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平成25年度 第2回宮崎市障がい者施策推進協議会会議録

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(1)

第2回宮崎市障がい者施策推進協議会会議録

開催日

:平成26年2月13日

(2)

発言者 議題・発言内容等

司会 ○  開会 ○  委嘱状交付 ○  福祉部長あいさつ ○  委員紹介

○  会長選出

会長あいさつ こんにちは。会長ということで、2回目になりますけれども、皆様のご意見をできる だけ多くお聞きしていけるような会議にしていきたいと考えておりますので、今期もよ ろしくお願いいたします。

議長 それでは、これからは私のほうで進めさせていただきますので、皆様方のご協力をよ ろしくお願いします。

議事に入ります前に、会議録署名人を指名させていただきたいと思います。

今回の会議録への署名は、井上(いのうえ)委員と南部(なんぶ)委員にお願いした いと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。

委員 (「異議なし」の声。)

議長 はい。ありがとうございます。では両委員には会議録作成後に内容を確認の上、ご署 名いただくことになりますけれども、よろしくお願いします。

それでは、早速、議事に入ります。

本日は、協議事項が2件、報告事項が4件、予定されています。

まず、協議事項の(1)、「障害者優先調達推進法に基づく物品調達」につきまして、 事務局から 説明をお願いします。

障がい福祉課 ………協議事項について説明………

(3)

委員 以前ハートフル法という法律が国会で審議されていたのですが、廃案になり、今回物 品調達法というかたちになったかと思います。ハートフル法の審議の中で、行政が障が い者の施設から物品を調達した時に行政としてはプラスマイナスゼロであるという意見 がありました。この時、プラスマイナスゼロとはどこの事業所で購入しても同じだとい う意味合いかなと私は思っていました。ところがですね。私が昨日調べてみたところで は、ちょっと意味が違って、我々は競争入札で市のほうに入っていますけれども、競争 入札で入った場合、来年度は見込めないかもしれないわけですね。そうなってくると、 金額そのものがここからさらにマイナスになってしまうということが考えられます。そ れでですね、各県の状況を調べてみると随意契約という項目が非常に多いですね。随意 契約で物品調達法を達成しようという考えを非常に感じました。

そこで、宮崎市としてこの随意契約というものを、是非取り入れてもらいたいと思い ますし、そうでないと障がい者福祉施設の受注はなかなか増えていかないだろうと思う わけです。やはり障がい者福祉施設の受注金額が増えていって、宮崎市はこれだけ障が い者にやさしいと、配慮しているんだとアピールしていくことが必要だと考えています。

それでですね、随意契約が各課によって金額が違うと思うんですけど、どの程度、各 課と相談をしたのか、そのあたりについて説明していただきたいと思います。

議長 ありがとうございました。

最後のところが質問になるかと思いますけれども、随意契約についての各課との調整 についてご説明をお願いします。

(4)

(前ページに続く) 法で対象となった施設から何かを買う、あるいは何かをお願いするということが、随意 契約の直接の理由にはならないものですから、いままでの契約のやり方で、できるだけ 調達を増やしていくというところを試行錯誤しているところです。

この法律の対象施設であるからということで随意契約ができるという訳ではないとい うことをですね、まず押さえておいていただきたいと思います。その中で私たちも各課 に一定金額以下であって、ある程度各課の裁量で発注ができるものについてはできるだ け障がい者施設を使ってほしいというお願いをしております。

ただ、そのものについては、金額がある程度、低い案件になりますことから、積み

上げても金額がなかなか伸びていかないというところもあります。

金額が大きな部分につきましては、特定随意契約ということで実績がございまし

て、各課への照会を通じて把握しておりまして、織り込んでいるところです。

特定随意契約が一件二件と増えていくと、実績も上がっていくんですけれども、や

はり他の民間企業との公平性、あるいは全体的な金額、安くできるか、物の性質とい

ったところもありますので、今後の課題だとは思っていますけれども、そういったと

ころも増やしながら、地方自治法に定められた契約のルールの範囲内で、障がい者施

設との取引を増やしていこうということで、各課への働きかけをさせていただいてい

ます。

土肥委員の質問につきましては、随意契約の詳細は把握しておりませんけれども、

各課が毎年執行段階で決めている部分もありますので、ある程度の情報を得ながら今

回の見込み目標を立てさせていただいたところでございます。

議長 随意契約を結ぶことはなかなか難しい状況にあります。物品調達の目標を達成するた めの方策ということで、皆さんが各課に説明に行くということですね。その点について もう少し詳しく説明していただいてもよろしいでしょうか。

