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仮訳 疑わしい取引の届出に関する要請など|JAFIC 警察庁

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Academic year: 2018

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(1)

高リスク及び非協力国・地域 FATF 声明

2018 年2月 23 日(於:パリ)

(仮訳)

金融活動作業部会(FATF)は、資金洗浄・テロ資金供与対策に関する国際的な基 準策定機関である。資金洗浄・テロ資金供与のリスクから国際金融システムを保 護し、資金洗浄・テロ資金供与対策の基準の遵守強化を慫慂するため、FATF は 重大な欠陥をもつ国・地域を特定し、これらの国・地域と協働して、国際金融シ ステムにリスクをもたらすそうした欠陥に対処していく。

DPRK から生じる継続的かつ重大な資金洗浄・テロ資金供与リスクから国際金 融システムを保護するため、FATF がその加盟国及びその他の国・地域に対し、 対抗措置の適用を要請する対象とされた国・地域

朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)

朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)

FATF は、DPRK が資金洗浄・テロ資金供与対策の体制における重大な欠陥に対処 していないこと、及びそれによってもたらされる国際金融システムの健全性へ の深刻な脅威について、引き続き憂慮している。FATF は、DPRK が資金洗浄・テ ロ資金供与対策の欠陥に対して直ちにかつ意義ある対応を講じることを強く求 める。さらに、FATF は大量破壊兵器の拡散や拡散金融に関連した、DPRK の違法 な行為によってもたらされた脅威について深刻に憂慮している。

(2)

FATF がその加盟国及びその他の国・地域に対し、当該国・地域から生じるリ スクに準じ、強化された顧客管理措置の適用を要請する対象とされた国・地域 イラン

イラン

2016 年6月、FATF は、イランによる資金洗浄・テロ資金供与対策の重大な欠 陥に対処するための高いレベルの政治的コミットメント、及びイランのアクシ ョンプランの履行に向けた技術的支援の要請の決定を歓迎した。イランによる 政治的コミットメント、及びイランが講じてきた関連措置の履行を考慮し、 FATF は 2017 年 11 月対抗措置の停止を継続することを決定した。

2017 年 11 月より、イランは現金申告制度を制定し、資金洗浄・テロ資金供与 対策法について修正案を導入した。しかし、イランのアクションプランは現 在、大部分の項目が未達成のまま、履行期限が到来した。イランは、①「他国 による占領を終焉させ、植民地主義、及び人種差別主義の根絶を図る」指定団 体への適用除外の削除を含む、テロ資金供与の適切な犯罪化、②関連する国連 安保理決議に沿ったテロリストの資産の特定及び凍結、③適切かつ強制力のあ る顧客管理制度の確保、④資金情報機関の完全な独立性の確保及び未遂取引に かかる疑わしい取引の届出の要請、⑤当局が無許可の資金移動業者を如何に特 定し、制裁を課しているかについて証明すること、⑥パレルモ条約とテロ資金 供与防止条約の批准と履行、及び司法共助の提供能力の明確化、⑦電信送金に 送金人及び受取人の完全な情報が含んでいることを金融機関が証明することの 確保、⑧資金洗浄罪の違反に対する罰則のより広範な確立、⑨価値に相当する 財産の没収のため、適切な法律及び手続の確保を含め、残存するアクションプ ランの項目に完全に対処するべきである。

イランは、現在、法律草案が議会審議前であることを考慮し、FATF は、今週の 会合にて対抗措置一時停止の継続を決定した。アクションプランの履行完了に 向けたイランの進捗に応じて、FATF は 2018 年6月に更なる措置をとる。FATF は、必要な資金洗浄・テロ資金供与対策の必要な改革を完了させ、実施すること、 特に必要な法律を成立させることにより、アクションプランにおいて残存する 全ての項目への対処を確保するため、改革の道を迅速に進めることを強く期待 する。

(3)

履行するまで、FATF は同国から生じるテロ資金供与リスク、及びそれが国際金 融システムにもたらす脅威について憂慮する。したがって、FATF は、FATF 勧告 19 に則し、イランの自然人・法人との取引に対し、強化された顧客管理を適用 するよう、自国の金融機関への助言を継続することを FATF 加盟国に要請すると ともに、全ての国・地域に強く求める。

参照

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