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目次 1. ドイツの財政投融資類似制度 1( 代理貸制度 ) 1.1 KfWグループの概要...P2 1.2 KfWグループの組織 ガバナンス...P3 1.3 代理貸制度...P4 2. ドイツの財政投融資類似制度 2( リスクマネー供給 ) 2.1 ドイツにおけるリスクマネー供給の状況...P5

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(1)

ドイツにおける財政投融資類似制度

平成 27 年 6 月 22 日 財 務 省 理 財 局

資料1

(2)

目 次

1. ドイツの財政投融資類似制度①(代理貸制度)

1.1 KfW グループの概要...P2 1.2 KfW グループの組織・ガバナンス...P3 1.3 代理貸制度...P4

2. ドイツの財政投融資類似制度②(リスクマネー供給)

2.1 ドイツにおけるリスクマネー供給の状況...P5 2.2 ハイテク起業基金の概要...P6 2.3 ハイテク起業基金の投資決定プロセス・投資実績...P7 2.4 企業の成長に応じた重層的なリスクマネー支援...P8

3. 参考資料... P9

(3)

0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014

スプレッド(KfW債-独国債)右目盛り ドイツ国債(10年物)左目盛り KfW債券利回り(10年物)左目盛り

(%) (%)

リーマン・ショック (2008.9)

1. ドイツの財政投融資類似制度①(代理貸制度)

1.1 KfW グループの概要

■概要

KfW(ドイツ復興金融公庫)は、1948年、KfW法に基づいて設立さ

れた政策金融機関。総資産は4,891億ユーロ(約71兆円、2014年末)。

○ 出資構成は、連邦政府80%、州政府20%。債務はKfW法に基づき 全て連邦政府保証(毎年の議会予算承認は不要)。法人税非課税。利 益配分は禁止され、利益は積み立て。Tier1資本比率14.1% (2014年末)。

■資金調達

○ 資金調達は、資本市場から主としてKfW債により調達。

KfW債の最近の対国債スプレッドは下降傾向にあり、資金調達コストは減少。

(出所)Bloomberg

事業分野別の助成事業額(貸付金額等) (億ユーロ)

■事業分野

○ 以下の5つの事業分野に分かれている。

① 中小企業銀行 : 中小企業、ベンチャー企業、自営業者等に対し、

ローン、メザニン資本(無担保劣後ローン)・出資により助成。

② 地方自治体及び民間顧客銀行/信用機関 : 地方自治体に対する インフラ整備プロジェクトへの融資、個人に対する住宅ローン・教育関連 ローン等の助成。

③ 輸出金融及びプロジェクトファイナンス :

KfWの完全子会社である

KfW IPEX銀行がプロジェクトファイナンス及び輸出金融等により助成。

④ 発展途上国及び体制移行国支援 :

KfW開発銀行が途上国の公共

部門に、ドイツ投資開発会社(DEG)が途上国の民間部門に融資して助成。

⑤ 資本市場 : 有価証券・短期金融市場への投資、資金調達等を実施。

(出所)

KfW

有価証券報告書、

KfW Annual Report 2014

2013

(注) 2013年に行われた組織再編の影響で、2012年の国内助成事業計と、中小 企業銀行並びに地方自治体及び民間顧客銀行/信用機関の合計額は一致しない。

総額に占 める割合

対前年比 伸び率

対前年比 伸び率

199 26.9% ▲11.9% 226 ▲6.2% 241

277 37.4% ▲4.2% 289 ▲1.4% 293 476 64.2% ▲7.8% 516 2.0% 506 166 22.4% 21.2% 137 2.2% 134 89 12.0% 30.9% 68 9.7% 62 うちKfW開発銀行 74 10.0% 39.6% 53 8.2% 49 うちドイツ投資開発会社 15 2.0% 0.0% 15 15.4% 13 12 1.6% 71.4% 7 ▲12.5% 8 741 100.0% 2.2% 725 ▲1.2% 734

事業分野 2014 2013 2012

 ①中小企業銀行

 ②地方自治体及び民間顧客銀行/

信用機関  国内助成事業計  ③輸出金融及び

プロジェクトファイナンス  ④発展途上国及び体制移行国支援

 ⑤資本市場  助成事業計

(4)

1.2 KfW グループの組織・ガバナンス

○ 連邦財務省が、連邦経済エネルギー省と協議の上で、KfW法等の関連法令の遵守について監督。さらに、

KfW法の改正によ

り、2013年10月より、連邦金融監督庁(BaFin)による銀行監督の対象となった。

○ 機関として監事会及び執行理事会が存在。

・監事会:KfWの事業遂行全般及び資産の管理を監督。構成員は37名(構成メンバーはKfW法に規定されており、大臣7名、

連邦議会・連邦参議院による選任各7名、金融機関代表5名、産業界代表2名等)。

・執行理事会:

