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記者発表『「社会保険の適用拡大への対応状況等に関する調査」(事業所調査)及び「社会保険の適用拡大に伴う働き方の変化等に関する調査」(短時間労働者調査)結果』

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(1)

「社会保険の適用拡大への対応状況等に関する調査」

(事業所調査)及び

「社会保険の適用拡大に伴う働き方の変化等に関する調査」

(短時間労働者調査)結果

*事業所調査結果のポイント*

(適用拡大に伴う雇用管理上の見直し状況)<4頁・図表2>

・ 一定の要件を満たす短時間労働者に対する社会保険の適用拡大が義務づけられた「特定適用

事業所等」のうち、社会保険の適用拡大に伴い、雇用管理上、「見直しを行った」割合と

「特に見直しを行わなかった」割合は、ともに1/3程度となった。

・ 「見直しを行った」事業所の内容を見ると(複数回答)、「対象者の所定労働時間を短縮した」

等の適用回避策を実施した事業所が約7割あった一方、「所定労働時間を延長した」等の

適用拡大策を実施した事業所が約6割あり、両方を実施した事業所が約半数となった。

(制度特例の活用意向)<8頁・図表5>

・ 「特定適用事業所等以外の事業所」に、労使合意に基づき社会保険の適用拡大を行うことが

できる制度特例の認知度を尋ねたところ、半数以上が「内容まで知っている」と回答した。

・ 制度特例の適用を「既に申請した」か「申請する見通し」の事業所にその理由を尋ねると

(複数回答)、「短時間労働者の処遇を改善し人材の確保・定着を図りたい」が最多となった。

(更なる適用拡大への対応意向)<10頁・図表7>

・ 短時間労働者を「雇用している」か「今後、雇用する予定がある」事業所に今後、社会

保険の更なる適用拡大が行われた場合の対応を尋ねると、「適用拡大の内容や時期等にも

依るが、基本的には短時間労働者の希望に基づき、出来るだけ加入してもらう」が4割

を超え、これに「何とも言えない・分からない」が1/3程度で続いた。

・ 「何とも言えない・分からない」と回答した事業所に対応方針の決定要素を尋ねると(複数

回答)、「短時間労働者自身の希望」が5割超でもっとも多く、これに「労働力確保の状況

や見通し」が5割程度で続いた。

*短時間労働者調査結果のポイント*

(適用拡大に伴う働き方の変化)<12頁・図表9、13頁・図表10>

・ 適用拡大前の第1号被保険者、第3号被保険者等のうち、社会保険の適用拡大に伴い、

働き方が「変わった」者の半数以上が、「厚生年金・健康保険が適用されるよう、かつ手取

り収入が増える(維持できる)よう所定労働時間を延長した」と回答し、「適用されない

よう所定労働時間を短縮した」を上回った。社会保険に加入した理由としては(複数回答)、

「もっと働いて収入を増やしたい」と「将来の年金額を増やしたい」がともに4割を超えた。

・ 働き方の変化を被保険者区分別に見ると、第1号被保険者は「所定労働時間を延長した」が

2/3を超えたのに対し、第3号被保険者でも同様の回答が半数を超えた一方、「所定労働

時間を短縮した」も1/3超となった。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構 (理事長 菅野 和夫)

労働政策研究所副所長 荻野 登

調査部 主任調査員 新井 栄三

調査部 主任調査員補佐 渡辺 木綿子

(2)

2

(%) (%)

100人以下 70.5 世帯主本人 30.3

101~300人 18.0 世帯主の夫または妻 60.6

建設業 12.7 301~500人 3.5 男性 22.2 世帯主の父または母 0.5

製造業 13.0 501人以上 6.5 女性 77.7 世帯主の子ども 6.4

電気・ ガス ・ 熱供給・ 水道業 0.8 無回答 1.5 無回答 0.2 世帯主の孫 0.1

情報通信業 1.5 北海道 5.5 ~19歳以下 0.1 その他 1.4

運輸業,郵便業 3.8 東北 9.0 20~24歳 1.5 無回答 0.6

卸売業,小売業 19.2 北関東・ 甲信 7.1 25~29歳 3.2 65万円未満 7.2

金融業,保険業 3.5 南関東 22.6 30~34歳 6.4 65万円以上70万円未満 1.9

不動産業,物品賃貸業 1.7 北陸 5.7 35~39歳 9.8 70万円以上80万円未満 3.6

学術研究,専門・ 技術サービス 業 3.0 東海 11.9 40~44歳 14.1 80万円以上90万円未満 4.6

宿泊業,飲食サービス 業 5.0 近畿 14.8 45~49歳 13.8 90万円以上100万円未満 8.6

生活関連サービス 業,娯楽業 1.7 中国 7.8 50~54歳 12.0 100万円以上103万円未満 9.1

教育,学習支援業 5.2 四国 3.4 55~59歳 9.5 103万円以上130万円未満 20.7

医療,福祉 16.0 九州 10.6 60~64歳 14.3 130万円以上141万円未満 4.5

複合サービス 業(郵便局,協同組合等) 1.2 無回答 1.6 65歳以上 14.6 141万円以上150万円未満 3.2

その他サービス 業(他に分類されないも の) 8.7 過半数代表の労働組合がある 24.6 無回答 0.7 150万円以上195万円未満 9.6

公務 1.4 過半数代表ではないが、 労働組合がある 8.7 平均( 歳) 50.2 195万円以上330万円未満 13.6

その他 0.3 労働組合はないが、 定期的に労使協議がある 24.7 既婚 80.9 330万円以上695万円未満 8.3

無回答 1.2 労働組合も、 定期的な労使協議もない 38.1 未婚 10.2 695万円以上900万円未満 0.8

サービス 業計 19.7 無回答 3.9 離婚・ 死別 8.5 900万円以上 0.3

無回答 0.4 無回答 4.0

事 業 所 の 規 模

事 業 所 の 所 在 地

続 柄

自 身 の 昨 年 1 年 間 の 税 込 年 収 年

齢 層

婚 姻 状 況 労

使 関 係 主

た る 業 種

事 業 所 調 査 短 時 間 労 働 者 調 査

性 別

調 査 の 概 要

1

1.調査の趣旨・目的

「 公 的 年 金 制 度 の 財 政 基 盤 及 び 最 低 保 障 機 能 の 強 化 等 の た め の 国 民 年 金 法 等 の 一 部 を 改

正 す る 法 律 」( 平 成 2 4 年 8 月 公 布 )に 基 づ き 、平 成 2 8 年 1 0 月 1 日 よ り 、常 時 の 雇 用 者

規 模 が 5 0 1 人 以 上 の 企 業 で 、社 会 保 険( 厚 生 年 金 ・ 健 康 保 険 )の 適 用 範 囲 が 、( こ れ ま で

の 週 の 所 定 労 働 時 間 が 通 常 の 労 働 者 の ( 概 ね ) 4 分 の 3 以 上 ( 一 般 に 週 3 0 時 間 以 上 等 )

か ら )、① 週 の 所 定 労 働 時 間 が 2 0 時 間 以 上 、② 月 額 賃 金 が 8 .8 万 円 以 上 、③ 雇 用( 見 込

み ) 期 間 が 1 年 以 上 の す べ て の 要 件 を 満 た し 、 学 生 で な い 短 時 間 労 働 者 に 拡 大 さ れ た 。 ま

た 、 「 公 的 年 金 制 度 の 持 続 可 能 性 の 向 上 を 図 る た め の 国 民 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 」

( 平 成 2 8 年 1 2 月 公 布 ) に 伴 い 、 5 0 0 人 以 下 の 企 業 に つ い て も 、 労 使 合 意 に 基 づ き 企

業 単 位 で 、上 記 の 要 件 を 満 た す 短 時 間 労 働 者 に 対 す る 適 用 拡 大 が 選 択 で き る よ う に な っ た 。

こ う し た 制 度 改 正 に 伴 い 、 事 業 所 に お け る 短 時 間 労 働 者 の 雇 用 管 理 の あ り 方 や 、 短 時 間

労 働 者 自 身 の 働 き 方 ( 就 業 調 整 等 ) に は ど の よ う な 変 化 が 見 ら れ る の か 、 そ の 実 態 を 把 握

す る た め 、 事 業 所 と そ こ で 働 く 短 時 間 労 働 者 等 を 対 象 に 、 表 題 の 調 査 ( 厚 生 労 働 省 年 金 局

及 び 雇 用 環 境 ・ 均 等 局 要 請 ) を 実 施 し た 。

2.調査対象(標本の抽出):

16産業(農林漁業、鉱業を除き、公務を含む)における、5人以上規模の全国の事業所

2万社(民間信用調査期間所有のデータベースから産業・規模別に層化無作為抽出)と、

そこで働く短時間労働者約5.6万人

2

3.調 査期間:平成29年7月21日~9月7日(原則として6月末現在の状況を記入)

4.調 査方法:郵送による調査票の配布・回収

5.有効回答数:事業所 5,523社(27.6%)

短時間労働者 6,418人(11.5%)

6.有効回答事業所・短時間労働者の属性:

1

本資料は、結果の概要を紹介するもの。その全容は、インタビュー調査結果も含めて5月を目途に公表予定である。 2

(3)

3 (%)

2012年調査( 複数回答) 今回調査( 複数回答)

