• 検索結果がありません。

【第4章】高齢者福祉事業 宮崎市第6次高齢者保健福祉計画・第5期介護保険事業計画 宮崎市

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "【第4章】高齢者福祉事業 宮崎市第6次高齢者保健福祉計画・第5期介護保険事業計画 宮崎市"

Copied!
16
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

高齢者福祉事業

第1節

高齢者福祉事業の概要

第2節

生きがい活動支援事業

第3節

生活支援事業

第4節

施設福祉サービス事業

(2)

第1節

高齢者福祉事業の概要

事業体系の見直し

第5次高齢者保健福祉計画においては、平成20年度から「老人保健法」が「高齢者

の医療の確保に関する法律」に改正されたことから、保健の部分に係る事業計画「壮年

期からの健康づくりに対する支援」を本計画から削除し、各事業を実施してきたところ

です。

生きがい活動支援事業については、今後、団塊の世代に代表される戦後生まれの方々

が順次高齢期を迎えていく時期にあたることから、この方々を貴重なマンパワーとして

位置づけ、「支えられる高齢者」から「支える高齢者」の増加を目指し、社会参加意欲

が あ り な が ら も 情 報 や き っ か け が な い た め に 実 際 に は 活 動 の 場 を 得 る こ と が 困 難 な

方々に対する啓発活動等に努めます。

生活支援事業については、介護保険制度やその他の在宅福祉事業、民間事業の利用に

より補完できることから、自立支援ホームヘルプサービス事業、訪問介護員派遣事業及

び寝具類クリーニングサービス事業を廃止しました。今後も、高齢者を取り巻く社会情

勢の変化にあわせ、各事業の見直しや新たな事業の検討を行っていきます。

施設福祉サービス事業については、住み慣れた地域での在宅生活の継続を基本とし手

考え、福祉基盤を整備していく必要があります。また、家族等の援助が受けられない高

齢者や低所得高齢者の拠り所としての役割を果たしていく必要があるため、養護老人ホ

ーム等の福祉施設は現在の設置水準を維持することとします。

養護老人ホームにおいては、引き続き、老朽化した施設の改築時における個室化やバ

リアフリー化により、入所者のニーズや要介護者への対応を図っていきます。

(1)高齢者福祉事業の概要 第1節

(2)生きがい活動支援事業 第2節

(3)生活支援事業 第3節

(4)施設福祉サービス事業 第4節

(5)高齢者住宅等の安心確保に関する取り組み 第5節

【本計画の体系】

(3)

第2節 生きがい活動支援事業

第2節

生きがい活動支援事業

現状と課題

高齢者が自主的な社会活動を通じ、心豊かに生きがいを持って生活できるよう所要

の支援を行ってきましたが、本市の主要な高齢者団体である宮崎市老人クラブ連合会

(さんさんクラブ宮崎市)は会員数が減少するなど、地域づくりへの影響が懸念され

ます。

今後は、活動的で年齢にとらわれずに多様なライフスタイルを実践したいとする高

齢者のニーズに対応した施策の展開を図るとともに、高齢者のふれあいを深める社会

参加を促進するため、団体グループ活動の活性化に努めていきます。

今後の取り組み

高齢者の趣向やニーズに応じ、高齢者が自主的に社会参加や生きがいづくりができ

る多様性を持った事業の実施に努めます。

老人クラブ活動に対しては、各地域の特色あるクラブ活動を支援しながら、若年層

の加入促進、女性部活動の活性化・リーダー育成に取り組みます。

また、高齢者の閉じこもりや孤立を防ぐ友愛活動、子どもをはじめとする地域の見

守りなど地域の担い手としてふさわしい活動を展開していきます。

敬老バス事業は、高齢者が安価でバスを利用できることから高齢者の外出支援に寄

与しています。特に県内 1 乗車 1 0 0 円でバスの利用ができる敬老バスカは、今後、

対象者人口の増加による費用の増加が見込まれますが、利用実績の分析結果を基に効

率の良い制度の運用に努めます。

事業名(各事業の内容は、3.事業概要 に記載)掲載頁

(1)老人クラブ活動助成 40

(2)敬老・祝賀事業 40

①敬老祝金 ②百歳長寿祝 ③金婚祝賀会

(3)敬老バス事業 41

①敬老バスカ ②悠々パス購入補助 【本計画に掲げる生きがい活動支援事業の体系】

(4)

