第1節 農業 ……… 142
第2節 商業 ……… 146
第3節 工業 ……… 149
第4節 労働……… 151
第5節 観光 ……… 155
第3編
第
4
章
本市の資源や立地を生かしながら
各種産業の振興、活性化を図り、活
気に満ちたまちを目指します。
大 綱 の 体 系 表
第4章
活気に満ちたまち
1 節 農業
1 農業生産の振興
2 生産基盤の整備
2 節 商業
1 商業の振興
3 節 工業
1 工業の振興
2 中小企業の振興
4 節 労働
1 就労環境の改善
2 雇用の促進
5 節 観光
第3編
第
4
章
農 業 振 興 地 域 整 備 計 画
特産狭山茶を中心とした地域農業の健全な発展を図るため、農地が集団的に存 在する農業地域を保全し、必要な農業関連整備を行い、積極的に農業振興して いくための各種施策や方向性を示した計画。
平成 13 年度~
中 心 市 街 地 活 性 化 基 本 計 画
空洞化が進行している中心市街地の基盤整備と、商業等の活性化の一体的推進 を図り、安全で快適な中心市街地を形成することを目的とした計画。
節 指 標 名 数値設定の説明 H 17 年度現状値 H 23 年度目標値 単位
農 業
茶畑と狭山茶が入間の魅力や 個性として感じられる市民の 割合
市民意識調査の設問「入間市の魅力」で 「茶畑と狭山茶」を選んだ市民の割合を増
やす
84.4 89.4 %
堆肥の市内流通量 流通量を増やす 1,304.5 1,434.9 t
認定農業者数 認定者数を増やす 48 70 人
商 業
法人商店街数 法人商店街数を増やす 2 3 法人
年間商品販売額 法人・個人経営事業所の年間商品販売額
を増やす 2,082* 2,130 億円
工 業 年間製造品出荷額 従業者4人以上の事業所の出荷額総額を
増やす 3,056* 3,200 億円
労 働
勤労者福祉サービスセンター
の会員数 会員数を増やす 2,331 3,000 人
シルバー人材センターへの登 録者の割合
シルバー人材センターへの登録者の割合
を増やす 5.16 6.2 %
現状値覧の*印の数値は、H17 年度以前の数値です。
第3編
第
4
章
農業
第1節
第 1 項 農業生産の振興
◆ 現状と課題
本市の農業は、茶を中心に、さといもをはじめとする野菜、畜産が盛んに行われてきました。しかし、近 年の農業後継者不足による、従事者の高齢化が深刻化しています。
最近では消費者の食の安全・安心に対する関心が高まっており、生産者の顔が見える農産物の消費量も少 しずつ増えてきています。これを踏まえ生産者もより安全で安心して食べられる農産物の栽培に取り組んで います。また、家畜ふん尿から作られる堆肥は畑の土づくりに大変有効なものですが、その利用はなかなか 進まず、堆肥が処理しきれない状況にあります。
◆ 基本方針
農業生産の向上のため、狭山茶や野菜、畜産等の振興を図り、人と環境にやさしい持続性の高い環境保全 型農業への移行を推進します。
また、地産地消の一層の推進など市民が地域農業をより身近なものに感じるよう、市民・消費者の協力を 得た都市農業の展開に努めます。
(4)市民と連携した農業の振興 (3)環境保全型農業の推進 (2)野菜・畜産等の生産振興 (1)特産狭山茶の生産振興
1 農業生産の振興
①特産狭山茶の生産振興
②農業体験教室等の開催
③地産地消の推進
④援農ボランティアの育成 ①農業まつり・新茶まつりの開催
⑤市民農園の提供
②農薬・化学肥料使用量の削減 ①堆肥利用の促進
③農業廃棄物の削減 ①野菜等の生産振興
第3編
第
4
章
(1)特産狭山茶の生産振興 ①特産狭山茶の生産振興
特産「狭山茶」の生産の振興を図るため、優良品種の普及、 省力化機械の導入などを促進します。
(2)野菜・畜産等の生産振興 ①野菜等の生産振興
さといも等については、ブランド化によるイメージアッ プにより、生産の振興を図ります。
②畜産の生産振興
効率のよい安定した畜産経営を支援します。特に、家畜伝染病の徹底した予防への支援など効率の高い 生産に対して補助を行います。
さらに、畜産経営による環境への影響の軽減を図るため、それに必要な薬剤等の購入に対して補助を行い、 周辺環境の保全に努めます。
