1 募集地区と定員について ○ ○ ○ 施設の定員の設定は、各地区ごとの募集人数に 合わせる必要がありますか。 例えば１００人を募集している地域であれば、１０ ０人の定員設定をしている保育所しか応募できない のでしょうか。 募集定員については合計数であり、例えば１００人の募集地区であれ ば、５０人定員の２施設を認可することも可能です。また、募集要項にも 記載しておりますが、募集定員はおおよその数であり、募集定員を超え て認可することもあります。 2 保育士の確保について ○ ○ ○ 現在保育士を募集中です。保育士はいつまでに確保すればよいでしょうか。 昨今、保育士が不足していると言われており、人材を確保することが非 常に難しくなってきております。市としても、市民への新規認可施設の広 報をするにあたり、保育士確保の見通しが立たず、認可されるか分から ない状況での利用者募集はできないと考えております。 そのため、事業開始の５か月前までに、配置基準上必要とされる保育 士等を確保することを条件といたします。求人を行う場合は、募集人数や 募集時期の見通しなどを「職員配置計画」に具体的に記入して、申請時 にご提出ください。 3 保育士と保健師、看護師の資格について ○ ○ ○ 保健師、看護師は保育所で働けると聞いたことが ありますが、「配置基準上の職員は保育士免許を 有する」とは、看護師免許を持つ方の採用でもよい のでしょうか。また、その際正看護師、准看護師の 資格の差はありますか。 看護師も、保育士登録などの手続きが必要なの 小規模保育事業、事業所内保育事業については、勤務する保健師、看 護師または准看護師を、１人に限り保育士とみなし、保育士数に算定す ることができます。保育所については、乳児４人以上を入所させる場合 に、勤務する保健師、看護師または准看護師を、１人に限って保育士と みなすことができます。 保健師、看護師、准看護師は、国家資格であり、保育士登録などの手
4 子育て支援員研修について ○ ○ ○ 保育士等職員配置のただし書き「子育て支援員研修の地域型保育コースを修了した者」とはどのよ うな人ですか。どこで受講できますか。 子どもの発達や保育の原理などを学ぶ「子育て支援員研修」を受講し、 修了した者が「子育て支援員」として認定されます。子育て支援員研修は 大分県が実施いたします。 5 面積基準について ○ ○ ○ 認可保育所と認可外保育施設は、子ども１人に対して必要となる面積は変わると聞いたのですが、具 体的にどのように変わるのでしょうか。 認可保育所の場合、必要な面積基準は以下の通りです。 ○保育室等 満２歳未満（乳児室） １．６５㎡／人 以上 満２歳未満（ほふく室） ３．３㎡／人 以上 満２歳以上（保育室・遊戯室） １．９８㎡／人 以上 ○屋外遊戯場 満２歳以上 ３．３㎡／人 以上 ただし、０歳の乳児室については、成長してほふくを始めると３．３㎡必 要になることから、認可申請の時点で０、１歳児１人あたり３．３㎡を確保 していただきます。 なお、各募集要項に必要な面積基準等の内容を掲載しておりますの で、併せてご覧ください。 6 乳児室の配置について ○ ○ ○ ０歳児を保育する乳児室、ほふく室の部屋の配置について注意することはありますか。 ０歳児についてはほふくを行うため、床は衛生的でなければなりませ ん。乳児室は不必要な人の入室を避けるため、他のクラスの児童や保育 士が通過する経路にならないような場所に配置することが望ましいです。 また、乳児は寝ることが多く、他の年齢の児童と生活リズムが異なるた め、安静できるよう、他のクラスと区画された部屋を設置してください。
7 乳幼児の沐浴設備について ○ ○ ○ 沐浴設備の代わりに、ベビーバスなどの代用品で補うことはできますか。 専用の沐浴設備を備えることが望ましいですが、沐浴設備の代わりにベビーバスと温水シャワーなどの代用品で補うことも可能です。 8 ２階に保育室を設置する場合について ○ ○ ○ ２階に保育室を設置する場合と、１階に保育室を設置する場合と異なる基準はありますか。 保育所において、２階以上に保育室等を設ける建物の要件について は、大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 ３５条に記載されていますので、ご覧ください。 なお、小規模保育事業、事業所内保育事業については、大分市家庭的 保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例をご参照くださ い。 