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議事録 広島高速道路公社〔企業・IR情報_二葉山自然環境保全対策検討委員会報告書〕

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(1)

第4回 広島 高速5号 線トンネル 安全検討 委員会 議事 録

日時:平成22年9月26日(日) 13: 3016: 25 場所:広島市役所 14F 第5会議室

【出席者】(敬称略、順不同) 委員長

吉 國 洋 委 員

朝 倉 俊 弘 、 大 島 洋 志 、 奥 西 一 夫 、 越 智 秀 二 、 海 堀 正 博 、 角 湯 克 典 、 金 折 裕 司 坂 巻 幸 雄 、 城 間 博 通 、 関 太 郎 、 中 根 周 歩 、 西 垣 誠 、 山 本 春 行 、 横 山 信 二

( 欠 席 者 : 佐 々 木 健 ) 事務局

広 島 県 土 木 局 土 木 整 備 部 道 路 企 画 課 石 岡 輝 久 、 渡 邉 聖 、 長 田 和 久 広 島 市 道 路 交 通 局 道 路 部 道 路 計 画 課

木 谷 淳 一 、 油 野 裕 和 、 世 古 敏 寿 事務局補助

社団法人 日本建設機械化協会 施工技術総合研究所 横澤圭一郎、寺戸秀和、田辺英夫

復建調査設計 株式会社 藤 本 睦

株 式 会 社 荒 谷 建 設 コ ン サ ル タ ン ト 小 林 公 明

日 本 シ ビ ッ ク コ ン サ ル タ ン ト 株 式 会 社 大 野 喜 久 雄 、 金 井 誠 一 郎

応 用 地 質 株 式 会 社 大 塚 康 範 、 新 長 修 二 東 和 環 境 科 学 株 式 会 社

吉 野 由 紀 夫

傍 聴 人 :20名 報 道 : 4 社

(2)

【次 第】 1.開会 2.議 事

【 報 告 事 項 】

( 1 ) 高 速 5 号 線 ( 東 部 線 ) の 環 境 ア セ ス メ ン ト に つ い て

( 2 ) 追 加 ボ ー リ ン グ に つ い て

【 審 議 事 項 】

( 1 ) 追 加 ボ ー リ ン グ に お け る 地 質 調 査 項 目 に つ い て

( 2 ) 植 生 調 査 に つ い て

( 3 ) 水 文 調 査 に つ い て

( 4 ) そ の 他 3 . 閉 会

【配付資料】

・ 広 島 高 速 5 号 線 ト ン ネ ル 安 全 検 討 委 員 会 第 4 回 資 料

・ 委 員 会 当 日 配 付 資 料

< 1 . 開 会 >

事務局(世古 ):予定 の時刻と なりまし たので 、委員会を開 催させて いただき たいと思い ます。

委員 会の 開催 に当 たり まし て、 報道 関係 及び 傍聴人 の皆 様に お願 いを 申し 上げ ます。 委員 の皆 様が 審議 に集 中で きま すよ うに 、報道 関係 のカ メラ 撮影 はカ メラ 撮影ス ペー ス内 で行 って いた だき ます よう 、お 願い申 し上 げま す。 また 、傍 聴人 の皆様は静かに傍聴してくださいますよう、お 願い申し上げます。

それ では 、た だい まか ら第 4回 広島 高速 5号 線トン ネル 安全 検討 委員 会を 開催 させて いた だき ます 。委 員の 皆様 にお かれ まし ては、 お忙 しい 中、 本委 員会 に御 出席いただきまして、誠にありがとうございま す。

私は 本委 員会 の事 務局 をし てお りま す、 広島 市道路 交通 局道 路部 道路 計画 課の 世古と申します。よろしくお願いいたします。

本日 は委 員長 初め15名 の委 員に 御出 席い ただ いてお りま す。 御出 席を いた だい ており ます 委員 の皆 様の 御紹 介で すが 、時 間の 都合上 、本 日初 めて 委員 会に 御出 席いただきました委員の方のみ御紹介させてい ただきます。

国際 航業 株式 会社 上席 フェ ロー 技術 セン ター 長の大 島委 員、 応用 地質 学が 御専 門でい らっ しゃ いま す。 本日 出席 され てい らっ しゃる 委員 の皆 様に おか れま して は、初 対面 の方 もい らっ しゃ るの では ない かと 思いま す。 簡単 な自 己紹 介で 結構 ですので、大島委員にお願いしたいと思います 。

大島委員:ど うもすみ ません。 何回も開 かれた 会、今日初め ての出席 となりま したことを

(3)

お許しください。

私の自己 紹介に関 しては、 今日配付 の資料の 、私が書き ました資 料の最初 のペ ージにちょ っと書い たつもり でござい ますが、 私自身は、 昭和40年に当時の 国鉄 に就職いた しまして 、始まっ たばかり の山陽新 幹線のトン ネル工事 の関与を 皮切 りにいたし まして、 国鉄本社 だとか鉄 道技術研 究所に籍を 置きまし てトンネ ル一 筋と言いま すか、技 術人生を 送ってき た人間で ございます 。もう鉄 道を退職 して 17年になり ますが、 現在もな お、こう いった地 質とか地下 水の問題 のあるト ンネ

ルに関してはいろいろ関わりを持ちながら今日 に至っております。

当福木ト ンネルに 関しまし ては、私 、トンネ ル技術協会 の機関誌 である「 トン ネルと地下 」という 月刊誌の 編集委員 長を務め ているんで すが、そ の雑誌で 何年 か前にこのトンネルの報告論文を見た覚えがご ざいます。

私のこの 委員会で の役割は 、そうい った福木 トンネルで 起きまし たような 水問 題に絡む沈 下だとか 、渇水問 題、そう いったこ とを私自身 もトンネ ルでいろ いろ 経験してお りますの で、そう いった知 識をこの 場で助言で きること ではない かと 思って参加させていただきました。どうぞよろ しくお願いします。

事務局(世古 ):よろ しくお願 いいたし ます。 出席委員の皆 様の御紹 介につき ましては、 お手元の配 席表にか えさせて いただき ますので 、よろしく お願いい たします 。な お 、 本 日 は 所 用 に よ り 広 島 国 際 学 院 大 学 工 学 部 バ イ オ ・ リ サ イ ク ル 学 科 教 授 の 佐々木委員が御欠席でございます。

続きまし て、お手 元の資料 確認をさ せていた だきます。 本日の配 付資料は 、次 第、配席表 、アから キまでの 資料とそ の他で構 成されてお ります当 日配付資 料で ございます 。また、 委員の皆 様には委 員会資料 につきまし て事前に 送付させ てい ただいてお りますが 、御入り 用の方が ございま したら、お 渡ししま すので挙 手を お願いいたします。

それでは 、これか ら先議事 の進行に つきまし ては、吉國 委員長よ ろしくお 願い いたします。

< 2 . 議 事 >

吉國委員長: 吉國でご ざいます 。今日は 日曜日 にかかわらず 、ほぼ全 員の委員 の皆さんに 出席いただきまして、ありがとうございます。

時間も余 りありま せんので 、早速、 議事に入 らせていた だきます 。議事に 入り ます前に本 日のスケ ジュール を皆さん にお示し をしたいと 思います 。次第の とこ ろ を 見 て い た だ き ま す と 、 議 事 の 中 の 「 報 告 事 項 」15分 、 そ れ か ら 審 議 事 項 の

「追加ボー リングに おける地 質調査項 目につい て」を30分程度、そ れから「 植生 調査につい て」60分、それか ら「水文 調査につ いて」30分、それか ら「その 他」 としまして10分と、 それで閉 会は16時という予 定にさせて いただき ます。よ ろし ゅうございますか。

それでは 報告事項 から入ら せてもら います。 まず、環境 アセスメ ントにつ いて 事務局から報告を5分程度でお願いいたします 。

(4)

【 報 告 事 項 】

( 1 ) 高 速 5 号 線 ( 東 部 線 ) の 環 境 ア セ ス メ ン ト に つ い て

事務局(油野 ):はい 、それで は報告い たしま す。私、広島 市道路交 通局道路 計画課の油 野でございます。座って説明させていただきま す。

初 め に 、 高 速 5 号 線 ( 東 部 線 ) の 環 境 ア セ ス メ ン ト に つ い て 報 告 い た し ま す 。 当 日 配 付 資 料 の ア を ご 覧 く だ さ い 。 第 2 回 の 委 員 会 に お き ま し て 、 冨 井 前 委 員 か ら 「 高 速 5 号 線 が 都 市 計 画 決 定 さ れ た10年 前 は 環 境 影 響 評 価 法 が 施 行 さ れ た 時 期 だ と 思 う が 、 都 市 計 画 決 定 の 際 に は こ の 環 境 影 響 評 価 が 同 法 に 基 づ い て 実 施 さ れ た の か 」 と い う 御 趣 旨 の 御 質 問 が ご ざ い ま し た 。 ま た 前 回 、 第 3 回 の 委 員 会 に お き ま し て 横 山 委 員 か ら も 「 環 境 影 響 評 価 の 評 価 項 目 や そ の 結 果 、 さ ら に は そ の 際 の 住 民 の 皆 様 の 御 意 見 等 」 に つ い て 御 質 問 が ご ざ い ま し た 。 こ の た め 、 高 速 5 号 線 ( 東 部 線 ) の 環 境 影 響 評 価 に つ き ま し て の 概 要 を 説 明 さ せ て い ただくとともに、資料についても御開示させて いただくことにいたしました。

ま ず 、 高 速 5 号 線 ( 東 部 線 ) の 環 境 影 響 評 価 で ご ざ い ま す が 、 当 該 路 線 を 都 市 計 画 決 定 し た 時 期 が 環 境 影 響 評 価 法 の 全 面 施 行 の 前 で あ っ た こ と か ら 、 昭 和 59年 、1984年 に 閣 議 決 定 さ れ た 環 境 影 響 評 価 実 施 要 領 に 基 づ き 、 こ れ は い わ ゆ

