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浦安市生涯学習推進計画

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浦安市生涯学習推進計画

平成 25 年 3 月

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はじめに

生涯学習の主役は「市民」であり、生涯学習の推進は「人づくり」、 さらには「まちづくり」につながるものです。このため、本市では、 市民が生涯にわたって自己の充実や生活の向上を果たせるよう、公民

館や図書館などの生涯学習施設の整備をはじめ、様々な学習事業を展開するなど、生涯学 習活動の環境づくりを推進しています。

しかし、少子高齢化の進行や雇用・就業形態の変化、高度情報化の進展など、市民生活 を取り巻く環境が変化し、多様化する市民の学習ニーズへの対応が必要となってきました。

また、あわせて、これまで実施してきた生涯学習施策や国の動向などを踏まえ、市が新 たに取り組むべき生涯学習施策の体系とその方向性を明らかにすることが求められている ことから、このたび新たな生涯学習推進計画を策定いたしました。

本計画は、当初、平成23年度の策定を目指して、生涯学習に関する市民意識調査の結 果や公募委員を含めた生涯学習推進計画策定懇談会、庁内策定委員会において検討を重ね ながら計画の策定を進めておりましたが、東日本大震災の発生により、本市においても甚 大な被害を受けたことで、復旧・復興を最優先に取り組んだことから、一年遅れての計画 策定となりました。

しかし、この一年の間に、震災によって培われた市民の絆の大切さや、生涯学習の必要 性が再認識され、生涯学習活動を通じてつながりあってきた市民が、これからは、その学 習の成果を活かし、生涯学習によるまちづくりによって、地域の「絆」をさらに深めてい ける計画につくり上げることができたと考えています。

本計画では、「自ら学び ともに高めあい 地域に生きる 生涯学習」を基本目標に掲 げ、幅広い世代の市民の皆様が、生涯にわたって、いつでも、どこでも学習することがで き、その学習成果を地域に還元できるよう、生涯学習施策を総合的かつ計画的に推進する こととしています。

また、この計画に基づき、庁内の連携体制はもとより、地域や学校など様々な資源と協 働し、連携を密に図りながら生涯学習環境の一層の充実に努めてまいります。

最後に、本計画策定にあたり、懇談会の委員をはじめ、多くの市民の方々や社会教育関 係者のご理解、ご協力をいただきましたことを厚く御礼申し上げます。

平成25年3月

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目 次

第1章 生涯学習推進計画策定の考え方

1 計画策定の経緯……… 2

2 計画策定の目的……… 3

3 計画の位置づけ……… 3

4 計画の期間……… 4

5 計画の進行管理……… 4

第2章 生涯学習の現状と課題

生涯学習の取り組み……… 6

1 多様な学習ニーズに応じた学習機会の提供……… 6

1) 様々な学習ニーズに応じた学習機会の提供… ……… 6

2) 学習機会の多様化と情報提供の充実… ……… 6

2 生涯各期の学習活動の振興……… 7

1) 家庭教育の充実… ……… 7

2) 子どもの健やかな成長のための地域環境づくり… ……… 7

3) 生涯学習の基礎としての学校教育の充実… ……… 8

4) 成人の学習機会の充実… ……… 8

3 生涯スポーツの振興……… 9

4 芸術・文化活動の振興……… 9

5 生涯学習支援体制の整備……… 10

1) 学習支援のための人材育成と活用… ……… 10

2) 学習成果の活用… ……… 10

3) 学習施設の整備とネットワーク化… ……… 11

4) 生涯学習推進体制の確立… ……… 11

生涯学習の課題……… 12

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第3章 生涯学習推進計画の方向性

1 基本目標……… 18

2 基本施策……… 19

 基本施策Ⅰ 多様な学習ニーズに応える学習機会の充実……… 19

 基本施策Ⅱ ライフステージに応じた学習機会の提供……… 20

 基本施策Ⅲ 生涯スポーツの振興と健康づくりの推進……… 20

 基本施策Ⅳ ふるさと浦安の芸術・文化の振興……… 21

 基本施策Ⅴ 地域に生きる生涯学習活動の支援……… 21

第4章 生涯学習推進計画の施策・事業

1 施策体系図……… 24

2 生涯学習推進のための具体的な施策……… 26

Ⅰ-1 学習課題に応じた学習機会の充実……… 26

Ⅰ-2 学習情報の提供と学習相談体制の充実……… 28

Ⅰ-3 公民館・図書館の運営の充実……… 29

Ⅱ-1 家庭教育の支援……… 32

Ⅱ-2 青少年の健全育成の推進……… 34

Ⅱ-3 成人の学習機会の提供……… 36

Ⅱ-4 高齢者の学習機会の提供……… 38

Ⅲ-1 スポーツを楽しむ機会と情報の提供……… 39

Ⅲ-2 スポーツ推進体制の整備……… 40

Ⅲ-3 スポーツ施設の環境の整備……… 41

Ⅳ-1 芸術文化活動の活性化……… 43

Ⅳ-2 芸術文化を体験する学習機会の充実……… 44

Ⅳ-3 郷土の歴史・文化の理解……… 45

Ⅴ-1 学習支援のための人材育成と活用……… 48

Ⅴ-2 学習成果の活用の場と機会の提供……… 49

Ⅴ-3 生涯学習推進体制の充実……… 50

参考資料

1 浦安市の生涯学習の主な取り組み……… 54

2 浦安市生涯学習に関する市民意識調査結果……… 55

3 浦安市生涯学習推進本部設置要綱……… 62

4 浦安市生涯学習推進計画策定委員会設置要綱……… 64

5 浦安市生涯学習推進計画策定懇談会設置要綱……… 66

6 浦安市生涯学習推進計画策定懇談会名簿……… 67

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1│計画策定の経緯

本市では、平成7年に浦安市生涯学習基本構想を策定し、市民一人ひとりが広範な生涯 学習活動に取り組むことを通じて、心豊かで充実した生活を営み、活力と潤いのあるまち づくりに参加することを目指してきました。

その結果、今日では多くの市民や団体が、地域の中の様々な場を利用して、活発な生涯 学習活動を繰り広げています。

しかし、生涯学習基本構想の策定から一定の時間が経過し、市の生涯学習を取り巻く状 況も大きく変わってきました。具体的には、市民の学習ニーズの多様化により、学習機会 や情報の提供方法の見直しなどが求められているとともに、高齢化社会や家庭教育、生活 環境など地域が抱える課題も複雑さを増してきています。

また、平成18年には教育基本法が改正され、生涯学習の理念が示されたほか、家庭教 育や幼児期の教育、学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力に関する項目が新設され ました。平成20年には、社会教育関係三法(社会教育法、図書館法、博物館法)が改正 され、家庭教育や情報化の進展に対応した学習の機会・情報の提供や学習の成果を活用し た活動の機会の提供等が追加されました。

こうした生涯学習の理念の明確化と法制度の整備がされたことを踏まえ、これまで以上 に、市民の学習成果を地域に活かし、豊かな地域づくりにつながる生涯学習支援を行って いくことが求められています。

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2│計画策定の目的

浦安市生涯学習推進計画の策定にあたっては、本市の生涯学習行政が果たしてきた役割 と、今後、行政が課題とすべき生涯学習のあり方や市民にとっての生涯学習の意義を明確 にしていくことが求められています。

