1 章 概要
2 章 クライアント設定 3 章 リモート管理 4 章 周辺機器の利用 5 章 ソフトウェア情報 6 章 注意/制限事項 7 章 運用・保守 8 章 付録
US120f ユーザーズガイド Ver.8.55-QAKD
Express5800 シリーズ
目次
目次 ... 2
本製品のドキュメント ... 5
商標 ... 6
本書で使う表記 ... 7
本文中の記号 ... 7
オペレーティングシステムの表記 ... 7
本書についての注意、補足 ... 8
必要な情報を見つけるには ... 8
付属品の確認 ... 8
第三者への譲渡について ... 8
消耗品・本製品の廃棄について ... 9
US120fが準拠する規制 ... 9
準拠する規制 ... 9
無線LANの使用および要件 ... 9
ACアダプター ... 9
使用上のご注意(必ずお読みください) ... 10
安全にかかわる表示について ... 10
本書と警告ラベルで使用する記号とその内容 ... 11
安全上のご注意 ... 12
全般的な注意事項 ... 12
電源・電源コードに関する注意事項 ... 13
設置・本機の移動・保管・接続に関する注意事項 ... 14
運用中の注意事項 ... 15
無線機能仕様に関する注意事項(オプション:N8120-118をご使用の場合) ... 15
お手入れ・取り扱いに関する注意事項 ... 16
取り扱い上のご注意 ... 16
各部の名称と機能 ... 19
装置前面 ... 19
装置背面 ... 19
DVI-Iコネクタ ... 19
前面USB2.0コネクタ ... 19
背面USB2.0コネクタ ... 20
LANコネクタ ... 20
電源コネクタ ... 20
装置上面 ... 20
設置と接続 ... 21
設置について ... 21
卓上設置する場合 ... 21
LCD背面に取り付け設置する場合 ... 22
接続について ... 25
1章 概要 ... 27
1 はじめに ... 28
2 クライアントモード ... 29
3 電源の投入 ... 30
4 日付と時刻の設定 ... 31
5 デスクトップまたはアプリケーションへのアクセス ... 33
5.1 Microsoft Remote Desktopサービスへのアクセス ... 34
5.2 Citrixサービスへのアクセス ... 35
5.3 VMware ViewまたはHorizon Viewサービスへのアクセス ... 38
6 シャットダウン ... 41
2章 クライアント設定 ... 42
1 ローカルデスクトップ ... 43
2.1.4 アプライアンスモード ... 55
2.1.5 オートセットアップ ... 58
2.1.6 クイック接続 ... 59
2.1.7 ターミナル... 62
2.1.8 エラーレポート ... 63
2.1.9 証明書マネージャー ... 66
2.1.10 詳細 ... 69
2.1.11 システム情報 ... 71
2.2 ネットワーク ... 72
2.2.1 イーサネット ... 73
2.2.2 VPN ... 77
2.2.3 Hosts ... 82
2.2.4 ホスト名 ... 86
2.2.5 ワイヤレス... 87
2.2.6 プロキシ ... 93
2.3 デバイス ... 94
2.3.1 USBストレージ ... 95
2.3.2 オーディオ... 97
2.3.3 プリンター... 98
2.4 ユーザーインターフェース ... 102
2.4.1 ディスプレイ ... 103
2.4.2 デスクトップ ... 104
2.4.3 キーボード... 106
2.4.4 マウス ... 108
2.4.5 スクリーンセーバー ... 109
2.5 アプリケーション ... 110
2.5.1 Remote Desktop ... 111
2.5.2 Citrix ICA ... 129
2.5.3 VMware View... 163
2.5.4 SSH ... 172
3 NECシンクライアントメニュー ... 175
3.1 ノーマルモード ... 176
3.2 セーフモード ... 176
3.3 リセットモード ... 176
3.4 ファームウェアアップデート ... 177
3.5 再起動 ... 181
3.6 シャットダウン ... 181
3.7 パスワード設定 ... 181
3.8 Atrust Device Managerの登録解除 ... 182
3章 リモート管理 ... 183
1 技術概要 ... 184
2 オートセットアップ ... 185
2.1 オートセットアップ環境の構築 ... 185
2.1.1 INIファイルサーバーの構築... 185
2.1.2 INIファイルの種類と配置 ... 201
2.1.3 INIファイルサーバーのロケーションをクライアントに設定する方法 ... 202
2.2 Atrust Auto Setup Creator ... 208
2.2.1 INIファイルの生成と保存 ... 208
2.2.2 ユーザー権限の設定 ... 210
2.2.3 管理者モードの有効化/無効化 ... 212
2.2.4 オートセットアップモードのロックダウン... 213
2.2.5 再起動後の設定の保持または破棄 ... 214
2.2.6 ユーザー認証とシングルサインオン ... 215
2.2.7 カスタム壁紙の使用 ... 217
1.2 Citrix ICAセッションでUSBストレージデバイスを利用する ... 224
1.2.1 クライアントドライブリダイレクト ... 224
1.2.2 クライアントUSBデバイスリダイレクト ... 224
1.3 VMware Horizon ViewセッションでUSBストレージデバイスを利用する ... 225
1.4 WPD(Windows Portable Devices)の利用について ... 225
2 オーディオデバイス ... 226
2.1 Remote Desktopセッションでオーディオデバイスを利用する ... 226
2.2 Citrix ICAセッションでオーディオデバイスを利用する ... 227
2.3 VMware Horizon Viewセッションでオーディオデバイスを利用する ... 227
3 USBプリンター ... 228
3.1 Remote DesktopセッションでUSBプリンターデバイスを利用する ... 228
3.2 Citrix ICAセッションでUSBプリンターデバイスを利用する ... 228
3.2.1 クライアントプリンターリダイレクト ... 229
3.2.2 クライアントUSBデバイスリダイレクト ... 229
3.3 VMware Horizon ViewセッションでUSBプリンターデバイスを利用する ... 229
4 スマートカード ... 230
5 その他のUSBデバイス ... 231
5.1 Webカメラ ... 231
5.2 スキャナーデバイス ... 231
5.3 ヒューマンインターフェースデバイス ... 232
6 USBリダイレクションルール ... 233
5章 ソフトウェア情報 ... 234
1 ファームウェアバージョン ... 235
2 ソフトウェアバージョン ... 236
3 ローカルコーデック ... 237
4 Atrust Device Manager要件 ... 238