る 閣 議 ア セ ス と 俗 に 申 し て お り ま す が 、 こ の 閣 議 ア セ ス に 基 づ き ま し て 、 都 市 計画決定権者である広島県知事が実施しており ます。

こ の 実 施 要 領 に 基 づ い て 定 め ら れ た 旧 建 設 省 の 所 管 の 道 路 事 業 環 境 影 響 評 価 技 術 指 針 と い う の が ご ざ い ま し て 、 事 業 が 環 境 に 及 ぼ す 影 響 を 明 ら か に す る た め に 必 要 な 9 項 目 、 具 体 的 に 言 い ま す と 、 大 気 汚 染 、 水 質 汚 濁 、 騒 音 、 振 動 、 地 盤 沈 下 、 地 形 ・ 地 質 、 植 物 、 動 物 、 景 観 と い っ た 環 境 要 素 に つ い て 現 状 調 査 、 予 測 及 び 評 価 を 行 う 設 定 基 準 が 示 さ れ て お り ま し た 。 高 速 5 号 線 ( 東 部 線 ) に お き ま し て は 、 そ れ ぞ れ の 要 素 に つ き ま し て の 判 定 基 準 に 基 づ い て 判 断 し た 結 果 、 大 気 汚 染 、 騒 音 、 植 物 、 動 物 の 4 項 目 を 予 測 及 び 評 価 を 行 う 環 境 要 素 と し て 設 定 し 、 そ の う ち 大 気 汚 染 、 植 物 、 動 物 の 3 項 目 に つ き ま し て は 、 環 境 保 全 目 標 を 満 足 す る と い う 結 果 を い た だ い て い ま す 。 ま た 、 騒 音 に つ き ま し て も 、 環 境 保 全 対 策 を 講 じ る と い う こ と で 目 標 を 満 足 す る 結 果 と な っ て お り ま す 。 当 時 の 環 境 影 響 評 価 書 に つ き ま し て は 、 か な り の ボ リ ュ ー ム で す の で 、 関 係 す る 箇 所 を 抜 粋 版 と い た し ま し て 、 資 料 に 添 付 し て ご ざ い ま す 。 あ わ せ て 先 ほ ど 申 し た 旧 建 設 省 の 所 管 の 道 路 事 業 環 境 影 響 評 価 技 術 指 針 に よ る 設 定 基 準 に お い て も 、 資 料 と し て 示 し て ご ざ い ま す 。 資 料 1 が 東 部 線 の 環 境 影 響 評 価 書 の 抜 粋 、 資料2が建設省所管の技術指針を示したもので す。

次 に 、 参 考 ま で に 高 速 1 号 線 ( 安 芸 府 中 道 路 ) 環 境 影 響 評 価 に つ い て も 、 少 々 説 明 さ せ て い た だ き ま す 。 こ の 1 号 線 ( 安 芸 府 中 道 路 ) の 都 市 計 画 は 、 平 成 9 年 6 月 に 定 め ま し た が 、 そ の 際 の 環 境 影 響 評 価 に つ き ま し て は 、 福 木 ト ン ネ ル を 含 む 馬 木 料 金 所 か ら 山 陽 自 動 車 道 広 島 東 I C ま で の 延 伸 区 間 を 対 象 と し て 、 先 ほ ど 申 し ま し た 高 速 5 号 線 ( 東 部 線 ) と 同 様 な 、 閣 議 ア セ ス で 実 施 し て お り ま す 。 そ の 際 、 大 気 汚 染 、 騒 音 、 動 物 の 3 項 目 を 予 測 及 び 評 価 を 行 う 環 境 要 素 と し て 設 定 し て お り ま す 。 こ の 高 速 1 号 線 ( 安 芸 府 中 道 路 ) の 環 境 影 響 評 価におきましても、22ページからですが、抜粋版をお示ししております。

以 上 で 、 報 告 事 項 、 高 速 5 号 線 ( 東 部 線 ) の 環 境 ア セ ス メ ン ト に つ い て の 説

(5)

明を終わります。

横山委員:あ りがとう ございま した。非 常に丁 寧に資料も付 けていた だきまし て、ありが と う ご ざ い ま す 。 た だ ち ょ っ と 確 認 を さ せ て い た だ き た い と 思 う ん で す け れ ど も 、 高 速 5 号 線 に つ い て は 地 盤 沈 下 は 評 価 し て い な い と い う 理 解 で よ ろ し い で すね。

事務局(油野):はい、そうでございます。

横山委員:そ の理由が 、判断理 由が、「 軟弱地 盤地帯におい て工事の 実施等に より地下水 脈を遮断する恐れがない」との理由でよろしい ですね。

事務局(油野):はい、そうでございます。

横山委員:そ れで、住 民の意見 について 、やは りこの二葉山 トンネル の工事に よって、や は り 住 民 の 方 が 一 番 心 配 さ れ る の が 地 盤 沈 下 と い う こ と で 、 こ の 評 価 書 の 縦 覧 の段 階で も、 ここ で は資 料の1- 19ページ で すか 、評 価書 の134ページ に なり ます け れ ど も 、 住 民 の 意 見 が あ り ま し て 、 や は り 意 見 の 要 旨 の ① 、 そ れ か ら ③ に つ い て 、 や は り 地 盤 沈 下 へ の 影 響 と い う の が 不 安 だ と い う こ と で 寄 せ ら れ て お り ま す が 、 残 念 な が ら こ の 意 見 に 対 す る 見 解 に つ い て 、 騒 音 、 振 動 、 質 問 ① の 意 見 の ① に つ い て は 、 騒 音 や 振 動 に つ い て の 回 答 が な さ れ て お り ま せ ん 。 そ れ か ら 、 ③ か ら ④ と い う こ と で 、 ③ が 一 番 地 盤 沈 下 に つ い て 意 見 が 鮮 明 に 出 て い る ん で す け れ ど も 、 こ れ に つ い て も ほ か の 質 問 に つ い て は 回 答 が な さ れ て お り ま す が 、 地 盤 沈 下 に つ い て は 回 答 が な さ れ て お り ま せ ん 。 そ れ か ら 次 の20ペ ー ジ 、

⑦ の 意 見 に つ い て も 、 ほ か の 懸 念 に つ い て は ⑥ か ら ⑧ に つ い て ま と め て 回 答 さ れ て お り ま す が 、 や は り 地 盤 沈 下 に つ い て は 回 答 が な さ れ て お り ま せ ん ね 。 こ のことの確認をしたいと思います。よろしいで しょうか。

事務局(油野):はい。

横山委員:そ れで、そ の前の高 速1号線 の、平 成9年5月に 行われた 評価書、 資料の22ペ ー ジ 、68ペ ー ジ と な っ て ま す が 、 全 体 の 資 料22ペ ー ジ の と こ ろ に 載 っ て お り ま す が 、 こ れ が や は り 地 盤 沈 下 に つ い て は 評 価 が な さ れ て お り ま せ ん で 、 住 民 の 意 見 も ま だ 工 事 の 前 で す か ら 、 こ の 地 盤 沈 下 に 対 す る 意 見 も 記 載 さ れ て お り ま せ ん 。 そ れ で ま ず 、 今 度 の 、 次 回 の 委 員 会 の と き で よ ろ し い と 思 う ん で す け ど も 、 こ の 1 号 線 の 地 盤 沈 下 が い つ 起 こ っ た の か 、 1 号 線 の 工 事 の 結 果 、 結 局 影 響 評 価 を さ れ て お り ま せ ん の で 、 工 事 着 手 し て 建 設 さ れ て か ら こ の 地 盤 沈 下 と い う の が ど こ か で か 起 こ っ た ん だ と 思 い ま す 。 そ こ で そ の 地 盤 沈 下 が い つ 起 こ っ た の か 、 知 り た い の は そ れ に も か か わ ら ず 、 高 速 5 号 線 で 地 盤 沈 下 を 評 価 し て な い と い う の が 果 た し て 説 明 が で き る ん だ ろ う か 、 と い う の が ち ょ っ と 知 り た い 点 で す 。 つ ま り 、 福 木 ト ン ネ ル の 地 盤 沈 下 が い つ 起 こ っ た の か と い う こ と を ち ょ っ と 教 え て い た だ き た い と い う こ と と 、 そ の 地 盤 沈 下 が 起 こ っ た と き に ど の よ う な 事 業 者 と し て は 対 応 を さ れ た の か 、 そ の 原 因 を き ち ん と 調 べ た の か 、 5 号 線 の 建 設 の と き に 改 め て そ う い っ た と こ ろ の 反 省 に 基 づ い て 、 影 響 評 価 な り あ る い は 工 事 、 工 法 な り の 検 討 を さ れ た の か と い う そ う い っ た と こ ろ を 、 ま た次回の委員会までに御用意いただければとい うふうに思います。以上です。 吉國委員長:ありがとうございます。よろしい ですね。

(6)

(2)追加ボーリングについて

吉國委員長: それでは 次に、追 加ボーリ ングに ついて、事務 局から報 告を5分 程度お願い します。

事務局(渡邉 ):広島 県道路企 画課の渡 邉でご ざいます。引 き続き、 報告事項 の追加ボー リ ン グ に つ い て 、 説 明 を さ せ て い た だ き ま す 。 失 礼 で す が 座 っ た ま ま で 説 明 を させていただきます。