また、急激な社会変化の中で、市民の学習ニーズは多様化するとともに、地域課題も複 雑さを増しており、生涯学習に期待される役割も、これまでの生きがいづくりや自己実現 だけでなく、市民自らの学習成果が地域に活かされ、地域の教育力の向上や地域づくりに つながる生涯学習活動への支援を推進していく必要があります。

この計画は市民一人ひとりが生涯にわたって、芸術文化活動やスポーツ活動などの学習 を活発に行い、学びの循環を通じて市民同士のつながりを深め、また学習の成果を活かす ことで、地域の活性化につながる生涯学習によるまちづくりが実現できるよう、生涯学習 の施策を明らかにするために、浦安市生涯学習推進計画を策定するものです。

3│計画の位置づけ

① 浦安市基本構想に示された基本目標や将来都市像の実現に向けた取り組みを推進する ための計画とします。

② 浦安市第2期基本計画に示された時代認識や課題認識、また、これを補完する復興計 画を踏まえた計画とします。

③ 浦安市教育ビジョンをはじめ、各部署で行う生涯学習推進に関連する計画や事業との 整合を図る計画とします。

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4│計画の期間

この計画は、本市の生涯学習推進に向けた中長期的な方向性を示しつつ、計画期間につ いては、平成25年度から29年度までの5 ヵ年とします。

ただし、社会情勢の変化や施策の進捗状況等を踏まえ、必要に応じて見直しを図ります。

5│計画の進行管理

生涯学習推進計画の実現に向けて、市長部局や教育委員会、関係機関が相互に連携を図 りながら進めます。

また、学習ニーズや地域課題等の社会の要請を的確にとらえていくとともに、社会教育 委員会議等での意見や提言を踏まえて、生涯学習推進本部が計画の進行管理に努めます。 ○浦安市生涯学習推進計画と関係計画の事業年度

平 成 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32

西 暦 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 浦安市基本構想

浦安市基本計画 (第2次改訂版)

浦安市 復興 計画

復旧期 再生・創生期

浦安市教育ビジョン (学校教育部分) 基本計画改訂版 浦安市生涯学習

推進計画

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生涯学習の取り組み

1│多様な学習ニーズに応じた学習機会の提供

1)様々な課題やニーズに応じた学習機会の提供

近年の少子高齢化や情報化、国際化などの社会の急激な変化は、市民の学習課題にも大 きな影響を与えています。

本市においては、公民館などの生涯学習施設1を中心に、まちづくりや環境、地域福祉、

男女共同参画、青少年の健全育成、防災、国際理解・協力、生命や平和の尊重など、市民 の多様な学習課題に応じた学習機会の提供を図っています。

また、市民主催の講座に市職員を講師として派遣する出前講座や、インターネットによ る生涯学習情報システム「まなびねっとURAYASU」など、新たな学習機会の提供にも 取り組んでいます。

2)学習機会の多様化と情報提供の充実

本市においては、平成12年に明海大学と合意書を締結し、様々な分野への連携、協力 を行っており、平成14年度からは、明海大学図書館の運営に協力するとともに、市民開 放を行っています。

また、平成21年度に設立したうらやす市民大学の講師として、市内や近隣の大学から も多くの人材の協力を得ています。

市が行う生涯学習に関する情報は、公民館主催事業等を紹介する公民館情報紙「ルネサ ンス」や、子ども事業の情報を掲載した子ども情報紙「このゆびとまれ」により提供して います。

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2│生涯各期の学習活動の振興

1)家庭教育の充実

乳児・幼児・青少年の各期に行われる家庭教育は、その後の人間形成に及ぼす影響が大 きいことから、保護者が家庭教育の意義や役割を正しく理解し、育児や健康管理に関する 知識を身につけるための学習機会の提供が重要です。

このため、公民館家庭教育学級の開催、PTA活動への支援、父親の育児参加の啓発・支援、 核家族化や就業構造の変化に伴う多様な子育てニーズに対応した育児情報の提供や相談事 業等を進めています。

2)子どもの健やかな成長のための地域環境づくり

子どもが遊びや交流などを通して心身ともに健やかに育つためには、地域に遊び場を確 保し、戸外での遊びの楽しさを引き出す方向づけを家庭や地域で共有することが大切です。

このため、公園やスポーツ施設の整備のほか、児童センターや児童育成クラブ、放課後 異年齢児交流促進事業などの子どもの居場所づくり、青少年館や青少年宿泊型研修施設の 整備など、青少年の自主的な活動の支援を行っています。

また、人格形成に必要な心の豊かさやたくましさ、さらに異年齢間での集団生活を通し て友情と連帯感を育み、次代を担う青少年の健全育成を図るため、市内の小・中学生を対 象とした少年少女洋上研修を実施しています。

公民館においても、地域団体・学校等との連携による地域の子どもたちを対象にした生 活体験講座や自然体験講座等を実施しています。

平成24年度には、6月15日の県民の日を「浦安の子どもを地域で育てる機会」と位置 づけ、公民館などの生涯学習施設において、子どもを対象とした様々な体験活動事業を実 施しています。

中央公民館〜子育てミーティング

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3)生涯学習の基礎としての学校教育の充実

人が生涯にわたって学習を続けていくには、基本的な学習の能力と自ら学ぶ意欲や態度 を身につけることが必要です。

このため、学校教育の中で基本的な学習の基礎づくりを進めるとともに、学校と地域の 連携を促進し、地域とともに子どもを育てる学校づくりを進めています。

具体的には、学校支援コーディネーターの配置や中学校区学校支援協議会の試行設置、 専門的な知識や技能を有する地域住民や退職教員による学校支援ボランティア活動の推 進、ふるさとふれあい教育活動の推進などを行っています。

4)成人の学習機会の充実

市民の学習ニーズに対応した学習機会の充実を図るためには、民間の学習施設やマスメ ディアの機能を活かしながら、成人期・高齢期の市民への学習機会の提供と学習内容の体 系化を図ることが必要です。

このようなことから、公民館などの生涯学習施設では、講座や講演会を開催し、学習機 会の充実に努めています。

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3│生涯スポーツの振興

平成22年10月に、日ごろからスポーツに親しみ、スポーツを楽しみ、豊かなスポーツ 文化を育むことで、市民一人ひとりが生涯にわたって心身ともに明るく健康であることを 願い、「生涯スポーツ健康都市宣言」を行いました。

スポーツ・レクリエーションに対するニーズの高まりに応えるため、総合体育館や屋内 水泳プールなどのスポーツ施設を整備してきたところですが、休日・夜間の学校の体育館・ 校庭などの活用や一部施設の夜間照明設置などにより、施設の利用機会の拡大にも努めて います。

また、市民が気軽にスポーツを楽しめる機会として、「東京ベイ浦安シティマラソン」 や「浦安スポーツフェア」を開催しており、近年は、本市の特徴である水辺環境を活かし た「水辺ウォーク」や、桜の季節に行う「花見ウォーク」など、健康づくりと地域の特性 を活かした取り組みも展開しています。

さらに、幅広い年齢層の市民がスポーツに親しむことができるよう、各種競技の普及活 動とともに、スポーツ推進委員連絡協議会、総合型地域スポーツクラブや軽スポーツ団体 などの活動を支援しています。

