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児童向け複合施設および特別養護老人ホームの整備について
1.計画化の背景 (1)児童会館の現状
① 建物や主要設備の老朽化
児童会館は昭和 56 年の建築から築 36 年が経過し、建物全体の老朽化が進んでいます。 また、劇場とプラネタリウムは約 15 年間休止中の状態です。
② 施設利用者の変化
近年児童館の利用者の中心が小学生から乳幼児とその保護者へと変化しています。児 童会館は特にその傾向が強く、利用実態に即した施設へ転換する必要があります。
(2)子育て支援に係るニーズの多様化
子育てを取り巻く環境の変化により、これまで児童会館で実施してきた児童や親子の “居場所”としての役割に加えて、子育て相談や一時保育など、より地域の皆様に寄り添 った子育て支援サービスを提供する必要があります。
(3)こどもとしょかんの移転
子育て世代に向けたサービス提供や、こども読書活動推進計画の着実な実施など、こど も達の読書環境の充実を図る上で、こどもとしょかんは欠かせない施設です。
今回、元加賀小学校の児童数増加に伴う教室数確保のため、白河こどもとしょかんを移 転する必要が生じましたが、元加賀小学校区域での適地確保は困難な状況にあります。
(4)少子高齢化社会への対応
介護保険制度の施設サービスに位置付けられる特別養護老人ホームは区内 15 箇所で運 営されていますが、平成 29 年 12 月末現在、入所待機者数は 1,200 人を超え、本区では、 入所・居住型施設の整備・充実が求められています。
また、児童会館の近隣に位置する特別養護老人ホーム「あそか園」は、開設後 38 年が 経過し、建物や設備の老朽化が進んでいるものの、工事期間中に入所者が仮移転するため の施設用地を確保することが困難な状況であることから、施設改修や改築等の計画化に至 っていません。
→ これらを背景に、平成 31 年 3 月をもって児童会館を閉館し、子ども家庭支援センターと こどもとしょかんを合築した「児童向け複合施設」と「特別養護老人ホーム(民設民営)」 の整備を計画
2.児童向け複合施設の概要 (1)整備概要(予定)
所在地等 江東区住吉一丁目9番
敷地面積 児童複合施設:約 1,125 ㎡、特別養護老人ホーム:約 2,910 ㎡ 施設内容 子ども家庭支援センター(新設・多目的スペースを含む)
こどもとしょかん(移転整備)
平成30年3月25日 江東区
資
2 (2)基本コンセプト
子ども家庭支援センターとこどもとしょかんを一体的に運営することにより、 こどもの健やかな成長を地域とともに継続的に見守り、総合的に支援する施設
(3)基本コンセプトを実現するための視点 ① 継続してこどもの成長を見守り続ける場
児童会館が果たしてきた役割を踏まえつつ、妊娠期から 18 歳までのすべてのこども と保護者に対応
(例:子育てひろば、相談対応、各種プログラムの開催、多目的スペースの設置)
② 社会全体でこどもを育てるための地域拠点の場
地域の皆様との連携・協働の推進、子育て支援団体の支援 (例:子育てボランティアの養成、活動場所の提供)
③ 既成概念にとらわれないサービス提供の場
子ども家庭支援センターとこどもとしょかんの一体的な運営によるサービス提供 (例:利用者が自由に行き来できるよう両施設を同じフロアに配置)
(4)今後の整備スケジュール(予定)
平成 30 年度 基本・実施設計(解体・新築) 31~33 年度 工事実施(解体・新築)
33 年度 竣工、指定管理者選定 ⇒ 34 年 4 月 開設・運営開始
( 参考 )近隣地区での整備計画
※東川小学校を平成 31~32 年度増築、住吉地区集会所を平成 31 年度に改修予定
3.児童向け複合施設の機能 (1)新たな事業について
① 子ども家庭支援センター
ア)リフレッシュひととき保育:在宅で子育てをしている保護者のリフレッシュを目的 として、お子さんを一時的にお預かりします。
イ)相談(面接・電話・専門):施設職員が日常的にお話を伺うほか、臨床心理士等の専 門家による発達や心理等の育児相談、児童の悩み相談等 を実施します。
② こどもとしょかん
