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建築物に関する中間検査に係る特定工程及び特定工程後の工程の指定の一部改正(案)

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Academic year: 2018

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青森県県土整備部建築住宅課

建築物に関する中間検査に係る特定工程

及び特定工程後の工程の指定の一部改正(案)について

1.告示改正の背景

建築基準法(昭和25年法律第201号。以下「法」という。)に係る建築物の中間 検査制度※1については、建築基準法の一部を改正する法律(平成10年法律第100 号)により創設され、平成11年5月1日より施行されています。

このため、県では青森市、弘前市及び八戸市の区域を除く青森県の区域において、中 間検査を行う期間※2、建築物構造、用途、規模並びに中間検査に係る特定工程及び特 定工程後の工程を直近で平成29年3月1日青森県告示第144号により指定(第6 期)しています。

現行では主に大規模建築物等を指定していますが、先の熊本地震においては多くの住 宅が倒壊し、阪神淡路大震災後の法改正により耐震基準がより厳格化されて以降の建築 基準で建てられた木造建築物で倒壊したもののうち半数近くで現行の規定の仕様となっ ていないものがあり、中間検査の実施により法適合性を確保することができた可能性が 高いものであることがわかりました。

2.一部改正の概要

上記を受けこれまで指定対象としていない一戸建ての住宅等についても中間検査の対 象とするとともに、下宿、共同住宅、寄宿舎の対象となる規模を一戸建て住宅等と同程 度に引き下げることにより法適合性を確保し、以て安全・安心な建築物が建築されるこ とに寄与するものです。

建築物に関する中間検査に係る特定工程及び特定工程後の工程の指定の一部改正 (案抜粋)

建築物用途 建築物規模

(現行)

建築物規模 (改正後) 下宿、共同住宅、寄宿

(建築物規模の引き下 げ)

その用途に供する部分が3 階以上の階にあるもの又は その用途に供する部分の床 面積の合計が500㎡以上の もの

地階を除く階数2以上かつ その用途に供する部分の床 面積の合計100㎡以上

一戸建ての住宅、長屋 及び兼用住宅

(新規) 地階を除く階数2以上かつ その用途に供する部分の床 面積の合計100㎡以上 ※除外規定(追加)

(2)

3.施行日

平成30年4月1日(同日から建築確認申請がされたものを対象)

4.今後のスケジュール

平成30年2月7日~2月18日 告示改正に係る意見募集の実施

※1:中間検査制度

阪神・淡路大震災において建築物の被害が多く見られ施工段階での検査の重要性が改めて認識され

たことを契機に建築主事等が施工途中で検査する制度(中間検査制度)が創設された。

本制度では特定行政庁ごとに地域事情を勘案し対象建築物及び検査する工程(特定工程)を指定で

きることとしている(一部建築物については法律で規定)。

※2:期間

第1期:平成14年4月1日から平成17年3月31日まで

第2期:平成17年4月1日から平成20年3月31日まで

第3期:平成20年4月1日から平成23年3月31日まで

第4期:平成23年4月1日から平成26年3月31日まで

第5期:平成26年4月1日から平成29年3月31日まで

参照

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