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16d0513 【三菱UFJ証券ホールディングス】据置:AA/安定的,AA(劣後) 【三菱UFJモルガン・スタンレー証券】据置:AA/安定的

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16- D- 0513 201 6 年 9 月 1 6 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

三菱 UF J

証券ホ

株式会社

(証券コード:−)

【据置】

長期発行体格付 AA

格付の見通し 安定的

MTNプログラム格付

(優先債) AA (劣後債) AA−

三菱 UF J

証券株式会社

(証券コード:−)

【据置】

長期発行体格付 AA

格付の見通し 安定的

■ 格付事由

(1) 三菱UF J 証券ホールディングス(MUSHD)は、三菱UF J フィナンシャル・グループ(MUF G)の証券業 務の中核を担う中間持株会社。MUF G グループ起点の戦略に基づきグループ各社との協働を推進しており、 三菱東京 UF J 銀行、三菱 UF J 信託銀行との戦略上の一体性は強い。経営管理やリスク管理、財務、資本 運営においても MUF G グループの枠組みに組み込まれている。MUSHD の格付は、MUF G グループ全体の 信 用 力 を 反 映 し て お り 、 グ ル ー プ 中 核 銀 行 と 同 格 と し て い る 。 ①MUF G に お け る 戦 略 上 の 重 要 性 、 ②MUF G との資本面、人事面、営業面、資金調達面における結びつきが、格付を支える重要な要素である。 三菱 UF J モルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、MUSHD の中核子会社であり MUSHD と実質一体と考 えられることから、その格付は MUSHD と同格としている。

(2) 16/ 3 期の下期以降、日経平均株価が下落基調に転じるなど事業環境が厳しくなる中、MUSHDの 16/ 3期 通期連結業績は、経常利益が減益となったものの比較的底堅い決算であった。トレーディング損益が堅調 であったほか、引受・売出手数料や M&A 関連の手数料が増加し、投信販売手数料などの減少をカバーし た。預り資産残高は時価要因により減少したが、資産導入額は三菱東京 UF J 銀行の仲介を中心に純増で 推移している。また、海外拠点が黒字転換し、ホールセール部門が好調であるなど、銀証協働やモルガ ン・スタンレーとの協働は順調である。もっとも、連結業績を四半期でみると、第 3 四半期以降の収益は 弱含みで推移している。事業環境の先行きに不透明感は強く、今後もシステム投資などで固定費の増加が 見込まれるが、セールス&トレーディング業務の銀証での一体的な運営を本格化させるなど、グループ協 働をてこに安定した収益を計上していけるか注目している。

(3) MUSHD の 16 年 6 月末の連結純資産は 1 兆 129 億円、MUMSS 単体の自己資本規制比率は 282.8%と問題 のない水準にある。顧客のオーダーフローを中心とするビジネスモデルが定着しており、リスクコントロ ールは抑制的に運営されている。資金調達面では、三菱東京 UF J 銀行を中心に十分な流動性枠を供与さ れている。資本が必要な場合には、MUF G グループからの支援が行われると J C R はみている。

(担当)大山 肇・阪口 健吾 ■ 格付対象

発行体:三菱 UF J 証券ホールディングス株式会社 【据置】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

プログラム名 Eur o Medi um Ter m Not e Pr ogr amme

発行限度額 120 億米ドル相当額

格 付 (優先債)AA(劣後債)AA-

発行体:三菱 UF J モルガン・スタンレー証券株式会社 【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 AA 安定的

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 9 月 13 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:松村 省三 主任格付アナリスト:大山 肇

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類 と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、 「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「証券」(2014 年 5 月 8 日)、「持株会社の格付方法」(2015 年 1 月 26 日)、「親子関係にある子会社の格付け」(2007 年 12 月 14 日)、「金融機関等が発行する資本商品の格付方 法」(2015 年 2 月 5 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 三菱 UF J証券ホールディングス株式会社 三菱 UF Jモルガン・スタンレー証券株式会社 6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。 本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性 の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外 の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入 手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。 7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明 8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、 独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、 当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■用語解説

MT Nプログラム格付:プログラム格付はプログラムに対する信用格付です。個別のノートの信用力はプログラム格付と同等と判断されるケースも

ありますが、クレジット・リンク・ノートやエクスチェンジャブル・ノートなど、元利支払いが第三者の信用状況に依存するノートなどではプログ

ラム格付と異なると判断されることもあります。J C R では、発行体から依頼がある場合などを除き、通常、プログラムに基づき発行される個別のノ

ートに対する信用格付は行っていません。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

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■本件に関するお問い合わせ先

参照

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