奈良小学校区ハートフル・ミーティングの概要
1 開催日 平成 21 年 7 月 25 日(土) 2 場 所 奈良公民館
3 参加者 60 人 4 会議の概要
○ 熊谷市総合振興計画 市民
保養施設利用補助金の申請の関係ですが、これについて市の方へ行きまし て、熊谷市では 32 都道府県で 316 施設が補助金の対象になっていると聞きま した。それで老人会で旅行に行くので旅館に連絡したところ、補助の対象施 設なのに料金的に安いため、今回は利用できないと言われました。この辺の 取組みはどのようになっているのでしょうか。
市長
国民健康保険から長寿医療制度(後期高齢者医療制度)に移った方々に対 して、新たな市単独事業として保養施設の利用補助制度を始めました。しか し埼玉県国民健康保険団体連合会の指定保養施設でないと対象になりません。
市民
対象になっています。ただし旅行会社が入った場合などは使えないことが あるらしいのです。それで旅行会社に代金を支払う場合と旅館に直接払う場 合がありますが、旅館に直接支払う場合は補助があるのでいくら安くても 3 千円の補助が出ると思うのです。
市長
それでは内容を確認の上、担当者からご連絡するよう指示いたします。
市民
市財政の関係でお伺いします。合併した際に合併特例債とか地方交付税の 特例を受けるということですが、どこの合併した市でも思ったほどの支援が 受けられず、見込みよりも交付税が入らないので四苦八苦している状況があ ると聞きます。その辺で熊谷市がどういう状況にあるのかお伺いしたいのと、 今後総合振興計画に基づく色んな事業も計画されていくと思いますが、財源 の裏付けを教えていただきたいのです。
市長
併特例債は何でも使えるとは限りません。新しいまちに必要なものはなるべ く合併特例債を使い、後々国から補助金なりがもらえるような借金の仕方を したいと今仕事を進めています。
地方交付税では合併後 10 年間、旧の市町ごとに計算をした合計額を地方交 付税とする制度があります。昨年熊谷市は 34 億円程度の地方交付税でした。 でも熊谷市が一つの市として計算すると大よそ 1 億円となりますので、合併 特例の 10 年間が過ぎると不交付団体になると思っています。
ですから熊谷市も不交付団体になるときが来ますので、今のうちに財政調 整基金という市の貯金をしておこうと今取組んでいます。ただ市の借金もど んどん減っていますし、特定財源もありますので、財源はそんなに心配ない と思っています。
市民
後期高齢者医療関係の通知をいただくのですが、夫婦が健康でいる場合は 1 通出せば良いのではないかと感じております。市長にもその点を考えていた だきたいと思っております。我々にすればむだ遣いだと思っています。 市長
国民健康保険は世帯を単位にしていて、長寿医療制度(後期高齢者医療制 度)は個人を単位にしているという法律の仕組みがありまして、夫婦にそれ ぞれ通知が出ているというのが現実なようです。
それで長寿医療制度(後期高齢者医療制度)は埼玉県で一つの保険者であ り、県内で同じやり方をしていますが相談はしてみましょう。確かにご夫婦 に封筒 1 つで 2 人分入れても済むのですから、工夫する余地があるかもしれ ません。
市民
環境問題の話ですが、20∼30 年前は国道、県道にごみのポイ捨てがありま したが最近は捨てる人がいなくなりました。一方、今農道など生活道路に毎 日のようにポイ捨てごみが捨てられ、えさがあると思ってカラスが道路いっ ぱいに食い散らかしているのです。こうした問題は罰金制度でも取り入れな ければ解決しないと思うのです。すでに東松山市でしたか、罰金制度を取り 入れているまちもあるようですので、熊谷市も考えていただきたいと思って おります。
市長
制は今のところしておりませんし、条例で規制をして罰金をということは今 のところ考えておりません。
しかし確かに農道も含めた市道にごみが捨てられて、それをカラスなどが 食い散らかすと衛生上も良くないので、市報などを通じながら「ごみのポイ 捨てはやめましょう!」というモラルの向上にこれからも取組み、努力して いきたいと思っております。
市民
柿沼と肥塚の国道 17 号バイパスの立体交差部分に右折信号があるのですが、 時間が短くて車 4・5 台しか曲がれないのです。直進はかなり長い時間青信号 になっています。右折ラインくらいの車が曲がれるように時間を長くしても らえればと思うのですが。
市長
国道 17 号バイパス、国道その他の道路も含めて、曲がろうとする人、真っ 直ぐ行こうとする人にとってそれぞれの目的が違い、それぞれが短いと感じ ているのかもしれません。確かに右折帯の時間が短いというのはあるのです が、警察や公安委員会では交通量など基礎的なデータを基に信号機の時間設 定をしていると思いますが、こうした意見があることは話をしておきます。
○ 地域の防犯・防災について 市民
『奈良地区で 7 月 8 日に発生した数人の男性による低周波治療器の売り込 みの事例が紹介され、被害に遭わないよう参加者の間で情報の共有を図るた めの発言がありました。』
市長
市にそういった情報がほかにも入った場合には、防災無線などでも被害に 遭わないように情報提供をしていますので、事例が多いようだったらそんな こともひとつの手段かなと感じながら聞かせていただきました。
コーディネーター
お互いに気をつけたいと思います。そういう話を皆さんが聞いたわけです から、今日のハートフル・ミーティングに来た甲斐があったと思います。
市民
れたため、被害が増えたということを聞いています。まず熊谷市における避 難勧告や避難指示等はどのように考えているのかが 1 点です。奈良周辺は土 砂崩れなどの心配はないと思うのですが、利根川と荒川に囲まれていますの で、万一堤防が切れて水害が発生する可能性もないとは言えません。
