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16d0424 【SMBCキャピタル・マーケット】MTN据置:AA(保証),J 1 (保証)

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16- D- 0424

201 6 年 8 月 2 6 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

株式会社三井住友フ

(証券コード:8316)

【新規】

MTNプログラム格付

(優先債) AA− (損失吸収条項付 Ti er 2) A+

株式会社三井住友銀行

(証券コード:−)

S MBC C apital Markets, Inc .

(証券コード:−)

【据置】

MTNプログラム格付

(発行年限1年超の優先債) AA (発行年限1年以内の優先債) J−1+

■ 格付事由

(1) 本件はこれまで三井住友銀行(SMBC )と SMBC キャピタル・マーケット会社が発行体となってきた共同

MT N プログラムを更新するものである。今回の更新に伴い三井住友フィナンシャルグループ(SMF G)が

発行体として追加された。SMF G にかかる発行可能債券はシニア債(優先債)と期限付劣後債とされてい

る。

(2) 発行体として追加された SMF G は、傘下に SMBC のほか、SMBC 日興証券、三井住友ファイナンス&リー

ス、三井住友カード、SMBC コンシューマーファイナンスなどを擁する金融持株会社。SMF G の発行体格

付については、ダブルレバレッジ比率がやや高いことなどを勘案し、グループ信用力を反映した中核子銀

行の発行体格付(三井住友銀行:A A / 安定的)から 1 ノッチ下としている。

(3) 今回追加された SMF G の発行可能債券のうちシニア債は、T L A C 適格の負債になるとJ C R は想定してい

る。シニア債のプログラム格付は SMF G の長期発行体格付と同格とした。これは、日本の金融機関等が

発行する T L A C 適格のシニア債について、①損失吸収は発行体の債務超過もしくは支払停止またはその

おそれの発生という一般債務のデフォルトと同じタイミングで行われる、②損失吸収は基本的には破産手

続などの倒産手続の中でなされるため特段の条項等が付されていないかぎり回収順位は発行体の無担保一

般債務と基本的に同じになる、という想定を J C R が有することに基づいている。

(4) 同じく SMF G の発行可能債券のうち期限付劣後債は、劣後特約のほかに実質破綻時免除特約が付されて

いるバーゼルⅢ適格 T ier2商品である。実質破綻時免除特約により、SMF G は、内閣総理大臣が預金保険

法の特定第二号措置を講ずる必要があると認定した場合、本社債につき元利金の支払義務を免除される。

期限付劣後債のプログラム格付は、劣後性を考慮し SMF G の長期発行体格付から 1 ノッチ下とした。

(2)

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http://www.jcr.co.jp ■ 格付対象

発行体:株式会社三井住友フィナンシャルグループ

【新規】

プログラム名 Eur o Medi um Ter m Not e Pr ogr amme(注)

発行限度額 1 兆 5, 000 億円相当額

発行債券年限 1 年以上

格 付 (優先債)AA- (損失吸収条項付 Ti er 2)A+ (注) 株式会社三井住友銀行および SMBC C apital Markets, Inc.との共同プログラム

発行体:株式会社三井住友銀行

【据置】

プログラム名 Eur o Medi um Ter m Not e Pr ogr amme(注)

発行限度額 1 兆 5, 000 億円相当額

発行債券年限 (発行年限 1 年超の優先債)30 年以内(発行年限 1 年以内の優先債) 7 日以上

格 付 (発行年限 1 年超の優先債)AA(発行年限 1 年以内の優先債)J - 1+ (注) 株式会社三井住友フィナンシャルグループおよび SMBC C apital Markets, Inc.との共同プログラム

発行体:S MBC C apital Markets, Inc .(S MBC キャピタル・マーケット会社)

【据置】

プログラム名 Eur o Medi um Ter m Not e Pr ogr amme(注)

発行限度額 1 兆 5, 000 億円相当額

発行債券年限 (発行年限 1 年超の優先債)30 年以内(発行年限 1 年以内の優先債)7 日以上

格 付 (発行年限 1 年超の優先債)AA(発行年限 1 年以内の優先債)J - 1+ (信用補完)株式会社三井住友銀行保証

(注) 株式会社三井住友フィナンシャルグループおよび株式会社三井住友銀行との共同プログラム

【参考】

発行体:株式会社三井住友銀行

長期発行体格付:A A 見通し:安定的

発行体:株式会社三井住友フィナンシャルグループ

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 8 月 25 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:松村 省三

主任格付アナリスト:炭谷 健志

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年11 月 7 日)、「銀行等」(2014 年5 月 8 日)、「持株会社の格付方法」

(2015 年 1 月 26 日)、「銀行持株会社および子銀行の格付けについて」(2001 年 3 月 15 日)、「金融機関等が発行す

る資本商品の格付方法」(2015 年 2 月 5 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 株式会社三井住友フィナンシャルグループ

株式会社三井住友銀行

SMBC C apital Markets, Inc.

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

な お 、本 件 劣後 債に つ き、 約定 に より 許 容さ れる 元 利金 支払 義 務の 免 除が 生じ た 場合 、当 該 免除 は 「債 務不 履

行」に当たらないが、J C R では債務不履行の場合と同じ「D」記号を付与することとしている。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

・ 格付関係者が提供した格付対象の商品内容に関する書類

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■用語解説

MT Nプログラム格付:プログラム格付はプログラムに対する信用格付です。個別のノートの信用力はプログラム格付と同等と判断されるケースも

ありますが、クレジット・リンク・ノートやエクスチェンジャブル・ノートなど、元利支払いが第三者の信用状況に依存するノートなどではプログ

ラム格付と異なると判断されることもあります。J C R では、発行体から依頼がある場合などを除き、通常、プログラムに基づき発行される個別のノ

ートに対する信用格付は行っていません。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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