第4 個別補助金
Ⅰ 概 要 1.補助金一覧
堺市の一般会計、特別会計及び公営企業会計から支出され、本件外部監査の対 象とした補助金の件数は 253 件である(外郭団体に対する補助金は、平成 13 年度 の包括外部監査の対象とされているため、監査の対象から除外しているが、その 件数は 40 件である。)。個別の補助金については、補助金毎に補助金の名称及び目 的、補助対象となる事業、補助金額などが要綱によって定められている(規則や 条例で定められた若干の例外がある。)。
その補助金を一覧すれば次のとおりである。
補助金一覧表(外郭団体に対する補助金を除く)
NO 所 管 補 助 金 名 備 考 1 市長公室 秘書部 秘書課 堺市淡交会事業補助金 平成 14 年度で廃止 2 市長公室 秘書部 秘書課 堺市友会事業補助金 平成 14 年度で廃止 3 市長公室 企画部 政策調整担当 堺市新世代地域ケーブルテレビ施設整備事業費補助金 平成 14 年度で終了 4 市長公室 企画部 政策調整担当 特定非営利活動法人南大阪地域大学コンソーシアム補助金
5 市長公室 合併・指定都市推進部 合併・指定都市推進担当 堺市指定都市推進協議会補助金 6 市長公室 国際文化観光部 文化担当 与謝野晶子倶楽部事業補助金
7 市長公室 国際文化観光部 文化担当 堺市民芸術祭事業補助金
8 市長公室 国際文化観光部 文化担当 堺市文化団体連絡協議会事業補助金 9 市長公室 国際文化観光部 文化担当 堺市レクリエーション振興事業補助金 10 市長公室 国際文化観光部 文化担当 堺美術協会展開催事業補助金
11 市長公室 国際文化観光部 国際担当 堺・バークレー協会事業補助金 12 市長公室 国際文化観光部 国際担当 堺ウェリントン協会事業補助金 13 市長公室 国際文化観光部 国際担当 堺日中友好協会事業補助金 14 市長公室 国際文化観光部 観光担当 コンベンション開催補助金
15 総務局 危機管理担当 危機管理課 堺市防災活動運営補助金(自主防災組織運営補助金) 16 総務局 人事部 人事課 堺市職員厚生事業補助金( 職員厚生会補助金)
NO 所 管 補 助 金 名 備 考 18 財政局 税務部 収税課 納税貯蓄組合補助金
19 財政局 税務部 収税課 堺市納税貯蓄組合連合会補助金 20 市民人権局 市民生活部 地域活動促進課 堺市献血推進協議会補助金
21 市民人権局 市民生活部 地域活動促進課 堺市防犯事業補助金
22 市民人権局 市民生活部 地域活動促進課 堺市地域会館大規模改修補助金 23 市民人権局 市民生活部 地域活動促進課 堺市防犯灯電気料金補助金 24 市民人権局 市民生活部 地域活動促進課 校区自治連合会活動補助金 25 市民人権局 市民生活部 地域活動促進課 堺市自治連合協議会活動補助金 26 市民人権局 市民生活部 地域活動促進課 堺市防犯灯設置事業補助金
27 市民人権局 市民生活部 地域活動促進課 堺市青少年指導員連絡協議会活動事業補助金 28 市民人権局 市民生活部 地域活動促進課 堺市青少年指導員校区活動事業補助金 29 市民人権局 市民生活部 地域活動促進課 堺市地域会館整備費補助金
30 市民人権局 市民生活部 地域活動促進課 堺市校区自治連合会法人化補助金
31 市民人権局 市民生活部 消費生活センター 堺市野菜廉売市開設事業補助金 32 市民人権局 市民生活部 消費生活センター 堺市消費者問題協議会事業補助金 33 市民人権局 市民生活部 消費生活センター 堺市消費生活協議会事業補助金
34 市民人権局 市民生活部 消費生活センター 計量自主管理事業補助金
35 市民人権局 人権部 人権推進課 堺市国際青年年記念堺連絡会事業補助金 36 市民人権局 人権部 人権推進課 堺市世界人権宣言促進堺連絡会事業補助金
37 市民人権局 人権部 人権推進課 堺市人権教育推進協議会事業補助金 38 市民人権局 同和行政課 堺市人権研修等推進事業補助金
39 市民人権局 同和行政課 堺市人権地域協議会事務局運営補助金 40 環境局 環境共生部 環境共生課 堺市環境共生補助金(堺市中小企業公害防止施設補助金) 41 健康福祉局 健康福祉政策課 堺市大阪後見支援センター運営事業補助金 42 健康福祉局 福祉推進部 社会援護課 堺原爆被害者の会補助金
43 健康福祉局 福祉推進部 社会援護課 堺市遺族会補助金
NO 所 管 補 助 金 名 備 考 47 健康福祉局 福祉推進部 社会援護課 堺地区保護司会補助金
48 健康福祉局 福祉推進部 社会援護課 堺市更生保護婦人会補助金 49 健康福祉局 福祉推進部 社会援護課 社会を明るくする運動事業補助金
50 健康福祉局 福祉推進部 社会援護課 近畿救護施設研究協議会補助金 平成 14 年度で廃止 51 健康福祉局 福祉推進部 社会援護課 長期入院患者更生援護事業補助金
52 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 老人福祉施設整備費補助金
53 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 民間社会福祉施設従事職員給与改善費補助金 54 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 軽費老人ホーム事務費補助金
55 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 健康・いきがいづくり活動普及推進事業補助金 56 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 高齢者無料入浴事業補助金
57 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 堺市老人クラブ連合会補助金
58 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 民間社会福祉施設整備資金借入金利子補助金 59 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 老人集会室運営補助金
60 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 老人集会室整備費補助金
61 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 就労的生きがいづくり活動支援事業補助金 62 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 八老クラブ活動補助金
63 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 介護老人保健施設設備整備費補助金 64 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 老人クラブ活動補助金
65 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 老人クラブ活動補助金( 友愛訪問) 66 健康福祉局 福祉推進部 高齢福祉課 産休等代替職員補助金