5 Atrust Auto Setup Creator要件 ... 239
6章 注意/制限事項 ... 240
1 全般的な注意/制限事項 ... 241
2 Microsoft Remote Desktopの注意/制限事項 ... 243
3 Citrix ICAの注意/制限事項 ... 245
4 VMware ViewまたはHorizon Viewの注意/制限事項 ... 248
7章 運用・保守 ... 249
1 クリーニング ... 250
1.1 キーボードのクリーニング ... 250
2 トラブルシューティング ... 251
2.1 仮想マシンへ接続時のトラブル ... 251
2.2 キーボードのトラブル ... 251
2.3 画面表示のトラブル ... 251
2.4 その他のトラブル ... 252
3 移動と保管 ... 253
4 ユーザーサポート ... 254
4.1 保証について ... 254
4.2 修理に出す前に ... 254
4.3 修理に出す時は ... 255
4.4 補修用部品について ... 255
4.5 保守サービスについて ... 255
4.6 情報サービスについて ... 256
8章 付録 ... 257
付録 A 仕様 ... 258
付録 B 保守サービス会社一覧 ... 259
本製品のドキュメント
本製品のドキュメントは、次のように、冊子として添付されているもの( )と、Web上で電子マニュアル( ) として開示されているものがあります。
スタートアップガイド 本製品の開梱から運用までを順を追って説明しています。はじめにこ のガイドをお読みください。
ユーザーズガイド
使用上のご注意 本製品を安全に使うための情報について説明しています。ご使用になる 前に、必ずお読みください。
1章 概要 本製品を使用する際の基本的な設定に役立つ情報を記載しています。
2章 クライアント設定 本製品の機能を説明し、管理者およびユーザー向けに本製品の設定手順 を記述しています。
3章 リモート管理 本製品をリモート管理し、機能を最大限引き出すためのサーバー環境に ついて説明しています。
4章 周辺機器の利用 本製品で周辺機器を利用する方法について説明しています。
5章 ソフトウェア情報 本製品のソフトウェア情報について説明しています。
6章 注意/制限事項 本製品を利用する上での注意/制限事項について説明しています。
7章 運用・保守 本製品の運用などにおいて、点検、保守、またはトラブルが起きたとき の対処について説明しています。
8章 付録
商標
Microsoft、Active Directory、RemoteFX、Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその 他の国における登録商標または商標です。
Adobe、Adobeロゴ、Acrobatは、Adobe Systems Co., Ltd.(アドビ システムズ 株式会社)の商標です。
CitrixおよびCitrixの製品名は、Citrix Systems, Inc.の米国およびその他の国に商標または登録商標です。
VMwareおよびVMwareの製品名は、VMware, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Freescale、i.MXは、NXP Semiconductors.のオランダおよびその他の国における商標または登録商標です。
LinuxはLinus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
AtrustはAtrust Computer Corp.の登録商標です。
その他の製品名は、すべてそれぞれの会社の商標または登録商標です。
本ドキュメントでは、®とTMの表記を省略しています。
本製品には、一部、オープンソースソフトウェアが含まれています。当該ソフトウェアのライセンス条件の詳細につ きましては、以下に格納されているファイルを参照してください。
<US120f本体>/licenses/liense_all.txt
本書で使う表記
本文中の記号
本書では安全にかかわる注意記号のほかに3種類の記号を使用しています。これらの記号は、次のような意味 があります。
ハードウェアの取り扱い、ソフトウェアの操作などにおいて、守らなければならないことにつ いて示しています。記載の手順に従わないときは、ハードウェアの故障、データの損失など、
重大な不具合が起きるおそれがあります。
ハードウェアの取り扱い、ソフトウェアの操作などにおいて、確認しておかなければならない ことについて示しています。
知っておくと役に立つ情報、便利なことについて示しています。
オペレーティングシステムの表記
本書では、Windowsオペレーティングシステムを次のように表記します。
本書の表記 Windows OSの名称
Windows 10 Windows 10 Enterprise 64-bit(x64) Edition
Windows 10 Enterprise 32-bit(x86) Edition
Windows 8.1 Windows 8.1 Enterprise 64-bit(x64) Edition
Windows 8.1 Enterprise 32-bit(x86) Edition Windows Server 2019 Windows Server 2019 DataCenter Edition
Windows Server 2019 Standard Edition Windows Server 2016 Windows Server 2016 DataCenter Edition
Windows Server 2016 Standard Edition Windows Server 2012 R2 Windows Server 2012 R2 DataCenter Edition
Windows Server 2012 R2 Standard Edition
重 要
ヒント
本書についての注意、補足
1. 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁じられています。
2. 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
3. 弊社の許可なく複製・改変などを行うことはできません。
4. 本書は内容について万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなどお気づき のことがありましたら、お買い求めの販売店にご連絡ください。
5. 運用した結果の影響については、4項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください。
6. 本書の説明で用いられているサンプル値は、すべて架空のものです。
本書は、必要なときにすぐに参照できるよう、お手元に保管してください。
本書は作成日時点の情報をもとに作られており、画面イメージ、メッセージ、または手順などが実際のものと 異なるときがあります。変更されているときは適宜読み替えてください。
また、ユーザーズガイドをはじめとするドキュメントは、以下のWebサイトから最新版をダウンロードできま す。
https://www.nec.co.jp/
必要な情報を見つけるには
