平成20年度
特許出願動向調査
マクロ調査
(要約版)
<目次>
第1章 調査概要
. . . 1第2章 日米欧中韓における出願動向等に関する調査
. . . 6第3章 三極(日米欧)コア出願に関する調査
. . . 16第4章 日米欧中韓における詳細技術分野に関する調査
. . . 24第5章 各国(地域)および機関における出願上位者に関する調査
. . . 28第6章 グローバル企業の各国(地域)への出願状況に関する調査
. . . 34第7章 日米欧中韓における経済、産業状況と特許出願件数との
関係について
. . . 38第8章 今後のグローバル出願に向けて
. . . 44平成21年4月
特 許 庁
問い合わせ先
特許庁総務部企画調査課 技術動向班
電話:03−3581−1101(内線2155)
第1章 調査概要
第1節 調査の目的と概要
1.調査の目的
2008 年6月にとりまとめられた「知的財産推進計画 2008」において、我が国は従来にも増し て世界を意識し、「知財フロンティアの開拓」への取り組みを強化する必要があり、このために、 技術・制度・市場のグローバル化の中で知財戦略を国際的観点で捉え、 世界を睨んだ知財戦略 の強化 に取り組むこととされている。国際的観点で知財戦略を進めるには、まず、技術 ・ 制 度・市場の動向を世界規模で継続的に把握していく必要があり、このための1つの指標として知 的財産の1つである 特許 を用いることは非常に有効である。
そこで、本調査では、日本、米国、欧州に加え、中国、韓国を含めた技術分野別の特許出願動 向を詳細に調査し、技術開発や市場の観点から分析を行うことで、これらの国(地域)の技術・ 市場の動向を把握する。さらに、世界各国の国(地域)・機関の特許出願動向を調査し分析を行 う。具体的には、世界各国において、特許出願の上位を占める出願人やグローバル企業の特許出 願戦略を調査することで、世界規模での技術・市場の動向および企業の知財戦略の状況を把握す る。
これらの状況を把握することにより、国際的観点からの知財戦略を進める上での企画立案、制 度設計の基礎資料として活用できるとともに、企業活動等においても、特許出願戦略策定を支援 するための有益な情報となり得るものである。
2.調査の概要
平成20年度特許出願動向調査(マクロ調査)では、以下の項目について調査を行った。
1)日米欧中韓における出願動向等に関する調査(第2章) 2)三極(日米欧)コア出願に関する調査(第3章)
3)日米欧中韓における詳細技術分野に関する調査(第4章)
4)各国(地域)および機関における出願上位者に関する調査(第5章) 5)グローバル企業の各国(地域)への出願状況に関する調査(第6章) 6)特許出願動向に影響を与えると考えられる経済、産業状況の調査(第7章)
以上の調査結果を総合的に分析して、第8章にとりまとめた。
第2節 調査・解析方法
1.特許情報取得のためのデータベースと留意事項
本調査では特許情報を取得するためのデータベースとして、PATOLIS(作成元:株式会社パ トリス)、DERWENT WORLD PATENTS INDEX(作成元:トムソンコーポレーション株式会 社、以下WPIという)、INPADOCを利用した。
また、INPADOC の収録対象国ではあるがデータの収録率が低いインドネシアについては株式 会社情報管理研究社が提供するデータベース(インドネシアのデータ)を利用し、INPADOC の 収録対象国ではあるがデータの収録率が低いベトナムについては株式会社発明通信社を通じて現 地より入手したデータを利用した。
WPI では、優先権や発明者等の情報から同じ発明と特定された各国での公開(登録)特許を 1つのパテントファミリーとして構成し、これを1件としてカウントしている。そのため、例え ば、国内優先権による日本出願は原出願とまとめて1件としてカウントされる。また、日本出願 1件を優先権の基礎として米国に2件の出願をした場合、優先権が同じであるので米国での2件 の出願は日本国籍出願人からの米国出願1件の扱いとなる。分割出願や米国における一部継続出 願、あるいは欧州における域内の複数国への出願等の場合、優先権毎に WPI の1つのレコード の中に表記され1件とカウントされる。WPI におけるこのようなファミリー単位でのカウント の仕方について留意が必要である。
さらに、WPI による出願人国籍については、ファミリーの中で最初に出願を行った国(優先 権主張に基づく出願においては優先権主張の基礎となった特許出願の出願先国(当該基礎となっ た特許出願が複数ある場合には最も古い基礎出願の出願先国))を出願人国籍とした。
INPADOC についても1発明1ファミリーを1件としてカウントしているが、ファミリーの考 え方はWPIと異なることに留意が必要である。
本調査でいう欧州とは、オーストリア、ベルギー、スイス、ドイツ、デンマーク、スペイン、 フィンランド、フランス、イギリス、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノ ルウェー、ポルトガル、スウェーデンおよび欧州特許庁(EPO)とする。
2.「日米欧中韓における出願動向等に関する調査」(第2章)のデータ取得方法
日米欧中韓における出願動向に関して、特許出願件数および特許登録件数について、全体およ び出願人国籍別について調査を行った。
データベースには WPI を用いた。WPI を用いるのは、日米欧中韓を含む 40 ヵ国(地域)2 国際機関が発行した特許公報について、1発明を1レコードとしてまとめるという方法で収録率 がよく、日米欧中韓各国(地域)における特許出願あるいは登録特許の調査に適しているからで ある。
調査期間として、特許出願に関しては優先権主張年 2001 年から 2005 年とし、また、登録特 許に関しては登録公報発行年2001年から2006年を設定した。
また、日米欧中韓の出願動向における技術分野別解析として、WIPO(世界知的所有権機関) が設定した、IPC(国際特許分類)を基準に作成された技術分野(第2章第2節参照)に基づき、