同一項目がある 場合のポイント差

1日の忙しい時間帯に対応するため 36.3 1日の忙しい時間帯に対応するため 36.6 + 0 .3

仕事内容が簡単だから 31.2 経験・ 知識・ 技能のある人を活用したいから 35.6 + 6 .6

賃金が割安だから( 手当や賞与等が必要な いから) 29.6 正社員( フルタイム) の採用、確保が困難だから 30.2 + 2 1 .6

経験・ 知識・ 技能のある人を活用したいから 29.0 女性や高齢者を活用するため 29.7 -

人手を集めやすいから( 採用手続きが簡単だから) 19.8 人手を集めやすいから( 採用手続きが簡単だから) 21.4 + 1 .6

社会保険の負担が少な くて 済むから 18.7 賃金が割安だから( 手当や賞与等が必要な いから) 21.4 - 8 .2

高齢者を活用するため 15.8 仕事内容が簡単だから 20.2 - 1 1 .0

季節的な 繁忙や、突発的な 繁忙に対応するため 16.0 季節的な 繁忙や、突発的な 繁忙に対応するため 16.2 + 0 .2

責任が軽い仕事だから 13.9

早朝・ 深夜な ど特殊な 時間帯に対応するため ( 長い営業時間に対応するため)

14.0 + 2 .7

早朝・ 深夜な ど特殊な 時間帯に対応するため ( 長い営業時間に対応するため)

11.3 社会保険の負担が少な くて 済むから 12.9 - 5 .8

雇用調整が容易だから 10.9 責任が軽い仕事だから 11.3 - 2 .6

正社員( フルタイム) の採用、確保が困難だから 8.6

法律上の雇用義務( 高年齢者雇用安定法や

育児・ 介護休業法、その他配置基準等) に対応するため

9.7 -

退職した女性正社員を再雇用するため 6.8 学生アルバイトや若年フリーターを活用するため 8.0 + 3 .0

学生アルバイトや若年フリーターを活用するため 5.0 雇用調整が容易だから 7.9 - 3 .0

IT化・ サービス 化の進展により業務内容が変化したから 1.4 外国人や障がい者を活用するため 6.5

その他 8.1 その他 7.7 - 0 .4

無回答 8.7 無回答 3.7 - 5 .0

平均選択数( 個) 2.9 平均選択数( 個) 3.0

調 査 結 果 の 概 要

3

事業所調査結果の概要

1.短時間労働者の雇用状況や社会保険の適用上の区分

( 1 ) 短 時 間 労 働 者 を 「 雇 用 し て い る 」 事 業 所 の 割 合 と 雇 用 理 由

全 有 効 回 答 事 業 所 ( 5 , 5 2 3 社 ) の う ち 、 短 時 間 労 働 者

4

を 「 雇 用 し て い る 」 割 合

は 6 5 . 7 % で 、 「 今 後 、 雇 用 す る 予 定 が あ る 」 割 合 は 2 . 8 % と な っ た 。

短 時 間 労 働 者 を 「 雇 用 し て い る 」 事 業 所 ( 3 , 6 3 0 社 ) を 対 象 に 、 短 時 間 労 働 者

を 雇 用 し て い る 理 由 を 尋 ね る と ( 複 数 回 答 ) 、 多 か っ た 順 に 「 1 日 の 忙 し い 時 間 帯 に

対 応 す る た め 」( 3 6 .6 % )、「 経 験 ・ 知 識 ・ 技 能 の あ る 人 を 活 用 し た い か ら 」( 3

5 . 6 % ) 、 「 正 社 員 ( フ ル タ イ ム ) の 採 用 、 確 保 が 困 難 だ か ら 」 ( 3 0 . 2 % ) 、

「 女 性 や 高 齢 者 を 活 用 す る た め 」 ( 2 9 . 7 % ) 等 と な っ た ( 図 表 1 ) 。

参 考 と し て 、ほ ぼ 同 様 の 仕 様 で 行 っ た 過 去 の 調 査 ( 2 0 1 2 年 7 ~ 8 月 に 実 査

5

) と

比 較 す る と 、 約 5 年 前 は 、 ① 1 日 の 忙 し い 時 間 帯 に 対 応 す る た め 、 ② 仕 事 内 容 が 簡 単

だ か ら 、 ③ 賃 金 が 割 安 だ か ら ( 手 当 や 賞 与 等 が 必 要 な い か ら ) が 上 位 3 つ を 占 め て

い た の に 対 し 、 今 回 の 調 査 で も 最 上 位 こ そ 変 わ ら な い が 、 次 い で 「 経 験 ・ 知 識 ・ 技 能

の あ る 人 を 活 用 し た い か ら 」 が 挙 が り 、 こ れ に 「 正 社 員 ( フ ル タ イ ム ) の 採 用 、 確

保 が 困 難 だ か ら 」 が 続 く な ど 、 短 時 間 労 働 者 の 雇 用 環 境 が 大 き く 変 化 し て い る 様 子

が 見 て 取 れ る 。

こ の 間 、 「 正 社 員 ( フ ル タ イ ム ) の 採 用 、 確 保 が 困 難 だ か ら 」 と す る 事 業 所 が + 2

1 . 6 ㌽ と 大 幅 に 増 加 し た 一 方 、 「 仕 事 内 容 が 簡 単 だ か ら 」 ( - 1 1 . 0 ㌽ ) や 「 賃

金 が 割 安 だ か ら 」 ( - 8 . 2 ㌽ ) 、 「 社 会 保 険 の 負 担 が 少 な く て 済 む か ら 」 ( - 5 .

8 ㌽ ) 等 と す る 事 業 所 が 減 少 し て い る 。

図 表 1 短 時 間 労 働 者 を 「 雇 用 し て い る 」 理 由 ( 事 業 所 調 査 )

3

%表示は全てn(回答)数から算出し、小数点以下第2位を四捨五入している。 4

本調査では、「週の所定労働時間が通常の労働者(いわゆる正社員)より短い労働者(定年再雇用者も含む)」と定義した。 5

(4)

4

見直しを行った, 33.0

(適用拡大の対象者は いたが)、特に見直しを 行わなかった, 32.5

適用拡大の対象者が、 そもそもいなかった, 34.2

無回答,

0.3

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

(n=特定適用事業所等1,344社)

(%)

適用拡大策 に相当

適用回避策 に相当

新たな 適用拡大に伴い、対象者の所定労働時間を延長した

( これに伴い、短時間労働者の雇用者数を抑制した等も含む)

選択肢1 57.6

新たな 適用拡大に伴い、対象者を正社員( 短時間正社員を含む) へ転換した 選択肢2 15.3

新たな 適用を回避するため、対象者の所定労働時間を短縮した

( これに伴い、短時間労働者の雇用者数が増大した等も含む)

選択肢3 66.1

新たな 適用を回避するため、対象者の月額賃金( 年収) の水準設定を引き下げた 選択肢4 3.6

新規求人に当たり、所定労働時間を( 従前の設定より) 延長した 選択肢5 5.4

新規求人に当たって は、出来るだけ正社員( 短時間正社員を含む) で 採用するよう にした 選択肢6 3.2

新規求人に当たり、所定労働時間を( 従前の設定より) 短縮した 選択肢7 15.8

新規求人に当たり、月額賃金( 年収) の水準設定を引き下げた 選択肢8 1.6

新規求人に当たり、雇用見込み期間を1年未満に抑制した 選択肢9 0.2

出来るだけ、( 適用除外の) 学生を活用するよう にした 選択肢1 0 1.4

出来るだけ、70歳以上の高齢者を活用するよう にした 選択肢1 1 0.2

短時間労働者に任せて いた業務を、派遣労働者の活用や業務委託に切り換え た 1.8

短時間労働者に任せて いた業務を、省力化( 機械化・ 自動化等) した 1.8

短時間労働者に任せて いた業務( 事業) の全部または一部を廃止した( 海外移転を含む) 0.7

適用拡大に伴い、短時間労働者の福利厚生等を充実させた 7.4

適用拡大に伴い、( 短時間) 労働者の福利厚生等を圧縮した

-その他 11.1

無回答 2.3

平均選択数( 個) 2.0

具体的な 見直し内容( 複数回答)

既存の 対象者 について

新たな 雇用者 について

業務の あり方等 について

その他

( 2 ) 厚 生 年 金 ・ 健 康 保 険 の 適 用 上 の 区 分

短 時 間 労 働 者 を 「 雇 用 し て い る 」 事 業 所 と 「 今 後 、 雇 用 す る 予 定 が あ る 」 事 業 所 を

合 わ せ た 計 3 , 7 8 6 社 ( 全 有 効 回 答 事 業 所 の 6 8 . 5 % ) を 対 象 に 、 社 会 保 険 ( 厚

生 年 金 ・ 健 康 保 険 ) の 適 用 上 の 区 分 を 尋 ね る と 、 ① 社 会 保 険 の 適 用 拡 大 が 義 務 づ け ら

れ た 「 特 定 適 用 事 業 所 等 」( 常 時 の 雇 用 者 規 模 が 5 0 1 人 以 上 の 企 業 に 属 す る 事 業 所

で あ る か 、規 模 を 問 わ ず 国 や 地 方 公 共 団 体 の 事 業 所 )が 1 ,3 4 4 社( 同 2 4 .3 % )、

② 適 用 拡 大 の 制 度 特 例 を 活 用 す る こ と が 出 来 る 「 特 定 適 用 事 業 所 等 以 外 の 事 業 所 」 が

2 , 3 1 6 社 ( 同 4 1 . 9 % ) 等 と な っ た 。

2.社会保険の適用拡大に伴う「特定適用事業所等」の対応状況

( 1 ) 雇 用 管 理 上 の 見 直 し 状 況

こ の う ち 「 特 定 適 用 事 業 所 等 」 ( 1 , 3 4 4 社 ) を 対 象 に 、 社 会 保 険 の 適 用 拡 大 に

伴 い 、 雇 用 管 理 上 、 何 ら か の 見 直 し を 行 っ た か 尋 ね る と 、 「 見 直 し を 行 っ た 」 事 業 所

の 割 合 は 3 3 . 0 % に と ど ま り 、 「 ( 適 用 拡 大 の 対 象 者 は い た が ) 、 特 に 見 直 し を 行

わ な か っ た 」 が 3 2 . 5 % 、 「 適 用 拡 大 の 対 象 者 が 、 そ も そ も い な か っ た 」 が 3 4 .

