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調査シリーズNo41 全文 調査シリーズ No41 第5回勤労生活に関する調査(2007年) ―スペシャルトピック 「仕事と生活の調和(ワークライフバランス)」―|労働政策研究・研修機構(JILPT)

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(2)

LPT 調査シリーズ No.4

8 年

第5回勤労生活に関する調査 2007 年

独立行政法人 労働政策研究・研修機構

The Japan Institute for Labour Policy and Training

(3)
(4)

ま え

労働 政 策研 究・ 研 修機 構 は 勤 労生 活 実 態を 把 握し 勤 労 意識 多 様 諸 側面 に つ

い 明 にする を目的 し 2007910 月に 第 5 回勤労生活

に関する調査 を実施し ほ 調査結果を取 ま 。 調査は 19992000

20012004 年 過去に 4 回実施し お 今回 調査 5 回目 る 調査

ある。

調査 は 定 例 基 本項 目 各回 スペ シャ ル ック ス に 構 成 い る 。

基本 項目 に つい は 同一 質 問 項目 を同 一 調 査法 に し 調 査し いる

正確 時系列 タを得 る 特徴 ある。ま 今回 調査 は ワ クライ

バランス をスペシャル ックス し 。

本報 告 書は 調査 結果 を ま あ る。 関係 各 方面 広 く 活用 し い

幸い ある。

調査に 協力い い 皆様には 場を借 御礼申し上 い。

2008 3

独立行政法人 労働政策研究・研修機構

理事長 稲

(5)
(6)

目 次

第 章 調 査 の 概 要 ... 1

1 調 査 の 概 要 ... 3

第 章 調 査 結 果 ... 5

第 1 節 勤 労 意 識 の 動 向 ... 7

1 日 本 型 雇 用 慣 行 の 評 価 ... 7

望 ま し い 分 配 原 理 ... 9

3 生 活 意 識 ... 10

参 考 勤 労 意 識 の 二 つ の 層 の 動 向 ... 13

(1) 日 本 型 雇 用 慣 行 つ い て ... 13

(2) 望 ま し い 分 配 原 理 つ い て ... 14

(3) 生 活 意 識 つ い て ... 15

(4) 勤 労 意 識 の 二 つ の 層 つ い て ... 17

日 本 型 雇 用 慣 行 と 分 配 原 理 ... 17

日 本 型 雇 用 慣 行 と 生 活 意 識 ... 18

仕 事 つ い て の 意 識 ... 20

(1) 仕 事 満 足 度 ... 20

(2) 望 ま し い キ ャ リ ア 形 成 ... 21

(3) フ リ ー タ ー 観 ... 23

5 失 業 つ い て の 意 識 ... 24

(1) 失 業 の イ メ ー ジ ... 24

(2) 失 業 へ の 対 応 ... 26

(3) 失 業 の 事 後 対 応 ... 27

(4) 失 業 支 援 ... 29

(5) リ ス ト ラ の ャ ー ャ ... 32

社 会 つ い て の 意 識 ... 34

(1) 階 層 帰 属 ・ 社 会 意 識 ... 34

(2) 処 遇 の 不 公 平 感 ... 36

(3) 日 本 が 目 指 す べ 社 会 ... 37

(7)

生 活 つ い て の 意 識 ... 38

(1) 生 活 重 視 度 ... 38

(2) 生 活 充 実 感 ... 40

(3) 生 活 不 安 ... 43

(4) 新 し い 仕 事 感 ... 44

第 節 ワ ー ク ラ イ フ バ ラ ン ス の 現 状 と 希 望 ... 47

1 ワ ー ク ラ イ フ バ ラ ン ス の 現 状 と ニ ー ゲ ... 47

(1) 仕 事 と 生 活 の 両 立 困 難 関 す る 意 識 ... 47

(2) 仕 事 と 生 活 の 調 和 関 す る ニ ー ゲ ... 50

(3) 仕 事 時 間 の 削 減 関 す る 希 望 ... 54

(4) 勤 務 先 を 選 ぶ 場 合 重 視 す る 要 素 ... 58

男 女 の 望 ま し い 生 方 関 す る 意 識 ... 62

3 仕 事 と 生 活 と の 両 立 課 題 と 対 応 ... 67

(1) 望 ま し い 働 ... 67

(2) 休 暇 を 取 る 場 合 予 想 さ れ る こ と ... 70

(3) 所 定 外 労 働 を 免 除 す べ 場 合 ... 75

(4) 育 児 ・ 介 護 の 負 担 と 働 が ら 育 児 ・ 介 護 を す る 者 へ の 支 援 ... 78

働 が ら 育 児 ・ 介 護 を す る 人 対 す る 協 力 ... 78

育 児 ・ 介 護 サ ー ビ ス の 利 用 時 間 、 育 児 ・ 介 護 の 経 済 的 負 担 ... 81

資 料 ... 85

調 査 票 勤 労 生 活 関 す る 調 査 ... 87

付 属 統 計 表 時 系 列 計 表 ... 105

付 属 統 計 表 ク ロ ス 計 表 ... 133

(8)
(9)
(10)

1 章 調査の概要

勤労生活 関する調査」 、勤労生活の実態を把握するた 、そのパースライン よび

変化を時系列調査 よって明ら し、評価を行うととも 、政策立案の基礎データを得る

ことを目的としている 勤労生活の基本線の把握 あたって 、労働 よる自己実現を中心

、人々の関心 意識 とその動向 焦点をあてて り、勤労観、勤労と他の生活領域との

関係、勤労を中核とする制度やャーャ ついての意識 、勤労意識の多様 諸側面 らア

プローチすることを特徴としている

この調査 、 定例の基本項目と、 各回 とのスヒシャャトピック より構成されている 基

本項目 ついて 、同一の質問項目を同一の調査法 より 続して調査しているの 、正確

時系列データを得られることが特徴 ある 調査 、これま 1999 年、 2000 年、 2001

年、 2004 年 実施して り、今回が第 5 回目と る 第 5 回目調査のスヒシャャトピック

、 ワークライフバランス」 ある

調査の概要 、以下のと り ある

○調査期間 平成 19921 日~ 1021

○調査対象 全国 20 歳以上の男女 4,000

層化二段系統抽出法 全国の市町村を、都道府県を単位として 11 地区 分

類する、 各地区をさら 市郡規模 よって 22 分類する、という層化二段

系統抽出法 より抽出した 各ノロック、市郡規模別の層 ける 20 歳以上

人口の大 さ より 4,000 の標本 調査対象 を比例配分し、層 と 系統抽

出を行った

○調査方法 調査員 よる訪問面接調査

○回答状況 有効回答数 2,31557.9

(11)