国籍別について調査を行った。
本調査の基礎データ取得は2008年10月から11月に実施した。
3.「三極(日米欧)コア出願に関する調査」(第3章)のデータ取得方法
日本、米国、欧州いずれかの国・機関になされた特許出願であって、その出願を優先権の基礎 にして他の二極の両方に出願がなされたもの(三極のいずれかから三極いずれにも出され た 出 願)を三極コア出願と定義する(日本国籍出願人の三極コア出願件数は、日本を優先権主張国と して米欧の公報番号を有している件数であり、米国籍出願人の場合は、米国を優先権主張国とし て日欧の公報番号を有している件数であり、欧州国籍出願人の場合は、欧州を優先権主張国とし て日米の公報番号を有している件数である。但し、受理官庁としての WIPO 国際事務局に対し て直接PCT出願され、三極に国内移行した場合については、この統計には含まれていない)。
データベースとしてはWPIを用いており、優先権主張年2001年から2004年の各年毎に、三 極コア出願についての特許出願件数を出願人国籍(地域)別に取得した。
また、本調査の基礎データ取得は2008年12月に実施した。
4.「日米欧中韓における詳細技術分野別の出願動向に関する調査」(第4章)のデータ取得方法 日米欧中韓における出願動向に関して、詳細技術分野別に公開特許件数および登録特許件数に ついて、全体および出願人国籍別に調査した。
データベースとしては、WPIを用いた。
調査期間として、公開特許、登録特許ともに、公報発行年2001年から2006年を設定した。 詳細技術分野として、政府が平成 18 年度の第3期科学技術基本計画(平成 18 年 3 月閣議決 定)において重点推進4分野および推進4分野と定めた、ライフサイエンス、情報通信、ナノテ クノロジー・材料、環境、エネルギー、ものづくり(製造技術)、社会基盤、フロンティアの8 つの技術分野を用いた。本調査の基礎データ取得は2008年12月に実施した。
5.「各国(地域)および機関における出願上位者に関する調査」(第5章)のデータ取得方法 以下の2つの基準1),2)を満たす条件の下に選んだ 43 の国(地域)・機関について、主に 2006 年の公開特許(国(地域)によっては、登録公報の発行件数)から、データベースによる 検索あるいは現地のデータソースにより得た出願人情報について、出願人名称の名寄せおよび括 りの処理を行い、その結果を各国(地域)・機関の年毎に、公開特許(登録特許)件数の多い順 に並べ変えて上位 50 出願人のリストを作成した(同一件数の出願人が 50 位に複数ある場合に は 50 を越えて収録し、一方 50 位近辺で、件数が5以下の出願人が多数続くような国について は、50 位に満たなくても、件数の少ない多数の出願人の掲載は省略することとした)。さらにそ の業種、国(地域)について明らかにするとともに、上位出願人に共通する傾向などを解析する。
1)毎年の特許出願(または登録特許)件数が1,000 件程度以上で、データの継続性および信 頼性が確認できる国(地域)(信頼できる機関のデータベースにてデータの確認ができる国(地 域))であって、2001年以後のデータが取得可能な国(地域)
注: 43の国・地域(機関)は以下の通り
日本、中国、韓国、香港、台湾、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、 マレーシア、イスラエル、イギリス、オランダ、スイス、スペイン、ドイツ、フランス、スウェーデン、 ノルウェー、フィンランド、ウクライナ、スロバキア、チェコ、ハンガリー、ブルガリア、ポーランド、 ロシア、ユーラシア特許庁、欧州特許庁、エジプト、モロッコ、南アフリカ、アフリカ知的所有権機関、 米国、カナダ、メキシコ、アルゼンチン、ブラジル、オーストラリア、ニュージーランド、国際出願
但し、昨年度(平成 19 年度)の特許出願動向調査(マクロ調査)にて採用した対象国におい て、本年度の調査期間では1)、2)の基準を満たさなくなった国(地域)についても、分析の ためのデータ継続性の観点から、データの信頼性に明らかな瑕疵がある場合を除き、本年度も引 き続き調査対象とした。
また、本年度新たに調査対象として採用した機関についても、分析のためのデータ継続性の観 点から、2003年から2005年または2004年から2006年の3年間を調査対象期間としている。
対象となる公報は、昨年度の調査期間に連続する1年に発行された公開特許または登録特許に ついてとし、昨年度同様、公開制度を有する国(地域)・機関については公開特許を優先して調 査し、調査期間についての公開特許データが揃わない国(地域)については、期間を前後させ、 出来る限り新しいデータが揃う年について調査を行った。
さらに、データベースとしては、PATOLIS、WPI、およびINPADOC他を用いた。 本調査の基礎データ取得は2008年11月から12月に実施した。
出願上位者として得られた出願人については、可能な範囲で、公開特許(登録特許)件数、企 業名(英語表記)、企業名(日本語表記)、国(地域)(企業本社の所在地を企業の国籍として扱 う。不明な場合は優先権主張の基礎となる国(地域)で代用する場合がある。)および業種(日 本証券コード協議会の中分類を主とする、13に分類した本調査独自のものを利用している)。
6.「グローバル企業の各国(地域)への出願状況に関する調査」(第6章)のデータ取得方法 世界各国(地域)に進出しているような、いわゆるグローバル企業が、その特許出願において、 どのような国(地域)・機関にどの程度出願をしているかを調査することで、その傾向を明らか にし、その傾向の根拠について解析する。ここで、企業の国籍については、前項同様、企業本社 の所在地を企業の国籍として扱う。不明な場合は優先権主張の基礎となる国(地域)で代用する。
グローバル企業の選定方法として、本調査報告では、データの継続性を活かした分析を行う観 点から、昨年度(平成 19 年度)に選定したグローバル企業を引き続き採用した。昨年度の選定 手順は以下の通りである。