67 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 身体障害者(児)団体補助金
68 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 堺市重度身体障害者生活ホーム運営事業補助金 69 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 身体障害者福祉ホーム運営事業補助金
70 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課
「アジア太平洋障害者の十年」最終年記念 大阪フォーラム運営費補助金
平成 14 年度臨時
NO 所 管 補 助 金 名 備 考 75 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 心身障害者小規模作業所等通所費補助金 平成 14 年度で廃止 76 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 民間社会福祉施設産休等代替職員費補助金
77 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 民間社会福祉施設産休等代替職員費補助金 78 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 民間社会福祉施設従事職員給与改善費補助金 79 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 民間社会福祉施設整備資金借入金利子補助金
80 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 知的障害者デイサービス車両購入補助金 平成 14 年度で廃止
81 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課
堺市社会福祉施設等施設整備費及び設備整 備費補助金(知的障害者通所施設創設) 82 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 知的障害者社会生活援助事業補助金 83 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 知的障害者福祉施設整備費補助金(繰越)
84 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課
障害者短期入所事業運営補助金(知的障害 者短期入所事業運営補助金)
85 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 知的障害者地域生活援助事業設備整備事業補助金 平成 14 年度で廃止 86 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 施設整備促進補助金(心身障害者施設建設用地購入)
87 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課
施設整備促進補助金(心身障害者施設建設 用地購入資金借入償還金)
88 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 堺市民間社会福祉施設従事職員給与改善費補助金
89 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課 堺市障害者小規模通所授産施設等設立促進補助金 平成 15 年度より開始
90 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課
堺市社会福祉施設等施設整備費及び設備整 備費補助金(大規模修繕事業)
91 健康福祉局 福祉推進部 障害福祉課
堺市社会福祉施設等施設整備費及び設備整 備費補助金(小規模通所授産施設)
平成 15 年度より開始
92 健康福祉局 福祉推進部 介護保険課 介護保険利用者負担減免実施法人補助金 93 健康福祉局 福祉推進部 保険年金管理課 国民健康保険料納付組合補助金 94 健康福祉局 児童福祉部 児童家庭課 母子寡婦福祉会運営補助金 95 健康福祉局 児童福祉部 児童家庭課 母子家庭野外活動等補助金 96 健康福祉局 児童福祉部 児童家庭課 父子・母子家庭慰安激励事業補助金 97 健康福祉局 児童福祉部 児童家庭課 乳児院施設補助金
NO 所 管 補 助 金 名 備 考
100 健康福祉局 児童福祉部 保育課
堺市社会福祉施設等施設整備費及び設備整 備費補助金(大規模修繕事業)
101 健康福祉局 児童福祉部 保育課 民間社会福祉施設整備資金借入金利子補助金 102 健康福祉局 児童福祉部 保育課 民間社会福祉施設産休等代替職員費補助金 103 健康福祉局 児童福祉部 保育課 民間保育所運営補助金
104 健康福祉局 児童福祉部 保育課 民間社会福祉施設従事職員給与改善費補助金 105 健康福祉局 児童福祉部 保育課 延長保育促進事業補助金
106 健康福祉局 児童福祉部 保育課 簡易保育施設補助金(赤ちゃんホーム)
107 健康福祉局 児童福祉部 保育課 赤ちゃんホーム連絡協議会補助金 平成 14 年度で廃止 108 健康福祉局 児童福祉部 保育課 簡易保育施設補助金(簡易保育施設)
109 健康福祉局 児童福祉部 保育課
堺市社会福祉施設等施設整備費及び設備整 備費補助金(創設・改築等)
110 健康福祉局 健康部 健康企画課 大阪公衆衛生協会補助金 111 健康福祉局 健康部 健康企画課 堺市健康づくり推進市民会議補助金 112 健康福祉局 健康部 健康企画課 老人保健施設償還金補助金 113 健康福祉局 健康部 斎場 共有墓地等環境整備事業補助金 114 健康福祉局 健康部 健康増進課 精神障害者ホームヘルパー派遣事業補助金 115 健康福祉局 健康部 健康増進課 精神障害者地域生活援助事業補助金 116 健康福祉局 健康部 健康増進課 大阪精神保健福祉協議会運営補助金 117 健康福祉局 健康部 健康増進課 精神障害者短期入所事業補助金
118 健康福祉局 健康部 健康増進課 特定疾患者等団体補助金
119 健康福祉局 健康部 健康増進課 精神障害者小規模作業所運営補助金
120 健康福祉局 健康部 健康増進課 堺市障害者小規模通所授産施設運営補助金 平成 15 年度より開始 121 健康福祉局 健康部 健康増進課 精神障害者小規模通所授産施設移行促進補助金 平成 15 年度より開始 122 健康福祉局 健康部保健所 医療対策課 結核定期健康診断補助金
123 健康福祉局 健康部保健所 医療対策課 二次救急病院設備整備補助金 124 健康福祉局 健康部保健所 医療対策課 看護学校運営補助金
NO 所 管 補 助 金 名 備 考 128 健康福祉局 健 康 部 保 健 所 環境衛生課 公衆浴場確保対策事業補助金
129 産業振興局 商工部 商工支援課 堺市商業共同施設機能向上支援事業補助金 130 産業振興局 商工部 商工支援課 堺市産学共同研究開発支援補助金