事業概要

( 1) 老人クラブ活動助成

社会奉仕、教養講座開催、健康増進などの活動を定期的に実施することにより、自

らの生きがいや健康づくりを進め、地域を豊かにする活動に取り組む老人クラブに対

して助成を行い、高齢者の社会参加を支援します。

【対象者】 壮年者 元気高齢者

見守りが必 要な高齢者

げんかつ 高齢者

要支援者 要介護者

※ 市内に住所を有する概ね60歳以上の者

実績】

年 

20

21

22

H23(見込)

会員数

10,506人

11,704人

11,379人

11,034人

見込量】

年 

H24

H25

H26

会員数

11,575人

11,600人

11,625人

( 2) 敬老・祝賀事業

多年にわたり社会の発展に寄与されてきた方々を敬愛し、長寿を祝うことにより、

高齢福祉の増進を図ることを目的として、敬老祝金や百歳長寿祝の贈呈、金婚祝賀会

を開催します。

【対象者】 壮年者 元気高齢者

見守りが必 要な高齢者

げんかつ 高齢者

要支援者 要介護者

実績】

年 

H20

H21

H22

H23

(見込)

①敬老祝金

4,912人

5,254人

5,445人

5,361人

②百歳長寿祝

65人

78人

82人

96人

③金婚祝賀会

473人

411人

442人

478人

見込量】

年 

H24

H25

H26

①敬老祝金

5,666人

6,146人

4,954人

②百歳長寿祝

110人

100人

110人

③金婚祝賀会

530人

530人

530人

(5)

第2節 生きがい活動支援事業

( 3) 敬老バス事業

社会参加、生きがいづくり、閉じこもり予防につながる

高齢者の外出を促進するため、移動手段として公共交通機

関 で あ る バ ス を 手 軽 に 利 用 で き る 宮 崎 市 敬 老 バ ス カ を 交

付します。

① 敬老バスカ

70歳以上の高齢者に対し、1乗車100円でバスの利用ができる

宮崎市敬老バスカを発行します。

② 悠々パス購入補助

65歳以上70歳未満の方に対し、宮崎交通㈱が発行する悠々パスの購入費の

補助を行います。

【対象者】 壮年者 元気高齢者

見守りが必 要な高齢者

げんかつ 高齢者

要支援者 要介護者

実績】

年 

H20

H21

H22

H23(

見込)

①敬老バスカ

保有者

38,787人

42,661人

44,552人

46,000人

②悠々パス購入費補助

588件

487件

394件

450件

見込量】

年 

H24

H25

H26

①敬老バスカ

保有者

47,000人

48,000人

49,000人

②悠々パス購入費補助

500件

550件

600件

※ ①には有効期限切れカードを含む。

(6)

