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(1)

第 5 章

リーディングプロジェクト

(重点施策)

第5章の内容

◆第5章では、本市の環境施策を先導する「リーディ ングプロジェクト(重点施策)」を設定します。

第1節 リーディングプロジェクト(重点施策)の 設定

第2節 リーディングプロジェクト(重点施策)の 内容

(2)

第5章 リーディングプロジェクト(重点施策)

第1節 リーディングプロジェクト(重点施策)の設定

本計画では、個別施策から、次のような条件により抽出あるいは組み合わせることにより、 本市の環境施策を先導する「リーディングプロジェクト(重点施策)」を設定します。

■ リーディングプロジェクト(重点施策)の主な条件

① 計画策定後、比較的早期に実行に移すことができる。

② 早期に実施することが、地域の環境づくりに有効かつ必要性が高い。

③ 環境分野間の施策を、横断的、一体的に推進することができる。

④ 地域活動として認知を高め、地域内外の参加と交流の活性化が期待される。

リーディングプロジェクト(重点施策)

Ⅰ.エコライフ推進プロジェクト(生活環境)

Ⅱ.農村・里山活性化プロジェクト(自然環境)

Ⅲ.高梁歴史保全・継承プロジェクト(快適環境)

Ⅳ.環

のまちづくり推進プロジェクト(環境保全活動)

Ⅱ.農村・里山活性化

プロジェクト

Ⅳ.環

のまちづくり推進

プロジェクト

Ⅰ.エコライフ推進

プロジェクト

Ⅲ.高梁歴史保全・継承

プロジェクト

いつまでも暮らしたい 自然 歴史 風情のあるまち高梁

~自然と共生するまちづくり~

(3)

第2節 リーディングプロジェクト(重点施策)の内容

目 的:市・事業者・市民が一体となった生活環境づくりの推進

■ 背 景

アンケート調査において、地域周辺の環境に対する満足度の低いものとして、「ごみ(廃 棄物)」と「水のきれいさ」をあげる回答が多く、市民の生活環境に対する関心の高さがう かがわれます。

「ごみ(廃棄物)」の対策としての減量化による環境負荷の低減は、地域の生活環境、自 然環境保全に密接な関わりを持ちます。

下水道及び合併処理浄化槽の整備により、高梁川の水質は順次改善されてきましたが、 汚水処理施設の普及が進んでいない地域からの生活排水が河川の汚濁負荷の要因になって います。高梁川、成羽川等の水質保全は、より良い環境づくりを進める上で、本市の重要 な課題です。

また、市民の関心の高かった地球環境問題の中でも、特にエネルギーの削減は地球温暖 化防止対策推進の重要な課題となっています。

内 容

「ごみを減らす」「水をきれいにする」「エネルギーを大切にする」など身近な生活の中 で取り組める「エコライフ(環境にやさしい生活)」に関する情報提供や啓発により、事業 者・市民と地域が一体となって実践できる生活環境づくりを推進します。

(1)協働によるごみ減量化の推進

(2)良好な水環境の保全

(3)省エネルギーの推進

事業概要と各主体の役割

(1)協働によるごみ減量化の推進

ごみの排出抑制・再資源化に向け、市民一人ひとりの意識を高めるため「ごみを出さ ないライフスタイル」に関する情報提供や啓発活動の推進と環境教育の充実・拡大を図 ります。

事業者には、ごみ減量・リサイクル協力店への参加や包装資材の排出削減、資源の回 収、過剰包装の自粛について協力を要請していきます。

また、「ごみ減らし隊(正式名称:ごみ減量等推進員)」と市民、事業者、行政等との 円滑な連携により、ごみ減量化を効率的に推進します。

Ⅰ.エコライフ推進プロジェクト

(4)