それから 2 点目、仮設住宅等をつくる場合、どれくらいの期間がかかるの かをお聞きしたいと思います。
それから奈良地区の緊急避難場所は奈良小・中学校と公園等と言われてい ますが、先ほど 9 カ所で食糧の備蓄をしているとお聞きしたのですが、量と しては何日程度を備蓄しているのかお聞きします。
市長
一昨年の 9 月、台風 9 号が来まして、その時秩父を中心に大変雨が降りま した。その影響で荒川大橋上流部にある水位観測所の数値が、観測至上最も 高くなり、テレビなどでそのことが相当流れましたので、市民の方も大変心 配をしたのです。その時に、いよいよ避難勧告をしなければならないという 判断をして、荒川沿いの各小学校に毛布や避難勧告用宣伝カーの準備をしま したが、結果的に避難勧告は出さずに済んだという経験がございます。
荒川や利根川の管轄は国ですから、国土交通省の各河川事務所との連携を 図りながら避難勧告をするかしないかの判断をして、出すときには事前準備 を万全にした上で出さないと、思わぬ事故につながる恐れがあると考えてい ます。特に夜間の場合、避難所への道路の確保ですとか、信号機もあてにな らないことなどを考えると、避難所に行くために事故が起きるという心配が ありますので、避難勧告を出す時には当然事前に準備をきちっとしなければ なりません。その訓練なども必要ですが、一昨年 9 月に経験していますので、 良い意味での訓練ができたと思っています。
それから仮設住宅の関係ですが、被害の程度にもよりますし、なるべく早 くと言うしかありませんが、仮設住宅が立ち上がるまでには 3 日から 1 週間 くらいかかるでしょうね。
それから、熊谷市の食糧は 4 万 3 千食程度備蓄しています。そのほか災害 発生時には、埼玉県や他県他市から救援物資が輸送されスポーツ文化公園の 陸上競技場などの軒下に種類別にストックされ、そこからまた配ることにな ります。熊谷の場合はそういった面で地域的に恵まれていると思います。
市民
すが、これは車 1 台にひとつとか、誰が乗っても、団体でもとれるのかをお 聞きします。
市民部長
取扱いは警察で行っているのですが、誰でも良いというのではなく、一定 の条件があり、運転者の講習もあります。市では本庁と行政センターに各 1 台、計 4 台の青色回転灯パトロールカーがあり、ドライバーは皆講習を受け ております。ですから一定の条件がある中で許可されます。
市長
専用車になるでしょうね。ですから、普段乗っている車を今日青パトにし ようと青い回転灯を乗せたのではだめなので、ちょっと難しいという気はし ます。特に市では限られた範囲ですが、子ども達の下校時間にあわせて通学 路などを回るようにしています。
市民
先ほどの防犯の関係ですが、色々な訪問販売業者のターゲットになりやす いのが農村部の高齢者であると思います。そこで、市に消費生活相談員さん が常駐しているかと思うのですが、例えば小学校単位で月に 2 回くらい、地 域の公民館等に消費生活相談員さんを待機させていただき、相談できる機会 を設定していただけたらと思っています。
市長
熊谷市では本庁に消費生活相談員が 4 名いて市民相談にあたっています。 ただ限られた人数ですから定期的な派遣ではなく、公民館の高齢者学級やP TAの講習会などに是非講師として使ってほしいと一生懸命お願いしており ます。そういった形で積極的に出ていって、専門家として皆さんが陥りやす い事例などの話をしてもらった方が良いと思っております。
また、二十歳になると契約行為ができますので、騙されないような契約の 仕方とか、立正大学さんにも是非市の消費生活相談員を活用してほしいとい うお話もしています。
申し込んでいただければいつでも講師を派遣しますので、ご理解をいただ ければありがたいと思っています。
市民
市長
現時点で防災ボランティアを募集する計画はないです。考えていく必要も あるのかなとも思うのですが、市では自主防災の方にボランティアとして皆 さんに参加してもらいたいという考えの方が大きいものですから、今一生懸 命お願いをしております。
県の場合は災害が発生する場所が多岐にわたりますので、例えば県南で災 害が起きた場合に、県北のボランティアさんが一緒に行って助けるという意 味での防災ボランティアなので相互応援できますが、市の場合は限られた範 囲なので、皆さんがボランティアで頑張ってもらうことになります。熊谷市 内だと相互応援がしづらいのかなと思います。
○ 市長のまとめ
前回頂戴した貴重なご意見も市政の中に活かしてまいりましたし、今日頂 戴をした色々なアイディアも、どのような形で行政の中で工夫できるのかを 考えていきたいと思っているところであります。
このように市民の皆さんの色々な意見を聞かせていただくことが、現場主 義に徹する最良の方法だと思っております。ですからこれに限らず、市長へ のメールや手紙などの制度もありますので、お話していただきたいと思いま す。今日は教育に関するテーマではありませんでしたが、地元の皆さんには 日ごろから小中学校の運営の中で、大変お世話になっておりますことに対し て心から感謝を申し上げます。いずれにいたしましても、地域の中心は学校 でなければならないと思っています。そうした中、奈良地区の場合は地域に 小学校が一つ、中学校が一つ、公民館もあり、連合自治会も一つなので色々 な面で仕事がしやすいのではないでしょうか。このようにまとまりの良い地 域ですから、これからも学校を中心に学校のことに興味を持ちながら、今ま で以上に子ども達に目を向けていただきたいと思っております。