( 4) 生きがい支援施設

高齢者の健康増進や外出促進、介護予防、生きがいづくりを支援するため、健康

相談や趣味活動に気軽に参加できる交流の場を提供します。

【対象者】 壮年者 元気高齢者

見守りが必 要な高齢者

げんかつ 高齢者

要支援者 要介護者

※ 市内に住所を有する概ね60歳以上の者

【実績】

年 度 H20 H21 H22 H23

老人福祉センター 3ヵ所 3ヵ所 3ヵ所 3ヵ所

老人いこいの家 3ヵ所 3ヵ所 3ヵ所 3ヵ所

老人福祉館 2ヵ所 1ヵ所 1ヵ所 1ヵ所

高齢者ふれあい室 6ヵ所 6ヵ所 6ヵ所 6ヵ所

地域福祉コミュニ テ ィセ ン タ ー 1ヵ所 1ヵ所 1ヵ所 1ヵ所

いっぷくコーナー 1ヵ所 1ヵ所 1ヵ所 1ヵ所

内海やっこ荘 1ヵ所 1ヵ所 1ヵ所 1ヵ所

計 17ヵ所 16ヵ所 16ヵ所 16ヵ所

※ 老人福祉館は、旧高岡町より合併により引き継いだ施設。

見込量】

年 

H24

H25

H26

老人福祉センタ

3ヵ

3ヵ

3ヵ

老人いこ

いの家

3ヵ

3ヵ

3ヵ

老人福祉館

1ヵ

1ヵ

1ヵ

高齢者ふれあい室

6ヵ

6ヵ

6ヵ

地域福祉コミュニ テ ィセ ン ター

1ヵ

1ヵ

1ヵ

いっ

ぷく

ーナー

1ヵ

1ヵ

1ヵ

内海やっ

1ヵ

1ヵ

1ヵ

(7)

第3節 生活支援事業

第3節

生活支援事業

現状と課題

生活支援事業では、高齢者の在宅生活維持・継続のために、介護保険で提供されな

いサービスを実施しています。介護予防・自立支援の観点から、事業を見直し、対象

者の状況に応じたサービス量や利用認定期間を設定して事業を実施しています。

自立支援ホームヘルプサービス事業、訪問介護員派遣事業、寝具類クリーニングサ

ービス事業については、介護保険制度やその他の在宅福祉事業、民間事業の利用によ

り補完できることから、平成23年度をもって事業を廃止しました。

今後、高齢者人口の増加と同時に多様化するニーズへ対応するために、各事業の見

直しや新たな事業の検討を行っていきます。

今後の取り組み

高齢者への適正な生活支援に結びつくように各事業を見直し、必要なサービスを検

討しながら、適切なマネジメントに基づくサービスの提供を実施します。

掲載頁

(1)生活支援ショートステイ事業 44

(2)高齢者虐待等一時保護事業 44

(3)緊急通報システム事業 45

(4)ふれあい会食事業 45

(5)高齢者日常生活用具購入費助成事業 46

(6)住宅改修補助事業 46

(7)高齢者向け優良賃貸住宅居住者支援事業 47

 上記事業を実施予定ですが、社会情勢の変化に応じて、適宜見直し検討を加え、支援策の充実を図ります。

【本計画に掲げる生活支援事業の体系】

事業名 (各事業の内容は、3.事業概要 に掲載)

(8)

事業概要

( 1)

生活支援ショートステイ事業

概ね 6 5 歳以上の虚弱高齢者に対して、在宅生活の継続と自立を支援するため、

養護老人ホーム等を利用した短期間の宿泊サービスを提供し、食事、入浴等のサー

ビスや生活習慣の指導を行います。平成 2 1 年度より虐待等による一時保護につい

ては「高齢者虐待等一時保護事業」を制定し、保護しています。

【対象者】 壮年者 元気高齢者

見守りが必 要な高齢者

何らかの援助が 必要な高齢者

要支援者 要介護者

【実 績】

年  度 H20 H21 H22 H23(見込)

利用者数 5人 1人 3人 1人

利用日数 67日 41日 62日 14日

【見込量】

年  度 H24 H25 H26

利用者数 3人 3人 3人

利用日数 42日 42日 42日

( 2)

高齢者虐待等一時保護事業

「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(高齢者虐

待防止法)に基づき、虐待者によって生命や身体に重大な危険が生じている恐れが

あると認められる高齢者又は介護の負担を軽減することによって虐待行為を防止

することが見込める養護者、及び徘徊高齢者に対し、最大 3 0 日間を限度とし宿泊

場所及び食事を提供します。

【実 績】

年  度 H21 H22 H23(見込)

利用者数 12人 7人 3人

利用日数 200日 169日 45日

【見込量】

年  度 H24 H25 H26

(9)

第3節 生活支援事業

( 3)

緊急通報システム事業

概ね 6 5 歳以上で慢性疾患などにより、常時注意が必要な一人暮らし高齢者など

の緊急時に備えるため、24時間体制の緊急時対応や定期的な安否確認・健康相談

を行う民間の緊急通報サービスを提供し、利用料の一部を助成します。

【対象者】 壮年者 元気高齢者

見守りが必 要な高齢者

何らかの援助が 必要な高齢者

要支援者 要介護者

【実 績】

年  度 H20 H21 H22 H23(見込)