9 保育施設と役員住居について ○ ○ ○ 保育施設と役員住居は同施設内にあってもよいでしょうか。 保育所等は、児童福祉施設として、子どもの生命を守り、日常における 保育に対する信頼を維持する必要があることから、危機管理や安全管理 が求められているところです。 そのため、保育所等に住居が併設することは、居住者や不特定多数の 訪問者の保育所等への往来が可能となるため、危機管理や安全管理 上、望ましくないと考えております。 どうしても同施設内に設置する場合には、保育施設部分と住居部分の 出入口を別々する、保育施設と住居の直接の行き来ができないようにす るなどの処置が必要です。 また、電気や水道などの料金についても、保育施設部分、住居部分で 明確に分ける必要があります。
10 食事の提供について ○ ３歳以上は食事の外部搬入が可能とあるが、基準は何でしょうか。 保育所の場合、外部搬入の主な基準は以下のとおり。 ■大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第３ ６条を参照 第３６条 次の各号に掲げる要件を満たす保育所は、第１５条第１項の規 定にかかわらず、当該保育所の満３歳以上の幼児に対する食事の提供 について、当該保育所外で調理し搬入する方法により行うことができる。 この場合において、当該保育所は、当該食事の提供について当該方法 によることとしてもなお当該保育所において行うことが必要な調理のため の加熱、保存等の調理機能を有する設備を備えるものとする。 (1) 幼児に対する食事の提供の責任が当該保育所にあり、その管理者 が、衛生面、栄養面等業務上必要な注意を果たし得るような体制及び調 理業務の受託者との契約内容が確保されていること。 (2) 当該保育所又は他の施設、保健所、市等の栄養士により、献立等に ついて栄養の観点からの指導が受けられる体制にある等、栄養士による 必要な配慮が行われること。 (3) 調理業務の受託者を、当該保育所における給食の趣旨を十分に認 識し、衛生面、栄養面等、調理業務を適切に遂行できる能力を有する者 とすること。 (4) 幼児の年齢及び発達の段階並びに健康状態に応じた食事の提供 や、アレルギー、アトピー等への配慮、必要な栄養素量の給与等、幼児 の食事の内容、回数及び時機に適切に応じることができること。 (5) 食を通じた乳幼児の健全育成を図る観点から、乳幼児の発育及び発 達の過程に応じて食に関し配慮すべき事項を定めた食育に関する計画 に基づき食事を提供するよう努めること。 小規模保育事業等については、大分市家庭的保育事業等の設備及び 運営に関する基準を定める条例第１６条をご参照ください。 上記の条例にも記載しておりますが、食事の内容について外部搬入業 者に任せっきりにするのではなく、保育施設側はその内容について積極 的に介入してください。また、外部搬入を行う場合においても、栄養管理 と衛生管理、毎日の記録が必要となりますので、対応できない場合は外 部搬入はできません。
保育所保育指針において、食事の提供は、体調不良、食物アレル ギー、障がいのある子どもなど、一人一人の子どもの心身の状態等に応 じ、嘱託医、かかりつけ医者等の指示や協力の下に適切に対応すること とされていることから、離乳食やアレルギー食についても、保護者による 持参ではなく、施設において対応することが基本となります。 ■大分市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例 第１ ５条を参照 第１５条 母子生活支援施設又は保育所において、入所している者に食 事を提供するときは、当該母子生活支援施設又は保育所内で調理する 方法（第１０条の規定により、当該母子生活支援施設又は保育所の調理 室を兼ねている他の社会福祉施設の調理室において調理する方法を含 む。）により行わなければならない。 ２ 児童福祉施設において、入所している者に食事を提供するときは、そ の献立は、できる限り、変化に富み、入所している者の健全な発育に必 要な栄養量を含有するものでなければならない。 ３ 食事は、前項の規定によるほか、食品の種類及び調理方法について 栄養並びに入所している者の身体的状況及び嗜好を考慮したものでなけ ればならない。 ４ 調理は、あらかじめ作成された献立に従って行わなければならない。 ただし、少数の児童を対象として家庭的な環境の下で調理するときは、こ の限りでない。 ５ 児童福祉施設は、望ましい食習慣の定着及び食を通じた豊かな人間 形成等による児童の心身の健全育成を図るため、食育の推進に努めな ければならない。 ６ 児童福祉施設は、前項の食育の推進のため、責任者を設置し、食育 の計画を定める等の措置を講ずるよう努めなければならない。 なお、小規模保育事業等については、大分市家庭的保育事業等の設 備及び運営に関する基準を定める条例第１５条をご参照ください。 11 食事の提供について ○ ○ ○ 離乳食やアレルギー食は親の持参でよいでしょうか。
