• 検索結果がありません。

資料シリーズ No112 全文 資料シリーズ No112 外国人労働者の失業の現状|労働政策研究・研修機構(JILPT)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "資料シリーズ No112 全文 資料シリーズ No112 外国人労働者の失業の現状|労働政策研究・研修機構(JILPT)"

Copied!
143
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)
(2)

JILPT 資料シリーズ No.112 2012 年 11 月

外国人労働者の失業の現状

独立行政法人 労働政策研究・研修機構

The Japan Institute for Labour Policy and Training

(3)

ま え

本資料 シリ ーズ 外 国人労 働者 の失 業に 関 する公 表統 計や 過去 に 実施し た調 査結 果を 整 理し 新た に実 施し た 聞 取 調 査の 結果 を 加えて と まと た も の あ る

我 国 高 度 外 国 人 材 と と も に 定 住 者 や 日 本 人 配 偶 者 身 分 に よ る 在 留 資 格 の 外 国 人労働 者も 受け 入 て 労働 市場 に い ても一 定の 位置 を占 るよう に って た よ く知ら た よう に 定 住者や 日本 人配 偶者 の 就労に つい て 以 前 から様 々 問題 指 摘 さ て た たと え 派遣・ 請負 間接 雇 用 就 労し てい る者 多く 能力 開発 の機 会 も 乏しく 日 本人 よ も 低い労 働条 件 賃金 労働時 間 職場 環境 就労 して いる 者 少 く い こと 雇 用 保険や 社会 保険 への 加 入率 低い こと さ ら に 子 弟に 不 就学 の 者 もいる こと あ る こう した 中 いわ ゆ る世界 同時 不況 我 国の労 働市 場に 及ぼ し た 影響 わ て 大 か った か も 東海 や 関東 の地 域 の 雇用状 況の 悪化 外 国 人労働 者に も深 刻 影 響を及 ぼし た 派遣 会 社 の寮 や借 上 アパー トに 居住 して い た 外国人 労働 者 雇 止 さ た こと によ って 退 居を余 儀 くさ 新た 仕事 を求 て ハロ ー ワーク に殺 到し た 思うよ うに 仕事 に就 く こと か った 者 も多か った こ に 対 し て 国 や地 方自 治体 に よって 緊急 雇用 対策 や 帰国支 援事 業 の 対 策 講 ら た

その後 我 国 の雇 用 状況 一 時期 に比 べ 改 善し たよ うに 思 わ る し かし い ま に欧 州の 経済 危機 や 円高 の リス ク要 因 存在 して いる も と もと不 安定 環 境の 下 就労し てい る外 国人 労 働者に とっ て 予断 を 許さ い状 況に ある こ と 変 わ い 我 国 受 け入 た 外国 人 労働者 の今 後の 就労 支 援のあ 方 を探 るた にも 外国 人労 働者 の 失 業に関 する 情報 を整 理 するこ と 必要 あ る と考え こ の資 料シ リ ーズを と まと る こ と とした

過去に 実施 した アン ケ ートや 聞 取 調査 に 協力 く さっ た外 国 人労働 者の 方々 聞 取 調 査の 際の コー デ ィネー トや 通訳 の労 を とって く さっ た方 々 に心か ら 礼を 申し 上 る次第 あ る

年 月

独立行 政法 人 労働 政策 研究・研修 機構 理事長 山 口 浩 一 郎

(4)

執 筆 者

渡辺 博顕 独立 行 政法人 労 働政 策研 究・研修機 構 経済 社会 と 労働部 門 副統 括研 究 員

(5)

目 次

序章 確認 した かっ た ことと 本書 の構 成 ...

第1章 統 計的 事実 の 観察と 先行 研究 の展 望

... 8

第2章 外 国人 労働 者 に対す る労 働需 要に つ いて ... 46

第3章 外 国人 労働 者 の失業 行動 につ いて ... 8

第4章 外 国人 労働 者 とセー フテ ィネ ット

...

むすび にか えて ま と ... 3

参考資 料 ... 9

(6)

- - 序 章 確 認 た かっ た こと と 本 書 の 構成

1. じめ に

本資 料シ リー ズ 我 国 の外 国人 労働 者 の失業 の現 状と その 対 応のあ 方 につ いて 整 理 する

企業活 動の 国際 化 加 速して いる ア ジア 諸 国の経 済成 長を 背景 に 企業 の海 外進 出 さ らに進 そ に伴 い 高度 外国 人材 や我 国の大 学・ 大学 院等 に 留学し た外 国人 や海 外 か ら外国 人を 積極 的に 採 用する 企業 増 えつ つ ある 円高 こ うし た 動 を 加速 させ てい る と もいわ る こ のよ う 高度 外国 人材 の雇 用 拡大の 動 あ る一 方 我 国 定 住者 や 日 本人配 偶者 の身 分 による 在留 資格 の外 国 人労働 者も 受け 入 て 労働 市場 に い て も一定 の位 置を 占 る ように っ て た

日系人 労働 者を とする 外国 人労 働者 の 活用に あた って こ ま もい くつ かの 問 題 指 摘さ て いる たとえ 日系 人労 働 者に 派遣 ・請 負 間接雇 用 就労 して い る 者 多 く 能力 開発 の 機会も 乏し く 日本 人 よ も 低い 労働 条件 賃金 労働 時間 職 場 環 境 就労 して 社 会保 険加 入率 も 低いと いわ て いる 就労以 外の 生活 に い て も 子 弟の 不就 学や 住 居を とす る生 活 全般を 派遣 会社 に依 存 してい るこ と 社会 問 題 につ っ てい る

とこ いわ ゆる 世 界同時 不況 我 国 の 労働市 場に 及ぼ した 影 響 わ て大 か っ た 厚 生労 働省 9 年版労 働経 済白 書 に よ 日 本経 済 年秋 以降 景気 後退過 程に入った こ に加えて 8 年秋以降 世界同時不況によって世界経済全体 減速した

年 以降 の我 国 の 景気回 復を 支え て た 外需の 落ち 込 日 本 国内の 雇用 に深 刻 影 響を及 ぼし た 8 年 の産業 別新 規求 人数 を 見ると 医 療 福祉 前年比 4. % 増と っ て いるも のの 他 のほ と の産 業 求 人数 減少し て サー ビス 業 前 年比 6. %減 建設業 (同 . % 減 製造業 (同 . % 減 の落 ち込 目立 つ また 求 職者 数も 増 加 し続け た 特に 事業 主 都合を すべ て の求職 理由 有 効求 職 者 増 加し た