登録者数 336人 311人 297人 270人

【見込量】

年  度 H24 H25 H26

登録者数 270人 270人 270人

( 4)

ふれあい会食事業

民生委員児童委員連絡協議会、地区社会福祉協議会、その他の地域で活動する団

体が、地域の 6 5 歳以上の閉じこもりがちな高齢者を主な対象として、介護予防を

目的とした集会型の会食会を開催するための事業費の一部を助成します。

【対象者】 壮年者 元気高齢者

見守りが必 要な高齢者

何らかの援助が 必要な高齢者

要支援者 要介護者

【実 積】

年  度 H20 H21 H22 H23( 見込)

参加者数 8, 176人 8, 184人 8, 415人 8, 725人

回数 248回 255回 273回 280回

【見込量】

年  度 H24 H25 H26

参加者数 8, 725人 8, 725人 8, 725人

(10)

( 5)

高齢者日常生活用具購入費助成事業

一人暮らしの認知症高齢者等の防火対策として、

概ね 6 5 歳以上の高齢者に、電磁調理器、自動消火器、

火災警報器(熱感知器)等の購入費を助成します。

【対象者】 壮年者 元気高齢者

見守りが必 要な高齢者

何らかの援助が 必要な高齢者

要支援者 要介護者

【実 績】

年  度 H20 H21 H22 H23( 見込)

件数 10件 15件 9件 20件

【見込量】

年  度 H24 H25 H26

件数 20件 20件 20件

( 6)

住宅改修補助事業

介護保険法の要支援・要介護者で一定所得以下の世帯を対象に、在宅での日常生

活の利便性向上を図ることによる自立支援を目的として、自宅の浴室やトイレ等の

改修に要する費用を、介護保険による住宅改修費(対象上限額20万円)の上乗せ

として助成します。

【対象者】 壮年者 元気高齢者

見守りが必 要な高齢者

何らかの援助が 必要な高齢者

要支援者 要介護者

【実 績】

年  度 H20 H21 H22 H23( 見込)

件数 102件 116件 139件 132件

【見込量】

年  度 H24 H25 H26

(11)

第3節 生活支援事業

( 7)

高齢者向け優良賃貸住宅居住者支援事業

高齢者向け賃貸住宅(シティビルまなび野)に入居する概ね 6 0 歳以上の高齢者

に対して、緊急時対応体制の確保や利用者と地域住民の交流を促進することにより、

安心した生活を営むことができるよう実施しています。

交流会では、いきがい運動指導員を派遣してレクリエーションや健康相談を実施

し、緊急時には専門の業者が駆け付け対応を行うことで、入居者が安心して安全か

つ快適な生活を営むことができるよう支援します。

【対象者】 壮年者 元気高齢者

見守りが必 要な高齢者

何らかの援助が 必要な高齢者

要支援者 要介護者

【実 績】

年  度 H20 H21 H22 H23( 見込)

戸数 14戸 16戸 16戸 18戸

【見込量】

年  度 H24 H25 H26

入居戸数 18戸 18戸 18戸

(12)