(5)

(前ページの続き) す。

こういった案件はどこか契約を受けてもらえないか、こういったものはどこか取り

扱っていないのかといった各課の問い合わせも増えております。

私どもはその間に入る形で、情報をできるだけ丁寧に提供させていただいていると

ころです。

そこで調達された案件もありますが、なかなか契約の方法というのは市の細かいル

ールが決まっておりますので、そこに頼みたいからといって、頼めない場合もあると

いうことをうまくアドバイスしながら、特定随意契約というやり方も考慮に入れなが

ら各課にアドバイスをさせていただいて、今後も進めていくつもりでおりますので、

できるだけ頑張っていきたいと思います。

委員 他自治体のホームページを確認したところ、随意契約で物品調達を達成するとして

いる自治体が多く見られます。

そういうまちはやさしいまちですね。宮崎市が障がい者施設との随意契約を増やせ

ないと判断をするのであれば、宮崎市はやさしくないまちだと。わたしはそう思う訳

ですね。

宮崎市はどういうまちなのかそういうことを数年前から考えていますが、やはり障

がい者に対してやさしいまちとは言い難い。

高齢者に対してはやさしいまちかもしれませんが。

障がい者施設に対する随意契約が難しいということになれば、これは物品調達法の

目的である、障がい者の施設に対して、例えば随意契約でいいから仕事を流し、この

ことによって工賃向上を実現するということも当然難しい問題です。

宮崎市が随意契約をせずに一般競争入札をするとなると、私たちは相当金額を落と

さないと勝てないわけです。そうなると宮崎市が儲かると。

(6)

(前ページの続き) ぶことで、障がい者の工賃向上に貢献する必要があると思っています。これは行政も

頑張るけど私達施設側も頑張るということです。

この二つの頑張りがあってですね。工賃向上計画が達成できるのです。でもいまの

状況ではそれがなかなか難しいと。今年競争入札で取っても、来年は分からないわけ

ですね。ですから私が質問した訳です。

私たちはですね、各課に対して、この法律ができたときにチラシを配ったわけです

ね。こういう法律ができますよと。県にも市にも配りました。

そうしたところ、県ではこれくらいの金額なら発注してもいいだろうというところ

もあり、現に受注した仕事もあります。でも宮崎市からは一件もなかったですね。

そういうところから考えてみると、私が宮崎市より県の方が障がい者に対してやさ

しいと感じた訳ですね。これはおかしいと思ってですね。ちょっとそこらあたりにつ

いてくどいようですけど、やはり宮崎市には頑張ってもらわなければならないと思う

わけです。いろいろ法律があるかもしれませんけれども、この物品調達法も法律なん

ですよ。

このことについて、きちんと行動に移すことをお願いしたいなと思っています。

議長 ありがとうございます。ホームページ等で調べて随意契約を結んでいる市町村が見

られたということです。

今回、市のほうから出されている資料の下のほうにですね、他自治体の事前調査を

行うようなことを書いておりますけれども、そういったところで、随意契約について、

検討するということはできないでしょうか。

障がい福祉課 会長のおっしゃいましたとおり、よその自治体でどれくらいの随意契約があって、目

標に対し、どういった達成状況にあるのか調査をして把握をして参りたいと考えてお

ります。

(7)