参考 回答者の属性 第1回調査 ら第イ回調査

(れ)

100.0 2,72ィ人 100.0 2,778人 100.0 2,7イ1人 100.0 2,729人 100.0 2,31イ人

男性 ィ6.イ ィイ.1 ィイ.9 ィ7.6 ィ3.9

女性 イ3.イ イィ.9 イィ.1 イ2.ィ イ6.1

20歳代 13.3 13.イ 11.0 9.9 8.イ

30歳代 16.3 1ィ.8 16.0 16.8 1イ.0

ィ0歳代 20.1 17.6 18.9 17.0 16.3

イ0歳代 20.9 20.2 22.1 21.6 19.ィ

60歳代 18.3 20.3 19.2 19.6 21.8

70歳以上 11.2 13.7 12.9 1イ.1 19.0

若者 20~3ィ歳 20.6 20.6 18.8 17.8 1イ.1

※就業形態関連項目 特掲 の回答者構成比 (れ)

有職者 雇用者 正規従業員 非正規従業員

ここ の非正規従業員 、従業上の地位が 非正規従業員」また 派遣社員」と回答した者

2000年 第2回 2001年 第3回 200ィ年 第ィ回

30.8

60.1 63.ィ イ9.8

1ィ.1

ィ8.ィ 27.ィ 16.3 ィ9.0

32.イ 13.8

ィイ.9 27.8 13.6 ィ8.2

年齢

1999年 第1回

6ィ.0 1999年 第1回

2000年 第2回 2001年 第3回 200ィ年 第ィ回 総数

26.イ 16.8 2007年 第イ回

2007年 第イ回 イ8.3 ィ7.1

注 本調査結果 、表章単位未満を四捨五入しているの 、図表の 合計」の数値 内

訳の合計と必 しも一致し い

( 参考 1 ~第 4 回の 勤労生活 関する調査」 関する報告書等

今田幸子 2000 働 方の再構築――多様化し混迷する勤労意識のゆくえ」 日本労働研究雑誌 No.479

日本労働研究機構 2003 第1回勤労生活 関する調査 1999 年 資料シリーゲ No.139

日本労働研究機構 2003 第 回勤労生活 関する調査 2000 年 資料シリーゲ No.140

日本労働研究機構 2003 第3回勤労生活 関する調査 2001 年 資料シリーゲ No.141

労働政策研究・研修機構 2004 勤労意識のゆくえ― 勤労生活 関する調査 1999,2000,2001 」―

労働政策研究報告書 No.2

労働政策研究・研修機構 20054 回勤労生活 関する調査 2004 年 調査シリーゲ No.6

(12)
(13)
(14)

第 章 調査結果

第 節 勤労意識の動向

本調査 いて 、 1999 年の第 1 回調査 ら 続して勤労者意識の把握を実施して た

勤労者意識の把握 当たって 、 戦後の が国社会を支えて た勤労規範としての日本 型

雇用の枠組 、 それを包摂する産業社会の枠組 労働規範 、 来るべ 社会の規範の あ

り方、の 3 つの側面 らアプローチを行って た

本調査 、こうした観点 ら勤労者意識・意識の変化の方向性を 続的 把握し、勤労 生

活の変化を捉える課題 対処すること 資することを目的として実施しているもの ある

.日 本型 雇用慣 行の 評価

<調査設計>

1

日本型雇用慣行を構成する様々 要素のうち、 雇用保障、 賃金保障、 賃金体系、 能力開発、

組織へのコミットメントの 5 つ 焦点を当て、従来型制度とその改革策の評価を次のと り

聞いた

質問 日本的 働 方 ついて、あ たの 意見を 聞 せく さい

(1) 1つの企業 定年ま る日本的 終身雇用 ついて、 考え 終身 雇

(2) 勤 続 年 数 と と も 給 与 が 増 え て い く 日 本 的 年 功 賃 金 つ い て 、 う 考 え す

年功賃金

(3) 社宅や保養所 の福利厚生施設を充実させるより、その分社員の給与として支払う

べ 」という意見 ついて、 う 考え す 福利厚生の給与化

(4) 組織や企業 たよら 、自分 能力を磨いて自分 道を り開いていくべ 」とい

う意見 ついて、 う 考え す 自己啓発型能力開発

(5) 会社や職場への一体感を持つこと ついて、 う 考え す 組織との 一

体感

回答 1 良いこと と思う 2 ちら といえ 良いこと と思う 3 ちら といえ

良く いこと と思う 4 良く いこと と思う 5 わ ら い

<全体の傾向>

日本的 働 方 ついて考えを いたところ、 終身雇用」と 組織との一体感」を支持 す

る 良いこと と思う」と ちら というと良いこと と思う」の合計 割合 、それ

200176.1 % 、 200477.8 % 一度低下した後 再び上昇 転 、 2007

1

<調査設計 > の詳細 つい て 、労 働政 策研究・ 研修 機構 2004 勤労意 識の ゆくえ- 勤 労生活 関す る 調査 1999,2000,2001 」- 労働政 策研 究報告 書No.2 を参照 のこ と

(15)

9 割弱 それ 86.1 %、 84.3 った

賃金 関する項目 、 年功賃金」 、 福利厚生の給与化」の 2 項目とも一貫して上昇 し

ている 図表 1

<性・年齢別>

2007 年のデータを性・年齢別 ると、男性 終身雇用」 組織との一体感」 年齢

わら 、概 89 割弱前後 安定して支持されている 他方、女性 、 終身雇

用」 安定して支持されているといえるものの 89 割弱前後 、 組織との一体感」 年齢

が高く るほ 支持する割合が低下している 図表 2

図表 日本型雇用慣行 性・年齢別、 年

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.5 . .

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.9 9 .

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5 . 5 .

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.5 5

9

9 9 9 年 年 年 年 年

図表 日本型雇用慣行

終身雇用 組織 の一体感 自己啓発型能力開発 年功賃金

福利厚生の給与化

終身雇用、年功賃金、組織 の一体感: 良いこ だ 思う ちらか いえば良いこ だ 思う の合計 福利厚生の給与化、自己啓発型能力開発: そう思う ちらか いえばそう思う の合計

終身雇用: 1つの企業に定年ま 勤める日本的 終身雇用 組織 の一体感: 会社や職場への一体感を持つこ

自己啓発型能力開発: 組織や企業にたよら 、自分 能力を磨いて自分 道を 開いていくべきだ 年功賃金: 勤続年数 もに給与が増えていく日本的 年功賃金

福利厚生の給与化: 社宅や保養所 の福利厚生施設を充実させるよ 、その分社員の給与 して支払うべきだ

5 . .