2 % 等 と な っ た ( 図 表 2 ) 。

図 表 2 社 会 保 険 の 適 用 拡 大 に 伴 う 、 雇 用 管 理 上 の 見 直 し 状 況 ( 上 ) と

(5)

5 「 見 直 し を 行 っ た 」 事 業 所 ( 4 4 3 社 ) を 対 象 に 、 そ の 時 期 を 尋 ね る と 、 「 平 成 2

8 年 4 ~ 9 月 ( 半 年 前 ~ 直 前 ) 」 が 約 6 割 ( 5 8 . 2 % ) で 、 次 い で 「 平 成 2 8 年 1

0 月 以 降( 適 用 拡 大 以 降 )」が 2 1 .0 % 、「 平 成 2 7 年 1 0 月 ~ 平 成 2 8 年 3 月( 1

年 ~ 半 年 前 )」が 9 .3 % 、「 平 成 2 7 年 9 月 以 前( 適 用 拡 大 の 1 年 以 上 前 )」が 3 .

2 % 等 と な っ て い る ( 無 回 答 8 . 4 % ) 。

「 見 直 し を 行 っ た 」 事 業 所 ( 4 4 3 社 ) を 対 象 に 、 具 体 的 に は ど の よ う な 見 直 し を

行 っ た か 尋 ね る と ( 複 数 回 答 ) 、 「 新 た な 適 用 を 回 避 す る た め 、 対 象 者 の 所 定 労 働 時

間 を 短 縮 し た( こ れ に 伴 い 、短 時 間 労 働 者 の 雇 用 者 数 が 増 大 し た 等 も 含 む )」( 6 6 .

1 % ) あ る い は 「 新 た な 適 用 拡 大 に 伴 い 、 対 象 者 の 所 定 労 働 時 間 を 延 長 し た ( こ れ に

伴 い 、 短 時 間 労 働 者 の 雇 用 者 数 を 抑 制 し た 等 も 含 む ) 」 ( 5 7 . 6 % ) と の 回 答 が 多

く 、 こ れ に 「 新 規 求 人 に 当 た り 、 所 定 労 働 時 間 を ( 従 前 の 設 定 よ り ) 短 縮 し た 」 ( 1

5 . 8 % ) や 「 新 た な 適 用 拡 大 に 伴 い 、 対 象 者 を 正 社 員 ( 短 時 間 正 社 員 を 含 む ) へ 転

換 し た 」 ( 1 5 . 3 % ) 等 が 続 い た ( 図 表 2 ) 。

な お 、 新 た な 適 用 拡 大 に 伴 い 、 「 対 象 者 の 所 定 労 働 時 間 を 延 長 し た 」 あ る い は 「 対

象 者 を 正 社 員 へ 転 換 し た 」 と 回 答 し た 事 業 所 の 割 合 は 6 1 . 2 % と な っ て い る 。

見 直 し 内 容 を 、 い わ ゆ る 適 用 拡 大 策 ( 選 択 肢 の 1 ~ 2,5 ~ 6 の い ず れ か ) と 、 適 用

回 避 策 ( 選 択 肢 の 3 ~ 4,7 ~ 1 1 の い ず れ か ) に 分 類 し て 回 答 傾 向 を 見 る と 、 適 用 回

避 策 を 実 施 し た 事 業 所 の 割 合 が 6 9 . 5 % に 対 し 、 適 用 拡 大 策 を 実 施 し た 事 業 所 の 割

合 は 6 3 . 2 % と 算 出 さ れ た 。

両 者 の 組 合 せ 状 況 と し て は 、適 用 回 避 策 の み を 実 施 し た 事 業 所 の 割 合 が 2 1 .7 % 、

適 用 拡 大 策 の み が 1 5 . 3 % に 対 し 、 両 方 と も 実 施 し た 事 業 所 の 割 合 が 4 7 . 9 % と

多 く な っ て い る 。

こ う し た 結 果 を 主 た る 業 種 別 に み る と 、 「 見 直 し を 行 っ た 」 割 合 は 、 「 小 売 業 」 ( 5

6 . 3 % ) や 「金 融 業,保 険 業 」( 4 4 . 9 % ) 等 に 多 い ( 図 表 3 ) 。 一 方 、 「 ( 適 用 拡

大 の 対 象 者 は い た が ) 、 特 に 見 直 し を 行 わ な か っ た 」 割 合 は 、 「 教 育,学 習 支 援 業 」( 5

2 . 9 % ) や 「公 務 」( 4 1 . 7 % ) 等 に 多 く な っ て い る 。

具 体 的 な 見 直 し 内 容 と し て ( 複 数 回 答 ) 、 「 新 た な 適 用 拡 大 に 伴 い 、 対 象 者 の 所 定

労 働 時 間 を 延 長 し た ( こ れ に 伴 い 、 短 時 間 労 働 者 の 雇 用 者 数 を 抑 制 し た 等 も 含 む ) 」

事 業 所 の 割 合 は 、「 宿 泊 業,飲 食 サ ー ビ ス 業 」( 8 1 .8 % )や「 医 療,福 祉 」( 6 9 .

2 % ) 等 に 多 く 、 「 医 療,福 祉 」 で は 「 対 象 者 を 正 社 員 ( 短 時 間 正 社 員 を 含 む ) へ 転 換

し た 」 ( 3 6 . 7 % ) も 多 く な っ て い る 。 な お 、 新 た な 適 用 拡 大 に 伴 い 、 「 対 象 者 の

所 定 労 働 時 間 を 延 長 し た 」 あ る い は 「 対 象 者 を 正 社 員 へ 転 換 し た 」 割 合 は 、 「 宿 泊 業,

飲 食 サ ー ビ ス 業 」 ( 8 6 . 4 % ) に 多 く 、 「 小 売 業 」 ( 6 4 . 9 % ) と と も に 「 新 た

な 適 用 を 回 避 す る た め 、対 象 者 の 所 定 労 働 時 間 を 短 縮 し た 」と の 回 答 を 上 回 っ て い る 。

一 方 、 「 新 た な 適 用 を 回 避 す る た め 、 対 象 者 の 所 定 労 働 時 間 を 短 縮 し た ( こ れ に 伴

い 、短 時 間 労 働 者 の 雇 用 者 数 が 増 大 し た 等 も 含 む )」事 業 所 の 割 合 は 、「 卸 売 業 」( 8

6 .7 % )や「 運 輸 業,郵 便 業 」( 7 5 .0 % )、「 製 造 業 」( 7 4 .1 % )等 に 多 い 。

ま た 、「 新 規 求 人 に 当 た り 、所 定 労 働 時 間 を 短 縮 し た 」に つ い て は 、「 公 務 」( 3 7 .

(6)

6 34.3 13.3 36.2 38.1 15.4 36.1 19.4 44.9 56.3 26.3 38.1 20.6 15.9 33.9 41.7 35.3 32.4 52.9 39.3 36.1 8.2 26.9 22.8 16.7 34.4 34.1 31.4 45.0 27.6 29.2 30.8 24.6 44.4 46.9 16.8 50.9 45.2 45.0 50.0 0.9 1.0 0.0 0.0 0.0

サービス業計 公務 サービス業(他に分類されないもの) 医療、福祉 教育、学習支援業 宿泊業、飲食サービス業 学術研究、専門・技術サービス業 金融業、保険業 小売業 卸売業 運輸業、郵便業 製造業 主たる業種が建設業

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

見直しを行った (適用拡大の対象者はいたが)特に見直しを行わなかった 適用拡大の対象者がそもそもいなかった

(n=特定適用事業所等1,344社)

※n数が僅少な業種分類と無回答は示していない。

( %)

新たな適用拡大に 伴い、対象者の 所定労働時間を

延長した (こ れに伴い、 短時間労働者の 雇用者数を抑制 した、等も 含む)

新たな 適用拡大

に伴い、 対象者を 正社員 (短時間 正社員を含む)

へ転換した

新たな適用を 回避す るため、

対象者の所定 労働時間を短縮し

た(こ れに伴い、 短時間労働者の 雇用者数が増大 した、等も 含む)