3

こ と 関 連 し て 派 遣 労 働 者 の 非 正 規 労 働 者 の 雇 止 等 を 行 う 事 業 所 増 加 し た 8 年 月か ら 9 年 月 ま の期 間に よそ 万 人 構 成 派 遣社員 約 4 万 千人 契約 期間 工等 約 万3千 人 請負 約2 万 1千人 の 非正 規 労働者 雇 止 によ っ て 職を失 った 業 種別 製造 業 約 3万 1千 人 最 も多 く 以下 卸 売・小 売業 約1 万2 千人 運 輸業 約 千 人 と っ てい る この 期間 の有 効求 人 倍率を 見る と 9 年 平均 す べて の地 域 前年 を下 回っ て か も東 海地 方 の 落ち込 激し かっ た

厚 生 労 働 省 編 ( 9 労 働 経 済 白 書 日 経 印 刷 株 式 会 社 ペ ー ジ 厚 生 労 働 省 編 前 掲 書 8 ペ ー ジ

3

厚 生 労 働 省 編 前 掲 書 ペ ー ジ

(7)

東海地 方 関東 とと もに 外国 人労 働 者の雇 用の 受け 皿と って た製 造業 多 く 立地す る地 域 ある 雇用状 況の 悪化 外 国 人労働 者に も深 刻 影 響を及 ぼし た 派遣 会 社 の 寮や 借 上 ア パート に居 住し てい た 外国人 雇止 さ たこと によ って そこ か ら 退居を 余儀 く さ た 住居 を失 った 外国 人 知 人宅 に身 を寄 せ た 公共 住宅 への 入 居 申し込 を 行っ た す る した 中に 自家用 車 生活 する 者 もいた よう 彼 女 等 新 た 仕事 を求 てハロ ーワ ーク に殺 到 した 思 うよ うに 仕 事に就 くこ と か った者 も多 い こう し た状況 マ スコ ミ も取 上 ら 社 会問題 化し た 外国 人 労 働者 雇用 保険 への 加 入率 低い た 公 的 セーフ ティ ネッ ト 生 活 カ バー さ 生 活 基盤を 維持 く った者 もい た

世界同 時不 況以 降の 外 国人の 雇用 失業 状況 の 傍証と して ハ ロー ワ ーク浜 松の 状況 を取 上 て る 浜 松市 の 総人口8 万7 千人 のう ち 外 国人 録 者数 年7 月1 日現 在

約 万 千人 こ のうち ブラ ジル 国籍 の 者 %近 く 中国 国 籍とフ ィリ ピン 国籍 の 者 そ % を占 る 序- 図 ハ ロー ワーク 浜松 の業 務概 要 に掲載 さ てい る 外 国 人労働 者職 業紹 介状 況 の相 談件 数 ある 平成 8年 度 よ そ2 千件 平成 9年度 よそ3 千3 件 あ っ た 平成 年度 に1 万 千 件に 急増 し 年度に 万件 近く ま

増加 年度 に よそ1 万 千 件 3年度に よそ 1万 千件と っ てい る

序 - ハ ロ ー ワ ー ク 浜 松 に け る 外 国 人 労 働 者 職 業 紹 介 状 況 年 度 別

資 料 出 所 : ハ ロ ー ワ ー ク 浜 松 業 務 概 要 各 年 版 か ら 作 成

また 新規 求職 者数 の 動 を 見る と 平 成 8 年度に よそ 7 件 あっ た 年 度 に よそ 千 件 最大 と そ の後 減少に 転 3年度 よそ 千 件と っ ている 紹 介件 数 平成 8 年度 よ そ6 件 あ った その 後増加 し 年度 に

「006

」」07

1重1「重

『重8』0

1重』「」

1600重

7「6 重』「

』6」重

」807

18」」 1』60

6『6 8重8

18『『

『11」

「671

18重8 0 100

「00

」00

『00

』00 600 700 800

0 10000

「0000

」0000

『0000

』0000

平成18年度 1重年度 「0年度 「1年度 「「年度 「」年度

相談件数 新規求職者数 紹介件数 就職件数

(8)

-3-

よそ 4千 件 最大 と った 後減 少に 転 3年度に 1 千 件 と って いる

就職件 数の 動 を見 る と 平 成 8 年度 に よそ 件 あっ た 年度 に よ そ 7 件 最 大と 3年度に 44 件 に減 少 してい る 序- 図 月次 の推 移 ある 各指標 とも 平成 年度 最大 と って そ の後 多少 の増 減 あ るもの の概 減 少傾 向

推移 して いる

序 - ハ ロ ー ワ ー ク 浜 松 に け る 外 国 人 労 働 者 職 業 紹 介 状 況 月 次

資 料 出 所 : ハ ロ ー ワ ー ク 浜 松 業 務 月 報 各 月 版 か ら 作 成

序 -3 ハ ロ ー ワ ー ク 浜 松 に け る 新 規 求 職 者 の 国 籍 区 分 別 内 訳 年 度

資 料 出 所 : ハ ロ ー ワ ー ク 浜 松 業 務 概 要 各 年 版 か ら 作 成

0

「000

『000 6000 8000

0 1』0

」00

『』0 600

紹介件数 就職件数 相談件数 新規求職者数

」重『

』7『

ブラジル

『,」」8

「,7」7

1,076 1」重 重』」

176

ペルー71『

」重7

「8重

1重『 176

16『

アジア『「6

』『』

」』『

」」1 17

」8

その他161

1「8

11『

8「

0 1,000

「,000

」,000

『,000

』,000 6,000

18年度 1重年度 20年度 「1年度 「「年度 「」年度

ブラジル ペルー アジア その他

(9)

序-3 図 新 規求 職者 の国籍 区分 別内 訳 ある この 図を 見る と ブラ ジル の 占 る割合 高 く 平 成 8年度に よそ % あった の 平成 年 度に よ そ % 最 大に 平成 年度 に よそ 9% ま 減 少した 3年 度に よそ6 % へと わ か ら 増加 して いる 序-4図 月 次の 推移 平 成 年の 第 四半 期を ピー クと し て そ の後 減 少傾 向 推移 して いた 平 成 3年の第 四半 期に 若干の 増加 見 ら る