(3)環境保全型農業の推進 ①堆肥利用の促進
家畜ふん尿からの堆肥の利用を促進し、循環型農業を推進するとともに、安全で美味しい農産物の生産の振興を図ります。
②農薬・化学肥料使用量の削減
農薬や化学肥料の使用量を削減し、消費者が安心して食べられる農産物の生産など環境に配慮した農業を促進します。
③農業廃棄物の削減
マルチシートなど農業資材の使用済み廃棄物の削減を図り、環境にやさしい農業を促進します。
(4)市民と連携した農業の振興 ①農業まつり・新茶まつりの開催
農業まつり、新茶まつりの開催を通して、農業への幅広い理解を深めるとともに、市民と連携した農業の振興を図ります。
②農業体験教室等の開催
農業体験教室等を開催し、市民が実際の体験を通して農業を理解することにより、市民と連携した農業 の振興を図ります。
③地産地消の推進
ふれあい朝市※や市内量販店等で地場産農産物の消費拡大のため、地場産農産物コーナーの充実を図り、生
産者の顔が見える農産物の供給を推進します。また、学校給食への利用を増やすなど、地産地消を推進します。
④援農ボランティアの育成
農家の労働力不足や高齢化を補うため、農作業の支援をする援農ボランティアを育成し活用します。
⑤市民農園の提供
農業に対する理解を深めるため、市民自らが土とふれあい、農産物の収穫の喜びを味わえる場として市民農園を提供します。
第3編
第
4
章
第2項 生産基盤の整備
◆ 現状と課題
近年、農業離れが進み、農業後継者不足と従事者の高齢化が深刻化しており、不耕作地がさらに拡大する ことが危惧されています。その対策として、魅力ある農業の確立と規模の大きな農業経営体の育成、新規就 農者の確保などが必要となっています。
◆ 基本方針
魅力ある農業の生産基盤の整備として、農業後継者の育成をはじめ優れた農業経営体の育成や農業施設の 充実などにより、地域農業の持続的発展を図ります。
(1)農業者の育成・支援 ①農業後継者の育成・支援
次代の農業を担う後継者を確保するために、各種啓発事業・就農促進活動を実施します。また、農業へ の理解を促進する農業後継者対策協議会および農業後継者団体である入間市農業青年会議所・入間市4H クラブを支援します。
②新規就農者の確保
近年、農業離れおよび農業従事者の高齢化に伴い、荒廃する農地が出てきたことから、農家の後継者お よび新規就農参入者の確保や環境整備を図ります。
③農業生産団体の育成・支援
農業生産団体の活動に対して支援を行います。また、必要に応じて助言、指導を行うとともに、団体の 育成を積極的に進めます。
④認定農業者※の拡充
意欲的な経営をしている農業者を地域農業を担うことのできる農業者として育成します。
※認定農業者:農業経営基盤強化促進法により農業経営の規模拡大、生産方式・経営管理の合理化、農業従事の態様等の改善を図るための計画(農業経営改
善計画)を作成した農業者で、市町村が基本構想に照らして認定した者をいう。
(1)農業者の育成・支援
(2)農地・農業施設の充実
2 生産基盤の整備
①農業後継者の育成・支援
③農業生産団体の育成・支援
①農地の利用集積の推進 ④認定農業者の拡充 ②新規就農者の確保
第3編
第
4
章
(2)農地・農業施設の充実 ①農地の利用集積の推進
農業経営規模の拡大や農地の集団化を図る意向がある認定農業者等の担い手農家からの申し出を受け、 農業委員会と連携して農地の利用権の設定を促進することにより、農業の生産性を向上させ体質強化を図 ります。また、それらの効率的かつ安定的な生産を行う農業経営体が利用する農地について、地域に占め る割合が増加するように努めます。
②農業施設の充実
第3編
第
4
章
商業
第 2 節
第 1 項 商業の振興
◆ 現状と課題
近年の日本経済は、好転の兆しが見られるものの、依然として地域経済は冷え込み、個人消費は停滞し、 中心市街地の商店街には空き店舗が目立っています。