新たな適用を 回避す るため、

対象者の月額 賃金(年収)の 水準設定を 引き下げた

新規求人に 当たり、 所定労働

時間を (従前の設定 より)延長した

新規求人に 当たっ ては、 出来るだけ 正社員(短時間 正社員を含む) で採用す る

ようにした

新規求人に 当たり、 所定労働

時間を (従前の設定 より)短縮した

適用拡大 に伴い、 (適用対象

となる) 短時間 労働者の 福利厚生等を

充実させた

建設業 28.6 - 71.4 14.3 7.1 - - 14.3 28.6 28.6 71.4

製造業 44.4 - 74.1 7.4 - 3.7 3.7 7.4 44.4 44.4 74.1

運輸業、郵便業 43.8 18.8 75.0 - 6.3 6.3 25.0 6.3 56.3 56.3 81.3

卸売業 60.0 - 86.7 6.7 13.3 - 26.7 13.3 60.0 60.0 93.3

小売業 64.9 2.7 59.5 2.7 6.3 2.7 20.7 3.6 64.9 64.9 63.1

金融業、保険業 59.1 22.7 63.6 9.1 9.1 - 9.1 9.1 59.1 59.1 72.7

学術研究、専門・技術サー ビス業 - 14.3 42.9 - - - 14.3 - 14.3 14.3 42.9

宿泊業、飲食サー ビス業 81.8 9.1 72.7 9.1 - - 36.4 4.5 86.4 86.4 77.3

教育、学習支援業 31.3 18.8 56.3 - 18.8 - 18.8 18.8 50.0 62.5 62.5

医療、福祉 69.2 36.7 71.7 - 2.5 3.3 7.5 5.0 71.7 73.3 72.5

サー ビス業( 他に分類されないもの) 42.9 16.7 61.9 7.1 7.1 9.5 21.4 9.5 57.1 64.3 69.0

公務 12.5 - 62.5 - - - 37.5 25.0 12.5 12.5 75.0

サー ビス業計 54.8 11.9 63.1 6.0 6.0 4.8 23.8 10.7 61.8 67.1 68.4

「対象者の 所定労働 時間を 延長した」/

「対象者を 正社員へ 転換した」 割合

いわゆる 適用 拡大策 を実施 した割合

いわゆる 適用 回避策 を実施 した割合

※「見直しを 行った」事業所の割合が少ない ために 、結果としてn数が僅少に なる 業種分類もあ る 点に は留意が必要であ る 。また、具体的な見直し内容のう ち 、い ずれの業種・規模区分も該当数が少ない 8項目とその他、無回答は掲載を 省略してい る 。 具体的な見直し内容( 複数回答)

※サー ビ ス業計は、「学術研究、専門・技術サー ビ ス業」「宿泊業、飲食サー ビ ス業」「生活関連サー ビ ス業、娯楽業」「複合サー ビ ス業(郵便局、協同組合等)」「その他サー ビ ス業(他に 分類されない もの)」の合計。

図 表 3 事 業 所 の 属 性 別 に 見 た 、雇 用 管 理 上 の 見 直 し 状 況( 上 )と 具 体 的 な 内 容( 下 )

( 事 業 所 調 査 )

( 2 ) 社 会 保 険 の 適 用 を 拡 大 ・ 回 避 し た 理 由

い わ ゆ る 適 用 拡 大 策 を 採 っ た 事 業 所 ( 「 新 た な 適 用 拡 大 に 伴 い 、 対 象 者 の 所 定 労 働

時 間 を 延 長 し た 」あ る い は「 新 た な 適 用 拡 大 に 伴 い 、対 象 者 を 正 社 員 へ 転 換 し た 」「 新

規 求 人 に 当 た り 、 所 定 労 働 時 間 を 延 長 し た 」 「 新 規 求 人 に 当 た っ て は 、 出 来 る だ け 正

社 員 ( 短 時 間 正 社 員 を 含 む ) で 採 用 す る よ う に し た 」 と 回 答 し た 事 業 所 ) ( 計 2 8 0

社 ) を 対 象 に 、 新 た に 適 用 を 拡 大 し た 理 由 を 尋 ね る と ( 複 数 回 答 ) 、 「 短 時 間 労 働 者

自 身 が 希 望 し た か ら 」 ( 7 8 . 2 % ) が も っ と も 多 く 、 次 い で 「 短 時 間 労 働 者 の 処 遇

を 改 善 し 、人 材 の 確 保 ・ 定 着 を 図 り た い か ら 」( 4 5 .4 % )、「 適 用 を 回 避 す る と 、

業 務 等 に 支 障 が 出 る か ら( 短 時 間 労 働 者 の 離 職 等 に も つ な が る か ら )」( 3 9 .6 % )

(7)

7 (%)

新たに適用を拡大した理由( 複数回答)

短時間労働者自身が希望したから 78.2

短時間労働者の処遇を改善し、人材の確保・ 定着を図りたいから 45.4 適用を回避すると、業務等に支障が出るから

( 短時間労働者の離職等にもつな がるから)

39.6

適用回避は、企業イメージを悪化させる恐れがあるから 16.4

短時間労働者がより長い労働時間、働く動機にな ると思う から 14.6 週20時間未満で は、雇用保険も適用対象外にな って しまう から 10.0

その他 1.8

無回答 1.4

平均選択数( 個) 2.1

(%)

新たな 適用を回避した理由( 複数回答)

短時間労働者自身が希望して いな いから 91.6

総額人件費の増加につな がるから 18.5

親会社の意向やグループ会社の動向に準じるから 1.0

その他 0.6

無回答 6.2

平均選択数( 個) 1.2

(%)

短時間労働者が希望しな い( と思う ) 理由( 複数回答)

健康保険の扶養から外れるから 78.4

配偶者控除を受けられな くな るから 74.8

配偶者の会社から手当( 配偶者手当や家族手当等)が支給されな い恐れが

あるから

65.6

手取り収入が減少するから 64.9

( 育児や介護、病気等の事情で ) 働く時間を増やせな いから 28.7

( 自身で ) 社会保険に加入するメリットがわからな いから 17.7

周囲の動向を見て から、加入をどう するか決めよう と思って いるから 2.1

会社側に( 社会保険に加入したいという ) 希望を言い難いから

-その他 3.2

無回答

-平均選択数( 個) 3.4

一 方 、 適 用 回 避 策 を 採 っ た 事 業 所 ( 「 新 た な 適 用 を 回 避 す る た め 、 対 象 者 の 所 定 労

働 時 間 を 短 縮 し た 」あ る い は「 新 た な 適 用 を 回 避 す る た め 、対 象 者 の 月 額 賃 金( 年 収 )

の 水 準 設 定 を 引 き 下 げ た 」 「 新 規 求 人 に 当 た り 、 所 定 労 働 時 間 を 短 縮 し た 」 「 新 規 求

人 に 当 た り 、 月 額 賃 金 ( 年 収 ) の 水 準 設 定 を 引 き 下 げ た 」 「 新 規 求 人 に 当 た り 、 雇 用

見 込 み 期 間 を 1 年 未 満 に 抑 制 し た 」 「 出 来 る だ け 、 ( 適 用 除 外 の ) 学 生 を 活 用 す る よ

う に し た 」 「 出 来 る だ け 、 7 0 歳 以 上 の 高 齢 者 を 活 用 す る よ う に し た 」 と 回 答 し た 事

業 所 )( 計 3 0 8 社 )に 対 し て も 、新 た な 適 用 を 回 避 し た 理 由 を 尋 ね る と( 複 数 回 答 )、

「 短 時 間 労 働 者 自 身 が 希 望 し て い な い か ら 」 ( 9 1 . 6 % ) が 圧 倒 的 に 多 く 、 こ れ に

「 総 額 人 件 費 の 増 加 に つ な が る か ら 」 ( 1 8 . 5 % ) 等 が 続 い た 。

そ こ で 、「 短 時 間 労 働 者 自 身 が 希 望 し て い な い か ら 」と 回 答 し た 事 業 所( 2 8 2 社 )

を 対 象 に 、 更 に そ の 理 由 は 何 だ と 思 う か 尋 ね る と ( 複 数 回 答 ) 、 「 健 康 保 険 の 扶 養 か

ら 外 れ る か ら 」( 7 8 .4 % )や「 配 偶 者 控 除 を 受 け ら れ な く な る か ら 」( 7 4 .8 % )

が 多 く 挙 が り 、 次 い で 「 配 偶 者 の 会 社 か ら 手 当 ( 配 偶 者 手 当 や 家 族 手 当 等 ) が 支 給 さ

れ な い 恐 れ が あ る か ら 」( 6 5 .6 % )や「 手 取 り 収 入 が 減 少 す る か ら 」( 6 4 .9 % )

等 と な っ た 。

図 表 4 社 会 保 険 の 新 た な 適 用 を 拡 大 ・ 回 避 し た 理 由 ( 事 業 所 調 査 )

( 3 ) 対 象 者 が い た 事 業 所 に お け る 人 数 ベ ー ス の 適 用 拡 大 状 況

社 会 保 険 の 適 用 拡 大 に 当 た り 、 「 特 定 適 用 事 業 所 等 」 で 雇 用 管 理 上 、 「 見 直 し を 行

っ た 」 あ る い は 「 ( 適 用 拡 大 の 対 象 者 は い た が ) 、 特 に 見 直 し を 行 わ な か っ た 」 事 業

所 ( 計 8 8 0 社 、 全 有 効 回 答 事 業 所 の 1 5 . 9 % ) を 対 象 に 、 平 成 2 8 年 4 月 ~ 平 成

2 9 年 3 月 末 に お け る 、短 時 間 労 働 者 の 適 用 拡 大 人 数 等 を 具 体 的 に 記 入 し て も ら っ た 。

そ れ に 依 る と 、 該 当 す る 数 値 記 入 欄 全 て に 有 効 回 答 が 得 ら れ た 事 業 所 ( 4 7 6 社 、

同 8 . 6 % ) の 集 計 で 、 平 成 2 8 年 4 月 時 点 で 適 用 拡 大 要 件 を 満 た し て い た 短 時 間 労

(8)