右 肩 に 資 料 番 号 を 付 け て お り ま す が 、 委 員 会 当 日 配 付 資 料 イ を ご 覧 く だ さ い 。 先 の 第 3 回 の 委 員 会 で 牛 田 東 地 区 並 び に 中 山 地 区 に お い て 追 加 ボ ー リ ン グ 調 査 を 6 箇 所 実 施 す る こ と が 決 定 し た と こ ろ で ご ざ い ま す が 、 調 査 の 実 施 に 向 け た 現在の状況につきまして報告をさせていただき ます。

第 3 回 の 委 員 会 後 、 県 及 び 市 で は 地 域 住 民 の 団 体 に 対 し ま し て 、 追 加 ボ ー リ ン グ 調 査 に 向 け た 地 元 説 明 会 を 開 催 し た い 旨 の 打 診 を い た し ま し た 。 地 元 住 民 の 団 体 は 、 資 料 に お 示 し し て お り ま す と お り 、 「 ボ ー リ ン グ に よ っ て 地 盤 が 弱 く な る 」 に つ い て 、 例 え ば ① の 「 過 去 の ボ ー リ ン グ に よ り 水 の 道 が 変 わ り 、 井 戸 が 枯 れ た り 松 枯 れ が 多 く 見 ら れ 、 土 地 の 乾 燥 化 が 進 ん で い る 」 な ど 5 項 目 に つ い て 、 ま た 「 な ぜ 追 加 ボ ー リ ン グ が 必 要 な の か 」 と い う こ と に つ き ま し て 、 例 え ば ① の 「 既 存 の ボ ー リ ン グ 調 査 で 何 が わ か っ て 、 何 が わ か ら な か っ た の か 」 と い う こ と な ど 5 項 目 に つ い て 、 お 示 し し た も の は あ く ま で も 主 な も の で すが、さまざまな御懸念をお持ちでございます 。

以 上 で 報 告 事 項 の 追 加 ボ ー リ ン グ に つ い て の 説 明 を 終 わ ら せ て い た だ き ま す 。 吉國委員長: ただいま 、追加ボ ーリング につい て住民に懸念 があると いうこと でありまし

た 。 そ れ に つ い て 経 験 上 の 観 点 か ら 委 員 の 皆 様 、 何 か 技 術 的 な コ メ ン ト が あ れ ば、お願いしたいと思います。

奥西委員:技 術的なこ とではな いんです が、私 のところに市 民連絡協 議会の方 から、知事 と 市 長 に 対 す る 申 入 れ 書 を お 渡 し し た と い う 、 そ れ の コ ピ ー を い た だ い て お り ま し て 、 そ の 末 尾 に 、 第 4 回 目 の 委 員 会 ま で に 回 答 す る こ と と い う こ と が 書 い て あ り ま す の で 、 当 然 こ の 委 員 会 に も そ の 内 容 が 報 告 さ れ る と 思 っ て お っ た ん で す が 、 今 報 告 さ れ た そ の 地 元 住 民 の 懸 念 事 項 と 、 9 月10日 付 の 申 入 れ 書 に 書 か れ て い る 懸 念 事 項 と は か な り 違 う よ う に 思 わ れ ま す の で 、 そ の 辺 ち ょ っ と 説 明していただければありがたいと思います。

吉國委員長:事務局、説明いただけますか。

事務局(石岡 ):今回 の懸念事 項につき まして は、何回か調 整させて いただい た中での主 な 意 見 で す の で 、 1 団 体 だ け と い う 話 で は な く て 、 い ろ ん な 方 か ら 出 て る も の を 取 り ま と め て 、 主 な も の だ け を 説 明 さ せ て い た だ い た と い う こ と で 、 趣 旨 的 には大体、我々としてはカバーしてるんではな いかとは思っております。 吉國委員長:ほかに。

大島委員:こ の意見で 、私が気 が付いた ところ を、ちょっと 申し上げ ますが、 例えばⅠの

① に 関 し て 、 例 え ば 、 あ る 地 下 水 を 遮 断 す る 地 層 が あ っ た と し て 、 そ の 遮 断 層 を ぶ ち 抜 き な が ら 掘 っ て い き ま す と 、 上 と 下 の 地 下 水 と が つ な が っ て い く と か し て 、 水 の 道 が 変 わ る と か い う こ と は あ る と 思 い ま す が 、 例 え ば こ こ に 書 い て お ら れ る よ う な 、 井 戸 が 涸 れ る 、 そ れ は 井 戸 の す ぐ 横 で お や り に な れ ば 何 か あ る か も し れ ま せ ん が 、 こ こ の 地 域 に ボ ー リ ン グ さ れ る 所 に 井 戸 が あ る の か な い

(7)

の か 、 そ う い っ た 所 に は よ も や 計 画 さ れ な い は ず で す か ら 、 そ う い う 懸 念 は な いんじゃないかと思います。

そ れ か ら 、 私 が 鉄 道 時 代 に よ く 注 意 さ せ て い た の は 、 ト ン ネ ル 計 画 が あ る 近 く で ボ ー リ ン グ す る 場 合 に 、 何 も 知 ら な い 方 は ト ン ネ ル を ぶ ち 抜 い て そ の 下 ま で ボ ー リ ン グ 計 画 を さ れ る 方 が あ り ま し た 。 私 が 担 当 す る よ う に な り ま し て か ら は 、 少 な く と も ト ン ネ ル の 予 定 し て る 所 の 壁 か ら 、 少 な く と も 5 m 以 上 、10 m と か そ う い う 範 囲 の 横 に 掘 っ て く だ さ い 、 そ う で な い と 後 か ら 掘 っ て く る ト ン ネ ル が 、 そ の ボ ー リ ン グ の 道 と つ な が っ て し ま う こ と に よ っ て 、 上 の 水 を 引 き 込 ん だ り 何 か す る こ と が あ る と い う こ と も あ っ て 、 ボ ー リ ン グ 地 点 に つ い て は 特 段 の 注 意 を し て 欲 し い と い う こ と を 指 示 し て 、 鉄 道 内 部 で は そ う い っ た 方 向 で す る よ う に な っ て ま す 。 な お 、 こ の ボ ー リ ン グ の 孔 と い う の は 、 い つ ま で も 放 っ て お い て は い け ま せ ん の で 、 掘 っ た 後 は 目 的 に も よ り ま す が 、 孔 は 速 や か に し っ か り と 埋 め 戻 し を さ せ る こ と に よ っ て 、 ボ ー リ ン グ に よ る 弊 害 は 防 ぐ ようにさせているつもりですが、いかがでしょ うか。

吉國委員長:他に御意見は。

横山委員:前 回の、第 3回の委 員会では 、素人 の私にはほと んど専門 的なもの は分からな か っ た ん で す け れ ど も 、 こ こ で 見 ま す と 、 過 去 の ボ ー リ ン グ に よ り 水 の 道 が 変 わ っ た と か 、 小 規 模 の 地 盤 沈 下 を 引 き 起 こ す と か 、 こ う い う 指 摘 が あ る わ け で す け れ ど も 、 過 去 こ う い う ボ ー リ ン グ 調 査 を 行 っ た わ け で す ね 。 そ し て 、 6 箇 所 を 追 加 調 査 し よ う と い う こ と だ と い う ふ う に 理 解 し て い る ん で す け れ ど も 、 今 、 大 島 委 員 の 方 か ら 指 摘 が あ り ま し た よ う に 、 ボ ー リ ン グ 調 査 だ け で 不 安 を 抱 く 住 民 が 多 い と い う こ と 、 一 つ 認 識 し て い た だ き た い と い う ふ う に 思 い ま す 。 つ ま り 、 そ の 過 去 の 調 査 を き ち ん と 住 民 の 方 に 、 結 果 を 含 め て 住 民 に 説 明 さ れ て い る か ど う か 、 そ う い う 丁 寧 な 説 明 が 果 た し て な さ れ て き た の か ど う か 、 と い う こ と を ち ょ っ と 踏 ま え て 、 こ う い う ボ ー リ ン グ 調 査 と い う の は ま さ に 安 全 性 を 確 認 す る た め で す か ら 、 そ の ボ ー リ ン グ 調 査 で こ う い う 地 盤 沈 下 が 小 規 模 で は あ っ て も 起 こ っ た と か 、 水 の 道 が 変 わ っ た と か い う こ と は 、 そ れ は 住 民 か ら 見 れ ば 非 常 に 不 安 に 感 じ る の は 当 た り 前 の 話 で す の で 、 ち ゃ ん と そ の 調 査 を し て 、 そ の 調 査 結 果 を 住 民 に き ち ん と 説 明 し た か ど う か と い う こ と も 事 業 者 の 側 は き ち ん と 対 応 し て 、 こ う い う 不 安 に 答 え る よ う に し て い た だ き た い な と い うのが、私の希望です。

中根委員:余り時間がありませんので、簡単に 申し上げます。

住 民 の 意 見 で す ね 、 不 安 と い う の が こ こ に 書 か れ て い る 以 外 に も う 一 つ 非 常 に 大 き な こ と が 抜 け て る の で は な い か 。 す な わ ち 福 木 ト ン ネ ル で あ れ だ け 地 盤 沈 下 を し た 、 環 境 影 響 評 価 も し た 、 も ち ろ ん 地 盤 に つ い て は し な か っ た 。 そ れ に か か わ ら ず さ ら に 5 号 線 で 地 盤 沈 下 も 予 測 を し て な い と 、 今 度 や ろ う と 。 実 際 に あ る 程 度 地 盤 沈 下 は 、 途 中 で 、 工 事 中 、 1 号 線 、 福 木 ト ン ネ ル の 所 で 、 予 測 し た わ け で す 。 2 、 3 ㎝ だ と 。 そ れ が 実 際 は 、 は る か に 超 え て20㎝ 近 く 沈 下 し た 。 そ れ が 1 箇 所 じ ゃ な く て 面 的 に わ た っ て 広 が っ た と 。 こ の 辺 の い わ ゆ る 影 響 評 価 、 科 学 的 な 評 価 に 対 す る 不 信 で す ね 。 し か も こ の 委 員 会 で 、 こ れ に つ い て 何 が 問 題 で 、 ど う い う 点 を ミ ス っ た の か 。 モ デ ル の 問 題 な の か 、 考 え 方 の 問 題 な の か 、 係 数 値 の 問 題 な の か 、 そ れ が 土 壌 層 の 問 題 を き ち ん と 把 握 で き な か