(前ページの続き) けではございませんで、物品等制度に則った特定随意契約の制度もございます。随意

契約できない部分を随意契約にするということはなかなか難しいものですから、今ま

で別のところに出していた契約を障がい者の施設でもできますよというところのス

ライドをできるだけいれさせていただいて、実績を伸ばしていきたいと考えていま

す。

議長 それでは、調査をしていただいて、ご報告いただければと思います。

他にご質問はございませんでしょうか。

委員 在宅就業支援団体は宮崎県に1箇所しかありません。私の事業所だけです。ところ

が在宅就業支援団体に対して、何のアプローチも質問も来ません。

これは、在宅就業支援団体を知らないという市の職員が多いからではないですか。

在宅就業支援団体は国から認められた団体です。国に申請して認められているわけで

す。今こういった団体が少しずつ増えています。今後、在宅就業支援団体が活発に物

品調達法に関係していく必要があるのではないでしょうか。

それから特例子会社について、宮崎県には何箇所あるのでしょうか。そのことを教

えてください。

障がい福祉課 今の委員の質問に関しましては、資料6の事前質問①「障害者優先調達推進法につ

いて」の中で省略しましたけれども、4ページ③をご覧頂きたいと思います。

この部分が在宅就業支援団体に関するご質問でした。在宅就業障がい者や在宅就業

支援団体を調達先にする誘導は市として行っているのかという事前質問がございま

した。これを説明すればよかったですけれども、すみませんでした。

4ページの③ですけれども、土肥委員のおっしゃるとおり、在宅就業支援団体は県

内に1箇所しかございません。その団体が支援している、在宅就業障がい者はいまの

(8)

(前ページに続く) しかしながら、法がそういった方々が調達法の対象としているということですの

で、今後そういった団体から何が調達できるかについて検討して連携を図っていく必

要もあるのかなと思っているところです。

それと、県内の特例子会社はですね、延岡のほうに1社あるというふうに伺ってお

ります。宮崎市内は一つもない状態ということで、国によって公表されています。

委員 ちょっと今の説明には間違いがあります。

在宅就業支援団体は、例えばB型作業所は在宅就業団体の下位になるということが

書いてあります。ですからB型は申請すれば在宅就業支援団体になれる訳です。今な

いと言われましたけどね、B型作業所であればあります。そういう法律になっていま

す。

障がい福祉課 私どもも調べていきたいと思います。

議長 それでは協議事項(1)「障害者優先調達推進法に基づく物品調達について」は、

原案のとおり、了承することでよろしいでしょうか。

(異議なし)

それでは、本協議会として、原案どおり承認したいと思います。

各課への説明等、大変だと思いますけどよろしくお願いします。

続きまして、協議事項(2)に移りたいと思います。

(2)「内部障がい者に対する理解促進」につきましては、本協議会で審議したい

事項ということで委員の皆様から提案があったと伺っています。

まず、事前配布資料に基づき、事務局から「ハート・プラスマーク」に関する説明

(9)

障がい福祉課 「ハート・プラスマーク」に関する説明

委員 (ハート・プラスマークの図を示し)まず、このマークご存知の方はいらっしゃま

すか?「ハート・プラスマーク」と申します。

一般社会で障がい者として認識されているのは、外から見て分かる障がい者であっ

て、内部障がい者は障がい者と見られていません。私など一目見て障がい者というこ

とがまったく分からない。

内閣府が認めている障がい者関連のマークは9つあります。「ハート・プラスマー

ク」もその一つです。私が最初に「ハート・プラスマーク」を知ったのは、平成18

年度でした。その時は普及するにどうしたらいいかわからなかったものですから、県

と市には「こういうマークができましたから、普及する方法はないでしょうか」と話

を持っていっただけで、そのままになっていました。

今年の一月にオストミー協会の九州ブロック会議がありまして、その時に「ハー

ト・プラスマーク」のバッジを初めて見まして、内部障がい者が皆バッチをつけ、周

知・普及を図っていけば「あ、あの人は障がい者だ」とわかるだろうと思いまして、

今日の提案にしたわけです。

平成19年度に佐賀県が全国で初めて、おもいやり駐車場を採用しました。

私がそちらを持って帰りまして、県・市と連携して普及に努めました。今振り返る

と、そのとき、「ハート・プラスマーク」も一生懸命普及に取り組めばよかったと思

うのです。おもいやり駐車場については、皆様もいろいろなところでお目にかかるこ

とと思います。

あれと同じくみんなで力を合わせて「ハート・プラスマーク」を一生懸命広めてい

(10)