12 調理設備について ○ ○ ○ 現在、認可外保育施設内に家庭用キッチンが設 備されていますが、保育施設用に改修が必要でしょ うか。 また、今までは外部搬入で食事を提供していまし たが、乳幼児を保育する場合でも、外部搬入を行う ことはできるのでしょうか。 調理設備については、設置する施設により基準が異なります。保育所 を設置する場合は、専用の調理室が必要となりますので、部屋として区 画される必要があります。小規模保育事業の場合は、調理室又は、加 熱、保存等の調理機能を有する設備が整っていることが必要となります。 必要な設備の詳細については、「大量調理施設衛生管理マニュアル」や 「特に留意いただきたい事項」の食事の提供についてをご参照ください。 なお、小規模保育事業においても、調理や衛生管理の方法については 「大量調理施設衛生管理マニュアル」に準じていただく必要があります。 また、調理室への出入りは、衛生管理上、調理員や乳児担当者等の検 便を受けた者に限定され、園児やその他従業者が出入りすることは、原 則認められません。そのため、隔壁や扉により、完全に区別する必要が あります。 食事の提供は、自園調理が原則となります。保育所の場合、大分市児 童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第３６条により、 ３歳以上の外部搬入は認められていますが、３歳未満は認められませ ん。 また、小規模保育事業・事業所内保育事業については、大分市家庭的 保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例第１６条により、 ３歳未満の外部搬入は連携施設や同一法人等による小規模保育施設等 からの搬入が認められております。 13 保育料について ○ ○ ○ 利用者が負担する保育料はどのように決定するのでしょうか。また、保育料の基準表などがあれば 教えてください。 保育料は、保護者等の市町村民税額に応じて、市が保育料を決定しま す。市町村民税額は、賦課決定時期が毎年６月になることから、直近の 所得状況を反映させるため、算定基準の市民税額賦課年度を年度途中 に切り替えることとなっています。具体的には、２９年度の保育料は、４月 から８月までは２８年度に課税された市町村民税額（２７年所得をもとに 算定）、９月から３０年３月までは２９年度課税（２８年所得をもとに算定） の市町村民税額により決定するため、年度途中で保育料が変更になる 利用者も存在します。 また、平成２９年度の保育料の基準表については、大分市ホームペー ジ（「平成２９年度保育料についてお知らせします」）に掲載しております のでご覧ください。
14 兄弟姉妹の入園について ○ ○ ○ 現在、認可施設に移行する前の認可外保育施設に在園している児童の兄弟姉妹は、認可移行後で も優先して入園することはできるのでしょうか。 認可保育所等の入所については、市において利用調整（選考）を行い、 入所者の決定を行います。そのため、現在認可外保育施設に在園してい る児童についても一旦認可外保育施設の利用契約を解除し、新たに市 に利用申込みをしていただく必要があります。 既に在園している児童の兄弟姉妹が、認可移行後に入園を希望した場 合、市における利用調整（選考）においては、兄弟姉妹が同一の保育所 等の利用を希望する場合には優先度を高めておりますが、入所状況や 他の方の申込状況によっては、選考により、入所できない場合もありま す。 15 嘱託医、嘱託歯科医の役割について ○ ○ ○ 嘱託医、嘱託歯科医に依頼する項目はどのようなものが必要ですか。 嘱託医、嘱託歯科医の役割は、保育所保育指針に記載されています。 