第4節

施設福祉サービス事業

現状と課題

少子高齢化が進展する中で、養護老人ホームや軽費老人ホーム等の福祉施設は、在

宅での生活が困難な高齢者の受け皿としての役割を果たしています。平成22年3月

には清武町との合併に伴い、公設の養護老人ホームが新たに1つ加わり6施設となり

ました。また、入所者の加齢に伴う心身機能の低下が目立つことから、軽費老人ホー

ムのうちケアハウスにおいては、平成21、22年度に施設の一部特定化(特定施設

入居者生活介護の指定)を行い、要介護状態となっても引き続き同じ施設で生活でき

るようになりました。また、養護老人ホームにおいては、老朽化に伴う改築により平

成23年度に1つの施設で個室化やバリアフリー化が完了しましたが、他の施設につ

いても同様の対応が課題となっています。

今後の取り組み

今後の福祉基盤の整備は、住み慣れた地域での在宅生活の継続を基本とすることと

なりますが、家族等の援助が受けられない高齢者や低所得高齢者の拠り所としての

役割を果たしていく必要があります。また、入所待機者の状況からみても高齢者の

ニーズに対応できていることから、養護老人ホーム等の福祉施設は現在の設置水準を

維持することとします。

今後、老朽化した一部の養護老人ホーム・軽費老人ホームの改築時における個室化

やバリアフリー化等を支援することにより、入所者のニーズや要介護者への対応を図

っていきます。

掲載頁

(1)養護老人ホーム 49

(2)生活支援ハウス(高齢者生活福祉センター) 49

(3)軽費老人ホーム(A型、ケアハウス) 50

上記事業を実施予定ですが、社会情勢の変化に応じて、適宜見直し検討を加え、支援策の充実を図ります。

【本計画に掲げる施設福祉サービス事業の体系】

事業名 (各事業の内容は、3.事業概要 に掲載)

サー

(13)

第4節 施設福祉サービス事業

事業概要

( 1)

養護老人ホーム

養護老人ホームは、環境上の理由及び経済的理由により、在宅での生活が困難な概

ね 6 5 歳以上の方を対象とした入所施設であり、自立した生活を営み、社会的活動に

参加するために必要な指導、訓練、援助を行うことを目的とした施設です。

18年度から介護保険サービスを利用することが可能となり、心身状況の低下のみ

られる入所者への対応が図られました。市内6施設全て満床・待機者35名前後の状

況ですが、今後は、老朽化した施設の改築をすすめ、個室化やバリアフリー化を図り、

要介護者・入所者のニーズに対応していくこととします。

【対象者】 壮年者 元気高齢者

見守りが必 要な高齢者

何らかの援助が

必要な高齢者 要支援者 要介護者

【実 績】

年  度 H20 H21 H22 H23( 見込) 定員数 294人 344人 344人 344人 施設数 5ヵ所 6ヵ所 6ヵ所 6ヵ所

【見込量】

年  度 H24 H25 H26 定員数 344人 344人 344人 施設数 6ヵ所 6ヵ所 6ヵ所

( 2)

生活支援ハウス(高齢者生活福祉センター)

高齢のため独立して生活をすることに不安のある 6 0 歳以上の人に、居住施設を住

居として提供し、生活援助員による各種相談、緊急時の対応、保健福祉サービスや介

護サービス等の利用手続等の援助を行います。

【対象者】 壮年者 元気高齢者

見守りが必 要な高齢者

何らかの援助が

必要な高齢者 要支援者 要介護者

【実 績】

年  度 H20 H21 H22 H23( 見込) 定員数 67人 67人 67人 67人 施設数 4ヵ所 4ヵ所 4ヵ所 4ヵ所

(14)

( 3)

軽費老人ホーム(A型、ケアハウス)

家庭環境や住宅事情等の理由により、在宅での生活が困難な 6 0 歳以上の人を対象

にした入所施設で、食事の提供、入浴等の準備、生活相談や緊急時の対応など、日常

生活上に必要な援助を行います。

高齢者の多くは要介護状態となっても引続き同じ施設で生活することを希望して

おり、また入所者においても心身状況の低下が目立つことから、平成 2 2 年度までに

1 4 2 床を特定化しました。

【対象者】 壮年者 元気高齢者

見守りが必 要な高齢者

何らかの援助が

必要な高齢者 要支援者 要介護者

【実 績】

H20 H21 H22 H23(見込) 定員数 280人 280人 280人 280人 施設数 7ヵ所 7ヵ所 7ヵ所 7ヵ所 定員数 100人 100人 100人 100人 施設数 2ヵ所 2ヵ所 2ヵ所 2ヵ所 年  度

軽費老人ホーム (ケアハウス) 軽費老人ホーム

(A型)

【見込量】

H24 H25 H26 定員数 280人 280人 280人 施設数 7ヵ所 7ヵ所 7ヵ所 定員数 100人 100人 100人 施設数 2ヵ所 2ヵ所 2ヵ所 年  度

軽費老人ホーム (ケアハウス) 軽費老人ホーム

(15)