. 5 .

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9 . 9 .

. 9 .

5 . 9 .

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5 .

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N= 5

5 N=

N=

代以上 N= 9

N=

N=

N= 9

N=

5 N=

N=

代以上 N=

N= 9

終身雇用 組織 の一体感 年功賃金

自己啓発型能力開発 福利厚生の給与化

男性

終身雇用、年功賃金、組織 の一体感:良いこ だ 思う ちらか いえば良いこ だ 思うの合計 福利厚生の給与化、自己啓発型能力開発: そう思う ちらか いえばそう思うの合計

終身雇用: 1つの企業に定年ま 勤める日本的 終身雇用 年功賃金: 勤続年数 もに給与が増えていく日本的 年功賃金 組織 の一体感: 会社や職場への一体感を持つこ

自己啓発型能力開発: 組織や企業にたよら 、自分 能力を磨いて自分 道を 開いていくべきだ

福利厚生の給与化: 社宅や保養所 の福利厚生施設を充実させるよ 、その分社員の給与 して支払うべきだ 女性

(16)

.望 まし い分配 原理

<調査設計>

近年、格差の議論が活発 っているが、 のよう 格差を公正と る 支持する分 配

原理 よっても異 る 望ましいとする社会的分配原理を 4 つ 大別して次のと り尋 た

質問 のよう 人が社会的地位や経済的豊 さを得るのがよい 、という点 ついて 、

あ た のよう 思います 1 ら ィ のそれ れ ついて 答えく さい

1 実績をあげた人ほ 多く得るのが望ましい 実績原理

2 努力した人ほ 多く得るのが望ましい 努力原理

3 必要としている人が必要 け得るのが望ましい 必要原理

ィ 誰 もが同 くらい 得るのが望ましい 平等原理

回答 1 そう思う 2 ちら といえ そう思う 3 ちら といえ そう思わ い

4 そう思わ 5

<全体の傾向>

のよう 人が社会的地位や経済的豊 さを得るのが良い という分配の原理 ついて 、

それ れの原理 対する考えを いたところ、 努力原理」 、次い 実績原理」への支持が

一貫して高く、 2001 年以降 方とも 8 割を超えている 2007 年 、努力原理 88.6 %、実

績原理 83.9 % 必要原理」と 平等原理」の支持 約 2 割と相対的 低く っている 長

期的 1999 年以降概 横 い 推移しているものの、 2004 年と比較すると 2007 年 わ

がら上昇している 図表 3

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.9

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.5 .9

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.9

. 9 . .5 9 .

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9 . . 9 .

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9 9 9 年 年 年 年 年

図表 分配原理

努力原理 実績原理 必要原理 等原理

そう思う ちらか いえばそう思う の合計 努力原理: 努力した人ほ 多く得るのが望ましい 実績原理: 実績をあ た人ほ 多く得る のが望まし い 必要原理: 必要 している人が必要 だけ得るのが望ましい

等原理: 誰 もが同じくらいに得る のが望まし い

(17)

<性・年齢別>

2007 年のデータを性・年齢別 ると、男女ともい れの年齢層 も 実績原理」と 努

力原理」を支持する割合が高い 男性 実績原理」が 努力原理」を 20 代、 30 代、 70

代以上 上回り、 50 代、 60 代 努力原理」が 実績原理」を上回っている 女性

努力原理」が 実績原理」をい れの年齢層 も上回っている 実績原理」 努力原理」

次い 、 必要原理」 が支持されて り、 男性 、 5037.2 % 、 女性 、 2040.6

もっとも高く っている 平等原理」 もっとも低く、年齢別 男性 5024.5 % 、

女性 6026.3 % もっとも高く っている 図表 4

9 . 9 . .

.9 9 . 9 .

5 . 9 .5 . .

5 . .

.5

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5 . . .

5 . .

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. 5 .5 .

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N=5

5 N=

N=

代以上 N= 9

N=

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N= 9

N=

5 N=

N=

代以上 N=

N= 9

図表 分配原理 性・年齢別、2007年

実績原理 努力原理 必要原理 等原理

男性 女性

そう思う ちらか いえばそう思うの合計 実績原理: 実績をあ た人ほ 多く得る のが望まし い 努力原理: 努力した人ほ 多く得るのが望ましい

必要原理: 必要 している 人が必要 だけ得るのが望ましい 等原理: 誰 もが同じくらいに得るのが望まし い

3.生 活意 識

<調査設計>

物質的 豊 さを 成した社会 、心の豊 さを求 る傾向が強いと言われる 本調 査

、人々が のよう 価値を重視し生活している 把握するた 、次のと り尋 た

質 問 あ た と っ て 、 17 の よ う 気 持 ち や 考 え 、 の 程 度 あ て ま り ま

1 していると、他人 追い越されそう 不安を感 地位競争不安

2 していると、 自分がこれま 獲得したものを失ってしまいそう 不安 を感

る 地位喪失不安

3 もっと多くを手 するよりも、 これま 獲得したものを維持することの方が 重要

ある 現状維持志向

4 他人が自分と異 った考えや生活様式を持っていることが気 ら い 脱他人志向

5 もっと多くの富や地位を求 てがん るより、 自分の納得のいく生活を送りたい 脱

(18)

地位志向

6 自分 、仕事以外 他人 誇れるものがある 自己肯定

7 これ 、物質的 さよりも、心の豊 さやゆとりある生活をすること 重

を たいと思う 脱物質主義

回 答 1 よ く あ て ま る 2 や や あ て ま る 3 あ ま り あ て ま ら い 4 ま っ た く あ

て まら い 5 ちらともえい い 6 わ ら い

<全体の傾向>

生活意識 ついて 、 脱地位志向」 脱物質主義」 が 20078 割台 それ れ 82.9 % 、

81.4 と高く、 2004 割台 下降したものの再び上昇している 次い 、 脱

他人志向」が 6 割程度 59.8% と っている 一方、 現状維持志向」 6 割弱 55.8

と、わ あるが上昇傾向 ある 図表 5

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9 .

.9 .5

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5 .5 5 9 . 5 . 5 .

5 9 .

9 .

5 . 5 .9 5 .