入所時と年２回の定期健診は必須ですが、他にも感染症予防対策や施 設の保健計画の企画に参加、アレルギーの対応、急な病気やケガの電 話相談に応じるなどの契約内容が望ましいです。 16 嘱託医、嘱託歯科医の報酬について ○ ○ ○ 嘱託医、嘱託歯科医に対する報酬は、保険診療 になるのでしょうか。また、定期健康診断時の往診 時の負担はどうなりますか。 嘱託医等にかかる補助金はあるのでしょうか。 嘱託医、嘱託歯科医に対する報酬は、保険診療には該当しません。ま た、嘱託医等とは、委託契約を締結し、嘱託内容や額を定めることにな り、往診に係る費用も契約に含めることとなります。 なお、市から支払われる給付費に事務費として嘱託医等の雇上費が含 まれていますので、補助金の交付はありません。
17 風営法上の取り扱いについて ○ ○ ○ 風営法上の風俗営業店が近隣にあるかどうかの確認について、何か書類が必要でしょうか。 風営法上の風俗営業店が近隣にあるかどうかの確認については、自主 確認をしていただければ、書類等の提出は必要ありません。 ただし、申請後、市において現地確認を行います。 風俗営業店から半径１００メートル以内（近隣商業地域、商業地域にあ る場合は５０メートル）に位置する場合は認可できません。 ＜風営法上の風俗営業店の例＞ 性風俗特殊営業店、キャバレー、ナイトクラブ、バー、雀荘、パチンコ店、 スロットマシン、ゲームセンターなど 18 連携施設について ○ ○ 連携施設の設定について、斡旋はしてもらえないのでしょうか。 小規模保育事業者等と教育・保育施設（認定こども園、幼稚園、保育所）の設置者との間で調整し、設定することが基本となりますので、斡旋 はいたしません。 19 連携施設について ○ ○ ２歳児の定員と３歳児の定員が同数のため、進級児以外の定員に空きがない保育所等は、連携施設 になることはできないのでしょうか。 教育・保育施設（認定こども園・幼稚園・保育所）は、利用定員の範囲内 での受入れが原則ですが、面積基準や職員配置基準等を満たす場合 は、利用定員を超えて子どもを受け入れることが可能であり、定員を超え て受入ができる場合には連携施設となることができます。 連携施設は、連携先の小規模保育事業所や事業所内保育施設からの 児童を受け入れできるだけの枠をあらかじめ確保しておく必要がありま す。 なお、申請時には、連携施設側の了解の上、同意書の提出が必要で す。また、認可事業開始の際には、正式な協定書等（契約書、覚書等）の 締結をしてください。
20 連携施設の同意書について ○ ○ 連携施設の同意書について、書式は任意とありますが、内容に必要な項目はありますか。 また、連携施設に対して条件はありますか。 連携施設の同意書には、連携施設の支援内容についての項目が必要 です。支援内容については募集要項をご参照ください。 連携施設との関係においては、保育内容に係る経費や利用枠の設定 など確実な履行が担保されることが必要なため、認可の際には、協定書 等（契約書、覚書等）の締結が必要です。 参考資料として協定書の案を掲載しておりますので、ご覧ください。 21 事業所内保育事業の認可申請者について ○ 事業所内保育事業の場合、企業が別の事業者に委託していることが通例ですが、その場合、認可を 受ける事業者はどちらでしょうか。 事業所内保育事業は、児童福祉法上、「事業主自ら設置する施設」また は「事業主から委託を受けて実施する施設」と規定されています。前者の 場合は、事業主が設置主体として認可を受ける（その上で運営を委託す ることも可能）ことになり、後者の場合は、委託先の事業者が認可を受け ることになります。 その場合には、認可を受けた者が児童福祉法や子ども・子育て支援法 等の遵守義務等を負うことになるため、どのような運営形態で事業を実 施するかについては、保育事業への関与の度合い等を踏まえて、事業主 と委託先の事業者との間で決定してください。 22 事業所内保育事業の対象年齢について ○ 従業員枠の子どもは５歳児まで預かることはできるのでしょうか。 事業所内保育事業において、従業員枠の３歳以上児は連携施設で保 育を行うことが原則ですが、必要に応じて、定員の範囲内で、特例給付を 受けて事業所内保育事業を引き続き利用することは可能です。 なお、０～２歳児の従業員枠で利用していた児童が３歳になった場合に は引き続き利用ができますが、３～５歳の児童を新たに入所させることは できません。