8

内容まで知っている, 57.6

内容までは分からないが、 制度特例が設けられたこと

は知っている, 34.2

知らない・ 分からない,

7.6

無回答,

0.6

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

(n=特定適用事業所等以外の事業所2,316社)

既に 適用を 申請した,

5.6

適用を 申請する

見通し,

4.7

適用を申請するつもりはない,

32.0 未定・分からない, 51.3

無回答,

6.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

(n=制度特例に該当する短時間労働者を「雇用している(雇用する予定がある)」事業所1,422社) こ の う ち 、 平 成 2 9 年 3 月 末 迄 の 間 に 、 ① 週 の 所 定 労 働 時 間 を 3 0 時 間 以 上 に 延 長

し て 、 新 た に 社 会 保 険 が 適 用 さ れ た 人 は 平 均 1 4 . 7 人 ( 2 2 . 9 % ) 、 ② 週 の 所 定

労 働 時 間 を 変 え ず に 、 あ る い は や や 延 長 し て 、 2 0 時 間 以 上 3 0 時 間 未 満 で 新 た に 適

用 さ れ た 人 が 平 均 1 7 . 0 人 ( 2 6 . 4 % ) と な っ て い る 。 こ れ に 対 し 、 ③ 社 会 保 険

の 適 用 を 回 避 す る た め 、週 の 所 定 労 働 時 間 を 短 縮 し た 人 は 平 均 2 4 .0 人( 3 7 .2 % )

で 、④ 適 用 拡 大 を 理 由 と す る も の に 限 ら ず 、退 職 し た 人 が 平 均 8 .7 人( 1 3 .5 % )

と な っ た 。

結 果 と し て 、 社 会 保 険 が 新 た に 適 用 さ れ た 人 数 割 合 は 、 平 成 2 8 年 4 月 時 点 で 適 用

拡 大 要 件 を 満 た し て い た 対 象 者 ( 6 4 . 5 人 ) 中 、 4 9 . 3 % と 算 出 さ れ る 。

3.社会保険の適用拡大に係る制度特例の新設に伴う、「特定適用事業所等以外の事業所」の

対応状況

( 1 ) 制 度 特 例 の 認 知 度 と 活 用 意 向

一 方 、 「 特 定 適 用 事 業 所 等 以 外 の 事 業 所 」 ( 2 , 3 1 6 社 ) を 対 象 に 、 労 使 合 意 に

基 づ き 社 会 保 険 の 適 用 拡 大 を 行 う こ と が で き る 制 度 特 例 が 設 け ら れ た こ と を 知 っ て い

る か 尋 ね る と 、 「 内 容 ま で 知 っ て い る 」 割 合 は 5 7 . 6 % で 、 「 内 容 ま で は 分 か ら な

い が 、制 度 特 例 が 設 け ら れ た こ と は 知 っ て い る 」が 3 4 .2 % 等 と な っ た( 図 表 5 )。

図 表 5 制 度 特 例 の 認 知 度 ( 上 ) と 活 用 意 向 ( 下 ) ( 事 業 所 調 査 )

ま た 、 「 特 定 適 用 事 業 所 等 以 外 の 事 業 所 」 ( 2 , 3 1 6 社 ) の う ち 、 制 度 特 例 に 該

当 す る 、 ① 週 の 所 定 労 働 時 間 が 2 0 時 間 以 上 3 0 時 間 未 満 で 、 ② 月 額 賃 金 が 8 . 8 万

円 以 上 、③ 雇 用( 見 込 み )期 間 が 1 年 以 上 の す べ て の 要 件 を 満 た す 、短 時 間 労 働 者( 学

生 は 除 く ) を 「 雇 用 し て い る ( 雇 用 す る 予 定 が あ る ) 」 事 業 所 は 6 1 . 4 % ( 1 , 4

2 2 社 、 全 有 効 回 答 事 業 所 の 2 5 . 7 % ) と な っ た 。

こ れ を 対 象 に 、 制 度 特 例 を 活 用 す る 意 向 が あ る か 尋 ね る と 、 「 未 定 ・ 分 か ら な い 」

と す る 事 業 所 が 過 半 数 ( 5 1 . 3 % ) を 占 め た 。 ま た 、 「 適 用 を 申 請 す る つ も り は な

い 」 も 3 割 を 超 え た ( 3 2 . 0 % ) が 、 「 既 に 適 用 を 申 請 し た 」 や 「 適 用 を 申 請 す る

見 通 し 」 と 回 答 し た 事 業 所 も 、 そ れ ぞ れ 5 . 6 % ( 全 有 効 回 答 事 業 所 の 1 . 4 % ) 、

(9)

9 (%)

制度特例の適用を申請した( する) 理由( 複数回答)

短時間労働者の処遇を改善し、人材の確保・ 定着を図りたいから 72.6

短時間労働者自身が希望して いるから 36.3

短時間労働者がより長い労働時間、働く動機にな ると思う から 30.8

親会社の意向やグループ会社の動向に準じるから 6.2

企業イメージが向上するから 4.8

その他 7.5

無回答 1.4

平均選択数( 個) 1.6

(%)

制度特例の適用を申請しな い( して いな い) 理由 ( 複数回答)

短時間労働者自身が希望して いな いから 61.4

任意だから( 義務で はな いから) 44.7

総額人件費の増加につな がるから 32.3

労働者の同意を得るな ど、手続きが大変だから 12.6 親会社の意向やグループ会社の動向に準じるから 11.3

その他 4.6

無回答 4.7

平均選択数( 個) 1.8

( 2 ) 制 度 特 例 の 適 用 を 申 請 す る ・ し な い 理 由

社 会 保 険 の 適 用 拡 大 に 係 る 制 度 特 例 に つ い て 、「 既 に 適 用 を 申 請 し た 」あ る い は「 適

用 を 申 請 す る 見 通 し 」 と 回 答 し た 事 業 所 ( 計 1 4 6 社 ) を 対 象 に 、 申 請 理 由 を 尋 ね る

と( 複 数 回 答 )、「 短 時 間 労 働 者 の 処 遇 を 改 善 し 、人 材 の 確 保・定 着 を 図 り た い か ら 」

( 7 2 .6 % )が 7 割 を 超 え て 多 く 、こ れ に「 短 時 間 労 働 者 自 身 が 希 望 し て い る か ら 」

( 3 6 . 3 % ) や 「 短 時 間 労 働 者 が よ り 長 い 労 働 時 間 、 働 く 動 機 に な る と 思 う か ら 」

( 3 0 . 8 % ) 等 が 続 い た ( 図 表 6 ) 。

一 方 、 「 適 用 を 申 請 す る つ も り は な い 」 あ る い は 「 未 定 ・ 分 か ら な い 」 と し た 事 業

所( 計 1 ,1 8 5 社 )を 対 象 に 、適 用 を 申 請 し な い( し て い な い )理 由 を 尋 ね る と( 複

数 回 答 ) 、 「 短 時 間 労 働 者 自 身 が 希 望 し て い な い か ら 」 ( 6 1 . 4 % ) が も っ と も 多

く 、 次 い で 「 任 意 だ か ら ( 義 務 で は な い か ら ) 」 ( 4 4 . 7 % ) 、 「 総 額 人 件 費 の 増

加 に つ な が る か ら 」 ( 3 2 . 3 % ) 等 が 挙 が っ た 。

図 表 6 制 度 特 例 の 適 用 を 申 請 す る ( し た ) ・ し な い ( し て い な い ) 理 由

( 事 業 所 調 査 )

4.今後の更なる適用拡大

6

への対応意向

( 1 ) 今 後 の 更 な る 適 用 拡 大 へ の 対 応 意 向 と 新 た に 適 用 を 拡 大 す る 理 由 等

短 時 間 労 働 者 を 「 雇 用 し て い る 」 事 業 所 か 、 「 今 後 、 雇 用 す る 予 定 が あ る 」 事 業 所

を 合 わ せ た 計 3 ,7 8 6 社 を 対 象 に 、今 後 、社 会 保 険 の 更 な る 適 用 拡 大( 例 え ば 、規 模

要 件 や 賃 金 要 件 の 廃 止 、 労 働 時 間 要 件 の 引 下 げ 等 )が 行 わ れ た 場 合 に 、 ど の よ う な 対 応

を 行 う と 思 う か 尋 ね る と 、 「 適 用 拡 大 の 内 容 や 時 期 等 に も 依 る が 、 基 本 的 に は 短 時 間

労 働 者 自 身 の 希 望 に 基 づ き 、 出 来 る だ け 加 入 し て も ら う 」 と の 回 答 が 最 多 で 4 割 を 超

え た( 4 3 .1 % )( 図 表 7 )。次 い で「 何 と も 言 え な い・分 か ら な い 」( 3 3 .1 % )

が 挙 が っ た が 、 こ れ に 続 く の は 「 短 時 間 労 働 者 自 身 の 希 望 も 踏 ま え つ つ 、 会 社 側 の 事

情 も 交 え て 加 入 可 否 を 判 断 す る ( 一 定 割 合 の 適 用 者 を 出 す 一 方 、 一 定 割 合 に つ い て は

新 た な 適 用 を 回 避 す る )」( 2 0 .1 % )で 、「 短 時 間 労 働 者 自 身 の 希 望 に 拘 わ ら ず 、

出 来 る だ け 新 た な 適 用 を 回 避 す る 」 は 僅 少 ( 1 . 7 % ) に と ど ま っ た 。

「 適 用 拡 大 の 内 容 や 時 期 等 に も 依 る が 、 基 本 的 に は 短 時 間 労 働 者 自 身 の 希 望 に 基 づ

き 、 出 来 る だ け 加 入 し て も ら う 」 あ る い は 「 短 時 間 労 働 者 自 身 の 希 望 も 踏 ま え つ つ 、

会 社 側 の 事 情 も 交 え て 加 入 可 否 を 判 断 す る 」 と 回 答 し た 事 業 所 ( 計 2 , 3 9 5 社 ) を

6

(10)