KfWの日常業務の遂行及び資産の管理に責任をもつ。構成員は6名であり監事会が選任。

2014年7月より、ドイツ銀行法に定めるコーポレート・ガバナンス規制がKfWにも適用。これにより、新たに指名委員会、報酬管

理委員会、リスク委員会の設置が義務付けられたことから、既存の委員会組織(執行委員会、信用委員会及び監査委員会)を後 述の4つの委員会に改組。なお、従前は規制対象外であった報酬規制や自己資本規制等の金融規制についても2016年1月より 適用予定。

○ 上記コーポレート・ガバナンス規制の適用により傘下の委員会を改組。

監事会の下には、監事会のメンバーで構成される執行・指名委員会、

報酬管理委員会、リスク信用委員会、監査委員会を設置。これらの委 員会に監事会の意思決定権の一部が移譲されている。

・執行・指名委員会:重要事項(不動産の取得・処分等)の承認、監 事会・執行理事会の候補者の提案等。

・報酬管理委員会:執行理事会メンバーの報酬額の提案、報酬制 度の適切性のモニタリングや報酬制度に関する 提案等。

・リスク信用委員会:リスク許容度やリスク戦略に関する助言、リスク 戦略の実行状況のモニタリング支援等。

・監査委員会:会計処理、リスク管理システム及び財務書類監査の モニタリング等。

執行理事会

(6名)

執行・指名 委員会

報酬管理 委員会

リスク信用 委員会

監査 委員会 委員会へ一部権限を委譲

監事会が選任

監事会

(37名)

財務大臣、経済エネルギー大臣、連邦議員、金融機関、産業界等

(5)

(注1) 貯蓄銀行(Sparkassen):地域における金融サービスの提供というpublic mandateを負う公法上の金融機関。主な業務は、リテールの預金・貸付、州政府・地方自治体向け貸付等。

(注2) 信用協同組合(Kreditgenossenschaften):信用協同組合法に基づいて設立された民間の金融機関。基本的に組合員(農家・中小企業など)に預金・貸付業務を提供することによって その経済活動を助けることが主目的であり、利益追求はこれを補足するものとされる(1974年の信用協同組合法改正により、対象は組合員に限られないことされた)。

1.3 代理貸制度

○ ドイツの中小企業向け貸出の担い手のシェアは、貯蓄銀行グループが4割強、商業銀行が4割程度、信用協同組合が2割程度。

KfWや州投資銀行(州レベルの助成銀行)などの助成銀行による国内融資は、原則として仲介銀行を経由する代理貸スキーム

をとる。

※ただし、州・地方自治体への融資などには直接融資も実施。なお、KfW中小企業銀行部門の主要なプログラムの融資上限は、1プロ

ジェクトあたり25百万ユーロ(約35億円)。日本政策金融公庫中小企業事業部門、国民生活事業部門の資金毎の融資上限は、それぞれ 最大7.2億円、最大7200万円。

○ 具体的には、借り手はまず仲介銀行にコンタクトする。そして、仲介銀行が、自行のプログラムやKfW・州投資銀行の助成プログ ラムを一覧できるようにした上で、借り手とともにこれらのプログラムの活用を検討する。

○ 信用リスクを含め、借り手の審査は仲介銀行が行い、KfWや州投資銀行は、原則として借り手の信用リスクを負わず、仲介銀行 が負う。従って、KfWや州投資銀行の審査は、借り手ではなく仲介銀行(KfWにとっては州投資銀行を含む)の信用リスクについて 行われることとなる。

※KfWのパートナー銀行は200行程度にすぎないが、それ以外の仲介銀行(貯蓄銀行、信用協同組合等)も、州投資銀行を経由する ことによってKfWのプログラムを活用できる。また、州投資銀行は、KfWからのリファイナンス資金を活用して独自のプログラムを提供す ることもできる。ただし、このようにKfWと州投資銀行の双方を経由する場合には、マージンの二重取りが発生することとなる。

( 中

借り

( 中

・ 創

商業銀行

(276行)

貯蓄銀行

(416行)

信用協同組合

(1,047組合)

州投資銀行(

17

行)

( 州

助成銀行

仲介銀行

貸付 代理貸付 貸付

代理貸付 代理貸付

代理貸付

代理貸付

代理貸付

代理貸付

貸付

【代理貸のスキーム図】

(6)

0 20 40 60 80 100 120 140

2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 投資計(シード段階)

うちハイテク起業基金(2005年設立)

(件)

0 20 40 60 80 100 120 140

2008 2009 2010 2011 2012 2013

投資計(シード段階)

うち産革機構(2009年設立)

(件)

5%

95%

2011-2013年 のシェア

2. ドイツの財政投融資類似制度②(リスクマネー供給)

