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オペアンプ(7/6用授業資料)

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Academic year: 2021

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(1)

オペアンプ

オペアンプは魔術の世界

魔法の言葉は「イマジナリーショート」

- + 理想の増幅器の集積回路: IC ( Integrated Circuits) 理想的すぎるため、 割り切ってしまえば分かりやすい 悩むと大変 超高速、パワー領域を除いてあらゆる分野で用いられる 暴れ馬みたいにそのままでは使えない たづな=負帰還が必要!

(2)

理想の増幅器って何?

vi R1//R2 hie hfe ib R3 vo R1//R2 hie hfe ib RC RL Ro RL 等価回路 Ro=RL の場合、 RL での電力が 最大になる しかし Ro が 0 で RL が 無限大なら問題ない よね?

(3)

オペアンプの等価回路

理想オペアンプ

0

0

0

out d in

Z

A

I

Z

(4)

オペアンプの元は差動増幅回路

実際のオペアンプの IC にはもっと複雑 な回路が入っている

(5)

差動利得は無限大だが、

±Vcc

以上の出力レベルは出ない

Ad=Vo/Vd

は理想的には無限大

(6)

オフセット調整

オペアンプは増幅度が余りにも大きいため、 2 つの入力の電位差を 0 にしても 出力が生じてしまう。これをオフセット電圧と呼ぶ。実際のオペアンプにはこの 調節機能がある

(7)

同相利得とは?

Ac=Vo/Vc

理想的には 0

同相除去比( CMRR : Common Mode

Reduction Ratio) = Ad/Ac =

理想は無限大

(8)

反転増幅回路

V1-Vi =IRi

Vi-Vo=IRf

Vo= -AdVi

(9)

反転増幅回路

V1-Vi =IRi

Vi-Vo=IRf

Vo= -AdVi

 

上の式から I を消去  Vo について解くと

Vo=

 

- V1+(1+)Vi

ここで Vi= -

Vo=

 

- V1 (1+)

 

Ad

が(

1+

Rf/Ri)Vo

より大きければ

Vo=

 

- V1

(10)

驚異のイマジナリーショート(バーチャル)

ショート

��=− ��

��

� 1

Vo が Rf と Ri の比で決まる→ a 点のレベルが 0 に固定されている Vo が現実的な値の場合、 Vi は限りなく 0 に近い →   a 点はほとんど GND と等しい しかしオペアンプの 2 つの入力間の インピーダンスは無限大  電流は流れないのにショートしている→イマジナリーショート 負帰還増幅器の入力インピーダンスは Ri となる この式は皆、丸暗記するが実は とてつもなく変なことが起きている。。。

(11)

出力側の謎?

Rf を流れる I はどこに行くのだろう→オペアンプの中

Zout は 0 なので、オペアンプの出力は電圧源と考えて良い。したがって電流は 必要に応じていくらでも?取り出せるし電圧降下はしない

(12)

ではなぜ負帰還を掛けるのか?

安定した増幅を行うため

負帰還を掛けないオペアンプは 100dB=10

5

の利

得がある→開放利得と呼ぶ

この状態は不安定

• 歪、雑音による影響が大きい。発振の危険もある。

周波数特性を一定にする

• 開放利得は、周波数 ×10 で、 20dB 低下する。 (20db/ dec と呼ぶ) • 負帰還を掛けることで、一定の範囲で一定の利得にな る。

(13)

ボード線図

100dB 20dB 周波数 (Hz) 1MHz 0dB 10Hz100Hz 1kHz10kHz 100kHz 20dB/dec 開放利得 負帰還を掛けた利得

(14)

演習 11 .1

V1=1V のとき 1. a 点の電位を求めよ 2. I1 の値を求めよ 3. Vo の値を求めよ 4. 差動利得は何倍か 2KΩ 1KΩ I1

(15)

非反転増幅回路

=

)V1

(16)

非反転増幅回路

入力インピーダンスは

i f o

R

R

V

V

 1

1

(17)

差分増幅回路

) ( ' ' ' ) ( ' 1 1 1 1 2 2 2 2 1 1 1 1 2 1 2 2 2 2 2 1 1 1 1 0 1 1 1 1 1 0 1 1 f f f f f o f f f f f R R V R R R V R R R R V V V R R V R V R R V R V R V R R V V R V               