4│芸術・文化活動の振興

公民館や文化会館、市民プラザなどで行われている芸術文化活動は多種多様であり、本 市の生涯学習でも重要な位置を占めています。

市では、市民主体の芸術文化活動として美術展や手工芸展を毎年開催しているほか、市 民演奏会や市民ミュージカルを隔年で開催してきました。また、市民が舞台芸術を身近に 鑑賞できるよう、芸術鑑賞教室を開催しています。

平成17年度には「浦安市文化振興ビジョン」を策定し、インターネット美術館などの 新たな取り組みも行っています。

また、平成13年度に郷土博物館を開館し、展示や体験を通じて郷土の歴史や文化への 理解を深める取り組みを進めています。文化財住宅や市に寄贈された古い民家を一般公開 するとともに、それらを活用した体験事業なども実施しています。

さらに、本市に伝承されてきた伝統芸能や技術などの無形文化財の保存・継承に取り組 む団体の活動を支援しています。

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5│生涯学習支援体制の整備

1)学習支援のための人材育成と活用

地域には様々な知識や技能をもった市民がおり、それまで培った知識や経験、技術、知 恵を地域で活かしています。

また、地域の生涯学習活動を活性化させていくためには、リーダーや指導者の育成と活 用が求められていることから、公民館で活動しているサークルや講師についての情報の提 供を行っています。さらに、市民自らがまちづくり活動を行うために必要な知識や技術を 学び、地域に貢献する協働の担い手として活躍するための学びの場として、平成21年度 に「うらやす市民大学」を設立しています。

2)学習成果の活用

公民館などの生涯学習施設では、音楽や美術、スポーツをはじめ、さまざまな学習をし ている市民が多く、サークル活動や市民活動を通じて継続的に学習活動が展開されていま す。

こうした学習活動をしている人々の間には、学習の成果を発表したり、他の人のために 指導やアドバイスをする機会を求める傾向が強くなっています。

公民館では、サークル・団体が文化祭の運営をはじめ、作品展示会、発表会や主催講座 の企画から運営と講座の講師・指導者を担うなど、市民による参加・企画型の講座運営を しています。さらに、小中学校での作品展示や課外授業での指導にあたるなど、学校支援 ボランティア活動にも参加しています。

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3)学習施設の整備とネットワーク化

市では、これまでもコンパクトな市域に公民館などの生涯施設を高水準で整備してきま した。こうしたなか、平成8年に当代島公民館、平成10年に日の出公民館を開設したほか、 平成22年には高洲公民館(地域交流プラザエスレ高洲)を開設しています。

また、施設のネットワーク化を推進するうえで、公民館やスポーツ・文化施設において、 施設予約管理システムを整備しています。

4)生涯学習推進体制の確立

庁内の様々な部署で行われている生涯学習に関連した取り組みを総合的・体系的に把握 し、推進していくために、全庁的な生涯学習推進体制として、生涯学習推進本部を組織し ています。

また、生涯学習基本構想では、生涯学習推進のための広域的・総合的施設として生涯学 習センターの設置が検討されていましたが、公民館などの生涯学習施設が整備され、施設 間のネットワーク化を図ることで、学習情報の収集・提供や学習相談、学習情報誌の発行 など、生涯学習センター機能をもたせた施設運営をしています。

海苔す編み体験

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生涯学習の課題

1│多様な学習ニーズに応える学習機会の充実

○学習課題に応じた学習機会の充実

経済的なゆとりや自由時間の増大などに伴い、様々な分野での学習意欲が高まるととも に、いきいきと自分らしく生きたいという願いを実現するために、幅広い学習機会の提供 が求められています。

これからの学習機会の提供は、地域住民の生活課題や学習ニーズを的確に把握し、地域 に潜在する学習資源を活用しながら、いつでも・どこでも・誰でも学べるよう、様々な学 習機会の提供や情報提供の充実をさらに図ることが必要となります。

○学習情報の提供と学習相談体制の充実

学習情報提供システムの有効活用を図るため、学習情報を円滑に収集・提供できるよう 各部署が保有する学習情報を一元化することが必要です。

また、情報機器の進展、普及により、情報の発信方法も多様化し、民間教育事業者など 幅広い分野で生涯学習に関する情報が発信されていることから、情報を見やすく、利用し やすいものにすることが必要となります。

○公民館・図書館の運営の充実

公民館や図書館をはじめ、市民活動センター、市民大学などの生涯学習関連施設2が整

備され、活発に利用されています。

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2│ライフステージに応じた学習機会の提供

○家庭教育の支援

乳幼児期は、家族とのふれあいを通じて基本的な生活習慣等を身につける心の成長期に あたります。

少子化や核家族化による人間関係の希薄化や意識の変化により、家庭教育力の低下が指 摘されていることから、家庭や地域の役割が重要であり、親に対する学習機会の提供や地 域とのふれあいの場づくりが必要となります。

○青少年の健全育成の推進

子どもが健全に育つためには、家庭や地域で人とふれあい、多くの経験を通じて豊かな 人間性を養うことが大切です。

青少年期は、生涯の方向を決める重要な時期であることから、人格形成に寄与するよう な事業として、家庭・学校・地域・行政が一体となり、スポーツ・文化活動など様々な分 野に取り組むことができる環境づくりが必要となります。

○成人の学習機会の充実

成人期では、様々な要因が変化する現代社会において発生した課題について、行政のみ ならず自身の課題として認識し、社会の一員として責任を果たしていくために、これらの 課題についての理解を深めることが重要です。

このことから、現代的課題に市民が主体的に取り組むことができるような学習機会の充 実を図ることが必要となります。

○高齢者の学習機会の提供

高齢化に伴い、高齢者は増加の傾向にあり、これからは高齢者がいかに健康で元気に暮 らしていけるかが、大きな課題となっています。

生涯学習の役割は、高齢期における生きがいづくりのための支援とともに、高齢者自身 が自立した生き方を学び、地域社会に参加できるような環境づくりが必要となります。

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3│生涯スポーツの振興と健康づくりの推進

○スポーツを楽しむ機会と情報の提供

健康づくりや体力の維持・向上、仲間づくりなどを目的として、スポーツ活動に取り組 む市民は多く、競技スポーツに加えて生涯スポーツに対するニーズも多様化しています。 このため、市民の誰もが、それぞれのライフスタイルや目的に合わせたスポーツ・レク リエーションを楽しめるスポーツ環境づくりが必要となります。

○スポーツ推進体制の整備

生涯学習は、生活に直結した知識や技術習得のための学習だけでなく、スポーツやレク リエーション等、多彩な活動を通して行われます。

これまで、市体育協会による市民体育大会などの開催を通して、市民の交流や団体間の ネットワークづくりを進めながら、積極的にスポーツ・レクリエーション活動が行われて います。

これからも、市体育協会やスポーツ関係団体と連携し、地域に密着したスポーツ活動の 支援を通して、市民スポーツ人口の拡大、健康づくり、体力の向上を図っていくことが必 要となります。

