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中国四川省都市部中·高校生の生活習慣と身体活動および形態·体力 [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)中国四川省都市部中·高校生の生活習慣と身体活動および形態·体力 キーワード:中学生・高校生,生活習慣,形態・体力,歩数,心拍数. 人間環境学府 行動システム専攻 健康行動学コース 楊 梅 問題と目的 中国では、1979 年に改革開放政策により“一人っ子政. 2) 本研究の調査対象校は 1906 年に開校し、百年名校. 策”が発動され、特に都市部において、子供たちの遊び. である。在校生は 2013 年に約 12,000 名である。この学. の「仲間」の減少を招いた。また近年の急激な経済発展. 校に通学する中学 2 年生男子 45 名、女子 61 名、高校 1. により、都市化が進行し、子供たちの遊びの「空間」も減. 年生の男子 279 名、女子 136 名、2 年生男子 82 名、女子. 少した。このような社会的背景によって、中国の青少年. 37 名、3 年生の男子 59 名、女子 29 名の、合計 728 名に. は日本以上に激しい受験競争にさらされている。両親は. ついて調査、測定を行った。. 子供に高学歴を求め、学校以外の時間にも学習塾に行か せるか、 習い事をさせる。 また学校でも勉強が重視され、. 3)調査時期:2013 年 5 月〜7 月 2 測定項目. 多くの宿題が課せられている。そのため青少年の運動や. 質問紙法による生活習慣についての調査、形態計測お. 遊びの「時間」も少なくなった、このように中国では、子. よび皮下脂肪厚の計測、体力および運動能力の測定、歩. 供や青少年にとって必要な遊びの「仲間」、「空間」および. 数調査、学校滞在中の心拍数測定を実施した。. 「時間」といういわゆる“三間”は著しく減少している。. 3 統計処理. 2003 年の中国政府教育部の発表によると、学生の体力、. Microsoft Office Excel2007 に入力し、生活時間、食. 健康状況は 1985 年から連続で低下している。 一方で 2000. 習慣および運動習慣·意識の度数分布、形態·体力の平均. 年以降肥満が 15%にまで増加したといわれている。この. 値、標準偏差および最小、最大値と心拍数の度数分布な. ような中国では、いわゆる“三間”の減少に伴い、身体. どを算出した。歩数に学年差があるかないかは、対応の. 活動量の減少が問われるが、青少年の身体活動等につい. ない t 検定を用いて有意差検定を行った。有意差は. ての研究は充分と行われていない。. p<0.05 とした。. そこで、青少年の健康の増進するために生活習慣や身 体活動、形態・体力の実態を明らかにする必要があると 考えられる。 中国青少年の形態と体力の実態に関しては、 国家的調査がなされている。青少年の生活時間や身体活. 結果 1 生活習慣. 動に関する研究は散見される程度で、しかも、対象者が. 1) 睡眠時間. 小学生または大学生のみである。. 起床時刻と就寝時刻から、睡眠時間を算出した男女の. そこで、本研究は中国の中·高校生の生活時間と習慣、. 平日と休日の平均睡眠時間では、平日は男子が 7 時間 59. 形態・体力、身体活動の指標の一つである日常生活中の. 分±38 分、女子が 9 時間 8 分±19 分、休日は男子 10 時. 歩数と心拍数の実態を把握し、将来的な青少年の体力や. 間 2 分±71 分、女子 10 時間 39 分±32 分であった。男. 健康度の向上に資するための一資料を得ることを目的と. 女とも休日睡眠時間の標準偏差が平日の約 2 倍大きくな. した。. っていた。 2)自宅学習時間 方法. 男女とも平日の自宅学習時間 2 時間 30 分~3 時間が多. 1 調査地および対象者. 数を占めた。一方、休日の自宅学習時間は、男女とも 4. 1) 調査地:中国の西南部に四川省があり、その東部に. 時間 30 分~5 時間が大多数を占めた(9 割)。. 達州市(中国語:达州市、英語:Dazhou)が位置する。達州. 3)テレビ視聴・TV ゲーム時間. 市は、面積が平方 1.66 万キロメートルで、人口が 690.7. 男女とも平日のテレビ視聴時間が 30 分~60 分が大多. 万人(2012 年)である。四川省東部地域の河川交通、陸上. 数(約 9 割)を占めた。一方、休日は、男女とも 1 時間. 交通の要所である。. 30 分~2 時間が大多数を占めた(9 割)。平日の TV ゲーム.