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.9 5

9

9 9 9 年 年 年 年 年

図表 5 生活意識

脱地位志向 脱物質主義 脱 人志向 現状維持志向 自己肯定 地位競争不安 地位喪失不安

よ くあ て まる ややあて まる の合計

脱地位志向: もっ 多くの富や地位を求めてが ばるよ 、自分の納得のいく生活を送 たい

脱物質主義: こ から 、物質的 豊かさよ も、心の豊かさやゆ ある生活するこ に重きを き たい 思う 脱 人志向: 人が自分 異 った考えや生活様式を持っている こ が気に ら い

現状維持志向: もっ 多くを手にするよ も、こ ま に獲得したものを維持するこ の方が重要 ある 自己肯定: 自分に 、仕事以外 人に誇 るものがあ る

地位喪失不安: うかうかしている 、自分がこ ま 獲得し たものを失ってし まいそう 不安を感じ る 地位競争不安: ま ま している 、 人に追い越さ そう 不安を感じる

<性・年齢別>

2007 年のデータを性・年齢別 ると、 脱地位志向」 、性・年齢 わら 支 持割

合 8割程度と っている 脱物質主義」 男女とも 50 代以上 8割を超える割合と っ

て り、男性 年齢が高く るほ 、その割合が高く る傾向 ある 心の豊 さ、ゆ と

りある生活、 自分の納得のいく生活を求 る層が多数派を占 るととらえることが よ う

脱他人志向」 年齢層が高く るほ 支持される傾向 あり、男性 70 代以上、女 性

(19)

60 もっとも高く っている 一方、 地位競争不安」 年齢層が低く るほ 支持

される割合が高く って り、男性 30 代、女性 20 代 もっとも高く ってい る

図表 6

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. 5 .

. 9 .

.5

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9 . 5 .5

5 . .9

. . 9 .5 9 .5

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図表 生活意識 1 性・年齢別、2007年

脱物質主義 脱地位志向 脱 人志向 現状維持志向

男性 女性

よ くあ て まる ややあて まる の合計

脱物質主義: こ から 、物質的 豊かさよ も、心の豊かさやゆ ある生活するこ に重きを きたい 思う 脱地位志向: もっ 多くの富や地位を求めてが ばるよ 、自分の納得のいく生活を送 たい

脱 人志向: 人が自分 異 った考えや生活様式を持っているこ が気に ら い

現状維持志向: もっ 多くを手にするよ も、こ ま に獲得したものを維持する こ の方が重要 ある

5 . 5 .

5 . 5 .

.9 .

5 .5

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9 .5 5 . .

.5 .

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N= 9

図表 生活意識 性・年齢別、2007年

自己肯定 地位喪失不安 地位競争不安

男性 女性

よ くあ て まる ややあて まるの合計

自己肯定: 自分に 、仕事以外 人に誇 るものがあ る

地位喪失不安: うかうかしている 、自分がこ ま 獲得し たものを失ってし まいそう 不安を感じ る 地位競争不安: ま ま している 、 人に追い越さ そう 不安を感じる

(20)

参考 勤 労意識 の二 つの層 の動 向

1999 年調査 、勤労意識 ついて、これま た日本型雇用慣行、分配原理、生

活意識の 3 側面 ら分析した結果、二つの層 分 れていることが明ら と った

第一の層 、終身雇用と年功賃金を支持し、努力原理、必要原理、平等原理への志向が強

く、現状維持的 自分自身 自信が いことを特徴とする これ 対し、第二の層 、自己

啓発型の能力志向が強く、実績原理を支持し、脱物質主義、脱地位志向が強く、自分自身

自信があること 自己肯定 を特徴としている 詳細 ついて 、今田幸子 2000

方の再構築-多様化し混迷する勤労意識のゆくえ」 日本労働研究雑誌 No.479 及び 労

働政策研究・研修機構 2004 勤労意識のゆくえ- 勤労生活 関する調査 1999 2000

2001 」- 労働政策研究報告書 No.2 を参照のこと

ここ 、この二つの層の動向を明ら するた 、 2007 年調査のデータ ら、二つの

層を形成する意識変数同士の相関関係を求 、 1999 年調査のデータとの比較を行った

、分析 あたり、意識変数 ついて 、以下の要領 操作を加えている

意識変数 4 点尺度・ 5 点尺度の回答 、 そう思う」 2 点、 ちら といえ そう思う 」

1 点、 ちら といえ そう思わ い」 1 点、 そう思わ い」 2 点、 ちらと

もいえ い」 0 点とし、 わ ら い」 分析 ら除外する シンエャアンサーとブャチア

ンサーの質問 ついて 、 選択」 1 、 非選択」 0 とする

1 日 本型雇 用慣 行 つ いて

1999 年調査 いて 、日本型雇用慣行を る評価 終身雇用」 年功賃金」を 支

持する層と、 自己啓発型能力開発」 ・ 福利厚生の給与化」 を支持する層 分化していた 表

1

22007 年調査 ける 5 項目間の相関係数 ある 全体、男女別とも 、 1999

同様、 終身雇用」と 年功賃金」の正の相関が最も高く、 自己啓発型能力開発」と 福利

厚生の給与化」 ついても、 1999 年同様、全体、男女別とも 正の相関がある

この他、 組織との一体感」と 終身雇用」 ・ 年功賃金」及び 自己啓発型能力開発」と

の間 正の相関がある点 、 1999 年と同様 ある 一方、 1999 年 られた 自己啓発型

能力開発」と 終身雇用」 ・ 年功賃金」との負の相関 弱まり、 2007 年 有意 相関

く っている

これらのこと ら、 5 項目間の関係 8 年間 大 変化 いが、 自己啓発型能力開発」

と 終身雇用」 ・ 年功賃金」の対極的 関係 弱まったと考えられる

(21)

全体 男性 女性

全体 . 9

男性 .5

女性 .

全体 - . . 5

男性 - . 5 - .

女性 - . 5 .

全体 - . - . 5 . 5

男性 - . - .9 .

女性 - . - .5 .

全体 . . . .

男性 . 9 . 5 . . 5

女性 . . 5 . . 5

表 日本型雇用慣行5変数の相関関係 999年

. 相関係数 % 水準 有意 両側 . 相関係数 5% 水準 有意 両側 終身雇用

年功賃金

福利厚生の給与化

組織 の一体感

終身雇用 年功賃金

福利厚生の 給与化

自己啓発型 能力開発

組織 の一体感 自己啓発型能力開発

全体 男性 女性

全体 . 5

男性 .

女性 .

全体 . 9 .

男性 . .

女性 - . .

全体 - . - . .

男性 - . - . 9 . 99

女性 - . 9 . 5 .

全体 . . . .

男性 . . . .

女性 . . 5 . .