また、市が行う各種スポーツ教室についても、市民ニーズを把握し、内容の充実を図る ことが必要となります。

○スポーツ施設の環境の整備

小中学校の体育館や校庭、武道場は、地域スポーツ活動の拠点として多くの人に利用さ れています。

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4│ふるさと浦安の芸術・文化の振興

○芸術文化活動の活性化

市民一人ひとりの自主的・自発的な芸術文化活動が円滑かつ、活発に行われるよう市内 の芸術文化活動を促進するとともに、優れた芸術や本物の芸術に直接に触れ合える機会を 確保する必要があります。

また、芸術文化活動の振興には、市内の優れた芸術家、活動家の芸術文化活動を促進し、 より高いレベルでの活動が行われるよう各種支援に努めるとともに、芸術家等の活動を支 える人材の育成を図ることも必要となります。

○芸術文化を体験する学習機会の充実

幼児や児童、生徒に対しては、音楽、舞踊、美術、文学等の優れた芸術文化や他の地域 の様々な文化に触れ、体験、鑑賞できる機会を提供することが重要です。

このため、市内文化施設において魅力のある公演や展覧会等の開催や体験型イベントの 実施に努めることが必要となります。

また、市内各地で開催される様々な文化的な催しに関する情報を収集し、広報紙や生涯 学習情報システム等を通じて情報発信することも必要です。

さらに、文化会館等の施設が、市民と芸術文化との出会いや創造の場として、また、芸 術文化の振興の拠点としての役割を果たしていくための施設整備の充実が必要となりま す。

○郷土の歴史・文化の理解

本市には、貴重な文化財が市内各地に数多く点在していますが、まちの歴史の中で形成、 伝承されてきた市民の貴重な財産である文化財を市民が正しく理解し、親しむ機会を確保 するとともに、次世代に正しく伝えていくため、各々の歴史的文化資源の特性に応じた保 存と活用に努める必要があります。

また、市内の歴史的建造物等の文化資源はもとより、市民の暮らしや生活に密着した文 化資源である民話や方言、祭り、伝承文化等の地域の文化資源が散逸、損壊しないよう収 集整理、保存に努める必要もあります。

あわせて、これらについての学術的な調査研究を行うとともに、その成果を展示会等や 市内小中学校における郷土文化の学習に活用できるようわかりやすい教材の作成等を行っ ていく必要があります。

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5│地域に生きる生涯学習活動の支援

○学習支援のための人材育成と活用

生涯学習は、趣味・教養から芸術やスポーツ、社会問題と幅広く、また、学習する人、 学習したい内容により、指導者に求められる資質は様々です。

市では、生涯学習部だけでなく他部局においても市民に学習機会を提供してきています が、指導者に関する情報の共有化は図られていません。

今後は、指導者の情報を共有化するとともに、必要に応じて情報提供、人材を活用でき るシステムづくりが必要となります。

○学習成果の活用の場と機会の提供

学習者は、自分が学んだことによって得た知識や技術、職業生活上で得た知識や技術を 地域社会で役立てたいと思っていますが、指導者として活動するための技術や発表の場を 経験することが必要となります。

生涯学習を市民の学習活動として活発に展開していくためには、学びたい人と指導者と の間をコーディネートする仕組みが必要となります。

○生涯学習推進体制の充実

学習の目的や課題は人によって様々であり、生涯学習は、学習者の自発性や自主性に基 づいて各人が最も適した学習機会や方法を自ら選択して行うものです。

生涯学習に関するすべての情報を提供したり、これらの情報に基づいて市民との相談に 応じたりする体制を整えていくことは重要で、今後の課題となっています。

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1│基本目標

自ら学び ともに高めあい 地域に生きる 生涯学習

この計画は、中長期の生涯学習施策を展望しながら、平成25年度から29年度までの5 カ年における施策の方向性を示すものであり、新しい課題への対応や市の復興計画も踏ま えた計画として策定しています。

震災後、地域住民がともに助け合い、復興への道のりを歩みだしたことは、市民の間に 新たな絆を結び、地域の課題をともに取り組む生涯学習の土台の一つとなりました。

これを契機として、より豊かな生涯学習の振興につなげていくためには、その施策の方 向性を明らかにし、体系的に事業を進めなければなりません。

市には、様々な知識や技能を持つ市民が多く住んでおり、市民の学習意欲が旺盛です。 これからの本市における生涯学習は、市民一人ひとりの自主的で自由な学習をもとにし ながらも、学習した成果を活かして地域に貢献する人づくりが必要です。

そこで、いつでも学びたいときに学びはじめることができる機会を充実して、一人ひと りが主体的に学習し、同じ課題を持つ人同士がともに学ぶ中で高めあい、心のつながりを 深め、そうした学びの中で市民が輝き、地域に生きている実感が持てるよう、また、様々 な学習活動を通して地域に新たな価値が創造されるように、「自ら学び ともに高めあい 地域に生きる 生涯学習」を基本目標に掲げました。

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2│基本施策

市民の学習は、個人的な趣味・教養に関するものから地域の課題やライフステージに応 じた課題に関するものまでと多様化しており、これらの学習ニーズに応えていく必要があ ります。

また、生涯スポーツの振興、芸術文化の振興と文化財や伝統文化の保存・継承は、市民 の生活に潤いを与えるばかりでなく、人と人を結ぶ重要な施策となります。

さらに、市民の主体的な生涯学習の支援とともに、その成果を地域に活かすことができ る推進体制が必要となります。

これらのことから、本計画では、5つの基本施策を設定して取り組むこととしました。

基本施策Ⅰ 多様な学習ニーズに応える学習機会の充実

社会の変化に伴い、これまでの趣味・教養的な学習から、地域の身近な生活課題に取り 組む学習や防災・環境・人権・平和・国際交流・男女共同参画などの現代的・社会的課題 に取り組む学習まで、市民の学習内容は専門化・多様化しています。

また、公民館の主催講座のような公共施設で提供する学習機会だけでなく、インターネッ ト上の学習やNPO・市民団体による自主的な学習活動など、学習の方法も多様化してお り、それらに対応する必要があります。

このため、市民のニーズに応じた学習機会の充実や情報の提供、相談体制の充実を図り ます。

また、学習活動をより活発に発展させるとともに、いつでも学習ができる場となるよう、 公民館などの生涯学習施設の運営の充実を図ります。

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基本施策Ⅱ ライフステージに応じた学習機会の提供

生涯学習は、乳幼児期・青少年期・成人期・高齢期と、それぞれのライフステージ3によっ

て学習課題が変化していくものと考えます。特に、乳幼児期の家庭教育、青少年期の体験 活動・地域とのかかわり、成人期の職業や社会生活を通して生じる様々な課題、高齢期の 生きがいづくりや健康づくり、仲間づくりは、それぞれのライフステージにおいて重要な 課題となっています。このため、ライフステージにおける主要な課題に応じたきめ細かな 学習が主体的に行える学習機会の提供に努めます。

基本施策Ⅲ 生涯スポーツの振興と健康づくりの推進

誰もがいつでも気軽にスポーツに親しみ、楽しむことのできる生涯スポーツ社会の実現 をめざし、平成22年10月に「生涯スポーツ健康都市宣言」を行いました。

スポーツは健康の保持増進や体力向上のみならず、心身のリフレッシュや仲間との連帯 感、世代を超えた交流・コミュニケーションの促進などの派生効果をもたらします。

近年、健康づくりへの関心が高まる中、子どもの体力低下や高齢者の健康づくりや生き がいづくりが課題となり、身近な地域で子どもから高齢者まで生涯にわたって誰もが気軽 にスポーツを楽しむことのできる環境づくりが必要となっています。