(2) 時間は、男女とも 30 分~60 分が大多数を占めた。一方、. 表 2 に示した。高 2 女子がやや低い値を示した以外、3. 休日は、男女とも 1 時間 30 分~2 時間が 9 割で、大多数. 学年の男女とも BMI は 20 前後であった。. を占めた。. 表 2 性別·学年別の BMI 平均値. 中1 20.4±2.5 20.7±2.1. 4)屋外での遊び時間 男子 女子. 男女とも、平日屋外での遊び時間は、30~60 分が大多 数を占めた(9 割)。休日では、男女とも 1 時間 30 分~2. 高1 20.1±3.0 20.2±2.3. 高2 20.1±3.1 19.1±1.6. 18.5 が痩せ、18.5 以上 25.0 未満が正常、25.0 以上が. 時間が大多数を占めた。. 肥満の基準により、中学 2 年生では,男女とも「18.5 以. 5)学習塾は、男女とも「通っていない」のが多数を占. 上 25.0 未満」が大多数を占めた(男子 7 割、女子 8 割)。. め、男子は 72%で、女子は 69%であった。. 男子では、 「18.5 未満」は、高校 1 年生と高校 2 年生は. 6)朝食の摂食状況と食事時間の規則性. ほぼ同じであった。高校 2 年女子は「25.0 以上」がいな. 男女とも「毎日食べる」のが大多数を占め、7 割であ. かった。女子では、学年が上がっていくとともに、18.5. った。 「食べない」は、男子は 1%で、女子は 0.8%であっ. 未満が増えていくと見られた。. た。 「食事時間が規則的かどうか」 という質問に対する回. 3) 3 学年の皮下脂肪厚はいずれの部位も、 男子では 9. 答結果は,食事時間が「規則的」と回答した者は、男子は. ~13mm;女子では 12~19mm であった。. 72%で、女子は 60%で、多数を占めた。 「時々不規則」で. 4)体力および運動能力を男女別学年別に分け、表 3 に. は、男子は 25%で、女子は 34%であった。. 示した。. 2 運動やスポーツの実施状況. 表 3 学年別にみた体力·運動能力. 「週 1 日~2 日」 運動している男子は 4 割以上で、 女子は 5 割以上であった。 「全くしていない」 は比較. 握 力(kg) 腕立て伏せ(回). 的少なかったが、 男子(5%)よりも女子(17%)が多かっ た。 「スポーツクラブに参加している」男子は 51%で、 女子は 40%であった。. 男. 閉眼片脚立(秒)右 左 立幅跳(cm) 50m 走(秒) 持久走(秒) 握 力(kg) 腕立て伏せ(回) 閉眼片脚立(秒)右 左 立幅跳(cm) 50m 走(秒) 持久走(秒). 子. 3 運動·スポーツに対する意識 体力への自信は,男女とも「どちらともいえない」 と回答したものが半分以上であった。 「自信がある」 と回答した者は、 男子は 42%で、 女子は 20%であった。. 女. 「運動が好き」と回答した男子は 80%で、女子は 50% であった。 「運動が健康に良いと思う」 と回答した者. 子. は、男子は 98%で、女子は 95%であった。 「そう思わ ない」と回答する男子はいなかった。女子は 1%であ った。. 高2 41.2±6.4 39 ±20. 54.8±29.5 36.2±26.4 188.1±15.3 8.3±0.6 231.9±18.7 24.7±4.3 9 ±6 44.4±27.2 27.4±21.3 155.8±10.1 10.2±0.6 236.5±15.3. 85.4±59.1 74.5±61.3 210.0±21.4 7.8±0.6 222.5±18.0 26.1±4.7 11 ±9 51.2±37.2 45.0±46.1 160.0±12.8 10.2±0.7 237.8±20.3. 105.1±60.8 95.5±62.7 207.4±32.1 7.9±0.5 236.1±33.1 22.3±4.3 7 ±4 97.2±100.8 41.9±51.8 150.5±16.7 10.2±0.8 235.5±16.1. ①平日と休日の平均歩数. 