10

43.1 20.1 1.7 33.1 2.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

適用拡大の内容や時期等にも依るが、基本的には短時間労働者自身の希望に基づき、出来るだけ加入してもらう

短時間労働者自身の希望も踏まえつつ、会社側の事情も交えて加入可否を判断する(一定割合の適用者を出す一方、一定割合については新たな適用を回避する) 短時間労働者自身の希望に拘わらず、出来るだけ新たな適用を回避する

何とも言えない・分からない 無回答

(n=短時間労働者を「雇用している」か「今後、雇用する予定がある」事業所3,786社)

(%)

対応方針の決定要素( 複数回答)

短時間労働者自身の希望 52.6

労働力確保( 人手不足等) の状況や見通し 49.7

会社の業績や景気の見通し 37.6

更な る適用拡大の内容や時期 ( 事業・ 職場等への影響の大きさ)

29.3

正社員も含めた労働法制の変化と見通し ( 長時間労働の抑制、同一労働同一賃金等)

24.8

親会社の意向やグループ会社の動向 20.5

業務の省力化( 機械化・ 自動化等) 等の状況 5.6

その他 4.3

無回答 1.8

平均選択数( 個) 2.3

(%)

新たに適用を拡大する理由( 複数回答)

短時間労働者の処遇を改善し、人材の定着を図りたいから ( 短時間労働者を安価な 労働力として 、

いくらで も使え る環境で は無くな って いるから)

46.4

短時間労働者の必要人数が確保し難くな って いるから ( 人手不足だから)

30.9

適用を回避すると、業務等に支障が出るから ( 短時間労働者の離職等にもつな がるから)

20.4

短時間労働者の人材の質が確保し難くな って いるから ( 人手不足だから)

19.9

適用回避は、企業イメージを悪化させる恐れがあるから 13.5

( 正社員も採り難くな って おり) 短時間労働者に より高度な 業務や責任等を任せたいから

10.6

その他 6.4

無回答 18.1

平均選択数( 個) 1.8

対 象 に 、 新 た な 適 用 を 拡 大 す る 理 由 を 尋 ね る と ( 複 数 回 答 ) 、 「 短 時 間 労 働 者 の 処 遇

を 改 善 し 、 人 材 の 定 着 を 図 り た い か ら ( 短 時 間 労 働 者 を 安 価 な 労 働 力 と し て 、 い く ら

で も 使 え る 環 境 で は 無 く な っ て い る か ら ) 」 が 4 割 を 超 え て ( 4 6 . 4 % ) も っ と も

多 く 、 こ れ に 「 短 時 間 労 働 者 の 必 要 人 数 が 確 保 し 難 く な っ て い る か ら ( 人 手 不 足 だ か

ら ) 」 ( 3 0 . 9 % ) 等 が 続 い た 。

ま た 、「 何 と も 言 え な い ・ 分 か ら な い 」と し た 事 業 所( 1 ,2 5 2 社 )を 対 象 に 、対

応 方 針 は ど の よ う な 要 素 に 依 存 し て 決 ま っ て く る と 思 う か 尋 ね る と ( 複 数 回 答 ) 、 最

多 は 「 短 時 間 労 働 者 自 身 の 希 望 」 で 半 数 を 超 え ( 5 2 . 6 % ) 、 こ れ に 「 労 働 力 確 保

( 人 手 不 足 等 ) の 状 況 や 見 通 し 」 が 半 数 程 度 ( 4 9 . 7 % ) で 続 き 、 次 い で 「 会 社 の

業 績 や 景 気 の 見 通 し 」 ( 3 7 . 6 % ) 等 が 挙 が っ た 。

図 表 7 今 後 の 更 な る 適 用 拡 大 へ の 対 応 意 向 ( 上 ) と 新 た に 適 用 を 拡 大

拡 大 す る 理 由 ( 下 左 ) 、 対 応 方 針 の 決 定 要 素 ( 下 右 ) ( 事 業 所 調 査 )

( 2 ) 社 会 保 険 の 適 用 範 囲 に 対 す る 見 方 に つ い て

全 有 効 回 答 事 業 所 ( 5 , 5 2 3 社 ) を 対 象 に 、 短 時 間 労 働 者 に 対 す る 社 会 保 険 の 適

用 範 囲 が 、 企 業 の 規 模 に よ っ て 異 な る ( 競 争 条 件 が 企 業 間 で 異 な る ) こ と に つ い て ど

う 思 う か 尋 ね る と 、 「納 得 で き る 」が 1 1 . 2 % 、 「 ど ち ら か と 言 え ば 納 得 で き る 」 が 2

7 . 8 % で 、 合 わ せ て 「 納 得 で き る 」 が 計 3 9 . 0 % に 対 し 、 「ど ち ら か と い え ば 納 得

で き な い 」 は 2 2 . 1 % 、 「 納 得 で き な い 」 は 8 . 7 % で 、 「 納 得 で き な い 」 が 計 3 0 .

8 % と な っ た ( 他 に 「 よ く 分 か ら な い 」 2 7 . 4 % 、 無 回 答 2 . 8 % ) 。 な お 、 事 業

所 の 規 模 別 に み る と 、 「 納 得 で き な い 」 割 合 計 は 「 3 0 人 以 下 」 で 2 9 . 0 % 、 「 3 1 ~ 1

0 0 人 」で 3 0 .1 % 、「 1 0 1 ~ 3 0 0 人 」で 3 0 .9 % 、「3 0 1 ~ 5 0 0 人 」 で 3 6 .

9 % 、 「5 0 1 人 以 上 」で 3 8 . 8 % と 規 模 が 大 き い ほ ど 高 く 、 3 0 1 人 以 上 で は 「 納

(11)

11

大いに 影響 している,

8.0

一定程度、影響している, 26.4 特段、影響していない, 58.7

無回答,

6.9

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

(n=全有効回答事業所5,523社)

(%)

影響して いる「 就業調整」 の具体的な 内容( 複数回答)