PDF文書を開いた状態で、[検索]ウィンドウまたは[Find]ツールバーのいずれかを使用して、単語、語句、また は単語の一部を検索できます。これらの機能の使用については、ご使用のPDFリーダーのヘルプを参照してく ださい。
付属品の確認
梱包箱の中には、US120f本体以外にいろいろな付属品が入っています。添付のスタートアップガイドを参照し てすべてがそろっていることを確認し、それぞれ点検してください。万一足りないものや損傷しているものが ある場合は、お買い求めの販売店に連絡してください。
第三者への譲渡について
消耗品・本製品の廃棄について
本製品および電池の廃棄については各自治体の廃棄ルールに従ってください。詳しくは、各自治体へお問い合 わせください。なお、本製品に添付の電源コードについても他の装置への転用を防ぐため、本体と一緒に廃棄 してください。
US120f が準拠する規制
準拠する規制
無線 LAN の使用および要件
オプションの無線LANアダプタ(N8120-118)は、5GHz、2.4GHz帯域で動作します(802.11a/b/g/n/ac WLAN)。
一般的な目安として、本製品の近くで他の無線LANデバイスを使用する場合、無線LANデバイスと本製品の 距離は 20cm 程度が一般的です(先端部含まず)。無線 LAN デバイスが起動し送受信中の場合は、本製品から 20cm以上離して使用してください。
状況によっては、無線LANデバイスに関する制限事項が求められる場合があります。一般的な制限事項の例と しては、以下のようなものがあります。
● 無線LANデバイスを使用した場合の処罰が不明な環境では、無線LANデバイスを使用または電源を入れ る前に適切な機関に許可を求めてください。
● 無線LANデバイスの使用に関する制限は、国によって異なります。お使いのシステムには無線LANデバ イスが装備されていますので、本システムを携帯して国境を越える移動を行う場合は、移動または旅行の 前に、行先となる国における無線LANデバイスの使用に関する制限事項を現地の無線承認機関にご確認 ください。
● 無線LANデバイスをユーザーが修理することはできません。無線LANデバイスはいかなる場合でも改造 しないでください。無線LANデバイスを改造すると、使用許可は無効になります。修理が必要な場合 は、お買い求めの販売店または保守サービス会社にお問い合わせください。
AC アダプター
本製品に添付されているACアダプターを使用してください。
使用上のご注意(必ずお読みください)
本製品を安全に正しくご使用になるために必要な情報が記載されています。また、本文中の名称については本 書の「各部の名称と機能」の項をご参照ください。
安全にかかわる表示について
本製品を安全にお使いいただくために、このユーザーズガイドの指示に従って操作してください。
本製品のどこが危険でどのような危険に遭うおそれがあるか、どうすれば危険を避けられるかなどについて説 明しています。
ユーザーズガイドでは、危険の程度を表す言葉として、「警告」と「注意」という用語を使用しています。そ れぞれの用語は次のような意味を持つものとして定義されています。
人が死亡する、または重傷を負うおそれがあることを示します。
火傷やけがなどを負うおそれや物的損害を負うおそれがあることを示します。
危険に対する注意・表示は次の3種類の記号を使って表しています。それぞれの記号は次のような意味を持つ ものとして定義されています。
注意の喚起 この記号は危険が発生するおそれがあることを表 します。記号の中の絵表示は危険の内容を図案化し たものです。
行為の禁止 この記号は行為の禁止を表します。記号の中や近く の絵表示は、してはならない行為の内容を図案化し たものです。
行為の強制 この記号は行為の強制を表します。記号の中の絵表 示は、しなければならない行為の内容を図案化した ものです。危険を避けるためにはこの行為が必要で す。
(感電注意) (例)
(分解禁止) (例)
(例)
(電源プラグを抜け)
(ユーザーズガイドでの表示例)
本書と警告ラベルで使用する記号とその内容
注意の喚起
感電のおそれのあることを示します。 発煙または発火のおそれがあることを示し ます。
爆発や破裂による傷害を負うおそれがある
ことを示します。 けがをするおそれがあることを示します。
特定しない一般的な注意・警告を示します。 高温による傷害を負うおそれがあることを 示します。
行為の禁止
本製品を分解・修理・改造しないでくださ い。感電や火災のおそれがあります。
水や液体がかかる場所で使用しないでくだ さい。水にぬらすと感電や発火のおそれが あります。
指定された場所には触らないでください。
感電や火傷などの傷害のおそれがありま す。
火気に近づけないでください。発火するお それがあります。
ぬれた手で触らないでください。感電する
おそれがあります。 特定しない一般的な禁止を示します。
行為の強制
電源プラグをコンセントから抜いてくださ い。火災や感電のおそれがあります。
特定しない一般的な使用者の行為を指示し ます。説明に従った操作をしてください。
必ず接地してください。感電や火災のおそ 指定以外のコンセントに差し込まない
指定された電圧で、アース付きのコンセントをお使いください。指定以外で 使うと火災や漏電の原因となります。
注意を促す記号 危険に対する
注意の内容 危険の程度を表す用語
安全上のご注意
本製品を安全にお使いいただくために、ここで説明する注意事項をよく読んでご理解し、安全にご活用くださ い。記号については、本書の「安全にかかわる表示について」の説明を参照してください。
全般的な注意事項
人命に関わる業務や高度な信頼性を必要とする業務には使用しない
本製品は、医療機器・原子力設備や機器、航空宇宙機器・輸送設備や機器など、人命に関わる 設備や機器および高度な信頼性を必要とする設備や機器などへの組み込みやこれらの機器の 制御などを目的とした使用は意図されておりません。これら設備や機器、制御システムなどに 本製品を使用した結果、人身事故、財産損害などが生じても弊社はいかなる責任も負いかねま す。
煙や異臭、異音がしたまま使用しない
万一、煙、異臭、異音などが生じたときは、ただちに電源をOFFにして電源プラグをコンセ ントから抜いてください。その後、お買い求めの販売店または保守サービス会社にご連絡くだ さい。そのまま使用すると火災の原因となります。
針金や金属片を差し込まない
通気孔や光ディスクドライブのすきまから金属片や針金などの異物を差し込まないでくださ い。感電の危険があります。
日本国外で使用しない
本製品は、日本国内用として製造・販売しています。日本国外では使用できません。本製品を 日本国外で使用すると火災や感電の原因となります。
本製品内に水や異物を入れない
本製品内に水などの液体、ピンやクリップなどの異物を入れないでください。火災や感電、故 障の原因となります。もし入ってしまったときは、ただちに電源をOFFにして、電源プラグ をコンセントから抜いてください。分解しないでお買い求めの販売店または保守サービス会 社にご連絡ください。
電源・電源コードに関する注意事項
ぬれた手で電源プラグを持たない
ぬれた手で電源プラグの抜き差しをしないでください。感電するおそれがあります。
アース線をガス管につながない
アース線は絶対にガス管につながないでください。ガス爆発の原因になります。
電源コードを接続したままアース線の取り付けや取り外しをしない
アース線の取り付け/取り外しは電源プラグをコンセントから抜いて行ってください。たとえ 電源をOFFにしても電源プラグを接続したままアース線に触ると感電したり、ショートによ る火災を起こしたりすることがあります。