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基本施策Ⅳ ふるさと浦安の芸術・文化の振興

社会の成熟化が進み、心の豊かさやゆとりに価値を求める人々が増えています。

このような中で、市民が芸術文化活動を行うことや多様な芸術文化を鑑賞することは、 潤いのある生活につながっていくものと考えます。また、古くから漁業の町として栄えた 浦安の生活文化や伝統芸能をはじめとした伝統文化を後世に伝えることは、当時を知る人 が減っていく中で喫緊の課題といえます。

このため、市民が主体的に継続して行う芸術文化団体の活動支援を充実し、芸術文化活 動の活性化を図るとともに、芸術文化を鑑賞したり体験したりする学習機会の充実を図り ます。

また、浦安の生活文化や伝統文化を後世に伝える継承者の育成を図るとともに、文化財 の保護・保存、郷土の歴史・文化を知る機会を提供するなど、ふるさと浦安への郷土愛を 育み、歴史や文化が後世に受け継がれていくための学習機会の充実を図ります。

基本施策Ⅴ 地域に生きる生涯学習活動の支援

生涯学習を振興するための施策に積極的な取り組みをしてきましたが、少子高齢化の加 速やいわゆる「団塊の世代」の退職等の社会の変化に加え、教育基本法の改正があり、生 涯学習行政の重要性と役割の見直しが必要となりました。

これまでの施策は、公民館などの生涯学習施設において、市民の学習機会や学習の場の 提供を中心としたものでしたが、これからは、市民自らが主体的に学習し、自己実現や個 人の学習の積み重ねを基に、その学習の成果を地域社会で活かせることが重要となってい ます。

学習の成果を活かせることは、生きがいや自己実現につながるだけでなく、市民同士の 交流を育み、人間関係の広がりや地域の教育力が高まり、私たちの住むまちの価値を高め ることにもつながっていくものと考えます。

生涯学習の推進にあたっては、公民館に地域支援コーディネート機能を持たせることで、 人と人、人と地域とをつなげる人材の確保や育成に取り組みます。

また、市民と行政とがパートナーシップを形成し、事業の企画・運営への参画をはじめ、 「市民と行政との協働」により、生涯学習によるまちづくりのための推進体制の整備・充

実を図ります。

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高洲公民館〜クライミングウォール体験

浦安伝統芸能「お洒落」

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基本目標 基本施策 具体的な施策

 

 

多様な学習ニーズに応 える学習機会の充実

Ⅰ-1 学習課題に応じた学習機会の充実

Ⅰ-2 学習情報の提供と学習相談体制の充実

Ⅰ-3 公民館・図書館の運営の充実

ライフステージに応じ た学習機会の提供

Ⅱ-1 家庭教育の支援

Ⅱ-2 青少年の健全育成の推進

Ⅱ-3 成人の学習機会の提供

Ⅱ-4 高齢者の学習機会の提供

生涯スポーツの振興と 健康づくりの推進

Ⅲ-1 スポーツを楽しむ機会と情報の提供

Ⅲ-2 スポーツ推進体制の整備

Ⅲ-3 スポーツ施設の環境の整備

ふるさと浦安の芸術・ 文化の振興

Ⅳ-1 芸術文化活動の活性化

Ⅳ-2 芸術文化を体験する学習機会の充実

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主な施策の内容

Ⅰ-1 1.現代的課題などに対応する学習機会の充実… 2.人にやさしい学習機会の充実

… 3.就労のための学習支援の充実

Ⅰ-2 1.市民の学習要求に対応した情報提供の充実… 2.学習相談窓口の整備・充実  

Ⅰ-3 1.公民館の運営の充実… 2.公民館施設の整備

… 3.図書館の運営の充実… 4.図書館施設の整備

Ⅱ-1 1.親が学ぶ機会の充実… 2.親子がふれあう機会の充実

… 3.家庭における子どもの読書活動の支援 

Ⅱ-2 1.体験活動・交流活動の推進… 2.地域教育力の活用

… 3.子どもの読書環境の整備… 4.団体の活動支援と指導者養成

… 5.青少年相談事業の充実

Ⅱ-3 1.多様な学習機会や情報の提供… 2.地域課題に関する学習機会の提供

… 3.現代的課題の学習機会の創出… 4.キャリア形成のための学習機会の充実

… 5.アクティブシニアの活用と学習支援

Ⅱ-4 1.世代間交流の推進と社会参加の支援… 2.生きがいと健康づくりの推進

Ⅲ-1 1.スポーツ事業の充実… 2.各種体育大会の実施

… 3.健康づくりに関する学習機会の充実… 4.スポーツ関連の情報提供

Ⅲ-2 1.市民スポーツ団体の育成支援と連携強化

… 2.地域に根ざしたスポーツ関係団体の支援

Ⅲ-3 1.施設整備事業… 2.小中学校の体育施設等の有効活用

… 3.スポーツ施設の効果的・効率的利用

Ⅳ-1 1.市民の芸術文化活動の促進と情報提供… 2.芸術文化団体等の育成支援と連携強化

… 3.文化施設等の環境の整備  

Ⅳ-2 1.市民の自主的な芸術文化活動の推進… 2.芸術文化に関する学習機会の提供

Ⅳ-3 1.郷土博物館運営の充実… 2.ふるさと浦安の生活文化を知る機会の提供

… 3.ふるさと浦安の伝統文化の保護と継承者の育成… 4.文化財の保護と啓発

… 5.市史の編さん… 6.三番瀬環境学習施設の整備

Ⅴ-1 1.地域の学びを支える人材の育成・活用… 2.人と地域をつなぐ学びの推進

Ⅴ-2 1.学習成果を活かせる環境の整備… 2.社会教育関係団体等との連携・協働

… 3.サークル・団体等の活動の支援

Ⅴ-3 1.施設のネットワークの推進… 2.職員の資質向上

… 3.庁内における生涯学習の推進

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2│生涯学習推進のための具体的な施策

基本施策Ⅰ 多様な学習ニーズに応える学習機会の充実

Ⅰ-1 学習課題に応じた学習機会の充実

公民館などの生涯学習施設を中心に講座や教室など、市民の学習ニーズに応じた様々な 学習機会の提供に努めていますが、市民の余暇時間が拡大しており、趣味的なものから専 門的なものまで幅広い学習機会の提供が求められています。そのため、学習課題のテーマ を設定するにあたっては、市民一人ひとりが求める生活向上のための個人的な要望や地域 の課題を的確に把握する必要があります。

市民意識調査の結果では、就職や転職など、仕事に必要な知識や技術に関することへの 関心が高く、学習を通しての資格取得や就職や仕事に役立つ講座を希望する意見が多いこ とから、就労のための学習支援の充実を図ります。

