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金融論(2013年度) Keida's Website

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2012 年度 金融論 後期中間課題問題

2012 年 12 月 26 日

以下の問題に答えなさい。

ケインズ型消費関数にもとづいた45 度線分析について考える。消費需要を C で表し、国民所得を Y で表すとする。消費は所得の関数としてつぎのよう に表される。

C(Y ) = a + cY ただし、a >0 であり、かつ 0 < c < 1 である。

投資に対する需要は、投資関数I(R) として表される。ただし、R は名目 利子率であり、投資関数I(R) は R の減少関数である。

総需要Ydは消費需要と投資需要と政府支出の合計として表され、次の式 のようになる。

Yd= C(Y ) + I(R) + G = a + cY + I(R) + G (1)

問題1 (1) 式で表される、総需要は Y − Yd平面にグラフとして表すとどの ようなグラフで表されるか、図示しなさい。このグラフを図1 としなさい。

問題2 総需要Ydと総供給Ysが等しくなるところで、国民所得Y が決定す るとする。図1 に、原点を通る 45 度線を書き加え、そのもとで決定する国民 所得Y を Yとして、図示しなさい。このグラフを図2 としなさい。

問題3 図2 の状態から、投資 I が ∆I 分だけ増加したと仮定せよ(名目利子 率R が低下した場合を考えよ)。その場合の新たな総需要Ydを図に加え、新 たな総需要のもとで決定する国民所得Y を Yとして図示しなさい。このグ ラフを図3 としなさい。

問題4 ∆I の増加によって発生した国民所得の増加分 ∆Y = Y− Yは、∆I とどのような関係にあるかを、(1) 式から導きなさい。

問題5 図3 における、∆I と ∆Y の大きさを示しなさい。新たな図を描き、 このグラフを図4 としなさい。

1

(2)

以下の問題に答えなさい。

45 度線分析において、名目利子率 R が変動した場合を検討し、財市場の均 衡を表すIS 曲線を導く。R3< R2< R1の大きさの3 つの名目利子率を考え る(R1、R2、R3の大きさの関係に特に注意せよ)。

問題6 45 度線分析において、R1、R2、R3のそれぞれがどのような総需要 Ydをもたらし、それぞれが国民所得Y をどのように決定するか、図示しな さい。ただし、R1に対応する国民所得をY1、同様にR2Y2R3Y3と せよ。このグラフを図5 としなさい。

問題7 図5 に表された関係から、総需要と総供給が財市場で均衡している 状態の国民所得Y と名目利子率 R の関係を、Y − R 平面上に図示しなさい。 このグラフを図6 としなさい。ただし、図 5 を図 6 の下に再度描き、図 5 と 図6 の関係を明示的に表すこと。

以下の問題に答えなさい。

貨幣市場の均衡式から、LM 曲線を導く。貨幣市場の均衡は、以下の式が 満たされるとき成り立っている。

L(Y, R) = Ms

P (2)

左辺は実質貨幣需要を表し、マネーサプライMsを物価水準P で割った実質 貨幣供給量を表している。左辺の実質貨幣需要L(Y, R) は、国民所得 Y が増 加すると取引する財の量が増えるため、貨幣に対する需要が増加する関係を 持っている。また、名目利子率R が上昇すると、貨幣よりも利子率を生む債 券を保有するメリットが大きくなるため、貨幣に対する需要が減少する関係 を持っている。

問題8 貨幣市場の均衡式を満たす(Y, R) の組み合わせを、Y − R 平面上に 描いたLM 曲線を描きなさい。このグラフを図 7 としなさい。また、LM 曲 線の傾きが図7 のようになる理由を説明しなさい。

以上

2

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