さらに、郊外型の大規模小売店舗の進出は、既存商店街を非常に厳しい経営状況に置くこととなり、既存 商店街と大規模小売店舗との共存共栄を可能とする生き残り策が模索されています。また、同様に中小企業 や個人事業の経済活動も厳しい状況にあり、地域経済の活性化や経営安定、事業強化などのための経営支援 策が求められています。
このようなことから、小売商業の活性化のために既存商店街の環境整備や商店街等の組織強化などの基盤 整備を行うことにより、商店街や中心市街地に買い物客を呼ぶことができる魅力ある賑わいの場づくりが必 要となっています。
◆ 基本方針
既存商店街を魅力あるものにするため街路灯の更新等を支援し、特色ある商店街活動ができるよう既存商 店街の法人化などの組織強化や、商工業者に対する経営指導の充実および組織の拡大を図るために商工会組 織の充実に向け支援し、商業基盤の整備を図ります。
また、地域経済の発展および既存商店街の活性化のため、商店街活動への支援と併せ、起業する人の資金 調達の円滑化や中小企業者の企業経営の安定化のために助成や融資等の拡充を図るとともに、環境に配慮し た事業活動を支援することで地域商業の活性化を促進します。
さらに、定期的に消費行動の実態調査を行い、魅力ある商店街づくりに活用するとともに、TMO構想※に
基づく事業を支援することで商業の活性化を推進します。
※TMO構想:中小小売商業高度化事業及びその他の中心市街地活性化事業に関する総合的かつ基本的な構想。
(2)商業活動の支援
(3)商業活性化の促進 (1)商業基盤の整備
①商店街環境整備の促進
①商業振興助成事業
①消費動向調査の実施
②中心市街地活性化の推進 ②商工業振興資金融資事業 ③商工会組織の充実支援 ②商店街法人化の促進
第3編
第
4
章
(1)商業基盤の整備 ①商店街環境整備の促進
魅力ある商店街づくりの一環として、明るくきれいな商店街の整 備と商店街の活性化を目的に、景観に配慮した街路灯の設置やカラー 舗装等について助成します。
②商店街法人化の促進
商店街の経営基盤の拡大・安定を目的に、事業の共同化や事業資金の貸付が可能となる商店街の法人化(商 店街振興組合)を促進し、魅力ある商店街づくりを支援します。
③商工会組織の充実支援
商工会の業務である、市内商工業者に対する経営改善、相談および指導などの経営指導体制の充実が図 られるよう支援します。また、組織の拡充を図るため、会員の7割以上の特定商工業者名簿への登録を目 指します。
(2)商業活動の支援 ①商業振興助成事業
商業の振興と活性化を図るため、商工業振興条例に基づき、テナント入店事業および店舗近代化事業な どへ助成を行います。
また、商業振興を目的として商工会および法人商店街等の事務費に対する補助および商工会の各支部や 商店街振興組合の実施するイベント事業に対して事業費の一部を補助することで商業の振興と活性化を図 ります。
②商工業振興資金融資事業
中小企業者(起業者を含む)の資金調達の円滑化と企業経営の安定化を図るため、融資あっ旋を行います。 また、資金の融資を受けた中小企業者に対し、負担の軽減と経営の安定を図るため、融資に係る支払利 子の一部を補給します。
(3)商業活性化の促進 ①消費動向調査の実施
近年、市内外の大規模小売商業施設の進出により消費者の消費行動に変化が起きていると考えられ、調 査の意義・重要性が高まっていることから、消費者ニーズを把握し、魅力ある商店街づくりに生かしてい くため、定期的に消費者の買い物行動調査を実施します。
②中心市街地活性化の推進
第3編
第
4
章
市
1
1 7
3
3 2
2
大規模小売店舗
● 店舗面積 3,000㎡以上 14店舗
■ 店舗面積 1,000㎡から 3,000㎡未満 13店舗
大 規 模 小 売 店 舗 位 置 図
第3編
第
4
章
◆ 現状と課題
本市の工業は、電気・機械、食品加工、繊維並びに流通加工業などを中心として構成されています。その 中でも近年、自動車関連部品産業の伸びが顕著であります。
今後は、既存産業のネットワークを構築し産業の発展を目指します。狭山台工業団地の整備を急ぐととも に国道 16 号および圏央道入間インターチェンジ周辺の好立地条件を生かし、研究開発型企業や流通業など新 規企業の誘致を進めるため、新たな用地を確保することが求められています。