(前ページに続く) ん広まっていません。

「ハート・プラスマーク」は、宮崎市役所の入り口の駐車場にはついていますが、

どういったいきさつでついたのか経緯を伺ってみたいと思います。

内部障がい者は、割合で申しますと、身体障がい者手帳発行者全体のうち、宮崎市

は34%を占めます。県でも31%となっています。

私が今まで一生懸命運動してオストメイト対応トイレの普及について頑張りまし

て現在、県内に320箇所くらいできています。その内の半分の180箇所は宮崎市

にあります。非常にありがたく思っています。

オストメイトの方に対する「一般の方からオストメイトが理解されているか」とい

うアンケート調査で「理解されている」という人は8%でした。もっと少ないものと

思っていたんですけどね。92%の人は理解されていない考えているというわけで

す。

こういう現状を踏まえまして、官民合わせて「ハート・プラスマーク」の普及にご

協力いただければと思っています。

議長 はい。ありがとうございました。「ハート・プラスマーク」についてですね。理解

促進ということで、お話いただきましたところですけど、何かご意見等ございません

でしょうか。

委員 私は、宮崎県難病相談センターのセンター長をしています。

この問題は多くの難病患者から出されていることは事実でございます。特に病院等

に行った時に、きちんと付けていれば、分かってくれるということもあると聞いてお

りますし、宮崎市だけの問題ではないと思っています。市の担当者の方とも一緒に協

議しながら進めたいと思っています。

(11)

(前ページの続き) も市の方から何かございますか。

障がい福祉課 先ほど委員からマークの経緯についてということでしたので、その件と合わせて説

明させていただきます。

マークにつきましては、市役所でプリントしているのは委員からご説明のありまし

た2箇所になります。駐車場にハートプラスマークがプリントされたのは4年前にな

ります。

もともとこの駐車場には、国際障がい者マークがプリントされていましたが、市民

から、車いすの方だけでなく、様々な問題を持った方が利用できるように表示すべき

ではないかというご意見がありまして、現在の「ハート・プラスマーク」、マタニテ

ィマーク等を組み合わせたマークをプリントしております。

委員からございました件につきましては、市としましてもマークをつけるだけでは

なく、マークの意味合いについて市民の皆様に周知を図っていくことが大事だと思い

ますので、皆様とお話をしながら、普及と周知の方法について研究していきたいと思

っています。

委員 さきほど言われましたとおりですね、パーキングパーミットという制度を佐賀県が

導入しました。

これは九州の脊椎損傷者の会が中心となって取り組み、どなたにも安心して使って

もらえるようにということで導入されました。

しかしながら、現在この制度が問題に直面しています。

それはですね、障がい者用駐車場と健常者用駐車場を同じ幅で作ってしまったんで

すね。

車いすの方が、車いすに乗り降りするスペースがありません。宮崎県から私たちの

方に、どうすればいいのかと相談がありまして、車いす駐車場と歩ける方の駐車場を

(12)