2.1 ドイツにおけるリスクマネー供給の状況

○ ベンチャーキャピタル投資額の規模は、米国に比べ、日独は圧 倒的に小さい。

また、日米独ともにリーマンショックの影響で減少したが、その 後、日米は回復基調。ドイツは回復が比較的遅れている。

○ ドイツにおいては、シード段階の資金供給は、連邦政府・KfWや 民間企業が出資する官民ファンド(ハイテク起業基金)が約半数を 占める。

(注1) 一般に、シード段階とは、商業的事業がまだ完全に立ち上がって おらず、研究及び製品開発を継続している段階。

(注2) 日本においては、シード段階の資金供給につき、官民ファンドであ る産業革新機構の占める割合は5%程度。

日独米

VC

の年間投資額推移

(出所)独ベンチャー・キャピタル協会統計(BVK)、ハイテク起業基金資料より作成。

(注)件数は暦年(1~12月)の数値 。

(出所)ベンチャー白書2014、欧州ベンチャーキャピタル協会(EVCA)資料、

全米ベンチャーキャピタル協会資料

(注)米、独は暦年(

1

12

月)、日本は年度(

4

~翌

3

月)。米国は国内への投資のみ。

(出所)ベンチャーエンタープライズセンター(VEC)資料より作成。

(注1)件数は年度(4~翌3月)の数値。

(注2)産業革新機構がLP出資をしている組合による投資(実績は2013年度に5件のみ)は含まない。

(注3)産業革新機構及び中小企業基盤整備機構が

LP

出資をしている組合による投資を含めた場合のシェア(

2011-2013

年)は

35

%。

48% 52%

2005-2013年 のシェア

ハイテク起業基金の独

VC

市場におけるシェア 産業革新機構の日本

VC

市場におけるシェア

0 1,000 2,000

2008 2009 2010 2011 2012 2013

20,000 25,000 30,000 35,000

米国 ドイツ 日本

(億円)

(7)

2005年に連邦経済エネルギー省が主導して設立した官民ファンド。民間では投資しにくい、ハイテク技術に基盤を持つシード

段階の企業を投資対象とする。

2005年に第一基金(規模2.72億ユーロ)、2011年に第二基金(規模2.885億ユーロ、その後3.04億ユーロに増額)を設立。

それぞれ連邦政府とKfWをあわせた出資割合が94%、85%となっており、他はドイツの大手企業が出資。現在、第三基金を2017

~2018年に設立するべく準備中。新たな民間出資者が加わる予定。

※ 投資対象企業の主な要件は以下の通り。

設立後1年以上経過していないこと。

従業員50名未満・年間売上1,000万ユーロ未満の小企業であること。

技術に関する特許までは不要だが、それに相当するような知的財産があること。

※ 投資条件は主に以下の通り。

初回50万ユーロを上限とし、株式(シェア15%)及び株式転換可能な劣後ローンの形で提供。

その後、150万ユーロまで増額(Follow-on investment)を実施し、計200万ユーロまで投資可能。

ハイテク起業基金投資額の20%(ベルリンを含む東独は10%)に相当する自己資金が必要。ただし、半分は、他の投資家(エンジェル、地域の シード基金、官民投資家等)からの供給可。

劣後ローン期間は7年間であり、金利は現在10%。会社の流動性確保のため利払いは4年間据え置き。

○ 各基金の存続期間は、投資期間6年、

回収期間7年の計13年間。13年後のリ ターンにより投資成績を評価(職員のボ ーナス等に影響)。

2.2 ハイテク起業基金の概要

(出所)ハイテク起業基金資料

主な出資者 第一基金

(2005年設立)

272百万ユーロ

○連邦経済エネルギー省(88%、240百万ユーロ)

○KfW(6%、16百万ユーロ)

○大手民間企業計6社(6%、16百万ユーロ)

・BOSCH(自動車部品等メーカー)、ダイムラー、シーメンス、BASF(化学メーカー)等

第二基金

(2011年設立)

304百万ユーロ

○連邦経済エネルギー省(72%、220百万ユーロ)

○KfW(13%、40百万ユーロ)

○大手民間企業計18社(14%、44百万ユーロ)

・BOSCH(自動車部品等メーカー)、ダイムラー、RWE(電力会社)、BASF(化学メー カー)、ALTANA(化学メーカー)、CEWE(フォトサービス)、ドイツポスト等

制度概要

(8)

2012

1

1

2015

1

1

262

投資件数

396

144

百万ユーロ 投資額

264

百万ユーロ

312

追加投資件数

704 368

百万ユーロ 追加投資額

(基金以外)

840

百万ユーロ

19

投資回収先

41

26

倒産先

97

33

従業員数

43

2.3 ハイテク起業基金の投資決定プロセス・投資実績

※1 投資分野ごとに3つの専門家チームが存在。IT・オートメーション・光学:7名、生命科学・素材・エネルギー:9名、通信・メディア・ソフトウェア:11名。

※2 上記分野ごとに3つの委員会が存在。各投資委員会は、それぞれ政府(委託委員)、政府系金融機関、ベンチャー・キャピタル、学識 経験者等の5名から成る。

○ 基金内部の専門家チーム※1による審査の後、投資委員会※2で審査して投資決定。

投資委員会には政府からの委託委員が含まれるが、政府の意向とは独立し、純粋に自らの経験に基づき技術が市場に 受け入れられるか否かの投資判断を行う。

基本コンセプトの 審査

ビジネスプランに係る 書類審査

デューデリのための

申請者とのミーティング 投資決定

1週間 4~6週間 2か月に1回

基金内部の専門家チームによる審査 投資委員会による審査

3時間程度

(脈が無いものは5分程度で不可)