指定以外のコンセントに差し込まない
指定された電圧でアース付のコンセントをお使いください。指定以外で使うと火災や漏電の 原因となります。また、延長コードが必要となるような場所には設置しないでください。本製 品の電源仕様に合っていないコードに接続すると、コードが過熱して火災の原因となります。
クラス0Ⅰのアース線付き電源コードセットを使用するときは、接地接続は必ず、電源プラグ を電源につなぐ前に行ってください。接地接続を外すときは、必ず電源プラグを電源から切り 離してから行ってください。
たこ足配線にしない
コンセントに定格以上の電流が流れることによって、過熱して火災の原因となるおそれがあ ります。
電源コードを持って引き抜かない
ケーブルを抜くときはコネクタ部分を持ってまっすぐに引き抜いてください。ケーブル部分 を持って引っ張ったりコネクタ部分に無理な力を加えたりするとケーブル部分が破損し、火 災や感電の原因となります。
電源プラグを中途半端に差し込まない
電源プラグは根元までしっかりと差し込んでください。中途半端に差し込むと接触不良のた め発熱し、火災の原因となることがあります。また差し込み部にほこりがたまり、水滴などが 付くと発熱し、火災の原因となるおそれがあります。
指定以外の電源コードを使わない
本製品に添付されている電源コード以外のコードを使わないでください。電源コードに定格 以上の電流が流れると、火災の原因となるおそれがあります。
また、電源コードの破損による感電や火災を防止するために次の注意をお守りください。
• コード部分を引っ張らない。
• 電源コードを折り曲げない。
• 電源コードをねじらない。
• 電源コードを踏まない。
• 電源コードをはさまない。
• 電源コードをステープラなどで固定しな い。
• 電源コードを束ねたまま使わない。
• 電源コードに薬品類をかけない。
• 電源コードの上にものを載せない。
• 電源コードを改造・加工・修復しない。
• 損傷した電源コードを使わない。(損傷した
電源コードはすぐ同じ規格の電源コードと 取り替えてください。交換に関しては、お 買い求めの販売店または保守サービス会社 にご連絡ください。)
添付の電源コードを他の製品や用途に使用しない
添付の電源コードは本製品に接続し、使用することを目的として設計され、その安全性が確認 されているものです。決して他の製品や用途に使用しないでください。火災や感電の原因とな るおそれがあります。
設置・本機の移動・保管・接続に関する注意事項
指定以外の場所に設置・保管しない
本製品を次に示すような場所や本書で指定している場所以外に置かないでください。火災の 原因となるおそれがあります。
• ほこりの多い場所。
• 給湯器のそばなど湿気の多い場所。
• 直射日光が当たる場所。
• 不安定な場所。
腐食性ガスの存在する環境で使用または保管しない
腐食性ガス(二酸化硫黄、硫化水素、二酸化窒素、塩素、アンモニア、オゾンなど)の存在する 環境に設置し、使用しないでください。また、ほこりや空気中に腐食を促進する成分(塩化ナ トリウムや硫黄など)や導電性の金属などが含まれている環境へも設置しないでください。本 機内部のプリント板が腐食し、故障および発煙・発火の原因となるおそれがあります。もしご 使用の環境で上記の疑いがあるときは、お買い求めの販売店または保守サービス会社にご相 談ください。
運用中の注意事項
雷がなったら触らない
雷が鳴りだしたら、ケーブル類も含めて本製品には触れないでください。また、機器の接続や 取り外しも行わないでください。落雷による感電のおそれがあります。
ペットを近づけない
本製品にペットなどの生き物を近づけないでください。排泄物や体毛が本製品内部に入って 火災や感電の原因となります。
通気開口部をふさがない
内部に熱がこもり、発煙、発火の原因となるおそれがあります。
ヘッドフォンを耳にあてたまま接続しない
ヘッドフォンを耳にあてたままヘッドフォン端子に接続しないでください。耳を痛めるおそ れがあります。また、接続前にボリュームが大きくなっていないことを確認してください。
通気開口部に注意する
通気開口部とその周辺は、室温よりも高い温度となっております。長時間触れていると、低温 やけどのおそれがありますので、肌の弱い方などは特にご注意ください。
無線機能仕様に関する注意事項(オプション:N8120-118 をご使用の場合)
埋め込み型心臓ペースメーカー装着部から30cm以上離して使用する
埋め込み型心臓ペースメーカーを装着されている方は、本製品を心臓ペースメーカー装着部 から30cm以上離して使用してください。電波により影響を受けるおそれがあります。
医療機関など本製品の使用を禁止した区域では本製品の電源または無線機能をOFFにする 医療機関などで本製品の使用を禁止した区域では、本製品の電源をOFFにするか、無線LANな どの無線機能をOFFにしてください。また、医療機関などで本製品の使用を認めた区域でも、
近くで医療機器が使用されている場合には、本製品の電源をOFFにするか、無線LANなどの無 線機能をOFFにしてください。医療機器に影響を与え、事故の原因になることがあります。詳 しい内容については、各医療機関にお問い合わせください。
他の機器に電波障害を引き起こした場合は本製品の無線機能をOFFにする
本製品の無線機能を使用中に、他の機器に電波障害を引き起こした場合は、速やかに無線機能 をOFFにするか、本製品の使用を中止してください。機器に影響を与え、誤動作による事故の 原因になるおそれがあります。
お手入れ・取り扱いに関する注意事項
自分で分解・修理・改造はしない
絶対に分解したり、修理・改造を行ったりしないでください。本製品が正常に動作しなくなる ばかりでなく、感電や火災の危険があります。
電源プラグを差し込んだまま取り扱わない
お手入れや装置に接続されているケーブルの取り付け/取り外しは、本製品の電源をOFFにし て、電源プラグをコンセントから抜いて行ってください。たとえ電源をOFFにしても、電源コ ードを接続したまま本製品内の部品に触ると感電するおそれがあります。
また、電源プラグはときどき抜いて、乾いた布でほこりやゴミをよくふき取ってください。ほ こりがたまったままで、水滴などが付くと発熱し、火災の原因となるおそれがあります。
取り扱い上のご注意
本製品を正しく動作させるため、次の注意事項をお守りください。これらの注意を無視した取り扱いをすると 誤動作や故障の原因になります。
● 本製品の電源を一度OFFにした後、再びONにするときは10秒以上経過してからにしてください。無 停電電源装置(UPS)に接続している場合も10秒以上経過してからONになるようにスケジューリングの 設定をしてください。
● 本製品を移動する前に電源をOFFにして、電源プラグをコンセントから抜いてください。
● 定期的に本製品を清掃してください。定期的な清掃はさまざまな故障を未然に防ぐ効果があります。
● 落雷等が原因で瞬間的に電圧が低下することがあります。この対策として無停電電源装置等を使用するこ とをお勧めします。
● 本製品を正しく動作させるためにも室温を保てる場所に保管することをお勧めします。装置を保管する場 合は、保管環境条件(温度:-10℃~55℃、湿度:10%~95%)を守って保管してください(ただし、結露し ないこと)。
● 本製品のそばでは携帯電話やPHS、ポケットベルの電源をOFFにしておいてください。電波による誤動 作の原因となります。
