PDFファイル 2H5NFC04c 近未来チャレンジセッション「NFC (サバイバル) 認知症の人の情動理解基盤技術とコミュニケーション支援への応用 」

The 28th Annual Conference of the Japanese Society for Artificial Intelligence, 2014

- 1 -

人

尊厳

基軸

ニチ

ニケ

ン技法

析

評価

Analysis and evaluation of communication skills was centered on the dignity of the person of

"Humanitude"

菊池

也

石川

翔吾

本

美和子

盛

真知子

Takuya Kikuchi Shogo Ishikawa Miwako Honda Machiko Mori

尾藤

誠司

ネ

秀樹

竹林

洋一

Seiji Bito Yves Gineste Hideki Ueno Yoichi takebayashi

*1

静岡大学大学院情報学研究

東京

療センタ

Graduate School of Informatics, Shizuoka University National Hospital Organization Tokyo Medical Center

*3

ネ

研究所

海

寮療養所

Institute Gineste-Marescotti Kaijoryo Sanatorium

Considered care does not take into account the decline in cognitive function is causing the behavior rejective of people with dementia, by Humanitude of dementia care methods, relaxation behavior of rejective is expected. In this paper, we describe the results that analyzed the communication skills of Humanitude, using the conference tool to objectify subjective based on the video that has been developed, aimed at the assessment of the effectiveness of Humanitude.

1.

に

85歳以 人口 3 1 知機能 有 言

わ 日 本 い 高 齢 入院 患 者 対 対 症 療法

療 行 護 ケ 実 施 患 者 ケ 対 否

的 言動 い [本 13] パ ソンセンタ

ケ 提 唱 数 十 知 症 ケ あ 方 大 く変

実践 観 十 言わ い [伊東 13] ニ

チ ケ 人 何 人 何 いう基本命

題 根底 知覚 感覚 言語 ニケ ン技法

軸 ケ メソ あ パ ソンセンタ ケ 実 践

ニチ 経験 的 確立

有効性評価 十 あ

筆者 ニチ 評 価 カ ン ン ケ

提供者 患者 ンタラク ン 析 有効 考え ンタラク

ン 析 カン ン 構築 目指 い

本論文 ニチ ンタラク ン 析 際 必要

記述 目 検討 ニチ ニケ

ン技法 用い 事例 対 ケ 提供者 患者 ンタラク

ン 試作 カン ン 用い 議論 析

2.

マニチ

とそ

評価

2.1 マニチ

ニチ 表表表表 1 3 段階 意識 患者 状態

合 わ ケ 目 的 設 定 設 定 目 的 対 見

話 触 立 4

柱 基 く技術 包括的 用い 表 2 手 ニケ

ン 行 うケ メ ソ ニチ あ ニチ

ニケ ン概要 図図図図 1 示

表 表表

表 1111：：：： マニチマニチマニチマニチ ードのケードのケードのケードのケ 目的目的目的目的

優先 目的

回復 目指

機能 保

い

表 表 表

表 2222：：：： マニチマニチマニチマニチ ードの手順ードの手順ードの手順ードの手順

手 説明

事前-事前準備 患者 会う前 準備

事前準備 ケ 前 準備

感覚 和 閉 動く ケ

感情 固 後 ケ ケ

次回 約束 決 次回 ケ ケ

連 絡 先： 菊 池 也 静岡 大 学大 学 院 情 報学 研 究 静 岡

浜松市中 城 3 5 1 kik @ ke yne

2H5-NFC-04c-3

．回復を目指 ．機能を保つ ．と にい

ケ 目的

技術

事前_-事前準備 事前準備

感覚 輪を

閉

感情を 固

次回 約束を

取決

プ セス

見つ こと 話かけ こと 触 こと 立たせ こと

図 図 図

The 28th Annual Conference of the Japanese Society for Artificial Intelligence, 2014

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2.2 マニチ 評価軸

ニチ 評 価 軸 大 く 客 観 的 観 主 観 的

観 2 考え

客観的観 患者 身体能力 変 やケ 提供者 職

率 業 務 あ 客観 タ 評 価 可 能 あ 一

方 主 観 的 観 ケ 提 供 者 ケ 目 的 設 定 妥 当 性 や ケ

目的 対 手段選択 妥当性 患者 感情状態や

変 ニチ 有 効 患 者 知 能 力

あ 主 観 タ 含 基 準 い 評 価 困

あ ニチ 意義 考え 必要 あ

3.