(出所)ハイテク起業基金資料

前回訪問時との実績の比較

2015年1月1日時点で投資契約に至った先が396社であり、2012年以

降3年で投資件数は1.5倍になっている。

○ 投資先が成長後に民間からも追加投資(Follow-on investment)を受 けることができるように、ハイテク起業基金のネットワークを利用し、民間 投資家とのマッチングを行っている。

○ 民間等の第三者と協調して704件の追加投資を実施しており、8.4億 ユーロの投資(その大部分は民間資金)が得られたことからマッチングは 順調に進捗していると言える。例えば、2014年の追加投資額202.8百万 ユーロのうち、9割近くの173.7百万ユーロが民間資金。

○ 投資回収(Exit)を行った会社が41社、倒産した会社は97社(投資案 件の約24%) 。なお、現状ではIPO案件は無し。

■投資決定プロセス

■投資実績

(9)

プ ラ ス

マ イ ナ ス

市場導入段階

(Roll out)

急成長期 (Rapid Growth)

拡大期 (Expansion)

成熟期 (Maturity)

試作品 (Prototype)

ベンチャー・キャピタル 企業投資家

設立準備 → シード段階 → スタート・アップ段階 → 成長 → 持続的成長

キャッシュフロー

2.4 企業の成長に応じた重層的なリスクマネー支援

ハイテク起業基金

ERP

スタートアップファンド 外部共同投資ファンド

公共ファンド

KfW中小

企業銀行部門

民間投資家

○ ドイツにおいては、主に、ハイテク起業基金はシード段階の企業、KfWはスタートアップ段階の企業を対象にリスクマネーを供給。

○ 複数の助成制度の重複は問題視しないのがドイツ政府の方針。

(出所)ハイテク起業基金、KfW資料

改組

(10)

参考資料

(11)

0 2 4 6 8 10 12 14

2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015

完全失業率

ドイツ ユーロ圏 日本

-8 -6 -4 -2 0 2 4 6

2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015

実質 GDP 成長率

ドイツ ユーロ圏 日本

ドイツの実質 GDP ・完全失業率

(出所)

World Economic Outlook Database, April 2015

(注)ドイツの2014年の値は推計

(%) (%)

推計 推計

(12)

EU 57%

米国

8%

中国

6%

スイス

4%

ロシア その他

3%

21%

ドイツの

輸出相手国の内訳

(2013)

-800 -600 -400 -200 0 200 400

2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015

貿易収支の推移(

G7

アメリカ 日本 ドイツ フランス

イギリス イタリア カナダ

ドイツの輸出額等

(出所)OECD Economic Outlook, Volume 2014 Issue 2、WTO INTERNATIONAL TRADE STATISTICS 2013、WTO Trade profiles、JETRO 対外直接投資統計(業種別)より作成。

(10億ドル)

推計

一人当

GDP に 占 め る 輸 出 額 の 割 合

機械 48%

化学製品 16%

鉄鋼等 13%

計測機器等 10%

食料品 燃料等 5%

3%

その他 6%

ドイツの輸出額の内訳(2013)

18.0 13.0 8.8 8.7 8.4 5.6 5.0

40.0%

25.1%

21.2%

25.0%

21.5%

14.6%

9.4%

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

35%

40%

45%

0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20

1人当たり輸出額 GDPに占める輸出額の割合

1人当たり輸出額・

GDPに占める輸出額の割合(G7,2013)

(注)計数はそれぞれ四捨五入してあるため、

合計は100%にならない。

(13)

銀行数 (割合) 総資産 (割合)

1機関 あたり 総資産 1,750 96.8% 6,289 80.2% 3.6

276 15.3% 3,034 38.7% 11.0 4 0.2% 1,936 24.7% 483.9 163 9.0% 846 10.8% 5.2 109 6.0% 252 3.2% 2.3 425 23.5% 2,187 27.9% 5.1 9 0.5% 1,061 13.5% 117.8 416 23.0% 1,127 14.4% 2.7 1,049 58.1% 1,068 13.6% 1.0 2 0.1% 281 3.6% 140.6 1,047 57.9% 787 10.0% 0.8 57 3.2% 1,555 19.8% 27.3 17 0.9% 399 5.1% 23.4 21 1.2% 212 2.7% 10.1 19 1.1% 945 12.0% 49.7 1,807 100.0% 7,844 100.0% 4.3 銀行計

特殊課題銀行

(Banken mit Sonderaufgaben)

建築貯蓄金庫

(Bausparkassen)

ユニバーサルバンク(Universalbanken)

特殊銀行(Spezialbanken)

不動産抵当銀行

(Realkreditinstitute)

③信用協同組合

(Kreditgenossenschaften)

地方銀行・その他銀行

貯蓄銀行(Sparkassen)

②貯蓄銀行(Sparkassen)

州立銀行(Landesbanken)

外国銀行支店

信用協同組合中央金庫 信用協同組合

(Kreditgenossenschaften)