131 産業振興局 商工部 商工支援課 堺市ものづくり基盤技術継承事業補助金 132 産業振興局 商工部 商工支援課 堺 市 中 心 市 街 地 タ ウ ン マ ネ ー ジ メ ン ト 事 業 補 助 金 133 産業振興局 商工部 商工支援課 堺市地場産業振興事業補助金
134 産業振興局 商工部 商工支援課 堺市刃物伝統産業会館建設補助金 135 産業振興局 商工部 商工支援課 堺 市 経 済 振 興 指 導 団 体 事 業 補 助 金 ( 堺 商 工 会 議 所 ) 136 産業振興局 商工部 商工支援課 堺市商業共同施設設置事業補助金 137 産業振興局 商工部 商工支援課 堺市商店街まちづくり整備事業補助金 138 産業振興局 商工部 商工支援課 堺市地域商業活性化事業補助金 139 産業振興局 商工部 商工支援課 堺市ISO認証取得事業補助金
140 産業振興局 商工部 商工支援課
堺市経済振興指導団体事業補助金(堺市商 店連合会、堺市市場連合会)
141 産業振興局 商工部 商工支援課 堺市伝統産業後継者育成事業補助金 平成 14 年度で廃止 142 産業振興局 商工部 商工支援課 堺 市 創 業 者 支 援 資 金 融 資 信 用 保 証 料 補 助 金
143 産業振興局 商工部 商工支援課 堺 市 地 域 産 業 振 興 緊 急 対 策 資 金 融 資 信 用 保 証 料 補 助 金 144 産業振興局 商工部 商工支援課 堺 市 地 域 商 業 振 興 対 策 資 金 融 資 信 用 保 証 料 補 助 金 145 産業振興局 商工部 商工支援課 堺市卸売商業共同施設設置事業補助金 146 産業振興局 商工部 商工支援課 堺市小売市場環境整備事業補助金
147 産業振興局 商工部 商工支援課
堺市さかい元気な商店街.Com(ドットコ ム)支援事業補助金
平成 15 年 度 よ り 開 始
148 産業振興局 商工部 商工支援課 堺 市 中 小 企 業 金 融 環 境 対 応 資 金 融 資 信 用 保 証 料 補 助 金 平成 15 年 度 よ り 開 始 149 産業振興局 商工部 港湾事務所 堺港湾振興事業補助金
150 産業振興局 商工部 立地経済交流課 堺市ベンチャー企業立地促進補助金 151 産業振興局 商工部 立地経済交流課 堺市産業振興見本市開催事業補助金(産業フェア)
152 産業振興局 商工部 立地経済交流課 堺 市 産 業 振 興 見 本 市 開 催 事 業 補 助 金 ( 逆 マ ッ チ ン グ ) 平成 15 年 度 よ り 開 始 153 産業振興局 商工部 労働課 勤労者福祉事業補助金
NO 所 管 補 助 金 名 備 考 155 産業振興局 農政部 農水産課 農業経営基盤強化資金利子助成補助金
156 産業振興局 農政部 農水産課 農業生産振興事業補助金(農業担い手育成事業補助金)
157 産業振興局 農政部 農水産課 園芸福祉農園モデル実証事業補助金 平成 14 年度で廃止 158 産業振興局 農政部 農水産課 大阪を食べよう推進事業補助金(耕作支援事業)
159 産業振興局 農政部 農水産課 農畜産物流通改善対策事業補助金 160 産業振興局 農政部 農水産課 まちづくり体験農園開設事業補助金
161 産業振興局 農政部 農水産課 園芸福祉農園モデル運営事業補助金 平成 15 年度で廃止 162 産業振興局 農政部 農水産課 農業共済組合推進対策事業補助金
163 産業振興局 農政部 農水産課 漁港環境整備特別対策事業補助金 164 産業振興局 農政部 農水産課 水産振興事業補助金(漁業調整事業)
165 産業振興局 農政部 農水産課 水産振興事業補助金(漁港環境保全事業) 166 産業振興局 農政部 農水産課 家畜飼育環境改善(酪農振興事業)補助金 167 産業振興局 農政部 農水産課 家畜飼育環境改善(肉用牛振興対策事業)補助金 168 産業振興局 農政部 農水産課 家畜家きん防疫対策事業補助金(牛) 169 産業振興局 農政部 農水産課 家畜家きん防疫対策事業補助金(鶏)
170 産業振興局 農政部 農水産課 水田農業経営確立対策事業補助金
171 産業振興局 農政部 農水産課
水田農業経営確立対策事業(女性高齢者対 策事業)補助金
平成 15 年度で廃止
172 産業振興局 農政部 農水産課 野菜産地強化特別対策事業補助金 平成 15 年度より開始 173 産業振興局 農政部 農業土木課 土地改良事業補助金
174 産業振興局 農政部 農業土木課 土地改良補助金
175 産業振興局 農政部 農業土木課 土地改良事業補助金(大正池) 平成 15 年度より開始 176 建築都市局 都市計画部 交通計画課 バス利用促進等総合対策事業補助金
177 建築都市局 都市計画部 交通計画課 踏切保安設備整備費補助金 平成 14 年度で廃止 178 建築都市局 都市計画部 まちづくり支援課 地域まちづくり活動補助金
179 建築都市局 都市整備部 都市整備推進課 北野田駅前B地区市街地再開発事業補助金 180 建築都市局 都市整備部 都心整備担当 堺市再開発推進団体等補助金
NO 所 管 補 助 金 名 備 考 183 建築都市局 都市整備部 都市整備推進課 住環境整備事業補助金(木造賃貸住宅建替促進)
184 建築都市局 都市整備部 区画整理課 土地区画整理事業補助金(長曽根) 185 建築都市局 都市整備部 区画整理課 土地区画整理事業補助金(鶴田)
186 建築都市局 都市整備部 区画整理課 土地区画整理事業補助金(鳳西)
187 建築都市局 都市整備部 区画整理課 土地区画整理事業補助金(深井中)
188 建築都市局 住宅部 住宅整備課
特定優良賃貸住宅借上型家賃補助特例措置 に伴う補助金
189 建築都市局 住宅部 住宅整備課 特定優良賃貸住宅利子補給金 190 建築都市局 住宅部 住宅整備課 優良賃貸住宅利子補給金
191 建築都市局 住宅部 住宅整備課 特定優良賃貸住宅家賃減額補助金 192 建築都市局 住宅部 住宅整備課 優良賃貸住宅建設費補助金 193 建築都市局 開発調整部 指導監察課 既存民間建築物耐震補助金 194 建設局 土木部 土木監理課 堺北・東自家用自動車協会補助金 195 建設局 土木部 土木監理課 堺東交通安全協会補助金
196 建設局 土木部 土木監理課 黒山交通安全協会補助金 197 建設局 土木部 土木監理課 泉北交通安全協会補助金 198 建設局 土木部 土木監理課 堺南交通安全協会補助金 199 建設局 土木部 土木監理課 堺北交通安全協会補助金 200 建設局 土木部 土木監理課 道路舗装補助金
201 建設局 土木部 道路課 堺市狭あい市道拡幅整備工事等助成金 202 建設局 下水道部 普及促進課 私道排水設備工事補助金
203 建設局 下水道部 普及促進課 堺市生活扶助世帯に対する水洗便所設置補助金 204 建設局 公園緑地部 緑政課 堺さつき展補助金
205 水道局 総務部 総務課 堺市職員厚生事業補助金(職員厚生会補助金)
206 教育委員会事務局 学校教育部 学校指導課 教員特別研究事業補助金
207 教育委員会事務局 学校教育部 学校指導課 教育研究奨励事業補助金
208 教育委員会事務局 学校教育部 学校指導課 中・高等学校全国大会近畿大会参加補助金
209 教育委員会事務局 学校教育部 学校指導課 養護教育研究事業補助金
