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平成29年度 長野地域連携推進協議会 議事要旨

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(1)

平成29年度 長野地域連携推進協議会 議事要旨

【開催日時等】

○ 開催日時:平成30年2月14日(水) 午後3時30分∼午後4時15分 ○ 場 所:長野市役所第一庁舎 5階庁議室

○ 出 席 者:別紙名簿のとおり

【議事次第】

1 開会 2 あいさつ 3 協議事項

(1)平成28年度連携事業に係る成果指標(KPI)の評価・検証について (2)平成29年度連携事業の進捗状況等について

(3)長野地域スクラムビジョンの改定について 4 閉会

【議事要旨】

2 あいさつ(長野地域連携推進協議会会長 加藤長野市長)

本日は、各市町村長、塩谷長野地域振興局長様にもお越しいただき、長野地域連携推進 協議会が開催できることに厚くお礼申し上げる。

さて、去る1月31日に県が発表した平成29年中の毎月人口異動調査では、長野地域9市 町村における転入と転出の差である社会増減が247名のプラスとなり、着実に改善してきて いる。これもひとえに、各市町村における地道な取組が功を奏した結果だと思うが、今後 も、長野地域の市町村がスクラムを組んでお互いの強みを活かし、弱みを補いながら対応 していければと考えている。

本市では、平成32年に社会増減の均衡を達成するため、これまでも移住・定住促進など 様々な取組を進めてきたが、特に県外の大学等に進学した高校生の6割以上が戻ってきて いない状況が続いている。そこで、「カムバックtoながの」を合言葉に掲げ、学生には幼少 の頃からこの地域の素晴らしさを伝えるとともに、また親御さんには子ども達に「長野地 域に帰ってきて、この地域を元気にしてほしい」と言ってほしいということで取り組んで いる。

(2)

きたいので、よろしくお願いしたい。

いずれにしても、長野地域スクラムビジョンを一層推進させ、活力に満ちた持続可能な 圏域を創るため、より一層積極的に取り組んでまいりたいと考えているので、ご協力をお 願いしたい。

3 協議事項

(1)平成28年度連携事業に係る成果指標(KPI)の評価・検証について 事務局から配付資料に基づき説明

・資料1 長野地域連携中枢都市圏 取組状況報告書(平成28年度)

(2)平成29年度連携事業の進捗状況等について 事務局から配付資料に基づき説明

・資料2 長野地域連携中枢都市圏 連携事業進捗状況一覧(平成29年度)

【加藤長野市長】

企業誘致に関しては、地元メーカーが市外や長野圏域外へ会社や工場を作ることが 増えてきているので、地元の企業を回り、もう少しニーズを把握しなければならない と考えている。さらに、本市に会社や工場を建てる土地がないことも問題である。

そこで本市では、大企業ではなく、ソフト関係の企業を誘致するように攻勢をかけ ているが、みなさんのところはいかがか。

【岡田千曲市長】

本市でも企業誘致に力を入れているが、有効求人倍率が1.8倍を超えて、市内企業は 非常に人手不足であるため、新たに誘致した企業に人が移動することが問題である。 先日、15ヘクタールの用地買収がようやく終わり、物流センターの建設が具体的に始 まる。この物流センターには300人から400人が必要になる予定だが、市内企業から人 が移動してしまうと、ますます人手不足が深刻になる。大企業が来ることは、本市の 産業として歓迎すべきだが、それによって中小企業を苦しめることになってはいけな いため、悩ましい状況である。

【加藤長野市長】

(3)

そこで、「カムバックtoながの」を合言葉に、例えば、長野地域の9市町村が一体と なって、毎年1人は職員の中途採用を行うなどのキャンペーンを各地域の企業も巻き 込んで行っていけばインパクトも大きい。関東圏から人を連れてくる、という意気込 みで企業誘致を進めていきたい。

【三木須坂市長】

土地の不足に関しては、本市の製造業も土地を探している企業が多い。ただ一番の 問題は、農地規制の関係や、人材不足であるので、加藤市長が言うとおりUターンで 帰ってくる仕組みづくりが大切である。

高校卒業後、親御さんは子どもの好きなようにということで、関東圏へ行かせるこ とが多いが、親御さんも年を取ってくると、やはり子どもには近くにいてほしいと思 うようになるし、子どもも子育て時期になると地元へ帰ってきたくなるものであるの で、こうした年代に対するPRが大切である。加えて、子どもの時から市内にも優良 な企業があることを知ってもらうことも重要である。具体的な例を挙げると、ある市 内企業で働いている技能五輪で銀賞を受賞した女性の話では、大学に進学するか就職 するか迷っていた時に、その企業の社内見学で女性社員の活躍を見て、やりがいを感 じて就職した、とのことである。この例のように、親御さんや子どもの意識を変えて いくような活動をしていきたい。

