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第三セクターに対する市の考え方について
現在、市が出資又は出捐している団体は60団体あるが、市として、これまでその必要性につ いてほとんど検討しておらず、また、経営改善についての関与も必ずしも十分ではなかったとい うのが現状である。
しかしながら、三セクを取り巻く環境は「指定管理者制度の創設」や「公益法人制度改革」な ど刻々と変化しており、また、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の制定により、市と しても三セクの方向性を明確にし、必要な処置を講ずる必要に迫られている。
このような状況下にあるが、今回は、施設の統廃合及び指定管理者制度の運用との関係から、 公の施設の管理のために設立した第三セクター(以下「施設管理の三セク」という。)12法人の 今後の方向性について決定したい。
1 指定管理者の選定
これまでの市議会一般質問の市長答弁により、第三セクターが管理する施設においても、 今後の指定管理者の選定に当たっては、公募を原則とするという方針を示してきた。(H 18. 12 月議会・H19. 3 月議会・H19. 6 月議会)
公募とする趣旨は次のとおりである。
① 指定管理者制度の創設により、三セクだけでなく広く民間事業者も公の施設の管理者 となることが可能になったことから、サービス面でも経費面でも最適な者が管理する よう、「公募」により選定する。
② 公募による競争を経て、施設管理の三セクの経営体質及び経営改善を図る。
③ 施設管理の三セクの必要性を、公募により選定されることにより証明する。
つまり、公募の結果として、市行政に必要とされる施設管理の三セクが判断され、また、 存続する三セクが競争力を身に付けて適正な経営を保てる状態が確保できると判断した。
2 公募による問題点
行財政改革的な視点からは、公の施設の管理者を「公募」により選定することが必要と考 えるが、一方、地域経済に与える影響や雇用の問題など地域振興的な視点も取り入れ、様々 な要素を総合的に勘案し判断することが、行政に求められている。
また、公募を実施するに当っては次のとおり解決すべき問題点がある。
○ 重要事項が未決定
・ 公募を経て選定の結果、指定管理者から外れた場合、施設管理の三セクはどうなる のか?
・ 公募を経て選定の結果、指定管理者から外れた場合、三セク所有の資産の取扱いは?
・ 公募を経て選定の結果、指定管理者から外れ解散する場合、損失補てんの財源は?
・ 地域協議会との関係は? など
○ 公募後に想定される問題が未解決
・ 地域振興を担保できるか?
・ 公募を経て選定の結果、指定管理者から外れ解散した場合、次回の更新時に1社も
「指定管理者の選定に当たっては公募を原則とする」という方針
資料3
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応募がなかったときは、直営で管理できるのか?
・ 赤字三セクが存続し、黒字三セクが解散する懸念はないか?(黒字の施設は民間参 入、赤字の施設は民間不参入) など
3 今後の施設管理の三セクの方向性
①今後の具体的な取組(案)
② 公募実施時期の延期(案)
【参考】
施設管理の三セクの現状と課題(別紙のとおり)
平成 21 年 4 月 1 日の更新時から一律に公募とすることは慎重とならざるを得ない。 また、三セクの必要性の総合的な検討や管理手法のあり方の検討のほか、合理化・効率 化も図っていかなければならない。
平成 21 年 4 月1日から指定の更新となる公の施設の指定管理者は、施設管理の三セクとの
「随契」とする。(平成 23 年 4 月1日から指定の更新となる他の施設管理の三セクと歩調 を合わせるため、随契の期間は暫定 2 年とする。)
平成 21 年度末までに、
○ 施設管理の三セクが管理すべき公の施設を明確にする。
・公の施設の必要性を明確にする。明確にできない施設は廃止又は譲渡・貸付
・行財政改革の視点、指定管理者制度の視点、地域振興の視点などから、公の施設の 管理者として、施設管理の三セクが最適であるか総合的に判断する。
○ 合理化・効率化の視点から施設管理の三セクの合併を推進する。
《 合併による効果 》
・三セクの固定費の削減(役員数及び報酬の削減、共通的経費の削減などが可能)
・三セクのコスト概念の統一(職員給与など三セク間の不均衡の解消)
・市の委託料の削減(赤字三セクの損失を黒字三セクの利益でカバー)
・三セクの経営管理に要する市職員の従事割合の低減 など
平成 23 年 4 月1日からの指定の更新は、合併後の施設管理の三セクが管理すべきと判 断した施設は「随契」、それ以外の施設は「公募」とする。(施設管理の三セクが公募施 設に応募することも可能とする。)