大銀行

①民間商業銀行(Kreditbanken)

代理貸付

借り(個人・業・地方自治体・関連団体、

KfW

(復興金融公庫)

【連邦レベルの政策金融機関】

仲介銀行 ドイツ連邦政府

(ERP特別基金 を含む)

州政府・

地方自治体

・株式所有

(KfWの80%)

・監督

・助成

株式所有

(KfWの20%)

・株式所有

・監督

・助成

貸付

代理貸付

貸付 代理貸付 直接貸付(主に地方自治体向け)

債券発行に よる資金調達

債券発行による資金調達

KfW IPEX銀行 (輸出金融・プロジェクトファイナン

スなどの商業事業

)

債務保証

・100%株式所有

・必要資金を市場 金利で提供

貸付

国内外の金融資市場

州投資銀行(助成銀行)

【州レベルの政策金融機関

(注)貸付関係のみ。保証・リスクマネー供給部分は除く。

ドイツの金融システムにおける政策金融

- ドイツの政策金融の概略-

ドイツの銀行システム(

2014

12

月)

(出所)Deutsch Bundesbank Monthly Report

10

億ユーロ)

ドイツの政策金融の概略図

○ ドイツの政策金融機関に相当する特殊課題銀行は、総資産ベースで全銀行の1割強。このうち、連邦政府レベルの政策金融 機関であるKfWが約5割(4,891億ユーロ=約71兆円)を占める。

○ ドイツの政策金融機関は、原則として、助成銀行を通じた代理貸を行っている。

○ 州レベルでの政策金融機関として、州の投資銀行(助成銀行)があることは、わが国とは異なる特色(最大の州投資銀行は

NRW銀行で総資産1,438億ユーロ(=約21兆円))。

(14)

167 158 160 158 157 157 158 157 938 948

889 868 873 883 920 963

0 200 400 600 800 1,000 1,200

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014

日本 政策金融機関 その他金融機関

〔15.1%〕 〔14.3%〕 〔15.3%〕 〔15.4%〕 〔15.2%〕 〔15.1%〕 〔14.6%〕 〔14.0%〕

〔84.9%〕 〔85.7%〕

〔84.7%〕

〔84.6%〕 〔84.8%〕 〔84.9%〕 〔85.4%〕 〔86.0%〕

341

〔4.8%〕

365

〔5.0%〕 384

〔5.6%〕

427

〔6.2%〕 437

〔6.4%〕

435

〔6.5%〕

432

〔6.8%〕

440

〔6.8%〕

6,303

〔89.2%〕

6,467

〔88.7%〕 6,106

〔88.4%〕 6,011

〔87.9%〕 5,921

〔87.3%〕 5,786

〔87.0%〕 5,530

〔86.4%〕

5,593

〔86.7%〕

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014

ドイツ KfW 政策金融機関

(KfW含む)

その他金融機関

7,288

6,905 6,837 6,785

6,650

6,398 7,069

6,454

○ ドイツにおいては、政策金融機関の融資残高は

8,000

億ユーロ程度で推移。他方、その他金融機関の融資残高の減少により政策金融機 関のシェアが上昇する傾向。

○ 日本においては、政策金融機関の融資残高は

160

兆円程度で推移。他方、

2013

年から

2014

年にかけてその他金融機関の融資残高が 増加したため、政策金融機関のシェアが減少。

(出所) 日本銀行 時系列統計データ検索サイト、 Deutsch Bundesbank Monthly Report

(十億ユーロ) (兆円)

政策金融の融資残高等の推移

政策金融の融資シェアの推移

821

〔11.3%〕 798

〔11.6%〕 827

〔12.1%〕

864

〔12.7%〕

864

〔13.0%〕 868

〔13.6%〕

767

〔10.8%〕 861

〔13.3%〕

1.残高は年末値。〔 〕は構成比。

2.ドイツの政策金融機関は特殊課題銀行(KfW含む)。

3.日本の政策金融機関は日本銀行の資金循環統計の定義による(日本政策金融公庫、日本政策投資銀行、国際協力銀行、地方公共団体金融機構、沖縄振興開発金融公庫、金融仲介を主要業務とする他の特殊法人、認可法人、独立行政法人等)。

4.日本のその他の金融機関は日本銀行の資金循環統計における金融機関全体から政策金融機関及び財政融資資金を除いたもの。

1,105 1,105

1,050

1,026 1,029 1,040

1,078 1,120

(15)

ドイツにおける中小企業向け貸出の主たる担い手

貯蓄銀行 グループ

43%

信用協同組合

18%

大銀行

11%

地方銀行、

外国銀行支店等

28%

中小企業向け融資のシェア(2013)

(出所)ドイツ貯蓄銀行グループfinancial data Facts & Figures 2013

○ 中小企業向け融資においては、貯蓄銀行及び州立銀 行が属する貯蓄銀行グループが最大のシェアを占めて いる。

(注1) 貯蓄銀行(Sparkassen):地域における金融サービスの 提供というpublic mandateを負う公法上の金融機関。主な 業務は、リテールの預金・貸付、州政府・地方自治体向け 貸付等。