①ごみ減量化・再資源化に関する「エコライフ」の推進

・「ごみ減らし隊」を中心とした減量化の推進

・生ごみ処理機購入に係る助成

・生ごみたい肥化事業の推進

・ホームページ、広報紙、パンフレット、小冊子等の作成、配布

・市民教室・小中学校での啓発

健康教室・総合的な学習への出前講座、クリーンセンター等見学会の開催

・「環境フェア」での啓発

・「ごみ減量の日」の設定

②事業者の意識啓発、協力要請

・ごみ減量・リサイクル協力店(エコ・ショップ)の参加要請と模範店への顕彰

・食品トレイ、牛乳パック、ペットボトルなどの店頭資源回収の要請

・マイバッグ運動への協力要請

③費用負担の公平化の検討

・家庭系ごみ有料化、事業系ごみ処理手数料見直しの検討

●「エコライフ(環境にやさしい生活)」 の実践

・エコショップの利用

・マイバッグの利用

・集団回収、小売店の資源回収に協力

・リサイクルの工夫

・生ごみたい肥化等による減量化・再 資源化の実践

●ごみ対策に関する情報収集

●勉強会、施設見学等への参加

・市民教室

・クリーンセンター等見学 市 民

行 政

●事業内容に応じた取組の実践

・包装資材(レジ袋等)の削減

・マイバッグ運動への協力 オリジナルマイバッグ販売

・店頭資源回収

行政との協働、事業者間での連携

・過剰包装の自粛

・ゴミの適正な排出や減量化の実践 事業者

(5)

ごみの排出量削減・資源化の目標

一般廃棄物処理基本計画において、1人1日当たりのごみの排出量削減とリサイクル 率の向上について次の目標を掲げています。

ごみ排出量削減目標

家庭系ごみ: 204g /人・日 新聞紙約1日分

事業系ごみ: 20g/人・日 A4コピー用紙 約5枚分

(1枚約4gとして)

【内 訳】

〇家庭系ごみ及び事業系ごみ

・家庭系ごみ

平成21年度:530g/人・日

→ 平成32年度:204g/人・日(約38%)削減し、326g/人・日とする。

・事業系ごみ

平成21年度:3,480t/年

→ 平成32年度:256t/年(約7%)削減し、3,224t/年とする。 256t÷34,908人÷365日≒20g/人・日

※一般廃棄物処理基本計画における口は、34,908人(平成21930日現在)

〇リサイクル率向上目標

平成21年度:17.2% → 平成32年度:28%以上

クリーンセンター

(6)

(2)良好な水環境の保全

下水道が計画されている地域においては、下水道整備を早急に推進し下水道普及率の 向上を図ります。その他の地域においては、合併処理浄化槽の普及を図るため設置にか かる費用の助成を行います。こうした汚水処理施設の整備を普及・促進させるため、生 活排水の処理に関する理解の向上や意識啓発を目的とした広報活動を展開します。

また、水辺の清掃活動や水質・生物調査、水辺の体験学習などの機会の充実により、 市民、事業者の意識の醸成を図り、良好な水環境の保全を推進します。

①生活排水対策に関する「エコライフ」の推進

・水環境への負担を軽減する暮らし方の情報提供

・浄化センター等の下水道施設の見学会

・学校での出前教室の開催

身近にある水(洗濯水、お米のとぎ汁など)を使った簡易な水質測定(パ ックテスト)体験

・下水道区域内の市民、事業者への早期接続の啓発

・合併処理浄化槽設置者への適正な管理の周知、また新規設置にかかる費用の 助成

②市内主要河川の水質調査の実施と結果の公表

③河川の生物調査、体験学習等の開催

・定期的な河川生物の調査実施

・小中高校の環境教育と連携した水辺の観察・調査の実施

・公民館活動や地域の生涯学習等と連携した水辺体験学習等の開催

・漁業協同組合等と連携した漁業体験会の開催

④市民参加の水環境保全活動

・「高梁川・成羽川一斉クリーン大作戦」の開催

・身近な水路や小川の清掃活動の推進

⑤高梁川流域ほか市内外の関係機関、環境活動団体、事業者等との連携

・水質向上に向けた流域市町との連携

・高梁川上下流域の水辺環境保全に関するセミナー、勉強会等の開催

⑥化学肥料や農薬の使用を低減する環境保全型農業の推進 行 政

(7)