序 -4 ハ ロ ー ワ ー ク 浜 松 新 規 求 職 者 の 国 籍 区 分 別 内 訳 月 次

資 料 出 所 : ハ ロ ー ワ ー ク 浜 松 業 務 月 報 各 月 版 か ら 作 成

ハロー ワー ク浜 松に ける外 国人 労働 者の 職 業紹介 状況 を見 る限 世界 同時 不況 の外 国 人の雇 用状 況に 及ぼ す 影響 平 成 年 後半 から 年 前半 をピ ーク として そ の後 多 少 の変動 あ るも のの 減少傾 向に ある

外 国人 労働 者 よびそ の家 族 の 就労 や 生活の 場 ある 地方 自 治体 こ の数 年 外国人 労働 者を っ て の よう 出 来事 あった の あ うか 労働政 策研 究・ 研修 機 構

年 に実 施し たア ンケー ト 都 道府 県 市区 町村 外国 人 集住都 市

4

に い て 8 年 ~ 年 の 3 年 間 に 外 国 人 に 関 す る の よ う 出 来 事 あ っ た の か を た て い る そ の結果 を集 計し たの 序- 図 あ る 都 道府 県 外 国人 の雇 止 や解雇 増 加し た 外

4

調 査 時 点 外 国 人 集 住 都 市 外 国 人 集 住 都 市 会 議 会 員 の 8自 治 体 群 馬 県 伊 勢 崎 市 太 田 市 泉 町 長 野 県 上 田 市 飯 田 市 岐 阜 県 大 垣 市 美 濃 加 茂 市 可 児 市 静 岡 県 浜 松 市 富 士 市 磐 田 掛 川 市 袋 井 市 湖 西 市 菊 川 市 愛 知 県 豊 橋 市 豊 田 市 小 牧 市 知 立 市 重 県 津 市 四 日 市 市 鈴 鹿 市 亀 山 市 伊 賀 市 滋 賀 県 長 浜 市 甲 賀 市 湖 南 市 岡 山 県 総 社 市 の こ と あ る 労 働 政 策 研 究 ・ 研 修 機 構 ( 地 方 自 治 体 に け る 外 国 人 の 定 住 ・ 就 労 支 援 へ の 取 組 に 関 す る 調 査 調 査

シ リ ー ズNo.8 調 査 4 都 道 府 県 の 外 国 人 施 策 担 当 者 を 対 象 と し た 質 問 紙 に よ る 都 道 府 県 調 査 と 市 区 町 村 東 京 3 の 外 国 人 施 策 担 当 者 を 対 象 と し た 市 区 町 村 調 査 か ら 構 成 さ も 質 問 紙 に よ る 通 信 調 査 あ る 調 査 期 間 都 道 府 県 調 査 市 区 町 村 調 査 と も 年 8 月 6日 ~ 8 月 3 回 収 率 道 府 県 調 査 3. 市 区 町 村 調 査 . あ っ た

0

「00

『00 600 800 1,000 1,「00 1,『00 1,600 1,800

ブラジル ペルー アジア その他

ブラジル

(10)

- -

国人か らの 就労 相談 増えた 外 国人 から の生活 相談 増 えた 外国 人の 失業 者 増 加 した 外国 人の 生活 保護受 給申 請 増加 し た 多い 市 区 町村 都道 府県 挙 ら た 目の 他に 外国人 を雇 用し てい る 事業所 増 加し た 出 身国に 帰国 する 外国 人 増え た 等 多 い 市 町村の うち 外国 人集 住 都市を 取 上 ると 出身国 に帰 国す る外 国 人 増 えた と いっ た 回答 多い の 特徴 的 ある 都 道府 県や 市 区町村 世 界同 時 不 況の影 響 外国 人の 雇 用状況 悪 化し 外 国 人失業 者の 増加 し 収 入 く った た に 生 活相談 増 加し てい る という 状況 見 ら る

序 - 8年 ~ 年 の 外 国 人 の 生 活 や 就 労 に 関 す る 出 来 事 (多 重 回 答

資 料 出 所 : 労 働 政 策 研 究 ・ 研 修 機 構 ( 4 ペ ー ジ

』.」財

『7.『財

」6.8財

「6.」財

『7.『財

』.」財

」1.6財

1』.8財

『7.『財

「6.」財

「1.1財

1』.8財

10.』財

「1.1財

」『.『財

「『.1財

1重.7財

』.『財

17.8財

1.」財

18.「財

10.』財

「「.重財

1『.1財

1「.「財

10.7財

7.」財

1『.1財

「』.0財

6.重財

』.」財

』7.重財

8『.「財

10.』財

78.重財

0.0財

7」.7財

「6.」財

7」.7財

」1.6財

『7.『財

』「.6財

1』.8財

「6.」財

8重.』財

0.0財 「0.0財 『0.0財 60.0財 80.0財 100.0財

外国人を雇用している事業所 増加

外国人の雇止 解雇 増加

外国人の失業者 増加

外国人の賃金 労働時間のトラブル 増加

外国人からの就労相談 増加

日本人の企業関係者の相談 増加

外国人の生活保護申請 増加

公共住宅に入居している外国人 増加

外国人からの生活相談 増加

外国人子弟の教育相談 増加

外国人からの住居に関する相談 増加

外国人の公共住宅入居申し込 増加

他の自治体から流入する外国人 増加

他の自治体に流出する外国人 増加

出身国に帰国する外国人 増加

その他

都道府県医そ運1重週 市区町村医そ運』「」週 外国人集住都市医そ運16週

(11)

このア ンケ ート の結 果 を見る と 外国 人を 雇 用する 事業 所 増加 し ている こと と 外国 人 の失業 者 増加 して い ること とい う相 反す る 出来事 起 て いる 外国人 を雇 用す る事 業 所 企業 の 増加 一 方 日 系人 や日 本人 配 偶者 の 外国 人 日 本に定 住化 し 日本 の 労 働市場 の かに 定着 し つつあ るこ と 他方 高度外 国人 材を 中心 に 企業活 動の ロ ーバ ル 化 への対 応の た に外 国 人労働 者を 雇用 する 企 業 増 加し てい るこ と 並行 して 進 い る 結 果起 てい ると 見ら る

本 書 の 問 題 関 心 か ら 誤 解 を そ に ま と る と 外 国 人 の 雇 止 解 雇 の 増 加 外 国人の 失業 者の 増加 外国 人か らの 就労 相 談の増 加 とい った 雇 用状況 の悪 化に よる 動