(注2) 州立銀行(Landesbanken):州政府・地方貯蓄銀行協会 等が設立した公法上の金融機関。主な業務は、貯蓄銀行 の中央銀行としての業務(貯蓄銀行間の資金決済等)の ほか、金融機関からの預金受入れや国際業務などの幅 広いユニバーサルバンキング業務を実施。

(注3) 信用協同組合(Kreditgenossenschaften):信用協同組合 法に基づいて設立された民間の金融機関。基本的に組 合員(農家・中小企業など)に預金・貸付業務を提供する ことによってその経済活動を助けることが主目的であり、

利益追求はこれを補足するものとされる(1974年の信用協 同組合法改正により、対象は組合員に限られないことされ た)。

(注)シェアは残高ベース。

(16)

貯蓄銀行の概要

○ 貯蓄銀行に対する地方自治体の組織維持責任や保証責任は 2005 年に廃止(貯蓄銀行自身による預 金の全額保護スキームは継続)。

○ 貯蓄銀行は、特別な公法(州法)によって設立され、 public mandate を負い、その遵守のチェックを する管理者が存在。 public mandate の主なものは以下の通り。

 金融サービスを低所得者や中小企業も含め全ての住民に提供する。

 貯蓄を奨励する。

 芸術、文化、スポーツ、教育などの広範囲の社会活動に貢献する。

○ 機関として、業務遂行に責任を負う執行理事会と、執行理事会を監督する監事会が存在。監事会メン バーには地方自治体が選任した代表が含まれる(通常は市長が議長を務める)。

○ regional principle に基づき、特定の地域に活動は限定される。また、株式投資などのリスクの高い 金融活動は禁止されている。

(出所)貯蓄銀行協会HP、貯蓄銀行協会からのメール回答

(17)

KfW 中小企業銀行部門の主な支援プログラム

(出所)ドイツ連邦経済エネルギー省資料

・その他の企業

・スタートアップ 段階の企業

ERP

スタートアップ・ローン

-

スタート資金(零細向け)

-

ユニバーサル(中小向け)

KfW

起業家ローン

ERP

地域促進プログラム

KfW

エネルギー効率化 プログラム

KfW

再生可能エネルギー プログラム

ERP

スタートアップ・

キャピタル

ERP

イノベーション プログラム

ERP

スタートアップ・

ファンド

ERP

資本参加

プログラム

融 資 劣後ローン エクイティ出資

KfWの中小企業銀行部門は、フェーズの異なる企業に対し、多様な支援プログラムを提供している。特にリスクが高いため、民

間金融機関では支援が難しいスタートアップ段階の企業に対しても資金提供を行っている。

(18)

○ 中小企業銀行部門は、起業融資・一般融資、イノベーション、環境投資の3分野に投融資を実施。

○ 起業融資・一般融資プログラムの主力商品は、幅広い資金使途を対象とする

KfW

起業家ローンであり、低利・固定金利の長期 資金を提供。

○ 起業や事業承継(買収)の支援として、

ERP

スタートアップ・ローンを

2012

年に創設。信用リスクの

80%

KfW

が負い、低利・固定 金利の長期資金の提供によって融資実績が拡大。

ERPスタートアップ・キャピタルは、無担保劣後ローンの形式でメザニン資本を提供し、起業や事業承継を支援。

(百万ユーロ)

プログラム名 対象者 対象事業 融資期間・上限額 特徴 実績

2014 2013 2012 2011 2010 KfW起業家

ローン

・創業5年超の企業、

個人事業主 ・設備投資、運転資金 ・最大20年

・1プロジェクトあたり最大25百万ユーロ

・KfWが信用リスクを50%負担可

・20年又は全期間固定金利

・金利補助あり

・1~3年間元金返済据置

6,870 7,982 7,811 6,338 8,006

ERPスタート アップ・ローン

【スタート資金(零細向け)】

・創業3年内の起業者、

個人事業主、零細企業

・企業の設立、買収

【スタート資金(零細向け)】

・5年又は10年

・1者あたり最大100千ユーロ

・KfWが信用リスクを80%負担可

・10年又は全期間固定金利

・金利補助あり

・1~3年間元金返済据置

2,631 2,599 1,961 - -

【ユニバーサル(中小向け)】

・創業5年内の起業者、

個人事業主、中小企業

【ユニバーサル(中小向け)】

・最大20年

・1者あたり最大25百万ユーロ ERPスタートアッ

プ・ キャピタル

・創業3年内の起業者、

個人事業主、

零細企業

・企業の設立、買収 ・最大15年

・1者あたり最大500千ユーロ

・KfWが信用リスクを100%負担可

・10年間は金利補助あり

・7年元金返済据置

・無担保劣後ローン

127 144 138 168 179

ERP地域促進 プログラム

・中小企業、

個人事業主

・経済力の弱い地方

(assisted region)