また、これらの多様な既存の産業は、その多くが小規模企業であるため、経営基盤の強化や製品の研究・ 開発による高付加価値化が大きな課題となっています。
◆ 基本方針
狭山台工業団地への工場集積を基本としつつ、市街化調整区域内にある未利用地の有効活用や新たな企業 誘致先を確保するとともに、工業振興助成制度の活用により、新たな企業立地を促進します。
また、企業や大学そして行政が連携して産業の技術の高度化や経営基盤の強化を図り、新しい製品開発や 新分野への進出を促進します。
(1)工業活動の支援 ①工業振興助成事業
商工業振興条例に基づき工業振興助成金を交付することにより工場立地を促し、企業の経営を支援するとと もに、税収の安定的確保と雇用の安定を目指します。また、特定地域において工場設備の近代化や公害防止施 設等の整備を実施した企業に対し、商工業振興条例に基づきその費用の一部を助成します。
②工業関係団体の活動支援
企業間の連絡調整、従業員の確保と資質の向上、福 利厚生の増進を通して、産業全体の発展を目指して活動 している工業会および繊維工業会の事業を支援します。 また、市内工業団体の発展的統合に向け調整に努めます。
(2)企業誘致の促進 ①企業誘致の促進
地域の活性化と雇用機会の拡大および安定的な税収の確保を目標として、企業誘致を進めます。この事業を 推進するために、早期に新たな誘致先の確保に努めます。
また、狭山台工業団地については、点在する未活用地の有効活用を地権者の意向も確認し、企業誘致を進めます。
市
1 1 7 3 3 2 2
(1)工業活動の支援
(2)企業誘致の促進
1 工業の振興
①企業誘致の促進 ①工業振興助成事業
第3編
第
4
章
第2項 中小企業の振興
◆ 現状と課題
経済のグローバル化、少子高齢化、高度情報化の進展、さらには市場開放や規制緩和等による国際的な大 競争時代に対応し、中小企業においても産業構造の変革が強く求められています。
こうした状況の中で地域経済の活力をさらに高めていくには、これまでの産業、技術の集積を生かし、既 存産業の高度化・高付加価値化はもとより、今後、成長が期待される情報・通信、医療・福祉、環境などの 分野において、新しい産業の創出・育成が重要な課題となっています。
そこで、企業や大学等そして行政の交流や連携を深めながら、次代を担う新しい地域産業の創出・育成を 図るとともに、厳しい経営環境に対応できる経営基盤の安定・強化が求められています。
また、中小企業の経営支援を強化し、環境に配慮した事業活動を支援するなど、地域経済の活性化を図っ ていく必要があります。
◆ 基本方針
産業構造の変革に対応していくため、経営改善の指導や融資制度の充実、積極的な人材育成に努めるなど、 経営体質の強化を支援します。
また、企業間での異業種交流や大学等そして行政の交流などにより、技術の高度化や新製品の開発を促進 するとともに、新分野への進出や新たな市場開拓を支援し、中小企業の経営基盤の強化に努めます。 また、 企業や大学そして行政が連携して産業の技術の高度化や経営基盤の強化を図り、新しい製品開発や新分野へ の進出を促進します。
(1)中小企業の経営の向上 ①中小企業の支援
意欲ある中小企業に対し、地元の大学や公共研究機関などの活用が図られるよう、技術革新、人材の育 成や充実、販路拡大を目的とした多面的な支援を行います。また、元気な入間ものづくりネットワーク事 業※の活動を支援します。
②環境に配慮した事業活動の推進
環境問題に対する消費者、商工業者の認識の高まりに応じ、環境に配慮した事業活動の推進を目的として、 市と事業者との連携による環境活動を展開します。
また、事業所の業務用車両への低公害車の導入促進および環境管理システムの認証取得を支援します。
※元気な入間ものづくりネットワーク事業:平成 15 年9月、地域経済の活性化を目的に、市内企業や産業団体、大学、金融機関、商工会、行政の連携により、
人材・技術・情報・資金等を総合的に支援するネットワークを構築した。現在、会員同士の技術交流や新製品開発研究等により「メイドイン入間」の創出 に向け、事業活動中である。
(1)中小企業の経営の向上
