[編集・発行]伊達市放射能対策課 〒960-0692 伊達市保原町字舟橋180 本庁舎3階 ☎024-575-1003
vol.27
平成28年3月11日発行
NEWS
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東日本大震災後、満 5 年が経過して
この 3 月 11 日で、あの未曾有の放射能災害から満 5 年が経過しました。
思い起こせば、突然の大震災発生によって電気・水などの生活インフラが遮断された中、災害対策本部で その復旧に全力を挙げている時に、テレビで福島第一原発の異常が報道され、原発が水素爆発を起こしたこ とを知りました。
大変な事態になったとは思いましたが、それでも、60km も離れている伊達市は心配する必要は無いと考 え、むしろ、その後続々と南相馬市から避難してくる人達を受け入れる事に全力を挙げたところです。
しかしその後、放射能の拡散状況が公表され、伊達市にも放射能が飛来していることを知ることとなり、 4 月になって当市も放射能に対する被ばく対策の必要があると判断され、子ども達を中心にガラスバッジの 着用、校庭の除染、教室への冷房の取り付けなどを実施する事にしました。その後も、市内全域の線量調査、 国による特定避難勧奨地点の指定、ABC エリア別の除染実施など、本当に無我夢中で取り組んできました。 それらのことは、つい昨日のように思えますが、月日の経つのは速いもので既にあれから 5 年が経過したの です。
除染は相当程度進んでいますが、原発周辺市町村などの強制避難は未だ解除されず、風評被害も依然とし て根強いものがあります。当市では現在、側溝の除染に取り組んでいますが、5 年という年月は、放射線量 の低下という点で大きな意味があるのです。
この 5 年間で、放射性物質の半減期(放射線量が 1/2 に減少する年月、放射性物質ごとに異なる)によっ て放射線量が低下しているのです。今回の事故では、主としてヨウ素、セシウムが放出されましたが、ヨウ 素の半減期は 8 日ですので、約 80 日で(半減期が 10 回目で放射能はほぼゼロになる)放射性物質の影響 は無くなりましたし、セシウム 134 では半減期が 2 年であることから、5 年経過した今、理論上は 1/5 以 下となっています。セシウム 137 は半減期が 30 年ですので理論上は 1/9 しか低下しておりませんが、元々 放出された放射性物質のセシウム 134 と 137 の空間線量率に寄与する割合は概ねセシウム 134 が 7 割でセ シウム 137 が 3 割であることから、全体としては、1/3 程度になっていると考えられ、かつ、雨などによ る流失、更には除染などによって実測による空間線量はかなり低いことが裏付けられています。
つまり当市に関しては、安心して大丈夫という空間線量なのですが、安全イコール安心となっていないこ ともまた現実です。
地震で損壊した保原・梁川小学校の改築もなり、子ども達は新しい校舎に通学しておりますから、自主避 難者の帰還や風評被害などの解消に努力し、一日も早く安心して元の生活に戻れるよう取り組んで行きたい と思います。
伊達市長 仁志田 昇司
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福島県ふるさと住宅移転(引越し)補助金について
支援 support
母子避難者等に対する高速道路無料措置期間の延長について
支援 support
東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故により、借上げ住宅等に入居していた方が自宅等へ移転した 場合に要した費用について、補助金が交付されます。
原発事故による母子避難者等に対する高速道路の無料措置は、平 成25年4月26日から平成28年3月31日まで、二重生活を強いられて いる家族の再会を支援する目的で実施されていますが、このたび無 料措置期間が平成29年3月31日まで延長されることとなりました。
1.対象世帯
県内外の借上げ住宅等から県内(県内避難世帯は伊達市)の自宅等へ平成29年3月31日までに移転した世 帯。なお、平成27年12月6日までに既に移転が完了している世帯については、借上げ住宅等に2年を超えて 居住していた場合、対象となります。
2.補助額
3.申請の流れ
①「応急仮設住宅退去等確認書」を伊達市放射能対策課に提出し、確認を受けてください。 ②確認を受けた書類と補助金交付申請書等の必要書類を福島県避難者支援課へ郵送してください。
4.申請書類
申請書類は、伊達市放射能対策課窓口に備え付けてあります。また、福島県避難者支援課ホームページか らもダウンロードできます。
5.申請期限
①伊達市への「応急仮設住宅退去等確認書」の提出期限
自宅等への移転完了日から3箇月を経過した日の属する月の15日
(平成27年12月6日までに移転が完了している世帯は平成28年3月15日)まで ②福島県への補助金交付申請期限(当日消印有効)
自宅等への移転完了日から3箇月を経過した日の属する月の末日
(平成27年12月6日までに移転が完了している世帯は平成28年3月31日)まで
※期限を過ぎた場合は受付できませんので注意してください。 市長直轄 放射能対策課 ☎024-575-1126
●借上げ住宅等とは
建設型仮設住宅、借上げ住宅・公営住宅等のみなし仮設住宅、その他自治 体の支援により無償提供されている住宅
●自宅等とは
避難前住居、建設・購入・賃貸する住宅、その他公営住宅など
2人以上世帯 単身世帯
県外から県内自宅等への移転 10万円 5万円