●台所での水切りネットの使用、廃食油を流さないなど生活排水対策の実践

●水質を確保するための合併処理浄化槽の適正管理

●早期の下水道への接続、または合併処理浄化槽の設置

●水質確保のための行政、事業者との連携

●施設見学会、生物調査、水辺体験学習等への参加

●「高梁川・成羽川一斉クリーン大作戦」への参加

●身近な水路や小川の清掃活動への参加

●環境保全型農業の実施

●水質を確保するための合併処理浄化槽の適正管理

●早期の下水道への接続、または合併処理浄化槽の設置

●水質確保のための行政、市民との連携

●水質調査、生物調査、水辺体験学習等への協力

●「高梁川・成羽川一斉クリーン大作戦」への参加・協力

●身近な水路や小川の清掃活動への参加・協力

●環境保全型農業の実施 市 民

事業者

生活雑排水処理率の目標

生活排水処理基本計画において、生活雑排水処理率の目標値を次のように掲げて います。

生活雑排水処理率 平成21年度60% → 平成32年度85

(8)

(3)省エネルギーの推進

省エネルギーに関する情報提供などの普及啓発活動、設備導入に対する支援制度の充 実などにより、市民一人ひとりの意識を高め、実践を促します。

①省エネルギーの実践を促進する「エコライフ」の情報提供と啓発

・「エコクッキング」の普及啓発・情報発信

・学校、地域でのエネルギー教室等の開催

②市民がみんなで楽しみながら参加できる取組の充実

「エコチャレンジ」「環境家計簿」など

③太陽光発電等の新エネルギー設備や省エネルギー機器の導入助成制度の充実

・太陽光発電導入助成の継続

・今後の情勢、市民ニーズに対応した助成制度の検討

④日常生活に自転車を快適かつ積極的に取り入れる「バイクビズ」の推進

・「バイクビズ」の普及啓発・情報発信 行 政

●エネルギー教室等への参加

●省エネルギーを意識した「エコライフ」の実践

・「環境家計簿」の利用や「エコチャレンジ(家電の節電)」へ の参加など、省エネルギーの実践

・エコクッキング、バイクビズ

●新エネルギー設備や省エネルギー機器の導入 市 民

●エネルギーや資源を大切にする事業活動の推進

●学校、地域での出前講座の講師派遣等の協力

●環境問題への取組に関する情報提供

●助成制度の活用による新エネルギー設備や省エネルギー機器の導入

●環境マネジメントシステムの導入

●バイクビズの普及啓発・協力 事業者

(9)

■参考資料

高梁市環境家計簿(抜粋)

■資源収集品の内、「アルミ缶」「スチール缶」「ペットボ トル」「ガラス瓶」「牛乳パック」「食品トレー」を、「燃 やせるごみ」又「燃やせないごみ」にだしてしまったも のの重さを計算してください。

■「ごみ」は、ごみを持って体重計に乗り、自分の体重を 引き算して計算してください。

■金額欄は、家計簿として使用してください。

◆地球温暖化を防ぎ、美しい地球、そして高梁市を未来の 子どもたちに引き継ぐため、二酸化炭素(CO2)排出量の 削減に取り組んでみませんか?

●環境家計簿というのは、私たちが生活する中でCO2をど

の程度出しているかを、電気やガス、水道などの使用量 からチェックするものなんです。

●暮らしの中のちょっとした心がけと行動で、CO2の排出 量を減らすことができます。

●CO2をできるだけ出さない暮らしを続けるためにも、環 境家計簿をつけて、環境にやさしいライフスタイルを心 がけてみませんか?