NO 所 管 補 助 金 名 備 考
211 教育委員会事務局 学校教育部 学校指導課 中学校生徒弁論大会補助金
212 教育委員会事務局 学校教育部 学校指導課 はとぶえのつどい補助金
213 教育委員会事務局 学校教育部 学校指導課 児童生徒健全育成事業補助金
214 教育委員会事務局 学校教育部 教育センター 学校教育研究事業補助金
215 教育委員会事務局人権教育部 人権教育課 人権教育推進事業補助金
216 教育委員会事務局人権教育部 人権教育課 堺市進路保障協議会事業補助金
217 教育委員会事務局 学校教育部 学務課 遠距離児童生徒通学補助金
218 教育委員会事務局 学校教育部 学務課 私立幼稚園幼児健康管理事業補助金
219 教育委員会事務局 学校教育部 学務課 私立幼稚園連合会教職員研修事業補助金
220 教育委員会事務局 学校教育部 学務課 私立幼稚園連合会事業補助金
221 教育委員会事務局 学校教育部 学務課 私立幼稚園幼児補助金
222 教育委員会事務局 学校教育部 学務課 私立幼稚園就園奨励費補助金
223 教育委員会事務局 学校教育部 学務課 百舌鳥養護学校分校保護者助成金
224 教育委員会事務局 学校教育部 教職員課 教職員福利厚生事業補助金
225 教育委員会事務局 総務部 総務課 堺朝鮮初級学校運営補助金
226 教育委員会事務局 総務部 総務課 堺市教育三陵会事業補助金 平成 14 年度で廃止
227 教育委員会事務局 総務部 総務課 堺市私立高等学校運営補助金
228 教育委員会事務局 生涯学習部 社会教育課 国・府・市指定文化財保存修理事業補助金
229 教育委員会事務局 生涯学習部 社会教育課 国指定文化財管理費補助金
230 教育委員会事務局 生涯学習部 社会教育課 伝承文化保存育成事業補助金
231 教育委員会事務局 生涯学習部 社会教育課 堺だんつう保存育成補助金
232 教育委員会事務局 生涯学習部 社会教育課 堺市PTA教育振興事業補助金
233 教育委員会事務局 生涯学習部 社会教育課 堺市こども会育成協議会運営事業補助金
234 教育委員会事務局 生涯学習部 社会教育課 堺市吹奏楽連盟事業補助金
235 教育委員会事務局 生涯学習部 生涯学習課
生涯学習推進事業補助金(生涯学習交流ま つり開催補助金)
236 教育委員会事務局 生涯学習部 生涯学習課 学校週5日制推進事業補助金 平成 14 年度で廃止
237 教育委員会事務局 生涯学習部 女性センター 女性教育振興事業補助金
NO 所 管 補 助 金 名 備 考
239 教育委員会事務局 生涯学習部 スポーツ振興課 国際交流事業補助金
240 教育委員会事務局 生涯学習部 スポーツ振興課 堺市スポーツ少年団事業補助金
241 教育委員会事務局 生涯学習部 スポーツ振興課 全国中学生ハンドボール選抜大会補助金
242 教育委員会事務局 生涯学習部 スポーツ振興課 全日本新相撲選手権大会補助金
243 教育委員会事務局 生涯学習部 スポーツ振興課 西日本実業団相撲選手権大会補助金
244 教育委員会事務局 生涯学習部 スポーツ振興課 堺体育協会事業補助金
245 教育委員会事務局 生涯学習部 スポーツ振興課 全国学生相撲個人体重別選手権大会補助金
246 教育委員会事務局 生涯学習部 スポーツ振興課 世界ジュニア相撲選手権大会補助金
247 教育委員会事務局 生涯学習部 スポーツ振興課 全国学生相撲選手権大会補助金
248 教育委員会事務局 生涯学習部 スポーツ振興課 第 53 回全日本実業柔道団体対抗大会補助金 平成 15 年度臨時
249 教育委員会事務局 学校教育部 学務課 堺市奨学金交付金
250 教育委員会事務局 学校教育部 学務課 堺市修学奨励費 平成 15 年度で廃止
251 選挙管理委員会事務局 選挙担当 堺市明るい選挙推進協議会運営事業補助金 252 財政局 財政部 財政課 堺市議会の会派等に対する政務調査費 253 議会事務局 総務課 堺市議会議員福利厚生補助金
(注)備考欄に「廃止」と記載しているのは当該個別補助金を廃止したもの、「終了」と記載したの
は国の補助事業であってその目標値を達成したため終了となったが、今後の国の政策の動向を
見て対応する必要があるため、補助金交付要綱については廃止していないことを表す。
2.補助金の補助対象経費による分類 個別の補助金を補助対象となる経費の性質により分類すると、14 頁に示したよう
に投資的補助、事業補助、事業・運営併用の補助、運営補助に区分することができ る。
補助対象経費別分類表(平成 14 年度)
(単位:件、千円)
区分 件数 構成比
交付金額
構成比
1 件当たり の平均交付
金額 投資的補助 38 15. 6% 4, 287, 265 41. 5% 112, 823 事業補助 145 59. 7% 2, 629, 702 25. 5% 18, 136 事業・運営補助 18 7. 4% 1, 785, 852 17. 3% 99, 214 運営補助 42 17. 3% 1, 626, 174 15. 7% 38, 718 合計 243 100. 0% 10, 328, 993 100. 0% 42, 506
(注)1. 「件数」は平成 14 年度の補助金件数である。監査対象の補助金は 253 件であ
るが、内 10 件は平成 15 年度から開始したものであるので除外している。
2. 「交付金額」は平成 14 年度に一般会計、特別会計・公営企業会計から支出さ
れ、外郭団体に対する補助金を除外した補助金交付額である。
3.補助金の金額による分類
個別補助金をその開始年度別と金額別に件数分布を見ると以下のようになる。 監査対象の補助金 253 件の中で、昭和 45 年度以前に補助を開始したものが 52 件(20. 6%)ある。昭和 63 年度以前に補助を開始したものとしては 115 件(45. 5%) となっており、その半分近くの補助金が既に補助を開始してから 15 年以上継続し ているものとなっている。
補助金額別の補助金開始年度区分表
(単位:件) 開始年度
金額
昭和 45 年 以前
昭和 46 年∼ 昭和 55 年
昭和 56 年∼ 昭和 63 年
平成元年∼ 平成 10 年
平成 11 年∼ 平成 15 年
合計 構成比
0 円 ( *1) 1 3 ― 6 14 24 9. 5%
10 万円未満 4 1 0 3 2 10 3. 9%
100 万円未満 24 14 10 16 7 71 28. 0% 1, 000 万円未満 14 8 14 28 21 85 33. 6%
1 億円未満 6 4 5 16 12 43 17. 0%
1 億円以上 3 4 ― 11 2 20 8. 0%
合計 52 34 29 80 58 253 100. 0%
構成比(%) 20. 6% 13. 4% 11. 5% 31. 6% 22. 9% 100. 0%
( *1) 平成 14 年度において未執行であったもの、又は平成 15 年度開始の補助金
4.補助金交付先の性格による分類
平成 14 年度の個別補助金をその交付先の性格により分類すると以下のように なる。
補助金の交付先の性格別分類表(平成 14 年度)
(単位:件、千円)
区分 件数 交付金額
1 件当たりの
平均交付金額