県内から伊達市内自宅等への移転 5万円 3万円
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ストレス解消では、ゆったりとしたリズムで左右交互にタッチすることを基本と したタッピングタッチケアをお母さん同士で実施しました。
「ゆったりとした気持ちになった」・「お互いにリラックスできた」・「人の温か さを感じ精神的に落ち着いた」と好評でした。
メンタル支援では、一人30分程度の臨床心理士による個別相談を実施しました。
「話をしてスッキリした」・「話をして楽になった」・「自分の気持ちに気がつい た」・「気持ちの整理ができた」と各々が自分の心に向き合う時間を持つことがで きました。
また、保育士からの読み聞かせやお話しに癒されホッとしたり、季節の物をクラ フト製作しながら情報交換ができました。
~参加者からの感想~(抜粋)
○クラフトのワークショップがとても楽しかったです。
○タッピングタッチ気持ちよかったです
○ 全ての講座が楽しくて、伊達の支援の方々も気さくで何でも話せて良かったです。
○悩みを相談できて安心することができました。
○ 地元の方と顔を見てお話ができる機会がありがたいです。今の心の悩みも聞いてもらえ たり、戻ったときに知りたい情報をもらえるので、今後もよろしくお願いします。 避難先から戻った親子の方に対しても、帰還者支援として「お遊び・おしゃべり場」 で、親子遊びや個別相談を実施しています。興味のある方は、健康推進課までお問い合わ せください。
健康福祉部 健康推進課 ☎ 024-575-1153 期間延長に伴う証明書の再交付等の手続きは、必要ありません。
※旧特定避難勧奨地点指定世帯も同じく延長されます。
市長直轄 放射能対策課 ☎024-575-1126
タッピングタッチケア
保育士からの読み聞かせやお話し
クラフト製作
12月23日(水)~24日(木)に伊達市こどもリフレッシュ 事業「会津高原ウィンターキャンプ」が会津アストリアホテル たかつえスキー場にて実施されました。
チャレンジコース(小学4~6年生)58名、ファミリーコース
(小学1~3年生および保護者)23名(うち子ども12名)の計 81名の参加がありました。
会津高原ウィンターキャンプ
こどもリフレッシュ 事業
元気アップ復興隊は臨床心理士と保健師・保育士等で構成し、放射能対策の心と体のケアをする専門チー ムです。平成27年は6月と10月に山形県で出前講座を開催してきました。この出前講座では、震災から5年 目になり、長期間の避難による「様々な心理的負担」や「ストレスの蓄積」が考えられることから、ストレ ス解消とメンタル支援を行っています。 [開催回数:4回、参加者:親子22名]
『伊達ホッとする会』出前講座 【山形県米沢市・山形市へ】
~元気アップ復興隊(心と体のケアチーム)の自主避難者支援事業~
アップ元気 復興隊
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東京電力㈱では、福島第一原子力発電所事故によるしいたけ原木の出荷制限に伴い、しいたけ原木等とし て出荷予定の立木に係る財物賠償の請求を受け付けています。
事故発生時点において、賠償の対象となる立木が存在する山林を所有されていた、または立木のみを所有 されていた個人および中小法人が請求できます。なお、事故発生以降に相続により対象となる資産を取得さ れた方も請求できます。
詳しくは、東京電力㈱ホームページの特設サイト「福島復興への責任」賠償項目から立木のページをご覧 ください。
請求書の請求方法について
①福島県北森林組合員の方は、森林組合からのお知らせをご覧ください。
②組合員以外の方は直接、ご相談専用ダイヤルに問い合わせのうえ、お取り寄せください。 相談および書類請求先は、東京電力㈱福島原子力補償相談室
財物(土地・建物・家財)ご相談専用ダイヤル ☎0120-926-596
必要書類Ⅰ「森林簿」について
①賠償請求する際は、樹種・林齢等の現況を証明する「森林簿」の添付が必要となります。 森林簿は、福島県北森林組合へ交付申請してください。
福島県北森林組合(福島市岡部字前田137-1)専用ダイヤル ☎024-573-1118
② 森林組合に交付してもらうための申請様式は、各総合支所、農林整備課または福島県北森林組合の窓口 に用意してあります。
必要書類Ⅱ「固定資産課税明細書」について ① 賠償請求する際は、山林を所有していたこと
の証明として、平成23年3月11日以降の「固 定資産税課税明細書」の原本が必要になりま す。5月下旬に伊達市財務部税務課より、個人 宛に送付された固定資産税額通知書に同封さ れています。
産業部 農林整備課 ☎ 024-577-3154 だて復興・再生
最前線
立木に係る財物賠償請求手続きについて
屋外体験事業として、スキー教室・雪遊びを企画しましたが、今シーズンは近年にない暖冬の影響で、南 会津のスキー場にも雪がないという異常事態でした。
初日は、一部内容を変更し、ウォークラリーやホテルの近くにある木質バイオマスを利用した発電施設の 見学を行い、夜はみんなでクリスマスパーティーを開催しました。
2日目、人工降雪機によりコースの一部を開放していただき、雪 合戦やそりすべり等の雪遊びができるようになりました。残念なが らスキーはできませんでしたが、子どもたちは寒さに負けず、汗 をかくほど元気に雪あそびをしていました。まさに心身ともにリフ レッシュができ、思い出に残るキャンプとなりました。
教育委員会 教育総務課 ☎ 024-577-3245