も っ とも 影響が 大きいも の

配偶者控除の適用を受けるための基準( 103万円以下に抑制) 73.8 35.9

配偶者の被用者保険の被扶養者にとどまるための基準( 130万円未満に抑制) 60.8 20.6

自身の収入に対する所得税の課税を回避するための基準( 103万円以下に抑制) 41.4 7.0

社会保険の加入を回避するための基準( 週30時間未満等に抑制) 33.3 7.6

社会保険の加入を回避するための基準( 週20時間未満や月額賃金8.8万円未満に抑制) 31.7 9.9

配偶者特別控除の適用を受けるための基準( 103万円超141万円未満に抑制) 30.2 2.0

一定額を超え ると配偶者の勤務先から手当( 配偶者手当、家族手当等) を もらえ な くな ることを回避するための基準

28.5 3.2

住民税の支払い義務を回避するための基準( 100万円以下に抑制) 17.2 0.4

受給して いる公的年金が支給停止にな らな いよう ( あるいは減額率が小さくな るよう ) にする基準 16.6 5.1

雇用保険の加入を回避するための基準( 週20時間未満に抑制) 11.4 0.8

所得税の適用税率を低く抑え るための基準( 195万円以下に抑制) 1.7 -

その他 0.8 0.4

無回答 0.8 6.9

平均選択数( 個) 3.5

ま た 、 個 人 事 業 所 の 場 合 に は 、 業 種 に よ っ て 社 会 保 険 の 適 用 事 業 所 と な る か ど う か

が 変 わ る ( ク リ ー ニ ン グ や 飲 食 店 、 ビ ル 清 掃 な ど サ ー ビ ス 業 の 一 部 や 、 農 林 漁 業 等 は

強 制 で な い ) こ と に つ い て も ど う 思 う か 尋 ね る と 、 「納 得 で き る 」が 9 . 4 % 、 「 ど ち

ら か と 言 え ば 納 得 で き る 」 が 1 9 . 3 % で 、 合 わ せ て 「 納 得 で き る 」 が 計 2 8 . 7 % に

対 し 、「 ど ち ら か と い え ば 納 得 で き な い 」 は 1 9 .7 % 、「 納 得 で き な い 」 は 8 .7 % で 、

「 納 得 で き な い 」 が 計 2 8 . 4 % と な っ た ( 他 に 「 よ く 分 か ら な い 」 3 6 . 8 % 、 無

回 答 6 . 2 % ) 。 な お 、 こ れ を 業 種 別 に み る と 、 「 納 得 で き な い 」 割 合 計 は 「 生 活 関

連 サ ー ビ ス 業,娯 楽 業 」 ( 4 0 . 6 % ) や 「 小 売 業 」 ( 3 5 . 4 % ) 、 「 情 報 通 信 業 」

( 3 4 . 1 % ) 等 で 高 く 、 い ず れ も 「 納 得 で き る 」 割 合 計 を 上 回 っ て い る 。

5.必要な労働力を確保する上での「就業調整」の影響

全 有 効 回 答 事 業 所 ( 5 , 5 2 3 社 ) を 対 象 に 、 短 時 間 労 働 者 が 所 得 税 や 社 会 保 険 、

年 金 の 支 給 等 を 意 識 し て 労 働 時 間 の 長 さ 等 を 調 整 す る い わ ゆ る 「 就 業 調 整 」 が 、 必 要

な 労 働 力 を 確 保 す る 上 で ど の 程 度 、 影 響 し て い る か 尋 ね る と 、 「 特 段 、 影 響 し て い な

い 」 と す る 事 業 所 が 過 半 数 ( 5 8 . 7 % ) を 占 め た も の の 、 「 大 い に 影 響 し て い る 」

( 8 . 0 % ) あ る い は 「 一 定 程 度 、 影 響 し て い る 」 ( 2 6 . 4 % ) と 回 答 し た 事 業 所

が 合 わ せ て 1 / 3 を 超 え た ( 図 表 8 ) 。

そ こ で 、 必 要 な 労 働 力 を 確 保 す る 上 で 、 「 就 業 調 整 」 が 「 大 い に 影 響 し て い る 」 あ

る い は 「 一 定 程 度 、 影 響 し て い る 」 と 回 答 し た 事 業 所 ( 計 1 , 9 0 0 社 ) を 対 象 に 、

具 体 的 に は ど の 基 準( 所 得 税 や 社 会 保 険 、 年 金 の 支 給 等 に 係 る 適 用 基 準 )が 影 響 し て い

る と 思 う か 尋 ね る と ( 複 数 回 答 ) 、 「 配 偶 者 控 除 の 適 用 を 受 け る た め の 基 準 ( 1 0 3

万 円 以 下 に 抑 制 ) 」 ( 7 3 . 8 % ) が も っ と も 多 く 、 次 い で 「 配 偶 者 の 社 会 保 険 の 被

扶 養 者 に と ど ま る た め の 基 準 ( 1 3 0 万 円 未 満 に 抑 制 ) 」 ( 6 0 . 8 % ) 、 「 自 身 の

収 入 に 対 す る 所 得 税 の 課 税 を 回 避 す る た め の 基 準( 1 0 3 万 円 以 下 に 抑 制 )」( 4 1 .

4 % ) 等 と な っ た 。

(12)

12

変わった, 15.8

まだ変わって

いないが、

今後については

検討して

いる, 22.2

特に変わって おらず、 今後、変える

予定も無い,

60.8 無回答,

1.2

(n=適用拡大前の被保険者区分が第1号被保険者、 第3号被保険者、その他の労働者3,323人)

厚生年金・

健康保険が

適用される

よう、かつ

手取り収入が

増える(維持 できる)よう、

(短時間労働者の まま)所定労働 時間を延長した

(してもらった), 54.9

厚生年金・ 健康保険が 適用されるよう、 かつ手取り収入 が増える(維持

できる)よう、 正社員に転換

した(して もらった), 1.1

厚生年金・ 健康保険が 適用されるよう、 かつ手取り収入 が増える(維持

できる)よう、 それまで働いて いた会社を辞め て転職した, 1.9

厚生年金・ 健康保険が 適用されない よう、所定労働 時間を短縮した

(してもらった),

32.7

その他,

8.4

無回答,

1.0

厚生年金・健康保険が適用されない よう、それまで働いていた会社 (大企業等)を辞めて(社会保険の 適用拡大の対象ではない中小企業等に)

転職した, 0.0

(n=働き方が「変わった」526人)

(%)

な お 、 「 配 偶 者 控 除 の 適 用 を 受 け る た め の 基 準 」 あ る い は 「 自 身 の 収 入 に 対 す る 所

得 税 の 課 税 を 回 避 す る た め の 基 準 」 の い ず れ か を 挙 げ 、 結 果 と し て 「 1 0 3 万 円 以 下

に 抑 制 」 す る こ と が 「 影 響 し て い る 」 と し た 事 業 所 の 割 合 は 、 8 1 . 2 % ( 全 有 効 回

答 事 業 所 に 占 め る 割 合 で は 2 7 . 9 % ) と な っ た 。

ま た 、 「 配 偶 者 の 社 会 保 険 の 被 扶 養 者 に と ど ま る た め の 基 準 ( 1 3 0 万 円 未 満 に 抑

制 ) 」 や 「 社 会 保 険 の 加 入 を 回 避 す る た め の 基 準 ( 週 3 0 時 間 未 満 等 に 抑 制 ) 」 「 社

会 保 険 の 加 入 を 回 避 す る た め の 基 準 ( 週 2 0 時 間 未 満 や 月 額 賃 金 8 . 8 万 円 未 満 に 抑

制 ) 」 の い ず れ か を 挙 げ 、 結 果 と し て 社 会 保 険 の 加 入 要 件 が 「 影 響 し て い る 」 と す る

事 業 所 の 割 合 は 8 2 . 5 % ( 同 2 8 . 4 % ) と な っ て い る 。

な お 、 こ う し た 基 準 の う ち 、 も っ と も 影 響 が 大 き い も の は 何 だ と 思 う か に つ い て も

尋 ね る と 、 「 配 偶 者 控 除 の 適 用 を 受 け る た め の 基 準 ( 1 0 3 万 円 以 下 に 抑 制 ) 」 ( 3

5 . 9 % ) が も っ と も 多 く 、 こ れ に 「 配 偶 者 の 社 会 保 険 の 被 扶 養 者 に と ど ま る た め の

基 準 ( 1 3 0 万 円 未 満 に 抑 制 ) 」 ( 2 0 . 6 % ) 等 が 続 い た 。

短時間労働者調査結果の概要

1.社会保険の適用拡大に伴う働き方の変化

全 有 効 回 答 労 働 者 の う ち 、 適 用 拡 大 前 の 被 保 険 者 区 分 に 有 効 回 答 が 得 ら れ た 、 ( 第

2 号 被 保 険 者 以 外 の ) 第 1 号 被 保 険 者 、 第 3 号 被 保 険 者 、 そ の 他 の 労 働 者 ( 計 3 , 3

2 3 人 ) で 、 社 会 保 険 の 適 用 拡 大 に 伴 う 働 き 方 の 変 化 を 見 る と 、 自 身 の 働 き 方 が 「 変

わ っ た 」 と す る 割 合 は 1 5 . 8 % で 、 「 ま だ 変 わ っ て い な い が 、 今 後 に つ い て は 検 討

し て い る 」 が 2 2 . 2 % 等 と な っ た ( 図 表 9 ) 。

働 き 方 が 「 変 わ っ た 」 場 合 に 具 体 的 に ど う 変 化 し た か を 見 る と 、 も っ と も 多 か っ た

の は「 厚 生 年 金・健 康 保 険 が 適 用 さ れ る よ う 、か つ 手 取 り 収 入 が 増 え る( 維 持 で き る )

よ う 、 ( 短 時 間 労 働 者 の ま ま ) 所 定 労 働 時 間 を 延 長 し た ( し て も ら っ た ) 」 で 半 数 を

超 え ( 5 4 . 9 % ) 、 こ れ に 「 厚 生 年 金 ・ 健 康 保 険 が 適 用 さ れ な い よ う 、 所 定 労 働 時

間 を 短 縮 し た ( し て も ら っ た ) 」 ( 3 2 . 7 % ) 等 が 続 い た 。

図 表 9 社 会 保 険 の 今 般 の 適 用 拡 大 に 伴 う 働 き 方 の 変 化 ( 短 時 間 労 働 者 調 査 )

(13)

13

厚生年金・

健康保険が

適用される

よう、かつ

手取り収入が

増える(維持 できる)よう、

(短時間労働者の まま)所定労働 時間を延長した

(してもらった), 67.3

厚生年金・ 健康保険が 適用されるよう、 かつ手取り収入 が増える(維持

できる)よう、 正社員に転換

した(して もらった), 1.9

厚生年金・ 健康保険が 適用されるよう、 かつ手取り収入 が増える(維持

できる)よう、 それまで働いて いた会社を辞め て転職した, 0.9

厚生年金・ 健康保険が 適用されない よう、所定労働時

間を短縮した (してもらった), 15.9

その他,

13.1

無回答,

0.9

厚生年金・健康保険が適用されない よう、それまで働いていた会社 (大企業等)を辞めて(社会保険の

適用拡大の対象ではない 中小企業等に)転職した, 0.0

(n=適用拡大前の第1号被保険者で 働き方が「変わった」107人)

第1号被保険者

厚生年金・

健康保険が

適用される

よう、かつ

手取り収入が

増える(維持 できる)よう、

(短時間労働者の まま)所定労働 時間を延長した

(してもらった), 51.7

厚生年金・ 健康保険が 適用されるよう、 かつ手取り収入 が増える(維持

できる)よう、 正社員に転換

した(して もらった), 1.1

厚生年金・ 健康保険が 適用されるよう、 かつ手取り収入 が増える(維持

できる)よう、 それまで働いて いた会社を辞め て転職した, 1.6

厚生年金・ 健康保険が 適用されない

よう、所定 労働時間を 短縮した

(してもらった),

36.9

その他,

7.7

無回答,

1.1

厚生年金・健康保険が適用されない よう、それまで働いていた会社 (大企業等)を辞めて(社会保険の

適用拡大の対象ではない 中小企業等に)転職した, 0.0

(n=適用拡大前の第3号被保険者で 働き方が「変わった」377人)

第3号被保険者

(%) な お 、 被 保 険 者 区 分 別 に 見 る と 、 第 1 号 被 保 険 者 ( 6 4 8 人 ) に つ い て は 、 働 き 方

が 「 変 わ っ た 」 割 合 が 1 6 . 5 % で 、 「 ま だ 変 わ っ て い な い が 、 今 後 に つ い て は 検 討

し て い る 」が 2 2 .2 % 、「 特 に 変 わ っ て お ら ず 、今 後 、変 え る 予 定 も 無 い 」が 5 9 .