(前ページの続き) 問題になるわけです。ここでは報告だけですけれども、以上です。

議長 ありがとうございました。時間がきておりますので、このぐらいにしておきたいと

思いますけれどもよろしいでしょうか。今「ハート・プラスマーク」については、市

についても普及できるような方法を考えてみるということでよろしかったでしょう

か。いま土肥委員からもありましたけれども、そこらへんもしっかり考えないといけ

ないのでそのあたりよろしくお願いします。

委員 このマークの利用もそうですが、内部障がい者は一般的に理解が進んでいない。

一般の社会でよく理解していただければ、内部障がい者の就労支援にもかなりな貢

献があるのではなかろうかと思っているわけです。

皆さんが思いやりのある心を持った社会づくりをしていただきたいと思っていま

す。ただマークがあればいいというのではなく、思いやりの心を育むような取り組み

をしていただきたいと思っています。

議長 ありがとうございました。貴重なご意見をありがとうございました。

今後も皆さんと協議していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

続きまして、報告事項に移ります。報告事項(1)の「難病患者の福祉サービス利

用状況について」につきまして、事務局から説明をお願いします。

障がい福祉課 報告事項(1)「難病患者の福祉サービス利用状況について」について説明

議長 ありがとうございました。ただいまの説明について、ご質問等ございましたらよろ

しくお願いします。

よろしいでしょうか。よろしければ次に進みたいと思います。報告事項(2)「サ

ービス等利用計画の策定状況について」につきまして、事務局から説明をお願いしま

す。

障がい福祉課 報告事項(2)「サービス等利用計画の策定状況について」について説明

(13)

(前ページの続き) ろしくお願いします。

委員よろしくお願いします。

委員 私の事業所も相談支援事業所として登録してますが、事業所によってずいぶんばら

つきがあるようですけれども、障がい福祉課の方では把握しているのでしょうか。

議長 相談支援事業所によってばらつきがあるということを把握しているかということ

ですけれども、回答の方よろしくお願いします。

障がい福祉課 計画作成の依頼している件数についてばらつきがあるという話だと思いますが、現

在、新規の申請につきましては随時利用者に作成依頼をしておりまして、相談支援事

業所の一覧を渡してその中から選んでもらっている状況です。

更新は、すでに相談支援専門員が計画を作成している利用者については、同じ相談

支援専門員が更新を行います。作成していない利用者については、相談支援事業所の

一覧を渡して更新を行う事業所を選択してもらっています。

毎月の更新件数には、ばらつきがございます。月によって多い月もあれば、少ない

月もございます。

委員 私の言っているばらつきは内容のばらつきです。

障がい福祉課 サービス等利用計画の中身ということですね。中身ということになりますと、確か

に十分練られたプランもございますし、相談支援専門員にお話を伺って、詳細を確認

しなければならない、見直しをお願いしなければならないプランもございます。この

ように相談支援専門員とやりとりをしながら計画を提出していただいています。内容

についてばらつきがあるのは事実だと思います。

今後モニタリングというものを行っていくことになっております。このモニタリン

グを通じて、よりよい支援のできるプランになっていくよう、私たちも、相談支援専

門員と話をしながら、質の向上というものを目指して行きたいと考えております。

(14)

(前ページの続き) て、今後検討をしていただければというふうに思います。

それでは、報告事項の(3)「障がい者虐待の対応状況」につきまして、事務局か

ら説明をお願いします。

障がい福祉課 3)「障がい者虐待の対応状況」について説明

議長 事務局より説明がありましたが、何かこのことについてご質問等ございますでしょ

うか。

委員 これは随分前の話ですが、利用者の親が本人の障がい基礎年金を搾取しているとい

う事例がありました。本人は親がすることだからと諦めている訳です。

こういう事例というのは私もかなりあるのではないかと思っています。ただ親子の

問題だからとなかなか表に出てこない。このことがやはり虐待対応として非常に難し

い部分ではないかと思っています。

行政としては、我々はそれをどうやって見つけてそれをどうやって報告すればよい

でしょうか。

議長 虐待を見つけることは非常に大変なのだけれども、見つけ方というのは何かあるの

でしょうかということなのですが。

障がい福祉課 今、委員からありました問題が、虐待への対応として、一番の問題になっていると

ころだと思っています。なかなか表に出てこない、誰にも知られないということで、

どんどん深刻になっていくということが問題になっています。

こういったことを防ぐために、少しでもあやしいと感じた段階で市の方に通報して

いただけましたらと思っています。

ひょっとしたら違うかもしれないと思い、ためらうこともあると思いますが、通報

を受けた市の方できちんと事実確認を行い、通報者の秘密を守りながら虐待の解決に

(15)