への投資

・最大20年

・1プロジェクトあたり最大3百万ユーロ

・最大10年固定金利

・金利補助あり

・1~3年間元金返済据置

392 343 426 597 473

ERP資本参加 プログラム

・中小企業に出資しよう

とする投資会社 ・出資基盤の拡充 等

・最大10年(東ドイツ及びベル リンは最大13年)

・最大1.25百万ユーロのローン

・最大10年(東ドイツ、ベルリン は13年)固定金利

・金利補助あり

・エクイティ資金をKfWが融資

59 67 69 83 90

KfW の主な中小企業等支援プログラム( 1 )

(出所)

KfW

ホームページ

起業融資・一般融資プログラム(中小企業銀行部門)

(19)

KfW の主な中小企業等支援プログラム( 2 )

(百万ユーロ)

プログラム名 対象者 対象事業 融資期間・上限額 特徴 実績

2014 2013 2012 2011 2010

ERPイノベーション

プログラム ・企業、個人事業主 ・研究開発

・ 10年

・1プロジェクトあたり最大5百万ユーロ

(費用の100%まで。省エネ技術開発 向けは1プロジェクトあたり最大25 百万ユーロ又は1企業あたり最大 50百万ユーロ)

・10年間固定金利

・金利補助あり

・2年間元金返済据置

(劣後ローンは7年間)

・通常ローンに加え、無担保劣 後ローンも提供

(劣後部分の信用リスクは KfWが負担)

1,329 975 879 1,309 814

ERPスタートアップ・

ファンド

・創業10年内の中小 企業で、革新的技術 を有する企業

・新商品、プロセス、

サービスの開発・

市場導入

・エクイティ出資(リードインベスターと 共同出資。出資額の50%をKfWが負 担。)

・1企業あたり最大5百万ユーロ

・エクイティ出資

・リードインベスターが経営ノウ ハウを提供(KfWは通常は経 営に関与しない)

42 45 58 70 80

イノベーションプログラムは、研究開発活動に長期資金を供給することによってイノベーションを支援。主力商品 は、

ERP

イノベーショ ンプログラムであり、無担保劣後ローンを含む固定金利の長期資金の提供によって毎年

1,000百万ユーロ前後の融資実績を確保。

 ERPスタートアップ・ ファンドにより、他のリード投資家(ベンチャー・キャピタル、プライベート・エクイティ・ファーム

等)と共同で革新的技術を有するスタートアップ段階の企業に出資してイノベーションを支援。

(出所)KfWホームページ

イノベーション プログラム(中小企業銀行部門)

(20)

環境投資プログラムでは、環境保護プロジェクト、特にエネルギー効率の向上、再生可能エネルギー源の利用促進 を目指す措置に対する融資を実施。

 KfWエネルギー効率化プログラムは、エネルギー消費の少ない商業ビルの建設や省エネ技術を活用した工場のエネ

ルギー効率化などの省エネ投資を、低利の長期融資によって支援。

再生可能エネルギープログラムは、2013年に蓄電システムを対象とする「ストレージ」プログラムを新設する等、KfW として積極的に推進。2013年実績は太陽光発電の固定価格買取制度の利用減少等により減少。

KfW の主な中小企業等支援プログラム( 3 )

(百万ユーロ)

プログラム名 対象者 対象事業 融資期間・上限額 特徴 実績

2014 2013 2012 2011 2010 KfWエネルギー

効率化プログラム

・企業、ジョイントベンチャー、

個人事業主

・顕著なエネルギー節約効果 有するドイツ内外への投資

・最大20年

・通常、1プロジェクト あたり25百万ユーロ

・10年又は全期間固定金利

・金利補助あり

・1~3年間元金返済据置

3,171 4,693 3,519 1,314 -

再生可能エネル ギープログラム

(スタンダード)

・個人、非営利法人、企業

・自営農家

・投資ファンド

・再生可能エネルギー

(太陽光、バイオマス、風力、水 力、地熱)を活用した発電・発熱

・最大20年

・1プロジェクトあたり 最大25百万ユーロ

・10年又は全期間固定金利

・金利補助あり

・1~3年間元金返済据置

4,113 4,681 7,937 7,017 9,591 再生可能エネル

ギープログラム

(ストレージ)

・個人、非営利法人、企業

・自営農家

・太陽光発電システムと組み合わ せた蓄電システムの設置

・最大20年

・融資額の上限なし

・返済免除あり

・20年間固定金利

・1~3年間元金返済据置

再生可能エネル ギープログラム

(プレミアム)

・個人、非営利法人、中小企業、

一部大企業

(太陽熱、地熱、蓄熱に係る措 置が支援に値する先に限る)

・自治体、自治体所有企業

・大工場における再生可能エネル ギーを活用した発熱施設の導入

・最大20年

・1プロジェクトあたり 最大10百万ユーロ

・返済免除あり

・10年間固定金利

・金利補助あり

・1~3年間元金返済据置

(出所)KfWホームページ

環境投資プログラム(中小企業銀行部門)

既存設備の交換の場合、少なくとも過去3年間のエネルギー消費の平均より20%の削減効果が必要。新規設備の場合、業界平均と比較して少なくとも15%の削減が必要。

(21)