加藤市長が言われた、長野地域9市町村の一斉職員募集には個人的には賛成するが、 本市の職員は、長野市へ皆が行ってしまうのではないかと心配している。しかしなが ら、個人的には、例え長野市へ行ったとしても、残りの人材に本市に来てもらえれば ありがたいと考えている。

【加藤長野市長】

一斉職員募集は、本当に良いことだと思う。先日も長野市に良い人材が多く集まっ てきたため、他市町村を紹介したいと強く感じたところ。

【内山高山村長】

高山村は、社会増減に関しては肩身の狭い思いをしている。この地域連携の取組は、 それを解消するというのが一つの目標であるが、高山村は、他の市町村とは違い土地 はあるものの、誘致は難しい状況である。実際に山間に企業を誘致しても、そこで働 きたい人が本当にいるかがわからない。そこで、高山村としては、働く場は長野市や 須坂市に求めても構わないが、住まいは高山村にしてほしいと考えている。

【加藤長野市長】

(4)

は田舎だと思っていた社員が多かったようだが、暮らしてみると住みやすいと感じ、 家族ごと移住してきて家を建てる方も増えてきた。大企業が来れば、人も連れてきて くれる実例である。

【三木須坂市長】

長野市には連携中枢都市圏の大変な事務をやっていただくとともに、また本市の事 務方から質問等をした際にも丁寧に対応していただき、加藤市長をはじめ事務局の皆 様には大変お世話になり感謝申し上げる。

【加藤長野市長】

学芸員に関しては、特殊な技術者であるので、長野地域9市町村で学芸員同士の横 の連携を取って協力していければお互いの刺激や勉強にもなる。

【岡田千曲市長】

千曲市で県宝が燃える火事があったが、その時に燃えた中から文化財を取り出そう と県内から100人近くの学芸員が集まってくれたこともあり、学芸員は横の連携が強い と感じた。普段は連携の必要性はあまりないかもしれないが、緊急時や繁忙期に連携 が取れるようになればよい。

【内山高山村長】

資料2の6ページに図書館貸出しの広域化事業があるが、資料の貸出等の更なる充 実をしていただきたい。

【倉島長野市企画政策部次長兼企画課長】

本年1月から広域対応しているので、これからPRなども通じて更なる充実を図っ てまいりたい。

(3)長野地域スクラムビジョンの改定について 事務局から配付資料に基づき説明

・資料3 長野地域スクラムビジョンの改定について(案) ・資料4 長野地域スクラムビジョンの主な改定内容 ・資料5 長野地域スクラムビジョン 第2回改定版(案)

・資料6 連携中枢都市圏形成に係る連携協約の一部を変更する連携協約(案)

【清水須坂市政策推進課長】

(5)

須坂市からお願いしたい事項として、資料5の27ページの「農業の新たな担い手育 成事業」へ新たに参加させていただきたい。

理由としては、本市では、須坂園芸高校と連携して、市民農業大学園芸塾を開催し てきたが、高校のカリュキュラム等の変更により対応が困難になり、園芸塾の開催が できなくなったため、市内在住で野菜作りなどを学びたい方の学ぶ環境が十分ではな い。そこで、連携中枢都市圏の事業に参加させていただき、様々な農業の担い手を確 保し、遊休農地の解消につなげたいと考えているので、時機を逸してしまって申し訳 ないが、連携事業の参加についてご承認をお願いしたい。

【倉島長野市企画政策部次長兼企画課長】

ご提案の件は、連携事業への新たな参加になるが、連携協約の変更等による議決は 必要ないことを付け加えさせていただく。

【総括(長野地域連携推進協議会会長 加藤長野市長)】

今後も、各首長様からのご意見はもちろんのこと、事務レベルにおいても、各市町 村様からのご意見などを伺いながら、長野地域9市町村の発展につながる連携中枢都 市圏の事業に共に力を合わせ、より一層取組を進めてまいりたいと考えているので、 何卒、ご理解とご協力をよろしくお願いしたい。

(6)

(別紙)

平成29年度 長野地域連携推進協議会 出席者名簿

備考

長野市長

加藤

久雄

須坂市長

三木

正夫

千曲市長

岡田

昭雄

坂城町副町長

宮下

和久

小布施町長

市村

良三

高山村長

内山

信行

信濃町長

横川

正知

小川村長

伊藤

博文

飯綱町長

峯村

勝盛

【オブザーバー】

長野地域振興局長

塩谷

幸隆

長野地域振興局企画振興課

宮崎

忠久

【幹事】

須坂市 政策推進課長

清水

秀一

千曲市 総合政策課長

斉藤

清行

坂城町 企画政策課長

柳澤

小布施町 企画政策課長

西原

周二

高山村 総務課長

宮本

孝雄

信濃町 総務課長

高橋

博司

小川村 総務課長

松下

一久

飯綱町 企画課長

徳永

裕二

【事務局】

長野市 企画政策部長

増田

武美

長野市 企画政策部企画課長

倉島

長野市 企画政策部主幹

堀内

志功

参照

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