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佐久市総合文化会館建設予定地の
後利用方針(
案)
・佐久市総合文化会館については、平成19年度より事業に着手していて、事業にあたって は合併特例債を活用していました。
借入年度 借 入 額
内 訳
事 業 内 容 事業分の借入額
平成20年度 30 億 2, 590 万円
敷地測量委託 130 万円 地質調査委託 540 万円 用地費(事務費含む) 30 億 1, 920 万円
平成21年度 7, 450 万円 実施設計 7, 450 万円
合計 31 億 40 万円 31 億 40 万円
・佐久市総合文化会館の建設の中止により、既に借り入れた合併特例債(31億40万円) については、速やかに借入金融機関へ返済する必要性が生じ、普通交付税の基準財政需要 額に算入できなくなります
・市では、合併特例債の返済等による佐久市の財政に与える影響を避けるため、「既に借り入
れた合併特例債を、他の合併特例事業に振り替える」ことについて、県等と相談を行いま した。
・県等からは、「佐久市としての基本的な考え方、市民の理解を得た具体的な合併特例事業を
もって相談し協議するよう」助言を受け、佐久市として基本的な考え方等の案をまとめま した。
・合併特例事業の基本的な考え方をまとめるため、次の3点を前提としました。 ア.建設予定地は、市有地として有効活用を図る。
イ.建設予定地を、他の合併特例事業として振替が可能な事業に用いる。 ウ.振替可能な事業は、速やかに事業着手が可能なものとする。
総合文化会館整備に活用した合併特例債
基本的な考え方
佐久市総合文化会館建設予定地の後利用方針案
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1)市内から多くの人が集まり、交流することができる。 2)そのエリアに新たに住み始めた人が多い。
3)市外の人が佐久市に訪れた時の玄関口で、佐久市の顔となる。
1)市の短期計画では、「安心安全な子育て支援」に該当する事業を中心に、市民の安 心安全に重点を置いた事業を計画している。
2)すべての事業において「地域経済の活性化」、「交流人口の創出」を視野に入れて いる。
公園(遊歩道・親水公園を含む)・一体化を醸成する事業
・基本的な考え方に基づく「利活用する事業選択の視点」は以下のとおりです。
・佐久市新市建設計画に位置づけられた事業から、事業選択の視点①から⑤の全てに該当す る事業を抽出しました。
・抽出した結果は、以下のとおりです。
・事業を抽出した結果を受け、事業の具体化の検討に入りましたが、検討にあたって用地や 周辺環境等を再確認しました。
・再確認した事項は以下のとおりです。 ア.用地の位置するエリアの特徴
イ.用地と周辺環境の状況
ウ.佐久市の推進する施策の方向性
【
利活用する
事業選択の
視点】
① 「佐久市新市建設計画」に位置づけられていること。
② 市民ニーズが高く、多くの市民の利用が見込める事業であること。
③ 事業の必要性や優先性が高いこと。
④ 事業の目的達成のため、用地の位置が適していること。
⑤ 事業の構想等が策定されており、用地確保により事業着手が可能なこと。
1)用地面積は、32, 428 ㎡あり、駐車場については調整池での活用が可能である。 2)高次都市機能が集積し、新しく形成された市街地であり、今後も新たな都市機
能の集積が進む環境にある。
3)道路、公共交通ともにアクセスは確保されている。
4)北陸新幹線佐久平駅から続く施設との一体的な活用ができる可能性がある。
新市建設計画から事業を抽出
佐久市総合文化会館建設予定地の後利用方針案
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・事業を抽出した結果と、再確認した事項を踏まえ、具体的な事業化の検討を行いました。 ・事業具体化で検討された内容は以下のとおりです。
ア.視点から事業抽出された「公園(遊歩道・親水公園を含む)」、「一体化を醸成する 事業」の概念、目的等が含まれる事業の必要がある。
イ.次世代育成支援対策 佐久市行動計画策定にあたって平成21年度に実施した「佐久 市次世代育成支援に関するニーズ調査」において、580件の自由なご意見をいただく 中で、「子どもを安全に自由に遊ばせることができる公園」に関する意見が151件と多 かった。
ウ.ニーズ調査で公園に関する自由意見が多かったことを踏まえ、昨年8月から「公園整 備のためのワークショップ」を開催し、子育て中の市民に参加していただいた。この中 で、参加した方からは、子育てにあたって他市町村の自由に遊びまわれる広場や公園を 利用している実態が述べられ、子どもが安心して、自由に使え、自由に遊べる場を市内 へ整備することの強い期待感が示された。
エ.当市は、市町村合併により市域が拡大したが、市内から多くの人が集まることができ る場が少ない状況にあり、一層の市民間の交流拡大による新市としての一体感の向上を 図る必要がある。また、当市では「交流人口の創出」を重点施策としていて、市民と市 外の人々との交流を創出するための場を整える必要もある。
オ.エリアは、高次都市機能が集積しており、新たな都市機能を持つ施設も整備されつつ ある。この多くの施設どうしを、市民が自由な発想で一体的に結びつけることによって、 佐久市の新たな文化が創造される可能性を持ち、利用の核となることができる施設を設 けることによって、集積された施設の特徴が一層発揮できることも可能となる。
カ.エリアは、市外の方の玄関口であり佐久市外の方が最初に訪れる場所となっていて、 用地は、佐久平駅から続く、商業施設、屋外ステージ、3on3やスケートボードが楽し めるプレイサークル、勤労者福祉センターと並び続く位置にあることから、市民と市外 の方との間の、多様で多彩な交流が生み出される可能性があり、さらに新たな交流人口 を創出する場となる可能性を持つ。
佐久市総合文化会館建設予定地の後利用方針案
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1.これまでの検討により、建設予定地の後利用の具体的な事業は、次の基本コンセプトを 持つこととします。
2.基本コンセプトを持つ具体的な事業は、次のとおりとします。
・平成23年1月24日から、「市民説明会」を市内7地区で実施しています。
日 程 会 場
1月24日(月) 午後7時∼9時 浅科福祉センター ホール
1月25日(火) 午後7時∼9時 浅間会館 大会議室
1月26日(水) 午後7時∼9時 東会館 大会議室
1月28日(金) 午後7時∼9時 あいとぴあ臼田 ホール
1月31日(月) 午後7時∼9時 公民館本館(研修センター) 大会議室
2月 1日(火) 午後7時∼9時 野沢会館 多目的ホール
2月 2日(水) 午後7時∼9時 駒の里ふれあいセンター ホール
※ ご都合の良い日時、会場へご参加ください。
・佐久市ホームページにおいて、建設予定地の後利用方針案・構想図を公表し、市民のご意 見を募集します(意見等の募集期間は3月15日までとします。)。
・広報佐久2月号で市民意見の募集について掲載し、広報佐久3月号で後利用方針案、構想 図について掲載します。
・建設予定地の後利用方針案で市民の理解を得て、平成23年5月に見込まれる合併特例債 の起債申請を行います。
・平成23年度で実施設計に着手し、平成24年度で建設工事を行う予定です。 ① 市街地の中で緑に囲まれ、潤いと安らぎを持つ場
② 子どもたちが自由に元気に遊べる場
③ 世代を超えて市内外の人が集い利用し、様々な活動や交流が行える場
④ 佐久平駅前から一体をなし、エリアにある都市機能どうしを結びつけ、多様で多彩な活
動が生まれる場
⑤ エリアの中の施設と相互に活用でき、その人にあった自由な使い方ができる場