形態および体力に関しては、高校 3 年生については、 授業に支障をきたすとの理由で、 測定が不可能であった。 したがって、中 2、高 1 および高 2 の値を示す。. 歩数に関しては、中 2、高 1、高 2 に男女ともほとん ど差がなかった。 したがって、 全学年の平均値を求めた。 平日の 1 日の歩数の平均値と休日の平均歩数を表 4 に示. 1) 身長と体重平均値を学年別に、表 1 に示した。. した。. 表 1 学年別にみた身長·体重. 女子. 高1 38.3±5.6 37 ±13. 5) 歩数. 4 形態・体力. 男子. 中1 36.2±6.1 31 ±8. 身長 (cm) 体重(kg) 身長 (cm) 体重(kg). 中1 162.3±6.5 53.7±6.4 156.6±5.2 50.7±5.1. 表 4 平日と休日の平均歩数(男女 歩/日). 高2 170.1± 6.5 58.3±10.4 161.0±5.5 52.5±6.8. 高2 167.4±10.2 56.3± 9.2 156.3±4.3 46.9±5.5. 2) BMI 身長および体重から算出した BMI(体重 kg/身長 m2)を. 平日 男子. 8,882±2,600*2. 女子. 7,870±2,462 *1:P<0.001,. 休日 12,119±5,141#1,. *1. 7,230±3,731. *2:p<0.01 vs 女子 ♯1:p<0.001 平日. 男子では平日より休日が有意に多く、女子では、平日 と休日での差がなかった。 男子は女子より平日・休日とも.

(3) に有意に多かった。なお、男子の休日の標準偏差は平日. 子が 24 名中 1 名で、高校 1 年女子は 20 名中 1 名も認め. の約 2 倍近くなっていた。. られなかった。 最高心拍数が 160 拍/分を超えた人数が最. ② 一日区分別歩数. も多かった中学 2 年男子で、その出現時間は 1 分〜13 分. 表 5 に示すように、自宅〜学校まで、昼休み、学校〜. でしかなかった。. 自宅までの下校時の歩数には男女差が認められなかった. 対象者の年齢および最小心拍数 (=安静心拍数) から、. が、男子 1・2 時限、業間体操、3・4 時限および帰宅後. カルボーネン法によって心拍予備に対する心拍数の割合. 〜就寝までの歩数が女子より有意に多かった。. [%HRR=(心拍数— 安静心拍数/(220— 年齢— 安静心拍 数)×100)を算出した。60%HRR を超えたのは、中学 2. 表 5 一日区分別歩数(歩). 女子 1384±583. 年男子が 24 名中 16 名(1 分〜23 分) 、高校 1 年男子が. 1・2 時限. *. 815±346. 641±342. 名(1 分 8 名、2 分 2 名) 、高校 1 年女子が 20 名中 5 名(1. 業間体操. 834±467*. 643±380. 分〜5 分)に過ぎなかった。. 3・4 時限. 942±452*1. 763±392. 自宅~学校. 男子 1385±757. 20 名中 8 名(1 分〜11 分) 、中学 2 年女子が 24 名中 10. 全体では中 2 男子が 18±4%HRR(11±8〜25±11%HRR) 、. 昼休み. 1293±731. 1307±769. 中 2 女子が 17±5%HRR(11±7〜33±8%HRR) 、高 2 の男. 5・6・7 時限 放課後~自宅 帰宅後~就寝. 1032±529*2 1230±747 1361±879 *1. 860±446 1343±862 926±664. 子が 16±3%HRR(11±8〜21±16%HRR) 、女子が 16±3% HRR(13±6〜23±11%HRR)であった。. 6)心拍数 考察. 学校滞在中の心拍数は、中学 2 年生男子 24 名、女子 24 名、 高校 1 年生男子 20 名、 女子 20 名から記録を得た。 学校滞在中の心拍数時刻別記録トレンドを、各学年男女. 1) 生活習慣 約 9 割の中・高校生が起床時刻が平日 6 時 30 分まで、. 1 名ずつを代表例として図1に示した。心拍数は個人差. 