(10)

目 的:農村、里山の整備、保全と交流による活性化

背 景

日本の農村地域は、過疎化、高齢化が進み、徐々に活力を失っています。本市において も、人口減少と高齢化が進んでおり、地域の活性化が課題となっています。

農村景観を構成する里山は、木の実や山菜、薪、肥料にする落ち葉の採取に利用され、 地域住民の生活と密接に結びついた集落近くの森林です。里山の周辺地域には、田畑、用 水池などが作られ、これらの環境に昆虫、小動物などが集まって、里山を中心とした生態 系が形成されてきました。

しかし、生活の変化に伴い、里山は燃料や肥料の供給源としての役割が減少し、放置さ れるようになりました。放置された里山は、人が山に入ることもできなくなり、荒廃して います。里山の荒廃は農村景観全体の荒廃に繋がり、人と動物の棲み家の緩衝地帯の役割 を果たしていた里山が荒廃したことにより、サルやイノシシなどの有害鳥獣の行動範囲が 広がり、農作物被害が増大しています。

内 容

里山の整備(下刈、除伐、皆伐)に対し補助金を交付する制度や、公募により里山整備 地域を選定し、市が整備を行う制度を設け、里山の機能と農村景観の再生を図ります。

農村部の人たちと都会から訪れた人たちがいっしょに農産物を栽培したり、食べたりし ながら、交流が深められるよう、農業体験や里山体験のツアーメニューの開発と実施を推 進します。

事業概要と各主体の役割

①里山整備に係る助成

・山林所有者等が自ら行う里山整備にかかる費用の一部を補助

②地域を選定し里山を整備

・公募によって選定する地域を所有者等の一部負担により整備

・里山整備で発生した林地残材(バイオマス)の利活用

③グリーンツーリズムの推奨

・農業体験ツアー、体験メニューの開発

ソバの栽培とソバ打ち体験、稲刈りともちつき体験など

・里山再生体験ツアー、体験メニューの開発 行 政

Ⅱ.農村・里山活性化プロジェクト

(11)

.

●里山環境に関心を持ち 、保護・保全 のための整備活動を行う。

●都市部住民との交流

・農業体験ツアーへの協力

・積極的な都市部住民との交流活動

●学校の体験学習への参加・協力

●里山環境に関心を持ち、保護・保全 に協力する。

●農村部住民との交流

・農村、農業に対する理 解、知識を 高める。

滞 在 者

市 民 事業者

稲刈りを体験する子どもたち

(12)

目 的:景観と調和した魅力あるまちづくりと交流による活性化

背 景

本市は、歴史的景観を有する町並みや集落が発達し、高梁川や成羽川流域には特徴的な 景観が見られ、磐窟谷や弥高山のような名勝地や、日本でも有数の植物・昆虫・鳥類の宝 庫といわれる臥牛山をはじめとする豊かな自然があり、その他にも美しい農村風景など多 くの景観資源に恵まれています。

市内では、岡山県により平成2年に高梁景観モデル地区、平成4年に吹屋背景保全地区 が指定され、平成20年施行の岡山県景観計画においても、両地区は引き続き景観重点地 区として景観保全が図られています。また、高梁市都市計画では奥万田地区に地区計画を 定め、国名勝頼久寺庭園からの景観を阻害することのないように建築物の高さ等に規制を 行っています。その他にも文化財の保存や歴史的な町家の修景など、地域固有の景観を守 る取組を実施してきました。

景観づくりには、見た目の美しさだけを求めるのではなく、そこに住む人や訪れる人が

『愛着や魅力』を感じるものとしていくことが大切です。本市における固有の歴史、伝統 を反映した人々の活動、その活動が行われる歴史的町並みという市民共有の財産である環 境を維持・向上し、未来に継承していくことが大きな課題となっています。

内 容

市は、市民や事業者等との協働により「高梁市景観計画」を策定します。先人達が創り 上げてきた“高梁らしい景観”を、これからもみんなの力で、守り、育て、さらに観光・ 交流事業等による活用を推進し、魅力を発展させ、次世代に引き継いでいきます。