( 1) 行政内部の職員のみで構成されている団体 8 89, 830 11, 229
( 2) 行政も団体の構成員となっている団体 15 69, 867 4, 658 ( 3) 企業・業界団体 46 586, 640 12, 753 ( 4) 公益目的の法人(社会福祉法人、学校法人他) 76 5, 785, 252 76, 122 ( 5) 任意団体(自治会他) 69 1, 385, 385 20, 078 ( 6) その他(個人他) 29 2, 412, 019 83, 173
合計 243 10, 328, 993 42, 506
(注)件数は平成 14 年度の補助金件数であることは 26 頁の補助対象経費別分類表と同じで
ある。
の他、土地区画整理組合、国民健康保険料納付組合等が含まれている。この公益 目的の法人に対して 5, 785 百万円(76 件)が交付されている。1 件当たり平均で は 76 百万円である。
次に補助金の交付金額が多いのは、自治会等の「( 5) 任意団体」である。任意 団体には、精神障害者等の作業所や老人クラブ等が含まれている。任意団体に対 して 1, 385 百万円( 69 件) が交付されており、1 件当たり平均では 20 百万円となっ ている。
補助金の交付先が「( 1) 行政内部の職員のみで構成されている団体」は、堺市 職員厚生会や教育研究会等 8 件(90 百万円)あり、補助金の交付金額は 1 件当た り 11 百万円である。又、補助金の交付先が行政内部の職員のみに限らないものの、 「( 2) 行政も団体の構成員となっている団体」は、堺市人権教育推進協議会や堺市 市民農園推進協議会等 15 件(70 百万円)あり、1 件 20 百万円を超える補助金も あるものの、1 件 2 百万円未満の補助金が 3 分の 2 を占めるため、平均では 1 件 当たり 5 百万円となっている。
なお、補助金の交付先 1 件当たりの交付金額が最も多いのは「( 6) その他(個 人他)」となっているが、これは私立幼稚園就園奨励費補助金や特定優良賃貸住宅 家賃減額補助金、私道排水設備工事補助金等の多数の個人に対する多額の補助金 を 1 件として算定していることによるものである。
Ⅱ 個別補助金の監査
1.堺市行財政改革計画の概要
堺市では平成 15 年 2 月、行財政改革計画を策定した。
日本経済はバブル経済崩壊後の長期の経済低迷から脱却することができず、そ の影響から、堺市の財政においても、人件費等義務的経費の割合が高く、硬直化 の状態にあるとともに、市税収入等の減少や扶助費、公債費などの歳出の増加に より、今後も引き続き厳しい財政状況に陥っていることは無視できないことであ る。
経済成長を当然のこととした従来型の行財政運営では、多様化・複雑化し、増 大する行政需要に対応できなくなってきており、将来を見据えた行財政の基本構 造を構築する必要に迫られている。
担の適正化等の取り組みを行ってきた。これにより、平成 7 年度から平成 13 年度 まで実質収支の黒字を確保し、累計で約 816 億円の経費効果を生じさせることが できたものである。
こうした行財政改革をより一層推進させるために策定されたのが、平成 15 年 2 月の行財政改革計画である。
これは、「安全・元気で自立し、活力に満ちたまち」を合言葉に、市民のパート ナーシップを基軸にして、豊かで快適な環境づくりや、都市機能の充実を図ると ともに、堺市自体が、新たな産業が振興できるようまちの構造改革を行い、又質 の高いサービスを提供する政策自治体及び市民協働の推進、職員の意欲と能力を 発揮させる行政に生まれ変わり、スリムで変化に強い健全財政を実現することに よって、早期に財政構造の悪化に歯止めをかけ、経常収支比率の改善を目指した 上で、平成 18 年度当初予算までに単年度収支の均衡を実現することを基本目標と しているものである。
2.行財政改革計画における補助金の見直しの基本方針
行政経営改革計画の 5 つの戦略のひとつである「成熟社会に対応した財政基盤 の確立」という戦略の具体策として、「補助金などの見直しなど施策・事業の抜 本的改革と経営の効率化」が掲げられている。これは、行政と市民・NPO・企 業が協働してまちづくりを進める視点から、現状把握を行った上で総点検と再評 価を実施し、抜本的改革を積極的に推進するとともに、民間活力の導入やコスト 縮減の徹底を図るというものである。
補助金については、個別にその果たす役割・効果等の総点検と再評価を徹底的 に行い、補助効果の乏しいものや補助効果が不明確なものは廃止し、その他の補 助金も統合や終期の設定、補助単価や補助率の改定など見直しを進めるというも のである。具体的には民間団体補助を始めとする補助金は平成 16 年度までに原 則として見直すことを目標としている。
社会経済情況の変化と財政硬直化の深化及び市民の価値観やニーズの多 様化 に対応し、行財政改革計画で謳われた上記補助金の抜本的改革は、まさに正鵠を 得た政策の決定であると高く評価できる。
Ⅲ 補助金評価の視点
補助金は、その根拠法令に明記されているとおり「公益上の必要がある場合」に 交付することができる。従って、補助金評価の基本的視点はこの「公益性の原則」 の適合性にかかっている。
しかしながら、「公益性」については、既述したとおり、価値判断を伴う抽象的概 念であって、一義的に決定することが困難である。しかし、種々な観点からこれを 分析し、評価の視点を導き出した。
まず、公益性の判断評価については、当然のことながら法令に準拠し、社会的に も妥当でなければならない。次に、現在の社会経済情況に適合し、地方自治法の謳 う住民の福祉の向上と市民のニーズに適合した必要性があるかどうかを見なければ ならない。限られた財源の枠のなかで行政目的を達成するために民間の自主自立し た活動を支援するという補助金の性格から、市の政策や行政目的の遂行の優先順位 を考慮しなければならない。
さらに、補助金が効率よく補助目的に有効に機能しているかも検証しなければな らない。補助金の公益性は、当然のことながら、特定の者、グループあるいは階層 に固定化されず、市民にとって機会均等であること、すなわち公平性の視点も重要 である。ここでいう公平性とは形式的な公平でなく、住民の福祉の向上という視点 から実質的に公平であることを意味する。
さらに、補助金の交付手続や交付された後の実績報告が、堺市が定めた規則に準 拠し、かつ、説明責任が果たされているかどうかも重要である。
このような観点から、監査においては次のような視点で監査の対象となるべき個 別補助金全部について評価することとしたものである。
( 1) 正当性
正当性とは、当該補助金が法令等に適合し、客観的に公益上必要であることを 意味する。
( 2) 必要性
必要性とは、当該補助金が現代の社会経済情況に合致していることを意味する。 具体的には、当初の目的には合理的根拠があったが、社会経済情況の変化によっ て希薄化していないか、慣例、惰性に流されていないか、そして、市民や企業、 地域の自己責任で解決できるものは行政サービスとしては提供しないとする補完 性の原理から、行政が行うべき範囲に属するものではなく、市民や地域、民間企 業の自己責任によることが望ましいのではないか、という視点である。ただし、 法令により、堺市の関与が明確に定められているものについては、原則として必 要性が認められることを前提に監査した。なお、少額の補助金については、少額 補助の必要性をどの程度認めうるかという問題があるが、金額の多寡以外の部分 における、補助することによる意義及び効果についても、総合的に判断するもの とした。
