見
た
目
に
は
わ
か
ら
な
い
こ
と
も
・
・
・
自分ではまだ若いと思っていたが、四ヶ月ぐらい前から四十肩になり右腕が上がらなくなってしまいまし
た。四十肩とはよくいったもので、四十過ぎて本当になるものだとある意味感心しています。先日、事務所
に来客があり、お茶をつぎ、運ぼうとした際、右手に熱いお茶がかかり、おもわず反射的に右手を振り払い
ました。
普段なら痛くて動かしませんが、
無意識に動かした右手には雷が落ちたような電気が走り、
その後、
なんともいえない激痛で悶絶しました。当たり前ではありますがその痛みは、まわりには誰にも伝わってい
ませんでした。
話はかわりますが、半年前には実家の庭木の伐採を二日がかりでしていた際、疲れで集中力が途切れ、チ
ェーンソーで誤って左手中指の爪から第二間接まで縦に切ってしまうことがありました。その痛さたるや人
生で一番かもしれません。病院で十数針縫い、数ヶ月包帯をしていました。その際には、会う人、会う人に
﹁どうしたんですか。
﹂
と聞かれ、
その度に事情を説明しました。
包帯など見た目にわかる怪我は気遣っても
らえますが、本人にしかわからない四十肩は自分で痛みを訴えない限り、誰にもわかりようがありません。
以前、ある番組を見ていて同じようなことを感じたことがありました。NHKの特番で百人の障がい者が健
常者に物申すという番組でした。見た目にはまったく障がいがあるとわからない難病の若い子がバスや電車
に乗られないと訴えていました。ずっと立っているのが困難らしいが、見た目が若く、障がいがあるように
見えないので誰も席を譲ってくれないと嘆いていました。
わたしたちが気づかないだけで、さまざまな支援を必要としている障がいの
ある方は身の回りにたくさんいるのかもしれません。そんな支援を必要とする
人たちが手伝ってほしいことを周りに知らせる便利なカードがあります。ご存
知の方も多いと思いますが、ヘルプカードです。その人に必要な合理的な配慮
ができるよう、カードに手伝ってほしいことを記載するカードです。というこ
とは、たくさんの人たちがこのカードの存在をきちんと理解し、支援しないと
意味がありません。熊本県や熊本市が作成し配布するヘルプカードは、区役所
のほか各総合出張所、ふれあい文化センターや熊本市内の各公民館にもおいて
あります。
誰しも歳を取り、
様々な手助けが必要となります。
みんなで助け合えるやさしい社会を築きたいものです。