まず 2005 年に出願公開された PCT 出願公開、欧州特許出願公開、米国特許出願公開の各々 における上位 100位までの出願人ならびに日本出願公開上位 50 位までの出願人から、企業およ び研究機関を対象として選定した(以下本調査報告では「基本グローバル企業群」と称する)。
その結果、本調査独自に設定した業種において、各業種に該当する出願人が8以下の業種、ま たは日本国籍出願人が3未満の業種については、以下の基準により対象出願人が8以上でかつ日 本国籍出願人が3以上になるように追加した。
1)各業種に該当する出願人が8以下の業種または日本国籍出願人が3未満の業種に属する出 願人について、PCT 出願公開、欧州特許出願公開、米国特許出願公開および日本特許出願公開 の上位150位までの上位から選択する。
2)日本国籍出願人が3未満の業種に属する出願人で、日本におけるその業種の国内売上高が 上位の出願人から選択する。
さらに、グローバル企業の各国(地域)への出願状況に関する調査に限り、基本グローバル企 業群に該当した日本企業において、異業種の社内売上高が 20%以上で、かつ、異業種の国内売 上高が上位3位までに該当する業種を持つ企業および異業種の世界売上高が3位以内の日本以外 のグローバル企業については、複数の業種(以下本調査報告では「第二業種」と称する)を持つ 企業として取り扱うことにより、当該業種内の国(地域)・機関への出願状況が比較しやすいよ う考慮した。
以上の追加基準により選定されたグローバル企業と、上記基本グローバル企業群と合わせた企 業群を、本調査報告では「拡大グローバル企業群」として取り扱い、各種の調査・分析を行う。
本調査の基礎データ取得は2008年12月から2009年1月に実施した。
本調査において、出願人の業種は、その事業内容・属性から、国際産業分類(ISIC)をベース とする日本証券コード協議会の中分類を基に各業種の特許出願の多少を考慮し、13 に再構成し た本調査独自の業種を適用した。13の業種は以下の通りである。
エレクトロニクス、精密・医療機器、輸送用機器・部品、機械・建設資材、鉄鋼・金属・鉱工 業、印刷・紙、エネルギー、化学・繊維、医薬、家庭用品・化粧品、食品、研究機関、個人・そ の他
さらに、これらのグローバル企業について、その財務データと出願戦略の関係についても解析 する。その指標として、売上高、研究開発費、従業員数、営業利益率、純利益率および時価総額 を設定している。これらのデータは、米国 S&P 社のデータベース「COMPUSTAT®」のデータ を用い、特に断りのない限り2004年から2006年度の決算期のデータを用いた。
7.「日米欧中韓における特許出願動向に影響を与えると考えられる経済、産業状況の調査」(第 7章)のデータ取得方法
経済、産業規模の推移および輸出入額の推移などの、特許出願動向に影響を与えると考えられ る経済、産業状況に関連するデータを取得し、特許出願に関するデータとの関係について調査・ 分析を行う。
また、今後のグローバル出願に向けての戦略策定のために必要な情報と考えられる、人口、購 買力平価(PPP)を考慮した GDP(国(地域)全体、国民1人当たり)、研究開発費(国(地 域 ) 全 体 お よ び 研 究 者 1 人 当 た り ) お よ び 賃 金 に つ い て 、OECD、IMF、CIA、 科 学 技 術 白 書
第2章 日米欧中韓における出願動向等に関する調査
第1節 出願件数収支
日米欧中韓への出願件数に関する優先権主張年 2004 年の収支を図2-1 に示す。この図におい て、円グラフの大きさは各国(地域)への出願件数に、また各国(地域)間に引かれた矢印の太 さは、各国(地域)籍出願人が、他の国(地域)へ出願した件数に比例している。
日本および韓国では自国籍出願人の出願が占める割合が高い、また、日本国籍出願人による他 国(地域)への出願件数は、米国への出願が最も多く、以下中国、欧州、韓国の順である。
いずれの国(地域)との関係においても、中国籍出願人の他国(地域)へ出願件数よりも、他 国(地域)籍出願人からの中国への出願件数が多いことが、それぞれの矢印の太さの関係から把 握できる。
図2-1 出願件数収支(優先権主張年2004年)
日本国籍 24,314件 14.0%
米国籍 42,532件
24.5% 欧州国籍 94,947件 54.6%
中国籍 930件 0.5%
韓国籍 4,932件
2.8% その他 6,270件 3.6% 欧州への出願
173,925件
日本国籍 16,492件 11.9%
米国籍 13,109件
9.5% 欧州国籍
8,945件 6.5% 中国籍 289件 0.2% 韓国籍
97,885件 70.6% その他 1,932件 1.4%
韓国への出願 138,652件 日本国籍
29,718件 20.1%
米国籍 23,710件 16.0%
欧州国籍 19,572件 13.2% 中国籍
62,467件 42.3% 韓国籍 8,826件 6.0%
その他 3,454件 2.3%
中国への出願 147,747件
その他 4,406件 1.2% 韓国籍 6,747件 1.8% 中国籍
546件 0.1%
日本国籍 321,886件 84.4% 欧州国籍
20,344件 5.3% 米国籍 27,434件 7.2%
日本への出願 381,363件
日本国籍 50,618件 19.1%
米国籍 153,438件
58.0% 欧州国籍 32,987件 12.5% 中国籍 1,779件 0.7%
韓国籍 14,032件
5.3%
その他 11,862件
4.5% 米国への出願
264,716件
32,987件
24,314件
50,618件 27,434件
20,344件
29,718件
42,532件
4,932件 930件
8,945件 16,492件
23,710件 14,032件
1,779件
289件 19,572件
13,109件 6,747件
546件
8,826件
第2節 技術分野別解析
WIPO(世界知的所有権機関)が設定した IPC(国際特許分類)を基準に作成された技術分野