(18)

差分増幅回路

Vo= (

R1=R2=Ri, Rf1=Rf2=Rf ならば

Vo= (

(19)

ここまでのポイント

��=− ��

��

� 1

)V1

負帰還が掛かっていればイマジナリーショート

によりオペアンプの 2 つの入力の電圧は同じになる

反転増幅回路の増幅率

非反転増幅回路の増幅率

(20)

加算回路

イマジナリーショートなので I=I1+I2 になる

)

(

2 2 1 1

V

R

R

V

R

R

V

o

f

f

(21)

減算回路

) ( ' ' ' ) ( ' 1 1 1 1 2 2 2 2 1 1 1 1 2 1 2 2 2 2 2 1 1 1 1 0 1 1 1 1 1 0 1 1 f f f f f o f f f f f R R V R R R V R R R R V V V R R V R V R R V R V R V R R V V R V               

(22)

減算回路

Vo= (

R1=R2=Ri, Rf1=Rf2=Rf ならば

Vo= (

(23)

演習 11.2

1 KΩ

1KΩ

500Ω

(24)

積分回路

Vo=−

1

���

� 1�� −�����

Vinit は V1 に印加しはじめた際のコンデンサの 初期電圧とする

(25)

積分回路

t=0 Vinit=0 で V1=E とする V1 t=0 Vo 電源値まで充電

(26)

積分回路の式

Vo=−

1

���

� 1��

Vinit=0 とすると Q=CVc Vc=Q/C Q=

Vc=

1

Idt

Vc=

1

���

� 1dt

I=V1/Ri

(27)

正負に振った入力波形

出力は CR の値や初期値によりけり

(28)

微分回路

(29)

微分回路の式

Q=CV

I=C

(30)

ボルテージフォロア

Vo=V1

となる

何の意味があるか?

入力インピーダンスが大きいので初段に適して

いる

(31)

コンパレータ

- + V1 V2 出力: V2 - V1>0  マイナス方向に振り切る V2 - V1<0  プラス方向に振り切る 帰還を掛けないオペアンプはコンパレータとして使える しかし、感度が良すぎるので、帰還を掛けて引き算器同様に したり、内部構造をコンパレータ専用の IC として使われている。

(32)

A/D

コンバータ フラッシュ型

- + - + - + - + VRE :基準電圧 Vin :入力電圧 エンコーダ (デジタル回 路) どこかの出 力で 0 が 1 になる

(33)

A/D

コンバータの動作

- + - + - + - + VRE=10V Vin : 5V エンコーダ (デジタル回 路) 6V 4V 2V 0 0 1 1 1 0 8 V 0

(34)

D/A

コンバータ 抵抗ラダー型

an-1 an-2 a1 a0 … 2R 2R 2R 2R R R R R ボルテージ フォロア D/A 変換器の本体にはオペアンプは使わないが 生成されたアナログ出力を強化、整形する目的で 利用する

(35)

A/D

、 D/A コンバータは奥が深

A/D

コンバータ

フラッシュ型(今回紹介したもの)

パイプライン型

逐次比較型など

D/A

コンバータ

パルス幅変調型

デルタシグマ型

抵抗ストリング型

抵抗ラダー型

抵抗アレイ型(今回紹介したもの)など

(36)

他の応用回路

C

と R を直並列に付けることでローパス

フィルタ、ハイパスフィルター回路

発振回路

対数増幅回路

定電流回路

(37)

オペアンプが苦手なところ

高周波数帯

通常数 MHz から数十 MH z程度の帯域で使

われる

それを上回る場合はトランジスタや FET を直

接用いた回路を使う

高周波用の特殊なオペアンプも使われている

パワー用途

パワー用のオペアンプは存在するが、メリッ

トが少ない

(38)

今日のポイント

オペアンプを使ってアナログ的な演算が可能です。

積分回路

Vo=−

1

���

� 1�� −�����

加算回路

微分回路 Vo= - CR f

)

(

2 2 1 1

V

R

R

V

R

R

V

o

f

f

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