休日 8 時まで、就寝時刻が 22 時まで、休日 22 時 30 まで. が大きいが、 10 時前後と 12 時過ぎ〜14 時 30 分頃が高い. を占め、睡眠時間は平均平日が 8~9 時間、休日が 10~. 値を示した。この時間帯は、前者が業間体操時であり、. 10 時間 30 分であることが明らかになった。. 後者は昼食休み時で、生徒は昼食を摂りに自宅に帰って から再登校、学校へ残り遊んでいた時間帯であった。. 勉強に追われ、テレビ視聴時間、パソコン・ゲーム時 間や遊び時間が少ない伺えた。 食習慣では 7 割以上朝食を「毎日食べる」、 1%未満が「全 く食べない」。食事が「規則的」であるのが 6 割以上、「不 規則」が少ない、 本対象者は良好な生活時間と食習慣を保 たれていることを示唆された。 運動習慣・意識については、4 割以上が「スポーツクラ ブに参加している」、「週 1 日~2 日」で運動していた。9 割以上が「運動が健康に良いと思う」と回答した、半数以 上「運動が好き」ではあるが、体力に対する自信について. 図 1 学校滞在中の心拍数の記録例. 「どちらとも言えない」が 5 割以上であった。本対象者は. 学校滞在中の心拍数は、中学 2 年男子が 81±12 拍/分. 勉強に追われ、 運動・スポーツを行う機会が少ないと思わ. 〜106±12 拍/分、高校 1 年男子が 69±13 拍/分〜90±12. れる。. 拍/分、中学 2 年女子が 67±9 拍/分〜108±13 拍/分、高. 2) 形態および体力. 校 1 年生女子が 72±16 拍/分〜100±15 拍/分であった。. 中日国民体質聯合調査報告(2008)に比べ、本調査の. さらに最高心拍数は、中学 2 年男子が 124 拍/分〜187 拍. 中 2 女子の体重が大差がないが、他の学年の身長と体重. /分、高校 1 年男子が 109 拍/分〜179 拍/分、中学 2 年女. いずれも低い値を示した。大都市の上海市に比べ、中都. 子が 124 拍/分〜161 拍/分、高校 1 年女子が 122 拍/分〜. 市の達州市の青少年の発育が遅いか、南に位置する四川. 159 拍/分であった。. 省の人の体格が中部に位置する上海より小さい可能性が. 学校滞在中の心拍数は 100 拍/分以下が大多数を占め、. あると考えられる。. 最高心拍数が 160 拍/分を超えたのは、中学 2 年男子が. BMI について、本調査は、高 2 女子がやや低い値を示. 24 名中 10 名、高校 1 年男子が 20 名中 2 名、中学 2 年女. した以外、3 学年の男女とも 20 前後であった。一方、女.

(4) 子では学年が上がっていくとともに、18.5 未満が増えて. 一日の歩数のうち、区分別歩数をみると、男子 1・2. いる傾向にあった。特に高 2 女子では、25.0 以上が皆無. 時限、業間体操、3・4 時限および帰宅後〜就寝までの歩. である。男子では、高 1 の 18.5 未満は中 2 より多かった. 数が女子より有意に多かった。本対象校では学校体育が. が、学年上がっていくとともに、18.5 以上 25.0 未満が. 実施されておらず、また、放課後の部活動、課外活動を. 減っていた。その一方、25.0 以上が増えていく傾向が認. 制限されていることが、歩数に代表される身体活動量の. められた。特に高 2 は高 1 の約 2 倍となった。このこと. 低下を招いているものと思われる。. から、 学年が進行するにつれて、 男子では肥満が増加し、. 4)心拍数. 女子ではやせが増加する傾向が伺える。しかしながら、. 本対象者の学校滞在中の平均心拍数は、中学 2 年男子. 大人の基準で BMI が 25.0 以上を肥満とすると、 本研究対. が最も高く、次いで高校 1 年男子、中学 2 年女子で、高. 象者の肥満は中国が報告した 15%と比較して、肥満者は. 校 1 年女子がもっとも低くかった。また平均の身体活動. 少ないと言える。. 強度、男女とも中学生が高校生より高かった。これらは. 