存在 し そ の結 果 外国人 から の生 活相 談 の増加 外 国人 の生 活保護 申請 の増 加 と い った動 に つ 国によ る支 援も あ 日本 の就 労・ 生活 に 区 をつ けて 出 身 国 に帰国 する 外国 人の 増 加 と いっ た動 ら た とい うこ とに る 帰 国し か った 外 国 人につ いて 外国 人 の公共 住宅 入居 申し 込 増 加 公共 住宅 に 入居し てい る外 国人 増加 外国 人子 弟の 教育相 談 増加 と い った日 本滞 在の 長期 化 あるい 定 住化 によ る 動

存 在す ると いう の こ の数 年の 外国 人 を る動 と いう こ とに う

2.本 書の 構成 と概 要

本書の 章立 て構 成 序-6図 のよ うに っ て いる 第 1章 の関 心 外 国人 の失 業率 受 入国の 労働 者の 失業 率 に比べ て高 いの か低 い のかと いう こと あ る その た O の 資 料を利 用し て 諸外 国 に け る外 国人 労働 者 の失業 の状 況を 確認 す る そ の後 我 国 に ける外 国人 労働 者の 失 業統計 に目 を向 ける ここ の関 心も 日 本 人と外 国人 の失 業率 に 違 い あ るの かと いう こ と あ る 残念 ら 我 国 い まの と こ 外 国人 の失 業統 計 十分整 備さ て いる と いえ い そ のた この報 告書 資料 と しての 限界 -た とえ 高度外 国人 材 ある か そう い か 区別 い - ある も のの 第一 次的 接 近 と して国 勢調 査の 外国 人 に関す る集 計を 利用 す ること にし た 統計 資 料の観 察の 後 先行 す る 調査研 究を 概観 して のよ う こと 議 論 さ て た のか を整 理 する

第 2 章 企 業 に よ る 外 国 人 労 働 者 に 対 す る 労 働 需 要 を 検 討 す る 企 業 ( 事 業 所 外 国人の 雇用 につ いて のよう 方 針を 持っ て いるの か 実際 に外 国 人を採 用す る際 の よ う 要 件を 課し てい る のか こう した 点に つ いて検 討し た その 結 果 外 国人 を雇 用す る 企 業 増 えて いる と い え そ ま 少数 あるこ と 一部 高 度外国 人材 活 用さ て いる 多く の企 業 外国 人を パー ト ・アル バイ トや 派遣 ・ 請負と して 生産 現場 活 用しよ うと して いる こ と 外 国人 を雇 用す る 際の要 件と して 職 歴 や資格 ・能 力 よ も 日本語 能力 を重 視し て いるこ と を 確認 し た

第3章 外 国人 の 失業行 動を ミク ロ ベ ル 検 討し た 資料 と して主 に外 国人 の失 業 者を対 象と した アン ケ ートと イン タビ ュー の 記録を 用い た アン ケ ート結 果か ら日 本語 能 力 高い 者 失業 期間 相対的 に短 いこ と 数 少 いも のの 研 修 ・能力 開発 や資 格を 取 得

(12)

- -

した者 の方 失 業期 間 短い こと を確 認し た また 資 格取 得と の 関係 介 護事 業の ヘ ル パーと して 就労 を希 望 する外 国人 女性 を対 象 とした 調査 結果 を整 理 した

第4章 外 国人 失 業者と セー フテ ィネ ッ トにつ いて 整理 する 失業し た外 国人 のセ ー フティ ネッ トと して 生 活保護 あ る 外 国 人の被 保護 世帯 の増 加 の状況 を見 た

む び にか えて 各 章のま と を行 う

序 -6 本 書 の 構 成

第1章 統計的事実の観察と先行

研究の展望

第4章

外国人労働者とセーフティ ネット

むすびにかえて まと

第3章 外国人労働者の失業行動 第2章

外国人に対する労働需要に ついて

(13)

第 1章 統 計 的 事実 の 観察 と 先 行 研 究の 展 望

1. じめ に

この章 の課 題 2つ あ る 1 つ 外 国人 労 働者の 失業 に関 する 統 計デー タを 観察 する こ と も う1 つ こ ま 行 わ て た調 査 研究に い て の よ う 知 見 得ら た か を 整理す るこ と ある

諸外国 国 際労 働 力移動 や移 民に 関す る 調査研 究 蓄積 さ て 外国 人労 働者 の 失業に つい ても 分析 行わ てい る 我 国 外国 人労 働者 の調 査 研究 現在 のよ うに 本 格 化した の 外 国人 労 働者 多数 来日 する よ うに っ た 98 年 代 以降 あ う そ か ら 3 年あ ま の時 間 経 過して いる 外 国人 労働者 の失 業に 関す る 統計デ ータ 日 本人 に 関する デー タほ 整 備 さ て いる わけ いし 調査 研究 の分 野 の主 関心 外国 人 労 働者の 就業 に注 失業へ の関 心 そ ほ 大 比重 を占 てこ かっ たよ うに 思 わ る 外国 人労 働者 の 失業に 関す る調 査 外国人 多 く居 住し て いる地 域の 自治 体や 支 援 団体に よっ て実 施さ たもの 多 い その た 外 国人 労働 者の 失 業の全 体像 必 し も 把握さ て い いよ う に思わ る こ うし た 状況を 踏ま え この 章 日 本の 外国 人労 働 者 の失業 につ いて 国 勢 調査の 公表 デー タを 観 察する 現 在の とこ 国勢 調査 日本 の 外 国人労 働者 の失 業の 状 況につ いて の情 報に 関 する数 少 い資 料の 1 つ あ る た 個票

く 公 表さ た 国 勢調査 の数 値 把握 るこ と 限ら て い る た とえ 国勢 調 査 データ 外国 人の 在 留資格 に関 する 情報 把握さ て い い そ のた い わゆ る高 度 外 国人材 とそ 以 外の 外 国人材 の区 別 つか い 資 料に 内在 する こ うした 限界 あ るこ と を 認識し つつ こ こ 第一次 的 接近 とし て 国勢調 査の 結果 を観 察 するこ とに した

2.諸 外国 にお ける 外 国人労 働者 の失 業

我 国 の 状 況 を 見 る 前 に 諸 外 国 に け る 外 国 人 労 働 者 の 失 業 の 状 況 を 確 認 す る 依 ( 3

6

諸 外国 と わ け ー ロッ パ の 経 験 によ 国 内の 失 業 率 高 く る と本 国 人 の失業 率よ も 外国 人 労働者 の失 業率 高 く るこ とを 指摘 して い る こ うし たこ と 近年 特に世 界同 時不 況の 際 にも観 察さ た の あ うか 以 下 O ( を資 料と して 確 認して いく こ の資 料 加盟 国に け る Native-born か oreign-born かに よっ て計 算さ

