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E 日 20 月 10 一般口演 O10-13O10-14O10-15O10-16

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10

20

E

一 般 口 演

一般口演

結核患者家族が抱える不安

ー聞き取り調査を通じてー

日本赤十字社長崎原爆諫早病院 看護科

○加藤

かとう

真由美

まゆみ

、吉田 光浩、山口  縁

【1、目的】結核患者の家族が抱える「不安」を明確にし、今後の 家族への関わりについて検討する。

【2、方法】1)調査対象:結核と診断され A 病院へ入院となった 患者 5 家族 2)調査方法:半構造化面接による聞き取り調査 3)分 析方法: KJ 法によるコード化とカテゴリー化を行い「不安内容」

を分析した。

【3、結果】KJ 法で家族の抱える不安の要因には<病気に対する 不安><感染に対する不安><患者に対する思い><家族の思 い><家族の変化><社会に対して抱える不安>の 6 の大カテゴ リーに分けられ、さらに 14 の中カテゴリーに分けられた。

【4、考察】1)病気に対する不安では、結核患者数の減少に伴う 社会の関心の低さが影響し正しい知識がない。2)感染に対する 不安では、結核が感染症である事が影響していた。3)患者に対 する思いでは、患者が結核に罹患したことにより、どのように接 してよいのか等、患者との関わりが影響していた。4)家族の思 いでは、結核のイメージである「感染症」「隔離入院」が影響し ていた。5)家族の変化では、家族が結核に対する知識や情報を 得ることが影響していた。6)家族の社会に対して抱える不安で は、家族の結核に対する偏見が社会との関わりに影響していた。

【5、結論】今回、結核患者家族が抱える不安として 6 つのカテゴ リーが明確化された。1)医療者の介入により不安の軽減が可能 なものと、2)医療者の介入があっても不安の軽減が困難なもの があり、6 つのカテゴリーは 1)2)が混在していた。今後、1)

に対しては指導内容の検討、さらに不安を表出できるような家族 との関係を築いていくことが重要である。2)については保健所 や地域との連携を強化し、社会に対して結核の啓発が必要と考え る。

災害発生時期で変動する医療を予測する疾病受診者 数数理モデル構築の試み

長野赤十字病院 研修医1)、長野赤十字病院 神経内科2)

○平林

ひらばやし

正男

まさお

1)、松嶋  聡2)、星  研一2)

【背景】災害発生から時間が経過するにつれ、その救護活動は変化 する。災害医療救護活動のタイムスケールが知られているが、医療 の必要量をより具体的に予測することは重要と考えられる。

【方法】我々は長野県医療救護班第 23 班(5 月 2 日〜 5 月 6 日)とし て石巻市で救護班活動を行った。救護活動縮小の時期とされたため 担当した青葉中学校内の救護所にて、救護所診療開始から我々が担 当した期間(3 月 14 日から 5 月 6 日)の診療録を調べ、受診者の動向 の実態を解明することとした。咳・咽頭痛といった上気道の症状で の受診者が最も多かったため、上気道炎を対象モデルとした。

【結果】受診者数は救護所が開かれてから 2 週間ほどは増加し(タイ ムスケール phase  2 に相当する期間)、その後は減少傾向となった。

さらにこの上気道炎で受診した延べ人数を解析したところ、ロジス ティック式であらわされる微分方程式でよく近似された。

【考察】今回の一救護所での上気道炎数をシミレーションしたがこ のモデルが他の救護所でも同様に再現できると仮定すると、災害発 生時期に応じて必要な医療需要を大まかに予想することが可能と考 えられる。たとえ大規模災害が発生した場合でも各避難所での受診 者数をリアルタイムで整理し解析することは、現状での医療必要度 を把握するのみならず今後の感染症発症数と医療必要度を大まかに 予測することができる。これは、入れ替わり訪れる救護班にとって も被災地の医療ニーズに沿った支援ができることを意味し、非常に 有効的と考えられる。また災害発生直後は情報不足による混乱が発 生するが、その対策として早期から避難所ごとの情報を整理解析す るための医療情報部門を災害対策本部内に構築することの重要性が 示唆された。

福井赤十字病院での

ICT

活動

福井赤十字病院 内科1)、福井赤十字病院 ICT2)

○木下

きのした

圭一

けいいち

1)、寺本 敏清2)、加藤 幸久2)、田中真理子2) 真鍋 照美2)、内藤 里美2)、毛利 知子2)、井上 和子2) 野村 心平2)、土居 幸司2)、赤井 雅也2)、中野 雅子1) 夏井 耕之1)、今村 1)、神谷 健一1)