2 中小企業の振興
①中小企業の支援
第3編
第
4
章
◆ 現状と課題
景気が回復基調にあり、日本経済に明るさが戻りつつあるものの、派遣社員、パート社員などの増加に伴 う雇用形態の多様化は進んでおり、再就職は困難を極め、有利な就職活動が行えるような就職支援策が求め られています。
また、男女労働者が、生涯を通じて充実した職業生活を送ることができるようにすることは、雇用の分野 における男女の機会均等や男女共同参画社会の実現のためにも重要な課題であり、職業生活と家庭生活との 両立が図られるよう雇用環境の整備が求められています。
さらに、勤労者の就業意識、定年延長に伴いライフスタイル※も変化し、福利厚生面におけるニーズも多様
化しているなかで、中小企業勤労者を中心に、きめ細かな福利厚生の充実を図っていく必要があります。
◆ 基本方針
企業が求める人材として有利な就職活動が行えるよう、職業能力開発に関する講座や実践的な就職支援講 習会などを実施します。
また、育児・介護休業制度の普及、定着など安心して働くことのできる環境づくりに努めます。
さらに、勤労者の就業意識、定年延長に伴うライフスタイルの変化に対応し、勤労者福利厚生事業、勤労 者住宅融資制度、中小企業退職金共済制度などにより、勤労者福祉の充実を図ります。
※ライフスタイル:生活の様式・営み方。また、人生観・価値観・習慣などを含めた個人の生き方のこと。
(1)就職活動・職場環境の改善
(2)勤労者福祉の充実
1 就労環境の改善
①講座・講習会の開催
②育児休業制度等の普及促進
③労働相談の充実
①勤労者住宅資金貸付
②中小企業退職金共済掛金制度の普及促進
③勤労者福祉の充実
第3編
第
4
章
(1)就職活動・職場環境の改善 ①講座・講習会の開催
再就職に関する講座・講習会を開催し、求職者がスキルアップを図ることで企業が求める人材として有 利な就職活動を行えるように支援します。
②育児休業制度等の普及促進
男女の均等な雇用機会と待遇の平等化の徹底を働きかけるとともに、育児・介護休業制度の実施など勤 労者として女性がその能力を十分に発揮できる職場環境づくりの啓発に努めます。
③労働相談の充実
雇用形態の変化等に伴い、あらゆる分野において労働関係の問題が増加しています。このため、専門の 相談員による相談の場を提供し、良好な職場環境づくりに努めます。
(2)勤労者福祉の充実 ①勤労者住宅資金貸付
市内定住促進および居住者の福祉の向上を図るため、市内に住もうとしている人、新築・増築・修繕を 希望する市民が安心して資金の確保ができる貸付制度を実施します。
②中小企業退職金共済掛金制度の普及促進
中小企業勤労者の雇用の安定と福祉の増進実現のために、制度の活用の啓発と普及を図ります。
③勤労者福祉の充実
勤労者のための施設である勤労者福祉サービスセンター※を有効活用し、施設の整備を行うことにより、
勤労者の自由な時間の有効利用、勤労意欲の向上、健康の増進を図ります。
また、中小企業勤労者の福利厚生を充実し、豊かな勤労者生活を送ることができるように、勤労者福祉サー ビスセンターの事業を支援します。
④勤労者技能功労表彰制度の活用
優れた技能者を表彰することにより、技能尊重、後継者の育成や勤労意欲の増進および資質の向上を図 ります。
※勤労者福祉サービスセンター:中小企業等の勤労者や事業主の福利厚生の向上を図るとともに、雇用の安定を図ることを目的としたもので、平成11年度
第3編
第
4
章
◆ 現状と課題
経済のグローバル化、少子高齢社会の到来など、産業構造は大きな転換期を迎えており、雇用を取り巻く 環境も大きな変化に直面しています。
こうした状況下で、国・県においては、公共職業安定所などを拠点とした各種の労働施策を展開していま すが、本市としても、雇用環境の変化に対応した雇用の促進・安定と就業機会の創出を図っていく必要があ ります。
今後は、産業の振興による雇用機会の創出はもとより、高齢者や女性の就業意欲が高まるなかで、その就 業機会の創出に努めるとともに、障害者についても、支援体制の充実を図るなど就業の場を拡大していく必 要があります。