( 3) 緊要性
緊要性とは、堺市の重点政策目標や施策の方向性に合致し、又、その目的が人 間の生存や尊厳に関わる重要なものであることを意味する。特に堺市の厳しい財 政状況においては、財政上の余裕との関連で緊要性を見定める必要がある。
具体的には、事業の目的、内容及び実施時期に緊要性が認められたかどうか、 堺市の施政方針上の重点施策等に位置づけられていたかどうか、人間の生存や尊 厳にかかわるものかどうか、人間として最低限必要な生活水準を確保するため、 特に行政の関与を要するかどうか、などの視点である。
( 4) 有効性
有効性とは、補助金が目的に対して有効に機能していることを意味する。社会 経済情勢の変化により、その効果が希薄化している場合もあり、この点において は、上記( 2) の必要性とも関連する。
具体的には、当該補助金の対象となった事業等が目的を定めており、その定め た目的が地域社会に貢献するなど妥当なものであるか、目的達成のための手法が 妥当であると認められるかどうか、当該補助金の交付によって、その目的がどの ように達成されているのか、という視点である。
( 5) 効率性
事業が採っている手法の点において、効率的に事業を行っているか、類似事業 などとの比較において、費用がかかりすぎていないか、事業の効果を高めるため、 事業における費用の支出状況をチェックし、無駄をなくす努力をしているか、よ り効率的な事業を実施している主体を補助の対象として検討すべきではないか、 などの視点である。
( 6) 公平性
公平性は、単に形式的な公平をいうのではなく、実質的に公平であることを意 味していることは前述のとおりである。これを前提に、公平性とは、補助金が特 定の者、グループあるいは特定の階層に固定されず、機会均等になっていること を意味する。補助金については、一般的に固定化する傾向があり、それが新たな 者や団体等の参加を阻む状況となる場合、公平性の観点から問題である。特に運 営補助については、同一団体に対して何らの終期を定めることなく、長期にわた り補助を継続することは、補助金の既得権化が生じる可能性がある。さらには、 補助の対象が協議会等の連合組織の場合には、当該組織に加入しない団体は交付 を受けられないため、連合組織への加入状況等の現状を踏まえた監査が必要とな る。
事業費補助の場合には、補助対象となる事業の目的と事業の対象者が適合して いるかどうか、同じ対象者に補助対象となる事業が集中していないかどうか、同 じ分野で補助対象となる事業が集中していないかどうか、参加機会が不公平に なっていないか、という視点である。
( 7) 手続の合規性
手続の合規性とは、補助金の目的や対象事業については問題がないが、具体的 な手続や運用についても、補助金交付規則及び要綱に定められたとおりに進めら れていることを意味する。
Ⅳ 補助金評価と補助金調書 1. 補助金調書
個別の補助金に対する評価については、まず、監査の対象から除外した外郭団 体に対する補助金を除く堺市の一般会計、特別会計及び公営企業会計から支出さ れる全補助金 253 件を対象とした。ただし、平成 15 年度より開始された補助金 は評価の対象から除外した。補助金の概要と評価及びそれに基づく監査結果と意 見については、一覧できるようにするため、補助金調書という形式で作成した。 補助金調書には、補助金の名称、根拠法令・要綱等、所管部局、予算費目を掲 載している。分類の欄には、前述のとおり(14 頁以下)、補助金交付形態による 分類に従って、補助と単独、臨時と経常、個人と団体の別を記載し、補助対象経 費による分類に従って、投資的補助、事業補助、運営補助別に記載している。重 複している場合は、各々の性質を兼ねていることを示している。補助金の推移は、 平成 11 年度から平成 15 年度までの 5 か年にわたる補助金の当初予算額と決算額 (15 年度は決算前であるため−を記入)を記載している。
次に、当該補助金について、交付先すなわち補助対象者、その目的及び補助対 象事業の概要を記載している。補助金の目的は当該補助金の交付要綱に基づくも のである。
2. 補助金の評価
以上のように、当該補助金を特定し、その概要をも把握したうえで、個々の補 助金について評価の視点毎に評価したうえ、後述する4段階の総合評価を行った。 評価の視点毎に記載している*マークは、その視点から見直すべき課題があるこ とを示している。又、○ マークは、その視点から、積極的に評価すべきものであ ることを示している。勿論、*、○ のマークのない指標についても、各々その視 点から点検し、総合的に評価したものである。なお、総合評価欄のN/Aの記号 は、平成 15 年度から開始された補助金であるため、評価をしていないことを表 している。
Ⅴ 個別補助金の監査の結果及び意見
(継続、但し定期的な効果の検証は必要)。
B… … 補助の必要性が認められるものの、その有効性、効果性、公平性の検証か ら、3 年以内に見直しを視野に入れた評価検証作業を実施すべきもの。 C… … 補助の必要性が高いものとは言えない、あるいは補助の必要性が認められ
るものの、その有効性、効果性、公平性の検証から、3 年以内に補助金の 減額、終期の設定、統合、再編等の見直しを実施すべきもの。
D… … 現時点では必要性の視点から 3 年以内に廃止を検討すべきもの。
上記B、C、Dの内容として、評価検証作業等を 3 年以内としたのは次のような 理由による。
補助金がその本来の機能を発揮するためには、その目的が市の政策に適合し、多 様化する市民のニーズに柔軟に対応する必要がある。現代の社会経済情況が速い速 度で変化していることから考えると、一定の時期に再評価の検証作業や抜本的な見 直しをすることが必要であると考えられる。その時期については、堺市の行財政改 革計画の期間が策定から 3 か年とされ、補助金の抜本的見直しも行財政改革の目標 の一つであることからすると、行財政改革計画の期間中にこれを完了することが望 ましいことはいうまでもない。平成 15 年 2 月に行財政改革計画が策定され、平成 15 年度において市で一定の見直し作業が実施されたこと、見直し作業についてはそ の内容や手続についても市民に説明責任を果たす必要があることなどを考え合わせ、 本件外部監査結果報告書が提出されてから 3 年以内に上記評価検証作業ないし抜本 的見直し等の作業をするのが適切であると考えるからである。
総合評価を踏まえ、各個別補助金毎に監査結果及び意見を補助金調書の「監査の 結果及び意見」欄に記述した。
補助金調書は末尾に一括して添付している。補助金調書の右肩の番号は、前述の 補助金一覧表の番号と照応している。
Ⅵ 監査の結果(総括)
個別補助金についての監査を踏まえ、全般的に次のとおり監査結果をまとめる。 1.指摘すべき事項
堺市補助金交付規則では、個別の補助金については要綱を定めることが義務づ けられているため、別途、条例や規則で補助金交付に関する定めがある場合のほ かは、個別に補助金交付要綱を定める必要がある。これに該当する補助金(補助 金調書 30、205 の補助金)はすみやかに要綱を定めるべきである。