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っ た の か ど う か 。 そ う い う こ と が 何 ひ と つ き ち ん と 、 各 先 生 方 は 御 存 じ か も し れ ま せ ん け ど も 、 少 な く と も 私 は 、 こ の 委 員 会 で き ち ん と 審 議 し た と い う 記 憶 は あ り ま せ ん 。 議 事 録 を 読 ん で み て も 、 過 去 の 調 査 は こ う だ っ た と 、 い き な り 追 加 調 査 が 出 て き て で す ね 。 で す か ら そ う い う 中 で 、 住 民 が こ の 補 足 調 査 の 中 で 、 何 で ボ ー リ ン グ を こ れ し な い と い け な い の か 、 そ れ が 従 来 の ミ ス 、 大 き な 食 い 違 い 、 こ れ を ど う 是 正 す る の か と い っ た こ と は 、 私 、 委 員 に も わ か ら な い 。 そ う い う 議 論 を き ち ん と す べ き で あ る と 、 ま ず 。 そ う い う 意 見 が か な り 過 去 3 回 の 委 員 会 で 出 て き た に も か か わ ら ず 、 そ れ が 具 体 的 に 何 ら 対 応 さ れ て な い 。 こ う い う 中 で 、 や は り 委 員 は 別 と し て も 、 住 民 の 方 が ど う し て こ の 調 査 に つ い て 、 追 加 調 査 に つ い て 信 頼 を 持 っ て 協 力 で き る の だ ろ う か と 、 私 は 率 直 に そ う 思います。以上です。

坂巻委員:坂 巻です。 第3回の 委員会の とき、 私も今中根先 生が御発 言になっ たのと同趣 旨 の こ と を 申 し 上 げ ま し た 。 特 に 住 民 と の 信 頼 を 大 事 に す る と い う 面 か ら 言 え ば 、 先 ほ ど 奥 西 先 生 の 方 か ら お 話 の あ っ た 、 と に か く 第 4 回 の 委 員 会 ま で に 、 こ れ こ れ の 問 題 に つ い て の 回 答 を 求 め る と い う 住 民 か ら の 要 請 が 、 行 政 当 局 に 出 さ れ た と い う こ と で す ね 。 と こ ろ が 、 今 日 は 第 4 回 の 委 員 会 で 、 そ れ ま で に 恐 ら く そ の 返 答 は な か っ た ん だ と 思 い ま す が 、 そ れ に つ い て ど う い う 処 置 を 取 ら れ て い る の か 。 例 え ば 、 委 員 会 ま で に 返 答 す る こ と は 無 理 だ か ら 御 了 解 い た だ き た い と 、 そ の か わ り 何 月 何 日 ま で に は 責 任 持 っ て そ の 回 答 を 出 す と い う よ う な 返 事 を な さ れ て い る の か ど う か 。 そ れ を き ち ん と さ れ る こ と が 信 頼 確 保 の た め に 必 ず 大 切 な こ と に な っ て く る と 思 い ま す の で 、 そ の 経 過 の フ ォ ロ ー ア ッ プ に つ い て ど う 考 え て お ら れ る の か 、 行 政 当 局 の 方 の 御 答 弁 を い た だ き た い と 思います。

事務局(木谷 ):9月10日に市 民連絡協 議会の 方から、確か に、追加 ボーリン グ調査に入 る 前 に 当 た っ て の 申 入 れ を い た だ き ま し て 、 第 4 回 の 委 員 会 ま で に 回 答 し て い た だ き た い と い う こ と は 確 か に 承 り ま し た 。 私 ど も と し ま し て は 、 第 4 回 の 今 回 の 委 員 会 の 主 な 審 議 の 内 容 と 、 そ れ か ら 追 加 ボ ー リ ン グ と は ち ょ っ と 次 元 的 に は 違 う と い う こ と も ご ざ い ま し た の と 、 期 間 が 2 週 間 ぐ ら い し か な か っ た と い う こ と で も ご ざ い ま し て 、 精 一 杯 努 力 は し ま す け れ ど も 、 第 4 回 の 委 員 会 に 間 に 合 う か ど う か と い う の は 確 約 は し ま せ ん で し た 。 今 現 在 皆 さ ん こ う い っ た 御 不 安 、 御 懸 念 を 持 っ て お ら れ ま す の で 、 そ れ に 対 し て は や は り 丁 寧 に わ か り や す い 説 明 を し な け れ ば い け な い と い う ふ う に 思 っ て お り ま し て 、 そ う い っ た 資 料 を 一 所 懸 命 作 っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 先 日 、 こ の 委 員 会 の 前 に 市 民 連 絡 協 議 会 の 方 と は お 話 を さ せ て い た だ き ま し て 、 委 員 会 が 終 わ り ま し て 、 そ れ か ら10月 の 初 め に か け て 、 一 度 申 入 れ に 対 す る 御 回 答 を さ せ て い た だ い て 、 そ れ か ら 町 内 会 の 方 に 説 明 会 の 申 入 れ を 改 め て さ せ て い た だ き た い と い う ふ う に対応させていただいているところでございま す。

坂巻委員:ありがとうございました。

朝倉委員:今 の皆さん の御意見 を伺って いて、 私も地元の住 民の方に 御理解い ただけるよ う に 、 丁 寧 な 説 明 が 必 要 な ん だ な と い う こ と が よ く わ か り ま し た 。 委 員 長 か ら 、 こ こ に 書 か れ て い る 御 懸 念 に 対 し て 、 経 験 に 基 づ い て お 考 え を と い う こ と で ご ざ い ま す の で 、 幾 つ か 申 し 上 げ ま す が 、 一 つ は ボ ー リ ン グ に よ っ て 地 盤 が 弱 く

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な る と い う の は こ こ で 初 め て 見 て び っ く り し た ん で す が 、 全 く そ う い う こ れ ま で 考 え も し な か っ た こ と で 、 か つ そ れ で 水 み ち 、 水 が 涸 れ る と い う の も ち ょ っ と 意 外 な こ と を 心 配 し て お ら れ る ん だ な と 思 っ た ん で す が 。 通 常 ボ ー リ ン グ を 施 工 し て 地 下 水 位 を 下 げ よ う と 思 っ た ら 、 ポ ン プ を 設 定 し て 水 を 汲 み 上 げ な け れ ば 地 下 水 位 を 下 げ ら れ な い と い う こ と で 、 地 下 水 位 低 下 工 法 と い う 少 し 手 の か か っ た こ と を や ら な け れ ば い け な い の で す が 、 そ れ な し に ボ ー リ ン グ を 施 工 す る だ け で 地 下 水 位 が 下 が る と い う の は 通 常 余 り 考 え ら れ な い こ と で あ る と い う こ と が 一 つ 。 そ れ か ら 、 追 加 ボ ー リ ン グ の 必 要 性 に つ い て 説 明 が 必 要 で あ る と い う こ と な ん で す が 、 私 は 今 回 の 委 員 会 に お け る 自 分 の 役 割 は 、 特 に 牛 田 の 盛 土 地 区 の 沈 下 問 題 が 一 番 懸 念 す べ き こ と だ ろ う と 思 っ て お り ま し て 、 そ れ を で き る だ け 精 度 よ く 評 価 す る 、 あ る い は 安 全 の た め に 必 要 な 措 置 を す る 、 と い う 検 討 を す る た め に は 、 特 に 盛 土 部 分 の 状 態 、 そ れ か ら 盛 土 と 原 地 盤 と の 境 界 の 位 置 、 空 間 的 な 位 置 、 そ れ か ら 原 地 盤 の 表 層 部 分 、 ト ン ネ ル と 原 地 形 の 地 表 面 と の 間 の 地 質 状 況 、 そ の あ た り が 一 番 沈 下 に 影 響 を 大 き く 与 え る 因 子 だ と 思 い ま す の で 、 現 在 委 員 会 と し て 我 々 に 与 え ら れ た 地 質 情 報 は 、 一 番 肝 心 な 所 が 点 線 で 書 い て あ っ て 、 ク エ ス チ ョ ン マ ー ク が つ い て い る と い う こ と で 、 何 と し て も 一 番 大 事 な こ と を し っ か り と 議 論 す る た め に 追 加 の ボ ー リ ン グ が 必 要 で あ るということを申し上げたいと思います。

吉國委員長:ありがとうございました。はい、 どうぞ。

越智委員:越 智ですが 、ボーリ ングする という ことに関して 、実はこ の牛田東 地区ではシ ミ ュ レ ー シ ョ ン が も う 既 に さ れ て る わ け な ん で す が 、 こ れ に 関 し て ど の ボ ー リ ン グ デ ー タ を 使 っ た の か と い う の は 、 以 前 事 務 局 関 係 の 方 と 、 コ ン サ ル の 方 と お 話 し さ せ て い た だ い た と き に 、 御 質 問 さ せ て い た だ い て い た ん で す が 、 牛 田 東 三 丁 目 の シ ミ ュ レ ー シ ョ ン は 、 ど こ の ボ ー リ ン グ を 使 っ た と い う こ と な ん で し ょ う か 。 何 か 全 体 読 ん で み る と 、 本 四 公 団 か ど こ か の 資 料 を 使 っ て い る よ う な 、 あ る い は 三 十 何 本 か の デ ー タ の 平 均 値 を 当 て て る よ う な 、 何 か ち ょ っ と は っ き り し な い 所 が あ っ た ん で す よ ね 。 そ れ で 、 は っ き り さ せ と い て く だ さ い と いうふうに言ったんですが、そのあたりはどう なんでしょうか。

