるようにするとともに,持続可能な社会を目指して,多様な視点で情報の技術 を客観的に評価し改善しようとする生徒

本学習のくくりでは,上記の目指す生徒の姿に迫るために,次の学習活動に取り組ませる。

まず,ガイダンスでは,身の回りで活用されている計測・制御システムを取り上げ,このしく みが自分たちの生活に欠かせないものとなっていることを理解させる。 A1技術や 10T技術を はじめとした情報の技術の進展により,私たちの生活スタイルや社会のあり方,ビジネスの構造 などが大きく変化していることを提示することで,今後の技術開発の未来を想像できるようにし たい。さらに,本学習のくくりの共通テーマや共通課題を提示することで,おぼろげながらに学 習内容を理解させる。また,学習計画表を示し,今後の学習に見通しをもたせる。

っかむ学習では,温度や湿度などを計測する「センサ」と,ブザーやモータなどを動作させる

「アクチュエータ Jを用いて閉路を接続し,これらを制御する簡易プログラムを設計・制作する。

このとき,計測を行うセンサをいくつか用意し,実際に動作させることで,外界の様々な自然現 象を情報として信号化し,数値に置き換えられてデータとして用いられることを理解させる。ま た,計測・制御システムを効果的に動作させるプログラムの編集では,状態遷移図を用いてプロ グラムを処理するための手順と概念を理解させる。学習全体を通して,技術の進歩をうながす多 様な見方・考え方を取り上げることで,生徒が主体的に学習を進められるような場面を設定をす る。とくに,ペアやグループ内で互いに要点を確認し合えるようなチェック表を準備し,問題解 決や制作の各場面において他者と協働的な学習形態を生み出せるようにする。

追究する学習では,計測・制御システムで生活や社会にある問題を解決する方法を班で設定さ せるとともに,追究方法の具体的な手JiI震を検討させる。そして,目的に合わせて班内で計測・制 御システムを接続・連携し,より高度なシステムを構築させる。

つなげる学習では 学習のまとまりごとに書き留めさせてきた共通テーマに対する気づきのメ モを参考にさせながら,これまでの学習全体を振り返らせたり,仲間との交流をさせたりしなが

ら,共通テーマに対する自己の最適解を見いださせる。

)本学習のくくりの共通テーマと共通課題 共通ァーマ

(本質的な問いの 情報の技術が生み出す社会の発展と可能性とは(レベル囚) 階層レベル)

共通課題 生活や社会の事象だ を改善する計測・制御システムを考え,実際に活用で きるものを生み そう。

本時について(本時2/1 2) 

(1 )本時の自標

[生活を工夫し創造 生活を便利にする計測・制御システムを, システムを構成するセンサの

(5)

(2 )学習過程

生徒の活動 ※期待する生徒の表れ│ ・指導上の留意点 。支援 。評価

身の回りで活用されている計測・制│・人聞が手動で行う場合と,コンビュータによる計 御システムの一例を知る。 I測・制御で行う場合と比較して事例を挙げる。

(例)自動ドア,自動運転,ロボット掃除機 など

‑計測・制御システムが生活に不可欠となっているこ とを,スライドを用いて提示する。

コンビュータを用いた計測・制御の

I

.計測・制御システムが 次の各要素とプログラムに しくみを確認する。

I

よって構成されていることを確認させる。

験学習課題を確認し,本時の見通しを もっ。

{①センサ :周囲の状況を計測する)

i②コンピュータ :情報を処理・判断する!

l

̲@̲Z̲̲2̲̲

Z . ̲ 三 x ニ 2 .

̲̲̲;̲3

主主主立̲

2̲………一一一一ノ!

自分たちの生活を便利にする,簡易版の計測 制御システムの案を考えよう。 11 欝センサの反応と表示を確認しなが

ら,センサの機能と種類を確認する。

家庭生活や学校生活を便利にする計 測・制御システムの案を考え、ワー

クシートにまとめる。

※生活を便利にする計測・制御シス テ ム を , シ ス テ ム を 構 成 す る セ ン サ の 機 能 と 関 係 づ け て 考 え る こ と ができる。

議参本時の学習を振り返り,共通テーマ について考えたことや気づいたこと を学習計画表の「気づきのメモ

j

記入する。

‑計決

. I J

部の反応を数値変化で確認することで,センサ が人間の感覚器官にあたることを体験的に理解さ せる。

[センサ例)温度,湿度,圧力、光,音,距離,

赤 外 線 , 加 速 度 , 角 度 他

l

, [アクチュエータ例)発光する,音を出す,モータで動か

9 : ]

‑センサの機能と種類が特定できない場合には,具体 的なセンサ名と機能を挙げて説明する。

。具体例が挙げられない生徒には,生物育成などの既 習内容で不便を解消するための方法を考えさせる など,具体的な事例を提示する。

。考えがまとまらない生徒には,日常生活や学校生活 で,自動化により便利になると思われる場面を想定 してまとめるようにうながす。

。複数の案を挙げた生徒には、準備したセンサを用い て特に実現可能なシステムがどれかを考えさせる0

・センサの状態と そのときのアクチュエータの動作 を関係づけて具体的に記述させる。

‑身近な製品は,単一のセンサとアクチュエータだけ でなく,複数の組み合わせで成り立っていることに 気づかせ,今後の学習の展開につなげる。

く〉本時の目標について,※印のような生徒の表れが見 られたか。

参照

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