第5節 高齢者住宅等安心確保事業

第5節

高齢者住宅等の安心確保に関する取り組み

現状と課題

公営住宅等の入居者の高齢化が進んでいることから、日常の生活相談や緊急時に対

応する事業の確保が求められています。現在、宮崎市内18箇所に高齢者福祉の中核

を担う機関として「地域包括支援センター」を設置しています。その活動の一つとし

て、地域の社会資源や地区の民生委員・児童委員などの関係機関と密接な連携を図る

と同時に、地域の総合相談窓口として、介護・保健・福祉等の幅広い面から高齢者を

支援できる体制づくりがあります。今後とも、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で

安心して、その人らしい生活を継続できるよう体制強化を図っていくことが必要とな

ります。

また、介護保険制度においては地域密着型サービスである認知症対応型共同生活介

護(グループホーム)や特定施設入居者生活介護、高齢者住まい法の改正に伴う高齢

者住宅や有料老人ホームなど多様な居住系のサービスが整備されていくこととなり

ます。

今後の取り組み

(1)公営住宅

建設年度の古い市営住宅では、入居者の高齢化が顕著となっており、バリアフ

リー仕様の住宅を供給するため計画的な建替えに取り組んでいます。

平成23年3月31日現在で、市営住宅において、段差の解消や手すりの設置

などにより高齢者世帯に対応できるものとして517戸を確保しています。

また、市営住宅に入居されている高齢者の状況に応じて、緊急時の通報ができ

る機器「緊急通報システム」の利用や住宅改修の実施なども可能です。

市営住宅内の「高齢者向け住戸」整備状況 H23. 3. 31現在

高齢者世帯用 高齢者同居世帯用 合計

499戸 18戸 517戸

(16)

(2)サービス付き高齢者向け住宅

「高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者住まい法)」が、平成 2 3 年

1 0 月に施行され、「サービス付き高齢者向け住宅制度」がスタートしました。

それまでの高齢者住まい法では、制度が複雑で高齢者の住まいとしての機能が

十分ではないなどと指摘されており、改正高齢者住まい法においてバリアフリー

構造などを持ち、介護・医療と連携し高齢者を支援することを機能として持つ、

サービス付き高齢者住宅制度が創設されました。

この制度は、国交省・厚労省の共管で都道府県知事への登録制度で実施される

もので、宮崎県(県土整備部)においては、平成 2 3 年度中に供給目標などを定

めた「高齢者居住安定化等計画」が策定されます。

今後とも関係機関と連携を図りながら、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で

安心して、生活を継続できるよう支援を行っていきます。

(3)多様な居住系施設の整備と介護保険制度の活用

介護保険制度における施設・居住系サービスの整備(第5章参照)のほか、多くの

有料老人ホーム等の高齢者に対応した居住系の施設が建設されました。

介護保険施設に入所するためには、要介護認定を受けることが必要となります

が、福祉施設や介護専用型以外の有料老人ホームにおいては、認定を受けていな

い人も入居可能ですので、将来を見据えて住み替えの時期に合わせて入居を検討

することも有効な場合があります。

一方、従来の住み慣れた居宅での在宅生活の継続するためには、介護予防への

取り組みや在宅サービスの利用が重要となります。そのため、総合相談窓口であ

る「地域包括支援センター」において、心身状況や家族などの支援状況を含めて

参照

関連したドキュメント

業務システム 子育て 介護 業務システム

ホーム >政策について >分野別の政策一覧 >福祉・介護 >介護・高齢者福祉

居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について 介護保険における居宅介護住宅改修費及び居宅支援住宅改修費の支給に関しては、介護保険法

411 件の回答がありました。内容別に見ると、 「介護保険制度・介護サービス」につい ての意見が 149 件と最も多く、次いで「在宅介護・介護者」が

第四次総合特別事業計画の概要.

問い合わせ 東京都福祉保健局保健政策部 疾病対策課 ☎ (5320) 4473 窓 口 地域福祉課 地域福祉係 ☎ (3908)

南多摩地域 個体 サツマイモ、アシタバ 通年 新島村