また、ニート※やフリーター※等の増加は、若者が職業能力を蓄積できないことによる将来的な競争力の低下、
社会保障制度の不安定化、少子化の一層の進行、社会不安の増大など、社会の存続にかかわる重大な問題を はらんでいます。これらの課題に対応し労働力需要の変化に即応した職業能力の開発、雇用情報サービスの 拡充が求められています。
◆ 基本方針
新規企業の立地や既存産業の活性化による新たな雇用機会の創出を図るとともに、高齢者、女性、障害者 についても、関係機関と連携を深めながら各種の支援施策を展開し、その就業機会の創出に努めます。 今後は、高齢者の雇用の促進、女性・障害者の雇用促進について周知啓発などに努めます。
また、若年層の就職支援をはじめ、全ての世代に対応する職業紹介所を設置し、職業紹介を促進するとと もに、ニート・フリーターへの支援事業や企業面接会などを支援します。
※ニート:英語のNEET(=N otinEducation,Employment,orTraininng)の頭文字をとった造語。学校に通っておらず、働こうともせず、職業訓 練も受けていない無業者のこと。
(1)雇用の促進
①高齢者・女性・障害者の雇用促進
働く意欲のある女性が、その能力を十分に発揮できるよう、男女の均等な雇用機会や待遇の確保を促進 します。また、少子高齢社会を迎え、高齢者・女性・障害者のそれぞれの二—ズに対応した雇用促進とそ の周知啓発に努めます。
②若年者の雇用促進
企業や行政機関で就業を体験するインターンシップ※、企業面接会および就職支援セミナーの開催など国、
県等の関係機関と連携し若年層に対する就職の支援を行います。
(1)雇用の促進
2 雇用の促進
①高齢者・女性・障害者の雇用促進
②若年者の雇用促進
③シルバー人材センターの事業活動の支援
第3編
第
4
章
③シルバー人材センターの事業活動の支援
働く意欲のある高齢者の就業機会を確保するため、シルバー人材センターと連携し、効果的な事業・活 動支援を行います。
④職業紹介の促進
第3編
第
4
章
◆ 現状と課題
入間市は国道 16 号をはじめとする幹線道路が通り、圏央道入間インターチェンジが設置されているなど、 交通アクセスは高いといえます。また、加治丘陵、狭山丘陵や集団茶園など武蔵野の面影や豊かな緑が残さ れており、武蔵野七福神や狭山三十三観音霊場などの歴史的建造物なども数多く見受けられます。
このように観光資源に恵まれているにもかかわらず、本市の所在地や主要交通機関等に対する知名度は低 い状況にあり、また、「狭山茶」が本市の特産品であり、生産量も県下一を誇ることもあまり知られていない 状況です。
このため、入間市の認知度を高めることにより訪れる人を増加させ、本市の魅力や情報を広く発信してい くことが必要です。
◆ 基本方針
市民と行政の協働のまちづくりと観光の振興を目的としての推進を図るため、市内で行われているイベン トやまつりを支援します。
また、地域のより良いイメージを発信し本市の知名度を高め、多くの市民が地域への誇りと愛着を感じる よう、その主体となる観光協会の活動を支援し、観光振興を図ります。
※入間万燈まつり:昭和56年に入間市民フェスティバルとして開催したのが始まりで、平成4年度から万燈まつりと名称を変え開催している。毎年10月の最終土日に産業
文化センター周辺で開催される市内最大の祭りで、伝統文化の継承と市民文化の創造を目的としている。
(1)観光事業の充実
①まつり・イベントの開催支援
本市最大のまつりとして市内外に知られ定着している入間万燈まつり※を、今後も継続して支援していく
とともに、入間茶まつり※や入間納涼花火大会※、各地区で行われているまつりやイベントが継続的に発展
するように支援します。
②観光協会への支援
入間市の観光PRのための宣伝啓発、観光支援、観光振興、情報提供な どの事業活動を行っている観光協会を継続して支援します。
③観光資源の活用
市内にある観光資源を活用し、魅力を広く発信することで、本市のイメー ジを高め併せて来訪者を増加させるなど、観光の振興を図ります。
(1)観光事業の充実
1 観光の振興
①まつり・イベントの開催支援
②観光協会への支援