● インターフェースケーブルの取り扱いや接続について次の注意をお守りください。
‒ 破損したケーブルコネクタを使用しない。
‒ ケーブルを踏まない。
‒ ケーブルの上にものを載せない。
‒ ケーブルの接続がゆるんだまま使用しない。
‒ 破損したケーブルを使用しない。
● 本製品は、寒い場所から暖かい場所に急に持ち込むと結露が発生し、そのまま使用すると誤作動や故障の
● オプションは本体に取り付けられるものであること、また接続できるものであることを確認してくださ い。たとえ本体に取り付けや接続ができても正常に動作しないばかりか、本体が故障することがありま す。
● オプションは弊社の純正品をお使いになることをお勧めします。他社製の製品が原因となって起きた故障 や破損については保証期間中でも有償修理となります。
• 保守サービスについて
• 本製品の保守に関して専門的な知識を持つ保守員による定期的な診断・保守サ ービスを用意しています。
• 本製品をいつまでもよい状態でお使いになるためにも、保守サービス会社と定 期保守サービスを契約されることをお勧めします。
ヒント
コンピューター機器を長時間連続して使用すると、身体の各部に異常が起こることがあります。コンピ ューターを使用するときは、主に次の点に注意して身体に負担がかからないよう心掛けましょう。
よい作業姿勢で
コンピューターを使用するときの基本的な姿勢は、背筋を伸 ばして椅子にすわり、キーボードを両手と床がほぼ平行にな るような高さに置き、視線が目の高さよりもやや下向きに画 面に注がれているという姿勢です。『よい作業姿勢』とはこ の基本的な姿勢をとったとき、身体のどの部分にも余分な力 が入っていない、つまり緊張している筋肉がもっとも少ない 姿勢のことです。
『悪い作業姿勢』、たとえば背中を丸めたかっこうやディス プレイの画面に顔を近づけたままの状態で作業を行うと、疲 労の原因や視力低下の原因となることがあります。
ディスプレイの角度を調節する
ディスプレイの多くは上下、左右の角度調節ができるように なっています。まぶしい光が画面に映り込むのを防いだり、
表示内容を見やすくしたりするためにディスプレイの角度 を調節することは、たいへん重要です。角度調節をせずに見 づらい角度のまま作業を行うと『よい作業姿勢』を保てなく なりすぐに疲労してしまいます。ご使用の前にディスプレイ を見やすいよう角度を調整してください。
画面の明るさ・コントラストを調節する
ディスプレイは明るさ(ブライトネス)・コントラストを調節 できる機能を持っています。年齢や個人差、まわりの明るさ などによって、画面の最適なブライトネス・コントラストは 異なりますので、状況に応じて画面を見やすいように調節し てください。画面が明るすぎたり、暗すぎたりすると目に悪 影響をもたらします。
キーボードの角度を調節する
オプションのキーボードには、角度を変えることができるよ う設計されているものもあります。入力しやすいようにキー ボードの角度を変えることは、肩や腕、指への負担を軽減す るのにたいへん有効です。
機器の清掃をする
機器をきれいに保つことは、美観の面からだけでなく、機能や安全上の観点からも大切です。特にディ スプレイの画面は、ほこりなどで汚れると、表示内容が見にくくなりますので定期的に清掃する必要が あります。
疲れたら休む
疲れを感じたら手を休め、軽い体操をするなど、気分転換を はかることをお勧めします。
健康を損なわないためのアドバイス
各部の名称と機能
US120fの各部の名称とその機能について説明します。
装置前面
(1) ステータスランプ(青:オン 橙:サスペンド)
(2) 電源ボタン
(3) マイクコネクタ
(4) ヘッドフォンコネクタ
(5) USB2.0 コネクタ
装置背面
(1) 電源コネクタ
(2) USB2.0コネクタ(キーボード専用/マウス専用)
(3) LANコネクタ
(4) DVI-Iコネクタ
DVI-I コネクタ
DVI-IコネクタはDVI規格に対応したディスプレイを繋ぐ事ができます。
また、付属のDVI-VGA変換アダプターを使用することでアナログディスプレイを繋ぐ事ができます。
DVI-VGA変換アダプターは別装置には接続しないでください。
前面 USB2.0 コネクタ
2つのUSB2.0コネクタはUSB2.0規格に対応した周辺機器(例えば、キーボード、マウス、HDD)をUS120fに
重 要
(2)
(1) (3) (4) (5)
(1) (2) (3) (4)
背面 USB2.0 コネクタ
装置背面のUSB2.0コネクタはキーボードとマウスをUS120fに繋ぐことができます。
背面USBコネクタに接続した機器からのWakeはできません。
キーボードとマウス以外のUSB対応機器は接続できません。
LAN コネクタ
ネットワークケーブルを使用してLANにつなぐことができます。
電源コネクタ
US120fに同梱されたACアダプターを使用してください。
US120fと同梱されたACアダプターと電源コードだけを使用してください。他
のアダプターや電源コードは同じように見えても、それらを使うとシステムを 損傷させるおそれがあります。
装置上面
(1) セキュリティスロット 重 要
(1)
設置と接続
US120fの設置と接続について説明します。
設置について
US120fは、卓上設置とディスプレイ背面への取り付け設置が可能です。
卓上設置する場合
卓上設置の場合は、横向きの状態にてご使用ください。
LCD 背面に取り付け設置する場合
N8120-120 US120f用LCD背面マウントキットを使用し、VESA規格準拠LCD背面に設置します。
N8120-120 US120f用LCD背面マウントキットは、US120fの別売りオプショ
ンです。ご入用の場合は、US120fをお買い求めの販売店にご連絡ください。
(1) N8120-120 US120f用LCD背面マウントキットは、ブラケットと6本のネジで構成されています。
ブラケットのねじ穴 取り付けネジ
(1) US120f取り付け用
(2) 取り付け穴間隔75mmの場合に使用 (3) 取り付け穴間隔100mmの場合に使用
(1) 4本 US120fとLCD固定用ネジ
(2) 2本 (1)のネジではLCDをしっかり固定
できない場合に使用する長ネジ
(1)
(2)
(3)
(1)
(2)
(2) US120fのマウント取り付け穴を上向きにして、US120fを平らな面に置きます。
(3) ブラケットのAtrustロゴがある面を下向きにし、US120f固定用ネジでUS120fに固定します。
(4) LCD固定用ネジを2本使用し、本体の前面を上にしてLCDの取り付け穴に取り付けます。
LCDへの取り付けはどちらか一方の長さのネジ2本で行います。
LCDによって取り付け穴の位置、必要なネジの長さが異なるため、LCDの取 扱説明書をご確認ください。
ドライバーが細すぎたり太すぎたりするとネジ穴を壊す恐れがありますので、
ネジ穴のサイズに合ったドライバーをご使用ください。
LCD から取り外す場合は逆の手順にて取り外し、ブラケットとネジは保管し ておいてください。
ヒント
ネジ止め ネジ止め
ネジ止め
US120fを安全にお使いいただくために次の注意事項を必ずお守りください。指示を守らない と、火傷やけがなどを負うおそれや物的損害を負うおそれがあります。詳しくは、「使用上の ご注意」をご覧ください。
• 指定以外の場所に設置しない