また、障がいの有無に関わらず、市民の誰もが普通に日常生活を送ることができる社会 づくりのために、学習活動への参加支援や活動支援を推進します。

主 な 施 策 の 内 容

1.現代的課題などに対応する学習機会の充実

公民館などの生涯学習施設では、市民一人ひとりが充実した社会生活を営んでいくため に、市民の主体的な学習の支援として、学習ニーズの把握と様々な学習機会の提供をする とともに、社会や地域における共通の課題を市民一人ひとりの問題として受けとめ、課題 の解決や対応に向けて市民自らが学習する機会の充実を図っています。

(33)

2.人にやさしい学習機会の充実

高齢者や障がいのある人の個性が尊重され、地域社会の支え合い・助けあいのなかで、 ともに生活できる地域づくりを進めていくためには、障がいのある人などが社会に参画し、 生きがいをもって生活が送れるよう学習活動の場やスポーツ・文化活動の場など、誰もが 参加できる多様な学習機会の提供をしていきます。

特に、公民館や図書館などの利用をはじめ、各種講座に参加しやすい環境づくりを進め ることで、人にやさしい学習機会の充実を図ります。

3.就労のための学習支援の充実

産業構造や就業構造、雇用環境の変化などにより、若者の非正規雇用者比率や失業率、 離職率は高く、若者の就業状況は厳しい状況となっています。

また、子どもや若者を取り巻く環境の悪化やニート、ひきこもり等、若者が抱える問題 が複雑化しています。

このような状況の要因として、若者の職業意識や勤労意識の希薄化などがあることから、 職業能力の向上を図るため、学校教育段階から勤労観・職業観を育成するとともに、公民 館をはじめとする生涯学習関連施設において、フリーター、若年層、再就職を希望する女 性、退職後も働く場を求める中高年層などへの学習支援を充実します。

親子木工教室

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Ⅰ-2 学習情報の提供と学習相談体制の充実

生涯学習の分野は多岐にわたり、個人の自主的な学習から民間教育事業者が提供する学 習まで広範囲に及びます。このうち、行政が提供している学習情報は、主に「広報うらや す」や「市のホームページ」により行っています。

また、市民や行政が提供する学習情報を一元化し、ITを活用した生涯学習情報提供シス テムによる学習情報の提供をしています。

あわせて、公民館の催しやお知らせ等の学習情報については、公民館情報紙「ルネサン ス」として、年4回(3月・6月・9月・1月)発行しています。

市民の生涯学習活動を支援するうえで、市民に最も適した学習機会の選択ができるよう、 生涯学習関連施設や民間教育事業者等が提供する講座の内容や、講師・指導者などに関す る情報を収集・整理し、迅速かつ的確に対応することができるよう生涯学習情報提供シス テムの充実を図ります。

また、市民の求めに適した学習相談体制の整備を図るため、公民館が中心となって、生 涯学習関連施設との連携や、民間教育事業者等が行う事業との関連も考慮した学習相談 ネットワークを進めます。

主 な 施 策 の 内 容

1.市民の学習要求に対応した情報提供の充実

現在は、生涯学習活動団体が自発的に情報発信できる生涯学習情報提供システム「まな びねっとURAYASU」を運用し、サークル・団体の活動情報をタイムリーに発信・受信 することで、市民の学習活動への参加を促しています。

(35)

2.学習相談窓口の整備・充実

生涯学習に関する問合せや相談には、市民が自発的・自主的に学んでいくための学習の 機会や講師、施設などの最新情報の提供に加え、新たな学習への意欲につながっていくよ うな情報提供や学習相談が必要となります。

市民からの学習に関する問合せや相談に的確に応えるために、生涯学習情報提供システ ムの活用促進と、公民館をはじめとする生涯学習関連施設の職員が学習情報や施設情報の 共有化を積極的に図ることで、市民の誰もが、いつでも気軽に学習相談ができ、適切な助 言を受けられるよう、情報提供サービスと一体となった相談窓口の整備・充実に努めます。

Ⅰ-3 公民館・図書館の運営の充実

公民館は、概ね中学校区ごとに7館が整備されており、市民が自由に集い、学びあいを 通して自分を高め、人と出会い、地域と出会う身近な施設として世代や市民のニーズ、社 会の要請に応じた課題をとらえて学びと交流の場を提供し、また市民の自主的なグループ 学習活動の育成支援を行ってきました。

現在、市民の学習要求は、自身の生きがいや仲間づくりから、実用的な学習、地域貢献 のための学びまで多岐にわたっています。公民館では、このように高度化・多様化する市 民ニーズや地域課題、現代的課題を的確に把握し、学びを通して得られた成果(知識や技 術、人とのつながり)を自身の生活や地域で発揮できるよう、さらに主催事業の充実やサー クル団体の育成・活動支援を行っていきます。

図書館では、レファレンスサービスの充実と利用の促進を図ることはもとより、地域の 課題解決のために必要な資料や情報を提供するなど、地域の課題解決を支援する役割を 担っています。

また、中央図書館と公民館ごとに分館を整備していますが、市民の学習の場として盛ん に利用されており、施設利用状況や図書の貸し出し冊数等から見ても、市民の生涯学習へ の意欲の高さが伺えます。

そこで、社会や地域における共通の課題を市民一人ひとりの問題として受けとめ、課題 の解決や対応に向けて市民自らが学習する機会の充実を図っていきます。また、図書館協 議会などを有効に活かし、図書館の整備をはじめ、市民の学習ニーズに応えられる職員の 配置や施設の運営の充実を図ります。

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主 な 施 策 の 内 容

1.公民館の運営の充実

高度化・多様化する市民ニーズや地域課題、現代的課題に応え、市民に魅力的で効果的 な主催事業を提供するために、その企画立案や運営にあたっては、市民や市民大学、地域 の団体やサークル、NPO、学校等との連携あるいは協働、行政や生涯学習関連施設相互 の連携など多様な手法を工夫します。

また、乳幼児を持つ親や高齢者、障がい者、勤労者などより多くの市民が参加しやすい ように市民の生活スタイルやライフステージに配慮した学習の場づくりに努め、市民自ら が主体的に学び、交流し生活課題や地域課題の解決を図る機会を提供します。

また、市民の誰もが気軽に集える場や団体・サークルの身近な活動拠点として環境づく りを進めるとともに、公平性・平等性に配慮した利用方法や育成支援の在り方を探る必要 があります。

そこで、公民館利用者懇談会や公民館運営審議会の一層の充実を図ることで、さらに利 用しやすい施設運営と整備に努めます。

2.公民館施設の整備

生涯学習の拠点である公民館の施設整備は、増大する生涯学習需要に応えるために欠か せないものであり、あわせて、市民要望を取り入れた利便性の高い施設としていくことが 求められています。

また、既存の公民館のうち建設から30年が経過する公民館では、施設の老朽化が目立 つことから、施設の大規模改修を計画的に進めていく必要があります。

(37)

3.図書館の運営の充実

図書館は、市民の教養、調査研究、レクリエーション等に資するという視点から生涯学 習の基盤であり、市民の自己学習やまちづくりを支える重要な情報拠点としての役割を 担っています。