事務局(木谷 ):ちょ っと細か い資料が ないの であれなんで すけれど も、基本 的に二葉山 全 体 で33箇 所 の ボ ー リ ン グ を 取 っ て お り ま し て 、 そ れ ぞ れ の 地 層 毎 に い ろ ん な 土 質 定 数 等 を 求 め て お り ま す 。 そ の ボ ー リ ン グ デ ー タ で い ろ い ろ 地 質 調 査 、 土 質 調 査 し た 結 果 か ら 代 表 的 な 値 を 選 ん で 、 そ れ を 基 本 的 に は 地 盤 沈 下 の シ ミ ュ レ ー シ ョ ン に も 採 用 し て お り ま す 。 あ る 断 面 を 切 り ま し て 、 そ こ の 地 層 の 状 況 を 、 い わ ゆ る 輪 切 り み た い に し て 、 そ れ ぞ れ の 地 層 に 、 そ こ へ ど う い う 土 質 定 数 を 適 用 す る か 、 そ れ に よ っ て 沈 下 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン と い う の を や っ て お り ま す 。 た だ 、 そ の 中 で 例 え ば 、 固 い 岩 盤 の 所 の 、 い わ ゆ る 変 形 定 数 等 が か な り 高 い 数 値 を 表 し て お り ま し て 、 そ う い っ た 所 に つ き ま し て は 、 中 国 地 方 の ト ン ネ ル 工 事 や な ん か で 豊 富 な 実 績 デ ー タ を 持 っ て お ら れ ま す 、 当 時 の 日 本 道 路 公 団 さ ん の そ う い っ た シ ミ ュ レ ー シ ョ ン の と き に 使 わ れ て い る 代 表 的 な 数 値 を 使 っ て 、 要 は そ の 沈 下 の 度 合 い が 、 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン と し て 出 や す く な る 方 向 の 数 値を使って、そこらには採用させていただいて 、沈下の計算をしております。 吉國委員長: 時間もあ りますの で、それ とその ボーリング調 査に伴う 住民の懸 念というこ

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とにどういうふうにかかわってきているのか、 その辺も。

越智委員:ま さにそこ のところ なんで、 実は前 も申し上げた んですが 、牛田の シミュレー シ ョ ン し た 所 と い う の は 、 №17、 そ れ か ら161514は ち ょ っ と 離 れ る ん で す け ど 、 そ の あ た り の ボ ー リ ン グ を や っ て る わ け な ん で す よ ね 、 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン し た 場 所 あ た り で 。 だ っ た ら そ れ を ち ゃ ん と 使 え ば よ さ そ う な も の な の に 、 何 か そ れ が ち ゃ ん と 使 わ れ て な い よ う な 印 象 を 受 け た ん で す よ 。 そ れ で な ぜ こ う 思 う か と 言 う と 、 か な り 脆 弱 な 所 も あ る に も か か わ ら ず 、 例 え ば 盛 土 の 部 分 が せ い ぜ い 3 ㎜ ぐ ら い の 沈 下 に な る よ う な 書 き 方 を さ れ て た り と か 、 ち ょ っ と そ の あ た り が ち ょ っ と 解 せ な い ん で す ね 。 で す か ら せ っ か く ボ ー リ ン グ す る ん で す か ら 、 そ こ の そ の ボ ー リ ン グ の デ ー タ と い う も の を 、 き ち ん と 使 っ て や ら な い と い け な い ん じ ゃ な い か と 。 で 、 追 加 ボ ー リ ン グ と い う ん で す が 、 じ ゃ あ 前 に そ の 掘 っ た と き に な ぜ そ れ を 使 わ ず に ほ っ た ら か し に し て お い て 、 今 に な っ て 追 加 ボ ー リ ン グ と 言 う の だ ろ う か 。 し か も 本 当 に そ れ は ち ゃ ん と シ ミ ュ レ ー シ ョ ン に そ の 生 の デ ー タ が 生 か さ れ る の か 、 そ の あ た り が 私 と し て も 疑 問 だ し 、 恐 ら く 住 民 の 方 は も っ と 疑 問 だ と 思 う ん で す よ ね 。 だ か ら 、 そ う い う 意 味 で き ち ん と し た シ ミ ュ レ ー シ ョ ン に な る よ う な 資 料 の 使 い 方 と い う の を し て い た だ き た い し 、 福 木 で も ど う だ っ た の か 、 前 の こ の 場 で も 申 し 上 げ た ん で す が 、 F E M で あ っ た ら ト ー タ ル で 5 ㎝ 以 内 、 で も 手 計 算 で あ る 人 に や っ て も ら っ た ら10㎝ ぐ ら い と い う ふ う な の が 出 る と い う 、 や は り 何 か こ う 疑 問 の 残 る ま ま で 来 て ま す の で 、 そ の あ た り を き ち ん と し た ボ ー リ ン グ を や っ て い た だ き た い 。 そ れ か ら あ え て 、 今 日 私 の 方 か ら 配 ら せ て い た だ い た 資 料 な ん で す が 、B- 14と い う ひ ん 岩 の ボ ー リ ン グ の 位 置 な ん で す ね 。 あ れ 伺 っ て び っ く り し た ん で す が 、 あ の 位 置 が 昔 住 民 の 方 に 説 明 し て い た と き の 位 置 と 、 こ の 委 員 会 に 出 て る 位 置 と が 違 う ん で す よ 。 そ れ で 、 何 で か な と 思 っ て た ん で す が 、 何 か24日 の 建 設 委 員 会 で 答 弁 が あ っ た そ う な ん で す が 、 昔 の あ の 位 置 と い う の は 、 2 本 の ト ン ネ ル を 計 画 し て い た と き の 位 置 で 、 委 員 会 に 出 し た の は 1 本 の 計 画 に し た と き の 位 置 だ と か い う よ う な 、 こ れ 正 確 か ど う か わ か ら な い ん で す が 、 何 か こ う 全 く お か し な 話 を 聞 い て る の で 、 実 は そ こ に な ぜ こ だ わ る か と 言 う と 、B- 14の 位 置 というのは本当に微妙なんですよ。

吉國委員長:簡潔にお願いします。

越智委員:は い、です から、き ちんとし たボー リングの仕方 をして、 それで住 民の方に納 得のいただけるような調査研究を進めていただ きたいと、そういうことです。 吉國委員長:もう御一方、お願いしたいと思う のですが。はい。

金折委員:前 回欠席い たしまし て、誠に 申しわ けありません でした。 越智先生 の言われる こ と に 関 し て は 、 や は り こ の 検 討 委 員 会 で き っ ち り し て い く と い う 前 提 で 、 ま た 追 加 ボ ー リ ン グ を 掘 り ま す と 、 地 質 状 況 も さ ら に 判 然 と し て き ま す し 、 そ れ で 再 解 析 を き ち ん と や る と い う こ と で 、 前 の こ と に 振 り か え る の も 大 変 重 要 で す け れ ど 、 そ れ よ り も や は り こ れ か ら ど う す る か と い う こ と に 審 議 の 時 間 を 割 いていただきたいような気がします。

Ⅱ に 関 し て は 、 前 回 私 が 御 提 案 し ま し た 案 を 御 審 議 い た だ き 、 支 持 い た だ き 、 そ し て 前 回 の 委 員 会 で 追 加 ボ ー リ ン グ す る 方 向 で 行 こ う と い う 結 論 が 出 た と 伺 っ て い ま す 。 そ れ で ① 、 ② 、 ③ に 関 し て 、 前 回 欠 席 い た し ま し た の で 、 全 く 報

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告 で き ま せ ん で し た 。 今 回 資 料 に 基 づ い て 、 ど れ ぐ ら い わ か り や す く 説 明 で き る か わ か り ま せ ん け ど 、 一 応 御 説 明 さ せ て い た だ き た い と い う ふ う に 考 え て お ります。よろしくお願いします。

吉國委員長: 追加ボー リングは 必要と、 追加調 査が必要とい うことに ついては 御異議はな い ん だ と 思 っ て お り ま す が 、 前 回 の 委 員 会 も 、 そ う い う ふ う に 決 め て い た だ き ま し た の で 、 時 間 も 、 実 に た く さ ん の 意 見 を い た だ き ま し て 大 幅 に 超 過 し ま し たけれども、これでこの話は打ち切らせていた だきます。

【審議事項】

(1)追加ボーリングにおける地質調査項目に ついて

吉國委員長: それでは 次の審議 事項に入 らせて いただきます 。まず最 初は、追 加ボーリン グ 箇 所 に お け る 地 質 調 査 項 目 に つ い て の 審 議 に 入 ら せ て い た だ き ま す 。 金 折 委 員 か ら 、 当 日 配 付 資 料 に て 提 案 を い た だ い て お り ま す の で 、 金 折 委 員 か ら 説 明 を、5分程度お願いします。

金折委員:は い、資料 ウという のがあっ て、1 から、2枚A 3の表が あって、 それからず っ と 断 面 図 が15ペ ー ジ ま で つ け て あ り ま す 。 そ れ ら に つ い て 簡 単 に 御 説 明 し た いと思います。