た出 生地 別失 業率 掲載さ て そ の 資料か ら作 成し たの 第 - 図 ある

この資 料を 観察 する と 以下 のよ う こと わかる ま 世界 同 時不況 以降 の3 か年 に ついて 見る と Native-bornの失 業率と oreign-bornの失 業率 の差 小 さ 国 と大 国 あ る た とえ 8 年 の ラ フを 見る と Native-born の 失業 率と oreign-born の失 業率 の 差 小 さ 国 リ シャ アメ リカ 合衆 国 オー スト ラリ ア ニ ュージ ーラ ンド ス ロ ベ

6

正 哲 編 著 ( 3 国 際 化 す る 日 本 の 労 働 市 場 東 洋 経 済 新 報 社 第 3 部 終 章 8ペ ー ジ O ( In tern ational igration Outlook O .

(14)

-9- ニアある

-諸外国にけるNative-born(Noreign-born(の失業率の比較単位:

資料出所:O(Internationaligration OutlookO93ページの資料から作成

4.

3.

.9

6.

4.4

6.

3.

.

6.

6.8

.

.8

.9

.8

6.

6.6

3.

.3

.3

4.

.

.9

9.6

4.4

.3

3.

6. 4.6

.

4.6

.

.

.3

.

6.

6.

.9

.8

.

.8

6.

.

.

8.

6.6

.8

.3

4.8

9.

.3

.

9.3

.9

. . . . . 8N8(

.3

3.9

6.6

.9

6.

6.9

.

6.

4.

8.

8.

.

9.3

.

.

8.

.

3.3

.9

.8

6.

8.3

9.

.

.9

.

.9

9.4 6.

9.

6.

.

9.6

.8

9.9

.

4.8

.4

4.3

8.9

.

9.

.4

6.8

.

.

6.8

6.8

.

3.

.4

.4

6.6

9.

. . . . . . 3. 9(N9(

.3

3.

.

.6

3.4

.

6.

6.9

8.

.

8.4

8.6

.8

.

.4

3.

8.

.

3.8

3.

6.

9.8

.

4.6

.

.

3.9

9.9 .6

8.

.6

.

8.

.4

.8

3.6

9.

4.

.

4.6

9.

.6

8.

6.3

.

6.

8.

8.

.4

.

9.4

6.3

9.

9.8

. . . . . . 3. (N(

(15)

- ク ロ ス セ ク シ ョ ン のNa tiv e-born(N の 失 業 率 と oreign-born( の 失 業 率 の 関 係 単 位 : % 8

9

資 料 出 所 : O ( In ter national igration Ou tlook O 93ペ ー ジ の 資 料 か ら 作 成

y = .9 4x + 3.3999

² = .893

. . . . . . 3. 3.

. . . . . . 3. 3.

N

y = . 8x + 3. 89

² = . 6

. . . . . . 3. 3.

. . . . . . 3 . 3.

N

y = .3 x + 3. 3

² = .6384

. . . . . . 3. 3.

. . . . . . 3 . 3.

N

(16)

- -

こ に 対 し て 両 者 の 失 業 率 の 差 大 国 フ ラ ン ス ド イ ト ル コ ス ペ イ ン フィン ラン ド ス エー デ ン ベル ー あ る 9年 の数 値を 見る と アメ リカ 合衆 国 エスト ニア ハ ン リ ー ニ ュー ジー ラン ド イス ラエ ル オー ス トラリ ア ドイ

失業率 の差 小 さく スイス スペ イン ベ ル ー ス ウエ ーデ ン フ ィンラ ンド ドイ フラン ス 失業 率 の差 大 い 年 の数値 アメ リカ 合衆国 チ コ オー ス トラリ ア ニュ ージ ー ランド ド イ の 失業率 の差 小 さく スペイ ン ベル ー フ ィンラ ンド ス ウエ ー デン エス トニ ア デ ンマー ク フラ ンス 差 大 い

各年 のNative-bornの 失 業率 と oreign-born の 失業率 の関 係を 散布 図 に描く と 第 - 図 のよう に る こ ら の図 横軸 に Native-born の失 業率 を 縦 軸に oreign-born の失 業率を とっ てい る Native-bornの 失業 率と oreign-bornの失 業率 同 国 図 の原 点か ら 右上に 引か た4 度 線 上にプ ロッ トさ Native-bornの 失業 率の 方 oreign-bornの失 業 率 よ も 高 い 国 4 度 線 よ も 下 の 領 域 に プ ロ ッ ト さ oreign-born の 失 業 率 の 方 Native-born の 失業 率よ も高 い国 4 度線 よ も 上の 領域 にプ ロ ットさ る あ らた て図を 見る と 3つ の図 い も4 度線 の左 上の領 域に プロ ット さ る国 々 多い こと わかる し た って oreign-bornの失 業率 の方 Native-bornの失 業率 よ も 高い 傾向 あ ること わ かる

-3 諸 外 国 に け るNativ e-born or eign-bornの 失 業 率 の 差 単 位 : % イ ン ト

資 料 出 所 : O ( In ter national igration Ou tlook O 93ペ ー ジ か ら 作 成

注:数 値 ラ フ 上 向 Nativ e-bornの 失 業 率 oreign-bornの 失 業 率 よ 高 い こ と を 数 値 ラ フ 下 向 oreign-bornの 失 業 率 Na tiv e-bornの 失 業 率 よ 高 い こ と を 意 味 す る

次に Native-bornの 失 業率と oreign-bornの 失業率 の差 拡 大し て いる国 と縮 小 いし 不 変の国 あ るこ と わ かる この こと を確 認 するた に 各 年 の Native-born の失 業率 と同

-.4 -4.3 -8. -. -.6 -.6 -4. -6. -6. -. -.6 . .8 -. .6 -.9 -.9 -3. -3. -. -.6 -.9 -6.9 -.8 .

-.4 -.6 -9.6 -.3 -.9 -.9 -4. -. -.8 -.4 -.8 -.4 -. . -4. .4 -3. -3.8 -3.9 -4. -. -3.4 -. -8. -3. -.3

-.3 -4. -.6 -.4 -4.8 . -.3 -6. -. -. -9.3 -6. -.3 -3.9 3.4 -3.3 -3. -3.3 -4.3 -. -.9 -4. -.4 -9. -.3 .