組織 の一体感

自己啓発型 能力開発

組織 の一体感

表 日本型雇用慣行5変数の相関関係 年

. 相関係数 % 水準 有意 両側 終身雇用

終身雇用 年功賃金

福利厚生の 給与化

年功賃金

福利厚生の給与化

自己啓発型能力開発

2 望 ましい 分配 原理 つい て

1999 年調査 いて 、分配原理への支持 実績原理」 努力原理」を支持する層 と、

必要原理」 ・ 平等原理」を支持する層と 分 れていた 表 3

42007 年調査 ける 4 項目間の相関係数 ある 全体、男女別とも 、 1999

同様、 実績原理」と 努力原理」 、 必要原理」と 平等原理」の間 正の相関がある

この他、 実績原理」と 平等原理」 、 1999 年と同様 負の相関がある 実績原理」と

必要原理」 1999 年 正の相関があったが、 2007 年 全体及び男性 有意 相関

く っている また、 努力原理」と 必要原理」 、 1999 年と同様 正の相関があるが、

努力原理」と 平等原理」との正の相関 弱まり、 2007 年 男女別 有意 相関 く

っている

これらのこと ら、 実績原理」と 必要原理」 、 努力原理」と 平等原理」の親和性 弱

(22)

全体 男性 女性

全体 . 9

男性 . 5

女性 .

全体 . . 9

男性 . .

女性 . 5 .

全体 - . . .

男性 - . . 5 .

女性 - . . 9 . 99

実績原理 努力原理 必要原理 等原理

. 相関係数 % 水準 有意 両側 . 相関係数 5% 水準 有意 両側

等原理 実績原理

努力原理

必要原理

表 分配原理 変数の相関関係 999年

全体 男性 女性

全体 .

男性 . 5

女性 .

全体 . . 5

男性 - . .

女性 . .

全体 - . . .

男性 - . . 5 .

女性 - . . 5 .

等原理 実績原理

努力原理

必要原理

実績原理 努力原理 必要原理

等原理

. 相関係数 % 水準 有意 両側 . 相関係数 5% 水準 有意 両側

表 分配原理 変数の相関関係 年

まったものの、 4 項目間の関係 8 年間 大 変化 いものと考えられる

3 生 活意識 つ いて

1999 年調査 いて 、生活意識 ついて、 脱物質主義」 脱地位志向」を中核

他 人志 向 」 ・ 自 己 肯 定」 ・ 現 状 維 持志 向 」 が 強い 層 と 、 地 位 競 争 不安 」 ・ 地 位喪 失 不 安」

を 中 核 、 他 人 へ の関 心 が 高 く、 自 己 へ の自 信 が く、 現 状 維持 志 向 」 が強 い 層 と い う 二

つの層が抽出された 表 5

62007 年調査 ける 7 項目間の相関係数 ある 脱物質主義」 と 脱地位志向」 、

地位競争不安」と 地位喪失不安」 、全体、男女別とも 、 1999 年と同様、強い正 の

相関がある

こ の 他、 脱 物 質主 義 」 ・ 脱地 位 志 向」 と 脱 他人 志 向 」 ・ 自己 肯 定」 ・ 現 状 維 持志 向 」

との相関を ると、 1999 年同様、正の相関がある また、 地位喪失不安」 ・ 地位競争不安 」

と 現状維持志向」との相関を ても、 1999 年と同様 正の相関がある

(23)

これらのこと ら、 7 項目間の関係 8 年間 大 変化 られ 、安定した構造 を維

持していると考えられる

全体 男性 女性

全体 . 5

男性 .

女性 . 5

全体 . . 99

男性 . .

女性 . 59 .

全体 - . - . . 9

男性 - . - . .

女性 - . - . .

全体 . - . . .

男性 . . . .

女性 - . - . . .

全体 - . - . 5 - . . . 5

男性 - . - . - . . . 5

女性 - . - . - . .5 .

全体 - . 9 - . . 5 . . .

男性 - . - . . .5 . . 9

女性 - . - . . . 9 . .

表 5 生活意識 変数の相関関係 999年

地位競争不安

地位喪失不安

現状維持志向

脱 人志向

脱地位志向

自己肯定

脱物質主義

. 相関係数 % 水準 有意 両側 . 相関係数 5% 水準 有意 両側

脱 人志向 脱地位志向 自己肯定 脱物質主義

地位競争 不安

地位喪失 不安

現状維持志向

全体 男性 女性

全体 . 5

男性 . 9

女性 .

全体 . . 5

男性 . .

女性 . . 5

全体 - . 59 - . 5 .

男性 - . 5 - . . 9

女性 - . - . .

全体 . - . . . 9

男性 . . . .

女性 - . - . 5 . .9

全体 - . - . . . .

男性 - . - . - . .9 .

女性 - . 9 . . . .

全体 - . - . . . 9

男性 - . 5 - . . .59 . 9 .

女性 - . - . . . 9

現状維持志向

地位競争不安 脱 人志向

表 5 生活意識 変数の相関関係 年

地位喪失不安 脱地位志向 自己肯定 脱物質主義

. 相関係数 5% 水準 有意 両側 地位競争不安

地位喪失不安

現状維持志向

. 相関係数 % 水準 有意 両側 脱 人志向

脱地位志向

自己肯定

脱物質主義

(24)