【緒言】近年、医療機関における病院感染対策やサーベイランス の必要性が重要視されています。福井赤十字病院では 2003 年よ り院内感染防止対策チーム(インフェクションコントロールチー ム; ICT)を立ちあげ、病院感染対策の中心となる診療・業務を 行っています。

【活動内容】 主な業務内容としては、(1)院内感染防止マニュア ルの作成・改定、遵守状況の把握、(2)各種サーベイランスの実 施(中心静脈カテーテル関連血流感染、尿路留置カテーテル関連 感染、人工呼吸器関連肺炎、手術部位感染、耐性菌、針刺し・切 創など)、(3)抗菌薬届出制の周知徹底と適正使用に対する相談、

(4)ICT ラウンドによる感染防止対策の徹底、(5)職員への計画 的教育と定期的な研修活動、(6)職業感染防止対策、ワクチンプ ログラム作成、接種率・抗体獲得率の把握と接種推進、(7)院内 感染者報告と早期対応、(8)アウトブレイク対策・新型インフル エンザ対策、(9)院内への広報(ICT 通信の発行)、(10)リンク ナース活動(各部署にリンクナースを配置し活動を円滑に行う)、

(11)その他、院内感染防止対策に関する問題の解決などを行っ ています。これらの活動内容について簡単ではありますが報告さ せて頂きます。

直接介入に伴う抗菌薬の適正使用推進の成果

前橋赤十字病院 薬剤部1)、同 検査部2)、同 心臓血管内科

(ICD)3)

○丸岡

まるおか

博信

ひろのぶ

1)、矢島 秀明1)、小林  敦1)、前島 和俊1) 横澤 郁代2)、金子 心学2)、丹下 正一3)

【はじめに】当院では 2004.11 から抗菌薬の適正使用を目的にカル バペネム系抗菌薬および抗 MRSA  薬の届出制度を開始した。し かし、ICU 管理が必要な重症感染症例や抗菌薬投与中の他施設紹 介患者などが多く、その使用量は増加傾向であった。当院では感 染症専門医が不在ながらも ICT で小部会を組織し、届出られた症 例を検討し、直接処方医に疑義紹介を行う試みを 2010.10 から開 始したのでその成果を報告する。

【方法】小部会のメンバーは ICD : 1 名、薬剤師: 4 名、ICMT : 2 名の計 7 名とした。届出があった症例について毎朝始業前に行 った。カルテ情報と検出菌情報をもとにガイドライン等を参考に 検討を行った。疑義があった場合は処方医と直接協議して適正使 用の提案を行った。介入前後 4 ヶ月の同薬剤使用量等について調 査した。

【結果】調査期間中に届出られた 472 症例中 162 例(34.3 %)に疑 義紹介を行った。疑義紹介を行った症例中、デエスカレーション できた症例は 43 例(26.5 %)、投与中止(退院、死亡を含む)に なった症例は 60 例(37.0 %)、変更できずに継続投与された症例 は 59 例(36.4 %)であった。介入後の悪化及び再変更は無かった。

介入前後の使用量(月平均)は、MRPM : 319 本減少、DRPM : 67 本減少、VCM : 17 本増加した。

【考察】予想以上に処方医は提案を受け入れてくれた。多くの医 師がエンピリックに広域抗菌薬を使用していた。同時に適正な抗 菌薬の選択に迷っていたことも判った。以上の様な状況から、抗 菌薬の適正使用を更に推進する為には使用指針を作成する必要が あると考えた。現在、小部会で使用指針案を作成し、各診療科医 師とヒアリング中である。今後も ICT 小部会での抗菌薬の適正使 用に向けた取り組みが必要と思われる。

O10-13 O10-14

O10-15 O10-16

参照

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○柿 かきはら 原 直 な お き 樹 1) 、浅野 耕太 1) 、河端 秀明 1) 、多賀 千明 1) 、  西川 正典 1) 、西谷 葉子 1) 、能勢 真梨子 1) 、神田 英一郎 1)

1) 、金丸 侑右 1) 、日高 悠嗣 1) 、宮部 陽永 2) 、 寺本 知晶 2) 、浜之上 哲 2) 、豊田麻理子 2) 、高野 雄一 3) 、 松本 賢士 3) 、稲留 彰人 3) 、荒金  太 4)

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