そのために、資料を収集、整理、保存し、市民が抱える日常生活や地域における課題解 決のための資料や情報も迅速かつ的確に提供しています。

また、市民の生涯学習活動において、読書によってもたらされる知識や情報は、身近な 課題を解決するとともに、それぞれの人生を豊かでよりよいものにします。

東日本大震災の被災を契機として、本市では震災の教訓を活かした防災や減災、液状化 対策をはじめ、子育て支援や高齢化社会への対応などの現代的課題に対し、市民の関心が より高まっていることから、それらの課題解決に必要な情報の提供が求められています。 図書館では、こうした要求に応える豊富な蔵書を備えるとともに、市民がゆっくり読書 をしたり、自らの課題について十分に調べることができる環境の整備に努めていきます。

4.図書館施設の整備

中央図書館は建設から30年が経過し、施設の老朽化とともに、市民の利用形態やサー ビスの変化にも対応していく必要があります。このため、新しいニーズを取り入れた施設 の大規模改修を検討していきます。

図書館分館7館のうち、日の出分館では、他の分館の平均2倍以上の利用があり、これ に対して施設が狭隘であることから、利用環境の改善について検討していきます。

また、現在、図書館の収容能力92万冊に対し、蔵書は約115万冊となっており、資料 保存スペースが限界になっていることから、その整備について検討していきます。

(38)

基本施策Ⅱ ライフステージに応じた学習機会の提供

Ⅱ-1 家庭教育の支援

乳幼児期からの家庭教育は、すべての教育の出発点であり、生涯学習社会の基礎づくり を担うものとして非常に重要なものです。

また、地域における人と人とのつながりの希薄化や家族形態の変容など、子どもたちを 取り巻く環境が大きく変化する中で、家庭や地域がその教育力を高めていくことも重要な ことです。

そのため、孤立しがちな子育て家庭を支えるため、親への学びの機会を充実するととも に、子育て・家族支援者4などの活用や悩みを持つ家庭に対する相談活動や交流会の開催

など、地域活動の推進及び啓発活動を行うことにより、家庭の教育力向上を推進します。 また、家庭における子どもの読書活動を通して親子がともに学び、成長できる学習機会 を提供します。

主 な 施 策 の 内 容

1.親が学ぶ機会の充実

親や保護者が、地域の公民館で、家庭で行うべき教育の必要性を認識し、子どもの発達 段階に応じた子育てや子どもとのコミュニケーションの図り方などの家庭教育に関する学 習を行えるよう、家庭教育学級や子育てをテーマとした講座の開催を進めます。また、子 育て世代からの要望の高い保育付き講座を、より多く提供できるよう努めます。

(39)

2.親子がふれあう機会の充実

より良い環境のもとでの子ども同士のふれあい教育をはじめ、家庭での教育や親子の関 わりに応じた適切な学習機会の充実を図ります。

また、公民館保育室の活用などにより、子ども同士がふれあいを通して得られる生活習 慣や、親の子育てや孤立感などの悩みが軽減されるような機会を提供し、親子ともに成長 できる環境づくりを推進します。

さらに、子どもが他者とふれあう中で、人間関係を広げ、集団のルールを守り、あるい は自己規制の力などを身につけることができるよう、地域の子育て支援団体や子育てサー クルへの支援など、地域全体で子どもを見守り育む環境づくりを進めます。

3.家庭における子どもの読書活動の支援

家庭は子どもが最初に本に出会い、読書の喜びを味わい、読書習慣を形成してゆく場で す。幼い子どもが本の楽しさを知るには、身近な大人の存在が欠かせません。

親子のふれあいや、言葉かけ、日常の様々な体験とともに、一緒に本を読み、ともに楽 しむ経験が、子どもの言葉と想像力を育み、豊かな心の成長を促します。

図書館では、ブックスタート事業において出生時に最初の絵本をプレゼントするほか、 0歳から楽しめる絵本を十分にそろえ、子どもたちにいつでも手渡せるようにしています。 今後は、親子で絵本を楽しめる事業を定期的に開催して、図書館の継続的な利用をさら に促すとともに、絵本の選び方や読書の意義についても伝えていきます。

(40)

Ⅱ-2 青少年の健全育成の推進

青少年期は、様々な体験を通して、自ら考え、判断し、行動できる資質や能力を身につ ける時期です。また、地域や社会の中での様々な関係性を通じて、社会の一員としての自 覚を高める、大人になる一歩手前の時期でもあります。

これらのことから、次代を担う青少年の健康で明るく、思いやりといたわりの心を養い、 地域に対する愛着と誇りを持った、自主自立のできる青少年の育成を図れるように、体験 活動や異年齢間の交流事業を実施します。

また、地域の子ども会や青少年関係団体等の活動を支援するとともに、家庭・地域・学 校との連携を深め、地域ぐるみで青少年の健全育成を推進支援します。

主 な 施 策 の 内 容

1.体験活動・交流活動の推進

青少年を対象に一流のスポーツ競技や優れた芸術文化を鑑賞できる機会を設けるととも に、青少年のスポーツ活動や芸術文化活動の発表の場の充実に努めます。

また、青少年館や青少年交流活動センター、新浦安カルチャープラザなど、青少年の仲 間づくりや青少年同士の交流を図るとともに、学習活動や体験活動などができる場を提供 します。

2.地域教育力の活用

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3.子どもの読書環境の整備

学童期は子どもたちの知的好奇心も高まり、読書の幅も広がる時期です。図書館では、 子どもたちの興味に応え、質の高い児童書を提供するため、それぞれの年齢に合わせたブッ クリストを作成して配布するほか、学校図書室の蔵書を補完するため団体貸出を行ってい ます。

また、本や図書館により親しんでもらうため、図書館職員等が学校に出向いて、ストー リーテリング(昔話などの語り)やブックトーク(テーマに沿った本の紹介)などを行っ ていきます。

4.団体の活動支援と指導者養成

地域ぐるみで青少年を守り育てる市民意識の醸成を図り、青少年健全育成連絡会や地域 の子ども会などの健全育成に関わる団体との連携や活動支援を行うとともに、青少年の地 域活動や社会参加活動を積極的に支える地域環境づくりを推進します。

また、青少年がいつでも参加し、活動できるよう地域の子ども会等の育成を図るととも に、青少年や大人の各種活動リーダーの養成に取り組みます。

5.青少年相談事業の充実

青少年の非行防止の一環として、青少年の多岐にわたる悩みや保護者の相談に適切な助 言を行うとともに、各種相談情報を提供します。

また、不登校やニート、ひきこもり等の相談に対応する相談窓口を設けるとともに、地 域の団体や学校、関係諸機関との連携を図ります。

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Ⅱ-3 成人の学習機会の提供

成人期は、青少年期を過ぎ高齢期前までの最も年齢の幅が広い世代です。社会人として 生活スタイルもほぼ安定し、個人の関心・年齢・体力に応じた主体的な学習が可能な時期 です。また、自由に使える余暇時間は少なく、自らの仕事や生活などでの課題の解決につ ながる実用的な学習が必要とされています。

このため、心身ともに健康で充実した生活を送るために、余暇の有効活用を図り、趣味、 教養、スポーツ活動やボランティア活動など幅広い学習機会を提供していきます。

さらに、地域とのつながりが少ない現役世代に対し、自らも地域社会の一員として関わ ることができる場の提供を図ります。

主 要 施 策

1.多様な学習機会や情報の提供

成人期は、職場・家庭・地域において多様な課題を抱え、学習ニーズも切実なものであ りながら、仕事などの都合や子育てによって学習に割く時間が限られ、学習施設と疎遠で ある人が多いのが現状です。

