プロジェクト演習9.1
なの
問題
• 劇場チケット予約システム
• アーキテクチャ(教科書 P.256 図9.5参照)
• 顧客の不満
– 可用性
– 応答時間(たまに)
• 10 週間システムを運用
• システムコンポーネントの可用性
– ハードウェア: 99.9 %(計算された保守) – ソフトウェア: 99.8 %(ソフトの問題)
– 外部のクレジットカード照合・請求システム: 99.9 %(計画外)
※全てのトランザクションの 30 %だけ必要とされている
( a ) システムの連続可用性は?
• (内部システムの連続可用性)
=(ハードの可用性) × (ソフトの可用性)
= 0.999×0.998
= 0.997002 (≒ 99.70[%] )
• (システム全体の連続可用性)
={(内部システムの故障間隔)-(外部システムのダウン時 間) × (影響の割合)}/(稼動期間)
={( 1680×0.997 )-( 1680×0.01 ) ×0.3 }/ 1680
= 0.994 (= 99.4[ % ] )
( b ) 計画された保守期間を 90 %減らせる場合
の可用性は?
• (内部システムの連続可用性※)
=(ハードの可用性※) × (ソフトの可用性)
= 0.9999×0.998
= 0.9979002 (≒ 99.79[%] )
• (システム全体の連続可用性※)
={(内部システムの故障間隔※)-(外部システムのダウン時 間) × (影響の割合)}/(稼動期間)
={( 1680×0.9979 )-( 1680×0.01 ) ×0.3 }/ 1680
= 0.9949 (= 99.49[ % ] )
※ 計画された保守期間を 90 %削減
( c ) 可用性が 80 %のベンダーを組み得れた場
合の可用性の予測値
• (二重化したクレジットカードベンダーの可用性)
= 1 -( 1 -(ベンダー A の可用性)) × ( 1 -(ベンダー B の可用 性))= 1 -( 1 - 0.99 ) × ( 1 - 0.80 )
= 0.998 (= 99.8[%] )
• (内部システムの連続可用性)
=(ハードの可用性) × (ソフトの可用性)
= 0.999×0.998
= 0.997002 (≒ 99.70[%] )
• (システム全体の連続可用性)
={(内部システムの故障間隔)-(二重化した外部システムのダウ ン時間) × (影響の割合)}/(稼動期間)
( d ) ( b )と( c )の両方の改善計画を実現し
た場合の可用性の予測値
• (二重化したクレジットカードベンダーの可用性)
= 1 -( 1 -(ベンダー A の可用性)) × ( 1 -(ベンダー B の可用性))
= 1 -( 1 - 0.99 ) × ( 1 - 0.80 )
= 0.998 (= 99.8[%] )
• (内部システムの連続可用性※)
=(ハードの可用性※) × (ソフトの可用性)
= 0.9999×0.998
= 0.9979002 (≒ 99.79[%] )
• (システム全体の連続可用性)
={(内部システムの故障間隔※)-(二重化した外部システムのダウン時 間)× (影響の割合)}/(稼動期間)
={( 1680×0.9979 )-( 1680×0.002 ) ×0.3 }/ 1680
= 0.9973 (= 99.73[ % ] )
※ 計画された保守期間を 90 %削減
( a )~( d )のまとめ
対策 内部システムの
連続可用性
システム全体の
連続可用性
(
a
)
なし 99.70[%] 99.4[ % ]
(
b
)
保守期間を 90 %
削減
99.79[%] 99.49[ % ]
( c
)
クレジットカー
ド
ベンダーを二重化
99.70[%] 99.64[ % ]
( ( b )と( c ) 99.79[%] 99.73[ % ]
( e ) 有効可用性をさらに改善するために、デグ
レードモードの概念をどのように使えばよい?
• デグレードモード(縮退運転モード):
個々の部品が利用できなくなったときでも、システムが処理を続 け機能し続けられるように、システムを設計すること。(教科書 P.247 より)
• 回答
– チケットデータベースの分割(例:チケットのジャンルごとに 分割)
– クレジット無しでも動作可能(現金のみでの対応)