頼久寺庭園 吹屋ふるさと村

Ⅲ.高梁歴史保全・継承プロジェクト

(13)

事業概要と各主体の役割

①景観づくりに関する市民ワークショップ、住民説明会による意識の高揚

②計画的な景観の維持・形成、魅力づくりの推進

③市民・事業者との協働による景観、文化財の保全・継承の取組

・保存会等への支援の充実

・地域の歴史や伝統を学習する機会の提供等による将来を担う人材の育成 ふるさと学習、地域伝統文化講座、環境フェアでのセミナー開催等

・市内観光、宿泊施設等の連携

④体験型観光、グリーンツーリズム、地域間交流の推進といった景観・文化財の 情報発信と活用による保全・継承の推進

・景観体験ツアーなど高梁の魅力を発信するメニューの企画・実施

・市民、滞在者等へのアンケート調査の実施と結果のフィードバック 景観の魅力度、満足度調査などの実施と結果の反映

・まちづくり団体、文化協会、保存会など各種団体との連携

・観光面での有効活用

●景観づくりに関する市民ワークショップ、住民説明会への参加 市民による景観づくりに関する課題、方策、アイデアなどの検討

●建造物等の建設や回収における景観への配慮

●ふるさと学習、地域伝統文化講座等への積極的な参加

●景観の魅力づくりと内外への発信

●アンケート調査結果の協力

●体験ツアー、交流メニュー企画・実施への参画・協力 行 政

●高梁を体験する

観る、聞く、食べる、ふれあう

●アンケート調査への協力

感想、気づき、満足・不満足度の伝達

●高梁の魅力情報(口コミ)の発信

市 民 事業者

滞 在 者

(14)

目 的: 『環

のまちづくり』

の推進による「いつまでも暮らし続けたい」まち

づくりの実現

※環

のまちづくり:市・事業者・市民が、それぞれの状況に応じて環境に配慮した行動を実践 するとともに、相互に連携し、地域全体で循環型社会の実現に向けて環境 保全活動に取り組むまちづくり。

■ 背 景

豊かな環境を未来につなげるためには、地域の環境に関わる市民・事業者・行政の各主 体が、身近な環境問題から地球規模の環境問題までの幅広い認識と環境保全に対する意識 を高めるとともに、一人ひとりの実践と相互に連携した活動の推進が不可欠となっていま す。

内 容

地域の環境を活かした子どもたちへの環境学習・教育、地域での環境学習の機会や場の 充実を図ります。また、「高梁市民環境月間」を効果的に活用するなど、市民への意識啓発 や活動の情報提供を充実することにより、誰もが参加しやすく、子どもから大人まで地域 が一体となって取り組む「環

のまちづくり」を推進します。

(1)学校と地域が連携した環境学習・教育の推進

(2)誰もが参加しやすい環境保全活動の推進

事業概要と各主体の役割

(1)学校と地域が連携した環境学習・教育の推進

環境教育全体計画等を作成し、子どもたちの発達段階や地域の実態に即して各教科や 道徳の時間等と総合的な学習の時間とを関連させながら、計画的、系統的な環境学習・ 教育に取り組みます。

地域の環境の特性を活かした環境教育の充実に向け、専門知識や技術を有する地域の 人材の協力、関係機関、団体等の連携と積極的な活用を図り、効果的な環境学習・教育 を進めます。

①環境学習・教育の充実

・環境教育全体計画の作成

各教科、道徳、総合的な学習の時間を関連づけた環境学習

・環境学習に関する情報や教材の収集、活用

・学習の成果の発信

②特色ある環境教育の推進 行 政

Ⅳ.環

のまちづくり推進プロジェクト

(15)