-4. - . - . -8. -6. -4. - . . . 4.

8N - 9(N - (N -

(17)

年の oreign-bornの 失業率 の差 を求 て そ を ラ フに した の 第 -3図 あ る こ の 図 Native-bornの 失業率 の方 oreign-bornの 失業 率よ も 高け 横 軸よ も 上に

oreign-born の失 業率 の 方 Native-born の失 業 率よ も高 け 横 軸 よ も 下に 棒 ラフ 描か る この 図に 掲 載した 9か国 のうち か国 数値 下 向 に って いる の Native-bornの失 業率 よ oreign-bornの 失業 率 高 いこ とに る 3 年間の ラ フの 推移 を 見ると ベ ル ー ス ペイン フ ィン ラン ド スウ エー デン ラフ 下 方向 に 伸 び て 8 ~ 年 の 3 年 間 失 業 率 の 差 拡 大 し て い る 特 に ス ペ イ ン 8 年に よ そ % イ ントの 差 あっ た 9年 年 とも よ そ % イ ント と っ ている ベル ー も 8年に 8. % イ ント の差 あっ たの 年に .6% イン トに って いる

-4 諸 外 国 に け るNativ e-born or eign-bornの 失 業 率 の 変 化 率 単 位 : % イ ン ト

資 料 出 所 : O ( In ter national igration Ou tlook O 93ペ ー ジ か ら 作 成

さらに 8 年 から 年の 3年 間 Native-born oreign-born と も失業 率 上昇 し ている 第 -4図 Native-bornの 失業 率の 変 化率を 見る と 8- 9年 ア イル ラン ド デ ンマ ーク ス ペ イン アメ リカ 合衆 国 チ コ 変化 率 大 く 9- 年 ト ルコ オ ラン リ シャ エ スト ニ ア デ ンマ ーク ス ロ バキア の変 化率 大 い oreign-born の 失業率 の変 化率 を見 る と 8- 9 年 エスト ニア ア イル ラ ン ド ア メリ カ合 衆国 スペイ ン リ シャ 変 化率 大 く 9- 年 エ スト ニア トル コ デン マ ーク リ シャ の 変化率 大 い ス ペ イン アイ ルラ ンド ス ロバキ ア % イン ト以 上高 く っ ている oreign-born の失業 率を 見る と エ ス

6. .9 .9 3. .3 3. 9. 6.9 9. . 36.4 9. .8 93. .4 3.6 -.8 6. . 46.3 .3 .8 6. 34. 3.8 -. 6.

. -. 6. -3.8 .9 -.8 . 3. . . . 4. .8 .9 6. 8. -8. 3. . 8.3 8. 3.4 . 8.6 -.4 34. .3

4. 6. . 4. 3. 4. 39.4 6.9 46. 9.4 . .4 3.8 49. .3 33.3 9.4 .6 . 8.3 4.9 3.9 39.6 6. -9. 64.4

-6.4 -3. 8.6 -. -.9 -.8 3.4 . 66.9 4.9 . . 3. -. .8 .8 -. 9. . 4. 4. . .8 39.4 .

-4 . - . . . 4 . 6 . 8 . . . 4 . 6 .

9-8 - 8(N9( N 9 -- 9(N( N 8- 9( 9 -- 9(

(18)

- 3-

トニア ス ペイ ン ア イルラ ンド リシ ャ デン マー ク ル ト ル % イ ント 以 上 高く って いる

3. 国 にお ける 外 国人労 働者 の失 業状 況

我 国 に ける 外国 人 の失業 の状 況を 見て い く 以 下 国勢 調 査を利 用し て外 国人 の 失業状 態に つい て検 討 する

8

外国 人の 失業 率 を観察 する 前に 国 勢 調査に け る外 国人 よ びその 労働 力状 態に 関 する調 査方 法を 概観 す る 国 勢調 査 氏 →男 女の 別→ 世帯 主 と の続柄 →出 生の 年月 → 配偶者 の有 無→ 国籍 → 現在の 場所 に住 い る期間 → 年前 の居 住 地

→世帯 員数 ・住 居の 種 類・住 宅形 式・ 住宅 の 床面積 の合 計→ 教育 → 就業状 態→ 従業 地又 通 学地→ 従業 地又 通 学 地ま の利 用交 通手 段 →就業 形態 →勤 先 ・ 業主 の 称 及び 事 業 の内容 →仕 事内 容を 回 答する こ のう ち就 業 状態に つい て 平 成 年 月 4 日 から 3 日ま の1 週間 の就 業 状態を 回答 する よう に って いる ま た 就 業形態 につ いて 正 規 の職員 ・従 業員 労 働 者派遣 事業 所の 派遣 社 員 パ ート ・ア ルバ イ ト・そ の他 会 社 の 役 員 自 営 業 主 家 族 従 業 員 家 庭 内 の 賃 仕 事 (内 職 に つ い て 問 わ て い る さ ら に 労 働 者派遣 事業 所の 派遣 社 員の場 合 派 遣先 に ついて 記入 する こと に って いる 以 上か ら 外国人 あ るこ と 国籍 日本 あ るか 外 国 あ るか 外 国の 場 合 そ の国 か ら 断 す ること に る さらに 設問 目か らわ かる よ うに 外国 人の 在留資 格 把握 さ てい い そのた 国勢 調査 の結 果に基 い て外 国人 の 失業に つい て厳 密 議 論 い しか し 外国人 の失 業を 把握 す ること る 適 資料 い の 在 留 資格 の 諸要 因を 十 分 コント ロー ル い ことか らく る限 界 あ る 第一 次的 接 近 として この 資料 を利 用 す る し た って そ こ から か る政 策的 含意も 限界 を内 包し て いる

1 労働 力状 態

年 の国 勢調 査か ら 我 国 に ける 日本 人と外 国人 の労 働力 状 態 第 - 図の よう に っ てい る 労働 力 率 男 女計 外国 人 の方 日本 人に 比べ て .6% イ ント 高い 大 差 い しか し 男女 別に 見る と 男子 外 国人 の労 働 力率 68. % ある の に 対して 日 本人 の労 働 力率 69.6% 日 本 人の労 働力 率の 方 . % イ ント 高い 女 子 につい て 外 国人 の 労働力 率 .9% あ るのに 対し て 日本 人 の労働 力率 4 . % 外 国 人 の 労 働 力 率 の 方 3. % イ ン ト 高 い こ 日 本 人 と 外 国 人 年 齢 構 成 や 就 業 行動等 異 る た あ う

