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公共事業再評価監視委員会意見書2

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Academic year: 2018

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平成 20 年度 公共事業再評価監視委員会意見書

1 目的

長野市公共事業再評価監視委員会(以下「監視委員会」という。)は、長野市が実 施する公共事業の再評価について、客観性及び透明性を確保するため、長野市公共 事業再評価委員会(以下「市委員会」という。)から提出のあった再評価案及び対 応方針案について審議を行い、意見を述べることを目的とする。

2 再評価対象事業

(1)再評価を実施後一定期間(10 年)を経過した後も継続中の事業 整理

番号

対象事業

市委員会の 対応方針案

公共下水道事業 東部処理区 継続

公共下水道事業 千曲川流域関連下流処理区 継続 特定環境保全公共下水道事業 飯綱処理区 ※ 1 継続

※ 1 H21 年度に実施の予定であったが、公共下水道事業東部処理区の関連事業であるため、H20 年度に 同時に再評価を実施するもの。

(2)事業採択後 10 年間が経過した後も継続中の事業 整理

番号

対象事業

市委員会の 対応方針案 特定環境保全公共下水道事業 千曲川流域関連下流処理区 継続

3 審議経過

監視委員会では、各事業について長野市から事業内容と再評価案及び対応方針案 についての説明を受け、併せて事業の現地調査を行い、その妥当性について慎重に 審議するとともに、監視委員会として評価を行い、その結果を取りまとめた。

4 評価手法

監視委員会における評価は、国土交通省所管の公共事業再評価実施要領に基づき、 事業の進捗状況、事業を巡る社会経済情勢等の変化、事業の投資効果及び代替案の 可能性などについて審議を行い、利点(便益性)及び進捗の見通し等課題を整理す る中で総合的な視点で評価を行った。

また、事業の投資効果の検討に当たっては、国土交通省の各通達及び(社)日本 下水道協会による「下水道事業における費用効果分析マニュアル(案)」により費 用便益比(B/C)を算出し、評価の判断材料とした。

(2)

2 5 事業の評価における利点(便益性)と課題

【利点(便益性)】

周辺環境の改善効果

居住環境の改善効果

○ 公共用水域の水質保全効果

浸水の防除効果

【課題】

○ 整備箇所が広範囲となるため、長期の整備期間を要する

○ 社会情勢による水洗化(接続)の促進

○ 市の財政状況と事業実施効果との適合性

6 評価結果

評価は、「5 事業の評価における利点(便益性)と課題」を判断材料の下、監視 委員会の委員が以下の5項目についてそれぞれの事業を5段階評価し、「事業継 続・事業見直し継続・休止・中止」の判断材料とした。

判断基準は、各委員が行った評価点を合計し、その総合評価の平均点が 3. 0 以上 を「事業継続」、2. 9 から 2. 1 を「事業見直し継続」、2. 0 以下を「休止又は中止」 とした。

【評価項目】

( 1) 必要性(社会情勢の変化等から見て)

( 2) 妥当性(内容の時代変化に対する整合性等) ( 3) 優先性(市民の事業への要求程度の予測) ( 4) 効 果(目的と結果の予測と社会的満足度等) ( 5) 代替性(代替案が他にないか)

【結果】

評価項目 事業名

(1) 必要性

(2) 妥当性

(3) 優先性

(4) 効果

(5) 代替性

総合評価

(平均)

公共下水道事業 東部処理区 5. 0 4. 8 4. 5 4. 5 5. 0 4. 8 公共下水道事業 千曲川流域

関連下流処理区

5. 0 4. 8 4. 7 4. 5 5. 0 4. 8 特定環境保全公共下水道事業

千曲川流域関連下流処理区

4. 8 4. 8 4. 5 4. 8 4. 8 4. 7 特定環境保全公共下水道事業

飯綱処理区

4. 3 3. 8 3. 8 4. 2 4. 2 4. 1

(3)

3 7 結論

以上の結果を持って監視委員会は、基本的にすべての事業について「事業継続」 とする。

なお、いずれの事業も当初予算に対して費用の増大が見込まれているが、効率的 な事業計画の実施および適切な技術力の投入による工期短縮を行い、費用の縮減に 努めるとともに、水洗化の更なる向上を図り、併せて浸水被害の解消のため早期完 成に努められたい。

8 今後のまちづくりに関する追加意見

少子高齢化や人口減少時代を迎えた厳しい財政状況の中では、長野市全体で都市 基盤が整備された地域へ居住を推進する『コンパクトシティ』を目指し、インフラ が完備された地域に公共サービスを集中化すると共に、都市のスプロール化防止を 図ることで投資が割高となるインフラ整備を削減し、既存のインフラ機能の安全性 の維持と向上に努められたい。

平成 20 年 9 月 30 日

長野市公共事業再評価監視委員会 委員長 小 山 健 委 員 岡 田 和 枝 委 員 加 藤 恵美子 委 員 武 井 久美子 委 員 松 岡 保 正 委 員 松 本 明 人

参照

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