7 % と な っ た ( 無 回 答 1 . 5 % ) 。

働 き 方 が 「 変 わ っ た 」 場 合 の 具 体 的 な 内 容 と し て は 、 「 厚 生 年 金 ・ 健 康 保 険 が 適 用

さ れ る よ う 、 か つ 手 取 り 収 入 が 増 え る ( 維 持 で き る ) よ う 、 ( 短 時 間 労 働 者 の ま ま )

所 定 労 働 時 間 を 延 長 し た ( し て も ら っ た ) 」 が 2 / 3 を 超 え ( 6 7 . 3 % ) 、 次 い で

「 厚 生 年 金・健 康 保 険 が 適 用 さ れ な い よ う 、所 定 労 働 時 間 を 短 縮 し た( し て も ら っ た )」

が 1 5 . 9 % 、 「 そ の 他 」 が 1 3 . 1 % 等 と な っ て い る ( 図 表 1 0 ) 。

ま た 、 第 3 号 被 保 険 者 ( 2 , 3 2 2 人 ) で も 、 働 き 方 が 「 変 わ っ た 」 割 合 は 1 6 .

2 % で 、「 ま だ 変 わ っ て い な い が 、今 後 に つ い て は 検 討 し て い る 」が 2 4 .1 % 、「 特

に 変 わ っ て お ら ず 、今 後 、変 え る 予 定 も 無 い 」が 5 8 .7 % と な っ た( 無 回 答 1 .0 % )。

働 き 方 が 「 変 わ っ た 」 場 合 の 具 体 的 な 内 容 に つ い て も 、 「 厚 生 年 金 ・ 健 康 保 険 が 適

用 さ れ る よ う 、か つ 手 取 り 収 入 が 増 え る( 維 持 で き る )よ う 、( 短 時 間 労 働 者 の ま ま )

所 定 労 働 時 間 を 延 長 し た ( し て も ら っ た ) 」 が 半 数 を 超 え た ( 5 1 . 7 % ) が 、 「 厚

生 年 金 ・ 健 康 保 険 が 適 用 さ れ な い よ う 、 所 定 労 働 時 間 を 短 縮 し た ( し て も ら っ た ) 」

も 1 / 3 超 ( 3 6 . 9 % ) と な っ た 。

図 表 1 0 被 保 険 者 区 分 別 に 見 た 働 き 方 の 変 化 ( 短 時 間 労 働 者 調 査 )

2.厚生年金・健康保険に加入した・しなかった理由

厚 生 年 金 ・ 健 康 保 険 が 適 用 さ れ る よ う 、 か つ 手 取 り 収 入 が 増 え る ( 維 持 で き る ) よ

う 、 「 ( 短 時 間 労 働 者 の ま ま ) 所 定 労 働 時 間 を 延 長 し た ( し て も ら っ た ) 」 あ る い は

「 正 社 員 に 転 換 し た( し て も ら っ た )」「 そ れ ま で 働 い て い た 会 社 を 辞 め て 転 職 し た 」

と 回 答 し た 労 働 者 ( 計 3 0 5 人 ) を 対 象 に 、 厚 生 年 金 ・ 健 康 保 険 に 加 入 し た 理 由 を 尋

ね る と( 複 数 回 答 )、「 も っ と 働 い て 収 入 を 増 や し た い( 維 持 し た い )か ら 」( 4 4 .

(14)

14

(%)

厚生年金・ 健康保険に加入しな かった理由( 複数回答)

配偶者控除を受けられな くな るから 54.7

健康保険の扶養から外れるから 50.6

手取り収入が減少するから 49.4

配偶者の会社から手当( 配偶者手当や家族手当等) が支給されな い恐れがあるから 29.7

( 自身で 保険料を納めて ) 加入するメリットが分からな いから 28.5

( 育児や介護、病気等の事情で ) 働く時間を増やせな いから 16.9

会社側から言われたから 11.0

周囲の人( 家族や同僚等) に勧められたから 4.1

周囲の動向を見て から、加入をどう するか決めよう と思って いるから 1.7

会社側に( 社会保険に加入したいという ) 希望を言い難かったから 1.7

その他 4.7

無回答 7.6

平均選択数( 個) 2.7

(%)

厚生年金・ 健康保険に加入した理由( 複数回答)

もっと働いて 収入を増やしたい( 維持したい) から 44.9

将来の年金額を増やしたいから 44.3

会社側から言われたから 32.8

保険料の負担が軽くな るから 22.6

周囲の人( 家族や同僚等) に勧められたから 10.2

医療給付( 傷病や出産時の手当金) が充実するから 6.9

( 育児や介護の負担、病気の軽減等で ) より長く働けるよう にな ったから 4.9

障がい・ 遺族年金が充実するから 1.0

その他 7.2

無回答 1.3

平均選択数( 個) 1.8

「 会 社 側 か ら 言 わ れ た か ら 」 ( 3 2 . 8 % ) 、 「 保 険 料 の 負 担 が 軽 く な る か ら 」 ( 2

2 . 6 % ) 等 と な っ た ( 図 表 1 1 ) 。

一 方 、 厚 生 年 金 ・ 健 康 保 険 が 適 用 さ れ な い よ う 、 「 所 定 労 働 時 間 を 短 縮 し た ( し て

も ら っ た ) 」 ( あ る い は 「 そ れ ま で 働 い て い た 会 社 ( 大 企 業 等 ) を 辞 め て ( 社 会 保 険

の 適 用 拡 大 の 対 象 で は な い 中 小 企 業 等 に ) 転 職 し た 」 ) 労 働 者 ( 計 1 7 2 人 ) を 対 象

に 、 厚 生 年 金 ・ 健 康 保 険 に 加 入 し な か っ た 理 由 ( 複 数 回 答 ) を 尋 ね る と 、 「 配 偶 者 控

除 を 受 け ら れ な く な る か ら 」 ( 5 4 . 7 % ) が 最 上 位 に 挙 が り 、 こ れ に 「 健 康 保 険 の

扶 養 か ら 外 れ る か ら 」( 5 0 .6 % )や「 手 取 り 収 入 が 減 少 す る か ら 」( 4 9 .4 % )

等 が 続 い た 。

図 表 1 1 厚 生 年 金 ・ 健 康 保 険 に 加 入 し た ・ し な か っ た 理 由 ( 短 時 間 労 働 者 調 査 )

3.社会保険への加入状況と更なる適用拡大に伴う働き方の変更意向

社 会 保 険 の 適 用 拡 大 前 後 に お け る 、 全 有 効 回 答 労 働 者 ( 6 , 4 1 8 人 ) の 被 保 険 者

区 分 の 変 化 を 整 理 す る と 、 図 表 1 2 の 通 り に な っ た 。 結 果 と し て 、 適 用 拡 大 前 の 第 1

号 被 保 険 者 か ら 、 適 用 拡 大 後 の 第 2 号 被 保 険 者 に 移 行 し た 人 は 2 5 0 人 で 、 適 用 拡 大

前 の 第 1 号 被 保 険 者 に 占 め る 割 合 で は 3 8 . 6 % と 算 出 さ れ た 。 ま た 、 第 3 号 被 保 険

者 か ら 第 2 号 被 保 険 者 に 移 行 し た 人 は 3 6 7 人 で 、 適 用 拡 大 前 の 第 3 号 被 保 険 者 の う

ち 1 5 . 8 % と な っ た 。

こ う し た な か 、 適 用 拡 大 後 の 被 保 険 者 区 分 が 第 1 号 被 保 険 者 、 第 3 号 被 保 険 者 、 そ

の 他 の 労 働 者 ( 計 2 , 6 1 4 人 ) を 対 象 に 、 社 会 保 険 の 適 用 基 準 が 今 後 、 更 に 緩 和 さ

れ 、 自 身 の 現 在 の 働 き 方 が 適 用 対 象 と な っ た ら ど う す る と 思 う か 尋 ね る と 、 「 分 か ら

な い 」が 4 割 を 超 え た( 4 1 .8 % )も の の 、働 き 方 を「 変 え る と 思 う 」が 3 8 .5 %

に 対 し 、 「 変 え な い と 思 う 」 ( 結 果 と し て 、 そ の ま ま の 働 き 方 で 厚 生 年 金 ・ 健 康 保 険

が 適 用 に な る ) が 1 5 . 6 % と な っ た ( 無 回 答 4 . 2 % ) ( 図 表 1 2 ) 。

働 き 方 を 「 変 え る と 思 う 」 労 働 者 ( 1 , 0 0 7 人 ) を 対 象 に 、 ど の よ う に 変 更 す る

と 思 う か 尋 ね る と ( 複 数 回 答 ) 、 「 厚 生 年 金 ・ 健 康 保 険 が 適 用 に な ら な い よ う 、 働 く

時 間 を 減 ら す 」 ( 3 1 . 4 % ) と 「 厚 生 年 金 ・ 健 康 保 険 が 適 用 さ れ る よ う 、 か つ 手 取

り 収 入 が 増 え る よ う 、 ( 短 時 間 労 働 者 の ま ま ) 働 く 時 間 を 増 や す 」 ( 3 0 . 4 % ) が

参照

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