ア)資料の貸出・予約、蔵書検索サービス
イ)おはなし会:乳幼児~小学生向けに絵本の読み聞かせ ウ)映画会、おたのしみ会等、各種イベント開催
3 (2)児童会館からの継承事業について
① 子育て支援事業(乳幼児親子を対象とした集いの場の提供、講座等)
子ども家庭支援センターの子育てひろばや各種プログラム等の事業と整理・統合の上、 実施していきます。
② 児童向け事業(中高生までの児童を対象にした各種事業・居場所づくり)
バスケットボール等、自由に体を動かせる遊び場として「多目的スペース」を設置す るほか、青少年向け図書コーナーや読書・自習場所の設置により「児童の居場所」を提 供していきます。
また、多目的スペースで体操等のプログラムを実施するほか、こどもとしょかんでお 話し会や工作会などを開催していきます。
③ 地域参加型事業(地域の皆様が参加するイベントや地域団体との協力事業) 多目的スペースにおける地域向けイベントの開催を検討するほか、地域団体への会議
室の貸出しや「地域交流スペース」の設置等、地域の皆様へ開かれた場を提供します。
④ きっずクラブ(就労世帯などの児童へ遊び場を提供)
きっずクラブB登録は平成 31 年 4 月から東川小学校内で実施する予定です。
※新規施設へ継承する事業やイベントの分類、土曜江東きっずクラブの実施方法、また、 児童会館廃止から複合施設開設までの間(平成 31 年 4 月~34 年 3 月)の各種事業の対応 については現在検討中です。地域の皆様には本年 8 月頃を目途にお知らせします。
(3)児童会館の見直し施設について ① プラネタリウム・劇場
新規施設においては、こどもを中心とした地域の皆様が集うスペースを優先的に整備 するため、平成 31 年 3 月をもって終了させていただきます。地域の皆様におかれまし ては引き続き近隣施設のご利用をお願いいたします。
② 天体観測室
設置後 25 年が経過して機器の老朽化が進んでいることなどから、平成 31 年 3 月をも って終了させていただきます。なお、天体観測会については運営方法を変更する形での 継続を検討していきます。
(4)その他
① 新規施設の開館日・開館時間
子ども家庭支援センターとこどもとしょかんの一体的な運営のため、開館日や開館 時間は施設全体で統一します。また、開館時間については、中高生が学校からの帰宅 後に利用できる時間とすることを検討しています。
② 地域交流スペースの設置
4 4.地域の皆様との意見交換について
本整備事業は、子ども家庭支援センターとこどもとしょかんを併設するだけでなく、両 施設を一体的に運営し、連携したサービスを提供する江東区初の取り組みとなります。本 施設が、様々なコミュニティを育み、地域の皆様の憩いの場となるよう、以下のとおり皆 様との意見交換の場を設置する予定です。
(1)対 象 者
町会長、小中学校 PTA、父母会、民生・児童委員、その他関係団体、20 名程度、 公募区民 3 名程度(区報 4 月 11 日号・HP等による公募)
(2)開催場所
江東区立東川小学校 ランチルーム(予定)
(3)開催予定
平成 30 年 5 月頃より、年間 5 回程度(土曜日)の開催を予定しています。 平成 31 年度以降の実施については、皆様の声を伺いながら検討していきます。
(4)その他
意見交換会とは別に、施設利用者のご意見を伺うため、平成 30 年 4 月の 1 ヶ月間、 児童会館と白河こどもとしょかんに「ご意見箱(仮称)」を設置する予定です。
( 問合せ先 )
児童向け複合施設に関すること
(子ども家庭支援センター):こども未来部子育て支援課こども家庭支援係 :03-3647-4408 (03-3647-9196)
(こどもとしょかん) :教育委員会事務局江東図書館管理係 :03-3640-3154 (03-3615-6668)
児童会館に関すること:教育委員会事務局放課後支援課育成係 :03-3647-9230 (03-3647-9274)
特別養護老人ホームに関すること
:福祉部長寿応援課施設支援係 :03-3647-4331 (03-3647-9247)
工事に関すること :総務部営繕課営繕第二係 :03-3647-9133 (03-3647-4820)