木曽町役場本庁舎 防災センタ 建設 に伴う基本設計業務委託に係る公募型プロポ ザル
平角
平角 破風板枠材 羽柄材間柱 加工材羽目板
縁甲板 薪 木質チップ
チップ製造機
薪炭所
構造材
信州型接着張り併用 敷居 鴨居建具枠材 内外装壁面羽目板 薪ストーブ バイオマスボイラー木質
. m
. m
. m . m
. m . m
. m
. m
. m 船枻(セガイ)造の一「出梁造」から学び、耐震性とフレキシビリティを併せ持つ庁舎のあり方です
中山道の伝統様式の知恵「出梁造」を活かし、木曽福島らしい木造様式を創出します
木曽福島の土地に馴染み、歴史を引継ぐ未来への架け橋と感じられる庁舎をめざします
庁舎の建替計画を都市計画 の一部に据え、木曽町の歴史 を学び・伝え・育んでいく拠 点と捉え、人々の記憶の中に 寄り添いながら、新しい木曽 町を発信していく計画です。
ねじれた越屋根が屋根上部に反復する、本棟造り の民家の家並みを思い起こさせる線路側立面
木曽町らしいルーフスケープが各立面に展開
出梁ユニットが直に立面に現れる緩やか で大らかな切妻屋根が来庁者をむか え、活動の風景がファサードを彩ります
120m続く軒先・水平連窓・越屋根 の水平性が後ろに控えた木曽の山々 の稜線と対比する開放的な屋根構成
基本スパン
門型の両翼を跳出した 出梁ユニットを間を空けて 配置し小屋を支えます 単一の出梁ユニット
中山道にみられる船枻(セガイ)造の類型 同左 町家の断面例
貴重な森林資源を余りなく活用するためのマテリアルフロー
一本の材木から得られる構造材・羽柄材・仕上材をバランス良く計画し、 木曽の木を木曽で余りなく使う地産地消マテリアルフローのプロトタイプを構築します意見をフレキシブルに取入れられる平面計画 設計チームの特徴
内部用途
外部用途
大きく張出した庇下の空間: 内部にも外部にもなり得る町民等の意見や 議論を反映する受け皿となります
共用部分
木曽の森 貯木場 本棟造りの民家の佇まい 中山道に面する出梁造りの町家の家並み
い
ろ
い
は
は
ろ
線路側 広場側
メインアプローチより「中山道こみち」を見通す。出梁ユニットが支える屋根のある外部空間が建物外周を取り巻き、利用者の活動が垣間見える
深い軒の先、水平連窓、越屋根の稜線と高窓が相互に連関して防災広場と一体となり、開放性を生み出す
鉄道車窓から見ると、水平な軒のラインの奥上部に緩い勾配の越屋根が繰り返し現れては消え、木曽の山の民家の家並みを想起させる 水平
勾配
勾配
水平
関係各部課や地域住民など、多様な意見を受け入れ つつ取りまとめる対話型の設計プロセスを実現します
意匠 設備
構造 まちづくり
インテリアデザイナー 防災専門家
設計チーム テクニカルコンサルタント
造園専門家
オフィスプランナー + 機械 電気
積算
大学との連携 フィールドワーク 住民ワークショップ
プロセスの公開 マテリアルリサーチ
事務局 各部課関係
地域 住民 PM
CM 審査 委員 チーム 木曽町
高校生
観光客 周辺施設 プロジェクト を通して 対話が 生まれる
図. 木材から得られる有用物質 [森林資源の新しい利用]より抜粋