カンフ

ンスによ

インタラクシ

ン分析

3.1 カンフ ンスによ プ チ

主 観 的 観 ニチ 評 価 人 間 行

動や思考 理 解 試 人工知 能研究 人間 行

動 や 思 考 理 解 主 要 チ 一 ン タ ラク

ン 析 あ ンタラク ン 析 方法 析者 依存

[坊農 07]

筆者 ニチ 事例映像 蓄積 い や

SIG-CKE第2回研究会 カン ン 複数 観

ンタラク ン 析 行 知見 カン ン 事例

ンタラク ン 析 ニチ 評価 有効 考え

カ ン ン 参 加 者 複 数 観 析

ニチ ン ラクタ や 護師や 護士 ニ

チ 学習者 あ 専門 家族 想定 参

加 者 多 様 複 数 観 析 利 あ 議

論 散 恐 あ 考慮 あ 評価

析結果や 過程 ビ ン 残 要 あ

記 述 議 論 析 評 価 直 結 視

記述 目 確保 カン ン 用い

ビ ン 蓄 積 議 論 散 防 実 現 目 指

Web 動作 距 や時間 わ

いカン ン 実現

3.2 カンフ ンスツ 実装

ニチ 評価 記述 目 検討

表 表表

表 3 機能 持 カン ン 試作 作成 カ

ン ン ン タ 機 能 対 応

図 図図

図 2 示

用い カン ン ニチ ン ラク

タ 護師 専門 家族 多様 人 参加 カン

ン 用い Web カン ン 想定

現場 収集 事例や カン ン ンタラク

ン 析 結果や過程 ニチ パ 蓄積

ビ ン ニチ 評価 活用 想

定 カン ン 図図図図 3 示

表 表 表

表 3333：： 実装：：実装実装 した実装したしたした ーーーー の機能の機能の機能の機能

機能 詳細

動画 再生 事例映像 再生

着目 間 設定 特定 間 着目 析

設定 間 記述 着目 間 析結果 記述

結果 蓄積 表示 議論 過程 結果 蓄積 表示

ラ 動作 Web カン ン

4.

マニチ

事例

分析実験

本実験 ニチ 評価 対 ンタ ラク ン

析 有 効 性 ン タ ラク ン 析 対 カ ン ン

効果 2 調 カン ン ンタラク

ン 析 ニチ 評 価 示

実装 カン ン 利用 ンタラク ン

析実験 行 い 結果 元 カン ン 記 述

目 い 考察

4.1 実験方法

回 ニチ 評価 く カン

ン ン タ ラ ク ン 析 ニ チ 評 価

調 専門 問わ 4人 学生 被験

者 実験 行

析 対 象 事 例 ケ 提 供 者 ニチ 修 得 度

合い い う ケ 提供者 異 患者 対

目的 ニチ ニケ ン技法 行

事例 扱 事例 詳細 表表表表 4 示

ン タ ラク ン 析 対 カ ン ン 効 果 調

単独 析 議論 析 2段階 析 行う 実

験全体 流 表表表表 5 示 手 行

実験方法 実 験手 各被験者 単独 析

い 他 被 験者 記 述 見 え い う 各被 験者 単

独 ンタラク ン 析 次 筆者 着目時間 ケ

内容 参 照 考 え 場面 ケ 目 的 異 記述

抽 出 実 験 手 抽 出 意 見 場 面 議 論 い 被

験者 議論 ンタラク ン 析

マニチ コ パス

主観目的、行為、結果 疑問選択理由、目標設定理由

ケに対 患者感情 患者評価 ケ目標

患者症状

事例

インタラクシン分析結果

学習

分析

Ｗｅｂ

カンフ ンス ツ

カンフ ンス ツ

分析

カンフ ンス ツ

事例映像

患者情報

学習

カンフ ンス ツ

ケ 現場

マニチ 評価

エビ ンス

マニチ

インスラクタ

看護師

専門医

家族

図 図 図

図 2222：実装：実装：実装：実装 したカンフしたカンフしたカンフしたカンフ ンスンスンスンス ーーーー

図 図図

The 28th Annual Conference of the Japanese Society for Artificial Intelligence, 2014