次に 完 全失 業率 男女 計 を見 ると 外国 人 8.4% あ るの に対 して 日本人 6.4% 外 国 人 の 完 全 失 業 率 の 方 . % イ ン ト 高 い 男 女 別 に 見 る と 外 国 人 男 子 の 完 全 失 業 率

9. % ある のに対 し て 日 本人 男子 の完 全 失業率 .4% と 外 国 人男子 の方 .6%

8

国 勢 調 査 を 利 用 し た 外 国 人 労 働 者 に 関 す る 分 析 と し て 中 村 他 ( 9 大 井 石 川 他 ( あ る 中 村 他 よ び 石 川 他 国 勢 調 査 の 個 票 を 利 用 し て 詳 細 分 析 を 行 っ て い る

(19)

イ ン ト 高 い ま た 外 国 人 女 子 の 完 全 失 業 率 . % あ る の に 対 し て 日 本 人 女 子 の 完 全 失業率 . % 外 国 人女子 の方 . % イ ント高 い

以上の よう に 日本 人 全体と 外国 人全 体を 比 較した 場合 外 国人 全 体の完 全失 業率 の方 高い

- 年 国 勢 調 査 に よ る 日 本 人 と 外 国 人 の 労 働 力 状 態 の 比 較

資 料 出 所 : 総 務 省 年 国 勢 調 査 の 公 表 デ ー タ か ら 作 成

2 年齢 階層 別労 働 力率と 完全 失業 率

次に 日本 人と 外国 人 の年齢 階層 別の 労働 力 率と完 全失 業率 を観 察 する 第 -6 図 右 側の日 本人 男女 計 の 図を見 ると 労働 力率 学卒 後高 く ~ 9 層 8 %に 達す る そ の後 3 ~34 3 ~ 39 層 わ か に低下 する 4 ~ 44 層 再び 高く

~ 9 層 以降 低 下 する 一 方 完 全失 業率 ~ 9 層 % 以上に 達す る 徐々 に低下 する しか し ~ 9 層 上昇 に転 6 ~64 層 8% 近 くに達 し そ の後 低 下する

左側の 外国 人 男女 計 の図 を見 ると 労 働 力率 完全 失業 率と も に日本 人と 異 っ た 動 見ら る ~ 9 層の 労働 力率 日 本人に 比べ て外 国人 の 方 8 % イン ト以 上 高い ま た 労働 力率 ~ 4 層 高ま る ものの 日本 人の 同 年齢層 に比 べる と % イン ト近 く低 い 外 国人の 労働 力率 年 齢層 高く る にと も って 徐々 に高 く っ て いく しか し 4 ~49 層 ~ 4 層 ピ ークに 達し た後 低 下 する 外国 人の 労働 力 率 のピー ク よ そ68% 日本 人の 労働 力率 の ピーク に比 べて よ そ % イン ト低 い 外 国人の 完全 失業 率 ~ 4 層 ~ 9 層を除 く年 齢階 層 日 本人よ も 高い

第 - 図 男 子の 年齢 階層別 労働 力率 と完 全 失業率 あ る 右側 の 日本人 の図 を見 ると

8.6

68.

.9

8.4 9.

. 8.

69.6

4 .

6.4 .4 .

. . . 3. 4. . 6. . 8. 9. .

外国人 日本人

(20)

- -

労働力 率 ~ 9 層から ~ 9 層 にか けて上 昇し そ 以 降 わ かに 上昇 する も のの ~ 9 層ま ほぼ横 い に推 移す る そ の後 6 ~64 層 から労 働力 率 低下 し 始 る 完 全失 業率 ~ 4 層 ~ 9 層 高い もの の そ 以 降 4 ~49 層ま 低 下し ~ 4 層か ら 上昇に 転 6 ~64 層ま 上昇 し 6 ~ 69 層か ら低 下す る

-6 日 本 人 と 外 国 人 の 年 齢 階 別 の 労 働 力 率 と 完 全 失 業 率 男 女 計

資 料 出 所 : 総 務 省 年 国 勢 調 査 の 公 表 デ ー タ か ら 作 成

- 日 本 人 と 外 国 人 の 年 齢 階 別 の 労 働 力 率 と 完 全 失 業 率 男 子

資 料 出 所 : 総 務 省 年 国 勢 調 査 の 公 表 デ ー タ か ら 作 成

8.4% 6.8%

6. % .%.%

8.% 8.6%

9. % . %

. % . %

.% 9. %

6. % .%

.% 6.4% .8%

. % 8. %

6.6% .9%

. % 4.9%4.8%

.6% .6%

6. % . %

3. % 3. %

3.3%

.% .% 4. % 6. % 8. % .% .% 4. % 6. % 8. %

. % . % . % 3. % 4. % . % 6. % . % 8. % 9. %

完全失業率右軸) 労働力率左軸)

6. % 4.6%

4.% 4.8%

.4% 6.%

6.9% . %

9. % . %

.%

8. %

4. %

. % .%

.9% .%

. % .4%

.8%

6. % .6%

.% . %

. % 6. %

. %

4.6%

.3% . %

. % .3%

. % . % 4. % 6. % 8. % .% .%

. % . % . % 3. % 4. % . % 6. % . % 8. % 9. % . %

完全失業率右軸) 労働力率左軸)

(21)

左側の 外国 人の 図を 見 ると 労働 力率 の形 状 日 本人 形 あ るのに 対し て 外国 人 の場合 逆 U 型に ってい る 外国 人男 子 の労働 力率 ~ 9 層か ら徐 々に 上昇 し

~ 4 層 ま 上昇 し た後 低 下に 転 る 完 全失業 率の パタ ーン も 日本人 と 異 って

~ 9 層 から ~ 4 層 低下 した後 年齢 階層 高 く る につ て完 全失 業率 も 上昇し 6 ~64 層 %に 達し た後 低 下 する ~ 9 層の完 全失業 率 日本 人の 方