(前ページの続き) すべての対応のはじまりは通報です。少しでも違和感を感じたらすぐに通報していた

だきたいと思いますのでよろしくお願いします。

なお、障害者虐待防止法の正式名称は「障害者虐待の防止及び養護者の支援に関する

法律」であり、あくまで虐待者を罰することが目的ではなく、虐待の要因を解決するこ

とで虐待を解消するということが基本的なスタンスとなります。

議長 少しでも違和感を感じたらまずは通報とうことですね。ありがとうございました。他

にございますか。よろしいでしょうか。

事務局からほかになにかございますか。

障がい福祉課 ○ 資料6「平成25年度 第2回宮崎市障がい者施策推進協議会における事前質問に

対する回答」質問②「外出介護(移送介護)」について説明

○ 資料6「平成25年度 第2回宮崎市障がい者施策推進協議会における事前質問に

対する回答」質問③「就労施設の移送費」について説明

事前質問については以上のとおりご説明させていただきました。

委員 とても大事な問題があります。今地震がくるとか津波がくるとか盛んに言われてお

り、確率がどんどん上がっているんだろうと思うんですね。このことについて、障がい

者や高齢者に対して、どのような施策を今打っているのか。これがはっきりしません。

その部分をぜひしっかりお願いしたいなと思っています。

それからですね。私は月見ヶ丘に住んでいますが、月見ヶ丘には民生委員がいません。

前任者が辞任してそのまま空席となっています。そういうときにどこに相談すればいい

のかという問題もありますのでよろしくお願いします。

議長 障がい者の災害時の対応とか、民生委員さんがいない地区の問題等、貴重な問題提起

ありがとうございます。次回の協議会においてでもお話ししたいと思います。

障がい福祉課 ありがとうございました。それでは資料7としまして、首藤委員から資料をお預かりし

(16)

委員 私の方は宮崎市難病団体連絡協議会というものを作ってこの会に参加するのが、ある

いは当たり前かもわかりませんが、難病患者自体非常に数が少ないので、県の団体です

が参加させていただいています。よろしくお願いします。

それで、実は今日の午前中に難病法という法律が閣議決定されて、今後、国会で審議

されることになります。それらの関係資料は、抜粋し本日お配りしています。

障害者総合支援法が施行、難病患者が4月から障がい者として認められ、障がい福祉

サービスを受けることができるようになったのですが、サービスを受けている難病患者

は、現在宮崎市内で10人しかいない、ということは県内でも非常に少ない。

なぜかというとやっぱり専門の医師がいて、きちんとした診断を下していただかない

と難病にならない。というところから、やっぱり先生方がこれどうかなと判断に迷った

とき、きちんと認定しないことが原因じゃないかなと思っています。

私は今、みんなにとにかく「難病とは」というところから知っていただくため、資料

に付けていますが、2月19日に市の職員の方々を対象として市民プラザで実際にやっ

てみます。

本協議会の委員である廣志さんも語り部として参加しますので、皆さんもよろしかっ

たらいらしてみてください。

それから子どもにも難病センターは取り組みなさいということで、ちょうど、宮崎市

民から宮崎市の子ども課にご寄付いただきましたので、難病のことについては難病セン

ターに行きなさいということで、私の方にまわってきましたので、難病をかかえる子ど

もについて考える集まりを計画しています。

次の資料が今日、閣議決定された法案の概要になります。難病法といいます。

もう一つは児童福祉法の改正ということで大人も子どもも等しく対応していくこと

になります。医療費については子どもが大人の半分ということで決まっております。

(17)

(前ページの続き) この絵の作者は宮崎県新富町富田小学校の4年生です。そして父親が県の障害福祉課

の職員です。そういうことも知っておりましたのでお伝えさせていただきました。

以上申し上げまして、どうぞ今後とも、難病の患者さんをどうぞよろしくお願いし

ます。

さきほどの「ハート・プラスマーク」をつけることになるかもしれませんが、見か

けたら「あ、この子は」とかいうように感じていただければと思います。よろしくお

願いします。

議長 ありがとうございました。

以上で議事の方を終わらせていただきたいと思います。

障がい福祉課 辻会長、どうもありがとうございました。

以上をもちまして、平成25年度第2回宮崎市障がい者施策推進協議会を終了いた

します。

本日は、お忙しい中、誠にありがとうございました。皆様、お気をつけてお帰りく

参照

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