調 査 と い う の は シ ナ リ オ が あ っ て 、 そ し て 流 れ と 言 い ま す か 、 時 間 を 追 っ て こ ん な ふ う に 順 次 段 階 的 に や っ て い く の が い い の で は な い か と い う こ と で 、 こ れ ま で の 調 査 か ら 解 析 ま で の 流 れ と い う の を こ の 1 ペ ー ジ 目 に つ け て お り ま す 。 現 時 点 は そ の 調 査 段 階 と い う と こ ろ で 、 地 質 の 把 握 と い う と こ ろ の 第 1 部 が 、 ま だ 十 分 に 調 査 が 進 ん で な い と い う 段 階 で は な い か と 思 い ま す 。 地 表 部 の 調 査 か ら 地 下 部 の 調 査 、 ボ ー リ ン グ 、 そ れ に つ い て は 別 表 1 に 、 こ の 内 容 、 そ し て 何 が わ か っ て 、 そ し て 何 に 利 用 す る か と い う の が 書 い て あ り ま す 。 そ れ を ま と め て 地 質 平 面 図 と い う 、 こ れ が 岩 盤 の モ デ ル 化 に つ な が る の で す が 、 そ れ を ま ず 作 成 し て い く こ と に な り ま す 。 ボ ー リ ン グ と 地 表 調 査 を 組 み 合 わ せ る の は 平 面 と 地 下 方 向 の 情 報 を 得 る た め で す 。 ボ ー リ ン グ を 行 い ま す と 、 そ の 原 位 置 試 験 、 そ の 場 で の い ろ ん な 試 験 ( テ ス ト ) が 実 施 で き 、 物 性 な ど を 得 る こ と が で き ま す 。 さ ら に 透 水 性 と か 、 水 関 係 、 い わ ゆ る 地 下 水 に 関 す る 情 報 が 得 ら れ ま す 。 さ た に 、 地 下 水 調 査 も 実 施 で き る こ と に な り ま す 。 一 方 、 ボ ー リ ン グ を 掘 り ま す と 、 コ ア と い う 細 長 い 柱 状 の も の が 取 れ ま す が 、 そ れ を 利 用 し て 今 度 は 室 内 で 土 質 試 験 ( い わ ゆ る 土 ) も し く は 岩 盤 の 場 合 は 岩 石 試 料 を 使 っ て 岩 石 試 験を行います。その内容については別表2に示 してあります。

そ し て 、 そ れ ら が 得 ら れ た 段 階 で 次 に 岩 盤 モ デ ル 、 モ デ ル と い う の は い ろ ん な 考 え 方 が あ っ て 、 い ろ ん な も の が で き ま す け れ ど 、 実 際 に 近 い 、 い わ ゆ る デ ー タ に 基 づ い た 、 先 ほ ど 越 智 委 員 の 御 意 見 に も あ り ま し た け れ ど 、 こ こ の 地 盤 モ デ ル が ど の く ら い 正 確 に で き る か 、 ボ ー リ ン グ 位 置 等 も 含 め て 、 モ デ ル が で き れ ば そ の 次 の 解 析 に か け る こ と が で き ま す 。 ま だ 解 析 方 法 も 決 ま っ て い ま せ ん の で 、 こ こ ま で 述 べ る こ と は ち ょ っ と 僭 越 な の で す け れ ど も 、 一 応 そ こ ま で つなげていこうということでデータをとる、今 、その段階だと思います。

次 の 横 長 の A 3 の 用 紙 に 地 形 判 読 か ら ボ ー リ ン グ 、 ボ ー リ ン グ 原 位 置 試 験 な

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ど の 調 査 項 目 が 書 い て あ り ま す 。 そ れ ぞ れ の 個 別 試 験 に つ い て は 時 間 が あ り ま せ ん の で 省 略 し ま す け ど 、 そ の 次 に 求 ま る も の 、 そ し て ど の よ う な 解 析 へ 応 用 で き る か と い う こ と が 書 い て あ り ま す 。 そ の 補 足 と し て 備 考 が つ い て お り ま す 。

3 ペ ー ジ 目 に は 室 内 試 験 、 い わ ゆ る 取 っ て き た 試 料 に 関 し て こ の よ う な 試 験 を 実 施 す る こ と に な り ま す 。 こ の 室 内 試 験 と 、 原 位 置 で 出 た 得 ら れ た デ ー タ 、 こ の デ ー タ の 質 に も よ る の で す け れ ど 、 で き る だ け 精 度 の 高 い も の を 得 て い た だきたいと思います。

先 ほ ど 盛 土 と か 崖 錐 部 と 岩 盤 と の 境 界 部 と い う の が 非 常 に 重 要 に な る と い う こ と が 言 わ れ て い ま す け れ ど も 、 こ れ ら に つ い て も 別 表 2 に 求 ま る も の に つ い て、そういうデータを求めるんだということが 記載してあります。

次 は 4 ペ ー ジ 目 で す が 、 実 際 に ボ ー リ ン グ 孔 の 計 画 と 、 そ こ で ど ん な 原 位 置 試 験 、 掘 り な が ら 実 施 し た り 、 掘 っ た 後 に 実 施 し た り す る か と い う こ と が 示 し て あ り ま す 。 こ こ に も 一 番 こ の 大 変 な 所 で 、 盛 土 の あ る 部 分 に つ い て 、 盛 土 と 岩 盤 に 分 け て こ ん な 所 を 赤 丸 と か 四 角 、 三 角 こ う い う も の で 掘 り 、 掘 削 し な が ら 試 験 を 実 施 し て デ ー タ を 得 る と い う 計 画 で す 。 そ の 下 に 掘 削 計 画 と い う も の が書いてありますけれど、それはお読みいただ きたいと思います。

さ ら に 不 攪 乱 試 料 と い う の を 取 っ て 、 ま だ 原 位 置 と 言 い ま す か 、 そ の 場 の 状 態 に 近 い よ う な 試 験 も 試 み て も ら い た い と い う ふ う に 考 え ま す 。 以 前 に 掘 っ た 孔 を こ う い う 試 験 に 使 え ば い い ん で は な い か と 言 わ れ 、 そ う 思 わ れ る 方 も お ら れ る と 思 い ま す け ど 、 コ ア に つ い て は 以 前 採 取 し た も の は 経 年 劣 化 を し て い ま す 。 掘 っ た 孔 も 時 間 が た つ と 状 況 が 変 わ っ て き ま す の で 、 で き る だ け 掘 り な が ら 、 も し く は 掘 っ た 直 後 に こ う い う 孔 内 試 験 と い う の を 実 施 す る こ と が 望 ま し いと思います。

次 の ペ ー ジ に 平 面 図 が 付 い て お り ま す 。 こ れ に つ い て は 地 表 踏 査 と 地 形 解 析 、 そ れ の 範 囲 が 示 し て あ り ま す 。 ち ょ う ど こ の 範 囲 と い う の は ト ン ネ ル を 中 心 と し て 山 体 が 両 側 に 広 が っ て お り ま し て 、 な か な か 住 宅 地 と い う の は 改 変 が 進 ん で い ま し て 地 質 の 、 地 表 の 踏 査 が 難 し い の で す け れ ど 、 こ う い う 山 の あ る 地 域 と い う の は 割 と そ の 岩 石 と い う も の の 露 出 が 見 ら れ ま す の で 、 こ う い う 範 囲 で 実 施 す れ ば お お む ね ト ン ネ ル の 範 囲 を 平 面 的 に カ バ ー で き る の で は な い か と 、 か な り 遠 く の 情 報 も 、 地 質 、 地 形 情 報 も 得 ら れ る よ う に 計 画 し て あ り ま す 。 オ レ ン ジ が 既 往 の 踏 査 範 囲 で す が 、 こ れ を も う 少 し 広 げ た 範 囲 に な っ て お り ま す 。 この範囲については越智委員の御指摘の範囲に ほぼ一致すると思います。

6 ペ ー ジ 目 が 坑 口 附 近 の 東 側 に な る の で す か 、 東 側 の 部 分 の 詳 細 な 、 一 応 、 被 り と 言 っ て い ま す け ど 、 表 層 、 ト ン ネ ル ま で の 深 さ が 浅 い 所 、 そ し て も う 一 つ は 牛 田 地 区 、 今 問 題 に な っ て い ろ い ろ 住 民 の 方 が 懸 念 さ れ て い る 場 所 、 こ こ が 非 常 に 重 要 と な っ て い ま す の で 、 先 ほ ど か ら の 議 論 に も あ り ま す よ う に 、 こ こ を ま ず は 重 点 的 に 、 ど こ が わ か っ て い な く て 、 ど こ を も う 少 し 追 加 し て 、 ど ん な デ ー タ を 得 れ ば い い の か 、 と い う こ と を 少 し 御 説 明 し た い と 思 い ま す 。 6 ペ ー ジ の 平 面 図 に は 既 存 の も の が 黒 丸 と 、 太 黒 丸 で 書 い て あ り ま す け れ ど 、 こ れ を ぱ っ と 平 面 的 に 見 て も ら う と 、 や は りH22- N4と い う 所 が デ ー タ と し て は 欠 け て い て 、 そ し てNo22の ポ イ ン ト あ た り の 南 側 も 少 し 欠 け て い る の で は な い か と 。 こ の 辺 は 沢 部 に な っ て い ま し て 、 岩 盤 ま で の 深 度 は そ れ ほ ど 深 く は な い と

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思 い ま す け れ ど 、 こ う い う 所 へ の 状 況 を 把 握 す る 必 要 が あ る と 、 平 面 的 に 見 て も こ の 辺 が 欠 け て い る の で 、 こ の 辺 の デ ー タ を 得 る と 、 よ り 正 確 な モ デ ル を つ くることができるのではないかというふうに考 えました。