(IPC AND TECHNOLOGY CONCORDANCE TABLE 表2-1)に基づいて、各国(地域)へ の特許出願件数および各国(地域)での登録件数について、技術分野別に解析した結果を示す。
表2-1 技術分野
分類 対応 I PC
Ⅰ−電気工学
電気機械、電気装置、電気エネル ギー
F21, H01( H01L, H01P, H01Q, H01S を除く) , H01T, H02, H05B, H05C, H05F, H99Z
音響・映像技術 G09F, G09G, G11B, H04N( - 001, - 007, - 011 を除く) , H04R, H04S, H05K 電気通信 G08C, H01P, H01Q, H04B, H04H, H04J , H04K, H04M, H04N- 001, H04N- 007,
H04N- 011, H04Q
デジタル通信 H04L
基本電子素子 H03
コンピューターテクノロジー G06 ( G06Qを除く) , G11C, G10L
ビジネス方法 G06Q
半導体 H01L
Ⅱ−機器
光学機器 G02, G03B, G03C, G03D, G03F, G03G, G03H, H01S 計測 G01( G01N- 033, G01T を除く) , G04, G12B, G99Z
生物材料分析 G01N- 033
制御 G05( G05G を除く) , G07, G08B, G08G, G09B, G09C, G09D
医療機器 A61( A61K, A61Qを除く) , H05G
Ⅲ−化学
有機化学、農薬 ( C07( C07G, C07K を除く) , C40B) A61K を除く, A61K- 008, A61Q バイオテクノロジー ( C07G, C07K, C12M, C12N, C12P, C12Q, C12R, C12S) A61K を除く
製薬 A61K ( A61K- 008 を除く)
高分子化学、ポリマー C08( C08J を除く)
食品化学 A01H, A21D, A23B, A23( A23N, A23P を除く) , C12C, C12F, C12G, C12H, C12J , C13D, C13F, C13J , C13K
基礎材料化学 A01N, A01P, C05, C06, C09B, C09C, C09F, C09G, C09H, C09K, C09D, C09J , C10B, C10C, C10F, C10G, C10H, C10J , C10K, C10L, C10M, C10N, C11B, C11C, C11D, C99Z
無機材料、冶金 C01, C03C, C04, C21, C22, B22 表面加工 B05C, B05D, B32, C23, C25, C30 マイクロ構造、ナノテクノロジー B81, B82
化学工学 B01B, B01D- 000, B01D- 01, B01D- 02, B01D- 03, B01D- 041, B01D- 043, B01D- 057, B01D- 059, B01D- 06, B01D- 07, B01F, B01J , B01L, B02C, B03, B04, B05B, B06B, B07, B08, D06B, D06C, D06L, F25J , F26, C14C, H05H 環境技術 A62D, B01D- 045, B01D- 046, B01D- 047, B01D- 049, B01D- 050, B01D- 051,
B01D- 052, B01D- 053, B09, B65F, C02, F01N, F23G, F23J , G01T, E01F- 008, A62C
Ⅳ−機械工学
ハンドリング機械 B25J , B65( B65F を除く) , B66, B67
機械加工器具 B21, B23, B24, B26D, B26F, B27, B30, B25( B25J を除く) , B26B エンジン、ポンプ、タービン F01( F01Nを除く) , F02, F03, F04, F23R, G21, F99Z
繊維、製紙 A41H, A43D, A46D, C14B, D01, D02, D03, D04( D04D を除く) , D05, D06G, D06H, D06J , D06M, D06P, D06Q, D99Z, B31, D21, B41
その他の特殊機械 A01( A01H, A01N, A01P を除く) , A21B, A21C, A22, A23N, A23P, B02B, C12L, C13C, C13G, C13H, B28, B29, C03B, C08J , B99Z, F41, F42 熱処理機構 F22, F23( F23G, F23J , F23R を除く) , F24, F25B, F25C, F27, F28 機械部品 F15, F16, F17, G05G
運輸 B60, B61, B62, B63B, B63C, B63G, B63H, B63J , B64
Ⅴ−その他
家具、ゲーム A47, A63
その他の消費財 A24, A41( A41H を除く) , A42, A43B, A43C, A44, A45, A46B, A62B, B42, B43, D04D, D07, G10( G10L を除く) , B44, B68, D06F, D06N, F25D, A99Z
1.日米欧中韓への特許出願件数(出願先別)
日米欧中韓へ出願された出願先別出願件数を図2-2に示す。
日米欧中韓への出願件数合計では、コンピューターテクノロジー分野の件数が最も多く、以下、 電気機械・電気装置・電気エネルギー、電気通信、音響・映像技術、光学機器分野と続いている。 各国別では、日本への出願では光学機器分野が、米国への出願ではコンピューターテクノロジー 分野が、欧州への出願では、医療機器分野の出願が最も多い。
図2-2 出願先別出願件数(優先権主張年2001年から2005年の合計出願件数)
土木技術 91,894 43,177 48,885 21,025 20,778