次に示す条件に当てはまるような場所には、US120fを設置しないでください。これらの場所にUS120fを設置 すると、誤動作の原因となります。
● 温度変化の激しい場所(暖房器、エアコン、冷蔵庫などの近く)。
● 強い振動の発生する場所。
● 腐食性ガスの発生する場所(大気中に硫黄の蒸気が発生する環境下など)、薬品類の近くや薬品類がかかるおそ れのある場所。
● 帯電防止加工が施されていないじゅうたんを敷いた場所。
● 物の落下が考えられる場所。
● 電源コードまたはインターフェースケーブルを足で踏んだり、引っ掛けたりするおそれのある場所。
● 強い磁界を発生させるもの(テレビ、ラジオ、放送/通信用アンテナ、送電線、電磁クレーンなど)の近く (やむを得ない場合は、保守サービス会社に連絡してシールド工事などを行ってください)。
● 本体の電源コードを他の接地線(特に大電力を消費する装置など)と共用しているコンセントに接続しなけ ればならない場所。
以下の条件を満たした場所
<動作時>
室内温度:5℃~35℃
湿度:10%~85%
<保管時>
室内温度:-10℃~55℃
湿度:10%~85%
接続について
US120fをネットワークに接続します。
ネットワークケーブルを接続してから添付のACアダプターの電源コードを US120fに接続し、電源プラグを コンセントに接続します。
US120fを安全にお使いいただくために次の注意事項を必ずお守りください。指示を守らない と、人が死亡する、または重傷を負うおそれがあります。詳しくは「使用上のご注意」をご覧 ください。
• ぬれた手で電源プラグを持たない
US120fを安全にお使いいただくために次の注意事項を必ずお守りください。指示を守らない と、火傷やけがなどを負うおそれや物的損害を負うおそれがあります。詳しくは、「使用上の ご注意」をご覧ください。
• 指定以外のコンセントに差し込まない
• たこ足配線にしない
• 中途半端に差し込まない
• 指定以外の電源コードを使わない
• プラグを差し込んだままインターフェースケーブルの取り付けや取り外しをしない
• 指定以外のインターフェースケーブルを使用しない
● US120f および接続する周辺機器の電源を OFF にしてから接続してくださ
い。ONの状態のまま接続すると誤動作や故障の原因となります。
● サードパーティの周辺機器およびインターフェースケーブルを接続する場合 は、お買い求めの販売店でそれらの装置が US120fで使用できることをあら かじめ確認してください。サードパーティの装置の中には US120fで使用で きないものがあります。サードパーティの周辺機器、またはNECが認定して いない装置やインターフェースケーブルを使用したために起きた US120fの 故障については、その責任を負いかねますのでご了承ください。
VGAインターフェースで接続する場合は、US120fに添付しているDVI-VGA変 換アダプターを使用してください。
重 要
装置前面
装置背面
マイクロフォン
ヘッドフォンまたは スピーカ
USBインターフェース を持つ機器
ディスプレイ装置 USBマウス専用
ハブ
(マルチポートリピータ)
USBキーボード専用 AC アダプター
NEC Express5800 シリーズ US120f
1 章 概要
US120fを導入する際に知っておくべきことについて説明します。
1. はじめに
US120fの基本的な機能の概要を説明しています。
2. クライアントモード
US120fが利用できる3つのクライアントモードについて説明しています。
3. 電源の投入
US120fの電源を初めて投入したときの動作について説明しています。
4. 日付と時刻の設定
US120fを初めて起動したときの日付と時刻の設定方法について説明しています。
5. デスクトップまたはアプリーションへのアクセス
US120fが仮想デスクトップまたはアプリケーションに接続する方法を、クイック接続モードを例に挙げて
説明しています。
6. シャットダウン
US120fのシャットダウンの方法について説明しています。
1 1
1 はじめに
このたびは、NEC のシンクライアント製品をお買い求めいただき、まことにありがとうございます。US120f は、仮想PC型シンクライアントシステムを構築するための卓上型シンクライアント端末です。デスクトップ 仮想化インフラストラクチャーでは、シンクライアントはデスクトップではなく、サーバーから提供される配 信サービスにユーザーがアクセスするためのエンドポイントデバイスとなります。
US120fの持つ機能を最大限に引き出すためにも、ご使用になる前に本書をよくお読みになり、取り扱いを十分
にご理解ください。
デスクトップ仮想化テクノロジーの導入には、以下の利点があります。
• オンデマンドアプリケーション/デスクトップ
• 作業環境の集中管理
• エンドポイントソフトウェア/ハードウェアの問題の大幅な減少
• システム保守の簡素化とシステムセキュリティーの向上
• 低コストのエンドポイントデバイスを使用したスケーラビリティーの向上
US120fシンクライアントには、以下の主な機能があります。
• 業界をリードする企業の幅広いデスクトップ仮想化ソリューションをサポート - Microsoft Remote Desktop
- Citrix XenApp、XenDesktopおよびVDI-in-a-Box - VMware ViewおよびHorizon
• 高解像度技術のサポート - Microsoft RemoteFX - Citrix HDX
- VMware Horizon PcoIPおよびBlast
• さまざまなアプリケーション/デスクトップへのシンプルなクリックアクセス
• ローカルクライアント管理コンソールとして組み込まれたAtrust Client Setup
2 クライアントモード
US120fでは、次の3つのクライアントモードを使用することができます。
• クイック接続モード
• ローカルデスクトップモード
• アプライアンスモード
モード 説明
クイック接続モード デフォルトの設定です。クライアントはシステムの起動後にクイック接続画面に移り ます。オートセットアップ(リモート管理)を行わないスタンドアロン環境での利用に 適しています。
ローカルデスクトッ プモード
ユーザーはクライアントでRDP/ICA/Viewセッションを直接スタートし、セッション の終了後は指定された処理を行います。ローカルデスクトップモードはユーザーがア プライアンスモードよりも柔軟な設定が行えます。
アプライアンスモー ド
クライアントは起動直後に、管理者により指定されたRDP/ICA/Viewセッションを自 動開始します。セッションの終了後はあらかじめ指定された処理を行います。ユーザ ーによるローカルデスクトップ操作を不要とするためのモードです。ユーザーはロー カルデスクトップを意識することがなくなります。
US120fは、管理サーバー上のINIファイルを使用してリモート管理および設定
するように設計されています。使用環境内にある対象のUS120fは、管理サーバ ーから配布されるINIファイルを参照して、ファームウェアアップデートと必要 なプリセットを自動的に取得します。詳細は本書の「3 章 リモート管理」を参 照してください。US120fの機能を最大限利用するには、INIファイルを配布する リモート管理を推奨します。
INI ファイルを配布しない場合は、US120f 上のローカル管理コンソールである
Atrust Client Setupを使用して、利用可能な設定を行うことができます。詳細は