23 事業所内保育事業の対象年齢について ○ 地域枠子どもは３歳以上児を預かることはできるのでしょうか。従業員枠と同様に、特例給付の対象 になりますか。 地域枠において事業所内保育事業を利用する子どもについては、連携 施設を設定して卒業後の受け皿を確保することが求められており、３歳以 上児は、原則預かることはできません。 ただし、例えば、過疎地やへき地で近くに教育・保育施設（幼稚園、保 育所、認定こども園）がない場合で、市が特に必要と認めた場合には、特 例給付を受けて、３歳以上児を受け入れることも可能と考えております。 24 新たな法人の設立時期について ○ ○ ○ 今回の申請にあたり、法人を新たに設立する予定なのですが、いつまでに法人の設立登記をすれば よいですか。 【施設整備補助を受ける法人】 施設整備の補助は法人に対して行いますので、平成２９年度中に法人 の登記を行ってください。ただし、新たに社会福祉法人を設立する施設に ついては、補助金の交付が確実になった後でないと法人の設立が認めら れないため、その時期についてはご相談ください。 【施設整備補助を受けない法人】 定款の作成や法人登記を行い、併せて土地や建物の登記の変更、契 約書名義の変更、金融機関の口座の作成等を、事業開始の１か月前ま でには完了させてください。 25 法人監査の結果通知の写し及びその回答書類について ○ ○ ○ 法人を立ち上げて１年未満であり、監査を受けて いないのですが、その場合、申込書類の「法人監査 の結果通知の写し及びその回答書類について」の 取り扱いはどうなりますか。 立ち上げて１年未満の法人については、監査を受けていないので、監 査資料の提出は必要ありません。 ただし、現在、認可外保育施設を運営している場合においては、市（指 導監査課）において立ち入り調査を実施しております。そのため、既存施 設の施設監査にかかる通知等の直近３年間分を提出していただきますよ うお願いいたします。
26 法人自己資金預金残高証明書について ○ ○ ○ 残高証明書の口座は、法人名義でなければなら ないのでしょうか。代表取締役（経営者）個人名義 でもよいのでしょうか。 また、一つの口座に預金をまとめたほうがよいの でしょうか。 残高証明書について、設置者が法人となる場合は、法人名義の口座で なければなりません。法人設立予定で、まだ法人口座が無く、個人名義 になっている場合は、法人設立後に法人名義に預金を移す同意書と個 人名義の残高証明書を添付してください。 なお、口座が複数ある場合は、それぞれの残高を積算します。預金を 一つにまとめていただく必要はありませんが、証明書は全て同一日付に してください。 27 収支予算書について ○ ○ ○ 申込書類の「平成３０年度または平成３１年度 収支予算書（見込み）」とは、認可されることを前提と した状況での予算書なのでしょうか。 申込書類の「平成３０年度または平成３１年度 収支予算書（見込み）」 については、認可されることを前提に試算し、予算書を作成していただき ます。 28 運営費の支払い時期について ○ ○ ○ 収支予算書を作成するにあたり、市から支給され る運営費（給付費）はいつごろ支払われますか。ま た、利用者負担額（保育料）はいつごろ利用者から 徴収すればよいですか。 市から支給される運営費（給付費）については、月ごとに支払われま す。毎月上旬に、その月の利用者数に応じた運営費の請求書を市に提 出いただき、その月の２０日前後を目安に施設の口座に振り込みます。 また、利用者負担金（保育料）については、毎月、当月分を徴収します。 翌月分を前もって徴収することはできません。 29 施設の位置地図について ○ ○ ○ 施設の位置地図については縮尺の指定はありますか。また、基点の指示はありますか。 施設の位置地図について、縮尺の指定はありません。また、基点も特にありませんので、施設の周辺の状況がわかる位置地図を提出してくだ さい。