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筆者 ニチ 評 価 い ケ 提供者 ケ

目的 向 行 患者 状態変 理 要

考え 実験手 記述方法 説明 表表表表 6 観

必 含 事例映像 対 着目場面 開始時間

終了時間 設定 自 記述 う伝え

表 表 表

表 4444：対象とした事例：対象とした事例：対象とした事例：対象とした事例

事例 ケ 提供者 患者 ケ 時間

ニチ

ン ラクタ 1人

護師1人

パ キンソン病

患者S

歩行 7m17s

護師2人 14m14s

表 表表

表 5555：実験手順：実験手順：実験手順：実験手順

手 内容

使い方 説明

記述方法 説明

各被験者 単独 析 各事例30m

筆者 析結果 相 意見 抽出

抽出場面 議論1場面10m

表 表 表

表 6666：： 必：：必必必 含める含める含める含める 記述観点記述観点記述観点記述観点

ケ 提供者視 何 ケ 内容 ケ 目的

患者視 う 結果 う 理

4.2 実験結果

実験手 結果 事例 対 56個 記述 事例

対 51個 記述 得 単独 ンタラク ン

析 場 合 着 目 場 面 粒 度 い 見 被 験 者

着 目 場 面 合 計 時 間 記 述 数 記 述 均 時 間 表表表表 7

示 表表表表 7 被験者 着目場面 抽出 際

粒度 大 く異 単独 ンタラク

ン 析 属人的 示唆 い

実験手 事例 事例 着目ケ 内容

予想 ケ 目的 異 抽出

抽出 意見 表表表表 8 事例1-1 現象 伝え 行

い 現象 理解 現象

被 験 者 目 的 析 結 果 異

い 事例 1-2 ケ 行 患者 伝え 行 い

識 い い 安 い 被 験 者

目的 析結果 異 い 場面 前

者 知機能 働 行 考え 後者 感情状態

変 行 考 え 言 え い ケ 行

選択理 評価 要 あ ンタラク ン 析 評価

言え

表 表表

表 7777：被験者ごとの着目時間と記述数：被験者ごとの着目時間と記述数：被験者ごとの着目時間と記述数：被験者ごとの着目時間と記述数 小数点以下切捨て小数点以下切捨て小数点以下切捨て小数点以下切捨て

人物 合計着目時間( ) 記述数(個) 均( )