その他の消費財 61,381 42,731 32,045 19,376 20,793
13,985 34,326
家具、ゲーム 91,256 53,604 16,092
運輸 114,970 72,574 83,454 23,960 33,192
機械部品 90,336 51,660 57,607 21,281 16,481
熱処理機構 51,638 20,834 22,002 17,135 17,387
22,579 29,018
51,251 56,092
97,394 その他の特殊機械
23,198 14,308
33,809 43,848
107,667 繊維、製紙
19,452
45,358 47,171 16,843
75,712 エンジン、ポンプ、タービン
16,875 20,070
37,243 42,912
66,443 機械加工器具
14,481 18,844
44,523 48,349
97,528 ハンドリング機械
環境技術 57,962 22,535 22,589 14,672 12,979
化学工学 82,557 54,692 47,410 29,763 19,188
マイクロ構造、ナノテクノロジー 6,548 4,998 3,858 3,165 2,138
表面加工 84,007 54,059 34,275 26,163 21,241
無機材料、冶金 65,883 28,342 25,463 28,186 17,843
基礎材料化学 72,107 43,845 38,581 35,902 20,481
食品化学 24,986 15,087 13,028 19,235 12,568
高分子化学、ポリマー 69,457 32,834 28,716 24,621 17,393
製薬 53,956 67,249 59,443 52,763 21,700
バイオテクノロジー 21,406 26,169 19,278 13,836 6,183
有機化学、農薬 42,303 33,143 30,296 23,975 13,598
医療機器 120,400 122,107 99,937 67,131 28,411
制御 71,388 48,534 34,689 16,947 12,158
生物材料分析 20,746 22,950 19,385 7,717 3,320
計測 142,190 108,809 80,902 40,942 23,124
光学機器 216,382 100,421 42,222 43,567 48,625
半導体 160,022 118,759 40,115 44,994 74,669
ビジネス方法 56,777 34,635 13,099 7,565 15,945
コンピューターテクノロジー 214,395 228,571 88,926 70,207 67,104
基本電子素子 34,863 39,010 17,475 13,343 10,580
デジタル通信 54,917 77,058 44,315 37,499 25,846
電気通信 167,329 130,870 74,903 64,280 71,955
音響・映像技術 201,368 120,683 54,580 57,393 58,923
電気機械、電気装置、電気エネルギー 207,488 119,434 77,080 61,706 56,974
出願先国 分野
日 本 米 国 欧 州 中 国 韓 国
合 計 522, 682 492, 947 509, 337 239, 635 115, 271 669, 203 128, 021 438, 559 451, 217 395, 967 74, 118 183, 716 437, 986 143, 315 86, 872 255, 111 173, 021 84, 904 210, 916 165, 717 219, 745 20, 707 233, 610 130, 737 223, 725 183, 543 204, 536 222, 830 256, 334 128, 996 237, 365 328, 150 209, 263 176, 326 225, 759
データベース:WPI
2.日米欧中韓での特許登録件数(登録先別)
日米欧中韓での特許登録件数について、登録先別登録特許件数を図2-3に示す。
日米欧中韓での登録件数合計では、コンピューターテクノロジー分野の登録が最も多い。また、 各国別の登録件数では、日本は電気機械・電気装置・電気エネルギー分野が、米国はコンピュー ターテクノロジー分野が、欧州、中国は医療機器分野が、韓国では半導体分野が最も多い。
図2-3 登録先別登録特許件数(2001年から2006年の合計登録特許件数)
13,664 7,476
37,707 33,910
41,540 土木技術
10,937 8,451
19,256 29,275
20,583 その他の消費財
7,493 35,801
22,356
家具、ゲーム 19,470 4,955
22,132 7,499
54,456 61,453
46,083 運輸
11,823 8,202
44,198 44,554
33,228 機械部品
10,688 7,260
15,799 16,461
21,324 熱処理機構
その他の特殊機械 44,595 47,188 40,062 13,475 14,637
繊維、製紙 35,558 37,941 29,235 11,055 10,520
エンジン、ポンプ、タービン 27,800 41,280 30,010 7,081 11,720
機械加工器具 30,973 38,227 29,770 8,948 11,927
ハンドリング機械 35,757 37,718 33,618 9,254 8,923
9,503 6,880
15,136 18,442
21,689 環境技術
13,319 16,143
36,641 45,983
34,253 化学工学
789 474
1,065 3,564
974 マイクロ構造、ナノテクノロジー
12,237 10,584
22,065 38,442
32,083 表面加工
12,559 15,062