 代理貸スキームでは、基本的に仲介銀行が信用リスクを負担するため、リスクが高い先や貸付額が少 なく事務経費が賄えないような先については、仲介銀行としても融資を渋る懸念。このため、信用リスク について、一部を KfW が負担する貸付スキームも構築( 2005 年以降)。

仲介銀行が信用リスクの負担免除を申請した場合、

KfW

が一部信用リスクを負担し、

KfW

と当該銀行間 でリスク・マージン(信用リスクに係る金利収入分)は按分。

KfW の金利水準・信用リスク免除スキーム

信用リスク免除スキーム

(出所)KfWホームページ

部門 主なプログラム名 金利設定例 信用リスク負担

中小企業銀行

KfW起業家ローン

○中小企業向け

・1.20~7.60%(10年、10年固定、2年据置)

○中小企業以外向け

・1.30~7.70%(10年、10年固定、2年据置)

仲介銀行:50%

KfW:50%

ERPイノベーション・

プログラム

【一般融資】

・1.00~7.40%(10年、10年固定、2年据置)

【劣後ローン】

・1.30%~6.80%(10年、10年固定、7年据置)

【一般融資】

仲介銀行:100%

【劣後ローン】

KfW:100%

ERPスタートアップ・

キャピタル

※劣後ローン

○旧東独/ベルリン

・1~3年:0.40%、4年以降:2.40%

(15年、10年固定、7年据置)

○旧西独

・1~3年:0.65%、4年以降:2.65%

(15年、10年固定、7年据置)

KfW:100%

KfWエネルギー 効率化 プログラム

・1.00%~7.40%(10年、10年固定、2年据置) 仲介銀行:100%

(参考)

ドイツ国債、KfW債金利 (2015年5月時点)

ドイツ国債 2年:▲0.209%. 5年:0.057%. 10年:0.595%、

KfW債金利(10年物):0.727%

KfW債の対ドイツ国債スプレッド:0.132%

(注)2015年5月時点の金利水準 (出所)KfWホームページ

KfW

調達金利

+経費

+利益

連邦政府資金 ERP特別基金 KfW自己資金

助成 手数料

(0.75~1%)

信用リスク相当分(カテゴリーA~I)

信用リスクの一部を免除する場合には、

この部分をKfWと銀行の間で、リスク負担 額に応じて按分する。

仲介銀行の 調達コスト

仲介銀行の 貸出金利

最優遇金利

(信用リスクが 最低カテゴリー=A)

信用リスクを反映し た貸付金利

(22)

 NRW

銀行は、ノルトライン=ヴェストファーレン(

NRW

)州デュッセルドルフ市(州都、人口:約

60

万人)及びミュンス ター市(人口:約30万人)に本店を構える助成銀行であり、州レベルでの政策金融機関としてドイツで最大。

ノルトライン=ヴェストファーレン州は、ドイツ西部に位置し、ドイツで最大の人口

1,750

万人を有する。中小企業(約

76.5

万社)を主体 とする経済構造を有し、2013年度の名目GDPはドイツ全体の22%(約6,000億ユーロ)を占めて首位。

同州が100%保有している銀行。州が同行に対し組織維持責任及び保証責任を負っている。このため、NRW銀行は 高格付けを取得。また、NRW銀行は法人税が免除されている。その結果、低利での資金供給が可能。

低利子融資、メザニン融資、エクイティ出資、仲介銀行・借り手に対するアドバイス等を行っている。助成分野は、

①「シード・成長」(中小企業、創業企業等に対する助成)、②「住宅・生活」(住宅取得、自治体等に対する助成)、

③「開発・保全」(環境保護、エネルギー効率化等に対する助成)の3分野。

NRW 銀行

項目名 金額

総資産

143,843

うち銀行に対する債権

33,719

うち顧客に対する債権

60,246

うち社債等の利付債券

42,944

従業員

1,283

(出所)NRW.BANK Financial Report 2014

(出所)worldatlas

(単位:百万ユーロ、人)

総資産・従業員数(2014年末)

分野

2014年 2013年 2012年

シード・成長

3,178 2,925 2,845

うち中小企業向け

2,607 2,399 2,388

うち創業企業向け

521 485 423

住宅・生活

4,278 4,840 5,297

うち自治体向け

2,279 2,787 3,124

うち住宅向け

1,430 1,419 1,462

開発・保全

1,441 1,467 1,362

うち環境・エネルギー効率化

1,323 1,331 1,198

合計

8,897 9,232 9,504

(単位:百万ユーロ)

フィッチ ムーディーズ

S&P

長期

AAA Aa1 AA–

分野別の助成額(2014年末)

格付け(2014年末)

ベルリン

フランクフルト ボン

デュッセルドルフ ミュンスター

参照

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貸付対象者 貸付利率 貸付限度額 災害により損失を受けた農 業者等 (一定の条件(※2)を満た す必要があります。) 0% ※3

指定医療機関 都道府県が指定した指定医療機関 のみ医療助成の対象 いずれの医療機関でも医療費助成 の対象

)として.財産