( 1) 補助金は公益上の必要があるとして交付されるものであるから、その目的は できるだけ具体的に判りやすく定めることが望ましい。市民に対し、補助金 を交付する市の説明責任を果たすために重要である。個別補助金の交付決定 においては、これを意識して明記されていると認められるが、さらに改善す るとすれば、例えば、定量的に数値目標を定めることができる補助事業につ いては、その目標値も記載するなど、より判りやすくその目的を具体的に明 示するようにすることが望ましい。
( 2) 要綱では、補助対象者を特定した要綱が過半数を超えている。補助の目的か ら、補助対象者を特定する規定の仕方も合理性がある場合が多いことは是認 できる。しかし、補助金が市の施策や多様化し変化していく公益的ニーズに 柔軟に対応する役割を負っているものであるから、新規の補助事業者の参入 を閉ざしてしまうことは、公平性の原則から好ましくない。補助金の目的や 補助事業のあり方を吟味し、可能なものは補助対象者の資格要件を定めて、 それに適合する者には補助金の交付申請ができるよう門戸を開放するような 要綱の定め方も検討するのが望ましい。
( 3) 補助金の交付を受けた補助事業者は、規則及び要綱に基づいて、市長に実績 報告を提出することが義務づけられている。実績報告の審査の結果、適当と 認めたときに補助金の額を決定し、もしその報告に係る補助事業の成果が補 助金の交付の決定内容や条件に適合しないときは補助事業者に是正措置を採 らせることになっている。個別補助金は全件について実績報告がなされてい るが、的確に実績報告がなされている補助金から、形式を整えるだけでおざ なりになっている実績報告まで千差万別である。
補助金の交付を受けた者は、具体的な公益的サービスを行うために補助金 交付申請をし、それが認められたのであるから、これを補助事業にどのよう に活用し、どのような実績を残したのか、きちんと説明をする責任がある。 世上、補助金の不正使用が後を絶たないが、このような犯罪行為は論外とし て、補助金の交付を受けた者の説明責任を果たさせるために充分な指導・監 督をすることが望まれる。この説明責任については、補助の目的が特定の団 体に補助金が交付され、その団体を通じて下部の構成団体や構成員に支給さ れる経由型の補助金についても同様にあてはまるものであると考える。従っ て、補助事業者は、末端の活動実績についても説明責任を果たすことが望ま しい。
助金の対象団体は、定款、規約、規則等でその組織、運営、財務管理が定め られていることを確認した。しかし、形式的な規約等だけでなく、それが実 質的に団体として機能しているかどうかを常に検証することが望まれる。 ( 5) 補助金団体の事務局を市の職員が担当しているものも見受けられる。補助金
の目的や団体の性格上、市の職員が事務局を担当することに合理性があるこ とも是認できるが、その場合の当該団体の事務経費の処理については常に明 確にし、補助事業の目的によっては市の行政の直接的執行という形で実施で きるものがあるかどうかを検討することが望まれる。
第5 監査結果に添えて提出する意見
Ⅰ 補助金改革の基本的視点
1.堺市の行財政改革計画における補助金改革の基本方針
堺市は、平成 15 年 2 月、「行財政改革計画」を策定し、財政健全化の基本方針 の一つとして「補助金等の見直しなど施策・事業の抜本的改革と経営の効率化」 を掲げた。
具体的には、個別に補助金の果たす役割・効果等の総点検と再評価を徹底的に 行い、補助効果の乏しいものや補助効果が不明確なものは廃止し、その他の補助 金も統合や終期の設定、補助単価や補助率の改定などの見直しを進めることを基 本方針として決定している。その再評価にあたっては、社会経済情勢の変化によ り、施策の目的が曖昧になったり、今日的な意義を失っていないかどうか、市民、 NPO、企業、行政が協働してまちづくりを進めることから、行政の役割を再点 検すると共に、民間事業者や市民、NPOに委ねることが適切なものはないかど うかなどの視点が掲げられている。
本外部監査は、堺市の政策について論評をなす職責を持つものでないが、補助 金改革が、全国の多数の地方公共団体で検討され、実施されているように、構造 的な財政硬直化の深化と急激な社会経済情勢の変化、市民の価値観やニーズの多 様化のなかで、補助金のあり方や役割を再点検し、今日的意義のある補助金行政 を遂行しようとする堺市の基本方針は高く評価できるものと考える。
2.補助金に内在する問題点
である。つとに論じられているように、補助金には次のような問題点が内在する。 ( 1) 補助金交付の要件である「公益性」の概念は抽象的な概念であるため、客
観的な基準の設定が困難である。そのため、補助金交付の範囲が広がり、交 付基準や判断の厳密性が希薄化する傾向がある。
( 2) 補助金交付基準の曖昧さから、政策目的の必要性が低下しあるいは消滅し ても、惰性的に継続する傾向に陥りやすい。
( 3) 補助金が反対給付を要しない金銭給付であることから、一旦受益を得て、 それが継続されると、既得権化し、後年度、その削減や廃止を行う場合には 大きな抵抗が生じやすい。
( 4) 補助金は、補助事業者の自立的意欲を減退させ、補助金依存を招来する傾 向が生じやすい。
( 5) 社会経済情況の変化や市民の価値観やニーズの多様化に伴って、新しく補 助対象となるべき事務や事業が生じた場合でも、それをくみ上げるシステム が構築されていない場合、看過されるおそれが強い。
3.補助金の役割の再認識
補助金は、上記のような制度に内在する問題点があるとはいえ、補助金が市政 において果たす役割は次のとおり重要である。
( 1) 補助金は、市の行政目的の政策実現のための手段として認められるものであ る。市のまちづくりの基本目標や中長期的施策に即応した補助金政策は、補 助金制度本来の目的に適合し、その成果が期待されるものである。
このような社会経済情況に対応できる柔軟なシステムの一つであることを再 認識すべきである。
4.補助金改革の方向性
補助金改革を行う上では、前述したように、補助金に内在する問題点が顕在化 しないようなシステムを構築する必要があると考える。現代の社会経済情況から、 公益性が希薄化しているのに、惰性的に補助金が交付され、既得権化したり、あ るいは堺市の行財政改革計画のなかで、限られた財源から効果的に公益的サービ スを実施しなければならないのに、補助金依存体質が恒常化し、有効性や効率性 がないがしろになってはならない。補助金に内在するこれらのマイナス面を排除 し、補助金の役割を最有効裡に機能させるため、堺市の行財政改革計画で定めら れた基本方針に従って補助金改革に取り組むことが正しい方向性であると考える。
Ⅱ 補助金改革の具体的指針
今回の監査の結果を踏まえ、堺市の補助金改革の基本方針の具体化のため、監 査人の意見として補助金改革の具体的な指針として、次の提案をしたい。補助金 改革の参考に供していただければ幸いである。
1.補助金評価の視点
補助金を見直す場合、どのような基準、どのような視点で評価し、見直すべき であろうか。