本書の「2章 クライアント設定」を参照してください。
US120fはデフォルトの設定ではクイック接続モードであり、起動時にはクイッ
ク接続画面が表示されます。
本章では、クイック接続モードを例に、US120fの基本的な使用方法を説明します。
3 電源の投入
1. モニターの電源がオンになっていて、US120fに接続されていることを確認してください。
シンクライアントの電源を入れる前に、モニターを接続し、モニターの電源をオ ンにする必要があります。シンクライアントの電源投入時にモニター電源がオフ の場合、シンクライアントはモニターの適切な解像度を設定できない場合があり ます。
2. US120fの電源ボタンを押して起動すると、「クイック接続」画面が表示されます。
3. 初めて使用する場合は、本章の「1章4 日付と時刻の設定」に移り、NTPサーバーとタイムゾーンを設定 します。NTPサーバーとタイムゾーンが設定されている場合には本章の「1章5 デスクトップまたはアプ リケーションへのアクセス」に移ります。
インターフェース要素
番号 名称 説明
1 電源 このアイコンをクリックすると、システムをサスペンド、シャットダウンまたは 再起動します。
2 ロ ー カ ル デ ス クトップ
このアイコンをクリックすると、ローカルデスクトップに移動します。
3 設定 このアイコンをクリックすると、Atrust Client Setupが起動します。
1 2 3 4 5
4 日付と時刻の設定
US120fの日付と時刻を設定するには、以下の手順を実行してください。
1. 「設定」アイコンをクリックすると、Atrust Client Setupが起動します。
2. Atrust Client Setupで「システム」 > 「時刻設定」をクリックします。
3. 「タイムゾーン」ドロップダウンメニューをクリックし、適切なタイムゾーンを選択します。
日本標準時の場合は「GMT+9:00」を選択します。
4. 「NTPサーバーアドレス」に適切な時刻サーバーアドレスを入力します。
US120fは内部時計(リアルタイムクロック)を持ちません。電源オフの間は日付
と時刻が進むことはありません。各種セキュリティ設定(SSL通信、エンタープ ライズ無線設定など)、USB ストレージマッピングによるファイル作成時刻な ど、仮想化システム環境では正確なローカル時刻が前提となります。そのため
US120fを利用する上で、時刻(NTP)サーバーとの時刻同期は必須となることに
ヒント
重 要
pool.ntp.orgに接続するにはインターネット接続環境が必要です。
一時的に手動で日付と時刻を合わせたい場合は、「NTPを使用する」チェックボ ックスを無効にします。カレンダーとスライダーを使用して日付と時刻を設定で きます。ただしUS120fは内部時計(リアルタイムクロック)を持たないため、電 源オフの間は日付と時刻が進みません。永続的に日付と時刻を合わせるには NTPサーバーとの時刻同期が必要になることに注意してください。
5. 「保存」ボタンをクリックして適用し、Atrust Client Setupを閉じます。
5 デスクトップまたはアプリケーションへのアクセス
「クイック接続」画面から、Remote Desktop、CitrixおよびVMware Viewの3つのデスクトップ仮想化サービ スにアクセスすることができます。
インターフェース要素
番号 名称 説明
1 Remote Desktop Microsoft Remote Desktopサービスにアクセスする場合にクリックします。
2 Citrix Citrix XenApp、XenDesktopまたはVDI-in-a-Boxサービスにアクセスする場合
にクリックします。
3 VMware View VMware ViewまたはHorizon Viewサービスにアクセスする場合にクリックし
ます。
1 2 3
5.1 Microsoft Remote Desktop サービスへのアクセス
Microsoft Remote Desktopサービスにアクセスするには、以下の手順を実行してください。
1. 「クイック接続」画面で「Remote Desktop 」をクリックします。
2. 表示されたウィンドウで以下の項目を入力し、「接続します」ボタンをクリックします。
コンピューター名またはIPアドレス、ユーザー名、パスワード、ドメイン(あれば)
「パスワード」と「ドメイン」には、最大40バイトまで入力できます。
詳細は本書の「6章 注意/制限事項」を参照してください。
ネットワーク上で利用できるWindowsマルチポイントサーバーシステム(WMS) を見付けるには、以下の手順を実行してください。
1. 「コンピューター」フィールドの左側のWMS アイコン をクリックし ます。
2. 完了すると、検索結果のウィンドウが表示されます。
3. ドロップダウンメニューをクリックし、適切な接続先ホストを選択し、「OK」
ボタンをクリックします。
4. 選択したホストのIPアドレスが「コンピューター」フィールドに表示され ます。
「クイック接続」画面に戻るには「Esc」キーを押します。
3. リモートデスクトップ画面が表示されます。
重 要
5.2 Citrix サービスへのアクセス
Citrixサービスにアクセスするには、以下の手順を実行してください。
1. 「クイック接続」画面で「Citrix 」をクリックします。
2. 表示された「Citrix Receiver」画面で、サーバーのIPアドレス/URL/FQDNを入力し、「ログインする」を クリックします。
XenDesktopとXenAppのバージョンによっては、さらにサーバーのサブパスを指
定することが必要になる場合があります。詳細については、下記の表を参照してく ださい。
Citrix製品バージョン 接 続 す る コ ン ポ ー
ネント
接続するアドレス
XenApp 6.5 または以
前のバージョン
WebInterface IP/URL/FQDN
XenDesktop 5.6または 以前のバージョン
WebInterface IP/URL/FQDN
XenApp/XenDesktop 7.5 または以降のバー ジョン
StoreFront (StoreWeb)
IP/URL/FQDN+サブパス (例)
X75.CTX.poc/Citrix/Store
「クイック接続」画面に戻るには「Esc」キーを押します。
3. サーバーに接続されると、「Citrix Logon」画面が表示されます。Citrixサービスの表示画面と必要なアカ ウント情報は、サービスのタイプとバージョンによって異なります。
「クイック接続」画面に戻るには「Esc」キーを押します。
4. ログオンすると、「デスクトップ選択」または「アプリケーション選択」画面に移ります。この画面上で、
適切なデスクトップまたはアプリケーションをクリックして選択します。
非表示または最小化されたアプリケーションまたはデスクトップは「Alt」+「Tab」
を使用して復元します。
5. 選択したデスクトップまたはアプリケーションが画面に表示されます。
公開デスクトップの例
公開アプリケーションの例
ヒント
5.3 VMware View または Horizon View サービスへのアクセス
VMware ViewまたはHorizon Viewサービスにアクセスするには、以下の手順を実行してください。
1. 「クイック接続」画面で「VMware View 」をクリックします。