20,853 25,069
32,547 無機材料、冶金
12,255 18,629
29,825 38,506
26,618 基礎材料化学
6,422 8,035
8,621 10,502
9,787 食品化学
11,738 14,345
24,944 32,212
32,861 高分子化学、ポリマー
10,466 21,189
35,620 49,767
13,577 製薬
4,121 4,945
9,792 18,696
6,310 バイオテクノロジー
8,780 13,986
22,492 30,026
16,746 有機化学、農薬
12,859 25,834
57,505 88,040
30,661 医療機器
7,060 5,617
20,129 33,618
26,535 制御
1,598 2,379
9,906 17,068
6,375 生物材料分析
14,540 13,573
47,428 90,231
56,410 計測
23,106 14,248
25,952 82,344
64,896 光学機器
43,303 13,009
18,011 99,929
45,234 半導体
1,272 3,701
3,199 10,617
5,733 ビジネス方法
33,594 20,639
38,892 136,186
59,714 コンピューターテクノロジー
8,796 6,604
13,290 35,061
19,490 基本電子素子
13,234 10,128
20,220 41,708
20,460 デジタル通信
34,843 24,170
42,337 85,189
59,215 電気通信
33,447 21,615
29,113 87,068
65,499 音響・映像技術
33,417 23,013
47,202 95,982
75,121 電気機械、電気装置、電気エネルギー
出願先国 分野
日 本 米 国 欧 州 中 国 韓 国
合 計 274, 735 236, 742 245, 754 105, 750 83, 241 289, 025 24, 522 219, 486 210, 546 222, 182 37, 326 92, 959 214, 899 92, 030 43, 864 130, 619 116, 100 43, 367 125, 833 106, 090 115, 411 6, 866 146, 339 71, 650 125, 270 119, 845 117, 891 124, 309
159, 957 71, 532 142, 005 191, 623 90, 075 88, 502 134, 297
データベース:WPI
3.日米欧中韓への特許出願件数(出願人国籍別)
日米欧中韓へ出願された出願人国籍別出願件数を図2-4に示す。
日本国籍出願人による出願件数が最も多い分野は光学機器分野で、米国籍出願人による出願件 数が最も多い分野はコンピューターテクノロジー分野である。また、欧州国籍出願人では運輸分 野、中国籍出願人では医療機器分野、韓国籍出願人では電気通信分野が、出願件数の最も多い分 野である。
図2-4 出願人国籍別出願件数(優先権主張年2001年から2005年の合計出願件数)
土木技術 87,201 29,953 38,378 12,421 17,644 3,895
その他の消費財 53,908 27,245 20,839 7,731 15,873 2,520
5,278 23,853
家具、ゲーム 85,490 39,424 12,743 3,312
運輸 102,229 37,042 58,771 5,977 25,793 2,989
機械部品 78,926 24,661 39,187 5,230 8,771 2,792
熱処理機構 46,880 11,284 14,371 8,606 13,673 1,589
3,557 11,458
10,833 32,401
33,097 84,527
その他の特殊機械
5,988 6,753 1,740
18,040 17,466
97,172 繊維、製紙
5,474
20,777 28,055 10,210 2,027
63,717 エンジン、ポンプ、タービン
2,646 9,814
6,661 24,829
23,865 57,925
機械加工器具
3,279 7,716
4,252 31,186
27,648 87,224
ハンドリング機械
環境技術 52,372 12,602 13,644 7,371 9,039 1,463
化学工学 65,810 30,757 26,823 10,145 8,205 2,925
マイクロ構造、ナノテクノロジー 4,182 2,573 1,634 1,456 967 236
表面加工 70,374 28,658 15,021 5,886 6,318 2,275
無機材料、冶金 57,010 12,688 12,283 14,538 9,077 1,735
基礎材料化学 55,696 23,506 17,597 16,258 7,396 2,226
食品化学 20,977 9,843 7,066 14,083 10,353 1,142
高分子化学、ポリマー 57,062 15,604 11,811 7,211 5,220 1,253
製薬 21,117 48,543 22,692 29,826 5,957 4,159
バイオテクノロジー 14,691 18,971 7,846 8,545 3,910 1,364
有機化学、農薬 29,006 17,745 16,101 10,168 5,014 1,601
医療機器 71,398 87,012 41,974 33,160 8,091 6,204
制御 63,422 28,172 18,909 4,483 6,761 2,691
生物材料分析 11,878 16,196 7,468 2,710 885 935
計測 115,334 63,498 41,807 14,957 11,134 4,853
光学機器 197,274 36,367 15,568 8,737 28,785 5,354