補助金交付の基本的要件である「公益上の必要性」、これを補助金評価基準の基 本原則にしなければならないことは明らかである。しかし、「公益上の必要性」の 概念は、抽象的であるため、その基準が拡散し、判断基準が曖昧になってしまう おそれがある。そのため、従来からこれを分解し、様々な角度から、見直しの具 体的な視点が論じられている。本件監査においては、下記の視点に基づいて評価 したが、これが唯一無二のものでないにしても、合理的根拠があり是認されるも のであろうと考える(それぞれの視点の意義、考え方は、本論で述べたとおり)。
① 正当性 ② 必要性 ③ 緊要性 ④ 有効性 ⑤ 効率性 ⑥ 公平性 ⑦ 合規性
適合した補助金政策が、補助金の本来の役割、機能を発揮するうえでも、重要で ある。
次に、正当性、必要性の視点であるが、地方自治法第 1 条の 2 に謳われている とおり、住民の福祉の増進を図ることを主眼とすべきである。そのためには、公 共的サービスとして何が求められているのかという観点から、市民のニーズを汲 み上げるシステムを構築することが重要になる。これは後述する補助金制度に関 する市民参加の提案につながるものである。
第三に、厳しい財政状況のなかでは、補助金が効率的にその目的を果たしてい るかどうかを検討しなければならない。一概に少額補助金だからといって、その 補助目的の達成に有効性がないとは断定できないが、当該補助金が惰性的に恒常 化しているおそれはないかどうかを点検すべきである。「選択と集中」という民間 の経営理念は、補助金政策についてもあてはまるものと考えられる。
補助対象事業はあくまでも、民間の自立事業であり、行政が全面的に提供する 行政サービスとは異なる。永年にわたる補助金交付の継続によって、その事業が 補助金依存体質に変貌し、補助金が既得権化していないかどうかについても点検 する必要がある。
第四に補助金は、公金により反対給付義務のない金銭的給付を行うものである 以上、公平性を確保するものでなければならない。ここでいう、公平とは、いう までもなく単なる形式的公平ではなく、実質的公平を意味する。
しかし、特定の団体やグループに対するかたよった補助金は、その団体やグルー プに対する既得権化の危機をはらんでいるうえ、多様な市民活動や公共的サービ スのニーズに柔軟に対応できない。補助金の硬直化を排し、公平性を確保する視 点から後述する公募・提案型の補助金システムの導入を提案するものである。
2.補助金見直しの時期 ―定期的見直し制度の導入と終期の設定―
補助金の見直しの対象は、個別の補助事業について、その目的、対象事業、補 助率、補助金額、補助期間等である。目的と対象は、社会経済情況の変化に伴う 種々の市民ニーズや堺市の基本的政策と整合するものでなければならない。補助 金の廃止、統合においては補助事業ごとに策定されている要綱の廃止又は改正が 必要となる。補助率、補助金額の見直しについては、補助金の縮小、継続、場合 によってはその拡大が検討項目となる。
しをしなければならないことは当然であるが、毎年の見直しとは別に、定期的に 抜本的な補助金政策の見直し作業を行うことが有用である。
定期的な抜本的見直しの時期については様々な考え方があるものと思われるが、 社会経済情況の変化のスピードが速い現代においては 5 年は長きに過ぎる。堺市 の行財政改革の期間が策定から 3 か年とされていることを踏まえ、定期的な抜本 的見直しの期間を 3 か年毎とするのが適切であると考える。
補助金には、終期を設定することも重要である。堺市の個別補助金にも、当初 から終期を設定しているものがあるが、そのほとんどは終期の設定が無い。性質 上、終期を設定することに適さないものがあるが、急激に変化している社会経済 情況に対応して、一定の終期目標期間を定め、公益上必要な場合には、その時点 で見直したうえ、更新する手法を導入すべきものと考える。
3.補助金見直しにおける情報公開と市民参加 ―補助金審査に係る第三者機関の 設置―
補助金の見直しについては、補助金の評価の視点が必要になることは、前述し たとおりであるが、評価基準の透明性を確保するためには、それが市民に公表さ れる必要があるだけでなく、その評価基準の策定及び評価作業も透明性のあるも のにしなければならない。そのためには、評価基準の策定、評価作業を、所管部 局の判断に依拠するだけでなく、第三者機関の審査対象とすることが望ましい。 そして評価した結果は市民に開示されることが必要である。
第三者機関には、市民及び公正中立な委員を構成員とするなど、情報公開と「公 益上の必要性」の判断が公正になされることを担保する制度的保障が必要である。
当然のことながら、補助金の交付は、市長の政策実施の手段であり、住民福祉 の実現に寄与するためのものであるから、市長が策定した政策目標は、第三者機 関の審査基準として位置づけられなければならない。さらに、補助金の交付は議 会における予算の承認の下、市長の専権に属するものであるから、第三者機関は 決定権をもつものではなく、市長の諮問機関として位置づけられる必要がある。
第三者機関の意見を踏まえ、市長が補助事業の対象、その目的、補助率、その 終期、統廃合等補助金の見直しを行うときは、当然のことながら、補助金交付要 綱の改正や廃止が行われることになる。
けているが、どのような目標を達成したのかについて、補助金の交付を受けた者 は市に対して説明責任を果たすとともにこれが公表されることも必要である。
4.公募・提案型の補助金の創設
補助金は前述したとおり、継続の年数が長期化するとともに、惰性化し、既得 化する性質を内包し、政策との整合性が希薄化する現象が生じやすい。所管部局 が社会経済情勢の変化と市民のニーズの多様化を鋭敏に感知している限りは、情
況に応じて補助金もスクラップ・アンド・ビルドされるが、それには限界がある。 補助金制度についての市民参加は、単に既存の補助金に対する見直しだけではな
く、新しい市民活力の創出や市民ニーズに適合した新しい補助事業を発掘するう えでもその役割を果たすべきである。それは、補助金の公平性の理念にも適合す るものである。この視点から、公募・提案型の補助金交付システムを構築するの が望ましい。
現行の堺市補助金交付規則の下でもそれが可能であるが、公募・提案型の補助 金制度が広く市民の公益的活動に利用されるよう、そのための特別の要綱を策定 するなど工夫をしたうえ、一定の予算を計上しなければならない。補助金審査に 係る前記第三者機関は、公募・提案型交付申請についても、審査の対象とすべき ものである。
このためには、補助金の交付申請、交付手続及び実施報告の簡素化も求められ る。
補助金は、堺市の政策実現の一手段であるとともに、公益的市民活動を支援す る有意義な制度であり、市民が自覚的に公益的活動に参画し、地域社会の福祉の 向上を支える補助金の役割は、大きくなっても小さくなることはない。そういう 意味で、財政改革のためとはいえ単に補助金の一率カットなど形式的な基準で縮 小するのは適切でなく、抜本的な見直し制度を導入し、政策目標から離れ市民ニー ズが希薄化した補助金は削減、廃止又は統合し、必要な補助事業には積極的に財 政的支援をし、行財政改革計画の理念と基本方針に則った補助金政策を実施され ることを期待して、監査報告書に添えて提出する意見としたい。