30 施設の平面図や配置図について ○ ○ ○ 平面図や配置図は手書きで作成してもよいですか。 平面図や配置図は、面積等が施設の基準を満たすのかを審査する大 切な資料なので、手書きでは認められません。また、保育施設として建築 基準法等の法令に違反していないことの確認が必要なため、設計士等に 設計を依頼してください。 既存の建物を改修する場合でも同様です。 31 平面図における調理室（調理設備）について ○ ○ ○ 調理室内の調理器具の配置について、何をどのように配置するか決まってないのですが、平面図上 に調理器具を表記する必要はありますか。 調理器具についても、衛生的に調理できる設備が整っているか審査す る必要があるため、図面に表記してください。例えば調理員用の手洗い 場やシンク、冷蔵庫、冷凍庫、コンロ、調理台、食器保管庫等の配置を記 載してください。 32 施設設置予定地の変更について ○ ○ ○ 申請後に、施設設置予定地を変更することは可能ですか。また、認可された後に移転することはで きますか。 申請された場所について審査を行いますので、申請後は施設設置予定 地を変更することはできません。 また、事業開始後の移転については原則不可能です。ただし、利用者 の申込状況、周辺の保育所等の入所状況、移転にかかる費用の確保、 在園児への負担などを考慮し、移転をすることで現在より良い保育を行う ことが見込めるのであれば、市と協議のうえ、可能であると考えていま す。 33 近隣住民と地域の自治会等への説明について ○ ○ ○ 建設予定地の近隣住民と地域の自治会等への説明は、いつごろ説明すればよいですか。また、建設 への同意書等も必要ですか。 新たな保育施設を設置するにあたり、建設の直前で近隣住民からの反 対により工事を断念するという事例があり、全国的に問題となっておりま す。できれば応募前に事前に近隣住民へ説明していただくことが望まし いですが、遅くとも運営事業者の決定を受けた後すぐに説明を行うように してください。 なお、決定後、認可にかかる書類として同意書等を提出していただきま す。
34 施設写真および検査済証の写しについて ○ ○ ○ 現在、施設の設計段階のため、申込書類の「施設 写真」は提出できませんが、「建築予定地の写真」 の提出でよいでしょうか。 また、「検査済証の写し」も施設の建築完成後とな りますがよいでしょうか。 申込書類の「施設写真」については、現在、設計段階とのことですの で、施設完成後にご提出いただきます。申請時は、「建築予定地の写真」 をご提出ください。また、建設予定の「施設の位置地図」、「建物の配置 図」、「平面図」は申請時にご提出ください。 「検査済証の写し」についても、施設完成後となりますので、設計段階で ある申請時には必要ありませんが、選考後の認可の際には必要となりま す。 35 施設写真について ○ ○ ○ 今後、施設の改修を予定しており、現状では調理室、保育室等何もできていない状況ですが、「施設 写真」は改修後の提出でよろしいでしょうか。 施設の改修を予定している場合は、申請時においては、改修する前の 現況の「施設写真」を提出してください。 36 工程表について ○ ○ ○ 施設の改修または新築をする場合に提出する「工 程表」について、３月末完成に向けて設計を進めて いるのですが、申請締切日より遅れての提出では だめでしょうか。 既存施設の改修又は新築する場合に必要な「工程表」については、施 設が事業開始の１か月前（２月末日）までに完成することを確認する必要 がありますので、申請時にご提出ください。 37 履歴書について ○ ○ ○ 「理事長、代表取締役等経営者の履歴書」および「施設長就任予定者の履歴書」が必要とされていま 履歴書の提出について、経営者と施設長予定者が同一人物の場合、どちらか一方は写しでも可ですが、施設長就任予定者の履歴書について
38 保育課程について ○ ○ ○ 保育課程について、任意様式とありますが、どのような内容があればよいでしょうか。 認可施設として、どのような方針や理念に基づき保育を行うのかを記載 してください。 保育課程は、保育所保育指針に基づき、各保育所の保育の方針や目 標のもと、子どもの発達過程を踏まえ、保育のねらい及び内容が保育所 生活の全体を通して、総合的に展開されるよう、編成するものです。保育 課程の作成にあたっては、「保育所保育指針解説書」（平成２０年３月厚 生労働省雇用均等・児童家庭局保育課）第４章に記載されていますの で、ご参考にしてください。 39 複数の施設および事業を同時に運営することについて ○ ○ ○ １つの法人が、２つの施設および事業（例：保育所と事業所内保育事業）を運営することは可能です か。 １つの法人が、２つの施設および事業を運営することは可能ですが、保 有する設備や保育士数、資金など各々で基準を満たすとともに、施設の 事業会計を区分する必要があります。 例えば、社会福祉法人および学校法人以外が土地の貸与を受けて設 置する場合、資金については、施設整備に要する資金、運営費の概ね１ か月分以上に相当する額、１年間の賃借料に相当する額、その他１，００ ０万円以上を２施設分普通預金等に保有することが必要です。 40 複数の事業を申請する場合の書類について ○ ○ ○ 複数の事業を申請する場合、申込書類はコピーでもよいでしょうか。 申請書類については、各事業において正本１部（原本）と副本２部（写し でも可）が必要となります。そのため、複数の事業を申請する場合は、そ れぞれに原本の書類が必要です。 なお、同一の残高証明書で、複数申請をする場合には、各事業へ振り 分ける額の内訳を当該確認書の余白に記載してください。