今 度 は 断 面 で す 。 ト ン ネ ル の ル ー ト 沿 い の 断 面 が 示 し て あ り ま す 。 こ れ を 見 て も や は り 、 先 ほ ど に も 御 意 見 が あ り ま し た け れ ど 、 わ か っ た 所 と わ か っ て な い 所 を 、 そ れ ぞ れ 実 線 と 点 線 で 示 し ま し た 。 こ れ に は わ か っ た 所 、 推 定 範 囲 が ボ ー リ ン グ 孔 の 両 側 に20m ぐ ら い で す か 、 こ れ ぐ ら い は 一 つ の 地 点 の ボ ー リ ン グ で 推 定 で き る だ ろ う と 思 い ま す 。 そ う す る と や は り 一 番 重 要 な 住 宅 の 下 を 通 過 す る 部 分 と い う の を も う 少 し 調 査 し て い く 必 要 が あ っ て 、 こ の 辺 の 詳 細 な 地 質モ デル 、そ して 岩 盤の 物性 を把 握す る必 要 が ある と思 いま す。 こ のB- 11B- 9 の 間 で 内 挿 は 可 能 で す け れ ど 、 そ れ だ と 少 し 無 理 が あ る の で は な い か と い う ふ うに考えました。

そ の 次 が 、 8 ペ ー ジ が そ れ に 直 交 す る 断 面 で す 。 こ れ がH22- N1で す 。 そ こ で は 被 り が 薄 い と 言 い ま す か 、 ト ン ネ ル ま で の 上 載 の 高 さ が 非 常 に 短 い こ と が 非 常 に 重 要 で す の で 、 こ の あ た り で ボ ー リ ン グ を す る 必 要 が あ る と 考 え ま し た 。 そ う す る と そ の 既 存 の ボ ー リ ン グ か ら の 推 定 と 、 こ こ で き ち ん と 結 ん で 岩 盤 の 状況を把握できると考えております。

そ の 次 がH22- N4に 関 す る 、 こ のDHと か 点 線 で 入 っ て い る の で す が 、 こ れ は 少 しデータが不確かだということで表示してあり ます。

今 度 は 一 番 懸 念 さ れ る 牛 田 地 区 の 平 面 図 が 示 し て あ り ま す 。10ペ ー ジ 目 で す 。 こ こ に も 既 往 の ボ ー リ ン グ が 何 本 か 掘 っ て あ り ま す け れ ど 、 や は り ぱ っ と 見 て 全 体 的 に 眺 め る と 、 や は り 精 粗 が あ っ て 、 こ う い う 所 を も う 少 し ボ ー リ ン グ を す る 必 要 が あ る の で は な い か と 考 え 、 赤 丸 で 追 加 の 位 置 が 示 し て あ り ま す 。 こ う い う 調 査 と 既 存 の 調 査 、 既 存 の ボ ー リ ン グ と か を も う 一 度 洗 い 直 し て 、 そ し てさらに地質地盤モデルを精細にしていくとい うことになると思います。

11ペ ー ジ に は 、 ま た 、 住 宅 部 の 所 が 書 い て あ り ま す が 、 こ れ に つ い て も ご 覧

い た だ け る と わ か る と 思 い ま す が 、 大 体 こ う い う 所 を 追 加 し て お け ば 、 ま ず は 全 体 的 な ト ン ネ ル の 路 線 ル ー ト に 関 し て 、 デ ー タ が 得 ら れ る と 、 精 粗 の な い デ ータ、一様なデータが得られると考えておりま す。

次 が 、12ペ ー ジ が そ れ に 関 す る 、 ト ン ネ ル の ル ー ト 沿 い の 断 面 に な り ま す 。 や は り 今 ま で の デ ー タ で は 部 分 的 に 少 し な い 、 欠 如 し て い る 所 が あ る の で 、 こ う い う デ ー タ を も う 少 し 追 加 し て 、 そ し て よ り 詳 細 な 解 析 に 移 っ て い く の が 順 序 で は な い か と 思 い ま す 。 さ ら に 、 ト ン ネ ル に 直 交 す る 断 面 図 が 何 本 か 示 し て あります。131415ページですね。

こういうデータをきちんと取 って、そして原位 置試験、そして室内試験をや っ て 、 そ し て そ れ か ら ま ず は 地 質 モ デ ル を 作 成 し 、 そ の 次 に 地 盤 モ デ ル を 作 成 し 、 そ し て 解 析 に つ な げ て い く と 、 そ う い う 順 序 で や っ て い く 必 要 が あ る の で は な い か と い う こ と で 、 前 回 こ う い う 調 査 を 提 案 さ せ て い た だ い た 次 第 で す 。 以 上 です。

吉國委員長: ありがと うござい ました。 それで はただいま御 説明いた だきまし た地質調査 項目について、皆様の御意見をお願いします。

大島委員:10ページで ちょっと 、私初め てなも のですから質 問させて いただき たいのです

(14)

が 、 こ う い う 計 画 の 基 本 に な っ て い る の が 、 こ の 旧 地 形 図 と 現 在 の 地 形 と を 重 ね 合 わ せ な が ら 、 旧 谷 底 地 形 を 表 現 す る こ と に よ っ て 、 大 体 こ の 付 近 が 主 に 盛 土 に な っ て い る ん じ ゃ な い か 、 切 取 り ・ 盛 土 の 境 界 に な っ て い る ん じ ゃ な い か と い う こ と を 想 定 し た 図 面 だ と 思 う の で す が 、 こ の 比 較 の 基 に な っ て る 旧 地 形 図 ま た は 空 中 写 真 と い う の は い つ の も の な の か を ち ょ っ と 教 え て い た だ け ま せ んか。それによってちょっと意見があるんです が。

事務局(石岡):すみません、補助者の方から 答えさせていただきます。

事務局補助( 藤本): 復建の藤 本と申し ます。 ちょっと年号 は覚えて いないの ですが、米 軍 の 撮 影 し た 、 大 島 先 生 も 付 け て お ら れ る と 思 い ま す け れ ど も 、 戦 後 間 も な く のやつを、空中写真判読をしまして作ったもの です。

大島委員:わかりました。

事務局補助(藤本):今の地形図との精度から 言うとちょっと落ちるかと思います。 大島委員:私 の資料に 付けてあ りますが 、1961年に国土地理 院が撮影 した空中 写真がある

こ と が わ か り ま し た 。 そ れ を 見 ま す と 、 こ の 牛 田 東 地 区 は 土 取 り 場 と し て 使 っ た か 、 既 に 宅 地 造 成 が 始 ま っ て い た の か ど う か 分 か り ま せ ん が 、 か な り 切 り 込 ま れ て い ま す 。 だ か ら そ の 米 軍 撮 影 時 代 は 稜 線 部 は 別 と し て ま だ 山 は 拓 か れ て い ま せ ん で す か ら 、 そ の 時 代 の も の を 基 に し て や っ た と す る と 、 こ の 盛 土 の 格 好 、 ち ょ っ と 違 う ん じ ゃ な い か と い う 気 が し ま し て 、 そ れ で で き た ら こ の1961 年 、 私 は 国 土 地 理 院 の イ ン タ ー ネ ッ ト で 調 べ て 、 そ こ の 写 真 が あ る と い う こ と を 確 認 で き ま し た の で 、 そ の 写 真 と 現 在 と を 比 較 す る と 、 こ の 盛 土 の 格 好 が ち ょ っ と 違 っ て く る の じ ゃ な い か と 思 う ん で す 。 そ う し ま す と や は り 、 ト ン ネ ル を 掘 る こ と に よ る 沈 下 で 問 題 に な っ て く る の は 、 ま ず 盛 土 部 分 、 そ し て 次 に 切 取 り と 盛 土 の 境 界 に 引 っ 掛 か る 部 分 、 こ れ が 微 妙 に 変 化 し ま す か ら 、 そ こ が ど う な っ て い る か と い う と こ ろ を 正 確 に 図 面 に 表 し た 上 で 、 多 分 今 ま で あ ら ま し お や り に な っ た こ と は 間 違 っ て い な い と 思 う ん で す が 、 微 妙 な 計 画 を す る 上 で は 、 ど こ が 盛 土 で そ の 境 界 が ど こ に あ る か が ボ ー リ ン グ で は な か な か 分 か り ま せ ん か ら 、 面 的 な 広 が り は 、 こ の 少 な く と も1961年 の 写 真 と 今 と を 比 較 し な が ら 、 も う ち ょ っ と 検 討 に 耐 え る よ う な 図 面 に し て も ら っ た ら あ り が た い な と 思 います。

そ れ と も う 一 つ 、 こ の 図 面 を 見 な が ら 、 こ の 谷 地 形 と い う の は 間 違 い な い わ け で す か ら 、 こ の 一 番 沈 下 が 問 題 に な る と 思 わ れ る の は 、 こ の10ペ ー ジ の 円 の 、 この 赤いH22- U7 L41m と書 いた 断 面の 所だ と思 いま す。 平面 図 で見 ます と 上側 に 点 線 で 書 い た 所 、 被 り が15m ぐ ら い し か な い と 書 い て あ り ま し た が 、 こ の 筋 の こ の 下 流 側 に 、 本 当 は こ の 水 が 流 れ て い く 、 低 い 方 へ 、 谷 筋 に 沿 っ て 流 れ て い く わ け で す か ら 、 そ ち ら の 方 向 に は 何 か 本 当 は ボ ー リ ン グ が 必 要 な ん だ ろ う な と 思 っ た り し て い ま す 。 さ っ き ボ ー リ ン グ が 余 り 多 過 ぎ る ん じ ゃ な い か と い う 御 批 判 も あ り ま し た が 、 ど こ か 削 っ て で も こ の 谷 筋 の 下 流 側 に 本 当 は や っ て い た だ か な い と 、 こ の 盛 土 の 実 態 と い う も の が 、 実 際 一 番 深 く な っ て 水 が 流 れ て い る か も し れ な い 盛 土 付 近 の 地 質 調 査 を や っ て 欲 し い と 、 そ う い っ た 意 味 で はここは一つ欠けているのではないかと思いま す。