本対象者の皮下脂肪厚は中日国民体質聯合調査報告 (2008)で計測された同年代男女の上腕背部、肩甲骨下 部および臍側部と比較すると部位差があるものの、既報 告値と大差はないと考えられる。. 若いほど活発で、また男子が女子より活動的であるとい う一般的な傾向であった。 日本の小・中学生を対象とした報告では,全校運動、 体育の授業中、縄跳び遊び、鬼ごっこやボール遊び中の. 体力については、中日国民体質調査報告の中国側上海. 心拍数は 150 拍/分を超えることが報告されている [大柿. 市同年代の青少年の平均値と比較して、3 学年の男子は. ら、 (2010)を参照] 。測定を行った時期には本対象校で. 握力と 50m 走が低い値を示した。女子は高校 1 年生の握. は、気温が高いという理由で、正課の体育授業が実施さ. 力と上海市 16 歳と大差がなく、 他の2 学年の握力が弱く、. れていなかった。また、日本のように放課後に部活動の. 50m 走も遅かった。以上により、本研究の青少年の筋力. ような課外活動も行われていない。そのため、本対象の. と瞬発力が上海市より劣っていると考えられる。. 心拍数が高くなかったものと思われる。. 3) 歩数 本研究では 9 日間の歩数を計測した。初日と最終日を. 小学生や青年期においては、心拍数 160 拍/分や身体 活動強度 80%HRR 以上の運動が必要と思われる。 しかし、. 除いて 7 日間のデータを記録し、平日と休日にわけ、平. 本対象者では体活動強度 60%HRR 以上や心拍数 160 拍/. 均値にした。男子は平日 8 千歩以上で、休日は 1 万 2 千. 分に達する者が少なく、しかもそれらの値に達している. 歩あまりであった。休日は平日の約 1.5 倍であったが、. 者でも数分でしかない。したがって、本対象の中高校生. 標準偏差が 2 倍近くなり、よく運動する者とあまり運動. は積極的なスポーツ活動が必要と思われる。また学校で. しない者の両者がいたと考えられる。女子では平日も休. も、業間体操や昼休み、放課後を利用して生徒の身体活. 日も 7000 歩以上で、差は認められなかった。. 動量の増加させる手段を考える必要があると思われる。. 劉(2009)は上海の小学 5 年生の男子非肥満児の1日 平均歩数は1万6千歩以上であったことを報告している、 また、劉(2011)の研究では、ハルビンの春季における調. 主要引用文献 1) 劉守君(2011):中国黒龍省の都市と農村の児童の歩. 査で都市 5、6 年生、男女とも平日の一日平均歩数が春季. 数、生活習慣、形態・体力に関する比較研究. で 1 万 5 千歩以上、休日の平均歩数も男女とも 1 万歩以. 23 年度修士論文. 平成. 上であった。Yamauchi ら(2007)は、中国大連市の 5-8. 2) 劉紅,三村寛一,黄勇,鉄口宗弘(2009):中国上海市に. 年生の一日平均歩数は、男子が 12032±2178 歩、女子が. おける小学校児童の体力および生活習慣 大阪教育. 11083±1996 歩と報告した。以上の報告値と比較し、中・. 大学.第 4 部門,教育科学,58(1),233-242. 高校生を対象とした本研究では、男子の休日の平均歩数. 3) 姜克強,野田耕,藤岩秀樹,正木健雄(1998):小学校に. 以外は低い値を示した。しかしながら、日本の平成 22. おける体育授業の内容と効果に関する研究.日本体. 年度国民健康·栄養の現状(2010)の同年代の 15~19 歳男. 育学会大会号(49),617-622. 女の歩数(男子:7,872 歩/日,女子:7,458 歩/日)と比較. 4) 大柿哲朗、中尾武平、斎藤篤司、鍋谷照(2010) :ネ. し、大差がないと考えられる。小学生に比べれば、中・. パール丘陵地農村地帯の青少年の日常生活における. 高生の身体活動量が減少する傾向があると言える。 また、. 歩数および心拍数. 健康科学, 32:63— 69. 本対象校の中·高校生歩数は日本並みに少ないと考えら れる。.

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