4 勤 労意識 の二 つの層 つ いて

(3) 、 日 本 型 雇 用 慣 行 ・ 分 配 原 理 ・ 生 活 意 識 の そ れ れ け る 二 つ の 層 の 動 向 を

て た ここ 、日本型雇用慣行・分配原理・生活意識相互の関連を ることとする

日本型 雇用 慣行と 分配 原理

1999 年調査 いて 終身雇用」 年功賃金」と、 努力原理」 必要原理」 平等原

理」を支持する層と、 自己啓発型能力開発」 ・ 福利厚生の給与化」と 実績原理」を支持す

る層 分 れていた 表 6

72007 年調査 ける日本型雇用慣行 5 変数と分配原理 4 変数の相関係数 ある

終身雇用」 ・ 年功賃金」 と 努力原理」 との相関を ると、 努力原理」 と 年功賃金」 、

全体、男女別とも 1999 年同様、正の相関があり、 努力原理」と 終身雇用」 、全体及

び 女 性 正 の 相 関 が あ る ま た 、 平 等 原 理 」 と 終 身 雇 用 」 ・ 年 功 賃 金 」 の 相 関 を て も

1999 年同様、正の相関がある 必要原理」と 終身雇用」 ・ 年功賃金」との相関を ると、

終身雇用」との間 有意 相関が く っているが、 年功賃金」との正の相関 1999

年と同様 ある

さら 、 自己啓発型能力開発」 ・ 福利厚生の給与化」 と 実績原理」 の相関を ると、 自

己啓発型能力開発」と 実績原理」 、全体、男女別とも 1999 年同様、正の相関があり、

福利厚生の給与化」と 実績原理」 、全体及び女性 1999 年同様、正の相関がある

これらのこと ら、 8 年間 変化 あるものの、二つの層の基本的 構造 維持され てい

ると考えられる

他方、 2007 年 、新た 、全体及び女性 実績原理」と 年功賃金」 ・ 組織との一体

感」との間 正の相関が られた また、 2007 年 、全体、男女別とも 努力原理」と

福利厚生の給与化」 ・ 自己啓発型能力開発」との間 正の相関が られた

努力原理」 、 終身雇用」 ・ 年功賃金」 と 自己啓発型能力開発」 ・ 福利厚生の給与化 」

の 方と正の相関を持つこと ら、 努力原理」 着目すること 、 二つの層の共通点を見 出

す足掛 りと るといえよう 、 努力原理」と 終身雇用」 ついて 、全体及び女 性

有意 正の相関が られるが、男性 有意 相関 く って り、この結びつ

弱まって ているといえる

(25)

全体 . . . 95 .

男性 . 5 . . .

女性 . . 55 . 9 . 5

全体 - . . . 5 .

男性 - . . . 5 .

女性 . . . 99 . 9

全体 . 9 . 9 . 5 .

男性 . . 9 . - .

女性 . . . . 5

全体 . 9 . . . 5

男性 . 5 . . 5 .

女性 . 5 . . .

全体 . 5 . 9 . .

男性 . . . 9 .

女性 - . 5 . . 9 .

表 日本型雇用慣行5変数 分配原理 変数の相関関係 999年

終身雇用

年功賃金

福利厚生の給与化

実績原理 努力原理 必要原理 等原理

自己啓発型能力開発

組織 の一体感

. 相関係数 % 水準 有意 両側 . 相関係数 5% 水準 有意 両側

全体 . . 5 . .

男性 . 9 . - . .

女性 . . . .

全体 . 5 . . 9 .

男性 . . 5 . 5 .

女性 . 9 . . . 5

全体 . . . .

男性 . 59 . . 9 .

女性 . 5 . . .

全体 . 5 . 9 . 5 .

男性 . . . . 9

女性 . . . .

全体 . 5 . . .

男性 . . 9 . . 9

女性 . 9 . . .

自己啓発型能力開発

組織 の一体感

. 相関係数 % 水準 有意 両側 . 相関係数 5% 水準 有意 両側

表 日本型雇用慣行5変数 分配原理 変数の相関関係 年

実績原理 努力原理

年功賃金

福利厚生の給与化 終身雇用

必要原理 等原理

日本 型雇 用慣行 と生 活意識

1999 年調査 いて 終身雇用」 年功賃金」と 現状維持志向」を支持し、 自己 肯

定」と負の相関を持つ層と、 自己啓発型能力開発」を支持し、 脱物質主義」 、 脱地位志向 」

が強く、 自己肯定」を支持する層 分 れていた 表 8

92007 年調査 ける日本型雇用慣行 5 変数と生活意識 7 変数の相関係数 ある

終身雇用」 ・ 年功賃金」と 現状維持志向」の相関を ると、 年功賃金」と 現状維持 志

向」 、全体、男女別とも 1999 年同様、正の相関があり、 終身雇用」と 現状維持志向」

全体及び女性 正の相関がある し し、 終身雇用」 ・ 年功賃金」と 自己肯定」の相関

を ると、負の相関 弱まって り、 終身雇用」との間 有意 相関 く ってい る

(26)

また、 自己啓発型能力開発」と 脱物質主義」の相関を ると、全体及び男性 1999

年同様、正の相関があるが、 自己啓発型能力開発」と 脱地位志向」 ついて 、全体、男

女別とも有意 相関 く っている 自己啓発型能力開発」と 自己肯定」の相関を る

と、全体 1999 年同様、正の相関があるが、男性 有意 相関 く って り、 反

対 女性 いて有意 正の相関が られる

これらのこと ら、二つの層 基本的 性質を維持しつつも、 終身雇用」 ・ 年功賃金」と

自己肯定」の対立構造や、 自己啓発型能力開発」と 脱地位志向」の結びつ を弱 た こ

とがう がえる

他方、 2007 年 、新た 、全体、男女別とも 自己啓発型能力開発」と 現状維持志

向」との間 正の相関が られた 現状維持志向」 、 終身雇用」 ・ 年功賃金」と 自己

啓発型能力開発」の 方と正の相関を持つこと ら、二つの層の新た 共通項として捉え る

ことが よう

全体 - . - . 5 . 9 . 5 - . - . .

男性 - . 5 - . . 5 . . 5 - . 9 .

女性 - . - . . . - . - . - .

全体 - . - . . 95 - . - . - . - . 5

男性 . . . . - . 9 - . - .

女性 - . - . 5 . 9 - . - . 5 - . - .

全体 . . - . . - . - . 9 - . 5

男性 . . 5 . . - . . - . 5

女性 . 9 . 5 - . - . - . - . - . 9

全体 . . . 5 . 9

男性 . . . 5 . . 95 . 9 .

女性 . . 5 - . . . . .

全体 . . 5 . 5 - . . . .

男性 . 9 . . . . 55 . 5 . 9

女性 . 5 . . - . . . 5 .

表 日本型雇用慣行5変数 生活意識 変数の相関関係 999年

脱物質主義

脱 人志向 脱地位志向 自己肯定

地位競争 不安

地位喪失 不安

現状維持 志向

. 相関係数 % 水準 有意 両側 . 相関係数 5% 水準 有意 両側 終身雇用

年功賃金

福利厚生の給与化

自己啓発型能力開発

組織 の一体感

全体 - . - . . 5 . . 5 - . .

男性 - . 5 - . . . . 9 - . . 5

女性 - . - . 5 . 5 - . 9 . - . . 5

全体 . - . . . 5 . - . 5 .

男性 - . 9 - . . 9 . . 5 - . 55 .

女性 . . . 5 . - . 5 - . .

全体 . 9 . . . . - . .

男性 . . . - . 5 .

女性 . 5 . . . . - . . 5

全体 . . . 9 . . 5

男性 . . . 9 . 5 . 5 . . 5

女性 . 9 . . . 5

全体 . . . .