吉國委員長: 金折委員 、今回の 調査が当 面これ だけやって、 それを見 てもう一 度さらに追 加調査が必要なら考えるという話なので、その あたりについて。

(15)

金折委員:そ うですね 。今の大 島委員の 話は大 変参考になり ます。ま ずは、な かなかこれ だ け 掘 る の も 大 変 な 所 で 、 ト ン ネ ル の ル ー ト の 全 域 を ま ず は 精 粗 な く 把 握 し た い と い う の が 第 一 の 目 的 で す の で 、 さ ら に 次 の 段 階 の 調 査 と し て 、 こ こ で 盛 土 が か な り 深 く て 、 岩 盤 と 盛 土 と の 境 界 、 そ し て 風 化 層 の 厚 さ な ん か の 把 握 が 不 十 分 で あ れ ば 、 ま た 次 の 段 階 の 調 査 と し て 、 こ の 下 流 に 一 本 掘 る と か 、 順 次 、 次 の 段 階 に そ う い う も の を 、 他 の こ と も い ろ い ろ 出 て く る と は 思 い ま す の で 、 越 智 委 員 の 言 わ れ る よ う な ひ ん 岩 の 破 砕 部 と か 、 そ う い う の も 含 め て 次 の 計 画 に 、 今 回 の 調 査 で 洗 い 出 し て 実 施 し て い く と い う 考 え も あ る の で は な い か と 思 います。

吉國委員長:よろしゅうございますか。 大島委員:よろしいです。

吉國委員長:はい。

大島委員:も う一つだ け注文。 お示しに なって いる13ページとか14ページとか 、横断図が あ る の で す が 、 余 り に も ト ン ネ ル に 近 い 所 だ け し か 描 い て な く て 、 実 は 、 影 響 す る の は こ の 範 囲 ぐ ら い だ ろ う と 思 っ て お や り に な っ て い る の か も し れ ま せ ん が 、 や は り も う ち ょ っ と 広 目 の 横 断 図 に し て お か な い と 、 安 心 で き な い の じ ゃ な い で す か 。 断 面 図 を 切 る の は 簡 単 だ と 思 い ま す か ら 、 そ う い う 断 面 図 に は し て 欲 し い と 思 い ま す け ど 。 せ め て 左 右30m ぐ ら い 幅 広 く と っ た 断 面 図 に し て い ただけませんでしょうか。

吉國委員長:今後の検討にしたいと思います。 中根委員:ちょっといいですか。

吉國委員長:はい、どうぞ。

中根委員:大 島委員か ら地形の お話が出 ました ので、本来、 植生のと ころでお 話しするつ もりだったんですが、ちょっとついでに述べさ せていただきます。

2, 000分 の1の 地 形 図 で 私 た ち 調 査 計 画 立 て る わ け で す け ど も 、 そ の 地 形 図 を

見 て い き ま す と 、 尾 根 筋 が 、 谷 筋 と い い ま す か 、 こ れ が 全 く 現 実 と 違 う と 。 尾 長 に つ い て も 二 葉 山 に つ い て も 。 特 に 二 葉 山 北 斜 面 で は 堆 積 土 が か な り 谷 に あ る に も か か わ ら ず 、 そ れ が 地 形 図 に 反 映 さ れ て な い 。 こ れ は 、 航 空 写 真 か ら 作 っ て ま す の で 、 し か し 実 際 の 水 位 の 変 化 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン と か 、 土 石 流 の ま た は 斜 面 崩 壊 の き ち ん と し た メ ッ シ ュ で 切 っ た 調 査 を し よ う と 思 っ た と き に 、 正 確 な 地 形 図 が な け れ ば 植 生 の 調 査 に つ い て も 現 実 に 合 わ な く な っ て く る 。 地 形 図 に 落 と せ な く な る 。 で す か ら 、 そ う い う 点 で は や は り 現 地 で の 測 量 を ベ ー ス と し た 地 形 図 を 、1, 500分 の1ま た は2, 000分 の1の 地 形 図 を き ち っ と 整 備 し て い ただくということはまず前提ではないかという ふうに思います。これが1点。

そ れ か ら 2 点 目 は 、 金 折 委 員 か ら こ こ も ボ ー リ ン グ あ っ た ら い い な と 思 う 、 そ う い う 御 指 摘 も あ っ た で す け れ ど も 、 既 に 5 号 線 で は 、 か な り の 数 の ボ ー リ ン グ を し て 、33で す か 、 そ れ で 予 測 を し た ら 、 2 、 3 ㎝ で あ る と 。 そ う す る と 今 度 の ボ ー リ ン グ で そ こ が ど う い う ふ う に 改 善 さ れ る の か 、 そ れ が 見 え て こ な い で す ね 。 で す か ら 、 当 然 そ の 従 来 の ボ ー リ ン グ の 仕 方 が こ う こ う こ う で あ る 、 そ の 解 析 が こ う こ う こ う で 、 そ れ を 雨 水 モ デ ル と か 地 形 モ デ ル で し た と き に ど う い う 問 題 が あ る と か 、 そ う い う 関 連 で こ の 調 査 が 、 追 加 調 査 が 必 要 で あ る と い う ふ う に 、 金 折 委 員 は わ か っ て る か も し れ な い 、 専 門 の 方 は 。 そ の 辺 に つ い

(16)

て、やはりきちっと。

吉國委員長: ちょっと 、中根委 員には申 しわけ ないんだけれ ども、一 応、第3 回の委員会 でここをボーリングしますということは決まっ たわけですね。

中根委員:ですから、その理由をやはりわから ないわけですよ。

吉國委員長: それは、 余り蒸し 返してそ このと ころを議論す ると、ま たそこの 第3回に戻 らなきゃならなくなると思うんですよ。ですか ら。

中根委員:わ かりまし た。それ だったら 、一度 きちんとその ことを、 いわゆる 5号線の沈 下 の 問 題 、 予 測 が 現 実 に あ る と 。 そ れ か ら 、 実 際 に そ の 後 で 1 号 線 に つ い て も や っ た と 、 予 測 を ね 、 2 、 3 ㎝ で 。 こ れ に つ い て 、 き ち っ と 原 因 究 明 を や る と 。 今 回 で な く て も い い で す 、 次 回 で も い い 、 次 々 回 で も 、 そ れ は 委 員 長 、 や は り 確約していただきたいと思います。

吉國委員長:皆さんどのようにお考えでしょう か。

金折委員:調 査案を出 した手前 ですけれ ど、や はり地質構造 モデルと か、その 調査の精度 に よ っ て 相 当 異 な る と 思 う の で す 。 だ か ら 、 や は り 今 回 こ う い う 補 足 調 査 と い い ま す か 、 追 加 調 査 を や っ て 、 き ち ん と わ か ら な い 所 も 明 ら か に し て 、 地 盤 モ デ ル を 作 っ て 、 そ し て そ れ に 基 づ い て 、 得 ら れ た デ ー タ を 使 っ て 解 析 を 実 施 す る 。 解 析 手 法 も き っ と ま た ど ん ど ん 進 ん だ 新 し い も の が で き て い る と 思 い ま す の で 、 そ う い う 次 の ス テ ッ プ に 進 ん で い く と い う 方 向 が い い の で は な い か と 思 います。

吉國委員長: 今日、お 伺いをし ておるの は、追 加ボーリング における 地質調査 項目は、こ れ で よ ろ し い か と い う こ と を お 伺 い し て お る ん で す ね 。 で す か ら 、 そ れ か ら 離 れ た 問 題 は 、 ま た 別 な 機 会 に 設 け ま す の で 、 こ の た び は 何 は と も あ れ 、 そ の 地 質 調 査 項 目 、 す な わ ち ボ ー リ ン グ し た ら こ う い う 調 査 を し ま す よ と い う の を 審 議 し て い た だ か な い と 、 そ れ が 審 議 事 項 な ん で す 。 そ う い う つ も り で 議 論 を し て欲しいんです。

中根委員:わ かりまし た。です から、今 、委員 長おっしゃら れたよう に、やる ということ で す か ら 、 そ の と き に 合 わ せ て 、 地 質 も 含 め て 、 ボ ー リ ン グ も 含 め て 、 い ろ い ろやっていただくと。

吉國委員長: また、ど ういう点を 、さらに 再追 加の調査をす べきかと いうことに ついては 、 ま た 次 回 で も あ れ ば 、 次 々 回 で も 会 を 追 っ て 検 討 を し た い と 思 い ま す 。 よ ろ し いですか。

そ れ で 、 そ の 地 質 調 査 項 目 に つ い て は い か が で し ょ う か 。 よ ろ し い で し ょ う か。それとも、これはもっと訂正すべきだとい う問題がありますでしょうか。 城間委員:項 目で、ち ょっと細 かくなっ て申し わけないです けれども 、これ、 細かいやつ

は 表 示 さ れ て な い と い う こ と で 理 解 し て い い の か ど う か ち ょ っ と 確 認 な ん で す け れ ど 、 4 ペ ー ジ に 不 撹 乱 試 料 の 採 取 が あ っ て 、 盛 土 ・ 崖 錐 に な っ て い る ん で す け れ ど も 、 境 界 部 の 強 風 化 区 間 と い う ん で す か ね 、 そ の 辺 も 取 っ た ほ う が い い ん じ ゃ な い か と い う 意 見 も あ っ た と 思 う ん で す け ど も 、 そ の 辺 も 取 る 予 定 、 すみません、ちょっと金折先生に聞きたいので すけれど。

金折委員:薄 片観察と いうのも 入ってい ますの で、そこはし っかり取 ってもら おうと思い ます。

城間委員:強 風化部も 取ってい ただいて やって いただいた方 がいいの ではない かというふ

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