2016 年度 A ターム 微分積分学演習 レポート問題
理一 28-30 提出期限: 2017/1/16(月)17:00 まで
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(1) 関数 f (x, y) = x2+ y2+ 2ax y + x4+ y4を考える.この関数が極大・極 小を取るような点 (x, y) を,a の値で場合分けして求めよ.
(2) 陰関数表示 x3y3+ y − x = 0 で与えられる関数 y = f (x) を考える. f が 極大・極小を取るような x と,その時の値 y = f (x) を求めよ.
2
x3− 3axy + y3= 0の条件のもとで,関数 f (x, y) = x2+ y2の極値を求めよ.3
次の積分を求めよ. (1)∫ 1
(x2+ 3)2dx (2)
∫ x
x4+ x2− 2dx (3)
∫ x
r1 + x2 1 − x2 dx (4)
∫ 1
a+ bcos xdx
4
次の広義積分が収束することを示し,その値を求めよ. (1)∫ ∞
0
log x
(1 + x)2dx (2)
∫ ∞
1
1
x√x2− 1dx (3)
∫ a 0
x2
√a2− x2dx (a > 0)
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関数 f , g : [0, ∞) → R は次の 4 つの条件を満たすとする.• 広義積分
∫ ∞
0
f(x)dx は収束する.
• ある M > 0 で,任意の R > 0 に対して,
∫ R 0
f(x)dx
<Mとなるものが 存在する.
• limx→∞g(x) = 0
• ある R > 0 で,(R, ∞) 上 g は微分可能であり,さらに広義積分
∫ ∞
R |g
′(x)| dx
は収束する. このとき,広義積分
∫ ∞
0
f(x)g(x)dx は収束することを示せ.1
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次の重積分の値を求めよ.(3) と (4) は広義積分であると考えて計算すること.1Hint:部分積分を使う.そのために,F(x) =
∫ x a
f(t)dt などとおいてみる.a は適切に定める こと.また,f,gには連続性は不要である.
1
(1)
∬
D
xey2dxdy, D = {(x, y) ∈ R2 | 0 ≤ x ≤ 1, x2 ≤ y ≤ 1}. (2)
∬
D
x2
x2+ y2dxdy, D = {(x, y) ∈ R2| r2 ≤ x2+ y2≤ R2} (0 < r < R). (3)
∬
D
1
px2− y2dxdy,D = {(x, y) ∈ R2 | x2> y2, 0 < x < 1}. (4)
∬
D
(1 − x)2
p1 − x2− y2dxdy,D = {(x, y) ∈ R2| 0 ≤ x, 0 ≤ y, x2+ y2<1}.
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次の関数項級数は,[0, 1] で一様収束するかどうか,証明も込めて述べよ. (1)Õ∞ n=0
x2 (1 + x2)n (2)
Õ∞ n=1
x n+ n2x2 (3)
Õ∞ n=1
x
{(n − 1)x + 1}(nx + 1)
8
fn: R → R を,fn(x) = x 1 + n2x2 −
x 1 + (n + 1)2x2
とおく.このとき, Õ∞ n=1
fn(x)は R で各点収束するが,その極限を f (x) とする と,
Õ∞ n=1
fn′(0) , f′(0)であることを示せ.
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(1) [a, b]上で定義された連続関数 f (x) について, T( f , [a, b]) := f(a) + f (b)
2 (b − a) とおく. f が [a, b] 上で C2級ならば,
T( f , [a, b]) −
∫ b a
f(x)dx ≤
1 12(b − a)
3 max x∈[a,b]| f
′′(x)|
であることを示せ.2
2Hint: T( f ,[a,b]) −
∫ b a
f(x)dx を b の関数だとみなして,b で微分してみる.その上で微積分 の基本定理を用いることを考えよ.
2
(2) [0, 1]上で定義された連続関数 f を考える.[0, 1] の分割 {a0, . . . ,an} を,
aj := j
n で定義する.各区間 aj,aj+1 ( j = 0, 1, . . . , n − 1) において, Tn,j( f ) = T( f , [aj,aj+1])とおいて,
Tn( f ) :=
n−1
Õ
j=0
Tn,j
と定義する. f が C2級ならば,
Tn( f ) −
∫ 1 0
f(x)dx ≤
1
12n2 xmax∈[0,1]| f
′′(x)|
であることを示せ.Tn( f )は
∫ 1 0
f(x)dx の近似値を与えており,台形公 式と呼ばれる.
レポート作成上の注意
• この問題には誤字やミスが有る可能性が残されています.その場合, – まず website(https://sites.google.com/site/todaimuesaka/) を
見て,訂正がないか確認してください.これをしないと,私が何十 通というメールに同一の返信をしなければいけません.
– その上で,私にメールを下さってもいいですし,自分で矛盾なく,さ らに自明な主張にならないように問題文を訂正し,そのことをレポー トに書いたうえで問題を解いてもらっても構いません.
• 紙でレポートを作成する場合は,A4の紙を使用し,複数枚に渡る場合は ホッチキスで止めてください.表紙は特に不要ですが,名前と学籍番号を 必ず記載してください.これがないと評価に反映できません.
• 手書きかどうかは問いません.Word なり TEX なりで作成してもらっても結 構です.その場合,私のメールアドレスに,PDF の形でレポートを送付して 頂いても構いません.私のメールアドレスは [email protected] です.ただし,メールを書く上で,以下の事項を守ってください.
– メールの件名は「数理科学基礎演習レポート」とする. – メールの本文に,クラスと学籍番号と名前を明記する.
– PDF以外は不可.Word で作成しても PDF で保存することはできる ので,知らない人は調べておきましょう.
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– 締切は紙による提出と同じです.
• レポートは,問題の出来はもとより,読みやすさも評価の対象とします. 読みやすさの評価をする上では,例えば以下のようなポイントを見ます.
– 日本語の文章としての読みやすさ.
– 見た目の読みやすさ.いざ読もうとした時に,一瞥して読む気をな くさせるレポートの評価は下がります.メモ程度の下書きをレポー トとして出さず,出来る限り清書をして提出してください.一方,字 そのものの綺麗さは個人に依存するので,そこを評価対象にするこ とはありません.(そのため,この講義では PDF でのレポート提出 を認めています.)読みやすく書くための努力をしているか否かが評 価の対象です.
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