男性 . . 9 . . 5 . . . 5

女性 . - . 5 . 9 . 5 . 9 . . 9

表 9 日本型雇用慣行5変数 生活意識 変数の相関関係 年

自己肯定 脱物質主義

地位競争 不安

地位喪失 不安

現状維持 志向

福利厚生の給与化

自己啓発型能力開発

脱 人志向 脱地位志向

. 相関係数 5% 水準 有意 両側 組織 の一体感

. 相関係数 % 水準 有意 両側 終身雇用

年功賃金

(27)

4.仕 事に ついて の意 識

1 仕事満足度

<調査設計>

就業 経済的豊 さや社会的地位を獲得する手段 あるた 、給与や昇進 の待遇へ の

満足度 こうした社会的資源の分配の結果を反映している し し、就業 能力を発揮し た

り、自己を成長させたり、社会的責任を担ったりする意味 も重要 あり、こうした非物 質

的要素 よって仕事 やりがいを感 満足することもある 本調査 、 努力」 能力」 仕

事」 責任」の 4 つの次元 ら 仕事満足度」を測定した

質問 あ たが さっている仕事 会社勤 や自営やパート の仕事 ついて た

します 14 のよう 点 、仕事 満足しています

1 努力 見合った待遇 給与・昇進 が得られる 努力の次元

2 自分の能力が十分 発揮 能力の次元

3 仕事 新しいチャレンジ 刺激 がある 仕事の次元

4 責任を任されている範囲が広い 責任の次元

回答 1 満足している まあ満足している 3 やや不満 ある 不満 ある

5 ちらともいえ い わ ら い

<全体の傾向>

仕事への満足度を いた設問 、自分がしている仕事 関して 自分の能力が十分 発

揮 る」と 責任を任されている範囲が広い」 満足している有職者の割合が、 2007

割強 それ れ 65.8 %、 64.0 % と高く、 2004 年と比較してそれ れ約5ポイント 上

昇している 一方、 仕事 新しいチャレンジがある」と 努力 見合った待遇が得られ る」

2007 年 約 5 割 それ れ 53.3 %、 51.5 % と って り、 1999 年調査以来概 横

い 推移している 図表 7

.

5 9 .9 5 9 .9

5 9 .

5 . .

. .

5 9 .

.

9 . .

5 .

5 .

5 . 5 .

5 . 5 .

5 .5

5 .5 5

9 9 9 年 年 年 年 年

図表 仕事満足度 有職者

自分の能力が十分に発揮 き る 責任を任さ ている範囲が広い 仕事に新し いチ ャレンジがあ る 努力に見合った待遇が得ら る

満足し ている まあ 満足している の合計

(28)

<性・年齢別>

2007 年のデータを性・年齢別 ると女性 、 自分の能力が十分 発揮 る」 が 責

任を任されている範囲が広い」をい れの年齢層 も上回り、もっとも高く っている 一

方、男性 、 50 代・ 60 代を除 責任を任されている範囲が広い」が 自分の能力 が十

分 発揮 る」 こと 満足している割合を上回り、 もっとも高く っている 努力 見 合

った待遇が得られる」とする割合 、 50 代を除くと男性 、年齢が高いほ その割合が 高

く る傾向があり、女性 3059.3 % をピークとする山型 っている 図表 8

. .

5 5 .

5 .9 5 .

5 .

.5 5 9 .

. .

5 .

5 . .

. .

5 .

.

.

.

. .

.

.

.9 .

5 . 5 5 .

5 .

5 .9

5 .

5 .

.5 5 .

5 .

5 .

5 . .5

.

.5

.

.

.

.9 .

. 5 5 .

.

.

5

代 N= 9

代 N= 5

代 N= 5

5 代 N=

代 N=

計 N=

代 N=

代 N= 9

代 N=

5 代 N=

代 N=

計 N= 9

努力に見合った待遇が得ら る 自分の能力が十 分に発揮 きる

仕事に新し いチ ャレンジがある 責任を任さ ている 範囲が広い

男性 女性

満足してい る まあ満足してい る の合計

N = の年齢層 代以上につい て 省略した 代以上を 含 )

望ましいキャリア形成

<調査設計>

一つの企業 定着して管理職 るという働 方 、経済成長期 ける日本型雇用慣 行

の進展ととも 日本人のキャリア形成のペデャと っている し し、成長型経済が終焉 す

る中 の日本型雇用慣行の動揺ととも 、一つの企業 定着したキャリアを自明視するこ と

難しく りつつある 他方 、ある仕事の専門家 る場合 、必 しも一つの企業 定

着せ 、いくつ の企業を経 がらキャリア形成する場合もある また、独立・自営の道 も

ある 本調査 、キャリア志向を 一企業キャリア 1つの企業 長く勤 、 ん ん管

理的 地位 っていくコース」+ 1 つの企業 長く勤 、ある仕事の専門家 るコ ー

ス」」 複数企業キャリア いくつ の企業を経験して、 ん ん管理的 地位 っ てい

くコース」+ いくつ の企業を経験して、ある仕事の専門家 るコース」 」 独立自営 キ

ャリア 最初 雇われて働 、後 独立して仕事をするコース」+ 最初 ら独立して仕 事

をするコース」」の3類型 ら探ること した

質問 世の中 、いろいろ 仕事のコース 職業キャリア がありますが、この中 ら

あ たがもっとも望ましいと思うものを1つあげてく さい

図表 仕事満足度 性・年齢別、有職者、2007年

(29)

回答

1 1つの企業 長く勤 ん管理的 地位 っていくコース

2 いくつ の企業を経験して、 ん管理的 地位 っていくコース

3 1つの企業 長く勤 、ある仕事の専門家 るコース

4 いくつ の企業を経験して、ある仕事の専門家 るコース

5 最初 雇われて働 、後 独立して仕事をするコース

6 最初 ら独立して仕事をするコース

7 ちらともいえ

8

<全体の傾向>

もっとも望ましい職業キャリアとして 、一企業キャリア」 が 1999 年 ら一貫して高く 、

2007 5 49.0 っている 2004 年と比較すると 6.1 ポイントの上昇と

ている 次い 、 複数企業キャリア」 2 割強 24.6 % と って り、 2004 年よりわ

低下している 独立自営キャリア」 、 1999 年 ら下降傾向 あり 2007 年 約 1

11.7 % と っている 図表 9

図表 9 望ましいキ ャリア 形成

一企業キャ リア: 1つの企業に長く勤め、だ だ 管理的 地位に っていくコース + つの企業に長く勤め、ある 仕 事の専門家に る コース

複数企業キャリ ア:いくつかの企業を経験して、だ だ 管理的 地位に っていくコ ース + いくつかの企業を経験 し て、あ る 仕事の専門家に る コース

独立自営キャリ ア:最初 雇わ て働き、後に独立して仕事をするコース+ 最初から独立して仕事をするコ ース

<性・年齢別>

2007 年のデータを性・年齢別 ると、男性 、い れの年齢層 いても 一企業キ

ャリア」を挙げる割合が高い 複数企業キャリア」 20 代、 30 代の層 高く ってい る

女性 、 20 代 複数企業キャリア」の支持割合が高いが 54.7 % 、年齢が高く る

つれ支持割合が低下し、特 20 代~ 30 代及び 40 代以上の低下が目立っている 逆 、 30

代以上 、 一企業キャリア」を挙げる割合がもっとも高く っている 図表 10

.5 .