A 1072 34 31

B 587 41 14

C 348 7 49

D 300 17 17

表 表表

表 8888：抽出した相違意見：抽出した相違意見：抽出した相違意見：抽出した相違意見

事例 開始-終了 記述内容 ※ 内補足 線部相

1-1 26.7s-31.2s ケ 提供 者： 起 話

伝 え 自自自自 力力力力

成 事実 理解 促

成 事実 理解 促

成 事実 理解 促

成 事実 理解 促

27.3s-31.7s ケ 提供者：起 褒 う

報告 起起起起 抵抗抵抗抵抗抵抗

く う

く う

く う

く う ？

1-2 0.0s-8.2s ケ 提 供 者 ： 見 や い

語 患者患者患者患者 知能力知能力知能力知能力 衰え衰え衰え衰え いいいい

1.4s-4.7s ケ 提 供 者 ： 行 い 行 動 内 容 声

掛 安安安安 いいいい

2-1 11.2s-22.8s ケ 提 供 者 ： 見 話 い

安心 ケ う

安心 ケ う

安心 ケ う

安心 ケ う

0.0s-32.0s ケ 者：語 い 顔顔顔顔 少少少少 高い高い高い高い

患者 視線 合 い い

患者 視線 合 い い

患者 視線 合 い い

患者 視線 合 い い

2-2 44.0s-58.8s 患 者 ： い いい いい いい い 肯 定肯 定肯 定肯 定 言 断 ケケケケ

者 視線 あ く

者 視線 あ く

者 視線 あ く

者 視線 あ く 意図意図意図意図 うううう

く理解 い

く理解 い

く理解 い

く理解 い

50.4s-54.9s 患 者 ： ケ 提 供 者 ャ ワ 浴 び

い う 問 い い いい いい いい い 否否否否

定 定 定

定 断断断断 ういう気ういう気ういう気ういう気 いいいい or

流 安 感情 引 起

流流 安安 感情感情 引引 起起

流 安 感情 引 起

？

表 表 表

表 9999：事例：事例：事例：事例1-111---1111についての議論要約についての議論要約についての議論要約についての議論要約

発言 発言要約

感情状態 変 思 い 患者 自身

行 理解 い い 考え い 観

識

患 者 識 い 要 い

新 析観 出現

単 状 況 説 明 可 能 性 あ 新 析 観 出

現

会 話 途 い ケ 提 供者 技 術

い 新 析観 出現

結論 複数 理 当 断定 い

表 表 表

表 10101010：： 事例：：事例事例事例2222----2222に つにににつつつ いいい ていて のててのの 議論の議論議論議論 要約要約要約要約

発言 発言要約

い い 否 定 意 味 可 能 性 あ 観

識

いい 発言 後 発言 発言内容 曖昧 いい

肯定 思う 踏 え うえ 意見 当性

主張

場 面 前 後 絶 明 確 意 思 表 示

傾向 あ 考え いい 否定 思う 着目場面外

傾向 断

再度検証後 肯定 断 発言 曖昧 いい

否定 思う 主張 変更

結論 場 面 前 後 文 脈 い い 否 定

The 28th Annual Conference of the Japanese Society for Artificial Intelligence, 2014

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実験手 結果 事例1-1 対 議論 表表表表 9 示

う 新 観 被 験者 気 付 いく

新 い観 提 示 い 最 終 的 結 論 複 数

理 当 断定 い あ

対 事例2-2 表表表表 10 示 う 着目場面外 傾

向 析 いう新 方 法 最 終 的 意 見 一

集約 い

言 え カン ン ン タラク

ン 析 行 う 新 観 発 見 効 果 あ

意見 必 集約 限 複雑 析

場面 結論 決 場面

4.3 考察

各 被 験 者 単 独 析 結 果 比 較 相 意 見 抽 出

過程 注目 場面 粒度 人 あ

大半 比較 い意見 あ 着目 場面 粒度

析者 任意 く あ 程度基準 作 ば カン

ン く 考え 着目場面 決

定 着目場面 状況記述 行動記述 心的 ンタラク ン 析

段階 踏 カン ン 進 方 要 あ

記述内容 い 回 一 ケ 目的 記述 う

指定 被験者 ケ 目的 設定 粒度

異 い 粒度 異 いう 観 多 様 あ

証 あ 一概 統一 言え い カン

ン 目指 粒 度 統一 く カン

ン 主 催 者 ン タラク ン 析 望 人 設 定

可能 良い 考え

本 論 文 ニチ 評 価 目 指 い

場合 カン ン 記述 目 ケ 目的 表表表表 1

ニチ ケ 目 的 選 択 う

目標 段階的 記述可 能 粒度 ば 抑え

析 評 価 考 え 目 的 関

ケ 提 供 者 く 患 者 側 記 述 う

患者 ケ 諾あ い 否 表現

評価 考え 感情 脳 状態 一種 あ

目 的 変 関 [Minsky 09] 感 情

記述 要 考え

析 際 必 要 情 報 患 者 知 機 能

ベ ば 析 憶 測 要 素 多 く 患

者 保有 疾病 基礎情報 必要 あ

5.

まと

本論文 ニチ ニケ ン技法 用い

事例 対 カン ン ンタ ラク ン 析 行

い 結 果 過 程 蓄 積 ニ チ 評 価

示 カ ン ン 際 多 様 参加 者

多様 観 析 議論 発散 抑え 要

観 あ 目的 感情 記述 要 あ

記述 目 持 カン ン 活用

有効 あ 示

後 カン ン 記述 目 用意

用 い ニ チ ン ラク タ や ニ チ 学 習

者 事例映像内 ケ 提供 護師本人 交え 事

例 析 行 い ニチ 評 価 ビ ン 構

築 行う

参考文献

[本 13] 本 美和子: ニチ 出 会い 日本

導入 護管理 vol 23 No 11 pp 910-913 学書院,

(2013)

[伊東 13] 伊東美緒: 多く 知症ケ 理論 存在

わ ニチ 必要 護管理 vol 23

No 11 pp 922-926 学書院 (2013)

[坊農 07] 坊農真弓ほ : 多人数 ンタラク ン研究 何

必要 ？ ンタラク ン研究 国内外 動向 現状

人工知能学会 vol 22 No 5 pp 703-710 (2007)

[Minsky 09] Marvin Minsky 著 竹林洋一 訳 : ン キ 博

士 脳 探 検 常 識 感 情 自 己 原 題: The