●環境学習・教育に関する協力、情報提供

・事業所の見学、環境学習への協力

・学校、地域での出前講座の講師派遣等の協力

・環境問題への取組に関する情報提供 事業者

③身近な地域や環境関連施設等との連携と活用

・自然や環境に詳しい人を講師とした体験学習プログラムの設定

・クリーンセンターや下水処理場の施設見学の実施

④関係機関等と連携した環境学習指導員の確保、育成

・地域の自然に詳しい人や農林漁業者への協力要請と指導者人材の確保

・関係機関や事業者への指導者としての協力要請

・環境カウンセラー

等による指導者講習会の開催

・地域の環境に精通し、指導員として認定する「高梁環境マイスター(仮称)」 の育成と活用

⑤子供たちと一緒に学ぶ環境学習、体験学習の開催

・高梁川や地域の里山など身近な自然の中で学ぶ機会の設定

・「高梁環境マップ」の作成

動植物の生息状況、河川の水質状況などの情報を記載した地図づくり

・定期的な開催による学校及び市民参加の促進

⑥市内外との連携、交流

・高梁川上下流域ほか市内外の関係機関、活動団体、事業者等との連携

・近隣市町との連携、交流による環境学習プログラムの設定

●地域の特性を活かした環境学習・教育への協力

・子供たちに地域の自然や環境を伝える指導者としての参加・協力

・身近な自然を子供たちと一緒に学ぶ体験会などへの参加・協力 市 民

※環境カ ウンセ ラー: 市民活動や事業活動の中での環境保全に 関する 専門的知識や豊富な経験を 有し、そ

の 知見や経験に 基づき、市民や NGO、事業者な どの行う環境保全活動に 対する助言 などを行う人材として環境省が審査、登録している。

(16)

(2)誰もが参加しやすい環境保全活動の推進

地域では、既に様々な主体により清掃活動などの環境保全活動が取り組まれています が、どこで、どのような団体が活動しているのかといった情報が不足しており、全市一 体となった取組には結びついていないのが現状です。

今後、市民の誰もが参加しやすい活動となるよう、既存の活動や団体等の情報を広く 提供していくとともに、県の施策や市独自の支援等により、地域が一体となった環境保 全活動の促進を図ります。

行 政

※「おかやまアダプト」:住民、企業、各種団体等の活動団体と行政が連携して美しいまちづくりを目指すプロ

グラム。認定を受けた活動団体が一定区間の河川、海岸等を自らの養子(アダプト)と みなして、活動の主役となり定期的な清掃美化活動を行い、県民の共通の財産である 河川や海岸等を育てていくもの。

①環境保全活動への支援

・県の「おかやまアダプト」

や既設のクリーン事業制度の周知

・必要に応じて市独自の制度の設定

②環境保全活動の情報発信

・市ホームページや広報紙、ケーブルテレビの活用

・学校や地域での環境やエネルギーをテーマとした教室や学習会の開催

・身近な生活の中で実践できる環境にやさしい行動の情報発信

③公民館活動やまちづくり事業、あるいは町内会や事業所、ボランティア団体等 による環境保全活動の推進

④環境保全活動のネットワーク化

・環境保全活動を行う個人、団体等のデータベース作 成と参加希望者のマッチング

⑤イベント等の開催による市民参加のきっかけづくり

・チャレンジごみ拾い大会(仮称)の開催

⑥地球温暖化防止の推進

・地球温暖化対策実行計画(事務事業編)の策定

・地球温暖化防止に関する助成制度の充実

・市民ワークショップ等の開催による啓発 行 政

(17)

●環境保全活動に関する情報の収集

●美化活動などの環境保全活動への積極的な参加

●地球温暖化防止に係る市民ワークショップ等への参加

●地球温暖化防止に係る助成制度の活用によるCO

排出削減の取組 市 民

高梁市環境イメージキャラクター「エコりん・エコマン」

●地域の環境保全活動への積極的な参加と協力

●事業活動に伴うCO

削減等、地球温暖化防止の取組強化 事業者

(18)

高梁市文化交流館 高梁市歴史美術館

郷土資料館

参照

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