2. 表示されたウィンドウで「サーバの追加」アイコンをダブルクリックするか、またはウィンドウ左上隅の
「新規サーバ」をクリックします。
3. 「サーバの追加」ウィンドウが表示され、VMware View接続サーバーのコンピューター名またはIPアドレ スの入力を要求されます。必要な情報を入力し、「接続」ボタンをクリックします。
「クイック接続」画面に戻るには開いているウィンドウを閉じてください。
4. 「サーバログイン」ウィンドウが表示され、アカウント情報が要求されます。
ユーザー名とパスワードを入力し、「ドメイン」ドロップダウンメニューをクリックしてドメインを選択 し、「OK」ボタンをクリックします。
5. デスクトップとアプリケーションのリストは、入力されたアカウント情報が利用できるデスクトップとア プリケーション、またはそのどちらかと一緒に表示されます。適切なデスクトップまたはアプリケーショ ンをダブルクリックして選択します。
6. 仮想デスクトップまたはアプリケーションが画面に表示されます。
仮想デスクトップの例
仮想アプリケーションの例
デスクトップまたはアプリケーションはフルスクリーン表示されます。
・ 上部ツールバーの「ファイル」 > 「デスクトップとアプリケーションのリス
トに戻る」をクリックすると、デスクトップとアプリケーションのリストに戻 ることができます。
・ 上部ツールバーの「表示」をクリックすると、仮想デスクトップまたはアプリ ケーションに切り替えることができます。
6 シャットダウン
US120fの電源をオフにするには、以下の手順を実行してください。
1. 「クイック接続」画面で「電源オフ」アイコンをクリックします。
2. ウィンドウが表示されると、「シャットダウン」アイコンをクリックします。
3. US120fがシャットダウンします。
NEC Express5800 シリーズ US120f
2 章 クライアント設定
本章はUS120fのクライアント設定方法を説明します。
1. ローカルデスクトップ
US120fのローカルデスクトップインターフェースについて説明しています。
2. Atrust Client Setup
ローカルクライアント管理コンソールであるAtrust Client Setupについて説明しています。
3. NECシンクライアントメニュー
US120fに搭載されているNECシンクライアントメニューについて説明します。
2 2
1 ローカルデスクトップ
ローカルデスクトップのインターフェースを説明します。ローカルデスクトップでは仮想デスクトップサービ スへのセッションの起動やAtrust Client Setupといったクライアント設定ツールへアクセスできます。
インターフェース要素
番号 名称 説明
1 クイック接続 「クイック接続」画面に移動します。
2 START クイック接続、作成した接続ショートカット、設定、電源にアクセ
スします。
3 デスクトップ表示 このアイコンをクリックすると、すべてのウィンドウを最小化して デスクトップを表示します。もう一度クリックすると、最小化され たウィンドウを元に戻します。
4 ミキサー このアイコンをクリックして、オーディオの設定を行います。
5 Atrust Client Setup このアイコンをクリックすると、Atrust Client Setupが起動します。
6 ネットワーク このアイコンをクリックして、ネットワークを設定します。
7 日付と時刻 このアイコンをクリックすると、カレンダーを表示します。日付と 時刻アイコンから日付と時刻を設定することはできません。US120f で日付と時刻を設定するには NTP サーバーとの時刻同期が必要で す。詳細は本章の「2章2.1.1 時刻設定」を参照してください。
1
2
4 5 6 7
3
インターフェース要素
番号 名称 説明
1 クイック接続 「クイック接続」画面に移動します。
2 設定 Atrust Client Setup、システム情報、ミキサー、電源オプションにア
クセスします。
3 電源 システムをサスペンド、シャットダウンまたは再起動します。
1 2 3
2 Atrust Client Setup
US120fは、クライアント設定を行い、US120fのカスタマイズを支援するローカルクライアント管理コンソー
ルであるAtrust Client Setupを搭載しています。US120fのほとんどの設定はAtrust Client Setupを使用しま
す。
Atrust Client Setupにアクセスするには、以下の手順を実行してください。
1. クイック接続画面の場合は「設定」をクリックします。ローカルデスクトップの場合はタスクバーアイコ ン、もしくは「START」ボタンから「設定」 > 「Atrust Client Setup」を起動します。
2. 「Atrust Client Setup」ウィンドウが表示されます。
インターフェース要素
番号 名称 説明
1 「アプリケーション」タブ クライアントから仮想デスクトップサービスにアクセスするため の設定を行う場合にクリックします。
2 「ユーザーインターフェ ース」タブ
クライアントのユーザーインターフェース設定を行う場合にクリ ックします。
3 「デバイス」タブ クライアントの外部デバイス設定を行う場合にクリックします。
4 「ネットワーク」タブ ネットワークとサービスにクライアントが接続するための設定を 行う場合にクリックします。
5 「システム」タブ クライアントの操作と保守のための設定を行う場合にクリックし ます。
6 ナビゲーションエリア 選択したタブの下の設定項目を選択するか、または選択した設定項 目の下の設定エントリーを選択する場合にクリックします。
7 設定エリア 設定項目またはエントリーを選択すると、設定値を指定します。
1 2 3 4 5
6
7
下記の表は、5つの主要設定カテゴリーの中の各設定項目について簡単に説明しています。
タブ 説明
システム ・ タイムゾーンとタイムサーバーの設定
・ パスワードの設定
・ リモートシャドウの設定
・ ファームウェアの更新
・ アプライアンスモードの有効化/無効化
・ オートセットアップの有効化
・ クイック接続の有効化/無効化
・ ターミナルの有効化/無効化
・ イベントログの収集、関連画面のキャプチャーおよびエラー報告のためのファイ ルアップロード
・ リモートコンピューターの証明書のインポート
・ 自動登録の有効化/無効化
・ ステルスモードの有効化/無効化
・ Active Timeの設定
・ システム情報の表示 ネットワーク ・ 有線ネットワーク設定
・ Wake On LANの有効化/無効化
・ VPN設定
・ ホストサーバー名へのIPアドレスのマッピングの作成
・ フェイルオーバークラスター一覧の作成
・ クライアントのホスト名の変更
・ 無線ネットワーク設定
・ Webベースのサービスアクセスでのプロキシ設定
デバイス ・ USBストレージデバイスの設定
・ オーディオデバイスの有効化/無効化
・ ローカル/ネットワークプリンターの設定 ユーザーインターフ
ェース
・ ディスプレイ設定
・ デスクトップとシステム言語のカスタマイズ
・ デスクトップアイコンの表示/非表示
・ カスタム壁紙の設定
・ キーボード設定の調整
・ マウス設定の調整
・ スクリーンセーバーの設定 アプリケーション ・ Microsoft RDP接続の設定
・ Citrix ICA接続の設定
・ VMware View接続の設定
・ SSH接続の設定