半導体 138,646 51,133 14,358 8,067 48,940 6,875
ビジネス方法 52,219 26,292 4,524 1,880 12,900 1,608
コンピューターテクノロジー 179,834 146,176 33,431 20,823 43,196 10,972
基本電子素子 28,023 20,517 7,654 2,085 4,975 2,022
デジタル通信 38,845 47,860 16,990 12,659 14,261 3,940
電気通信 141,585 70,682 28,861 18,967 52,030 7,296
音響・映像技術 179,513 47,163 20,856 11,171 35,184 8,177
電気機械、電気装置、電気エネルギー 182,893 53,354 40,185 16,687 34,169 7,676
出願人国籍 分野
日 本 米 国 欧 州 中 国 そ の他
合 計 334, 964 302, 064 319, 421 134, 555 65, 276 434, 432 99, 423 268, 019 292, 085 251, 583 40, 072 124, 438 247, 839 79, 635 55, 327 132, 294 98, 161 63, 464 122, 679 107, 331 128, 532 11, 048 144, 665
96, 491 161, 305 125, 740 130, 260 147, 159
175, 873 96, 403 159, 567 232, 801 170, 100 128, 116 189, 492
韓 国
データベース:WPI
4.日米欧中韓での特許登録件数(出願人国籍別) 日米欧中韓での出願人国籍別登録件数を図2-5に示す。
日本国籍出願人による登録件数が最も多い分野は電気機械、電気装置、電気エネルギー分野で、 米国籍出願人による登録件数が最も多い分野はコンピューターテクノロジー分野である。また、 欧州国籍出願人では運輸分野、中国籍出願人では医療機器分野、韓国籍出願人では半導体分野が、 登録件数の最も多い分野である。
図2-5 出願人国籍別登録件数(登録年2001年から2006年の合計登録件数)
土木技術 44,903 29,947 36,239 3,441 12,332 2,893
その他の消費財 27,135 23,760 19,155 2,084 9,300 1,970
1,419 18,887
家具、ゲーム 27,001 30,593 6,615 1,911
運輸 65,818 39,332 54,829 1,486 17,843 2,420
機械部品 47,600 29,470 44,948 1,725 7,319 2,190
熱処理機構 26,853 12,476 15,383 2,329 9,637 1,165
3,064 8,937
4,165 38,450
39,785 55,907
その他の特殊機械
2,361 6,348 1,668
26,903 25,090
53,044 繊維、製紙
1,503
25,585 30,583 8,183 1,657
43,392 エンジン、ポンプ、タービン
2,338 7,544
2,736 30,764
27,596 41,644
機械加工器具
2,272 5,307
1,669 35,746
28,781 43,964
ハンドリング機械
環境技術 27,037 14,161 14,726 3,351 7,418 1,297
化学工学 42,407 39,320 39,182 5,632 6,862 2,750
マイクロ構造、ナノテクノロジー 1,629 2,630 1,050 194 683 197
表面加工 46,867 30,669 19,496 2,644 5,509 1,653
無機材料、冶金 43,676 17,879 20,167 7,715 7,724 1,696
基礎材料化学 36,727 34,152 29,669 8,221 5,700 2,098
食品化学 11,042 9,537 8,485 5,717 5,629 1,004
高分子化学、ポリマー 44,032 27,929 23,717 4,226 5,446 1,211
製薬 14,997 50,779 34,241 11,174 4,334 3,577
バイオテクノロジー 7,706 17,561 8,934 3,007 3,390 969
有機化学、農薬 21,507 25,062 27,302 5,146 4,105 1,528
医療機器 34,827 88,969 51,275 13,345 5,565 5,622
制御 36,538 25,015 18,815 1,120 4,739 1,704
生物材料分析 6,475 17,275 8,564 896 760 898
計測 74,592 69,731 47,236 5,061 9,668 3,760
光学機器 111,124 43,326 19,934 2,594 16,909 3,054
半導体 91,596 57,051 16,709 2,567 32,473 4,523
ビジネス方法 8,413 9,333 2,178 133 2,977 479
コンピューターテクノロジー 95,441 109,307 30,534 5,652 26,122 5,043
基本電子素子 30,607 25,402 12,460 814 6,222 1,301
デジタル通信 28,022 38,055 17,552 2,390 10,998 1,463
電気通信 87,666 65,731 37,042 4,831 30,942 3,358
音響・映像技術 115,099 49,822 22,891 2,606 24,810 4,050
電気機械、電気装置、電気エネルギー 118,152 58,260 46,834 5,034 24,087 5,082
出願人国籍 分野
日 本 米 国 欧 州 中 国 そ の 他