低い ~ 4 層 から3 ~34 層ま 外国人 の完 全失 業率 の 方 低 い

第 -8図 女子 の年 齢 階層別 労働 力率 と完 全 失業率 あ る 右側 の 日本人 の労 働力 率を 見 ると よく 知ら た よ うに いわ ゆる M 型 の形状 をし てい る M の 労働 力率 の低 下 の 程度 以前 よ 小さ く って いる ま た 完 全失業 率 ~ 9 層 . % 最も 高く その後 ~ 9 層 6 ~64 層 若 干上昇 するも のの 年 齢階 層 高く る につ て 低 下する 左 側の 外国 人 の図を 見る と 完全 失 業率 ~ 9 層 の 3. % 最 も高 く ~ 4 層 低 下し た後 上昇に 転 3 ~ 39 層ま 上昇 を続 け そ の後 わ か 上昇 見 ら る ~ 9 層ま ほぼ 横 い 推移 し た後 低下 して いる ~ 4 層 日 本人 の完全 失業 率の 方 外 国人の 完全 失業 率よ 高い そ 以 外の 年 齢階層 日本 人の 完 全 失業率 の方 外 国人 の 完全失 業率 よ も低 い 外国 人女 子の 労働 力 率 M 型に っ て い るもの の 労働 力率 の 低下 日 本人 に比 べ て小さ く 年齢 階層 間 の労働 力率 の差 日 本 人 に比べ て小 さい

-8 日 本 人 と 外 国 人 の 年 齢 階 別 の 労 働 力 率 と 完 全 失 業 率 女 子

資 料 出 所 : 総 務 省 年 国 勢 調 査 の 公 表 デ ー タ か ら 作 成

. % 3.%

.3% .3%

.4% 8.6%

8. % 8.6%

8.9% 8.6%

.9% 6. %

4.6%

3. % 6. %

6.8%

. % . %

8.8%

.3% 6.3%

.6% 4.8%

4. % 3.4%

3.4% 3. %

.% . % . %

.% 3.3%

0.0財

「.0財

『.0財 6.0財 8.0財 10.0財 1「.0財 1『.0財

.% . % . % 3. % 4. % . % 6. % . % 8. %

完全失業率右軸) 労働力率左軸)

(22)

- - 3 国籍 別の 労働 力 率と完 全失 業率

次に国 籍別 の労 働力 率 と完全 失業 率に つい て 見てい く ここ 取 上 る 国籍 公表 さ てい る国 勢調 査の 結 果に記 載さ て いる 国 籍をそ のま ま取 上 る

-9 国 籍 別 の 労 働 力 率 の 比 較

資 料 出 所 : 総 務 省 年 国 勢 調 査 の 公 表 デ ー タ か ら 作 成

- 国 籍 別 の 完 全 失 業 率 の 比 較

資 料 出 所 : 総 務 省 年 国 勢 調 査 の 公 表 デ ー タ か ら 作 成

8.6 8.

6.

6.3 8.

. .

68.6 4.9

66.8 3.6

69.8

4.3 68.

69.6 69. 66.

8. .

8.

.

8.3 4.

8. 8.

4.6 .9

4. 4.

6.3 4.3

4.8 4.3

6.6 4.4

.4 64.6

6.

3.

. . . 3 . 4 . . 6 . . 8 . 9 .

労働力率男女計) 労働力率男) 労働力率女)

8.4

6.4 .

6.

8.8 9.

.9 .6

4.

.3 9.

.6

.4 9.

.4

.6

.4 8.

.4

.3 6.

4.

.6 9.

3.

. .

. 9.

.9 9.

9.9

. .

3.

4.3 9.6

.9

.4

. . 4. 6. 8. . . 4.

完全失業率 男女計) 完全失業率男) 完全失業率女)

(23)

第 -9 図 国 籍別 の労 働力率 を比 較し たも の ある 男 女計 韓国 朝 鮮 タイ その他 の国 籍の 労働 力 率に比 べて 日 本の 労 働力率 の方 高 い 男 子につ いて 韓国 朝鮮 中国 そ の他 の 国籍の 労働 力率 よ 日 本の労 働力 率の 方 高 い 女 子に つい て 韓 国 朝鮮 タ イ そ の他の 国籍 の労 働力 率 よ 日 本の 労働 力率 の 方 高 い

第 - 図 国 籍別 の 完全失 業率 を比 較し た もの ある 男 女計 イ ンド ネシ ア ベ トナム イ リ ス ア メリカ の完 全失 業率 日本人 の完 全失 業率 よ も低 い 男子 につ い て タ イ イン ドネ シ ア ベ トナ ム イ リ ス ア メリ カの 完全 失 業率 日本 の完 全失 業 率 よ 低 い 女子 につい て イ リ ス ア メリ カ の完全 失業 率 日本 の 完全失 業率 よ 低い

4 国籍 別の 年齢 階 層別労 働力 率と 完全 失 業率

以下 国籍 別の 性 年齢階 層別 労働 力率 と 完全失 業率 を概 観す る ここ も 日本 人と 比 較した と の差 異を 中 心に見 てい く 対象 と する国 籍 韓 国 朝 鮮 中 国 フィ リピ ン タイ イン ドネ シア ベトナ ム イ リス アメリ カ ブラ ジル ペルー そ の他 の国 籍 の 合計 ある

韓国、朝鮮 (第 - 図

韓国 朝鮮 国籍 の外 国 人の労 働力 率 ~ 9 層 低い ~ 4 層 ~ 9 層と 上昇し その 後 若干 上昇す るも のの ~ 9 層ま % ほ ある そ の後 徐 々に 低 下する 完 全失 業率 ~ 9 層 高く その後 低下 する ~ 9 層 6 ~64 層 と上昇 し その 後 再 び低下 する 男 子の 労 働力率 ~ 4 層 ~ 9 層 の労 働力率 の上昇 の仕 方 日本 急に上 昇す るの に対 し て 韓 国 朝 鮮 徐 々 に上 って いる また 完全失 業率 日本 の パター ンと 似て いる も のの 日本 よ 高い 女子の 労働 力率 日 本 と似た M 型の 形状 ある 日本 よ も労 働力率 低 い ま た 完 全失業 率 ~ 9 層

最も 高く そ の後 徐々に 低下 して いく 日本 よ 失業 率 高 い

参照

関連したドキュメント

長野県飯田OIDE長 長野県 公立 長野県教育委員会 姫高等学校 岐阜県 公立 岐阜県教育委員会.. 岡山県 公立

指標名 指標説明 現 状 目標値 備 考.

北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県

全国 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県

[r]

 1999年にアルコール依存から立ち直るための施設として中国四国地方

[r]

地域 東京都 東京都 埼玉県 茨城県 茨城県 宮城県 東京都 大阪府 北海道 新潟県 愛知県 奈良県 その他の地域. 特別区 町田市 さいたま市 牛久市 水戸市 仙台市