.5 .9

9 .

.9 .9

. .

.

5 . 5 .

. .

. 5

9 9 9 年 年 年 年 年

一企業キャ リア

複数企業キャ リア

独立自営キャ リア

(30)

5 . .

5 . 5 .

.5 5 .

5 .5

. 5 .

5 . 5 .

5 .5 5 .

.

.9 .

.5 .

5 .

.9

.5

5 .

. .

. .

9 .

5 .

. .

. .

. .

.9

.5 9 .9 . .

.9 .9

9 . 5

N= 9

N= 5

N=5

5 N=

N=

代以上 N= 9

N=

N=

N=9

N=

5 N=

N=

代以上 N=

N= 9

図表 望ましいキ ャリア形成 性・年齢別、2007年

一企業キャ リア 複数企業キャ リア 独立自営キャ リア

男性 女性

一企業キャ リア: 1つの企業に長く勤め、だ だ 管理的 地位に っていくコース + つの企業に長く勤め、 ある仕事の専門家 に るコース

複数企業キャ リ ア:いくつかの企業を経験して、だ だ 管理的 地位に っていくコース+ いくつかの企業を経験して、ある仕 事の専門家に るコース

独立自営キャ リ ア:最初 雇わ て働き、後に独立して仕事をするコース+ 最初から独立して仕事をするコース

3 フリーター観

<調査設計>

フリーターという働 方 ついて 、自由 働 方とする肯定的 評価がある一方、不 安

定 働 方とする否定的 評価がある 本調査 この点 ついて意見を聞いた

質問 最近、若者を中心 定職 つ い、いわゆるフリーターが増加しています こ う

いう働 方 関する 12 それ れの意見 ついて、 あ た う 考え す 学

生アャバイトや主婦のパートタイブー 除 ます

1 自由 多様 ある

2 生活を不安定 する働 ある

回 答 1 そ う 思 う ち ら と い え そ う 思 う 3 ち ら と い え そ う 思 わ い

そう思わ い 5 わ ら い

<全体の傾向>

フリーターという働 方 ついて 、 生活を不安定 する働 方 ある」 を肯定する者 の

割合が上昇傾向 あり、 200788.0% と 高い水準 っている 他方、 自由 多様

働 方 ある」を肯定する者の割合 下降傾向 あり、 20072004 年 比べ約 13

イントの減少と っている 図表 11

(31)

5 . .

9 .9

. 9 . .9

5 .5

.

年 年 年 年

図表 フリーター観

自由 多様 働き方 あ る 生活を不安定にする 働き 方 ある

そう思う ちらか いえばそう思うの合計

<性・年齢別>

また、 2007 年のデータを性・年齢別 ると 生活を不安定 する働 方 ある」とする

考えを支持する割合 、男女とも の年齢層 も 89 割と高い割合と っている 一 方、

自由 多様 働 方 ある」とする考えを支持する割合 20 代 男女とも 約5割 と

っているが、年齢が高く るほ その割合が低下し、 つ、女性 男性と比べてその 割

合 全ての年齢層 若干低く っている 図表 12

.失 業に ついて の意 識

1 失業のイメージ

<調査設計>

失業 対する否定的イメージとして、 経済的困難 生活が経済的 困難 る 」 、 社会

的つ がりの喪失 社会とのつ がりを失う 」 、 アイデンテ゛テ゛の喪失 生 ていく値 打

ちを失う 」 を取り上げるととも 、 失業を前向 捉えるイメージとして キャリアのや り

直し 人生をやり直す っ け る 」を取り上げた

質 問 あ た 失 業 つ い て の よ う イ メ ー ジ を 持 っ て い ま す 14 の そ

れ れ ついて 考え 近いものを選ん く さい

5 . .

.5 .

. .

9 .

. .9

.

9 . . .

. 9 .

9 . 9 . . 9 . .

.

.

.5 .

9 .5 9 .

. .

N= 9

N=5

N= 5

5 N=

N=

代以上 N= 9

N=

N=

N= 9

N=

5 N=

N=

代以上 N=

N= 9

図表 フリーター観 性・年齢別、2007年

自由 多様 働き 方 ある 生活を不安定にする 働き 方 ある

男性 女性

そう思う ちらか いえばそう思う の合計

(32)

1 生活が経済的 困難

2 社会とのつ がりを失う

3 ていく値打ちを失う

4 人生をやり直す

回答 1 そう思う 2 ちら といえ そう思う 3 ちら といえ そう思わ い

4 そう思わ 5

<全体の傾向>

失業のイメージ 生活が経済的 困難 る」が 1999 年 ら 割強と一貫して高い

また、否定的イメージ ある 社会とのつ がりを失う」 約 割程度、 生 ていく値打 ち

を失う」の比率 3割弱程度 推移している 一方 、 人生をやり直す っ け る」が

6 割弱と って り、必 しも失業を否定的イメージの とらえているわけ いこ と

がう がえる 、い れの項目も 1999 年の調査開始以来、概 横 い 推移してい る

図表 13

9 5 .

9 . 9 .

9 .9

9 .5

5 . 5 .9 .

5 9 . .

5 . 5 9 .

.

5 .9 5 .

9 .5

. .

.

.

9 9 9 年 年 年 年 年

図表 失業のイメージ

生活が経済的に困難に る 社会 のつ が を失う

人生をや 直すき っかけに る 生きていく値打ちを失う

失業について、 そう思う ちらか いえばそう思うの合計

<性・年齢別>

2007 年のデータを性・年齢別 ると、 男女ともい れの年齢層 も 生活が経済的 困

難 る」を支持する割合がもっとも高く 9 割以上と っている 人生をやり直す っ

け る」とする割合 、男性 、 2065.6 %ともっとも高く って り、年齢が 高

く るほ 低下している 女性 、 3068.2 % もっとも高く っている 社 会と

のつ がりを失う」とする割合 、男女、年齢 大 差 られ 、 67 割程度と っ て

いる 生 ていく値打ちを失う」とする割合 、男性 、年齢が高く るほ その割合 が

高く る傾 向 ある 他方、女性 、 4033.6% がもっと も高く っ ている 図 表

14

参照

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