合 計 257, 449 219, 278 229, 570 98, 480 76, 806 272, 099 23, 513 204, 919 196, 941 210, 048 34, 868 87, 931 199, 603 84, 650 41, 567 119, 102 106, 561 41, 414 116, 567 98, 857 106, 838 6, 383 136, 153 67, 990 117, 739 112, 622 110, 903 115, 414
150, 308 67, 843 133, 252 181, 728 86, 426 83, 404 129, 755
韓 国
データベース:WPI
第3節 技術分野別詳細解析
日本国籍出願人の出願件数が欧州国籍および米国籍出願人の出願件数を大きく上回った(第3 章第2節)「電気機械、電気装置、電気エネルギー」分野、欧州および米国籍出願人の出願件数 が日本国籍出願人の出願件数を大きく上回った(第3章第2節)「医療機器」分野に関して、日 米欧中韓における出願および登録件数について詳細解析を行った結果を図2-6から図 2-9に示す。
1.電気機械、電気装置、電気エネルギー分野
日本国籍出願人の出願件数が欧州国籍および米国出願人の出願件数を最も大きく上回った(第 3章第2節)「電気機械、電気装置、電気エネルギー」分野について、詳細解析を行った結果を 以下に示す。
1)特許出願件数および特許登録件数推移:電気機械、電気装置、電気エネルギー分野 図2-6に出願先別および登録先別件数推移を示す。
出願件数では日本への出願件数、米国への出願件数の順に多いが、特許登録件数では日本での 登録件数よりも米国での登録件数が多い。
図2-6 出願先別および登録先別件数推移:電気機械、電気装置、電気エネルギー分野 (優先権主張年2001年から2005年、登録年2001年から2006年)
特許出願件数推移
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000
2001 2002 2003 2004 2005 優先権主張年
出 願 件 数
日本 米国 欧州 中国 韓国
特許登録件数推移
0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000
2001 2002 2003 2004 2005 2006 登録年
登 録 件 数
日本 米国 欧州 中国 韓国
データベース:WPI 注: 本調査の実施時、WPIにおいて優先権主張年2005年の収録データが十分でない可能性があるため注意
が必要である。
2)出願件数収支:電気機械、電気装置、電気エネルギー分野(優先権主張年2004年) 図2-7に出願件数収支(電気機械、電気装置、電気エネルギー分野)を示す。
日本国籍出願人の出願は、米国への出願において約 30%の出願件数シェア、欧州への出願に おいて約22%の出願件数シェアを有し、積極的に海外出願を行っている状況がわかる。
図2-7 出願件数収支:電気機械、電気装置、電気エネルギー分野(優先権主張年2004年)
その他 462件 2.8% 韓国籍 724件 4.4% 中国籍
98件 0.6%
欧州国籍 8,337件 50.6%
米国籍 3,259件 19.8%
日本国籍 3,599件 21.8% 欧州への出願
16,479件
日本国籍 3,131件 21.8%
米国籍 1,242件 8.6%
欧州国籍 950件
6.6% 中国籍
31件 0.2% 韓国籍
8,804件 61.2% その他 234件 1.6%
韓国への出願 14,392件 日本国籍
5,287件 33.4%
米国籍 2,271件 14.3% 欧州国籍
2,186件 13.8% 中国籍 3,958件 25.0% 韓国籍 1,866件 11.8%
その他 274件 1.7%
中国への出願 15,842件
その他 516件 1.2% 韓国籍 1,705件 4.0% 中国籍
73件 0.2%
日本国籍 35,974件 83.9% 欧州国籍
2,140件 5.0% 米国籍 2,467件 5.8%
日本への出願 42,875件
日本国籍 7,720件 29.7%
米国籍 10,869件
41.8% 欧州国籍
3,272件 12.6% 中国籍 337件 1.3%
韓国籍 2,368件 9.1%
その他 1,425件 5.5% 米国への出願
25,991件
3,272件
3,599件 2,467件
2,140件
5,287件
3,259件
724件 98件
950件 3,131件
2,271件 2,368件
337件
31件 2,186件
1,242件 1,705件
73件
1,866件 7,720件
データベース:WPI
2.医療機器分野
欧州国籍および米国籍出願人の出願件数が、日本国籍出願人の出願件数を大きく上回った(第 3章第2節)「医療機器」分野について、詳細解析を行った結果を以下に示す。
1)特許出願件数および特許登録件数推移:医療機器分野 図2-8に出願先別および登録先別件数推移を示す。
日本への出願件数と米国への出願件数とは同程度であり、また、同様の推移を示している。ま た、登録件数では、日本での登録よりも米国での登録、欧州での登録の件数が多い。
図2-8 出願先別および登録先別件数推移:医療機器分野 (優先権主張年2001年から2005年、登録年2001年から2006年)
特許出願件数推移
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000
2001 2002 2003 2004 2005 優先権主張年
出 願 件 数
日本 米国 欧州 中国 韓国
特許登録件数推移
0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000
2001 2002 2003 2004 2005 2006 登録年
登 録 件 数
日本 米国 欧州 中国 韓国
データベース:WPI 注: 本調査の実施時、WPIにおいて優先権主張年2005年の収録データが十分でない可能性があるため注意
が必要である。