これらのことから、公民館などで個人でも気軽に利用できる学習スペースや身近な地域 の学習場所となる施設の確保を進めます。

また、学習機会を利用したくても、時間や場所等の制約により利用できない市民に対し、 インターネットを活用した学習情報の提供を行います。

2.地域課題に関する学習機会の提供

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3.現代的課題の学習機会の創出

現代社会に対応した知識や能力を習得し、社会的な問題意識やまちづくりへの関心を育 むため、国際化、高度情報化、少子高齢化、環境問題など現代的な課題をテーマとした講 座や教室、フォーラムなどを開催し、学習機会の創出をします。

4.キャリア形成のための学習機会の充実

学びたいと思ったとき、学ぶ必要があると思ったときにいつでも学ぶことができ、今、 携わっている職業生活の維持・向上や新たな就業を可能にするために必要な知識や技術を 習得することのできる学習機会を関係機関と連携しながら提供します。

5.アクティブシニアの活用と学習支援

成人後期にあたる団塊の世代と呼ばれる人々が、アクティブシニア5として、今まで以

上に前向きで意欲的な生活を求め、新しい領域にチャレンジすることが想定されます。 そこで、中高年の方を対象とした生涯学習活動の機会を推進し、定年退職後も、地域で 活躍できる環境づくりに努めます。

5 アクティブシニアとは定年退職を人生の定年とは考えず、仕事にも趣味にも意欲的であり、社会に対して積極的な行 動を起こす新世代シニア。生涯現役志向が強く、経験豊富で優れた価値判断を有するシニア層を意味する。

富岡公民館〜野菜栽培入門講座

(44)

Ⅱ-4 高齢者の学習機会の提供

高齢期は余暇時間が長くなってくる傾向があり、生涯学習活動に積極的に参加し、趣味 や教養などの生きがいづくりを楽しむことのできる時期と言えます。同時に、自らの健康 づくりに一層の関心を持つようになる世代である傾向が見られます。

また、公民館などでは、サークル・団体活動に参加し、仲間とともに活動に取り組む傾 向が見られます。地域活動への参加にも積極的で、自治会活動やボランティア活動などに 取り組み、地域や社会への貢献を目的とした学習活動を求めています。

こうしたニーズを活かし、高齢者の知識や経験を社会に還元していく仕組みづくりを進 めます。

主 な 施 策 の 内 容

1.世代間交流の推進と社会参加の支援

高齢者の知識や経験を活かした地域活動や世代間交流の場を提供するとともに、指導者 やボランティアとしての社会参加を支援し、地域との関わりを深められる環境づくりを整 えます。

また、地域の歴史の語り部や伝統文化の継承者として、次世代を担う子どもたちに地域 の歴史・文化を伝える活動を支援します。

2.生きがいと健康づくりの推進

高齢者一人ひとりが生きがいを持って学習に取り組むことができるよう、多様な学習機 会を提供します。

(45)

基本施策Ⅲ 生涯スポーツの振興と健康づくりの推進

Ⅲ-1 スポーツを楽しむ機会と情報の提供

平成22年10月に「生涯スポーツ健康都市宣言」を行いました。

現在、この宣言に基づき、市民が日ごろからスポーツに親しみ、スポーツを楽しみ、豊 かなスポーツ文化を育むことで、心身ともに明るく健康で、生きがいのある生活を送れる ことができるよう、スポーツ・レクリエーション事業や、健康づくり事業を展開しています。

また、少子高齢化の進行や情報化の進展に伴い、人々の価値観やライフスタイルが多様 化する中、スポーツの果たす役割・意義は重要となっています。

市民一人ひとりのライフスタイルや年齢、性別、体力等に応じて、「いつでも、たのしく、 ずーっと、みんなで」スポーツに取り組むことができる機会の充実と情報の提供をしてい きます。

主 な 施 策 の 内 容

1.スポーツ事業の充実

市民の健康維持・増進、体力づくりなどのために「浦安スポーツフェア」、「東京ベイ浦 安シティマラソン」などのスポーツイベントを通じて、生涯スポーツの普及・推進を図り ます。この他、総合体育館や屋内水泳プール、中央武道館で行っているスポーツ事業の充 実を図っていきます。また、迫力があり、高度なプレーを身近に観戦できるよう、「みる」 スポーツの推進に努め、市民のスポーツに対する関心と意識の高揚に努めます。さらに、 本市の地域特性を活かしたスポーツイベントの招致を推進し、生涯スポーツの振興に努め ていきます。

2.各種体育大会の実施

生涯スポーツの振興を図るために、体育協会をはじめ、関係体育団体の育成・支援に努 め、市民体育大会などを開催し、健康づくりにつなげます。

また、競技力の向上を図るための支援を行い、県民大会への参加、さらには、関東大会、 全国大会出場のための選手強化に努めます。この他、気軽に楽しむことができる軽スポー ツの普及・促進を図り、市民大会の充実に取り組んでいきます。

(46)

3.健康づくりに関する学習機会の充実

高齢者をはじめ広く市民の健康づくりへの意識を高めるため、地域社会のさまざまな企 業、団体、グループと連携し合いながら、日常的にスポーツやレクリエーションに親しめ る機会をつくり、介護予防や健康づくりを支援する環境整備に努めます。

また、特に高齢者が生き甲斐を持って健康で活力ある生活を営むためには、定期的、継 続的な運動やスポーツが不可欠であることから、それぞれの適性や健康状態に応じたス ポーツプログラムの普及啓発を図ります。

4.スポーツ関連の情報提供

市内のスポーツ施設において実施されている様々なスポーツイベント、スポーツ教室な どの情報提供の検討や、体育施設等予約システム機能の充実を図り、市民がより利用しや すい施設情報の提供に努めます。

Ⅲ-2 スポーツ推進体制の整備

市民一人ひとりがスポーツに親しみ、楽しむためには、魅力あるスポーツとの出会いや 市民のニーズに応えたスポーツ教室やスポーツ大会等の実施が必要です。

あわせて、これらのスポーツ活動を支える専門的なスポーツ指導者の存在は不可欠であ ることから、体育協会をはじめ、スポーツ団体等の育成支援や連携を図りながら、各種ス ポーツ大会の実施や、専門的な知識をもつ指導者の育成・発掘に取り組んでいきます。

参照

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春学期入学式 4月1日、2日 履修指導 4月3日、4日 春学期授業開始 4月6日 春学期定期試験・中間試験 7月17日~30日 春学期追試験 8月4日、5日

<第2次> 2022年 2月 8 日(火)~ 2月 15日(火)

大正13年 3月20日 大正 4年 3月20日 大正 4年 5月18日 大正10年10月10日 大正10年12月 7日 大正13年 1月 8日 大正13年 6月27日 大正13年 1月 8日 大正14年 7月17日 大正15年

第1回 平成27年6月11日 第2回 平成28年4月26日 第3回 平成28年6月24日 第4回 平成28年8月29日

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(申込締切)②助成部門 2017 年9月 30 日(土) ②学生インターン部門 2017 年7月 31

「東京都スポーツ推進計画」を、平成 30 年 3 月に「東京都スポーツ推進総合計画」を策定すると ともに、平成 25 年