41 風営法上の取り扱いについて ○ ○ ○ 質問番号No.17で風営法上の風俗営業店から半径 100メートル以内には保育所等が設置できないとさ れていますが、その距離の測り方は、保育所と店舗 の建物の距離を測るのでしょうか。敷地と敷地の距 離を測るのでしょうか。 建物間の距離ではなく、それぞれの駐車場や屋外遊戯場も含めた敷地 の最も近い位置の直線距離を計測します。 42 施設整備補助額について ○ ○ 募集要項に施設整備補助金を受る場合の補助上 限額が記載されていますが、その上限額以下で建 設した場合は、全額補助金でまかなうことができる ということでしょうか。 補助額については、補助対象経費の4分の3と、補助上限額を比較して 少ない方の額になります。 例１）補助の上限額6,000万円で、整備費が4,000万円の場合 補助対象経費 4,000万円×3/4=3,000万円 補助額は、補助上限額と比較して少ない方の3,000万円 施設負担は 4,000万円－補助額3,000万円＝1,000万円 例２）補助の上限額6,000万円で、整備費が1億円の場合 補助対象経費 1億円×3/4=7,500万円 補助額は、補助上限額と比較して少ない方の6,000万円 施設負担は 1億円－6,000万円＝4,000万円
43 施設整備補助の入札方法について ○ ○ 施設整備補に関する留意事項に、建設業者の選定 については、大分市の入札方法に準じて行うことと されていますが、具体的な方法はどのようなもので すか。 入札については、大分市の「社会福祉法人の契約事務について」に定 められた入札方法に準じていただきます。詳細については、参考資料を ご覧ください。 例えば ・入札参加業者が、大分市や大分県の土木工事及び建設工事の 入札参加資格者名簿に登録された業者であること。 ・建設工事の設計金額に応じて定められた入札指名業者数以上 に、入札業者を指名すること。 ・建設工事について設計金額に応じて定められた等級以上の等級 に格付けされた業者であること。 なお、設計業者についても、本来であれば入札が必要であるため、設 計監理業務を随意契約をする場合においても、大分市や大分県の建設 コンサルタント業務の入札参加資格名簿に登録された業者であることが 必要です。 【大分市の入札参加資格業者名簿の検索方法】 大分市ホームページのトップページ >> 仕事・事業者 >> 入札・契約・設 計プロポーザル >> 建設工事・建設コンサルタント等 >> 平成２９年度競 争入札参加有資格者一覧（建設工事）
44 施工業者の選定について ○ ○ ○ 建物を新築または既存建物を改築する場合、施工業者はどのように選定したらよいですか。 自己資金で建物を新築または改築する場合、施工業者は設置・運営者 で選定していただきます。市から業者の選定について意見を述べること などはありません。なお、施工業者には保育所としての設備基準を理解 するとともに、関係法令（児童福祉法、建築基準法、消防法等）に基づき 整備を行っていただく必要があります。 市からの補助事業で建物を新築または改築する場合は、大分市の入 札方法に準じて入札を行っていただきますが、入札参加者の指名は大分 市および大分県の建設工事の有資格者名簿の登録業者に限ります。 45 耐震工事について ○ ○ ○ 耐震工事を補助金でと考えていますが、工事は認可決定後の着工でも可能でしょうか。 耐震補強工事を市からの補助金で行うことはできません。既存の建物 を活用して整備を行う場合は、募集要項の「職員配置・設備基準の留意 事項」に記載のとおり、耐震上問題がない事が確認された建物であること が前提です。ただし、設置・運営事業者として選定された後に、自費で耐 震補強工事を行う場合は、耐震診断の結果と工事計画書を添付して個 別に相談してください。
